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まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

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2018-03-01 あなたの旅立ち、綴ります (原題 THE LAST WORD)
2018-02-28 2018年2月にスクリーンで観た映画
2018-02-28 The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ (原題 THE BEGUILED)  ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ (原題 THE BIG SICK)  ナチュラルウーマン(2017) (原題 UNA MUJER FANTÁSTICA)  
2018-02-22 人生フルーツ
2018-02-21 ロープ/戦場の生命線 (原題 A Perfect Day)  ウイスキーと2人の花嫁 (原題 WHISKY GALORE!)
2018-02-20 ゲット・アライブ (原題 SÓLO SE VIVE UNA VEZ)   ニューヨーク、愛を探して (原題 MOTHERS AND DAUGHTERS)
2018-02-19 トラジディ・ガールズ (原題 TRAGEDY GIRLS)  ウォーキング・ウィズ・エネミー ナチスになりすました男 (原題 WALKING WITH THE ENEMY)  セリーナ ―炎の女― (原題 SERENA)         
2018-02-16 グレイテスト・ショーマン (原題 THE GREATEST SHOWMAN)
2018-02-14 ぼくの名前はズッキーニ (原題 MA VIE DE COURGETTE)
2018-02-13 アウトサイダーズ (原題 TRESPASS AGAINST US)


2018-03-01 あなたの旅立ち、綴ります (原題 THE LAST WORD)

『あなたの旅立ち、綴ります (原題 THE LAST WORD)』


製作年 2016年
製作国 アメリカ
配給 ポニーキャニオン=STAR CHANNEL MOVIES(提供:ポニーキャニオン=東北新社)
監督 マーク・ペリントン
脚本 スチュアート・ロス・フィンク
キャスト
ハリエット・ローラー/シャーリー・マクレーン
アン・シャーマン/アマンダ・セイフライド
エリザベス/アン・ヘッシュ
ロビン・サンズ/トーマス・サドスキー
エドワード/フィリップ・ベイカー・ホール
ロナルド・オドム/トム・エヴェレット・スコット
ブレンダ/アンジュエル・リー

訃報記事って日本ではあまり聞かないけど、海外では重要で、韻を踏んだ美しい文章が人気ね。
UNA MUJER FANTÁSTICAやDear Frankie でも描かれている。

ハリエットは何でも出来る。それは頑張って来たから。とんでもない自信家だけど、恐らく他人以上に自分に厳しいのだろう。
コロコロ言う事が変わったり、相手によって態度が変わったり、自分を棚に上げて文句を言う上司より尊敬できると思うの。
気は休まらないけど。

古いレコードを見つけてからが素敵。わぁ〜〜お!って叫びそうだった。
共通点が見つかった瞬間でもあるけれど、これだけのレコードが有るなら、続きが無いのはおかしいとアンが言い切るのは、同じ趣味を持った者だからの断言よね。
レコードを見ただけで、あのラジオ番組のDJの選曲は気に入る!と断言できる。一瞬で音楽仲間に成れるあの感じ。
更にそのラジオ番組が気に入ったから・・担当DJが気に入ったから・・って出る行動。
そっちに行くんだ!ってビックリ。そして追い出された女性DJが、ハリエットの選曲聞いて仕方ないと受け入れるくだり。アンタら全員音楽馬鹿!って良い意味で叫びたい気分だった。

あとね、ドライブ行くからふさわしいCD作って!ってお気に入りDJに命令したり、それを受けて、即座に大量の候補曲が浮かんで嬉々として作りだすとか。
Elizabethtownでクレアがドリューに作った音楽リストを思い出すでしょ。

こう言う妥協できない拘り持った人たち大好き。


私は音楽詳しくないし、私にとっての音楽って映画が有ってこそ。
音楽は、映画にとって欠かせない要素で、魅力の一つで、テーマの一つでもある。
今、思いがけず音楽にはまってCDを買ったり、ライブに行ったりと言う生活をしているけれど、レコードであんなに盛り上がり、相手に共感できる知識を持っている彼女たちが眩しかった。

だけどね、映画でならできるよ。酷く落ち込んだ時に観るべき映画、仲良くなりたい異性と初めて見るのにお奨めの映画、落ち込んでいる人が前向きになる為に見せたい映画、そう言うのだったら、喜んでチョイスできる。
そして知り合った人のDVDコレクション見たら、私もあの位テンション上がるし、理解し合おうと出来ると思う。

