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まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

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2018-10-18 バーバラと心の巨人 (原題 I KILL GIANTS)  音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!
2018-10-16 エンジェル、見えない恋人 (原題 MON ANGE)  アンクル・ドリュー (原題 UNCLE DREW)
2018-10-13 ルイスと不思議の時計 (原題 THE HOUSE WITH A CLOCK IN ITS WALLS)
2018-10-12 運命は踊る (原題 FOXTROT)
2018-10-10 ブレイン・ゲーム (原題 SOLACE) LBJ ケネディの意志を継いだ男 (原題 LBJ)
2018-10-07 イコライザー2 (原題 THE EQUALIZER 2)
2018-10-04 かごの中の瞳 (原題 ALL I SEE IS YOU)
2018-10-01 2018年9月にスクリーンで観た映画
2018-10-01 クワイエット・プレイス (原題 A QUIET PLACE)
2018-09-19 リグレッション (原題 REGRESSION)  顔たち、ところどころ (原題 VISAGES, VILLAGES)


2018-10-18 バーバラと心の巨人 (原題 I KILL GIANTS)  音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!

『バーバラと心の巨人 (原題 I KILL GIANTS)』

製作年 2017年
製作国 アメリカ
配給 REGENTS
監督 アンダース・ウォルター
原作 ジョー・ケリーケン・ニイムラ
脚本 ジョー・ケリー
キャスト
バーバラ/マディソン・ウルフ
カレン/イモージェン・プーツ
ソフィア/シドニー・ウェイド
モル先生/ゾーイ・サルダナ

バーバラにとって、巨人は受け入れがたい倒すべき敵であり、救いだったんだろうな。

受け入れがたい現実を前に、逃避が必要だった。何か忙しく打ち込む物が無いと、現実と向き合わないといけない。
何かと戦って居る強い自分じゃないと、崩れてしまいそうになる。
友達と楽しく過ごしたり、先生に悲しみを打ち明けたり、いじめっ子に屈したり、そんな日常を受け入れてしまったら、きっと倒れてしまう。
だから、必死で自分を守っていたんだな。
自分が戦って居たら、その時が来ないと信じたかったんだよね。

バーバラが可愛くて、痛々しくて、何を抱えているんだろう・・と思いながら観ていた。
全てを背負うカレンも壊れそうで、悲しくて。
友達とゲームに興じたりキレたりするお兄さんだって、その日が来る恐怖と必死で戦っていたんだと思う。
大人たちは、もっと早く何とか手を貸せられなかったのかな。

あのタイミングで現れたソフィアの存在は救いだけど、英国から米国へ引っ越してきた彼女だって、もしかしたら何か悲しみや問題を抱えていたかもしれない。
あまりに突飛な友人に出会い、強くなり、救われたかもしれないよね。


『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』


製作年 2018年
製作国 日本
配給 アスミック・エース
監督 脚本 三木聡
キャスト
阿部サダヲ
吉岡里帆

久し振りに見た邦画。
阿部サダヲさんは、私が認識している数少ない日本人俳優の内の一人です。
バンドとか、ストリートミュージシャンに興味が有るので見ました。
脇キャラの濃さとかが好き。
意外と良いセリフが有ったりするんですけど、画面に酔いました。

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2018-10-16 エンジェル、見えない恋人 (原題 MON ANGE)  アンクル・ドリュー (原題 UNCLE DREW)

『エンジェル、見えない恋人 (原題 MON ANGE)』

製作年 2016年
製作国 ベルギー
配給 アルバトロス・フィルム
監督 ハリー・クレフェン
脚本 ハリー・クレフェントマ・グンジグ
キャスト
マドレーヌ/フルール・ジフリエ
ルイーズ/エリナ・レーベンソン
マドレーヌ(10代)/マヤ・ドリー
マドレーヌ/(幼少期) ハンナ・ブードロー
エンジェルの父 /フランソワ・バンサンテッリ
エンジェルの声(成人)/ゴーティエ・バトゥー
エンジェルの声(10代)/レオ・ロルレアック
エンジェルの声(幼少期)/ジュール・マイニー


