himajin top
まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2019-06-19 メモリーズ・オブ・サマー (原題 WSPOMNIENIE LATA)  さよなら、退屈なレオニー (原題 LA DISPARITION DES LUCIOLES)
2019-06-18 ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた (原題 HEARTS BEAT LOUD)
2019-06-15 ガラスの城の約束 (原題 THE GLASS CASTLE)
2019-06-12 パリの家族たち (原題 LA FÊTE DES MÈRES) オンネリとアンネリとひみつのさくせん (原題 ONNELI, ANNELI JA SALAPERÄINEN MUUKALAINEN)
2019-06-11 誰もがそれを知っている (原題 TODOS LO SABEN)
2019-06-11 アラジン (原題 ALADDIN)
2019-06-05 ゲキ×シネ「髑髏城の七人 Season鳥」
2019-05-31 2019年5月にスクリーンで観た映画
2019-05-31 パリ、嘘つきな恋 (原題 TOUT LE MONDE DEBOUT) アナと世界の終わり (原題 ANNA AND THE APOCALYPSE)
2019-05-30 ベン・イズ・バック (原題 BEN IS BACK)  ガルヴェストン (原題 GALVESTON)


2019-06-19 メモリーズ・オブ・サマー (原題 WSPOMNIENIE LATA)  さよなら、退屈なレオニー (原題 LA DISPARITION DES LUCIOLES)

『メモリーズ・オブ・サマー (原題 WSPOMNIENIE LATA)』

製作年 2016年
製作国 ポーランド
配給 マグネタイズ(配給協力:コピアポア・フィルム)
監督 脚本 アダム・グジンスキ
キャスト
ピョトレック/マックス・ヤスチシェンプスキ
ヴィシア/ウルシュラ・グラボフスカ
イェジー/ロベルト・ヴィェンツキェヴィチ

少年が、大人に成長するひと夏のお話。
多くを語らずら観客が察しろ系映画は結構有るし、娯楽映画好きには敬遠されがちだけど、これは、まさしく多くを語らず映画なのに、全て察せてしまう凄い作品。
誰が凄いんだ?
監督、脚本は勿論、葛藤弱さ狡さが手に取れる様に演じた、ママも息子もパパも、凄い。

寂しいけど、寂しいと思われたくなくて、少年を邪険にしてしまったピョトレックの罪悪感から始まって。
寂しさを紛らわすように不倫にのめり込んで行くママの変化。言い訳もしなくなっていく。恋愛ごっこにときめくけれど、家庭を壊したい訳じゃない。ズルいんだけど、分かる・・分かるけど、酷い・・
邪魔をする息子を突き飛ばしてまで出て行こうとする自分への自己嫌悪も・・

パパの留守中二人で乗り切ろうと気負っているピョトレックが、マイカにぶつけた言葉は、ママにぶつけたかった言葉だよね‥
彼は、笑顔で嘘を付く女の弱さや、辛くて泣く愚かさを体感し、どんな大人になるんだろうね。
でも、全てを知って、それを無い事にして生きる事にしたパパもズルいんだよね‥
許すのに時間が欲しいけど、知らない顔して、ママの寂しさも、息子の辛さも。何も無かった事にして生きて行く事に決めた。

最初で、最後のシーンは、ママの良い子で居たピョトレックが、少年で居る事を止めた瞬間。2人を引き裂くように走る電車が、埋められない、生じた溝のようだった。もしくは拒絶か、嫌悪か。
兎に角母は絶望したはず。電車が走り過ぎても、もう、息子との距離は縮められないのだと。


『さよなら、退屈なレオニー (原題 LA DISPARITION DES LUCIOLES)』

製作年 2018年
製作国 カナダ
配給 ブロードメディア・スタジオ
監督 脚本 セバスチャン・ピロット
キャスト
レオニー/カレル・トレンブレイ
スティーヴ/ピエール=リュック・ブリラント

