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まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

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2019-03-30 2019年3月にスクリーンで観た映画
2019-03-30 ダンボ (原題 DUMBO)
2019-03-27 スパイダーマン:スパイダーバース (原題 SPIDER-MAN: INTO THE SPIDER-VERSE)  ブラック・クランズマン (原題 BLACKKKLANSMAN)
2019-03-26 ビリーブ 未来への大逆転 (原題 ON THE BASIS OF SEX)  バンブルビー (原題 BUMBLEBEE)
2019-03-20 サッドヒルを掘り返せ (原題 SAD HILL UNEARTHED)  バジュランギおじさんと、小さな迷子 (原題 BAJRANGI BHAIJAAN)
2019-03-19 サンセット (原題 NAPSZÁLLTA)
2019-03-16 ふたりの女王 メアリーとエリザベス (原題 MARY, QUEEN OF SCOTS)  キャプテン・マーベル (原題 CAPTAIN MARVEL)
2019-03-15 アリータ:バトル・エンジェル (原題 ALITA: BATTLE ANGEL)
2019-03-13 マイ・ブックショップ (原題 LA LIBRERÍA)  たちあがる女 (原題 KONA FER Í STRÍÐ)  ウトヤ島、7月22日 (原題 UTØYA 22. JULI)
2019-03-11 シンプル・フェイバー (原題 A SIMPLE FAVOR)


2019-03-30 2019年3月にスクリーンで観た映画

2019年3月にスクリーンで観た映画

3月は20本でした。
2019年小計は52本。


ダンボ (原題 DUMBO)
スパイダーマン:スパイダーバース (原題 SPIDER-MAN: INTO THE SPIDER-VERSE)
ブラック・クランズマン (原題 BLACKKKLANSMAN)
ビリーブ 未来への大逆転 (原題 ON THE BASIS OF SEX)
バンブルビー (原題 BUMBLEBEE)
サッドヒルを掘り返せ (原題 SAD HILL UNEARTHED)
バジュランギおじさんと、小さな迷子 (原題 BAJRANGI BHAIJAAN)
サンセット (原題 NAPSZÁLLTA)
ふたりの女王 メアリーとエリザベス (原題 MARY, QUEEN OF SCOTS)
キャプテン・マーベル (原題 CAPTAIN MARVEL)
アリータ:バトル・エンジェル (原題 ALITA: BATTLE ANGEL)
マイ・ブックショップ (原題 LA LIBRERÍA)
たちあがる女 (原題 KONA FER Í STRÍÐ)
ウトヤ島、7月22日 (原題 UTØYA 22. JULI)
シンプル・フェイバー (原題 A SIMPLE FAVOR)
運び屋 (原題 THE MULE)
天国でまた会おう (原題 AU REVOIR LÀ−HAUT)
あなたはまだ帰ってこない (原題 LA DOULEUR)
グリーンブック (原題 GREEN BOOK)
移動都市/モータル・エンジン (原題 MORTAL ENGINES)

先頭 表紙

2019-03-30 ダンボ (原題 DUMBO)

『ダンボ (原題 DUMBO)』

製作年 2019年
製作国 アメリカ
配給 ウォルト・ディズニー・ジャパン
監督 ティム・バートン
脚本 アーレン・クルーガー
キャスト
Holt Farrier/コリン・ファレル
V. A. Vandevere/マイケル・キートン
Colette Marchant/エヴァ・グリーン

ピンクの象どうするのかな・・と思っていました。なるほど。頑張りましたね。

実写のダンボが怖い・・って声も耳に聞こえてきましたが、私は可愛いと思ったわ。
むしろ結構原作もダークよ。嫌いじゃないけど。

耳が大きいからって、そんなに嫌悪する?と思うけど、実際、相手を貶める事でしか自分を大きく見せられない人間って、いつの時代も、どこにでも、居るからなぁ‥

ちょっとBig Fishを思いだしました。

先頭 表紙

2019-03-27 スパイダーマン:スパイダーバース (原題 SPIDER-MAN: INTO THE SPIDER-VERSE)  ブラック・クランズマン (原題 BLACKKKLANSMAN)

