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まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

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2021-02-04 わたしの叔父さん (Onkel) 天国にちがいない (It Must Be Heaven)
2021-02-02 2021年1月にスクリーンで観た映画
2021-02-02 天空の結婚式 (Puoi baciare lo sposo)  ハッピー・バースデー 家族のいる時間 (Fete de famill)
2021-02-02 どん底作家の人生に幸あれ!(The Personal History of David Copperfield)
2021-01-26 聖なる犯罪者(Boze Cialo) パリの調香師 しあわせの香りを探して(Les parfums)
2021-01-26 キング・オブ・シーヴズ(King of Thieves)
2021-01-19 43年後のアイ・ラヴ・ユー (Remember Me)
2021-01-15 エマの秘密に恋したら (Can You Keep a Secret?)
2021-01-15 ソング・トゥ・ソング (Song to Song)
2020-12-30 2020年12月にスクリーンで観た映画


2021-02-04 わたしの叔父さん (Onkel) 天国にちがいない (It Must Be Heaven)

『わたしの叔父さん (Onkel)』

製作年 2019年
製作国 デンマーク
配給 マジックアワー
監督・脚本
フラレ・ピーダセン
キャスト
クリス/イェデ・スナゴー
叔父さん/ペーダ・ハンセン・テューセン
ヨハネス/オーレ・キャスパセン

凄く寡黙な家庭で、だけど暗黙の了解…と言う感じで黙々と日課をこなして行く。
毎日毎日。
クリスは若くて可愛くて、実は才能もあって…
勿体ない…と周囲も、観客も、思っちゃう。
だけどこの子の献身ぶりは尋常じゃない。
いつも素っ気ないし、違う道に揺らいだりするのに、何よりおじさんが大事。

今、おじさんは身体が不自由だけど、その前は、倒れてあんな身体なる前は、学校行きながら、農業の手伝いをしながら、将来の夢とかも有ったんだろう。
それが、おじさんが倒れて、全てが一変したんだろうな。
だけどその生活を受け入れたのは、きっと、過去にひとりぼっちになったクリスを、当然のように手を差し伸べ、受け入れてくれたからなんだろうな…


『天国にちがいない (It Must Be Heaven)』

製作年 2019年
製作国 フランス・カタール・ドイツ・カナダ・トルコ・パレスチナ合作
配給 アルバトロス・フィルム、クロックワークス
監督 脚本
エリア・スレイマン
キャスト
エリア・スレイマン
ガエル・ガルシア・ベルナル

自作の映画を引っ提げて、売り込みの為にパリ、ニューヨークを旅するスレイマン監督が、とぼけていて、何だか凄くほのぼのする。
彼の目には、異国の文化や人人が、こんな風に興味深く映るんだなぁ。

…でも、道で声を掛けて来た日本人の二人連れの堅苦しい感じや、日本英語な感じが一番funnyだったな。
ひく位堅苦しいんだろうな…
立居振る舞いと相まって。

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2021-02-02 2021年1月にスクリーンで観た映画

2021年1月にスクリーンで観た映画


○天空の結婚式 (Puoi baciare lo sposo)  
 ハッピー・バースデー 家族のいる時間 (Fete de famill)
○どん底作家の人生に幸あれ!(The Personal History of David Copperfield)
◎聖なる犯罪者(Boze Cialo)
 パリの調香師 しあわせの香りを探して(Les parfums)
 キング・オブ・シーヴズ(King of Thieves)
 43年後のアイ・ラヴ・ユー (Remember Me)
 エマの秘密に恋したら (Can You Keep a Secret?)
 ソング・トゥ・ソング (Song to Song)

9本でした。
再度の緊急事態宣言で、公開延期になった映画も有りましたね。

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2021-02-02 天空の結婚式 (Puoi baciare lo sposo)  ハッピー・バースデー 家族のいる時間 (Fete de famill)

『天空の結婚式 (Puoi baciare lo sposo)』

製作年 2018年
製作国 イタリア
配給 ミモザフィルムズ
監督
アレッサンドロ・ジェノベージ
脚本
アレッサンドロ・ジェノベージ
ジョバンニ・ボニェッティ
キャスト
アントニオ/クリスティアーノ・カッカモ
パオロ/サルバトーレ・エスポジト
アンナ/モニカ・グェリトーレ
ロベルト/ディエゴ・アバタントゥオーノ
エンツォ・ミッチョ/エンツォ・ミッチョ(本人役)

愛してるって言えない彼。
ミュージカルはゲイがやるもの。
全部ラストのあのシーンをやりたいがための伏線か⁉︎

ゲイのロマンティック結婚式のメッカとして栄える…って良い話的にも作れる物語に仕上がってるのに、ストーリー性ぶち壊す潔さ嫌いじゃない。

舞台の映画化らしいラスト。

お母さんのついに来たか…って表情と、腹括ってその時に備えて妄想して来たことを実行すると決めた過程が凄く良く演出されてた。

『ハッピー・バースデー 家族のいる時間 (Fete de famill)』

製作年 2019年
製作国 フランス
配給 彩プロ、東京テアトル、STAR CHANNEL MOVIES
監督 セドリック・カーン
脚本
セドリック・カーン
ファニ・ブルディノ
サミュエル・ドゥ
キャスト
アンドレア/カトリーヌ・ドヌーブ
クレール/エマニュエル・ベルコ
ロマン/バンサン・マケーニュ
ヴァンサン/セドリック・カーン


