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まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

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2018-11-15 モダンライフ・イズ・ラビッシュ〜ロンドンの泣き虫ギタリスト〜 (原題 MODERN LIFE IS RUBBISH)
2018-11-12 ボヘミアン・ラプソディ (原題 BOHEMIAN RHAPSODY)
2018-11-07 ライ麦畑で出会ったら (原題 COMING THROUGH THE RYE)  バグダッド・スキャンダル (原題 BACKSTABBING FOR BEGINNERS) 嘘はフィクサーのはじまり (原題 NORMAN: THE MODERATE RISE AND TRAGIC FALL OF A NEW YORK FIXER)  
2018-11-06 ステータス・アップデート (原題 STATUS UPDATE)  search/サーチ (原題 SEARCHING)
2018-11-05 ヴェノム (原題 VENOM)
2018-11-01 アンダー・ザ・シルバーレイク (原題 UNDER THE SILVER LAKE) ザ・アウトロー (原題 DEN OF THIEVES)
2018-10-31 2018年10月にスクリーンで観た映画
2018-10-31 テルマ (原題 THELMA)
2018-10-25 負け犬の美学 (原題 SPARRING)  チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛 (原題 TULIP FEVER)
2018-10-23 マイ・プレシャス・リスト (原題 CARRIE PILBY)


2018-11-15 モダンライフ・イズ・ラビッシュ〜ロンドンの泣き虫ギタリスト〜 (原題 MODERN LIFE IS RUBBISH)

『モダンライフ・イズ・ラビッシュ〜ロンドンの泣き虫ギタリスト〜 (原題 MODERN LIFE IS RUBBISH)』


製作年 2017年
製作国 イギリス
配給 S・D・P
監督 ダニエル・ギル
脚本 フィリップ・ガウソーン
キャスト
リアム/ジョシュ・ホワイトハウス
ナタリー/フレイア・メーバー
ザ・カーブ/イアン・ハート
オリー/ウィル・メリック
ガス/マット・ミルン



売れないバンドマンの物語。
レコード店で出会った2人の恋。音楽の趣味が一緒で、夢を追う姿が輝いて見えた。
だけど、大抵はどちらかが現実に返るのよね。生活の為に。
どちらかが犠牲になっている・・と感じたら、ダメなんだ。夢見ている間は良いけど、我に返ったらね。

ライブシーンで、練習も合わせても居ない新曲を、ベースには「コードはCEFだから!」、ドラムには、「バスドラムを!」だけ言い捨て、guitar Voが、歌い出す。
ふざけるな!言いながら彼のplayをしばし眺め、演奏するシーンが凄く良かった。

ラストはElizabethtownを思い出す。
誰よりも、理解し合えて居たからこそのmap。過去を遡るように・・あの頃の気持ちに帰って行く。
誰かを失いたくない時、最後の賭けにこの手法良いかもね。どストライクだったら、やり直せるかもしれない。私でも。
私の大好きなあの人も、見送らないで、こんな悪あがきしていたら、今頃幸せになっていたのかも。外したらアウトだけどね。

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2018-11-12 ボヘミアン・ラプソディ (原題 BOHEMIAN RHAPSODY)

『ボヘミアン・ラプソディ (原題 BOHEMIAN RHAPSODY)』


製作年 2018年
製作国 アメリカ
配給 20世紀フォックス映画
監督 ブライアン・シンガー 、デクスター・フレッチャー
脚本 アンソニー・マクカーテン
撮影 ニュートン・トーマス・サイジェル
キャスト
Freddie Mercury/ラミ・マレック
John Deacon/ジョセフ・マッゼロ
Roger Taylor/ベン・ハーディ
Brian May/グウィリム・リー
Mary Austin/ルーシー・ボイントン
Paul Prenter/アレン・リーチ
レイ・フォスター /マイク・マイヤーズ
ジム・ハットン /アーロン・マカスカー
ボブ・ゲルドフ / ダーモット・マーフィ/
ラリー・マレン・ジュニア -/マシュー・ヒューストン
シェリー・スターン -/ミシェル・ダンカン
デヴィッド・ボウイ -/マックス・ベネット