『スパイダーマン:スパイダーバース (原題 SPIDER-MAN: INTO THE SPIDER-VERSE)』

製作年 2018年
製作国 アメリカ
配給 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
監督 ボブ・ペルシケッティ 、 ピーター・ラムジー 、 ロドニー・ロスマン
脚本 フィル・ロード 、 ロドニー・ロスマン
キャスト
マイルス・モラレス/シャメイク・ムーア
ヘイリー・スタインフェルド/ヘイリー・スタインフェルド


SPIDER-MANが、広く愛されて来たキャラクターだからこそ叶うコラボよね。
まだ若者で、世界を背負うには自分の世界が窮屈すぎて。だからこそ共感できる。
学校や、家族や、恋や・・
今作は、SPIDER-MANの家族としての貫禄が違うメイおばさんが格好良かったな。
新スパイダーマンのマイルスは、本人も家族も歩き始めたばかり。


若者に希望を与える、Stan Leeが良いよね。
いつか、アメコミ好きとか言いながら、彼を知らないと言う世代が出て来るんだね…

日本人の、幼女とロボ好きイメージも前面に出ていたな。


『ブラック・クランズマン (原題 BLACKKKLANSMAN)』

製作年 2018年
製作国 アメリカ
配給 パルコ
監督 脚本 スパイク・リー
キャスト
ロン・ストールワース/ジョン・デヴィッド・ワシントン
フリップ・ジマーマン/アダム・ドライバー
デビッド・デューク/トファー・グレイス
クワメ・トゥーレ/コーリー・ホーキンズ
ウォルター・ブリーチウェイ/ライアン・エッゴールド

Jackie Robinsonと同じ目に合うが耐えられるか‥?と問われ、まさか。と応えた彼は、本当に清く正しく育てられたんだろうな。
彼が入団に米野球史を変えたのが1947年の事よ。この映画の舞台は1970年代半ばのコロラド州。
それでも、白人至上主義者がはびこり黒人は不当な扱いを受けているの。それはまぁ、今もだけど。

先日観たビリーブで、性差別と人種差別は違う・・と言っていたけど、同じ部分も沢山有る。自分が優位だと思っている人間の傲慢さ。
優秀で美しい者を見ても、その存在価値を認めない、狡さ。

funnyな凸凹コンビのアメリカンコップ物と思って観たら、後悔しますよ。根深い人種差別、過激な歴史の物語です。

陶酔の表情で映画を見る白人たち。黒人指導者の過激な演説に声を合わせる黒人たち。潜在的に刷り込まれた敵対心が有るんですよね‥そんな事に煩わされない人もいるのに。
二つの組織が同時に映し出されて進んで行く。どうしても、差別を受けて来た黒人に同情的になるけど。
共通の敵なら、どんな罵詈雑言を浴びせても良いと思ったら間違いだと思う。白人全部が敵で、警察全部が敵では無い。そこを間違えたら相手と同じレベルでしょ。

Jackie Robinsonは酷い目に合ったけど、恨まず耐えて、実力で世間を味方にしたよね。
それは凄く難しい事だし勇気が居る事だけど、それは無理でも、同じような差別をしない事は出来るんじゃないかな。と思うのよ。
そこから変わらないと終わらない・・と言っているように私は感じた。悲劇しか生まない。

先頭 表紙

2019-03-26 ビリーブ 未来への大逆転 (原題 ON THE BASIS OF SEX)  バンブルビー (原題 BUMBLEBEE)

『ビリーブ 未来への大逆転 (原題 ON THE BASIS OF SEX)』


製作年 2018年
製作国 アメリカ
配給 ギャガ
監督 ミミ・レダー
脚本 ダニエル・スティエプルマン
キャスト
ルース・ベイダー・ギンズバーグ/フェリシティ・ジョーンズ
マーティン・ギンズバーグ/アーミー・ハマー
メル・ウルフMel Wulf/ジャスティン・セロー
ドロシー・ケニオン/キャシー・ベイツ
アーウィン・グリスウォルド/サム・ウォーターストン
ブラウン教授/スティーヴン・ルート
ジム・ボザース/ジャック・レイナー
ジェーン・ギンズバーグ/ケイリー・スピーニー

裁判物って凄く好きです。知恵の出し合い、言葉の持つ力をいかんなく発揮した方が勝つ。
突破口を見つけ、それをどうぶつけるかの駆け引き。凄い戦いだと思う。
正義がどう行われるか、興味深いし。