自分の都合で振り回したブレンダだけど、絶対良い経験だったし。
アンはもう、地球儀を抱えて、見知らぬ異国に思いを馳せるしか出来ない子供じゃない。
ハリエットは、静かに、ちゃんと人を見ている。聞いている。そして生かせる人。
前向きになれる素敵な映画でした。
こだわった何かが有る事って素敵。

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2018-02-28 2018年2月にスクリーンで観た映画

2018年2月にスクリーンで観た映画

22本でした。その内邦画が日本。

 The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ (原題 THE BEGUILED) 
 ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ (原題 THE BIG SICK)  
 ナチュラルウーマン(2017) (原題 UNA MUJER FANTÁSTICA)  
 人生フルーツ
○ロープ/戦場の生命線 (原題 A Perfect Day)  
○ウイスキーと2人の花嫁 (原題 WHISKY GALORE!)
 ゲット・アライブ (原題 SÓLO SE VIVE UNA VEZ)   
 ニューヨーク、愛を探して (原題 MOTHERS AND DAUGHTERS)
 トラジディ・ガールズ (原題 TRAGEDY GIRLS)  
 ウォーキング・ウィズ・エネミー ナチスになりすました男 (原題 WALKING WITH THE ENEMY)  
 セリーナ ―炎の女― (原題 SERENA)         
 グレイテスト・ショーマン (原題 THE GREATEST SHOWMAN)
 ぼくの名前はズッキーニ (原題 MA VIE DE COURGETTE)
 アウトサイダーズ (原題 TRESPASS AGAINST US)
 ダブル/フェイス (原題 INCONCEIVABLE)   
 ジュピターズ・ムーン (原題 JUPITER HOLDJA)
○ローズの秘密の頁 (原題 THE SECRET SCRIPTURE)  
 未成年だけどコドモじゃない
 アバウト・レイ 16歳の決断 (原題 3 GENERATIONS)   
○THE PROMISE/君への誓い (原題 THE PROMISE)
 フューリアス 双剣の戦士 (原題 Легенда о Коловрате)
○スリー・ビルボード (原題 THREE BILLBOARDS OUTSIDE EBBING, MISSOURI)

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2018-02-28 The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ (原題 THE BEGUILED)  ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ (原題 THE BIG SICK)  ナチュラルウーマン(2017) (原題 UNA MUJER FANTÁSTICA)  

『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ (原題 THE BEGUILED)』

製作年 2017年
製作国 アメリカ
配給 アスミック・エース=STAR CHANNEL MOVIES
監督/脚本/ソフィア・コッポラ
キャスト
マクバニー伍長/コリン・ファレル
ミス・マーサ/ニコール・キッドマン
エドウィナ/キルスティン・ダンスト
アリシア/エル・ファニング

流石Sofia Coppola監督。

戦場で傷つき逃げ出した先が、あの美しい上品な女性七人が住む館では、そりゃあどんな殿方でも離れたくはないでしょう。
しかも、男性への好奇心から、入れ替わり、覗きに来ては親切にしていくのですから。増長もするだろうと言う物です。
そこで出会った美しい女性と恋に落ちての逃避行・・だったら、男が描く良く有るラブロマンス。
だけど監督は知っている。そんな環境に、魅力的な大人の男性一人放りこんだら、どうなるか。

自分の魅力を知っているElle Fanningが演じるアリシアのいやらしさが秀逸。
子供ながら意識している他の生徒と違って、小悪魔的。先生たちと違って立場が無いから遠慮も無いし。

珍しく清楚な先生エドウィナを演じるKirsten Dunstがキーなのですが、何でそっち行った?と言うのが私には理解できない、男の性?なのですが、目覚めてあの状況は、マッドサイエンス的で確かに半狂乱になりそうです。
そして玩具に飽きた子供のように日常に帰って行く女の残酷さが素晴らしい。


『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ (原題 THE BIG SICK)』

製作年 2017年
製作国 アメリカ
配給 ギャガ
監督 マイケル・ショウォルター
脚本 クメイル・ナンジアニ 、 エミリー・V・ゴードン
キャスト
クメイル/クメイル・ナンジアニ
エミリー/ゾーイ・カザン