物語はほぼエンジェルの視線でのみ語られるので、とても狭い世界。
母の病室と、隣の屋敷の庭。そして母が語った湖と小屋が有る森。

マジシャンの恋人が突然姿を消したことで心を病んだのか‥
周囲に話しても、妄想と思われただろう、透明な子供の妊娠、出産。
エコーにも映らないのかな・・でも心音は有ったんじゃないかな・・?お腹のふくらみは想像妊娠と思われたのか。
後産や、大量の出血は?
でもまぁ、そんな野暮な事は言わない。

兎に角美しい。
母の愛も、エンジェルの視線も、マドレーヌも。
透明人間になったら…と妄想する男性陣の思いを実践するエンジェルの行動すらも美しいのは、彼には、彼女しかいないから。
失いたくないけれど、彼女の人生を奪いたくもない。その想いが純粋だからかな。

どうしても、先に公開された「かごの中の瞳」と対比して観てしまう。
同じ道を辿らないのは、勿論彼の特異な体質の事も有るけれど、若さ故の純粋さかな。


『アンクル・ドリュー (原題 UNCLE DREW)』

製作年 2018年
製作国 アメリカ
配給 REGENTS
監督 チャールズ・ストーン三世
脚本 ジェイ・ロンジーノ
キャスト
アンクル・ドリュー/カイリー・アービング
ダックス/リル・レル・ハウリー
ジェス /ティファニー・ハディッシュ
ビッグ/シャキール・オニール
ライツ/レジー・ミラー
プリーチャー/クリス・ウェバー
ブーツ/ネイト・ロビンソン
ベティ・ルー/リサ・レスリー

NBAのスター選手カイリー・アービングが特殊メイクで老人に扮し、ストリートで勝負を挑むという、米ペプシのCM用ドッキリ企画空の映画化だそうです。
他にも元プロバスケ選手が老人に扮しているそうで、兎に角、当然と言えば当然だけど、playが格好良い!
バスケって、ボールと一体化するとこんなに格好良いんだなぁ。そりゃあやっている方も楽しいだろうなぁ。

それだけじゃなくて、各選手の得意技を披露したり、出演者の持ちネタをやったりと、かなり笑える自由な作風。

だけど、それだけじゃなくて、チビだけど、どんくさいけど、ひたすら好きで磨いたシュートと技が、傷付いて辞めて、だけど離れられなかったバスケの世界で、ここぞと言う時に役に立つ。
ただ好きで、今頑張って居る事は、将来役に立たなそうに見えても、いつどこで、何の助けになるか解らない。
無駄な事なんて無いんだと思う。
それにね、メイン選手引き抜いたり、彼女を奪い取ったり、真似したり、ことごとく絡んでくるあの彼はも、実は相当バスケ好きよね。
あの試合で、ダックスがバスケを止めた事が悔しかったんじゃないかな。
バスケでライバルや仲間やになりたかったのかもね。

君のバスケ人生、そんなに捨てたもんじゃないんじゃない?

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2018-10-13 ルイスと不思議の時計 (原題 THE HOUSE WITH A CLOCK IN ITS WALLS)

『ルイスと不思議の時計 (原題 THE HOUSE WITH A CLOCK IN ITS WALLS)』

製作年 2018年
製作国 アメリカ
配給 東宝東和
監督 イーライ・ロス
キャスト
ジョナサン/ジャック・ブラック
ツィマーマン/ケイト・ブランシェット
ルイス/オーウェン・ヴァカーロ

不思議だ・・
こんな個性的なベテラン主演2人を使っておいて、こんな平坦な作品になってしまうなんて。
Cate Blanchettのツィマーマンは完璧だし、Jack Blackが演じる役が面白くない訳がない。
編集の問題か‥お子様向けにするにあたって、ホラー映画の鬼才に無理が出たのか‥?
少年の演技の引き出し方か?
親を失った喪失感が伝わって来ないし、家や叔父さんの奇異さが伝わって来ない。
謎解きも最後の対決も今一つ盛り上がらない。
何とも感情移入しにくい作りとなっている。
何かこう、もっと上手い事で来たんじゃないかな?感がね。残念です。