今作は特に、周囲敵だらけだし。

女性の変動を凄く感じる。
伝説のケニオンの時代より、戦い切り開いたつもりだったルースも、娘ジェーンの開けた戦う女の姿に衝撃を受ける。
今も昔も、今の若い子は‥私たちの時代は‥と反感を買ってしまうかもしれないけれど。
だけど、男たちの話を笑って聞いているだけの奥様も、彼らの話に眉間ぴくってさせていた。
娘や、未来の女性たちの為に戦った彼女たちのお陰で今、私たちは、大分生き易い時代を生きている。
権利を、叫びやすい環境が出来ている。それでも差別は有るけどね。

正直ね、心折れて、女性が戦うのを諦めて、男に飼われてナンボの綺麗に着飾り見目良い趣味の技磨いて、ご飯作って子ども育てて・・・って生き方の方が楽じゃないかな・・と思う事も有る。
自由に就職できて働きに出たって、家事育児もそのまま女の仕事だったし。今は大分男性陣も育児するのかもだけど。
・・うん、でも三秒でそんなの耐えられないって気が付いたわ。

俺様な男たちの視線が本当に腹立たしかった。
立とうとするマーティンを、がしっと止めるルースも、理解して送りだすマーティンも、格好良かったなぁ。

彼の進歩的な考え方が、何処から来たのかも気になるわ。


『バンブルビー (原題 BUMBLEBEE)』

製作年 2019年
製作国 アメリカ
配給 東和ピクチャーズ
監督 トラヴィス・ナイト
脚本 クリスティーナ・ホドソン
キャスト
チャーリー・ワトソン/ヘイリー・スタインフェルド
バーンズ/ジョン・シナ
ギレルモ・“メモ”・グティエレス/ホルヘ・レンデボルグ・Jr.

膝抱えて隅っこに座るバンブルビーの怯えた姿は反則だね。
青い目は真ん丸だし、そりゃあ、悪い奴に見えないわ。
それでもすぐ受け入れた彼女は相当お人好しね。
更にお人好しな巻き込まれて役に立たないメモは、気の毒だけど、味方が一人居てくれるだけで、きっと気持ちが違う。

初めて規格外サイズの部屋に入る姿は、ホビット庄のビルボの家を訪ねて来たガンダルフみたいだったな。

走り出したバンブルビーが並走している車を見た時、あぁ!!って思うよね。

先頭 表紙

2019-03-20 サッドヒルを掘り返せ (原題 SAD HILL UNEARTHED)  バジュランギおじさんと、小さな迷子 (原題 BAJRANGI BHAIJAAN)

『サッドヒルを掘り返せ (原題 SAD HILL UNEARTHED)』

製作年 2017年
製作国 スペイン
配給 ハーク=STAR CHANNEL MOVIES
監督 脚本 ギレルモ・デ・オリベイラ
キャスト
エンニオ・モリコーネ
クリント・イーストウッド
クリストファー・フレイリング
アレックス・デ・ラ・イグレシア
ジェイムズ・ヘットフィールド


いきなり見覚えのある顔が出て来て、え?と思ったらMetallicaだ!!
James Hetfieldのインタビューも沢山出てきた。

続・夕陽のガンマンを愛し、そのロケ地に思い入れのあるファンが、名場面の跡地を復元しよう‥と言う愛に付き起こされ、50周年一大イベントに催すまでのドキュメンタリー。
映画の関係者や、サッドヒル文化連盟のメンバーの思い入れのある興味深い話もたくさん聞けた。

聖地巡礼って、日本でも主にアニメファンが良く用いる言葉。
自分の好きな事、思い入れのある事に例えたら、凄く共感できると思う。
映画の中の世界に憧れるだけじゃ無く、その物語の一部に成れるチャンスに、皆が興奮しているのが良く分かる。
何より、同じ物を好きな仲間が集まっているのだから、盛り上がらない訳がないのよね。
あの土地の近くで生きている人には、自慢できる場所だろうし。

荒廃してた状態でも、整備し復元した状態でも、感慨深くその地を畏敬の念で見つめる人々が凄く印象的でした。
そして、式典で流れるコメントね。誰の為でも無く自分の為にやったんだけど。凄いご褒美だった。
人生に、こんな風に思いがけず報われる瞬間って、有って良いと思うわ。素敵だ。