若さは永遠じゃないんだよ、レオニー。時間も無限じゃない。
何にものめり込めない自分に焦っているんだよね。
地下で暮らすギタリスト、スティーブのギター教室の最初のレッスンで、2の指を◯の◯、3の指を△の△に置いて鳴らして。それがEだ。もう一つ指を足そう。1の指を⬜︎の⬜︎に置いて鳴らして。それが、Eマイナー。って言って笑った時、弾けた…って鳥肌立つ感じ、分かる?
知り合いのミュージシャンに簡単だよ。楽しいよ。って誘って貰う事有るけど、あの感じ憶えちゃったら、堪らんよなぁ‥
もう一つ、何の曲?と聞かれて、CDE(だったかな?)ってコード。…と答えるシーン。覚えたてのコードを唯一大好きな父親に披露するシーン、好き。レオニーが、心穏やかに過ごして居た僅かな時間。
スタジアムの深夜管理人のバイト、良いなぁ。
ティーバッティングのボールはもっと低く投げた方がいいと思うけどね。
で、無人のスタジアムでギター弾くの、最高…

なにかを、無条件で信じたいのかもしれない。それに縋りたいのに、そんな力が何処にもなくて。
周囲を傷付けても、傷ついた自分を守りたい感じ。
回避依存症なのかな・・自分から人間関係を壊そうとする。

でも最後に乗ったバスは、動き出そう・・と言う気持ちかも知れない。良い出会いだった。

先頭 表紙

2019-06-18 ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた (原題 HEARTS BEAT LOUD)

『ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた (原題 HEARTS BEAT LOUD)』

製作年 2018年
製作国 アメリカ
配給 カルチャヴィル
監督 ブレット・ヘイリー
脚本 ブレット・ヘイリー 、 マーク・バッシュ
キャスト
Frank Fisher/ニック・オファーマン
Sam Fisher/カーシー・クレモンズ
Leslie/トニ・コレット
Dave/テッド・ダンソン
Rose/サッシャ・レイン
Marianne Fisher/ブライス・ダナー

ストーリーはタイトだけれど、久しぶりにサントラが欲しくなる位良かったのです、
曲を作るのが大変なのって、0から作り上げる大変さじゃなくて、あらゆる音が最初にあって、組み合わせが無限にあるからだと思うんだけど、違うのかな?

兎に角、フレーズが生まれて、曲に育て上げて行く過程が好き。
色々なライブを見て、バンドマンに話を聞いたりして、見覚え、聞き覚えがある機材とか、曲毎にギター持ち替えるとか、ちょっと細かくて、ツボ。
そして披露した曲が、素敵なんだ。

ロック小僧なままのパパ。医者になる為に大学に行く娘を邪魔はしないまでも、音楽の道へ、誘惑する。
あれは父親としての愛と言うより、才能ある若者に対する元バンドマンとしての情熱だよなぁ‥と思う。
開花させたい。その想いが熱い。凄く分かるけど。

レスリーの存在も好きよ。音楽好きとして惹かれても居る。だけど、大人だからこそ詰められない距離感。
ただでさえ、バンドマンとの距離の取り方難しいのに、そこに愛娘なんかいたら、もっと分からなくなるよね。
大人だし、一途に操立てたり出来ないし。その微妙な距離感好き。

ラストのインストアライブは居合わせたかった!

でも、医者になる夢のままに突き進んで欲しいとも思う。若いんだから。

先頭 表紙

2019-06-15 ガラスの城の約束 (原題 THE GLASS CASTLE)

『ガラスの城の約束 (原題 THE GLASS CASTLE)』

製作年 2017年
製作国 アメリカ
配給 ファントム・フィルム
監督 デスティン・ダニエル・クレットン
原作 ジャネット・ウォールズ
脚本 デスティン・ダニエル・クレットン 、 アンドリュー・ラナム
キャスト
ジャネット/ブリー・ラーソン
レックス/ウディ・ハレルソン
ローズマリー/ナオミ・ワッツ
デヴィッド/マックス・グリーンフィールド
ローリ/セーラ・スヌーク
ブライアン/ジョシュ・カラス
モーリーン/ブリジット・ランディ=ペイン

ほぼ実話と言うのが凄いですね。
確かに、レックスの奔放な教育方針や境遇が、ジャネットを優秀なコラムニストに育てたんだろうな。Brie Larsonの頑固そうな表情が印象的。

父親としては、決してダメじゃない。人間としてはダメだけど。
あの価値観は、中々払拭できないだろうね。
良く抜け出せたな‥皆。

モーリーンの子供時代って、はじまりへの旅にも出ていたShree Crooksよね。あっちの元みたいな映画だった。
パパはこっちが、厄介だけど。

先頭 表紙

2019-06-12 パリの家族たち (原題 LA FÊTE DES MÈRES) オンネリとアンネリとひみつのさくせん (原題 ONNELI, ANNELI JA SALAPERÄINEN MUUKALAINEN)

