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まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2018-11-30 2018年11月にスクリーンで観た映画
2018-11-28 オンネリとアンネリのふゆ (原題 ONNELIN JA ANNELIN TALVI)
2018-11-27 おかえり、ブルゴーニュへ (原題 CE QUI NOUS LIE)  アンナ・カレーニナ ヴロンスキーの物語 (原題 Анна Каренина. История Вронского)
2018-11-24 A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー (原題 A GHOST STORY) ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 (原題 FANTASTIC BEASTS: THE CRIMES OF GRINDELWALD)
2018-11-21 アメリカン・ミュージック・ジャーニー (原題 America's Musical Journey) いろとりどりの親子 (原題 FAR FROM THE TREE) ビリオネア・ボーイズ・クラブ (原題 BILLIONAIRE BOYS CLUB)
2018-11-15 モダンライフ・イズ・ラビッシュ〜ロンドンの泣き虫ギタリスト〜 (原題 MODERN LIFE IS RUBBISH)
2018-11-12 ボヘミアン・ラプソディ (原題 BOHEMIAN RHAPSODY)
2018-11-07 ライ麦畑で出会ったら (原題 COMING THROUGH THE RYE)  バグダッド・スキャンダル (原題 BACKSTABBING FOR BEGINNERS) 嘘はフィクサーのはじまり (原題 NORMAN: THE MODERATE RISE AND TRAGIC FALL OF A NEW YORK FIXER)  
2018-11-06 ステータス・アップデート (原題 STATUS UPDATE)  search/サーチ (原題 SEARCHING)
2018-11-05 ヴェノム (原題 VENOM)


2018-11-30 2018年11月にスクリーンで観た映画

2018年11月にスクリーンで観た映画

18本でした。
2018年小計は203本 あ。200本超えてた。

○オンネリとアンネリのふゆ (原題 ONNELIN JA ANNELIN TALVI)
 おかえり、ブルゴーニュへ (原題 CE QUI NOUS LIE)  
 アンナ・カレーニナ ヴロンスキーの物語 (原題 Анна Каренина. История Вронского)
○A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー (原題 A GHOST STORY)
○ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 (原題 FANTASTIC BEASTS: THE CRIMES OF GRINDELWALD)
○アメリカン・ミュージック・ジャーニー (原題 America's Musical Journey)
○いろとりどりの親子 (原題 FAR FROM THE TREE)
 ビリオネア・ボーイズ・クラブ (原題 BILLIONAIRE BOYS CLUB)
○モダンライフ・イズ・ラビッシュ〜ロンドンの泣き虫ギタリスト〜 (原題 MODERN LIFE IS RUBBISH)
◎ボヘミアン・ラプソディ (原題 BOHEMIAN RHAPSODY)
○ライ麦畑で出会ったら (原題 COMING THROUGH THE RYE)
 バグダッド・スキャンダル (原題 BACKSTABBING FOR BEGINNERS)
 嘘はフィクサーのはじまり (原題 NORMAN: THE MODERATE RISE AND TRAGIC FALL OF A NEW YORK FIXER)  
 ステータス・アップデート (原題 STATUS UPDATE)
 search/サーチ (原題 SEARCHING)
 ヴェノム (原題 VENOM)
 アンダー・ザ・シルバーレイク (原題 UNDER THE SILVER LAKE)
 ザ・アウトロー (原題 DEN OF THIEVES)

先頭 表紙

2018-11-28 オンネリとアンネリのふゆ (原題 ONNELIN JA ANNELIN TALVI)

『オンネリとアンネリのふゆ (原題 ONNELIN JA ANNELIN TALVI)』

製作年 2015年
製作国 フィンランド
配給 アット エンタテインメント
監督 サーラ・カンテル
原作(作)マリヤッタ・クレンニエミ
原作(絵)マイヤ・カルマ
脚本 サーラ・カンテル 、 サミ・ケスキ=ヴァハラ
キャスト
オンネリ/アーヴァ・メリカント
アンネリ/リリャ・レフト
バラの木夫人/エイヤ・アフヴォ
リキネン/ヤッコ・サアリルアマ
ウメ・ボーシュ/ヨハンナ・アフ・シュルテン
ノッポティーナ/エリナ・クニヒティラ
プクティーナ/キティ・コッコネン