オープニングの20世紀FOXのロゴマーク登場シーンからサウンドがロックだった。こういう所好き。

Queen誕生から、LIVE AIDに至るまでの物語。
彼らの音楽がいかに素晴らしいかとかは、素人の私が語るまでも無い。世界中のミュージシャンたちが称賛している。
ただ、彼らの観客を巻き込んで盛り上がるスタイルは大好きだし、曲を聞いたらそわっとなるし、心が奮い立つ。
是非、足踏みOK、声援OKの爆音上映で観たい映画よね。

私が音楽と出会うのは殆どが映画で、Queen との出会いも、ROCK YOU! ロック・ユー! (原題 A Knight's Tale)と言う、誰もが二度見するPaul Bettanyが演じるチョーサーの登場シーンが印象的な映画です。
文字通り、We Will Rock You テーマソング。なので、We Will Rock Youが特別に好きな曲と言うのもあるけれど、発案者のBrian Mayが終始好きだなぁ。ユーモアとリーダー性が好きだ。
皆で曲を作り合い、ぶつかりもするけど、良い!と思ったら受け入れられる感性が魅力的。
喧嘩をしているメンバーを、ベースがリズムを刻むだけで止める。ドラムが走った時、止められるのはベースだけ。って某ベテランベーシストののセリフ思い出して、心がザワッとした。


監督が途中で降板しているので、私は敢えて二人の監督を載せているけど、協会的には監督はBryan Singerです。

Freddie Mercuryを演じるのではなく、Freddie Mercuryとして生きるという観点でキャスティングされたと言うRami Malek。ボイスコーチよりムーブメントコーチが必要と、Freddie Mercuryの動作や表情を研究し尽くした彼は、見事になり切って居ましたよね。
私の大好きな、日本の某バンドVoさんも、完璧だったと仰いました。

ライブが好きだし、音楽が好きだけど、演奏出来ないし、歌えない。仲間にもなれないし、愛される事も無い。
だけど、心の拠り所で、現実的な世界と接点で居続けたメアリーの存在が凄く好きで、私がなりたいのは、ああいう存在なんだなぁ・・と思った。

ラスト20分?泣かずに居られる訳がない。号泣です。ずっと聞いて居たかった・・



関係無いけど、最近Tom Hollanderを良く見るなぁ。良い役演じてますねぇ。

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コレ観たいな〜と思ってます!こちらを読んで益々!! / ブラキヲン ( 2018-11-13 09:23 )

2018-11-07 ライ麦畑で出会ったら (原題 COMING THROUGH THE RYE)  バグダッド・スキャンダル (原題 BACKSTABBING FOR BEGINNERS) 嘘はフィクサーのはじまり (原題 NORMAN: THE MODERATE RISE AND TRAGIC FALL OF A NEW YORK FIXER)  

『ライ麦畑で出会ったら (原題 COMING THROUGH THE RYE)』

製作年 2015年
製作国 アメリカ
配給 東北新社=STAR CHANNEL MOVIES
監督 製作 脚本 ジェームズ・サドウィズ
キャスト
Jamie Schwartz/アレックス・ウルフ
Deedee/ステファニア・オーウェン
J.D. Salinger/クリス・クーパー
Mr. Tierney/エイドリアン・パスダー


サリンジャーに会いに行くまでは、話の85%がJames Steven Sadwith監督の実体験で、それ以降の話では、99%が監督の実体験・・・なのだそうです。
今作ではChris CooperがJ.D. Salinger役なのですが、ホールデン・コールフィールドは此処にいた‥とジェイミーが言う通りだとしたら、ひりひりした繊細な感性のままひっそりと暮らしている様子は、凄くしっくりくるのです。
きっと彼を訪ねて来るのは、商業目的の人以外では、ジェイミーのように、生き難い若者たちだと思うのです。
彼は、山奥の隠れたあの家で、ライ麦畑の崖から落ちそうなそんな若者をキャッチしているんじゃないかな。
冷たく追い払いながら、それでも足掻いて行動を起こした若者たちを、嬉しく見つめているんじゃないかな。
彼に、同行してきてくれる友が居る事も、彼の意志を尊重して引いていてくれることも、本当は凄く凄く喜んでいるんじゃないかな。
難しいけれどそんな繊細な人だもの。

