himajin top
まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2019-07-12 ブロードウェイ版「ロミオとジュリエット」 (原題 ROMEO AND JULIET)
2019-07-11 ワイルドライフ (原題 WILDLIFE)
2019-07-11 ペトラは静かに対峙する (原題 PETRA)  Girl/ガール (原題 GIRL)  ピアッシング (原題 PIERCING)
2019-07-10 家族にサルーテ!イスキア島は大騒動 (原題 A CASA TUTTI BENE) 世界の涯ての鼓動 (原題 SUBMERGENCE)
2019-07-05 スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム (原題 SPIDER-MAN: FAR FROM HOME)
2019-07-04 ジョナサン -ふたつの顔の男- (原題 JONATHAN)
2019-07-02 COLD WAR あの歌、2つの心 (原題 ZIMNA WOJNA) ニューヨーク 最高の訳あり物件 (原題 FORGET ABOUT NICK)
2019-06-28 2019年6月にスクリーンで観た映画
2019-06-26 パピヨン (原題 PAPILLON)
2019-06-25 アマンダと僕 (原題 AMANDA)  X-MEN: ダーク・フェニックス (原題 X-MEN: DARK PHOENIX)


2019-07-12 ブロードウェイ版「ロミオとジュリエット」 (原題 ROMEO AND JULIET)

『ブロードウェイ版「ロミオとジュリエット」 (原題 ROMEO AND JULIET)』

製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 松竹
映画監督 ドン・ロイ・キング
舞台監督 クリステン・ハリス
原作 ウィリアム・シェイクスピア
キャスト
Romeo/オーランド・ブルーム
Juliet/コンドラ・ラシャド


いつも思うけど、ロミオとジュリエットって出会って数時間で結婚するのよね‥
イタリア人って怖いわ。

シェイクスピア物って、時代を現代にしても、セリフの言い回しは原作のままだったりするから、いつも違和感が・・そこは変えられない物なのかなぁ。
今作は白人と黒人の諍い・・って言う背景。
親同士・・って言うより取り巻き達がいがみ合っている感じ。
特にロミオの友人はちょっとお馬鹿過ぎないか?

Orlandoはその麗しさをひけらして居れば良い役なので、兎も角、相手の女の子がごつかった。可愛らしいお嬢様って感じじゃないので、何か感情移入できなかったな。
ばあやが存在感有ったね。

あと、Orlandoはロミオよりパリスってイメージ。まぁ、TROYで、パリス役やったからって言うのも有るけど。
脇を固めている人たちのベテラン感が強かったね。


でも、Orlandoが楽しそうだったから良いや。
これを日本のシアターで観られるとは思わなかったし。

先頭 表紙

2019-07-11 ワイルドライフ (原題 WILDLIFE)

『ワイルドライフ (原題 WILDLIFE)』

製作年 2018年
製作国 アメリカ
配給 キノフィルムズ
監督 ポール・ダノ
脚本 ポール・ダノ 、 ゾーイ・カザン
キャスト
Jeanette Brinson/キャリー・マリガン
Jerry Brinson/ジェイク・ギレンホール
Joe Brinson/エド・オクセンボールド
Warren Miller/ビル・キャンプ


Paul Dano監督、やるなぁ・・。
最初ママの行動は不可解で、凄く弱く狡く思えた。
思春期の息子を前に。本当に愚かで病的に思える。
夕食会での彼女は、本当に醜い。

だけど、彼女が欲していた物はそうじゃ無い。

きっと、華やかな学生時代だった。ゴルフの才能の有る夫と、美人で知的な妻。華やかな幸せを信じていたはず。
何度も失望しながら夫を支えて来た。
だけど、こんな筈じゃ無かった・・と言う思いに負けたんだよね。
女は、結婚して子供を産んで、色々な物を諦めて生きて来た。
今はまだマシになっているけど、当時は。

やりたい事が有ったはず。いつか戻れるかも・・と思いながら月日だけが過ぎて行き、夫はそんな思いを想像することも無い。
家で、子どもを育て大人しく待っていると思っている。
毎日、世界が狭まり、少しづつ首を絞められているような苦しみ。
それに気が付いてしまったんだと思う。

そして、あの老人は、そう言う女たちに援助してくれるんだよね。愛の真似事の見返りに。
言ったら汚い大人だけど、ジョーには酷だし理解出来ないだろうけど。

寂しくても、ジャネットはやっと自分の人生を生きていると感じられているんだろう。

そんな両親を連れてカメラの前に座るジョー。自分のそんな家族を受け入れて生きるんだな。強いな。

ジョーは14歳にしてはおっさんくさい位なんだけど。良い子過ぎて可哀想。

ちょっとね、Antonが演じそうな役だったよね。

先頭 表紙

2019-07-11 ペトラは静かに対峙する (原題 PETRA)  Girl/ガール (原題 GIRL)  ピアッシング (原題 PIERCING)