フィンランドの児童文学の映画化第二弾なのですが、兎に角。可愛い物、幸せな事を詰め込んだような作風の虜です。

主人公の友達同士の少女二人は感性がぴったりでいがみ合う事も無く、仲良く可愛く暮らしていて、隣人たちも個性的で素敵で。
そんな訳ないんだけど、そんな邪推は要らない。夢だけ見ながら見ていたら良い。
良い子たちへのご褒美みたいな作品なのです。
トラブルも、問題も、最後にはHappyに変わるから。

束の間現世から離れて夢を見る。そんな幸せな映画です。

先頭 表紙

2018-11-27 おかえり、ブルゴーニュへ (原題 CE QUI NOUS LIE)  アンナ・カレーニナ ヴロンスキーの物語 (原題 Анна Каренина. История Вронского)

『おかえり、ブルゴーニュへ (原題 CE QUI NOUS LIE)』


製作年 2017年
製作国 フランス
配給 キノフィルムズ/木下グループ
監督 セドリック・クラピッシュ
脚本 セドリック・クラピッシュ 、 サンティアゴ・アミゴレーナ
キャスト
Jean/ピオ・マルマイ
Juliette/アナ・ジラルド
Jérémie/フランソワ・シビル

どこの国も一緒なんだなぁ‥
田舎、家業、相続、女性軽視、長子への重圧・・・等々
我が身のように感じながら観ていた。

大人になって見えて来るもの、失ってから見えて来るもの、が有る。

故郷で待っていたのは、捨てた病気の父や、妹弟や、稼業だけじゃなくて、幼い頃の自分。
おかえり・・と言っているのは、そこに残したままだった幼い頃の自分の思いなのね。

本当は分かっていたのかも。父の期待。その地への執着。家業への愛情。
だから、別の地で選んだ生業も同じ物だった。離れられないんだね。

凄く壮大な葡萄畑。自然と対話しながら進める工程。ワイン造りに関する映画は色々見ているけど、凄い思い入れで作って居る事、直感で左右されることにいつも圧倒されるな。


『アンナ・カレーニナ ヴロンスキーの物語 (原題 Анна Каренина. История Вронского)』


製作年 2017年
製作国 ロシア
配給 パンドラ
監督 カレン・シャフナザーロフ
原作 レフ・トルストイ 、 ヴィケーンチイ・ヴェレサーエフ
脚本 カレン・シャフナザーロフ 、 アレクセイ・ブジン
キャスト
アンナ・カレーニナ/エリザベータ・ボヤルスカヤ
アレクセイ・ヴロンスキー伯爵/マクシム・マトヴェーエフ
アレクセイ・カレーニン伯爵/ヴィタリー・キシュチェンコ
セルゲイ・カレーニン/キリール・グレベンシチコフ

何度も映画化されているトルストイの『アンナ・カレーニナ』のその後の物語。
捨てられた息子セルゲイの為の物語ね。

不倫は悲劇に転じる事が多い。誘惑するのが悪いとは思うけど、入り込む余地が有ったと言う事だから、大人たちはそれぞれにそれなりの責任がある。子供はいい迷惑だ。
一番の被害者は娘アーニャだとは思うけど。

だけど、アンナが身を投げ物語は終わる。常にそうなんだけれど、残された人たちの悲劇は終わって居ないのよね。

不毛だと思う。だけど、止められないのが色恋沙汰だとも知っている。

罪悪感。喪失感。不安で、どんどん醜悪になって行くのもアンナには自分では止められないんだな‥悲しい話だ。

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2018-11-24 A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー (原題 A GHOST STORY) ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 (原題 FANTASTIC BEASTS: THE CRIMES OF GRINDELWALD)

『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー (原題 A GHOST STORY)』


製作年 2017年
製作国 アメリカ
配給 パルコ
監督 脚本 デビッド・ロウリー
キャスト
ケイシー・アフレック
ルーニー・マーラ


この映画は、全く前情報が無いと辛いかもしれない。
前半の意味の無いシーンの長回し、繋がらないストーリー、更にほとんど台詞の無い後半。
そこにある意味に思いを馳せながらでないと、退屈するかもしれない。
前情報を仕入れる事を勧める珍しい映画ね。

