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まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

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2023-12-19 枯れ葉 (Kuolleet lehdet)
2023-12-18 ウォンカとチョコレート工場のはじまり(Wonka)
2023-12-12 VORTEX ヴォルテックス(Vortex)
2023-12-05 ショータイム!(Les Folies fermieres)
2023-12-03 ポッド・ジェネレーション(The Pod Generation)
2023-11-30 2023年11月にスクリーンで観た映画
2023-11-29 ロスト・フライト (Plane)
2023-11-28 シチリア・サマー (Stranizza d'Amuri)
2023-11-22 モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン(Mona Lisa and the Blood Moon)
2023-11-21 蟻の王 (Il signore delle formiche)


2023-12-19 枯れ葉 (Kuolleet lehdet)

『枯れ葉 (Kuolleet lehdet)』

製作年 2023年
製作国 フィンランド・ドイツ合作
配給 ユーロスペース
監督 アキ・カウリスマキ
キャスト
アンサ/アルマ・ポウスティ
ホラッパ/ユッシ・バタネン
フータリ/ヤンネ・フーティアイネン

常に暗いアンサ。
でもどんな仕事でもこなしてた。
お金はないけど、相続した部屋は無駄なものがなくて、必要なものだけてらす其々の照明の見せ方が、好き。
ホラッパは格好つけのアル中なんだけど、割れた鏡に映る見せ方、良いなぁ。

常に戦争のニュースが流れていて、どんよりしている。
だけど、小さな幸せを探してささやかに生きている感じ。
不器用に惹かれていく感じ。悪くない。

カラオケやBGMで色々な曲を聞けるんだけど、ラストの方に出て来た女の子たちの演奏と歌良いなぁ…と思ったら、実在する、MAUSTETYTÖTって姉妹のポップディオなんですって。

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2023-12-18 ウォンカとチョコレート工場のはじまり(Wonka)

『ウォンカとチョコレート工場のはじまり(Wonka)』

製作年 2023年
製作国 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザース映画
監督 ポール・キング
キャスト
ウィリー・ウォンカ/ティモシー・シャラメ
ウンパルンパ/ヒュー・グラント
ケイラ・レーン・ヌードル/キャラー・レイン

ウィリー・ウォンカが爽やかだった。

ジョニデの胡散臭さはやっぱり彼ならではで、そっちが刷り込まれてると、普通にイケメンなウィリー・ウォンカだった。
勿論奇想天外だし、ちょっと良い話…なファンタジーとして楽しめる。
「素敵なことは、いつだって夢からはじまるのよ」って繰り返し出て来るママが素敵だし。

前作知らないで見た方が、より楽しめるのかもしれない。

前作見直したくなった。
ウンパルンパを堪能したい。

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2023-12-12 VORTEX ヴォルテックス(Vortex)

『VORTEX ヴォルテックス(Vortex)』

製作年 2021年
製作国 フランス
配給 シンカ
監督 ギャスパー・ノエ
キャスト
父(夫)/ダリオ・アルジェント
母(妻)/フランソワーズ・ルブラン
息子/アレックス・ルッツ

終活。
死んだら残された故人の私物は負の遺産で、下手したら家土地も負の遺産になる現代。
そんな状況に直面している身としては、暮らした家も物も手放さない‼︎と我を張る父親は迷惑だなぁ…と。
墓まで持って行ける訳じゃないんだから。
…と思ってしまいましたね。

住みにくそうな作りの家でしたが、住む人が変わればまた全然違う印象になるんだろうな。

家も、街も、星も。

我が家も認知症の祖母が居たし、大変だったけど、書斎とか火元に鍵掛けるとか対策はしないと暮らすの無理よ。
そんな実母のようになりたくなかった父は、さっさと死んじゃったし。
今老いた母一人だけど、二人居たら良いって訳じゃなかった。

白んでいったり、ブラックアウトした画面は、中々ショッキングでした。

脳内で、祖母と父の二画面が浮かんでいた。

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2023-12-05 ショータイム!(Les Folies fermieres)

