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まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

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2019-08-20 永遠に僕のもの (原題 EL ÁNGEL)  HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ (原題 HOT SUMMER NIGHTS)
2019-08-19 ライオン・キング (原題 THE LION KING) ワイルド・スピード/スーパーコンボ (原題 FAST & FURIOUS PRESENTS: HOBBS & SHAW)
2019-08-15 風をつかまえた少年 (原題 THE BOY WHO HARNESSED THE WIND)
2019-08-09 トム・オブ・フィンランド (原題 TOM OF FINLAND)
2019-08-07 クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅 (原題 THE EXTRAORDINARY JOURNEY OF THE FAKIR)
2019-08-01 シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢 (原題 LE GRAND BAIN)
2019-07-31 2019年7月にスクリーンで観た映画
2019-07-28 復讐の十字架 (原題 ROMANS)
2019-07-26 存在のない子供たち (原題 CAPHARNAÜM/کفرناحوم)
2019-07-25 マーウェン (原題 WELCOME TO MARWEN)


2019-08-20 永遠に僕のもの (原題 EL ÁNGEL)  HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ (原題 HOT SUMMER NIGHTS)

『永遠に僕のもの (原題 EL ÁNGEL)』

製作年 2018年
製作国 アルゼンチン=スペイン
配給 ギャガ
監督 ルイス・オルテガ
脚本 ルイス・オルテガ 、 ロドルフォ・パラシオス 、 セルヒオ・オルギン
キャスト
カルリートス/ロレンソ・フェロ
ラモン/チノ・ダリン
ホセ/ダニエル・ファネゴ
オーロラ/セシリア・ロス
ヘクター/ルイス・ニェッコ



道徳心も罪悪感も無いピュアな破綻者が、改善の余地のある普通の悪人な青年を、懐の中から破滅させる。怖いお話。
コントロール出来ると思っていたんだろうけど。思った以上に嫉妬深くて危険だった。
気に入られたのが運のつき。関わってはいけない相手だったね。
でも、両親やGFに対しては、建前を尊重して普通に接している。そこが更に怖いわ。

2人の微妙な距離感が良いし、本当に魅惑的な表情する。あそこで終わらすラストも良い。


Lorenzo Ferroは、とんでもなくこの役にはまっている。早く他の役はどう演じるのか見たいな。


『HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ (原題 HOT SUMMER NIGHTS)』

製作年 2018年
製作国 アメリカ
配給 ハピネット(配給協力:コピアポア・フィルム)
監督 脚本 イライジャ・バイナム
キャスト
Daniel/ィモシー・シャラメ
McKayla/マイカ・モンロー
Hunter/アレックス・ロー
Shep/ウィリアム・フィクナー

良くも悪くも噂の絶えないハンターとマッケイラだけど、父親からしてそうだったんだな。
噂って先行するモノだしね。

田舎の小さな町の知り合いの知り合い状態で見逃されていたことを知って、少し大人になったのかもしれない。

本当に怖いのは、道徳心も罪悪感も無いピュアな破綻者よね。改善の余地のある普通の悪人を懐の中から破滅させる。怖いお話。
自分に火の粉が掛かる事も、逃がせばどうなるかも解っていただろうし‥最後まで格好良すぎるじゃないか。

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2019-08-19 ライオン・キング (原題 THE LION KING) ワイルド・スピード/スーパーコンボ (原題 FAST & FURIOUS PRESENTS: HOBBS & SHAW)

『ライオン・キング (原題 THE LION KING)』

製作年 2019年
製作国 アメリカ
配給 ウォルト・ディズニー・ジャパン
監督 ジョン・ファヴロー
脚本 ジェフ・ナサンソン
キャスト
Simba/ドナルド・グローヴァー
Pumbaa/セス・ローゲン
Scar/キウェテル・イジョフォー
Sarabi/アルフレ・ウッダード
Timon/ビリー・アイクナー
Rafiki/ジョン・カニ
Zazu/ジョン・オリヴァー
Nala/ビヨンセ・ノウルズ=カーター
Mufasa/ジェームズ・アール・ジョーンズ


モフモフな動物たちが、可愛いです。
VR技術の進歩のお陰ですね。

ストーリーや曲はオリジナルのままなので、あがります。
あのコンビの個性もそのままだしね。


『ワイルド・スピード/スーパーコンボ (原題 FAST & FURIOUS PRESENTS: HOBBS & SHAW)』

製作年 2019年
製作国 アメリカ
配給 東宝東和
監督 デヴィッド・リーチ
脚本 クリス・モーガン 、 ドリュー・ピアース
キャスト
Luke Hobbs/ドウェイン・ジョンソン
Deckard Shaw/ジェイソン・ステイサム
Brixton/イドリス・エルバ
Hattie Shaw/ヴァネッサ・カービー
Queenie/ヘレン・ミレン
Jonah/クリフ・カーティス