彼が見詰めているのだ。何もかも朧げで、薄れて行く中で。彼をこの世に縛り付ける唯一の人を。
世の中には、あんな感じにたくさんの霊が居るのかもしれない。それが何だったかも忘れてしまいそうな意識の中で、何かに執着して。それを達成しないとこの世を去れない、悲しい存在として。
これを観たら、ポルターガイストも、切なく愛おしく思えるかもしれない。
父が死んでから暫く、彼を近くに感じる事が有った。それはもしかしたら、こう言う事だったのかもしれない。

家は、人を縛る。そして、人々を見守る。いえに、その場所に縛られるゴーストの視線のように。

大袈裟な種明かしは無い。一つすつ、静かに納得して行く感じ。あぁ、そう言う事だよね‥と、彼のラストまで。
退屈しないで見て欲しい。自分が逝ったら・・・自分が残されたら・・・中々愛おしい構成なのです。



『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 (原題 FANTASTIC BEASTS: THE CRIMES OF GRINDELWALD)』

製作年2017年
製作国 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザース映画
監督 デイビッド・イェーツ
脚本 J.K. ローリング
キャスト
Newt Scamander/エディ・レッドメイン
Tina Goldstein/キャサリン・ウォーターストン
Queenie Goldstein/アリソン・スドル
Jacob Kowalski/ダン・フォグラー
Credence Barebone/エズラ・ミラー
Albus Dumbledore/ジュード・ロウ
Gellert Grindelwald/ジョニー・デップ
Leta Lestrange/ゾーイ・クラビッツ
Theseus Scamander/カラム・ターナー


この作品は、終盤かなりダークだったハリーポッターシリーズより更に子供向けじゃないので、ハリポタ同世代の大人になった人たちは良いけど、小さなお子様にはお勧めしない。
魔法動物は出て来るけど、それ以外の大人の機微は伝わらないと思うわ。
猫じゃらしにやられちゃうズーウー可愛い♪し、お馴染みの子たちも出てるけど。
キャストの顔ぶれも、ちょっと薹が立った女性陣を対象にしている気がする。
Ezra Millerは別かもだけど。

ハリポタファンには嬉しい、懐かしいホグワーツや、若きダンブルドア、マクゴナガル先生も出て来るし、あちこちで活躍する僕妖精の本来の能力と仕事ぶりが見られるし、楽しい。

私は一番大好きなクイーニー嬢が、終始哀しんでいるのが辛かったわ。
するりと魔法世界に入る方法とか、移動手段とか、ワクワクする要素は沢山です。
本当に、相変わらず見事な世界観です。

先頭 表紙

2018-11-21 アメリカン・ミュージック・ジャーニー (原題 America's Musical Journey) いろとりどりの親子 (原題 FAR FROM THE TREE) ビリオネア・ボーイズ・クラブ (原題 BILLIONAIRE BOYS CLUB)

『アメリカン・ミュージック・ジャーニー (原題 America's Musical Journey)』


製作年 2018年
製作国 アメリカ
配給 さらい
監督 グレッグ・マクギリブレイ
脚本 スティーヴン・ジャドソン
キャスト
アロー・ブラック
ジョン・バティステ
グロリア・エステファン
エミリオ・エステファン
ウィロー・オズボーン
ラムゼイ・ルイス
マヤ・ジュピター


シンガーソングライターのAloe Blaccが,、新曲の為に米国の色々な音楽を訪ね歩くドキュメンタリー映画。
改めて、jazzもゴスペルもカントリーもロックもキューバ音楽も、大好きだと再確認した。そしてそこにダンスが加わる。最高。
それぞれのミュージシャンと出会い、新曲をアレンジしてく。