文化の違いは分かるけど、やっぱりあの言いぐさはズルいよねぇ。

敢えて昏睡状態にする・・って治療法もあるのか。医学って凄いね。
何が解明のきっかけになるか解らない。今回は数日前に捻った足首だしね。
心に残ったのは、楽しそうな夫婦を見て、自分はもう違うと悟った・・と言う所。それで離婚出来ちゃったんだ。凄いな。

やっぱり困難な時に、同じくらい強い思いで娘を思っている人がいるって言うのは、心強いと思うわ。


『ナチュラルウーマン(2017) (原題 UNA MUJER FANTÁSTICA)』

製作年 2017年
製作国 チリ=ドイツ=スペイン=アメリカ
配給 アルバトロス・フィルム
監督 セバスティアン・レリオ
脚本 セバスティアン・レリオ 、 ゴンサロ・マサ
キャスト
マリーナ/ダニエラ・ヴェガ
オルランド/フランシスコ・レジェス

彼女が女性として生きて行くには、差別と闘わないといけないし大変だと思う。
なんだけど、詳しくは分からないけど、オルランドとソニアの離婚理由が彼女なのかな。
だとしたら、そりゃあ、彼の子供たちに恨まれていても文句は言えないんじゃない?
トランスジェンダーじゃ無く普通に女性が相手だったとしても、責められるでしょ。
権利に関しては元奥さんにとやかく言われる事はないけど、子どもは別だもの。

マリーナの戸籍がまだ女性じゃないせいで結婚できなかったのか。その辺の法律がどうなのか解らないけれど、結婚出来て居れば良かったのにね。
そうしたら、理不尽な思い、少しは減ったかもしれないよね。

だけどオルランドの兄弟のガボが理解が有って、きっと凄く良好な関係の兄弟だったんだろうなぁ‥と思いました。

歩くのも困難な位の向かい風。そして街中で自分を映し出すミラー。
歩いて行かないと。頑張って・・

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2018-02-22 人生フルーツ

『人生フルーツ』


製作年 2016年
製作国 日本
配給 東海テレビ放送(配給協力:東風)
監督 伏原健之
キャスト
津端修一
津端英子

名古屋出身の友人に勧められ、佐渡のシネマカフェで上映されたことも有ってみたかった作品。

ある、老夫婦のドキュメンタリー。
どこにでも居そうで、特別な二人。
庭に花や野菜植えて、果物が実って・・ってまるで自分の実家・・・むしろ母の実家祖父母の家を思い出す。
東京に長く暮らしているから、凄く懐かしい・・

凄く仲の良い老夫婦。最期の時に、佐渡の実家で一人で暮らしている母を思う。
父は72歳で死んだ。母は凄く怒っていた。あんな素敵な別れじゃ無かった。
生きていたら、もっと老いていたら、二人こんな風に暮らしたのだろうか。
そう思ったら泣けてきた。
母方の祖父は90歳まで生きて亡くなった。その数年後、祖母は眠るように逝った。家の周りに果実のなる木々や畑に囲まれていて。
遊びに行けば梅シロップやキウィジャムや手作りの物があれこれ出て来る。あれ持って帰れこれ持って帰れって持たせてくれる。
そんな普通の老夫婦なんだけど。

修一さんが素敵なのは、自分はポリシーが有って専門家なのに、素人の英子さんに、どう思う?ってお伺いを立てる所。
そして何かをする時に家族を巻き込むと言う所。

わたしの父も竹馬とか、ソリとか、作ってくれた。山に連れて行ってくれて、山菜や木の実や高山植物やキノコ、教えてくれた。
先生だったから、教え子たちと何かする時も連れて行かれた。文化祭の劇の稽古、土器発掘、地層観察。
色々な体験させて貰った。もっと色々教わりたかった。

母はあまり参加しなかったけど。むしろ呆れていたけど。
あの二人が、寿命まで生きてもこうなれたかは疑問だけど。
結婚に向かないのは遺伝かも知れない。

父みたいに・・修一さんみたいに・・・わくわくさせてくれる人とだったら、結婚生活持続させられたのかな。
そんな人がいたら、佐渡に帰って新しい生活するのも良いかな。
そんな素敵な夫婦で、素敵な考えを持っていて、素敵な生き方で、ちょっと羨ましく感じました。

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2018-02-21 ロープ/戦場の生命線 (原題 A Perfect Day)  ウイスキーと2人の花嫁 (原題 WHISKY GALORE!)