『パリの家族たち (原題 LA FÊTE DES MÈRES)』

製作年 2018年
製作国 フランス
配給 シンカ
監督 脚本 マリー=カスティーユ・マンシオン=シャール
キャスト
アンヌ/オドレイ・フルーロ
ダフネ/クロチルド・クロ
ナタリー/オリヴィア・コート
イザベル/パスカル・アルビロ
ブランシュ/ジャンヌ・ローザ
テレーズ/カルメン・マウラ
アリアン/ニコール・ガルシア
スタン/ヴァンサン・ドゥディエンヌ
ジャクリーヌ/マリー・クリスティーヌ・バロー
ジャック/パスカル・ドゥモロン
グレゴワール/ギュスタヴ・ケルヴェン
ココ/ノエミ・メルラン
シャルル/グザヴィエ・マリー
ドミニク/ロリータ・シャマー
シルヴィ/ニコール・フェローニ
モルチュルー夫人/ジュディット・シボニ
フレッド/メーディ・ブディナ

パリの色々な母子の母の日のお話。
確かに、家庭の姿は昔から見たら多様化している。母子の関係も様々。
子供に向ける気持ちも様々。母性だけじゃない。配慮は必要よね。お互い。

だけど、学校での母の日のプレゼント政策に固持して抗議するママの気持ちは分からないなぁ。学校がやってくれなかったら、ありがとうって言って貰えないのかな。子供の愛情に不安が有るのかな?

親は完璧じゃないし、間違える。子供は可愛いだけじゃない。それでも、子どもは親が好きだ。そう言う事です。


『オンネリとアンネリとひみつのさくせん (原題 ONNELI, ANNELI JA SALAPERÄINEN MUUKALAINEN)』

製作年 2017年
製作国 フィンランド
配給 アット エンタテインメント
監督 サーラ・カンテル
原作 マリヤッタ・クレンニエミ
脚本 サーラ・カンテル 、 サミ・ケスキ=ヴァハラ
キャスト
オンネリ/アーヴァ・メリカント
アンネリ/リリャ・レフト

オンネリとアンネリが大きくなってた。子供の成長は早いなぁ。特に女の子は。
児童書なので、明確な悪役は居ない。子供に都合の悪い大人が居るだけ。
普通に考えたらやり過ぎだけど、こんな風にやり返してやりたい・・と想像した事を、可愛らしく彼女たちがやっちゃうのを見て笑って、すっきりする・・って感じかな。
今回はちょっとメリーポピンズみたいになってたね。

先頭 表紙

2019-06-11 誰もがそれを知っている (原題 TODOS LO SABEN)

『誰もがそれを知っている (原題 TODOS LO SABEN)』

製作年 2018年
製作国 スペイン=フランス=イタリア
配給 ロングライド
監督 脚本 アスガー・ファルハディ
キャスト
Laura/ペネロペ・クルス
Paco/ハビエル・バルデム
Alejandro/リカルド・ダリン

Penélope CruzとJavier Bardemの、実夫婦があまりにお似合いすぎて、作中どう転がるかハラハラしますね。
特に父親が現れる前は。
ラストの方では、むしろパコが可哀想でした。「家族」を見せつけられて。全てを承知の上で・・の上で出来上がった居たんじゃ入り込めないもの。

イレーネは最初の奔放さがウザい位なんだけど、それも総て対比的伏線か‥
可哀想に・・トラウマになるだろうな‥知らなくて良い事まで明らかになるだろうし‥

海外だと身内の誘拐事件は多いって聞きます。酷いよね‥

先頭 表紙

2019-06-11 アラジン (原題 ALADDIN)

『アラジン (原題 ALADDIN)』

製作年 2019年
製作国 アメリカ
配給 ウォルト・ディズニー・ジャパン
監督 ガイ・リッチー
脚本 ジョン・オーガスト 、 ガイ・リッチー
キャスト
アラジン/メナ・マスード
ジャスミン/ナオミ・スコット
ジーニー/ウィル・スミス
ジャファー/マーワン・ケンザリ
サルタン/ナヴィド・ネガーバン
ダリア/ナシム・ペドラド


これは、アラジンと言うより、青いWill Smithが主役でしたね。
楽しそうでしたね。それが一番印象深い。

そして、ジャスミンが古い慣習や性差別と戦う強い女だった。アラジンは憎めないし悪人ではないけど、ちょっと情けないよね。

ディズニープリンセスって、比較的自立心高いよなぁ。
お城のパーティーに一人で乗りこんで行ったり、全く知らない場所で、はじめましての小人や食器?とすぐ仲良くなったり。
強いなぁ。誰の願望だ?可愛いは最強なのかな。やっぱり。