素晴らしいんだけど、吹き替えにする意味が分からない。


『いろとりどりの親子 (原題 FAR FROM THE TREE)』


製作年 2018年
製作国 アメリカ
配給 ロングライド
監督 レイチェル・ドレッツィン
原作 アンドリュー・ソロモン


障害と言う、大多数の人たちと違う特性を持って生まれて来た人たち。その力強さを知る事によって、彼は自分の内面を認められたのだろうか。
我が子が人と違う事を、個性・・と受け入れて生きている彼らは、決して不幸そうではない。
勿論、そうじゃない、抜け出せない人もいるだろう。大変な事は沢山有ると思う。低身長の人専用の車は高い・・とかね。
悲しい時も、嬉しい時も有る。でもそれは、どんな子供を育てていても有る。
仲間と、とても楽しそうだったり、ジョークを言ったり、満足そうに空を眺めたり。彼らはとても美しかった。
乗り越え一緒に生きる家族もとても頼もしかった。
偽善に聞こえるかもしれないけれど、これはそう言う事じゃ無く、逃げずに受け入れる事を選んだ、親子の強い関係を見つめるドキュメンタリーなの。

Andrew Solomonが、自分がゲイな事を認めて貰う前に母に他界された絶望感を、この、損なわれる事の無い親子の関係を見出し確認することによって、母に許され受け入れられる疑似体験をしているのだと思う。

もし、我が子にゲイだと告白されたら、私は受け入れられる。だけど、人より苦労するであろう人生を心配して、心を痛めはすると思う。それは、何を告白されても、親ならそう言うもの。
だけど、もし、ゲイで、この人と結婚したい・・と同性のパートナーを連れて来たなら、手放しで喜んで応援してあげられると思う。

ただ、そう言うことなんだと思う。幸せなら良いの。親なんて、そんなモノだ。


『ビリオネア・ボーイズ・クラブ (原題 BILLIONAIRE BOYS CLUB)』


製作年 2018年
製作国 アメリカ
配給 プレシディオ
監督 ジェームズ・コックス
脚本 ジェームズ・コックス 、 キャプテン・マズナー
キャスト
ジョー・ハント/アンセル・エルゴート
ロン・レヴィン/ケビン・スペイシー
ディーン・カーニー/タロン・エガートン
シドニー・エヴァンス/エマ・ロバーツ

1980年代初頭にセレブ社交クラブが巻き起こした事件の映画化です。
・・・と言うか、まだ服役中で、犯行否定しているらしいですけど。

鼻っ柱の強い若者なんて、その道で生きて来た人間からしたら、都合良いカモでしかないわよね。
誰は一人くらい冷静だったら良かったのに。
上流社会に憧れていて、ちょっと賢こい若者がずるずると踏み外して調子に乗って行く様が凄く良く分かります。
保身に走る姿もね。

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2018-11-15 モダンライフ・イズ・ラビッシュ〜ロンドンの泣き虫ギタリスト〜 (原題 MODERN LIFE IS RUBBISH)

『モダンライフ・イズ・ラビッシュ〜ロンドンの泣き虫ギタリスト〜 (原題 MODERN LIFE IS RUBBISH)』


製作年 2017年
製作国 イギリス
配給 S・D・P
監督 ダニエル・ギル
脚本 フィリップ・ガウソーン
キャスト
リアム/ジョシュ・ホワイトハウス
ナタリー/フレイア・メーバー
ザ・カーブ/イアン・ハート
オリー/ウィル・メリック
ガス/マット・ミルン



売れないバンドマンの物語。
レコード店で出会った2人の恋。音楽の趣味が一緒で、夢を追う姿が輝いて見えた。
だけど、大抵はどちらかが現実に返るのよね。生活の為に。
どちらかが犠牲になっている・・と感じたら、ダメなんだ。夢見ている間は良いけど、我に返ったらね。

ライブシーンで、練習も合わせても居ない新曲を、ベースには「コードはCEFだから!」、ドラムには、「バスドラムを!」だけ言い捨て、guitar Voが、歌い出す。
ふざけるな!言いながら彼のplayをしばし眺め、演奏するシーンが凄く良かった。

ラストはElizabethtownを思い出す。
誰よりも、理解し合えて居たからこそのmap。過去を遡るように・・あの頃の気持ちに帰って行く。
誰かを失いたくない時、最後の賭けにこの手法良いかもね。どストライクだったら、やり直せるかもしれない。私でも。
私の大好きなあの人も、見送らないで、こんな悪あがきしていたら、今頃幸せになっていたのかも。外したらアウトだけどね。

先頭 表紙

2018-11-12 ボヘミアン・ラプソディ (原題 BOHEMIAN RHAPSODY)