あぁ‥そう言う事だよね・・って映画好きとして心の琴線に触れる言葉の数々をいただいたけど、どんな言葉がどう刺さるかは、きっと人それぞれよね。

どうしてMetallicaのJames Hetfieldが・・?って思ったけど、そうか。彼らは、もう何十年もライブの開始に、続・夕陽のガンマンのサッドヒルの緊迫したシーンのBGMを使っているんだって。あの警鐘で、ドラムが飛び出してきてカウントを始める。メタリカのライブ開始シーンが映画のエンディングって!座席でヘドバンメロイックサインしたくて困った。今すぐライブ行きたくなった。


『バジュランギおじさんと、小さな迷子 (原題 BAJRANGI BHAIJAAN)』

製作年 2015年
製作国 インド
配給 SPACEBOX
監督 カビール・カーン
脚本 V.ヴィジャエーンドラ・プラサード 、 カビール・カーン 、 パルヴィーズ・シャイク
キャスト
Pawan Kumar Chaturvedi Bajrangi Bhaijaan/サルマン・カーン
Shahida Munni/ハルシャーリー・マルホートラ
Rasika/カリーナ・カプール


インドの映画って個性的だけど、自国や文化への愛を感じる。確立した世界観よね。
変に西洋かぶれの映画を作る某アジア国の映画の風潮より、好感持てる。
だけど、インド万歳な映画じゃないんだけどね。

不器用で真直ぐ・・が定番ね。インドではそれが男性に求められているのかな・・切実に。

バジュランギはちょっと度を越えていて、そこはやっぱり、馬鹿なんじゃないかと思うんだけど、凄く強い信念で遂行しているので、一緒に居るのはちょっと辛いな。
彼に当てられ、己の狡さに嫌気がさしながら、ちょっとだけ勇気を出す・・そんな人の方に惹かれそうだな。

そんな彼は神を愛するあまり異教徒異文化を受け入れられないんだけど、パキスタンで出会った老師の寛容さにハッとするシーンが好きだな。器の違いを見せつけられたわよね。


インドの女優さんは本当に美人だけど、子役のシャヒーダーも、凄く可愛いです。

先頭 表紙

2019-03-19 サンセット (原題 NAPSZÁLLTA)

『サンセット (原題 NAPSZÁLLTA)』

製作年 2018年
製作国 ハンガリー=フランス
配給 ファインフィルムズ
監督 脚本 ネメシュ・ラースロー
キャスト
イリス/ユリ・ヤカブ
ブリル/ヴラド・イヴァノフ
Mrs. Müller/モーニカ・バルシャイ

イリスの、ノスタルジーなのかな・嘗ての両親の店で働きたいと言うのは。
最初の願いは、兄の存在を知った事によって大きく変わって。
兄探し、秘密の暴露、女の子たちを救う事・・と。中々危険を顧みず、ある意味はた迷惑な行動力。
皆が秘密主義なので、謎のは発言をして振り回していくので思い込みなのか事実なのか、中々すっきりしないのですが、王族もが顧客の高級帽子店と、労働者階級の人たちの粗暴さと、目立ちます。
・・・でも貴族だって中身は一緒だったわ。
すっきりするストーリーでは無いです。

先頭 表紙

2019-03-16 ふたりの女王 メアリーとエリザベス (原題 MARY, QUEEN OF SCOTS)  キャプテン・マーベル (原題 CAPTAIN MARVEL)

『ふたりの女王 メアリーとエリザベス (原題 MARY, QUEEN OF SCOTS)』

製作年 2018年
製作国 イギリス
配給 ビターズ・エンド=パルコ
監督 ジョージー・ルーク
原作 ジョン・ガイ
脚本 ボー・ウィリモン
キャスト
メアリー・スチュアート/シアーシャ・ローナン
エリザベス1世/マーゴット・ロビー
ヘンリー・スチュアート/ダーンリー卿/ジャック・ロウデン
ロバート・ダドリー/レスター伯爵/ジョー・アルウィン
ベス・オブ・ハードウィック/ジェンマ・チャン
ジェームズ・ヘップバーン/ボスウェル伯爵/マーティン・コムストン
リッチオ/イスマエル・クルス・コルドバ