『ロープ/戦場の生命線 (原題 A Perfect Day)』

製作年 2015年
製作国 スペイン

配給 レスペ
監督脚本 フェルナンド・レオン・デ・アラノア
キャスト
マンブルゥ/ベニチオ・デル・トロ
ビー/ティム・ロビンス
カティヤ/オルガ・キュリレンコ
ソフィー/メラニー・ティエリー
ダミール/フェジャ・ストゥカン
ゴヨ/セルジ・ロペス


停戦直後のバルカン半島で活動する国際援助活動家・国境なき水と衛生管理団の、本当に普通の一日なんだと思う。
常に命の危険を感じながら、理不尽さを感じながら。
彼らを動かすものって、何なのかな。自己犠牲?抗えない正義感?そんなモノ一日でへし折られるよね。
決まり事でがんじがらめで。正しいと思う事が出来ない。

普通の人間である彼らが、ユーモアを持って活動している姿が魅力的に描かれている。
頭が下がる。


『ウイスキーと2人の花嫁 (原題 WHISKY GALORE!)』


製作年 2016年
製作国 イギリス
配給 シンカ
監督 ギリーズ・マッキノン
原作 コンプトン・マッケンジー
脚本 ピーター・マクドゥガル
キャスト
ジョセフ・マクルーン/グレゴール・フィッシャー
ペギー・マクルーン/ナオミ・バトリック
カトリーナ・マクルーン/エリー・ケンドリック
ワゲット大尉/エディ・イザード
オッド軍曹/ショーン・ビガースタッフ
ジョージ/ケヴィン・ガスリー
マカリスター牧師/ジェームズ・コスモ

戦中戦後、難破した船や不時着した飛行機から乗組員を地元住民が助けたという逸話は多く映画化されたりもしていますが、乗組員の救出よりウイスキーの救出が映画化されるおおらかさが好きです。

実際の出来事だと言うのですから。
スコットランドの民らしいと思いますけど。

安息日の決まりは死守するけれど、窃盗は容認する・・・ウイスキーだからこそ。
そう言う独自の価値観、嫌いじゃない。
地味にシンプルに生きていながらとてもユーモラス。
島ならではの感覚は、島で産まれ育った身としては共感できる。

そして何より、私の大好きな俳優Sean Biggerstaff出ていた!ノーチェックだったからびっくりした。
映画で見るのは久しぶり・・もう一回見に行かなきゃ。

先頭 表紙

2018-02-20 ゲット・アライブ (原題 SÓLO SE VIVE UNA VEZ)   ニューヨーク、愛を探して (原題 MOTHERS AND DAUGHTERS)

『ゲット・アライブ (原題 SÓLO SE VIVE UNA VEZ)』

製作年 2017年
製作国 アルゼンチン=スペイン
配給 クロックワークス
監督 フェデリコ・クエバ
脚本 セルジオ・エスケナジ
キャスト
Leonardo Andrade/ペテル・ランサーニ
Duges/ジェラール・ドパルデュー
Harken/ウーゴ・シルバ
Tobías López/サンティアゴ・セグーラ

ボスは中々凄味が有って怖いのに、部下が使えなさすぎ。
あんなに銃乱射して全く当たらないなんて、下手過ぎるでしょ。
そう言う所が嘘臭いの。

女性たちは素敵なのに、男性陣に殆ど華が無くて。
特に主人公のレオが機転が効いてそこそこ強いっぽいのだけれど、格好良くない。
ジョン・ブック目撃者って懐かしい映画の名前が出てきたのは嬉しかったけど。
そしてロックバンドKISSのネタを引っ張るなぁ‥と思ったんですけど、最後にあんなに格好良くなかったレオがバンド仲間引き連れてステージでギター持っただけで、数割増し格好良く見えてしまう不思議。
そして、 I Was Made For Lovin' You をやるなんて。あの環境で。

最後の最後でちょっと評価上がったな。


『ニューヨーク、愛を探して (原題 MOTHERS AND DAUGHTERS)』

製作年 2016年
製作国 アメリカ
配給 ハーク
監督 ポール・ダッドリッジ
脚本 ペイジ・キャメロン
キャスト
Rigby/セルマ・ブレア
Millie/スーザン・サランドン
Nina/シャロン・ストーン
Beth/コートニー・コックス
Georgina/ミラ・ソルヴィーノ
Rebecca/クリスティーナ・リッチ
Kevin/ポール・ウェズリー