シリーズのスピンオフなんですね。
ちょっとSFっぽい。

筋肉祭りが好きな人向けだと思う。

ハッティは可愛いです。

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2019-08-15 風をつかまえた少年 (原題 THE BOY WHO HARNESSED THE WIND)

『風をつかまえた少年 (原題 THE BOY WHO HARNESSED THE WIND)』

製作年 2019年
製作国 イギリス=マラウイ
配給 ロングライド
監督 キウェテル・イジョフォー
原作 ウィリアム・カムクワンバ 、 ブライアン・ミーラー
脚本 キウェテル・イジョフォー
キャスト
Trywell Kamkwamba/キウェテル・イジョフォー
William Kamkwamba/マックスウェル・シンバ
Agnes Kamkwamba/アイサ・マイガ

見ていて辛い・・からからに乾いた土地を無言で耕し続けるお父さん。
家族を養えない・・と言う事は許せないんだね‥自分は食事もしないで。

貧しくて学校にも行けなくなった勤勉なウィリアムも、大学に行って輝く未来を望みながら、家族の為に・・と行く先を決める優秀な姉も。
生まれた国が違うだけで、選択肢が少ない。生きる為に命懸け。食料を奪い合う。敗戦後の日本みたいだ。

だけど、必要は発明の母なんですよ。本当に。
新しい事を始めようとして、理解されなくて、悔しくて、涙をためて耐えるウィリアムが、本当にね、グッとくる。
訴える瞳の強さ。演技初体験なんですって。

そんな昔の話じゃないんですよ。
飢餓は無い。って真実を捻じ曲げて行く。国民を守らない政府。
民主主義は外国産の野菜と同じですぐ腐る。って明言も出る。
発言の自由の無い民主主義なんてね。
日本の政治は信頼に足る状況であって欲しいわ。

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2019-08-09 トム・オブ・フィンランド (原題 TOM OF FINLAND)

『トム・オブ・フィンランド (原題 TOM OF FINLAND)』

製作年 2017年
製作国 フィンランド=スウェーデン=デンマーク=ドイツ=アメリカ
配給 マジックアワー
監督 ドメ・カルコスキ
キャスト
トウコ・ラークソネン(トム・オブ・フィンランド)/ペッカ・ストラング
カイヤ・ラークソネン/ジェシカ・グラボウスキー
ヴェリ・マキネン(ニパ)/ラウリ・ティルカネン

この時代の彼らは辛かっただろうなぁ‥と思う。

同性愛は罪だから皆が隠す中、パートナーを探すのはより大変だ。
忌み嫌われる病気扱いだから、打ち明けるのも命懸け。

だけど、恋心なんて隠せないじゃない。滲み出るじゃない。そう言う物だよね?

何より、彼のお陰で、自分だけじゃない・・と思った人もいたと思う。同じように惹かれる人もいるのだ‥と。
それは凄い救いだっただろうなぁ。

この人も、この人の絵も知らなかったけど、中々繊細な線の絵を描く。広告の絵を描くプロでも有るからね。

・・で、妹兄カップル三人の関係が素敵だった。妹ちゃんが幸せだったかは解らないけど。

今でも偏見は有る所には有るんだろうけど。公表していない人もいるけど。
私にはゲイの友人たちが居るから、ゲイカップルの結婚に、Congratulations on your wedding! ってお祝いしたばかりだから。
もしかしたら、彼等の今の自由にこの人の功績は大きいのかな・・と思うと感謝しかない。

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2019-08-07 クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅 (原題 THE EXTRAORDINARY JOURNEY OF THE FAKIR)

『クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅 (原題 THE EXTRAORDINARY JOURNEY OF THE FAKIR)』

製作年 2018年
製作国 フランス=アメリカ=ベルギー=シンガポール=インド
監督 ケン・スコット
原作 ロマン・プエルトラス
脚本 ロマン・プエルトラス 、 リュック・ボッシ 、 ケン・スコット
キャスト
Ajatashatru Lavash Patel/ダヌーシュ
Nelly Marnay/ベレニス・ベジョ
Marie/エリン・モリアーティ
Wiraj/バーカッド・アブディ
Gustave/ジェラール・ジュニョ
Officer Smith/ベン・ミラー
Captain Fik/アベル・ジャフリ
Alfredo/ステファノ・カセッティ