大人になった家族が勢揃いしてごたごた…って映画は沢山あるけど、大体ロクな事が起きないよね。国問わず。
Catherine Deneuveはその手の作品近年多い気がする。

私も実家に揃ったらそうなる自信ある。それでも集まりたくなる不思議。

しかし、コレは辛い。我が子が痛々しいの辛い…

母は私を何も理解して居ない…と思うけど、そうか、母親は、優秀さも駄目な所も全部受け入れちゃうから、理解して無いんだ…
順調でも心配するし、しょうもない注意してうるさがられる生き物だよね…

凄くリアルに辛い気持ちになる映画だったなぁ。

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2021-02-02 どん底作家の人生に幸あれ!(The Personal History of David Copperfield)

『どん底作家の人生に幸あれ!(The Personal History of David Copperfield)』

製作年 2019年
製作国 イギリス・アメリカ合作
配給 ギャガ
監督
アーマンド・イアヌッチ
原作
チャールズ・ディケンズ
脚本
アーマンド・イアヌッチ
サイモン・ブラックウェル
キャスト
デイヴィッド・コパフィールド/デブ・パテル
スティアフォース/アナイリン・バーナード
ミスター・ミコーバー/ピーター・キャパルディ
クララ・コパフィールド/トーラ・スペンロー/モーフィッド・クラーク
ベゴティ/デイジー・メイ・クーパー
アグネス/ロザリンド・エリーザー
ミスター・ディック/ヒュー・ローリー
ベッツイ・トロットウッド/ティルダ・スウィントン
ユライア・ヒープ/ベン・ウィショー
ミスター・ウィックフィールド/ベネディクト・ウォン

流石ディケンズの原作だから、登場人物の設定がブレずにしっかりしているなぁ。
腐っても名門…な方々がしゃんとして居て好き。特にTildaが演じる叔母さん。

奇想天外で展開も上手い。クセがあって印象に残る人たち。
そんな中デイヴィッドが出会ったドーラは、個性的ではあるんだけど、彼の人生に確かに居たんだけど、執筆の段階で、私は物語のその場に相応しくないわ…って自分で気が付いちゃう。
それでも手伝いたかったのに、凄く悲しいなぁ…
母に似ていて惹かれた…を分かりやすく表現している。

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2021-01-26 聖なる犯罪者(Boze Cialo) パリの調香師 しあわせの香りを探して(Les parfums)

『聖なる犯罪者(Boze Cialo)』

製作年 2019年
製作国 ポーランド・フランス合作
配給 ハーク
監督 ヤン・コマサ
脚本 マテウシュ・パツェビチュ
キャスト
ダニエル/バルトシュ・ビィエレニア
リディア/アレクサンドラ・コニェチュナ
マルタ/エリーザ・リチェムブル

久しぶりに、凄く緊張感のある映画。
制服が全ての免罪符になるような、存在なんだなぁ。司祭って。
観ていてちょっとディア・ドクターって邦画を思い出した。
本物、偽物って何だろう。
確かに救われた人がそこに居るのに。

資格って、後から出来たもので、分かりやすく整理するための物?
ちょっと分からなくなる。

ラストは、どうなるのか…
衝撃的展開では有った。


『パリの調香師 しあわせの香りを探して(Les parfums)』

製作年 2019年
製作国 フランス
配給 アットエンタテインメント
監督 脚本 グレゴリー・マーニュ
キャスト
アンヌ・ヴァルベルグ/エマニュエル・ドゥボス
ギヨーム・ファーヴル/グレゴリー・モンテル

これは凄く分かりやすく面白い。

凄く繊細で特殊な才能を持っているアンヌの人付き合いの下手さ。対照的に人に従事しながら臆さないギヨーム。
全く異なるものの、問題を抱えて居る同士。
王道だけど、職業が興味深い。
身近にありながら、あまり知る事のないスペシャリストだから。
自分の臭覚しか信じられない世界にいる彼女の、人付き合いの下手さを嘆くシーンが好きだ。
私がおどけても皆こうなる!って。

全く違った2人が出会って、良い方向に化学反応が起きる。
そう言う王道映画の新しい成功例。

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2021-01-26 キング・オブ・シーヴズ(King of Thieves)

『キング・オブ・シーヴズ(King of Thieves)』

製作年 2018年
製作国 イギリス
配給 キノフィルムズ
監督 ジェームズ・マーシュ
脚本 ジョー・ペンホール
キャスト
ブライアン・リーダー/マイケル・ケイン
テリー・パーキンス/ジム・ブロードベント
ジョン・ケニー・コリンズ/トム・コートネイ
バジル/チャーリー・コックス
カール・ウッド/ポール・ホワイトハウス
ビリー・ザ・フィッシュ・リンカーン/マイケル・ガンボン
ダニー・ジョーンズ/レイ・ウィンストン