『ショータイム!(Les Folies fermieres)』

製作年 2022年
製作国 フランス
配給 彩プロ
監督ジャン=ピエール・アメリス
キャスト
ダヴィッド/アルバン・イワノフ
ボニー/サブリナ・ウアザニ
ミレーユ/ミシェル・ベルニエ

納屋にキャバレーを作った酪農家の実話。
私が実家の納屋でやろうとしている事を実際にやった人が、フランスに居た。

私はキャバレーは作ろうとしてないけど、実家の納屋を改造してやりたい事があって。
でも素人だから遅々として進まず。
やっぱり、期限があると早い。それと、パートナーが大事よね。

彼を、夢ばかり見ていると家族も周囲も笑うけど、私は彼みたいなパートナーが今、欲しい。切実に。

ボニーは、キツいけどプロだから。
底辺を味わって来た人だから。
強い。脆いけど強い。
ボニーも欲しい。切実に。

後付けの理由でも、存在価値になる。
演目を変えて作り上げた、素敵な場所でした。

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2023-12-03 ポッド・ジェネレーション(The Pod Generation)

『ポッド・ジェネレーション(The Pod Generation)』

製作年 2023年
製作国 ベルギー・フランス・イギリス合作
配給 パルコ
監督 ソフィー・バーセス
キャスト
レイチェル/エミリア・クラーク
アルヴィー/キウェテル・イジョフォー
リンダ/ロザリー・クレイグ

卵型のポッド(人工子宮)で妊娠する近未来。
命懸けの妊娠出産は原始的で、変わる事無い…と思っていたけど、こんな近未来…来るかな?
人工授精がメインになる感じ。
人気で高額だから順番待ち状態で、従来の母胎で妊娠している人も居る。

ポッドを使えば、仕事は変わらず続けられるし、つわりも体型の変化も出産の痛みも無く、タバコもお酒もやめなくて良い。
ポッドは透明化して中身を見られるのが、良い。

ハイテク企業勤務でAIを使いこなしているレイチェルが、妊婦を見つけて、私も妊娠中なの。って話しかけちゃったり、妊婦のお腹を触って感動したり…ちょっと羨ましそう。

反対していたアルヴィーも、卵を抱っこしたり読み聞かせたり、徐々に母性?(父性)にめざめてく。
妊娠で生活変わるのは女性だけ…から夫婦で体感していく…感じは良い。結構リアル。

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2023-11-30 2023年11月にスクリーンで観た映画

2023年11月にスクリーンで観た映画

10本でした。2023年小計100本。

ロスト・フライト (Plane)
シチリア・サマー (Stranizza d'Amuri)
モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン(Mona Lisa and the Blood Moon)
蟻の王 (Il signore delle formiche)
ぼくは君たちを憎まないことにした (Vous n'aurez pas ma haine)
ドミノ(Hypnotic)
マーベルズ (The Marvels)
私がやりました(Madeleine)
悪い子バビー(Bad Boy Bubby)
熊は、いない (Khers nist)

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2023-11-29 ロスト・フライト (Plane)

『ロスト・フライト (Plane)』

製作年 2022年
製作国 アメリカ
配給 ポニーキャニオン
監督ジャン=フランソワ・リシェ
キャスト
ブロディ・トランス/ジェラルド・バトラー
ルイス・ガスパール/マイク・コルター
サミュエル・デレ/ヨーソン・アン

何も分からずあの状況に陥った乗客は、そりゃパニックになるなぁ。
でも、最初の上空を飛べ…って言ったおじさん以外、皆マトモなんだよね。
会社の対応もちゃんとして居て頼もしいし、乗客も内輪揉めも無く従ってるし、乗務員もしっかりしてる。
小狡い人が居ない。殺人犯さんもね。
そりゃあ、島の反政府ゲリラの面々は悪人だけど。
Gerry演じる凄腕機長はマッチョで正義感あふれているし、救出に来た傭兵チームは頼もしいし。