ブーリン家の姉妹The Other Boleyn Girlのアン・ブーリンの娘エリザベス。
あの野心家のアンの娘のエリザベス。覚悟を持って女王となったとても健気で、魅力的な女性に描かれていますね。

一方メアリーは自信満々で怖いもの知らずで、奔放で。ちょっとはた迷惑に描かれている。
勿論、歴史物語は真実を語っていないことが多い。誰かが思い描いた1つの説でしかないので、真に受けるほど歴史に対してお人好しでは無いのですが。

女王は常に男たちに利用され、決して安全では無い。一方的に断罪されてしまう、とても不安定な位置にいる。

ひたすらエリザベスが魅力的だったわ。


『キャプテン・マーベル (原題 CAPTAIN MARVEL)』

製作年 2019年
製作国 アメリカ
配給 ウォルト・ディズニー・ジャパン
監督 アンナ・ボーデン 、 ライアン・フレック
脚本 アンナ・ボーデン 、 ライアン・フレック 、 ジェネヴァ・ロバートソン=ドゥウォレット
キャスト
Carol Danvers / Captain Marvel/ブリー・ラーソン
Nick Fury/サミュエル・L・ジャクソン
Walter Lawson / Mar-Vell/ジュード・ロウ

Stan Leeへの愛に溢れるオープニングで感動していたら拍手も起きてた。
登場シーンは、思わず一緒に深く頷いちゃう。

まだ、宇宙人の存在を地球人が認識していない時代なのね。
そりゃ、衝撃的よね。彼女の存在は。

途中どんどん強くなるし。何でも出来そうだし。アベンジャーズの隠し玉になり得るのも頷ける。

Jude Lawが凄くはまり役だったなぁ。ラストの当たりが特に。

後は、クラーケンが衝撃的だった。そりゃあ、彼らが敬遠する訳です。
アベンジャーズが早く見たくなります。

先頭 表紙

2019-03-15 アリータ:バトル・エンジェル (原題 ALITA: BATTLE ANGEL)

『アリータ:バトル・エンジェル (原題 ALITA: BATTLE ANGEL)』

製作年2018年
製作国 アメリカ
配給 20世紀フォックス映画
監督 ロバート・ロドリゲス
原作 木城ゆきと
脚本 ジェームズ・キャメロン
キャスト
Alita/ローサ・サラザール
Dr. Dyson Ido/クリストフ・ヴァルツ
Chiren/ジェニファー・コネリー
Vector/マハーシャラ・アリ

銃夢と言うコミックは最初の方読んだことが有って、最初何も知らずに予告を見た時、銃夢みたいだな‥と思いました。
そしたら、その通りだったのね。
最初の方は、可愛いサイボーグの女の子のハートフルなお話なんだけど、途中からどんどんバトルものになって来て、子供心にびっくりしたんだよね。

アリータだけじゃなくて、Dr.がイメージ通りだったなぁ。
雑多な地上の世界観がリアルです。

確かに、James Cameronが好きそうな世界観よね。でもコレ、続き作ろうとしているんだねぇ?余程気に入ったのね。アバターもまだなんだけどな‥

先頭 表紙

2019-03-13 マイ・ブックショップ (原題 LA LIBRERÍA)  たちあがる女 (原題 KONA FER Í STRÍÐ)  ウトヤ島、7月22日 (原題 UTØYA 22. JULI)

マイ・ブックショップ (原題 LA LIBRERÍA)

製作年 2017年
製作国 イギリス=スペイン=ドイツ
配給 ココロヲ・動かす・映画社○(配給協力:ミモザフィルムズ)
監督 脚本 イザベル・コイシェ
原作 ペネロピ・フィッツジェラルド
キャスト
Florence Green/エミリー・モーティマー
Edmund Brundish/ビル・ナイ
Violet Gamart/パトリシア・クラークソン

Emily Mortimerはちょっと困ったような笑顔が良く似合うと思うのだけれど、優しそうに見えて、頑固な役が良く似合います。

そして、Bill Nighy。背過ぎをしゃんと伸ばして大股で闊歩する。正しい老紳士を久しぶりに見たな。
初めて会った時に彼女を見送った後肩で息を吐き、頑張った自分を誉める不器用さが魅力的でしたね。