『ペトラは静かに対峙する (原題 PETRA)』

製作年 2018年
製作国 スペイン=フランス=デンマーク
配給 サンリス
監督 脚本 ハイメ・ロサレス
キャスト
Petra/バルバラ・レニー
Lucas/アレックス・ブレンデミュール
Jaume/ジョアン・ボテイ
Marisa/マリサ・パレデス

ジャウメの非道さは凄いな‥
嘘も告白も、良心の呵責とかでは無く、相手が一番ダメージを持つ所に持って来る・・と言う鬼畜さ。

そう言う意味では、冷静に行動して目的を果たした彼は一枚上手だったな。

あの夫婦関係はある意味潔くて嫌いじゃないけど、かと言って奥様は自由だった訳じゃないんだ‥
どんな仕打ちを受けるか解らないから言えなかったのか。それにしたって、もうちょっと早く言ってくれれば・・って思わずにはいられない。
それとも、実は知っていたからこそのあの仕打ちだったのか‥

景色は素敵で、塗りつぶされる肖像画が印象的で、第二章から始まる入り乱れた章展開が計算されていて振り回される。


『Girl/ガール (原題 GIRL)』

製作年 2018年
製作国 ベルギー
配給 クロックワークス=STAR CHANNEL MOVIES
監督 ルーカス・ドン
脚本 ルーカス・ドン 、 アンジェロ・ティヒセン
キャスト
ララ/ビクトール・ポルスター
マティアス/アリエ・ワルトアルテ
ミロ/オリバー・ボダル
ルイス/ティヒメン・フーファールツ

トランスジェンダーの少女ララを演じた男の子が、凄かった。
もう、冒頭シーンの弟と戯れるシーンがね、凄い透明感が有って、あんなの、姉弟にしか見えないじゃん。

期待に笑みをこぼしたり、不安に揺れたり、静かに傷ついたり、辛い時ほど笑顔の仮面を被るララが痛々しくて、作中何度も、お願いだから大丈夫って言わないで・・と思った。
安全や、健康面や、精神面を優先するドクターたち。頼もしいの。優しいの
。でも、違うんだ。日々が辛い。女の子になりたい。今直ぐに正しい体になりたい。
もどかしくてもどかしくて、でも良い子で。
そんな演技が本当に上手くて、辛い。
女の子として扱っているんだから、文句ないでしょ。って周囲の態度にも腹が立つ。
凄く頑張って理解を示してきたパパには、受け止めきれていなかった事実は辛いだろうけどね。

女には解らないけど、凄い決意だと思う。

『ピアッシング (原題 PIERCING)』

製作年 2018年
製作国 アメリカ
配給 パルコ
監督 脚本 ニコラス・ペッシェ
原作 村上龍
キャスト
Reed/クリストファー・アボット
Jackie/ミア・ワシコウスカ
Mona/ライア・コスタ

いや、あれ、自殺願望かな?
ただのヤバい性癖を持つ危ない女だと思う。
サイコスリラーと言うより、コメディだなぁ。
凄く真面目に計画を立てているようで、ぬるい。
電話の指紋を拭く意味とか良く分からないし。
時代的には公衆電話を使う時代だけれど、家に電話したんだから通話記録とかは調べられるんじゃないの?
手袋している訳じゃないから、指紋も残りまくっていると思うし。
なのにすっごく真面目な顔してやっている所が笑える。

あんな危ない女の子の事そう簡単に信じちゃ駄目よね。危険な人間は自分だけじゃないんだから。

殺人衝動を持つ男の話としては、私はKevin CostnerのMr.ブルックス 完璧なる殺人鬼が好きだな。

先頭 表紙

2019-07-10 家族にサルーテ!イスキア島は大騒動 (原題 A CASA TUTTI BENE) 世界の涯ての鼓動 (原題 SUBMERGENCE)