『ボヘミアン・ラプソディ (原題 BOHEMIAN RHAPSODY)』


製作年 2018年
製作国 アメリカ
配給 20世紀フォックス映画
監督 ブライアン・シンガー 、デクスター・フレッチャー
脚本 アンソニー・マクカーテン
撮影 ニュートン・トーマス・サイジェル
キャスト
Freddie Mercury/ラミ・マレック
John Deacon/ジョセフ・マッゼロ
Roger Taylor/ベン・ハーディ
Brian May/グウィリム・リー
Mary Austin/ルーシー・ボイントン
Paul Prenter/アレン・リーチ
レイ・フォスター /マイク・マイヤーズ
ジム・ハットン /アーロン・マカスカー
ボブ・ゲルドフ / ダーモット・マーフィ/
ラリー・マレン・ジュニア -/マシュー・ヒューストン
シェリー・スターン -/ミシェル・ダンカン
デヴィッド・ボウイ -/マックス・ベネット

オープニングの20世紀FOXのロゴマーク登場シーンからサウンドがロックだった。こういう所好き。

Queen誕生から、LIVE AIDに至るまでの物語。
彼らの音楽がいかに素晴らしいかとかは、素人の私が語るまでも無い。世界中のミュージシャンたちが称賛している。
ただ、彼らの観客を巻き込んで盛り上がるスタイルは大好きだし、曲を聞いたらそわっとなるし、心が奮い立つ。
是非、足踏みOK、声援OKの爆音上映で観たい映画よね。

私が音楽と出会うのは殆どが映画で、Queen との出会いも、ROCK YOU! ロック・ユー! (原題 A Knight's Tale)と言う、誰もが二度見するPaul Bettanyが演じるチョーサーの登場シーンが印象的な映画です。
文字通り、We Will Rock You テーマソング。なので、We Will Rock Youが特別に好きな曲と言うのもあるけれど、発案者のBrian Mayが終始好きだなぁ。ユーモアとリーダー性が好きだ。
皆で曲を作り合い、ぶつかりもするけど、良い!と思ったら受け入れられる感性が魅力的。
喧嘩をしているメンバーを、ベースがリズムを刻むだけで止める。ドラムが走った時、止められるのはベースだけ。って某ベテランベーシストののセリフ思い出して、心がザワッとした。


監督が途中で降板しているので、私は敢えて二人の監督を載せているけど、協会的には監督はBryan Singerです。

Freddie Mercuryを演じるのではなく、Freddie Mercuryとして生きるという観点でキャスティングされたと言うRami Malek。ボイスコーチよりムーブメントコーチが必要と、Freddie Mercuryの動作や表情を研究し尽くした彼は、見事になり切って居ましたよね。
私の大好きな、日本の某バンドVoさんも、完璧だったと仰いました。

ライブが好きだし、音楽が好きだけど、演奏出来ないし、歌えない。仲間にもなれないし、愛される事も無い。
だけど、心の拠り所で、現実的な世界と接点で居続けたメアリーの存在が凄く好きで、私がなりたいのは、ああいう存在なんだなぁ・・と思った。

ラスト20分?泣かずに居られる訳がない。号泣です。ずっと聞いて居たかった・・



関係無いけど、最近Tom Hollanderを良く見るなぁ。良い役演じてますねぇ。

先頭 表紙

コレ観たいな〜と思ってます!こちらを読んで益々!! / ブラキヲン ( 2018-11-13 09:23 )

2018-11-07 ライ麦畑で出会ったら (原題 COMING THROUGH THE RYE)  バグダッド・スキャンダル (原題 BACKSTABBING FOR BEGINNERS) 嘘はフィクサーのはじまり (原題 NORMAN: THE MODERATE RISE AND TRAGIC FALL OF A NEW YORK FIXER)  

『ライ麦畑で出会ったら (原題 COMING THROUGH THE RYE)』

製作年 2015年
製作国 アメリカ
配給 東北新社=STAR CHANNEL MOVIES
監督 製作 脚本 ジェームズ・サドウィズ
キャスト
Jamie Schwartz/アレックス・ウルフ
Deedee/ステファニア・オーウェン
J.D. Salinger/クリス・クーパー
Mr. Tierney/エイドリアン・パスダー