先頭 表紙

2019-06-05 ゲキ×シネ「髑髏城の七人 Season鳥」

ゲキ×シネ「髑髏城の七人 Season鳥」


製作年 2019年
製作国 日本
配給 ヴィレッヂ=ティ・ジョイ
演出 いのうえひでのり
作 中島かずき
キャスト
阿部サダヲ
森山未來
早乙女太一
松雪泰子
粟根まこと
福田転球
少路勇介
清水葉月
梶原善
池田成志


劇団☆新感線の繰り返し上映される名作です。IHIステージアラウンドで上演された花鳥風月極髑髏の二回目。
それぞれ少しづつ設定が違いますので、どれが好き・・と言うのは言いにくいですが、個人的に贔屓にしているのが月髑髏で、上弦の月下弦の月とある中で、まぁ、特に下弦の月を贔屓にしています。そこには深い理由が有るのですが、それを置いておいて、お気に入りなのはこの鳥髑髏です。
まぁ、殺陣が秀逸です。早乙女太一さんですから。更に、森山未来さんの、有る意味愛嬌がありクセのある天魔王も秀逸。
そして劇団員の中でも特に好きな粟根まことさんの定番の配役。良いですよね。
勿論、岡崎司さんの音楽も秀逸です。
忘れちゃいけない、どちらかと言うと可愛い系のだけどやっぱり格好良い阿部サダヲさんの捨之助。彼の新感線前作の役も好きだったなぁ‥
生の舞台でも見ましたが、やはり見応え有りました。
舞台は、生もので、素材の持ち味がその都度変化する。
映画は最高の素材を最高の状態に調理したモノだと思います。

舞台も大好きでしたが、素晴らしい編集を施したゲキ×シネも素晴らしかったな‥

先頭 表紙

2019-05-31 2019年5月にスクリーンで観た映画

21本でした。2019年小計は87本。

 パリ、嘘つきな恋 (原題 TOUT LE MONDE DEBOUT)
 アナと世界の終わり (原題 ANNA AND THE APOCALYPSE)
○ベン・イズ・バック (原題 BEN IS BACK)
 ガルヴェストン (原題 GALVESTON)
○RBG 最強の85才 (原題 RBG)
 プロメア
○僕たちは希望という名の列車に乗った (原題 DAS SCHWEIGENDE KLASSENZIMMER)
 ドント・ウォーリー (原題 DON'T WORRY, HE WON'T GET FAR ON FOOT)
 コレット (原題 COLETTE)
 アメリカン・アニマルズ (原題 AMERICAN ANIMALS)
 レプリカズ (原題 REPLICAS)
 パパは奮闘中! (原題 NOS BATAILLES)
 ザ・フォーリナー/復讐者 (原題 英伦对决)
 ザ・バニシング -消失- (原題 SPOORLOOS)
 幸福なラザロ (原題 LAZZARO FELICE)
 僕たちのラストステージ (原題 STAN & OLLIE)
 リアム16歳、はじめての学校 (原題 ADVENTURES IN PUBLIC SCHOOL)
 アガサ・クリスティー ねじれた家 (原題 CROOKED HOUSE)
○マローボーン家の掟 (原題 MARROWBONE)
 名探偵ピカチュウ (原題 POKÉMON DETECTIVE PIKACHU)
○アベンジャーズ/エンドゲーム (原題 AVENGERS: ENDGAME)

先頭 表紙

2019-05-31 パリ、嘘つきな恋 (原題 TOUT LE MONDE DEBOUT) アナと世界の終わり (原題 ANNA AND THE APOCALYPSE)

『パリ、嘘つきな恋 (原題 TOUT LE MONDE DEBOUT)』

製作年 2018年
製作国 フランス
配給 松竹
監督 脚本 フランク・デュボスク
キャスト
ジョスラン/フランク・デュボスク
フロランス/アレクサンドラ・ラミー
ジュリー/キャロライン・アングラード
マリー/エルザ・ジルベルスタイン
マックス/ジェラール・ダルモン