いや、でも飛行機に乗るのはまた怖くなりそう。

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2023-11-28 シチリア・サマー (Stranizza d'Amuri)

『シチリア・サマー (Stranizza d'Amuri)』

製作年 2022年
製作国 イタリア
配給 松竹
監督 ジュゼッペ・フィオレッロ
キャスト
ニーノ/ガブリエーレ・ピッツーロ
ジャンニ/サムエーレ・セグレート

終始、むかむかしていた。
1982年。
まだこんな事がまかり通って居たのか…
聖書が書かれた時代から同性愛者は居たと言うのに。
ずっと差別され続け、排除されて来た。
しても良いと思われて来た…と言うのが本当に、腹立たしい。

母親も…
特に、トトが何かされたかも…と叫ぶ母親。
同性愛者=犯罪者じゃない。
彼らは、出会い恋に落ちてパートナーになる異性愛者と同じなのに、少なくとも、自分本位でかしましいオタクの息子にはまだそんな魅力無いわよ?と思った。

皆、上手に隠して生きて来たんだろう…
彼らもそう出来たらよかったけど、間に合わなかったんだ。

私のゲイの友人たちが、同性婚したり、パートナーと幸せそうにしているのを見て、ホッとする。

幸せで居て欲しい。

男らしくて口が減らなくて強いのが偉い…風潮は本当に嫌い。

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2023-11-22 モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン(Mona Lisa and the Blood Moon)

『モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン(Mona Lisa and the Blood Moon)』

製作年 2022年
製作国 アメリカ
配給 キノフィルムズ
監督 アナ・リリー・アミールポアー
キャスト
モナ・リザ/チョン・ジョンソ
ボニー・ベル/ケイト・ハドソン
ファズ/エド・スクレイン
少年/エバン・ウィッテン
ハロルド巡査/クレイグ・ロビンソン

決して微笑まない少女、モナ・リザ。
滅茶苦茶怖い。
力は月夜に突如目覚めたらしいから、12年前に精神病院に拘束して隔離された理由があるはずなんだよね。

絶対に遭遇したく無いと思うんだけど、無差別な訳じゃ無いって分かってくる。
一応分別はあるのだ。

学校でいじめられて、帰宅後部屋で大音量でメタルを掛けて暴れる、しっかり者の少年。彼の存在は大きい。
悲しい位未来を見据えてしっかり者で、頼もしくて悲しくなる。
そして、麻薬の売人に見えるDJ

ちゃんと対人関係が築けている。

偶然の出会いのようで、計算されてる無駄の無い脚本が上手い。

チョイスした曲を入れたiPadをプレゼントするDJらしさ。
「最初の曲は大音量で聞いて」って細かいこだわり好きだし、「続編で!」って別れの言葉、良い。

アジア人は皆同じ顔に見える⁉︎ とか、織り込んでいるエピソードが良いのよ。

悪いことした人はちゃんと報いを受けるしね。

好みでした。

先頭 表紙

2023-11-21 蟻の王 (Il signore delle formiche)

『蟻の王 (Il signore delle formiche)』

製作年 2022年
製作国 イタリア
配給 ザジフィルムズ
監督 ジャンニ・アメリオ
キャスト
アルド・ブライバンティ/ルイジ・ロ・カーショ
エンニオ/エリオ・ジェルマーノ
エットレ/レオナルド・マルテーゼ

嫌だなぁ。
理解されなてない時代。
今だって完全に受け入れられてる訳じゃないんだろうけど、我が子の脳を電気流して壊されても、矯正する事を選ぶ位嫌悪されてる同性愛者。
一定数居るのに受け入れられない。
居るんだから。居て良いでしょう。

愛する人に出会ったのに、お互いを不幸にする…ってなんなんだ。
不倫とかで人に迷惑かけてるんじゃ無いなら、他人がとやかく言わないで欲しい。

穏やかに笑い、詩を送り合う、素敵なカップルだった。

蟻ってそうなんだ…と勉強になった。

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