同じ町の女性が、一度会ったけど、親しく離れなかった・・と言うのも納得ですね。

続編問題で争った事がる彼ですから、舞台化を否定するのも納得です。


『バグダッド・スキャンダル (原題 BACKSTABBING FOR BEGINNERS)』

製作年 2018年
製作国 デンマーク=カナダ=アメリカ
配給 アンプラグド
監督 ペール・フライ
原作 マイケル・スーサン
脚本 ペール・フライ 、 ダニエル・パイン
キャスト
Michael Soussan/テオ・ジェームズ
Pasha/ベン・キングズレー
Christina Dupre/ジャクリーン・ビセット
Lily/レイチェル・ウィルソン

どんな理想的な政策でも、行う方が鉄壁じゃないとこうなっちゃう。
そこに抜け道や利用方法を思いつく人間が居るんだなぁ。

国が国だからか、事が大きすぎるからか、命の危険が大きすぎるし。それを言い訳にされたら、何が正しいか解らなくなりがちだけど。
Michael Soussanは強運だったんだな。無事告発できたんだから。


『嘘はフィクサーのはじまり (原題 NORMAN: THE MODERATE RISE AND TRAGIC FALL OF A NEW YORK FIXER)』

製作年 2016年
製作国 イスラエル=アメリカ
配給 ハーク(配給協力:ショウゲート)
監督 脚本 ヨセフ・シダー
キャスト
Norman Oppenheimer/リチャード・ギア
Micha Eshel/リオル・アシュケナージ
Rabbi Blumenthal/スティーヴ・ブシェミ
Phillip Cohen/マイケル・シーン

Richard Gereが演じるNormanは憎めない。ホームレスなんだよね。だけど凄く前向き。
胡散臭いから厄介払いされちゃうけど、自分はもっと上手いことやれる・・と思っている。
それが自分の私欲と言うより、その過程を組み立てるのが好き・・と言う感じ。
上手く行ったら嬉しくてしょうがない。調子に乗っちゃう。
それがまさかそう言う展開に行っちゃうなんて・・・

何だかね、勿論自業自得なんだけど、NormanもMichaも憎めない人で、最後の決断が悲しい。
自分の計画が上手くすとんと治まった事に満足しちゃって。達観している場合じゃない。
器じゃなかって言ったらそれまでなんだけど、そんな自己犠牲必要?

あのラストには、何者でもない自分が辛くて仕方が無くなった。

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2018-11-06 ステータス・アップデート (原題 STATUS UPDATE)  search/サーチ (原題 SEARCHING)

『ステータス・アップデート (原題 STATUS UPDATE)』

製作年 2018年
製作国 アメリカ
配給 AMGエンタテインメント
監督 スコット・スピアー
製作総指揮 アダム・シャンクマン
脚本 ジェイソン・フィラルディ
キャスト
カイル/ロス・リンチ
ダニー/オリヴィア・ホルト
シャーロット/コートニー・イートン
デレク/グレッグ・サルキン
ダリル/ロブ・リグル
キャサリン/ファムケ・ヤンセン


Hairsprayの監督で、17 AGAINの製作も務めたAdam Shankmanが製作総指揮なのだから、私好みでない筈がない。
この人、どれだけ青春こじらせてたんだろう・・と思うくらい、このジャンル、強いわよね。

それと、やっぱり恋愛は同世代が美しい。良い年になったら若い女の子に恋い焦がれるより、彼らを温かく見守る方が美しい。・・・と実感したわ。特定の誰かさんに伝えたい。同世代にしなさい・・・と。言えないけど。

誰彼かまわず排除する形で、後先考えないでお馬鹿なんだけど、それも若さの特権かな。間違っても、失敗しても、やり直せるし、最後は報われる・・って言う安心感は若者へのPresentかな。

それと、ゲイボーイは繊細だから、絶対味方につけた方が良い。

ステータスをアップロード出来るなら何を出来るようになりたいか‥観ながら誰もが考える筈。
高校生の私は、盗塁が上手くて神業守備の野球選手を絶対に願った筈。
歌って踊れる・・も憧れるけど、今の私はギターとドラムの才能が欲しいと願いそうだな。
夢見るくらいは良いじゃない?
そんな束の間の夢をくれる、ほろ苦くて甘い映画♪