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2018-10-12 運命は踊る (原題 FOXTROT)

『運命は踊る (原題 FOXTROT)』

製作年 2017年
製作国 イスラエル=ドイツ=フランス=スイス
配給 ビターズ・エンド
監督 脚本 サミュエル・マオス
キャスト
ミハエル/リオル・アシュケナージ
ダフナ/サラ・アドラー
ヨナタン/ヨナタン・シライ

ヨナタンが居る前哨基地の検問所は、緩慢で、眠気を誘う。
実際、彼らも居眠りしたり退屈で、ダレきっている。

そんな彼の与り知らない所で、両親の元に戦死の知らせが届き、皆が悲観に暮れている。

その対比がね。あまりにも見事で。見せ方も。上手いんですよ。

でも、どの行動が正しくて、どうしたら安全かなんて、分からないじゃない。
誤報だと知ったミハエルが、通常の精神状態じゃ無く、傲慢になったとしても責められないと思うのよ。
精神的ショックは相当だったんだから。

その罰があの結果だとしたら、それは酷く重過ぎると思う。

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2018-10-10 ブレイン・ゲーム (原題 SOLACE) LBJ ケネディの意志を継いだ男 (原題 LBJ)

『ブレイン・ゲーム (原題 SOLACE)』

製作年 2015年
製作国 アメリカ
配給 ポニーキャニオン
監督 アフォンソ・ポヤート
キャスト
ジョン・クランシー博士/アンソニー・ホプキンス
ジョー・メリウェザー/ジェフリー・ディーン・モーガン
キャサリン・コウルズ/アビー・コーニッシュ
見知らぬ男/コリン・ファレル


これは、推理物ではありません。有能な捜査員が活躍する話でも無い。

Hearts in Atlantisを思わずにはいられなかった・・
Anthony Hopkinsの役が、彼が演じたテッドと被るんだもの。不思議な力を持つ老人。
「親は子供より先に死ななくてはいけない」そんな台詞すら、早世したAntonを思わずに居られないじゃないですか。
Colin Farrellとターゲットの青年を挟んで対峙するシーンなんて、青年がAntonに思えてくる・・
Fright Nightのジェリーですから、Antonにとっての天使と悪魔ですもの。

果たして、このストーリーの中のColin Farrellは、悪魔かどうか・・
凄く切羽詰まった思い。優しい語り。

私が、被害者たちの立場なら、お願いしたいと思うかもしれない。苦しみたくはないし、自死は勇気がいる。

だけど、父の最期が本来の形では無く、連続殺人の被害者としてだったら‥癌で亡くなった大好きな友人だったら‥
残される方は、どうだろう。
もしかしたら、友や家族と病気に立ち向かう貴重な時間を持てたかもしれない。それは人生の最高の思い出になったかもしれない。
愛する人に囲まれ、微笑みながら最期を迎えられたかもしれない。それを断ち切られるのは辛い。

「彼の時間を一秒だって奪うべきじゃ無かった」それも真理だ。
最愛の家族と過ごせる時間。子供の成長を感じられる時間。それは一秒だって多く欲しかった筈だ。苦しくても。

尊厳死を尊重する私が言うことじゃないけど。

この映画は酷くAntonを思い出させる。
彼の最期には1分有ったと言う。もっと長いと言う説もある。それを思うと、即死は救いだとは思う。
父の最期はどの位時間が有ったのだろう・・

これは、大切な人を、病気や事故や自死で失った経験のある人間には、酷く辛い。迷わせる。



『LBJ ケネディの意志を継いだ男 (原題 LBJ)』


製作年 2016年
製作国 アメリカ
配給 ツイン
監督 ロブ・ライナー
脚本 ジョーイ・ハートストーン
キャスト
リンドン・B・ジョンソン/ウッディ・ハレルソン
ロバート・F・ケネディ/マイケル・スタール=デビッド
リチャード・ラッセル/リチャード・ジェンキンス
ラルフ・ヤーボロー/ビル・プルマン
ジョン・F・ケネディ/ジェフリー・ドノバン
レディ・バード・ジョンソン/ジェニファー・ジェイソン・リー

