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まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2019-04-23 ハイ・ライフ (原題 HIGH LIFE)
2019-04-22 ある少年の告白 (原題 BOY ERASED) ハンターキラー 潜航せよ (原題 HUNTER KILLER) シャザム! (原題 SHAZAM!)
2019-04-18 魂のゆくえ (原題 FIRST REFORMED)
2019-04-18 荒野にて (原題 LEAN ON PETE)
2019-04-12 ビューティフル・ボーイ (原題 BEAUTIFUL BOY)
2019-04-11 バイス (原題 VICE)
2019-04-10 ザ・プレイス 運命の交差点 (原題 THE PLACE) リヴァプール、最後の恋 (原題 FILM STARS DON'T DIE IN LIVERPOOL) エマの瞳 (原題 L COLORE NASCOSTO DELLE COSE)  
2019-04-10 孤独なふりした世界で (原題 I THINK WE'RE ALONE NOW)  希望の灯り (原題 IN DEN GÄNGEN)
2019-04-01 記者たち〜衝撃と畏怖の真実〜 (原題 SHOCK AND AWE)
2019-03-30 2019年3月にスクリーンで観た映画


2019-04-23 ハイ・ライフ (原題 HIGH LIFE)

『ハイ・ライフ (原題 HIGH LIFE)』

製作年 2018年
製作国 ドイツ=フランス=イギリス=ポーランド=アメリカ
配給 トランスフォーマー
監督 クレール・ドゥニ
脚本 クレール・ドゥニ 、 ジャン=ポール・ファルジョー 、 D.J.グーゲンハイム
キャスト
モンテ/ロバート・パティンソン
ディブス医師/ジュリエット・ビノシュ
ボイジー/ミア・ゴス
チャーニー/アンドレ・ベンジャミン
船長/ラース・アイディンガー

オープニングの映像と音楽に落ち着かないような違和感を感じた。
それはそのまま、彼らの置かれた状況の異常さを表していたんだと思う。
エンディングの選曲の完璧さから、確信になった。
凄く綿密に作り上げたんだなぁ。

大女優Juliette Binocheが演じる女医が病的で、凄く、凄い。
色々な意味で怖いと言うか魅惑的なのか‥?不自然な程の黒の長髪がしきりに誇張されていて、不快感が募る。
どんどん病んで行く感じのメンバーと、並行して進む現在?の二人の姿の神聖さ。

そしてラストの美しさ。ただただ虚しい。

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2019-04-22 ある少年の告白 (原題 BOY ERASED) ハンターキラー 潜航せよ (原題 HUNTER KILLER) シャザム! (原題 SHAZAM!)

『ある少年の告白 (原題 BOY ERASED)』

製作年 2018年
製作国 アメリカ
配給 ビターズ・エンド
監督 ジョエル・エドガートン
原作 ガラルド・コンリー
脚本 ジョエル・エドガートン
キャスト
ジャレッド・イーモンズ/ルーカス・ヘッジズ
ナンシー・イーモンズ/ニコール・キッドマン
ヴィクター・サイクス/ジョエル・エドガートン
マーシャル・イーモンズ/ラッセル・クロウ

両親のキャスティングに、本気を感じる。
勿論実在のモデルに似たキャスティングでは有るのだけれど、あまりに演技が上手くて深くて、それぞれに感情移入しまくる。
自分たちの置かれた状況の正しい認識が無いまま、ひたすら否定される。辛いな‥
本当に必要な言葉はそんなモノじゃない。
一つ一つの小さな行動を受け止め、勇気振り絞って返す。そこに有る無言の肯定。それが救いでしょ。何が大切かちゃんと示して、自分を変えた強さが眩しい。
起きた事の重大さに、失った現実感。階段を上り閉められたドアの確固とした拒絶。
見せ方が、たまらなく上手い。

ゲイ同士は分かるって言うけど、行動に移す時って凄く勇気要るだろうな…
スキンシップや視線でもしかしてと思うのだろうけど、受け入れられるか、拒否されるか、本気の拒否なのか躊躇なのか‥パートナーを見つけるまでの心境を想像すると、痛々しくて切ない。