本は好きです。特にハードブックがね。ヨーロッパの凝った作りの本は、本当に芸術品ね。

狭い、保守的な街は厄介。皆波風を立てないように権力に従うから。
平和で穏やかなだけじゃない。
あのラストをどう受け取るか‥決してハッピーエンドとは言えない。
だけど、確実に、一人の少女の人生を豊かに変えたと思う。


たちあがる女 (原題 KONA FER Í STRÍÐ)

製作年 2018年
製作国 アイスランド=フランス=ウクライナ
配給 トランスフォーマー
監督 ベネディクト・エルリングソン
脚本 ベネディクト・エルリングソン 、 オラフル・エギルソン
キャスト
ハットラ・アウサ/ハルドラ・ゲイルハルズドッティル
かくまってくれる男性/ヨハン・シグルズアルソン

環境活動家。しかも、中々過激な。
彼女は中々ラッキーで、いつも上手く擦り抜け捕まらない。
実際どれだけの成果が出たのかは解らないけれど、ニュースにはなった。
対照的に悟ったような双子の存在が、最後に生きてくる。確かに凄く良い精神修行の場所ではある。

この映画の特徴はBGMが生・・って言うか、俳優たちが演じている横で生バンドの舞台みたいに演奏しているの。
そこに居るのが不思議な存在。基本、中の人たちには見えていない設定。
だけど、無人の部屋や切迫したシーンにストーリーと関係ある面持ちで演奏したり歌ったりしている。
最初凄く違和感あったけど、途中慣れた。ちょっと微笑ましくさえ感じた。


ウトヤ島、7月22日 (原題 UTØYA 22. JULI)

製作年 2018年
製作国 ノルウェー
配給 東京テアトル
監督 エリック・ポッペ
キャスト
クリスティーン/インゲボルグ・エネス

ノルウェー、2011年7月22日。
兎に角、絶望的に怖い。犯人が見えない。たった一人の犯人が、69人の若者たちを殺害したなんて・・
何処か一時でも安全と思える場所が有ったら、対策を考えたり、犯人が一人と分かれば戦う方法を見出せたかもしれない。
だけど実際に起きたらそんな余裕はないんだな。逃げ惑い、パニックの中で憶測だけが飛び交うの。

これはドキュメンタリーじゃないので、登場人物は実在しない。
だけど、自分が嫌いだったり、保守的だったり、妹を心配したり、将来を夢見たり、一人一人に大切な人が居て、人生が有ったと思うと、本当に、リアルなのです。

これは教訓的ではないので、こういく時にどうしたらいい・・とか教えてくれるわけでもないし、鈍してこんな事が起きたのか‥と考えさせるわけでもない。
だから人生を大事に・・とか、家族を大事に・・とか言いたい訳でもないと思う。
こういくことが有った。こう言う事が起こり得る。それを忘れないで欲しいのかもしれない。

先頭 表紙

2019-03-11 シンプル・フェイバー (原題 A SIMPLE FAVOR)

『シンプル・フェイバー (原題 A SIMPLE FAVOR)』

製作年 2019年
製作国 アメリカ=カナダ
配給 ポニーキャニオン
監督 ポール・フェイグ
原作 ダーシー・ベル
脚本 ジェシカ・シャーザー
キャスト
Stephanie Smothers/アナ・ケンドリック
Emily Nelson/ブレイク・ライブリー
Sean Townsend/ヘンリー・ゴールディング
Diana Hyland/リンダ・カーデリーニ
Margaret McLanden/ジーン・スマート
Dennis Nylon/ルパート・フレンド

動画ブログを駆使した、今時な映画。
ラストが実話物のその後みたいで笑ったわ。

思えば、ママ友って子供同士が仲良し・・と言うだけで繋がる不可思議な関係。
過去も思想も嗜好も家庭環境も経済状況も知らないまま、お互いの家に行き来するようになる。
凄く親密で、かけがえのない友のような気がするけれど、子どもが大きくなって、自分の生活を取り戻したら消えてしまう。

失踪してから知る、友人の知らない顔。まぁ、彼女の場合、夫も知らなかったんだから、相手が悪かったけど。
ステファニーは人が良さそうな顔して読めないし、エミリーに関しては、何も見えて来ない。
ショーンもね。良き父ではあるけど、良い夫かは不明。

ただ巻き込まれておたおたするだけかと思ったら違った。中々強かだった。人を上辺で判断しちゃダメね。

先頭 表紙


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