アメリカ合衆国大統領物は、伝記的な物も架空の物も数多くある。
なので、何となくシステムは理解しているよね。
世界に対して隙を見せちゃいけない。

ジョン・F・ケネディは人気ですよね。ルックスだけじゃ無く、やろうとしていたことも魅力的。
家柄やら、家族やら、恵まれ過ぎ。
そして、不運。

まぁ、あの状況で大統領になる方も辛いけど。
だけど、真摯に、道を違わず進んだのは見事でしたね。
悩める姿と、堂々と渡り合う姿が印象的。


私は黒人が好きだから、感謝するしかないな。

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2018-10-07 イコライザー2 (原題 THE EQUALIZER 2)

『イコライザー2 (原題 THE EQUALIZER 2)』


製作年 2018年
製作国 アメリカ
配給 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
監督 アントワン・フークア
キャスト
ロバート・マッコール/デンゼル・ワシントン
デイブ・ヨーク/ペドロ・パスカル
上官スーザン/メリッサ・レオ
マイルズ/アシュトン・サンダース


完璧すぎる・・強すぎるマッコール。
いつも試されてそうで、側に居たら疲れるけど。
タクシーの中で、さらりと関わるくらいだと、凄く良い時間をくれそうだ。なんなら、励まされ、慰められたり、人生変わったり。
そんな彼のささやかな毎日は素敵だ。知り合った人を放って置かない親切心。
おせっかいかもだけど、何とか出来ちゃうバックボーンを持って居る事が、また、強い。

暴力的な物語に、そう言う彼の新設や温かさを挟んでブレない人間性を示しているよね。

行く道を救われたマイルズが遺した画が素敵だ・・

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2018-10-04 かごの中の瞳 (原題 ALL I SEE IS YOU)

『かごの中の瞳 (原題 ALL I SEE IS YOU)』

製作年 2016年
製作国 アメリカ
配給 キノフィルムズ/木下グループ
監督 マーク・フォースター
キャスト
ジーナ/ブレイク・ライブリー
ジェームズ/ジェイソン・クラーク

ジェームズは、自分を頼りにしてくれる、清楚でか弱い女性が好きなんだよね。
実際ジーナはそうで、だから上手く行っていたんだけど、それは目が不自由だったからで。
例え見えるようになっても、自分の掌の中で、自分が見せる物だけ見て喜んで居て欲しかったのよね。

女性の方が、好奇心や物欲や、変身欲が強いのよ。
そして大抵の男性は支配欲と独占欲を持っていると思う。
大体、電車の中や人混みで、必要以上に連れの彼女をかばう男性はそうよね。それ見る度に、その彼女、一人の時は絶対君より逞しいよ?と思う。
騙しているとかじゃなくて、好きな相手に甘えているんだろうけど、好きじゃ無くなったら甘えなくなる。
その時に、男性はこの映画を思い出すかもね。

見えなかった物が見えるようになったんだもん。そりゃ好奇心も働く。色々経験してみたくなる。
あ〜これって、専業主婦が、子供が手を離れて外に出始めた時に夫婦に起こる危機と一緒だなぁ‥
それまでは自分の稼ぎ・・と威張り支配して来た相手が、自分のお金、自分の時間、自分の仲間を外に持つ。
受け入れられない男性陣一昔前は多かった。今はどうかな?最初から共稼ぎならそうでもないのかな。

兎も角、

ジーナが美しい事と、見えなかったからこその変化が、大きくて、溝も大きくなったけど、珍しくは無いんだな。

見えないからこその彼女の脳内に広がる世界は幻想的でした。

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2018-10-01 2018年9月にスクリーンで観た映画

2018年9月にスクリーンで観た映画は10本でした。
2018年小計は170本。

9月は全然見られなかった・・でも良いんです。他の事に時間を空けておいたんですから。
それに良い映画が多かった。


 
 リグレッション (原題 REGRESSION)
 
○顔たち、ところどころ (原題 VISAGES, VILLAGES)

○ブレス しあわせの呼吸 (原題 BREATHE)
 