『ハンターキラー 潜航せよ (原題 HUNTER KILLER)』

製作年 2018年
製作国 アメリカ
配給 ギャガ
監督 ドノヴァン・マーシュ
キャスト
ジョー・グラス艦長/ジェラルド・バトラー
チャールズ・ドネガン統合参謀本部議長/ゲイリー・オールドマン
ジョン・フィスク海軍少将/コモン
ジェーン・ノーキスト/リンダ・カーデリーニ
ビル・ビーマン/トビー・スティーヴンス
アンドロポフ艦長/ミカエル・ニクヴィスト

潜水艦映画に外れ無しって定説よね。
狭い密室。深い海中。視界の無い音が頼りの世界。通信手段の不便さ・・等々がハラハラ感を増すのかな。
そして、絶対的な悪と言うより、人々の絆や判断力、決断力が題材になる。
コレもそうね。

思いがけない人物が伏兵となる配置とか、語り過ぎない打開策とか、上官の最後の態度とか。
潜水艦の中だけでなく、地上での攻防もそれぞれキャラが立っていて、行動が格好良い。
お互いどうなっているか解らない状況で、皆が最善をそれぞれ考えて動いている。

Gerard Butlerが主役になっているけど、誰もが主役になり得るつくりね。


『シャザム! (原題 SHAZAM!)』

製作年 2019年
製作国 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザース映画
監督 デヴィッド・F・サンドバーグ
脚本 ヘンリー・ゲイデン
キャスト
Shazam/ザッカリー・リーヴァイ
Billy Batson/アッシャー・エンジェル
Dr. Thaddeus Sivana/マーク・ストロング
Freddy Freeman/ジャック・ディラン・グレイザー

これ、完全にコメディでしょ?予告見る限り。中身が子どものおじさんヒーロー。
魔術師も胡散臭いし。でも、意外と敵はちゃんと脅威なのよね。
正義とは程遠い少年。あの姿でやられると、中々シュールです。
だけど笑えない母親との別れとかが有ったり、ただ探し求めている健気さが有ったり。
笑えるけど、笑えるだけじゃないのよね。

そして意味深なエンディングは何?他ヒーロー映画の真似なネタなのか、マジで続編作る気なのか分からない。
同じ配給だからか、スーパーヒーローにリスペクトし過ぎな作りなんだもん?

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2019-04-18 魂のゆくえ (原題 FIRST REFORMED)

『魂のゆくえ (原題 FIRST REFORMED)』


製作年 2017年
製作国 アメリカ=イギリス=オーストラリア
配給 トランスフォーマー
監督 ポール・シュレイダー
キャスト
トラー牧師イーサン・ホーク
メアリー /アマンダ・セイフライド
ジェファーズ/セドリック・カーン
エスター/ビクトリア・ヒル
マイケル/フィリップ・エッティンガー

どうも、私はEthan Hawkeが演じる役が好きじゃないみたいだ。
良い映画だったり、演技が素晴らしかったりするのだけれど、だからこそなのか。
物静かで、真摯に信者と向き合う。哀しい過去を持ち、自分の不調より聖職を優先させる・・のですが、お酒に依存している。
悲しみから抜け出せないせいか、痛みを紛らわせるためか。両方なのか、分からないけど。
だけど、ラストの方を見たら、むしろ痛みを自分に課していたのだろうか‥とも思えた。
The Da Vinci Codeのオプス・デイのシラスみたい・・(実際のオプス・デイはカルト集団では無いそうです)

兎に角、神聖な雰囲気を醸し出しながら、エスターの発言が・・この世で一番残酷な拒否。それで、ダメだ、この男嫌い。と思った。
信者や外に良い顔をする為に、身内に残酷な感情をぶつける。
あの一瞬で彼の必死さと弱さと内面をあぶり出した。凄いと思います。
無垢に慕ってくる若くて可愛い女性を守りたくなる性は仕方が無いとしてもね。
あそこまでお腹が大きくなった妊婦がうつ伏せになるのは、かなり苦しいと思うけど。

知った事実に、無力さを知ったのかもしれない。偽善に嫌気がさしたのかもしれない。
もしかしたら、自己嫌悪や自己憐憫から抜け出す対象になったのかもしれない。

深いし、不思議な感じ。
だけど、Ethan Hawkeが適役だと感じた直観は正しかったと思う。

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2019-04-18 荒野にて (原題 LEAN ON PETE)

『荒野にて (原題 LEAN ON PETE)』

製作年 2017年
製作国 イギリス
配給 ギャガ
監督 脚本 アンドリュー・ヘイ
原作 ウィリー・ヴローティン
キャスト
チャーリー・トンプソン/チャーリー・プラマー
デル・モンゴメリー/スティーヴ・ブシェミ
ボニー/クロエ・セヴィニー
レイ/トラヴィス・フィメル
シルバー/スティーヴ・ザーン