『家族にサルーテ!イスキア島は大騒動 (原題 A CASA TUTTI BENE)』

製作年 2018年
製作国 イタリア
配給 アルバトロス・フィルム=ドマ
監督 ガブリエレ・ムッチーノ
脚本 ガブリエレ・ムッチーノ 、 パオロ・コステッラ
キャスト
Paolo/ステファノ・アコルシ
Ginevra/カロリーナ・クレシェンティーニ
Isabella/エレナ・クッチ
Carlo/ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ
Beatrice/クラウディア・ジェリーニ
Sandro/マッシモ・ギーニ
Sara/サブリナ・インパッチャトーレ
Pietro/イヴァノ・マレスコッティ
Luana/ジュリア・ミケリーニ
Maria/サンドラ・ミーロ
Diego/ジャンパオロ・モレッリ
Alba/ステファニア・サンドレッリ
Elettra/ヴァレリア・ソラリーノ
Riccardo/ジャンマルコ・トニャッツィ

天候不良でフェリーが欠航なんて、島暮らしなら当然想定するべき事態じゃない?
私孤島で産まれ育ったから、帰郷する時は職場に、船が欠航したら出勤出来ないので、連絡します。と言ってから帰りますよ。
女を見たら口説くのが礼儀・・と考えているイメージなイタリア人。それは、イタリア人女性の忍耐の上で成り立っていたんだなぁ‥と実感した。
そりゃあそうだよな‥それと同時に、妻も恋人も常に口説かれて居る事を忘れちゃいけないんだな。

どこの家族も集まれば確執も有るし、私は自分の家族が集まるのやはり一日で限界だし、向こうの家なんて、それこそ居場所ないし。エレットラに近いな。

恋に育ちつつある思いや、受け入れ目をつぶる覚悟や、やっと見つけた愛を守りたい気持ちや、皆それぞれなんだけど、感情的になってグチャグチャ。
あるある・・って思いながら観ちゃいます。ママは、自分が目をつぶり、耐えて築いた家族全てを、幸せの証として愛したいんだろうけど。
やっぱりね、永遠の愛なんて信じられないんです。皆、あの子たちみたいに最初は愛に溢れていたはずだからね‥


『世界の涯ての鼓動 (原題 SUBMERGENCE)』

製作年 2017年
製作国 アメリカ=フランス=スペイン
配給 キノフィルムズ/木下グループ
監督 ヴィム・ヴェンダース
脚本 エリン・ディグナム
キャスト
ジェームズ・モア/ジェームズ・マカヴォイ
ダニー・フリンダーズ/アリシア・ヴィキャンデル
ドクター・シャディッド/アレクサンダー・シディグ
サム/ケリン・ジョーンズ
サイーフ/レダ・カテブ
アミール・ユスフ・アル=アフガニ/アキームシェイディ・モハメド


Wim Wenders監督作との出会いは、ベルリン・天使の詩。
あの作品の、息をのむような、それでいて静かな衝撃は忘れられない。

今作は世界は違うのだけれど、同じ空気を感じさせる。
台詞は多くない。だけど、一つ一つがそれぞれの心に深く刻まれる。
言葉・・と言う物の力を感じさせる。ハッとし、思い出し、変わる表情。台詞じゃ無く、それによる表情で多くを物語る作風。
美しくて、スクリーンから目を離す事が出来ない。

主演のJames McAvoyはWimbledonから注目した俳優だけど、本気の勝負に挑む前のヒロインの行動が一緒で意外な共通点。
顔の表情だけで感情を伝えられる良い俳優に育ったなぁ。

ハラハラするのだけれど、運命を受け入れる気持ちにもさせる。うん。呑まれているんだな。終始、あの海に。

先頭 表紙

2019-07-05 スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム (原題 SPIDER-MAN: FAR FROM HOME)

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム (原題 SPIDER-MAN: FAR FROM HOME)』

製作年 2019年
製作国 アメリカ
配給 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
監督 ジョン・ワッツ
マーベル・コミック・ブック原作/スタン・リー 、 スティーヴ・ディッコ
脚本 クリス・マッケナ 、 エリック・ソマーズ
キャスト
Peter Parker / Spider-Man/トム・ホランド
Nick Fury/サミュエル・L・ジャクソン
Michelle Jones/ゼンデイヤ
Maria Hill/コビー・スマルダーズ
Happy Hogan/ジョン・ファヴロー
Ned/ジェイコブ・バタロン
Mr. Harrington/マーティン・スター
May Parker/マリサ・トメイ
Quentin Beck / Mysterio/ジェイク・ギレンホール

ヒーローを失った世界で、悲しみと重圧に耐えるには、高校生と言う年齢は若いわよね。
恋だってしたい。
そんな時都合よく現れた、新ヒーロー。全てを託したくなるわよね。
味方も敵も、化かし合いの化かし合い。
皆嫌な事忘れて、休みたいのかもね。

それにしたって、高校生相手に大人げないなぁ。

そんな中で、変わらないメイおばさんの甥っ子愛が好きです。

先頭 表紙

2019-07-04 ジョナサン -ふたつの顔の男- (原題 JONATHAN)