インドの人って一目惚れ好きよね。そう言うストーリーが好きなのかな。

アジャはやっぱり、貧困のせいで将来の選択肢が少ない。母子二人にしては頑張っていると思うけど。
ドタバタと、思いもしない方向に流されて行くんだけど、勿論、上手い。

出会う人たちがね。奇想天外なんだけど、上手い。

アジャよりも貧乏・・なんて言葉で片付けられない境遇の人達との出会いは、本当に、成長させたね。
勇気要る行動だよね。

何だろう・・盗みはするけど、正しい事をする心を持っている。みたいな感じ、インド映画は好きよね。
ちょっとお馬鹿っぽい、そう言う憎めないインド人の男性キャラが、世界的に可愛く見える・・ってインドの人は理解しているのかな。

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2019-08-01 シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢 (原題 LE GRAND BAIN)

『シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢 (原題 LE GRAND BAIN)』

製作年 2018年
製作国 フランス
配給 キノフィルムズ/木下グループ
監督 ジル・ルルーシュ
脚本 ジル・ルルーシュ 、 アメッド・アミディ 、 ジュリアン・ランブロスキーニ
キャスト
Bertrand/マチュー・アマルリック
Laurent/ギョーム・カネ
Marcus/ブノワ・ポールヴールド
Simon/ジャン・ユーグ・アングラード
Delphine/ヴィルジニー・エフィラ
Amanda/レイラ・ベクティ
Claire/マリナ・フォイス
Thierry/フィリップ・カトリーヌ
John/フェリックス・モアティ
Basile/アルバン・イワノフ
Avanish/バラシンガム・タミルチェルヴァン

最初はどうなる事かと思った。
おっさんのシンクロナイズドスイミングチーム。

特に盛り上がる事も無く、ただ、おっさんたちの辛い現状。甘くない人生が映し出され、シンクロは、ただの息抜き・・終わった後のサウナと、お酒が楽しみ‥かと思った。
凄く仲が良い訳でもないし、喧嘩もする。
コーチもパッとしない人生を生きていて、でも元は凄い人で・・そこが唯一の可能性だったね。飴と鞭って大事。

大会本番までまともに彼らのplayを見せないし、他国の代表凄くまとまっているし、鍛えられているし、Little Miss Sunshineみたいなオチになるのかと思った。
売れないおっさんロッカーの活かし方!わざわざしてた照明の話とかも伏線か!
衣装の話も、登場に絡んで来ていて、極力おっさんの身体を見せない効果が生きてた。いや、格好良かったし。

大会本番中に、エアギター披露するし、そしてメロイックサイン!あぁ、ツボだった。
ライブハウス通っている身としては、馴染みが有り過ぎる。

おっさんの格好良い格好悪さ全開だったね。好きだわ。

まぁ、ラストは出来過ぎだけどね。
良いんじゃないかな、おっさんになってもキラキラした時間が有るんだよ。頑張れば。きっと。

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2019-07-31 2019年7月にスクリーンで観た映画

2019年7月にスクリーンで観た映画

20本でした。
2019年トータルは120本。

Orlandoの映画が2本・・こんな事何年振りだろう。


復讐の十字架 (原題 ROMANS)
存在のない子供たち (原題 CAPHARNAÜM)
マーウェン (原題 WELCOME TO MARWEN)
キラーズ・セッション (原題 KILLERS ANONYMOUS)
グレイテスト・サマー (原題 SUMMER'03)
アヴリルと奇妙な世界 (原題 Avril et le monde truqué)
殺し屋 (原題 ASHER)
ゴールデン・リバー(原題 THE SISTERS BROTHERS)
さらば愛しきアウトロー (原題 THE OLD MAN & THE GUN)
ブロードウェイ版「ロミオとジュリエット」 (原題 ROMEO AND JULIET)
ワイルドライフ (原題 WILDLIFE)
ペトラは静かに対峙する (原題 PETRA)
Girl/ガール (原題 GIRL)
ピアッシング (原題 PIERCING)
家族にサルーテ!イスキア島は大騒動 (原題 A CASA TUTTI BENE)
世界の涯ての鼓動 (原題 SUBMERGENCE)
スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム (原題 SPIDER-MAN: FAR FROM HOME)
ジョナサン -ふたつの顔の男- (原題 JONATHAN)
COLD WAR あの歌、2つの心 (原題 ZIMNA WOJNA)
ニューヨーク 最高の訳あり物件 (原題 FORGET ABOUT NICK)