サリンジャーに会いに行くまでは、話の85%がJames Steven Sadwith監督の実体験で、それ以降の話では、99%が監督の実体験・・・なのだそうです。
今作ではChris CooperがJ.D. Salinger役なのですが、ホールデン・コールフィールドは此処にいた‥とジェイミーが言う通りだとしたら、ひりひりした繊細な感性のままひっそりと暮らしている様子は、凄くしっくりくるのです。
きっと彼を訪ねて来るのは、商業目的の人以外では、ジェイミーのように、生き難い若者たちだと思うのです。
彼は、山奥の隠れたあの家で、ライ麦畑の崖から落ちそうなそんな若者をキャッチしているんじゃないかな。
冷たく追い払いながら、それでも足掻いて行動を起こした若者たちを、嬉しく見つめているんじゃないかな。
彼に、同行してきてくれる友が居る事も、彼の意志を尊重して引いていてくれることも、本当は凄く凄く喜んでいるんじゃないかな。
難しいけれどそんな繊細な人だもの。

同じ町の女性が、一度会ったけど、親しく離れなかった・・と言うのも納得ですね。

続編問題で争った事がる彼ですから、舞台化を否定するのも納得です。


『バグダッド・スキャンダル (原題 BACKSTABBING FOR BEGINNERS)』

製作年 2018年
製作国 デンマーク=カナダ=アメリカ
配給 アンプラグド
監督 ペール・フライ
原作 マイケル・スーサン
脚本 ペール・フライ 、 ダニエル・パイン
キャスト
Michael Soussan/テオ・ジェームズ
Pasha/ベン・キングズレー
Christina Dupre/ジャクリーン・ビセット
Lily/レイチェル・ウィルソン

どんな理想的な政策でも、行う方が鉄壁じゃないとこうなっちゃう。
そこに抜け道や利用方法を思いつく人間が居るんだなぁ。

国が国だからか、事が大きすぎるからか、命の危険が大きすぎるし。それを言い訳にされたら、何が正しいか解らなくなりがちだけど。
Michael Soussanは強運だったんだな。無事告発できたんだから。


『嘘はフィクサーのはじまり (原題 NORMAN: THE MODERATE RISE AND TRAGIC FALL OF A NEW YORK FIXER)』

製作年 2016年
製作国 イスラエル=アメリカ
配給 ハーク(配給協力:ショウゲート)
監督 脚本 ヨセフ・シダー
キャスト
Norman Oppenheimer/リチャード・ギア
Micha Eshel/リオル・アシュケナージ
Rabbi Blumenthal/スティーヴ・ブシェミ
Phillip Cohen/マイケル・シーン

Richard Gereが演じるNormanは憎めない。ホームレスなんだよね。だけど凄く前向き。
胡散臭いから厄介払いされちゃうけど、自分はもっと上手いことやれる・・と思っている。
それが自分の私欲と言うより、その過程を組み立てるのが好き・・と言う感じ。
上手く行ったら嬉しくてしょうがない。調子に乗っちゃう。
それがまさかそう言う展開に行っちゃうなんて・・・

何だかね、勿論自業自得なんだけど、NormanもMichaも憎めない人で、最後の決断が悲しい。
自分の計画が上手くすとんと治まった事に満足しちゃって。達観している場合じゃない。
器じゃなかって言ったらそれまでなんだけど、そんな自己犠牲必要?

あのラストには、何者でもない自分が辛くて仕方が無くなった。

先頭 表紙

2018-11-06 ステータス・アップデート (原題 STATUS UPDATE)  search/サーチ (原題 SEARCHING)

『ステータス・アップデート (原題 STATUS UPDATE)』

製作年 2018年
製作国 アメリカ
配給 AMGエンタテインメント
監督 スコット・スピアー
製作総指揮 アダム・シャンクマン
脚本 ジェイソン・フィラルディ
キャスト
カイル/ロス・リンチ
ダニー/オリヴィア・ホルト
シャーロット/コートニー・イートン
デレク/グレッグ・サルキン
ダリル/ロブ・リグル
キャサリン/ファムケ・ヤンセン