少年が良い子過ぎて、切なくなる。
父親の愛は感じていただろうけど、理解のある振りをしている。
寂しいって言えば良いのに。我儘言えばいいのに・・捨てられたくなかったのかな。

悲壮感が漂っていたのか、出会った大人たちは親切で凄く強運だとは思う。
何度も保護しそびれる大人たちはもうちょっとしっかりして欲しいけどね。

おばさんの存在が救いだったなぁ。

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2019-04-12 ビューティフル・ボーイ (原題 BEAUTIFUL BOY)

『ビューティフル・ボーイ (原題 BEAUTIFUL BOY)』

製作年 2018年
製作国 アメリカ
配給 ファントム・フィルム
監督 フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン
脚本 ルーク・デイヴィス
キャスト
デヴィッド・シェフ/スティーヴ・カレル
ニック・シェフ/ティモシー・シャラメ
カレン・バーバー/モーラ・ティアニー
ヴィッキー・シェフ/エイミー・ライアン
ローレン/ケイトリン・デヴァー

Timothée Chalamet は、とても淫靡な雰囲気を持った俳優だなぁ。爽やかな笑顔にさえ。
Steve Carellは元々コメディ俳優のイメージを持っていたんだけど、こういうシリアスな役も上手いわよね。
上手いからコメディも出来るのか‥

何かに依存する時の、きっかけなんて解らない。
分岐点は有るのかもしれないけど。後付けでそう言うだけかも。
優秀でお利口さんなな自分に、ちょっとうんざりしたのかもしれない。
理解のある父親ぶり、悪ぶった良好な父子関係が、嘘臭く思えたのかもしれない。
理由なんて、無いのかもしれない。
だけど、抜け出すのは大変って、私たちは知識で知っている。それなのに、何度も何度も落ちて行くんだなぁ‥

高校時代かなぁ‥学校で、薬物の恐怖・・的な動画を皆で視聴させられたけど、これは、そのままそういう風に使えそうな、恐怖と家族愛の美しい秀作です。
子役がまた上手いんだ。

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2019-04-11 バイス (原題 VICE)

『バイス (原題 VICE)』

製作年 2018年
製作国 アメリカ
配給 ロングライド
監督 脚本 アダム・マッケイ
キャスト
ディック・チェイニー/クリスチャン・ベール
リン・チェイニー/エイミー・アダムス
ドナルド・ラムズフェルド/スティーヴ・カレル
ジョージ・W・ブッシュ/サム・ロックウェル
コリン・パウエル/タイラー・ペリー


かなりシニカルな作品です。
物語は進んで行くけれど、それを解説する第三者の視点。差し込まれるワンショットが、相当ね。
まぁ、その第三者の存在自体が、かなり・・ですけど。
上手いんですよ。
映画としては、誰に偏ることなく真実を描いて居るようで、第三者の存在を借りてコミカルに否定して来る。

最近見た性差別なんかも時代的に関わっている。遠い国とは言え、無関心ではいられない強大な国の政治が、こんな事になっていたなんてね。
まぁ、あのジュニアはあちこちで散々言われてきてますけど。
ここで止めて置けば良いのに・・って手の込んだ皮肉たっぷりですね。

Christian Baleの変身ぶりは毎度見事ですが、今さら驚かないですよね。彼ならこの位やるだろう・・と。流石でした。

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2019-04-10 ザ・プレイス 運命の交差点 (原題 THE PLACE) リヴァプール、最後の恋 (原題 FILM STARS DON'T DIE IN LIVERPOOL) エマの瞳 (原題 L COLORE NASCOSTO DELLE COSE)  

『ザ・プレイス 運命の交差点 (原題 THE PLACE)』

製作年 2017年
製作国 イタリア
配給 ミモザフィルムズ
監督 脚本 パオロ・ジェノヴェーゼ
キャスト
L'uomo/ヴァレリオ・マスタンドレア
Angela/サブリーナ・フェリッリ
Marcella/ジュリア・ラッツァリーニ
Suor Chiara/アルバ・ロルヴァケル
Ettore/マルコ・ジャリ―ニ
Odoacre/ロッコ・パパレオ
Gigi/ヴィニーチョ・マルキオーニ
Alex/シルヴィオ・ムッチーノ
Fulvio/アレッサンドロ・ボルギ
Martina/シルヴィア・ダミーコ
Azzurra/ヴィットリア・プッチーニ