 ヒトラーと戦った22日間 (原題 СОБИБОР)
 
○500ページの夢の束 (原題 PLEASE STAND BY)

 アントマン&ワスプ (原題 ANT-MAN AND THE WASP)

◎判決、ふたつの希望 (原題 L'INSULTE) 

 プーと大人になった僕 (原題 CHRISTOPHER ROBIN)

○ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男 (原題 BORG/McENROE)

○タリーと私の秘密の時間 (原題 TULLY)

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2018-10-01 クワイエット・プレイス (原題 A QUIET PLACE)

『クワイエット・プレイス (原題 A QUIET PLACE) 』

製作年 2018年
製作国 アメリカ
配給 東和ピクチャーズ
監督 ジョン・クラシンスキー
脚本 ジョン・クラシンスキー 、 ブライアン・ウッズ 、 スコット・ベック
キャスト
エヴリン/エミリー・ブラント
リー/ジョン・クラシンスキー


これは、怖いね。

隕石に乗ってきた宇宙人?謎の生物の顔がグロテスクだし。
音を立てちゃいけない生活のストレス。
叫びたくなるだろうし、思春期なんだから、物を投げつけたくもなるだろう。
音楽が無いなんて・・と思ったら、イヤフォンで聴いていた。
やはり、一度その存在を知ってしまった人間には、音楽が必要なんだな。

Emily Bluntは、プラダを着た悪魔で初めて見た時から、大好きです。
あの作品の中ではAnne Hathawayの引き立て役ですが、絶対彼女の方が光ってた!
勿論美人なんだけど、それだけじゃない。なんか、奥深さを感じる。

今回も凄い迫力で、時に美しく、時になりふり構わず、とてもリアルに演じていた。
そして何より、ラストの笑み。
やっぱ凄い女優だわ。と再確認しました。

この映画は、兎に角女性の強さを再確認する映画でしたね。
そして、父の愛情として貼られる伏線の回収の仕方が上手い。これが映画の醍醐味よね。

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2018-09-19 リグレッション (原題 REGRESSION)  顔たち、ところどころ (原題 VISAGES, VILLAGES)

『リグレッション (原題 REGRESSION)』

製作年 2015年
製作国 スペイン=カナダ
配給 ポニーキャニオン
監督 アレハンドロ・アメナーバル
キャスト
アンジェラ・グレイ/エマ・ワトソン
ブルース・ケナー/イーサン・ホーク
心理学者/デヴィッド・シューリス

思い込み良くない。・・・って話です。

これは、ネタバレしないで語るのは非常に困難で、・・・と言うか無理なので。

Emma Watsonは、怯えるか弱い少女を演じるには、凛として芯が有りそうに見えてしまいますね。

話はオカルトと言うか、ホラーの方向に進んで行きますが、怖いのは人間です。
でも、始まりは愛だったと思うのです。家族愛。
大好きな母。息子の罪。贖罪。それが、変な方向に大きく広がり、引っ込みがつかなくなる。

未知と畏怖の念が、判断を狂わせるのでしょうか。当時、実際こんな騒ぎがいくつも有ったそうですよ?

ラスト肩すかしのように感じるかもですが、それも含めての映画化なのです。映画が、ではなく事件が、そう言うラストだったのです。


『顔たち、ところどころ (原題 VISAGES, VILLAGES)』

製作年 2017年
製作国 フランス
配給 アップリンク
監督/脚本 アニエス・ヴァルダ 、 JR
キャスト
アニエス・ヴァルダ
JR

良いなぁ・・ああ言う旅。そして旅のお供。
才能が有って、お互いを認めていて、敬意が有って、自分が有って。

ぶつかるし、曲げないし、でも影響し合う。お互いを流石!と思える。
そんな刺激し合える相手との旅は最高だろうな。
そして、写真がまた素晴らしい。仮にも写真を・・・しかも人物を撮るのを生業としている身としては、羨ましくてしょうがない。

出来ない理由を並べるけれど、そしてそれは確かに大きな壁だけど、出来ない訳じゃないんだよな‥
凄く羨ましくて、撮影旅行に出たくなる。

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