母と娘って特別よね。良い意味でも悪い意味でも。
特に一人娘や長女だと。
合わないと、何を押し付けられているんだろう・・と思う。
だけど親友にもなれるんだろうな・・

これは母の日の偶像劇なんだけど、同じようなニューイヤーやXmasの群像劇と違って大々的に公開されないのはやっぱり恋愛がテーマじゃない分地味なのかな・・?
色々な格好良く生きている女性たちが出て来て、けど、母親が弱点で。子供を持つかどうかは大問題で。
Susan Sarandonの台詞が真理なんだろうなぁ。
母親を疎ましく思って、でも母親もその母親を疎ましく思っていて。でも自分が娘を産んだ時、いつかこの子に疎まれるんだろうなぁ。と解って。それでも愛おしく思う。

娘・・ちょっと持ってみたかったな・・と思いますけど。

ところで、そんな中に、ライブを撮影するカメラマン女性が出て来て。ライブ好きのカメラマンとしては、おおぅ・・と反応しましたね。
ですが、この作品の色々な悪い部分として、バンドのライブツアーが登場するのは複雑だな。

先頭 表紙

2018-02-19 トラジディ・ガールズ (原題 TRAGEDY GIRLS)  ウォーキング・ウィズ・エネミー ナチスになりすました男 (原題 WALKING WITH THE ENEMY)  セリーナ ―炎の女― (原題 SERENA)         

『トラジディ・ガールズ (原題 TRAGEDY GIRLS)』

製作年 2017年
製作国 アメリカ
配給 「トラジディ・ガールズ」上映委員会
監督 タイラー・マッキンタイア
脚本 クリス・ヒル 、 タイラー・マッキンタイア
キャスト
Sadie Cunningham/ブリアナ・ヒルデブランド
McKayla Hooper/アレクサンドラ・シップ
Toby Mitchell/ジョシュ・ハッチャーソン
Lowell/ケヴィン・デュランド

清々しい位、自分本位な少女たち。
誰よりも目立って、注目を浴びて、人気者に・・ってティーンの頃は憧れがちだけど。
一見、学園ものにありがちな恋、友情、喧嘩、ライバル・・・って青春学園もの。
でもトラブルの対処法が兎に角猟奇的で、しかもそれを利用して脚光を浴びようとしているのに不謹慎さを感じさせない。

危機感とか罪悪感とか全然ないまま大人の社会に放たれる。あぁ、怖い。
かなりすプラッタですけど、リアルじゃないです。


『ウォーキング・ウィズ・エネミー / ナチスになりすました男 (原題 WALKING WITH THE ENEMY)』

製作年 2014年
製作国 アメリカ=カナダ=ルーマニア=ハンガリー
配給 インターフィルム
監督 マーク・シュミット
脚本 ケニー・ゴールド
キャスト
Elek Cohen/ジョナス・アームストロング
Regent Miklos Horthy/ベン・キングズレー
Hannah Schoen/ハンナ・トイントン
SS Colonel Eichmann/チャールズ・ハベル
Carl Lutz/ウィリアム・ホープ
Jozsef Greenberg/サイモン・クンツ
Miklos Schoen/サイモン・ダットン

実在の人物をモデルにしているそうです。
悲劇の裏に数々の英雄的秘話が有り、そこに日の目が当たるようになった現在。

悲劇の中ですが、彼らは運が良いし、彼らに出会った人たちもまた幸運だったのだと思う。
彼はきっと、何処かに居る友や家族を救おうとしてくれる誰かがきっといる・・・と信じて、見知らぬユダヤ人を救っていたんだろうな。

それにしても、かなりの勇気が必要だったと思います。敵地に乗り込んで行くのですから。
見ていて、本当にハラハラします。

そして、やっぱりあの時代のスイスの孤高さは素敵過ぎる。


『セリーナ ―炎の女― (原題 SERENA)』

製作年 2014年
製作国 チェコ=フランス=アメリカ
配給 ハーク
監督 スサンネ・ビア
原作 ロン・ラッシュ
脚本 クリストファー・カイル
キャスト
Serena Pemberton/ジェニファー・ローレンス
George Pemberton/ブラッドリー・クーパー
Galloway/リス・エヴァンス
Sheriff McDowell/トビー・ジョーンズ