Hairsprayの監督で、17 AGAINの製作も務めたAdam Shankmanが製作総指揮なのだから、私好みでない筈がない。
この人、どれだけ青春こじらせてたんだろう・・と思うくらい、このジャンル、強いわよね。

それと、やっぱり恋愛は同世代が美しい。良い年になったら若い女の子に恋い焦がれるより、彼らを温かく見守る方が美しい。・・・と実感したわ。特定の誰かさんに伝えたい。同世代にしなさい・・・と。言えないけど。

誰彼かまわず排除する形で、後先考えないでお馬鹿なんだけど、それも若さの特権かな。間違っても、失敗しても、やり直せるし、最後は報われる・・って言う安心感は若者へのPresentかな。

それと、ゲイボーイは繊細だから、絶対味方につけた方が良い。

ステータスをアップロード出来るなら何を出来るようになりたいか‥観ながら誰もが考える筈。
高校生の私は、盗塁が上手くて神業守備の野球選手を絶対に願った筈。
歌って踊れる・・も憧れるけど、今の私はギターとドラムの才能が欲しいと願いそうだな。
夢見るくらいは良いじゃない?
そんな束の間の夢をくれる、ほろ苦くて甘い映画♪


『search/サーチ (原題 SEARCHING)』

製作年 2018年
製作国 アメリカ
配給 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
監督 アニーシュ・チャガンティ
製作 ティムール・ベクマンベトフ
脚本 アニーシュ・チャガンティ 、 セブ・オハニアン
キャスト
デビッド・キム/ジョン・チョウ
ヴィック捜査官/デブラ・メッシング
ピーター/ジョセフ・リー
マーゴット/ミシェル・ラー

全編PC画面の映像・・と言う手法は確かに凄い。
まるで、世界はPCの中にだけ存在しているみたいだ。

親は子供を知らない。過干渉の親は兎も角、ある程度の年齢に達したら、信じて放任するのも親の愛だもの。
ウチの母も自分の子供の本質、何も理解していなかったんだな‥と今更知った。私もそうかも。
子供だって親を知らないしね。

子どもが行方不明になったら‥私は探せるかな・・自信ない。やはりネットを探すんだろうか。
PCを置いて行ったのが助けになったよね。無かったら辿りようがない。
理解しきれてなくても、何か有ったら全力で守りたい。善悪より先に。それは理解出来る。
正しくは無いけど。

秘密は無いからPC調べられても、まぁ、良いですけど。
でもあんな風にPCで追えるのか‥怖いな‥行方不明になるのも楽じゃない。
諦めないパパは頼もしかったし、中々素晴らしい行動力だった。


John Choには会った事がる。Star Trekで来日した時に。
Karl Urbanの隣に座っていた。だけど、私はアジア系の人種の顔の見分けが苦手で、興味も無かったので、気が付かずにKarl Urbanとばかり話してた。
後から、あ!John Choだったのか!?と思い当った。今ならそんな事無いよ。Anton・Yelchinの思い出を聞きたいよ。

先頭 表紙

2018-11-05 ヴェノム (原題 VENOM)

『ヴェノム (原題 VENOM)』

製作年 2018年
製作国 アメリカ
配給 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
監督 ルーベン・フライシャー
脚本 ジェフ・ピンクナースコット・ローゼンバーグケリー・マーセル
キャスト
エディ・ブロック/ヴェノム/トム・ハーディ
アン・ウエイン/ミシェル・ウィリアムズ
カールトン・ドレイク/リズ・アーメッド
トリース/スコット・ヘイズ
ダン・ルイス/リード・スコット
ドーラ・スカース/ジェニー・スレイト



VENOMが、思いっきり男前だった。びっくりした。全然凶悪じゃない。恋愛アドバイスまでしてる。
寄生って言うと怒る所、好き。本人共生のつもりだから。
どうして素直に従うのか、どうして守ってくれるのか、分からないんだけど、どん底で苦悩するエディに同調した結果か。もしかしたら、その前に寄生したホームレスのマリアの人間性も影響したのかもしれないね。

Tom Hardyは最近屈強なマッチョ役が多かったけど、私の中では永遠にRocknrollaのハンサム・ボブ役のイメージなので、今回の情けない感じの方が彼らしい感じがしていいなぁ♪

先頭 表紙


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