『search/サーチ (原題 SEARCHING)』

製作年 2018年
製作国 アメリカ
配給 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
監督 アニーシュ・チャガンティ
製作 ティムール・ベクマンベトフ
脚本 アニーシュ・チャガンティ 、 セブ・オハニアン
キャスト
デビッド・キム/ジョン・チョウ
ヴィック捜査官/デブラ・メッシング
ピーター/ジョセフ・リー
マーゴット/ミシェル・ラー

全編PC画面の映像・・と言う手法は確かに凄い。
まるで、世界はPCの中にだけ存在しているみたいだ。

親は子供を知らない。過干渉の親は兎も角、ある程度の年齢に達したら、信じて放任するのも親の愛だもの。
ウチの母も自分の子供の本質、何も理解していなかったんだな‥と今更知った。私もそうかも。
子供だって親を知らないしね。

子どもが行方不明になったら‥私は探せるかな・・自信ない。やはりネットを探すんだろうか。
PCを置いて行ったのが助けになったよね。無かったら辿りようがない。
理解しきれてなくても、何か有ったら全力で守りたい。善悪より先に。それは理解出来る。
正しくは無いけど。

秘密は無いからPC調べられても、まぁ、良いですけど。
でもあんな風にPCで追えるのか‥怖いな‥行方不明になるのも楽じゃない。
諦めないパパは頼もしかったし、中々素晴らしい行動力だった。


John Choには会った事がる。Star Trekで来日した時に。
Karl Urbanの隣に座っていた。だけど、私はアジア系の人種の顔の見分けが苦手で、興味も無かったので、気が付かずにKarl Urbanとばかり話してた。
後から、あ!John Choだったのか!?と思い当った。今ならそんな事無いよ。Anton・Yelchinの思い出を聞きたいよ。

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2018-11-05 ヴェノム (原題 VENOM)

『ヴェノム (原題 VENOM)』

製作年 2018年
製作国 アメリカ
配給 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
監督 ルーベン・フライシャー
脚本 ジェフ・ピンクナースコット・ローゼンバーグケリー・マーセル
キャスト
エディ・ブロック/ヴェノム/トム・ハーディ
アン・ウエイン/ミシェル・ウィリアムズ
カールトン・ドレイク/リズ・アーメッド
トリース/スコット・ヘイズ
ダン・ルイス/リード・スコット
ドーラ・スカース/ジェニー・スレイト



VENOMが、思いっきり男前だった。びっくりした。全然凶悪じゃない。恋愛アドバイスまでしてる。
寄生って言うと怒る所、好き。本人共生のつもりだから。
どうして素直に従うのか、どうして守ってくれるのか、分からないんだけど、どん底で苦悩するエディに同調した結果か。もしかしたら、その前に寄生したホームレスのマリアの人間性も影響したのかもしれないね。

Tom Hardyは最近屈強なマッチョ役が多かったけど、私の中では永遠にRocknrollaのハンサム・ボブ役のイメージなので、今回の情けない感じの方が彼らしい感じがしていいなぁ♪

先頭 表紙

2018-11-01 アンダー・ザ・シルバーレイク (原題 UNDER THE SILVER LAKE) ザ・アウトロー (原題 DEN OF THIEVES)

『アンダー・ザ・シルバーレイク (原題 UNDER THE SILVER LAKE)』

製作年 2018年
製作国 アメリカ
配給 ギャガ
監督 脚本 デビッド・ロバート・ミッチェル
キャスト
サム/アンドリュー・ガーフィールド
サラ/ライリー・キーオ

これは・・何を見せられているんだろう・・?と思うような前衛的な作品。
現実と妄想が混じり合い、時々リアルに戻りながら、結局何か解決したのだろうか‥?と思う。

恐らく、仕事が手に付かず家賃が払えない青年の、現実逃避とお金持ちに対する逆恨みが産んだ妄想なのかなぁ?