Valerio Mastandreaの揺るがない姿勢が何だか凄く頼もしいなぁ‥
疲れて無表情で静か。依頼者は、文句を言いながらも何でも打ち明けて行く。一見、カウンセラーみたいだ。

皆の望みは深刻で切実な物から、単なる欲望まで、様々。出される引き換えの条件も、様々。
皆一度は躊躇するの。良心から。そこから葛藤し、受け入れたり怒ったり懇願したり。
だけど、皆下りないのよね‥

だけど、その願いが皆少しずつずれて行くのよね。まぁ、それも織り込み済みなんだろうけど、彼がそこまで知っているのかは不明。だって静かに動揺しているもんねぇ?
そしてあの女性は・・?
不思議なんだけど、結構嫌いじゃない。


『リヴァプール、最後の恋 (原題 FILM STARS DON'T DIE IN LIVERPOOL)』

製作年 2017年
製作国 アメリカ
配給 キノフィルムズ/木下グループ
監督 ポール・マクギガン
原作 ピーター・ターナー
脚本 マット・グリーンハール
キャスト
Gloria Grahame/アネット・ベニング
Peter Turner/ジェイミー・ベル
Bella/ジュリー・ウォルターズ
Jean/ヴァネッサ・レッドグレイヴ

Gloria Grahame知らなかったんだけど、可愛らしい女性だなぁ。
話し方がゆっくりだからか、凄く聞き取り易い英語を話す。May Iとか、Could you とかをちゃんと使って丁寧に話すからかな。

以前、男と女では考える事が全然違う・・と聞いたけれど、この、ピーター君はここでそれ絶対言っちゃダメなやつ!って言うのをわざわざ言う。
それが本心だとしても、言っちゃダメだ!案の定グロリアを怒らせてる。ジョークだって言って許される発言じゃない。若さか?
そんな事を、グロリア目線とピーター目線での同シーンの繰り返しで思い知る。

舞台の上でシェイクスピアを読むシーンとか、本当に、綺麗で切ない。
老いても、落ち目と言われても、役者なんだよね。
でも、最後に帰りたい場所が有るのは、幸運かも知れないね。

『エマの瞳 (原題 L COLORE NASCOSTO DELLE COSE)』

製作年 2017年
製作国 イタリア=スイス
配給 マンシーズエンターテインメント
監督 シルヴィオ・ソルディーニ
脚本 シルヴィオ・ソルディーニ 、 ドリアーナ・レオンデフ 、 ダヴィデ・ランティエーリ
キャスト
Emma/ヴァレリア・ゴリノ
Teo/アドリアーノ・ジャンニーニ
Patti/アリアンナ・スコンメーニャ
Nadia/ラウラ・アドリアーニ


いや、解んない。イタリアらしいと言えば、らしいけど。
愛人も恋人も居て、だけど誰にも心は許さなくて。恋人との仲を守る為に平気で切り捨てるような男だよ。
盲目なエマは健気かもしれない。
でも浮気症は治らないよね?
『かごの中の瞳』のパターンが目に見えるようだったわ。
ハッピーエンドとは思えなかった。

先頭 表紙

2019-04-10 孤独なふりした世界で (原題 I THINK WE'RE ALONE NOW)  希望の灯り (原題 IN DEN GÄNGEN)

『孤独なふりした世界で (原題 I THINK WE'RE ALONE NOW)』

製作年 2018年
製作国 アメリカ
配給 ツイン
監督 リード・モラーノ
脚本 マイク・ワコウスキー
キャスト
Del/ピーター・ディンクレイジ
Grace/エル・ファニング
Patrick/ポール・ジアマッティ
Violet/シャルロット・ゲンズブール

色々謎なんですが、黙々と自分に課した作業を続けるデルの拘りや潔癖さが心地良い。
まぁ、異常なんだけど。
そこに絡んでくる謎の少女がElle Fanningで、本当に、可愛い。
車の中で音楽聴きながらヘドバンするんだけど、美しすぎる〜

この映画は、地味にキャスト豪華だし、見せ方が凄く美しい。
掃除の仕方や本の整理や、図書館そのものも。
何が起きたのか、ちょっと良く分からないのだけれど。
急転急転で着いて行くのが難しいけれど、それが登場人物に感情移入しやすくさせているのかも。