何もかもが悪い方に転げ落ちていく感じ。
元々、後ろめたい事が有ったのが発端だけど。

美しくて、有能で、野心的なセリーナは、元々は非情だった訳じゃない。
過去が有るからこそ、必死で今の愛を守りたかったのだろうし。

生活の為とは言え、あの母子をそばに置いておくのはちょっと無神経よね。

急展開の後半はひたすらはらはらします。

先頭 表紙

2018-02-16 グレイテスト・ショーマン (原題 THE GREATEST SHOWMAN)

『グレイテスト・ショーマン (原題 THE GREATEST SHOWMAN)』

製作年 2017年
製作国 アメリカ
配給 20世紀フォックス映画
監督 マイケル・グレイシー
脚本 ジェニー・ビックス 、 ビル・コンドン
キャスト
P.Tバーナム/ヒュー・ジャックマン
チャリティ・バーナム/ミシェル・ウィリアムズ
フィリップ・カーライル/ザック・エフロン
アン・ウィーラー/ゼンデイヤ
ジェニー・リンド/レベッカ・ファーガソン
レティ・ルッツ/キアラ・セトル
W.D.ウィーラー/ヤヒヤ・アブドゥル=マティーンII

ミュージカルに限らず、映画に置いての音楽の重要性は高いなぁ‥と思う。
物語にぴたっとはまり主役は視覚でも、その音楽の一節を聴いただけで壮大なそのシーンが瞬時に脳裏に浮かぶ。そんな音楽。
この映画も正しくそれ。良いオープニングだった。

Hugh JackmanとZac Efron、新旧のミュージカル俳優の競演。

特にZac Efronは華をHugh Jackmaに譲って控え目ながら魅せていました。
彼はHigh School Musicalのアイドルのイメージから持ち味を生かしながら上手に抜け出して、良い俳優になりましたよね。

実在の興行師の半生と言う事で、人権や偏見の時代背景もあり、展開自体は良く有るサクセスストーリーなのですが、個々が個性的で魅せてくれます。
2人の娘も良かった。

先頭 表紙

2018-02-14 ぼくの名前はズッキーニ (原題 MA VIE DE COURGETTE)

『ぼくの名前はズッキーニ (原題 MA VIE DE COURGETTE)』

製作年 2016年
製作国 スイス=フランス
配給 ビターズ・エンド=ミラクルヴォイス
監督 クロード・バラス
原作 ジル・パリ
脚本 セリーヌ・シアマ
キャスト
ズッキーニ/ガスパール・シュラター
カミーユ/シクスティーヌ・ミュラ
シモン/ポーラン・ジャクー
レイモン/ミシェル・ヴュイエルモーズ

SHORT TERM を思い出す。
酷い思いをして、捻くれたり、心を閉ざしている子供たち。
そこに寄り添う大人が居て、解り合える家族になる。
だけどそこは一時的な家で。いつかはバラバラになる運命。

子供たちは、強がっていても、ママが大好きだ。家族が大好きだ。
辛いね‥でも凄く優しかった。

先頭 表紙

2018-02-13 アウトサイダーズ (原題 TRESPASS AGAINST US)

『アウトサイダーズ (原題 TRESPASS AGAINST US)』

製作年 2016年
製作国 イギリス
配給 トランスフォーマー
監督 アダム・スミス
脚本 アラステア・シドンズ
キャスト
Chad Cutler/マイケル・ファスベンダー
Colby Cutler/ブレンダン・グリーソン
Gordon Bennett/ショーン・ハリス
Kelly Cutler/リンゼイ・マーシャル
P.C. Lovage/ロリー・キニア
Windows/バリー・コーガン

Colby Cutlerにそんなに残忍なカリスマ性を感じられないんですけどね。

木の上で、息子と語らうシーンが全てね。
「学校に行きたかった」
その一言。
全部父親に奪われて来たから。
子供は親を選べないと言うけど。
家を出て行けないのは、学校にも行った事が無い自分がファミリービジネスを離れて生きて行ける自信が無かったからかもね。

とりあえず、あのトレーラーハウスの集落に迷い込みたくはない。

先頭 表紙


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