ただ、残酷シーンも多々あるけど、世界観は嫌いじゃない。風船の女の子とか。

お金持ちだったら、凄く自分好みの美女三人連れて地下シェルターで何不自由ない短い人生送ってみたい?
三人・・って言う所が男だよね‥




『ザ・アウトロー (原題 DEN OF THIEVES)』


製作年 2018年
製作国 アメリカ
配給 プレシディオ
監督 脚本 クリスチャン・グーデガスト
キャスト
ニック・オブライエン/ジェラルド・バトラー
レイ・メリーメン/パブロ・シュレイバー
ドニー・ウィルソン/オシェア・ジャクソン・Jr


元海兵隊で、とても冷静で緻密で一般人に危害を加えない銀行強盗団メリーメンに肩入れしたくなる位、Gerard Butlerが演じるニックに魅力が無い。
ワイルドなのはまぁ良いとして。家族とのあり方とか、部下から信頼されている所以とか、見えて来ないし。
最後に労うFBIの天敵の方が良い人に思えてくる。

あんなことしたら、嘘の情報掴まされる・・って容易に想像できるじゃない?甘いでしょ?
色々な所が後手後手で、最後の最後まで裏をかかれて、メリーメンの潔さが際立っている。
・・とは言え、悪人とも言い切れないメリーメンたちがどうして銀行強盗をしているのかも、分からないけど。
うん。不服だわ。

先頭 表紙

2018-10-31 2018年10月にスクリーンで観た映画

2018年10月にスクリーンで観た映画

15本でした。
2018年小計は185本

10月もあまり観られなかった・・寂しくて仕事入れまくったもんなぁ。
今年は名ばかりの国際映画祭に全く関われてないし。



○テルマ (原題 THELMA)

○負け犬の美学 (原題 SPARRING)

 チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛 (原題 TULIP FEVER)

 マイ・プレシャス・リスト (原題 CARRIE PILBY)

 バーバラと心の巨人 (原題 I KILL GIANTS)

 音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!

 エンジェル、見えない恋人 (原題 MON ANGE)

 アンクル・ドリュー (原題 UNCLE DREW)

 ルイスと不思議の時計 (原題 THE HOUSE WITH A CLOCK IN ITS WALLS)

 運命は踊る (原題 FOXTROT)

 ブレイン・ゲーム (原題 SOLACE)

  LBJ ケネディの意志を継いだ男 (原題 LBJ)

 イコライザー2 (原題 THE EQUALIZER 2)

 かごの中の瞳 (原題 ALL I SEE IS YOU)

○クワイエット・プレイス (原題 A QUIET PLACE)

先頭 表紙

2018-10-31 テルマ (原題 THELMA)

『テルマ (原題 THELMA)』

製作年 2017年
製作国 ノルウェー=フランス=デンマーク=スウェーデン
配給 ギャガ・プラス
監督 ヨアキム・トリアー
キャスト
テルマ/エイリ・ハーボー
アンニャ/カヤ・ウィルキンス

北欧ホラー・・確かに、コレをホラーに撮れば恐ろしいホラーになったと思う。
だけど、この作品は、ホラーとしては撮られていない。
少女のとても切ない初恋のお話だ。

あんな力を持って生まれてしまった少女に、宗教に背く背徳の嗜好を用意するなんて、神の御業は残酷だ。

それは美しい湖畔の家で産まれ育った。
凍った湖面の下で泳ぐ魚はとて印象的で、だけど、それが何かの暗示だとは夢にも思わない。
とても静かに余韻を残して話は進んで行く。

少女時代のテルマはとても静かで、両親はずっと恐れていたんだな。
彼女が何を感じ、何を考えているのか。

決して、父親を恨んだ訳じゃないのだと思う。
静かに感情は乱され、静かな怒りが火を灯す。逃れようのない力で、それは、父親が恐れ押さえようとするのは分かるのだけれど。
だけど、おばあ様もテルマも、優しいんだもん。恨念で力を使おうとしない。だからホラーにならないんだな。
幼少期に力が暴走しなかったお陰だとしてら、父親のお陰なんだけど。

それでも、思春期の複雑で面倒な思いは抑え切れなかったんだな。

凄く印象的で美しくて優しい映画なのです。

最後に母に与えたものがね・・

先頭 表紙

2018-10-25 負け犬の美学 (原題 SPARRING)  チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛 (原題 TULIP FEVER)

『負け犬の美学 (原題 SPARRING)』


製作年 2017年
製作国 フランス
配給 クロックワークス
監督 サミュエル・ジュイ
脚本 サミュエル・ジュイク レマン・ルシエ ジェレミー・グエズ
キャスト
スティーブ・ランドリー/マチュー・カソビッツ
マリオン・ランドリー /オリビア・メリラティ
タレク・エンバレク/ソレイマヌ・ムバイエ
オロール・ランドリー/ビリー・ブレイン