実際に有った事件らしいです。

これは、ローテクで狡猾な自身を過信している老人窃盗団を、気弱で無力なふりをした若者が利用する話。

顔も隠さず無防備な彼らは、今時の犯罪じゃあり得ないもの。
変装をからかわれながら、ずっと心の中で舌出してたのかな。現在に至るまで。

老人の老人らしい演技が冴えてます。

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2021-01-19 43年後のアイ・ラヴ・ユー (Remember Me)

『43年後のアイ・ラヴ・ユー (Remember Me)』

製作年 2019年
製作国 スペイン・アメリカ・フランス合作
配給 松竹
監督 マルティン・ロセテ
脚本 マルティン・ロセテ ラファ・ルッソ
キャスト
クロード/ブルース・ダーン
リリィ/カロリーヌ・シオル
シェーン/ブライアン・コックス

御伽噺だねぇ。
アルツハイマーって、そんなに楽天的な病気じゃない。
確かに、時に思い出すこともあるよ。
だけど次の瞬間分からなくなってしまう。
一度思い出したから、分かるようになる訳じゃない。
毎日会うから懐く訳じゃない。
だから、残酷なんだよね…

だから、御伽噺だよね。

男側からしたらロマンティックかもだけど。

老いたら、嘗ての恋敵にも寛大になれるのか…
随分ロマンティストな男性陣だ。

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2021-01-15 エマの秘密に恋したら (Can You Keep a Secret?)

『エマの秘密に恋したら (Can You Keep a Secret?)』

製作年 2019年
製作国 アメリカ
配給 イオンエンターテイメント
監督 イリース・デュラン
原作 ソフィー・キンセラ
脚本 ピーター・ハッチングス
キャスト
アレクサンドラ・ダダリオ
タイラー・ホークリン
スニータ・マニ
デビッド・イーバート
キミコ・グレン
ラバーン・コックス

苦手な飛行機で、恐怖を感じる事なく過ごせたら、ちょっと気持ち揺らいじゃうのは有りそうではある。
あんなに秘密暴露されたらそりゃ興味持つかな。

でも、あの暴露は、本格的にやっちゃいかん!
あの女史は兎も角、一斉に笑う他の連中にも腹が立つ。
最低の職場環境じゃない。
ちょっと強烈なキャラの上司だけが救いだけど。

展開的には王道な感じ。

先頭 表紙

2021-01-15 ソング・トゥ・ソング (Song to Song)

『ソング・トゥ・ソング (Song to Song)』

製作年 2017年
製作国 アメリカ
配給 AMGエンタテインメント
監督 脚本 テレンス・マリック
キャスト
クック/マイケル・ファスベンダー
BV/ライアン・ゴズリング
フェイ/ルーニー・マーラ
ロンダ/ナタリー・ポートマン
アマンダ/ケイト・ブランシェット


大物音楽プロデューサーとミュージシャン等の退廃的な物語なんだけど、リッキー・リー、イギー・ポップ、パティ・スミス、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ等がフェスで演ったり、音楽の魅力語ったりする所が良い。
古いギターは鳴らす音を知っている。1コードで奏でる……って歌い出すシーンとか、格好良い!

簡単に言えば、自分は人とは違う…と酔いしれている彼らが、周囲を傷付け、相手を傷付け、回り道して、後悔して、平凡が1番…ってなる話なんだけど、Terrence Malick監督だから、いちいちフワっと間で語る感じ。
ブーケの渡し方とか、水溜りの波紋とか、押し倒し方とか、人間の動きよりそこにある空気を映す感じで、綺麗。

Cate Blanchettに、切れて散らばったネックレスのパールを拾わせるなんて、けしからん‼︎って思うくらい、惨めに感じる事象を良くご存知です。

先頭 表紙

2020-12-30 2020年12月にスクリーンで観た映画

2020年12月にスクリーンで観た映画

12月は17本でした。
結果、2020年スクリーンで観た映画数は、116本。


 また、あなたとブッククラブで (Book Club)
 この世界に残されて (Akik maradtak)
 声優夫婦の甘くない生活 (Golden Voices)
 ワンダーウーマン 1984 (Wonder Woman 1984)
 ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え! (Bill & Ted Face the Music)
 ニューヨーク 親切なロシア料理店 (The Kindness of Strangers)
 ネクスト・ドリーム ふたりで叶える夢 (The High Note)
 パリのどこかで、あなたと (Deux moi)
○ザ・プロム (The Prom)
○100日間のシンプルライフ (100 Dinge)
 ノッティングヒルの洋菓子店 (Love Sarah)
○アーニャは、きっと来る (Waiting for Anya)
 燃ゆる女の肖像 (原題 Portrait de la jeune fille en feu)
 魔女がいっぱい (原題 The Witches)
 ホモ・サピエンスの涙 (About Endlessness)
○ヒルビリー・エレジー郷愁の哀歌 (Hillbilly Elegy)
 Mankマンク(Mank)

先頭 表紙


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