『希望の灯り (原題 IN DEN GÄNGEN)』

製作年 2018年
製作国 ドイツ
配給 彩プロ
監督 トーマス・ステューバー
原作 クレメンス・マイヤー
脚本 クレメンス・マイヤー 、 トーマス・ステューバー
キャスト
クリスティアン/フランツ・ロゴフスキ
マリオン/ザンドラ・ヒュラー
ブルーノ/ペーター・クルト

スーパーの裏側の仕事のドキュメンタリーのような感じ。
ベテランの親切で自由な先輩たちや、仲間を心配するおせっかいや、仲間意識が心地いい職場です。
だけど、皆孤独で・・だからこそ、職場では陽気なのかな・・

でも、年上人妻のお姉さん、それは酷だわ‥

先頭 表紙

2019-04-01 記者たち〜衝撃と畏怖の真実〜 (原題 SHOCK AND AWE)

『記者たち〜衝撃と畏怖の真実〜 (原題 SHOCK AND AWE)』

製作年2017年
製作国アメリカ
配給ツイン
監督ロブ・ライナー
脚本ジョーイ・ハートストーン
キャスト
Jonathan Landay/ウディ・ハレルソン
Warren Strobel/ジェームズ・マースデン
Lisa Mayr/ジェシカ・ビール
Vlatka Landay/ミラ・ジョヴォヴィッチ
John Walcott/ロブ・ライナー
Joe Galloway/トミー・リー・ジョーンズ


当時、イラク戦争を、どういう思いで見て居たかな・・
サダム・フセインが大量破壊兵器を保有しているから・・と言われて、疑いはしなかったでしょ。
遠い国の出来事・・と思っても居た。
でもこの映画は、遠い国の事だけじゃ無く、多分、いつの時代でもどこの国でも当てはまるのよね。

ジャーナリストが、売れるネタかどうかだけで、裏付けもしないで、記事を垂れ流しちゃいけない。
先入観や思い込みで、価値観押し付けちゃいけない。

後手後手に廻りながら、それでもちゃんとした裏付けを取って行く中堅新聞社ナイト・リッダーの面々は頼もしいし、妥協しない支局長、格好良い。
スクープよりも確証の方が大事だと思っている。曲げない信念。そう言う新聞社が無いとね。
私のイメージだと、日本の報道番組は憶測に憶測を重ねて垂れ流している感じ。

強大な自由の国は、一歩間違うと集団暴力化するのね。
それは、どこの国でも、どんなに小さなコミュニティでも。
その部分に警鐘を鳴らしている映画だと思いました。


久し振りのJames Marsdenだったわ。

先頭 表紙

2019-03-30 2019年3月にスクリーンで観た映画

2019年3月にスクリーンで観た映画

3月は20本でした。
2019年小計は52本。


ダンボ (原題 DUMBO)
スパイダーマン:スパイダーバース (原題 SPIDER-MAN: INTO THE SPIDER-VERSE)
ブラック・クランズマン (原題 BLACKKKLANSMAN)
ビリーブ 未来への大逆転 (原題 ON THE BASIS OF SEX)
バンブルビー (原題 BUMBLEBEE)
サッドヒルを掘り返せ (原題 SAD HILL UNEARTHED)
バジュランギおじさんと、小さな迷子 (原題 BAJRANGI BHAIJAAN)
サンセット (原題 NAPSZÁLLTA)
ふたりの女王 メアリーとエリザベス (原題 MARY, QUEEN OF SCOTS)
キャプテン・マーベル (原題 CAPTAIN MARVEL)
アリータ:バトル・エンジェル (原題 ALITA: BATTLE ANGEL)
マイ・ブックショップ (原題 LA LIBRERÍA)
たちあがる女 (原題 KONA FER Í STRÍÐ)
ウトヤ島、7月22日 (原題 UTØYA 22. JULI)
シンプル・フェイバー (原題 A SIMPLE FAVOR)
運び屋 (原題 THE MULE)
天国でまた会おう (原題 AU REVOIR LÀ−HAUT)
あなたはまだ帰ってこない (原題 LA DOULEUR)
グリーンブック (原題 GREEN BOOK)
移動都市/モータル・エンジン (原題 MORTAL ENGINES)

先頭 表紙


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