軽薄なのは兎も角、人に迷惑をかける嘘はダメだわ。
車椅子の事じゃなくて、空港でね。本来お迎えするはずだった人にかけた迷惑と、後で謝罪することになる彼女が気の毒だわ。
それを得意げに話す、本当にいやらしい男。
自由で、強くて、はっきり言う。そして、人生楽しんでる。そんな彼女の前で嘘をつき通すのは、そりゃあ後ろめたいわね。

自宅でのディナーのシーンは凄く綺麗だった。水の中では確かに動きやすいし。相手に依っては怒るだろうけど、あの彼女だもんね。

うんでも、車椅子で生活している部屋に、あのフカフカのカーペットとか、大きな家具とか、置かないわよね。

詰めが甘いよね。
どっちが楽しんだのか‥だけど楽しむだけで終わらなくなっちゃったのは仕方ない。

嫌な男だし、自業自得なんだけど、いつの間にか、応援していた。上手く行きますように・・って。行ったら行ったで白けたんだろうけど。
うん、でも、切なくなった。


うん。彼女の方が最後まで一枚上手だったな。


『アナと世界の終わり (原題 ANNA AND THE APOCALYPSE)』

製作年 2017年
製作国 イギリス
配給 ポニーキャニオン
監督 ジョン・マクフェール
脚本 アラン・マクドナルド 、 ライアン・マクヘンリー
キャスト
アナ/エラ・ハント
ジョン/マルコム・カミングス
トニー/マーク・ベントン
サヴェージ/ポール・ケイ
ステフ/サラ・スワイヤー
クリス/クリストファー・ルヴォー
リサ/マルリ・シウ

爽やかな学園物風に始まるんですけどね。
途中から容赦なくグロくなります。

噛まれてからゾンビになるまでに、時間が有るのが切ない。

行動を共にする組み合わせが異色だし、生き残る組み合わせも異色。
そこがラブコメじゃない所か‥

歌はレベル高いね。皆。
ニックの歌が意外に好きだな。

教訓とか、救いとかが有るのかは解らない。

先頭 表紙

2019-05-30 ベン・イズ・バック (原題 BEN IS BACK)  ガルヴェストン (原題 GALVESTON)

『ベン・イズ・バック (原題 BEN IS BACK)』

製作年 2018年
製作国 アメリカ
配給 東和ピクチャーズ(提供:カルチュア・パブリッシャーズ=東宝東和=テレビ東京
監督 脚本 ピーター・ヘッジズ
キャスト
Holly Burns/ジュリア・ロバーツ
Ben Burns/ルーカス・ヘッジズ
Ivy Burns/キャサリン・ニュートン
Neal Beeby/コートニー・B・ヴァンス

薬物依存症と家族愛。・・・と言うと『ビューティフル・ボーイ (原題 BEAUTIFUL BOY)』 が記憶に新しい。
闇が深いんだよね‥自分だけじゃ無く誰かを巻き込んで居たら特に。
必死に、細い糸に縋るように、信じたいと願う。だけど、甘いな、ベン。母親は諦めないんだ。我が子を救う事を。
我が子を失うのは、我が身の一部を失う事だから。
だからこそ、許そうとするマギーの母の気持ちの強さが尊い。
きっと、何度も本気で抜け出そうと決意しているんだろうなぁ‥だけど、過去が立ち直る自分を赦せないんだろうなぁ‥
誰かの為じゃない。誰よりも自分の体の一部として幸せを願っている親の為に、自分を赦して欲しい。

Julia Robertsの母親役が凄く良かった。それと、妹のキャラの複雑さも良かった。


『ガルヴェストン (原題 GALVESTON)』

製作年 2018年
製作国 アメリカ
配給 クロックワークス
監督 メラニー・ロラン
原作 脚本 ニック・ピゾラット
キャスト
Rocky/エル・ファニング
Roy/ベン・フォスター
Tiffany/リリ・ラインハート

Elle Fanningは本当に、凄い女優だなぁ‥パーフェクトな美人ではない。
だけど、独特の雰囲気で、ミステリアスにも天使にもなれる。
ただただ見惚れてた。

ロイは余り頼もしくは思えないんだけど、それでも2人にとっては救世主で。
特に、頼る相手が居なかったロッキーには縋りつきたい相手だったよね。

それにしても、モーテルの主人たちが素晴らしい人格者で驚きだわ。
救いの無いロッキーの人生を思うと辛いけど、あの娘が幸せに生きている。それが彼女にとっても一番の幸せかもね‥

先頭 表紙


[次の10件を表示] (総目次)