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2019-07-28 復讐の十字架 (原題 ROMANS)

『復讐の十字架 (原題 ROMANS)』

製作年 2017年
製作国 イギリス
配給 クロックワークス
監督 ルドウィグ・シャマジアン ポール・シャマジアン
脚本 ジェフ・トンプソン
キャスト
オーランド・ブルーム
ジャネット・モンゴメリー
チャーリー・クリード=マイルズ
アン・リード


こう言う閉鎖空間での子供への性的虐待、本当に問題です。
心に傷を持つから宗教に救いを求め、神父や牧師になる人もいるので、無垢な信頼が何かを呼び起こしたりしちゃうのでしょうか‥
美し過ぎた少年時代のマルキーの存在が罪だったのでしょうか。

過去の性的虐待のトラウマ、更に信頼していた人、そして誰よりも理解してくれるはずの親からの裏切り。
心の奥に閉じ込めた思いに蝕まれているマルキーは、本来優しすぎるのだと思う。
そんな自分も許せないんだろうね。
何も知らずに振り回される恋人は可愛そうだけど。

宗教観絡めているから興味の無い日本人には難しいかもだけど、右の頬を打たれたら・・の正しい解釈な気がします。
復讐じゃない。許す事が、一番相手を追い詰める。良心が有ればだけどね。

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2019-07-26 存在のない子供たち (原題 CAPHARNAÜM/کفرناحوم)

『存在のない子供たち (原題 CAPHARNAÜM/کفرناحوم)』

製作年 2018年
製作国 レバノン=フランス
配給 キノフィルムズ/木下グループ
監督 脚本 ナディーン・ラバキー
キャスト
ゼイン/ゼイン・アル=ラフィーア
ラヒル・シファラ/ヨルダノス・シフェラウ
ヨナス/ボルワティフ・トレジャー・バンコレ
スアード/カウサル・アル=ハッダード
セリーム/ファーディー・カーメル・ユーセフ
サハル/シドラ・イザーム

かなり衝撃的ですね。決して絵空事じゃないリアリティが有ります。
あのゼイン役の少年が凄く上手い。・・・のですが、それ以上に・・と言うのは年齢の事も有るのですが、ヨナスの惹きつける魅力は相当です。

何よりこの映画の成功は、そんな彼らを難民キャンプや路地から見つけ救い上げたキャスティング・ディレクターのセンスだわ。

実際路上生活をしたり、強制退去させられたり、貧困や不安の中に居た人たち。だから真に迫っているのか‥
それなのに、とんでもなく目がキラキラしている。

ヨナス役のボルワティフ・トレジャー・バンコレ が、早く家族揃って暮らせるようになりますように・・

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2019-07-25 マーウェン (原題 WELCOME TO MARWEN)

『マーウェン (原題 WELCOME TO MARWEN)』

製作年 2018年
製作国 アメリカ
配給 パルコ
監督 ロバート・ゼメキス
脚本 ロバート・ゼメキス 、 キャロライン・トンプソン
キャスト
Mark Hogancamp/Cap'n Hogie/スティーヴ・カレル
Nicol/レスリー・マン
Deja Thoris/ダイアン・クルーガー
Roberta/メリット・ウェヴァー
GI Julie/ジャネール・モネイ
Carlala/エイザ・ゴンザレス
Anna/グウェンドリン・クリスティー
Suzette/レスリー・ゼメキス

あれ?ガチな戦争映画を見に来たんだっけ?・・・と冒頭で思います。・・・がそうじゃ無い。とすぐ気が付く。
凄く精巧な世界。ん・・・?って疑問点を抱きながら。
だけど、それが全ての発端で、彼の拘りと知る。上手いな。
それは全然問題じゃない。良いじゃないか。それが彼の信じた世界なんだから。他人に笑う資格も否定する権利も無いんだ。

その為に一緒に戦ってくれる人たちがいて、寄り添ってくれる人が居て、心配してくれる人たちに守られて。
その世界を大切に思いながら、恐怖で向き合えない彼が印象的。
そして、実話ベースだから、恋はそうそう上手く行かない。同情を恋と履き違えちゃいけない。
ちゃんと戦えて初めて、自分自身に寄り添って、尊重してくれていた人の大切さに気が付く。
彼の写真世界の中では、完全に脇役だった彼女だけど。

こんな、酷い暴力を行った連中をのさばらして置かない社会じゃないといけない。戦えて良かった。

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