格好良いです。おっさんの美学です。
強くは無いけれど、好きな事を不器用にずっと続けてきた、格好良い格好悪さ。
それしかないと貫いてきた、悪あがきっぽい潔さ。
弱いけど、ただ年月を過ごして来ただけじゃ無く、色々な選手との試合経験や、観て来た数で、ちゃんと身についている物が有る。それを活かせる。
理想的なおっさんだった。

そんなスティーブのキャラも良いんだけど、もしかして機嫌悪い?ってストレートに聞いちゃう奥さんのキャラも良いよ。
引退試合、誰よりも楽しんで居た感じ。

だけど、何より、娘が良いキャラ。

エンディングに出て来るボクサーたちは目に見える戦歴に関わらず、凄く楽しそうなんだよね。


『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛 (原題 TULIP FEVER)』

製作年 2015年
製作国 イギリス=アメリカ
配給 ファントム・フィルム
監督 ジャスティン・チャドウィック
原作 デボラ・モガー
脚本 デボラ・モガートム・ストッパード
キャスト
マリア/ホリデイ・グレインジャー
ソフィア・サンツフォールト/アリシア・ビカンダー
ヤン・ファン・ロース/デイン・デハーン
修道院長/ジュディ・デンチ
コルネリス・サンツフォールト/クリストフ・ワルツ
ウィレム・ブロック/ジャック・オコンネル
ソルフ医師/トム・ホランダー

貧富関わらずチューリップの投機に夢中になった 「チューリップバブル」と崩壊を、若い画家に夢中になった若妻の浮気心の病と重ねたのね。

そんな中で、目先の事に踊らされないコルネリスは、滅茶苦茶聖人のようで素敵だと思うけど。
寛大だし、ユーモアも有るし、精力的だし。
過去を悔いて居るとは言え、最後まで立派過ぎるでしょ。

だけど若いソフィアは、若いヤンに惹かれるんだ。まぁ、分かるけどね。
恋の病に侵されると、愚作も名案に思えてしまう。憶えて置こう。

ウィレムの間が悪すぎて、マリアが強運過ぎてつっ込みたいんだけど、それなりにハラハラして楽しめました。

先頭 表紙

2018-10-23 マイ・プレシャス・リスト (原題 CARRIE PILBY)

『マイ・プレシャス・リスト (原題 CARRIE PILBY)』

製作年 2016年
製作国 アメリカ
配給 松竹
監督 スーザン・ジョンソン
原作 カレン・リスナー
脚本 カーラ・ホールデン
キャスト
キャリー・ピルビー/ベル・パウリー
ペトロフ医師/ネイサン・レイン
タラ/バネッサ・ベイヤー
ハリソン教授/コリン・オドナヒュー
マット/ジェイソン・リッター
サイ/ウィリアム・モーズリー
キャリーの父親/ガブリエル・バーン


うん、何だろうな。悪くは無いんだけど、あまり共感出来ないな。
キャリーが煩いし。煩い演技は上手いと言うしかないけど。

キャリーが出会う人が各方面のエリート過ぎる。
19歳で無職とか独身とかって、問題か?
引きこもりのコミュ障は問題かもだけど、やる時はやる才能は有るんだし。
父親もね、年頃の娘ここまで放置しておいて、自分は幸せ見つけて、それを正当化されて今更父親面されても・・って思うのよ。
まぁ、父親の償いとして、その位しなかったら最低だわ。

彼女にはきっぱりとしたポリシーが有って、不貞を許せない。
だけど大人には色々有るんだよ・・って良い訳している映画なんだよね。

でも、今は兎も角、私も19歳頃どころかつい最近までそう言うのが理解できなかったし、許せなかった。
だからそんな彼女を懐柔する必要があるのか分からない。生き難いからと言って。

ただ、結婚が幸せではないし、何ならしないって選択肢も有るって若い頃から知って置くことって大事かもね。
離婚って大変だから。離婚する為のリスト何てあっても、一人の話じゃないから早々上手くいかないよ。

あ。でもキャリーの部屋は好きだな。Xmasの飾り付けが秀逸。

先頭 表紙


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