『ジョナサン -ふたつの顔の男- (原題 JONATHAN)』

製作年 2018年
製作国 アメリカ
配給 プレシディオ
監督 ビル・オリバー
キャスト
Jonathan / John/アンセル・エルゴート
Elena/スーキー・ウォーターハウス
Ross Craine/マット・ボマー
Dr. Mina Nariman/パトリシア・クラークソン

何時だって、均等の取れた世界を壊すのは、色恋だな。
怖くて怖くて堪らなかったのは、ルールを作ってそこからはみ出さないように生きていたジョナサンの方だった。
ずっとジョナサン目線でしか描かれていなかったから生きる恐怖。
その辺が切なくて、怖くて、深い。
ラストに出会って巻き込まれた彼のキャラが良いなぁ‥

多重人格の描き方も、随分変化して来たわよね。

Ansel Elgortが、二人の人格を繊細に演じ分けていた。

先頭 表紙

2019-07-02 COLD WAR あの歌、2つの心 (原題 ZIMNA WOJNA) ニューヨーク 最高の訳あり物件 (原題 FORGET ABOUT NICK)

『COLD WAR あの歌、2つの心 (原題 ZIMNA WOJNA)』

製作年/2018年
製作国/ポーランド=イギリス=フランス
配給/キノフィルムズ/木下グループ
監督/パヴェウ・パヴリコフスキ
脚本/パヴェウ・パヴリコフスキ 、 ヤナッシュ・クヲウァツキ
キャスト
Zula/ヨアンナ・クーリグ
Wiktor/トマシュ・コット
Irena/アガタ・クレシャ
Kaczmarek/ボリス・シィツ
Juliette/ジャンヌ・バリバール
Michel/セドリック・カーン

ズーラは小悪魔よねぇ。
そしてどんどん綺麗になる。
夢に対して現実的で、恋よりも現実を取る強さが有る。後悔したかもしれないけれど。

運命が有るとしたら、こういう、離れても離れてもまた引き寄せあうものなのかも知れない。


モノクロ映像で印象的な歌やダンスと共に、さっくり進んで行く。苦手な人は苦手かも知れない。


『ニューヨーク 最高の訳あり物件 (原題 FORGET ABOUT NICK)』

製作年 2017年
製作国 ドイツ
配給 ギャガ
監督 マルガレーテ・フォン・トロッタ
脚本 パメラ・カッツ
キャスト
Jade/イングリッド・ボルゾ・ベルダル
Maria/カッチャ・リーマン
Nick/ハルク・ビルギナー
Whit/フレドリック・ワーグナー


本当に、恋ってやつは。
冷静に見たら最低のクズ男に最低の事をされているのに、帰って来るのを待つなんて。何それ。って思う。
でも、ラストのあの顔を見たら、彼女は、本当にあの男が良いんだなぁ‥と思うわ。要らないって言われても縋りつくのが本物の愛なのかなぁ‥

女の賞味期限は40歳。とばかりに妻を取り換える男。いつまでも若いと思うなよ?

子供を産んで育て、職歴も無くて、今、何も出来ない自分に呆然としている50歳の前妻と、デザイナーとしてのブランド確立に向けての難題に傷付きながら心血注ぐ格好良い40歳の女。
どっちにも感情移入しちゃうんだけど。そして自由恋愛の二十歳そこそこの女。
ダメ男だけど、女の趣味は悪くないんだよね。

ジェイドの、仕事をしている時の格好良さは惚れるね。

ラストの一言は、笑った。そう来たか!って、マリアと一緒にね。

先頭 表紙

2019-06-28 2019年6月にスクリーンで観た映画

2019年6月にスクリーンで観た映画


13本でした。少ないねぇ。今月は、もう、心がノラなかった。沢山見逃した。足りないから、来月頑張らないとだわ。

パピヨン (原題 PAPILLON)
アマンダと僕 (原題 AMANDA)
X-MEN: ダーク・フェニックス (原題 X-MEN: DARK PHOENIX)
メン・イン・ブラック:インターナショナル (原題 MEN IN BLACK INTERNATIONAL)
メモリーズ・オブ・サマー (原題 WSPOMNIENIE LATA)
さよなら、退屈なレオニー (原題 LA DISPARITION DES LUCIOLES)
ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた (原題 HEARTS BEAT LOUD)
ガラスの城の約束 (原題 THE GLASS CASTLE)
パリの家族たち (原題 LA FÊTE DES MÈRES)
オンネリとアンネリとひみつのさくせん (原題 ONNELI, ANNELI JA SALAPERÄINEN MUUKALAINEN)
誰もがそれを知っている (原題 TODOS LO SABEN)
アラジン (原題 ALADDIN)
ゲキ×シネ「髑髏城の七人 Season鳥」

2019年小計は100本。何てキリが良い・・

先頭 表紙

2019-06-26 パピヨン (原題 PAPILLON)

『パピヨン (原題 PAPILLON)』


製作年 2017年
製作国 アメリカ=セルビア=モンテネグロ=マルタ
配給 トランスフォーマー
監督 マイケル・ノアー
脚本 アーロン・グジコウスキ
キャスト
Henri Charrière ('Papillon')/チャーリー・ハナム
Louis Dega/ラミ・マレック
Masked Breton/トミー・フラナガン
Nennete/イヴ・ヒューソン
Celier/ローラン・モラー
Warden Barrot/ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン

刑務所、脱獄物は沢山有るし、スマートさを売りにする物も多いけど、これは真逆で、これ以上いたら駄目になる・・としか思えない過酷な中。
復讐を願う訳じゃ無く、誰かが待っている訳でも無く、何を思ってあそこまで強くなれたんだろう・・
友情・・何て綺麗事言うのは簡単だけど。

無実だからこそ、自分を信じられたのかな。

それとも、孤島の監獄は、彼にとってこじ開けたい鍵だったのかな・・

兎に角、運が良くないと実現出来ない脱獄。そう考えると、最初の出会いから、彼は運が良かった。
そして強くなれた。
まぁ、ハメられて無実の罪被った時点で運は最悪なんだけど、その分その後が良かったのかな。まぁ、運を活かせたのは、殺さない・・と言う信条と、判断力だからね。

絶望的で、息苦しいけど、再会シーンから脱獄までが素敵でした。

先頭 表紙

2019-06-25 アマンダと僕 (原題 AMANDA)  X-MEN: ダーク・フェニックス (原題 X-MEN: DARK PHOENIX)

『アマンダと僕 (原題 AMANDA)』

製作年 2018年
製作国 フランス
配給 ビターズ・エンド
監督 脚本 ミカエル・アース
キャスト
ダヴィッド/ヴァンサン・ラコスト
アマンダ/イゾール・ミュルトゥリエ
レナ/ステイシー・マーティン
サンドリーヌ/オフェリア・コルブ
モード/マリアンヌ・バスレー
アクセル/ジョナタン・コーエン
アリソン/グレタ・スカッキ

ちょっと、gifted/ギフテッドを思い出した。アマンダは別に天才少女じゃないんだけど。
ダヴィッドは頑張っているし好青年だけど、エリートじゃない。仕事は便利屋。それはぞれで良いんだけど、きっとテニスで挫折したからじゃないかと思うんだよね。
サンドリーヌはそんな彼をもう一度やる気にさせたいと気に掛けていたんだよね。

gifted/ギフテッドの叔父さんも天才な自分を捨てて生きていたからね。

姉弟二人きり。母娘二人きり。二人にとってかけがえのない姉であり母親。あの失い方は辛い。そんな展開は予想出来ないので、衝撃だった。
皆が呆然としているのが良く分かる。

悲しみは小さくはならない。持ち運びやすくなるだけ。と言われた事が有る。凄く納得だった。そして、時々急に襲ってくることも有る。ふとしたきっかけで。
その時々にちゃんと哀しみながら、立ち直って行く。それが丁寧に描かれていた。アマンダは、あのテニスプレイヤーを忘れられないだろうな‥


『X-MEN: ダーク・フェニックス (原題 X-MEN: DARK PHOENIX)』

製作年 2018年
製作国 アメリカ
配給 20世紀フォックス映画
監督 脚本 サイモン・キンバーグ
製作 サイモン・キンバーグ 、 ハッチ・パーカー 、 ローレン・シュラー・ドナー 、 トッド・ハロウェル
キャスト
Jean Grey / Phoenix/ソフィー・ターナー
Professor Charles Xavier/ジェームズ・マカヴォイ
Erik Lehnsherr / Magneto/マイケル・ファスベンダー
Raven / Mystique/ジェニファー・ローレンス

ウルヴァリンて、本当に野暮だったんだな‥と思う位ジーンとスコットは試練を乗り越えて来ているんだなぁ‥
後に頼もしく成長するX-MENたちが、青臭く恋に苦しんだり、進む道を思い悩んだりしている。


チャールズとエリックもあんなに親友っぽい時間が有ったんだなぁ‥と思うと感慨深い。

先頭 表紙


[次の10件を表示] (総目次)