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まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

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2018-01-29 ダークタワー (原題 THE DARK TOWER)
2018-01-26 デトロイト (原題 DETROIT)  アランフエスの麗しき日々 (原題 LES BEAUX JOURS D'ARANJUEZ)
2018-01-26 OSIRIS/オシリス (原題 SCIENCE FICTION VOLUME ONE: THE OSIRIS CHILD)  オール・アイズ・オン・ミー (原題 ALL EYEZ ON ME)
2018-01-24 黒い箱のアリス (原題 BLACK HOLLOW CAGE)  ベロニカとの記憶 (原題 THE SENSE OF AN ENDING)
2018-01-23 ルイの9番目の人生 (原題 THE 9TH LIFE OF LOUIS DRAX)   パディントン2(原題 PADDINGTON 2)
2018-01-19 ジオストーム (原題 GEOSTORM) はじめてのおもてなし (原題 WILLKOMMEN BEI DEN HARTMANNS)
2018-01-17 5パーセントの奇跡 〜嘘から始まる素敵な人生〜 (原題 MEIN BLIND DATE MIT DEM LEBEN)  ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ! (原題 RENEGADES)
2018-01-17 シークレット・デイ (原題 EVERY SECRET THING)  (r)adius ラディウス (原題 RADIUS)  ショートウェーブ (原題 SHORTWAVE)
2018-01-15 希望のかなた (原題 TOIVON TUOLLA PUOLEN)
2018-01-12 キングスマン:ゴールデン・サークル (原題 KINGSMAN: THE GOLDEN CIRCLE)


2018-01-29 ダークタワー (原題 THE DARK TOWER)

『ダークタワー (原題 THE DARK TOWER) 』

製作年 2017年
製作国 アメリカ
配給 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
監督 ニコライ・アーセル
原作 スティーブン・キング
脚本 アキバ・ゴールズマン 、 ジェフ・ピンクナー 、 アナス・トーマス・イェンセン 、 ニコライ・アーセル
キャスト
ガンスリンガー/ローランド・デスチェイン/イドリス・エルバ
黒衣の男/ウォルター/マシュー・マコノヒー
ジェイク/トム・テイラー
アラ/キム・スヒョン


Matthew McConaugheyは味のある俳優になりましたよねぇ・・
とここ数年言っている気がする。
SFダークファンタジーでしょうか。
22年かけて完結させた7巻からなる大作が原作です。
映像化不可能と言われる壮大な世界観の原作が次々と映像化されていて、コレもその一つですが、映像技術の進歩の凄さを見せつけられますね。
勿論、俳優たちの表現力は必須ですが。
哀しみを秘めた少年ジェイクの目が良いです。
こういう続き物はふるわないと途中で打ち切られる事が多いので、願わくば最後ませ制作し、日本公開もしていただきたいですね。
今作は始まりの物語なので・・

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2018-01-26 デトロイト (原題 DETROIT)  アランフエスの麗しき日々 (原題 LES BEAUX JOURS D'ARANJUEZ)

『デトロイト (原題 DETROIT)』

製作年 2017年
製作国 アメリカ
配給 ロングライド(提供:バップ、アスミック・エース、ロングライド)
監督 キャスリン・ビグロー
脚本 マーク・ボール
キャスト
ディスミュークス/ジョン・ボヤーガ
クラウス/ウィル・ポールター
ラリー/アルジー・スミス
フレッド /ジェイコブ・ラティモア
カール/ジェイソン・ミッチェル
ジュリー/ハンナ・マリー
カレン/ケイトリン・デバー
デメンズ /ジャック・レイナー
フリン/ベン・オトゥール
オーブリー/ネイサン・デイビス・Jr.

ラリー役のAlgee Smithが凄く良い。歌えなくなった歌手。
Algee Smithは俳優だけど、シンガーソングライターでもあるらしく、良い声…。
酷い目に遭い、大切な物を失い、あれほど夢見た歌手としてのステージに立てなくなった。
ずっと、歌ってラリーと思いながら観ていて、彼が聖歌を歌ったシーンは号泣でした。

大好きな友人が黒人な私には酷く辛い“デトロイト暴動”。
彼らが危険にさらされるのは嫌だし、あんな思いをさせたくない。

それにしても、この物語も真実とは言えない。
当事者たちの証言を元に作られた物語で、そこには必ず先入観や誇大や思い込みや湾曲が生まれるから。
酷い惨事が起きたのは、黒人がその犠牲になったのは事実だけれど。
いつか、タイムマシンと言う物が実現したら、こういう史実の確認だけでもして貰えない物かと思うわ。
Anthony Mackieも出ていたよ。


『アランフエスの麗しき日々 (原題 LES BEAUX JOURS D'ARANJUEZ)』

製作年 2016年
製作国 フランス=ドイツ=ポルトガル
配給 オンリー・ハーツ
監督 脚本 ヴィム・ヴェンダース
原作 ペーター・ハントケ
キャスト
L'homme/レダ・カテヴ
La femme/ソフィー・セミン
L'écrivain/イェンス・ハルツ
Nick Cave/ニック・ケイヴ

相変わらず、練り込まれた脚本。

女性の方は夢見がちで冷静な男性はリアリストで凄く対比的。
その二人を見つめる作家。
彼の頭の中で産まれたキャラが、想像の中で意志を持ち会話している・・そんな風に見えました。

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2018-01-26 OSIRIS/オシリス (原題 SCIENCE FICTION VOLUME ONE: THE OSIRIS CHILD)  オール・アイズ・オン・ミー (原題 ALL EYEZ ON ME)

『OSIRIS/オシリス (原題 SCIENCE FICTION VOLUME ONE: THE OSIRIS CHILD)』

製作年 2016年
製作国 オーストラリア
配給 カルチュア・パブリッシャーズ
監督 シェーン・アビス
脚本 シェーン・アビス 、 ブライアン・カチーア
キャスト
Lt. Kane Sommerville/ダニエル・マクファーソン
Sy Lombrok/ケレン・ラッツ

健気な美少女と、彼女とだけ心通わせるモンスターの図ははまる。

あの異形となった人たちにも、自我は有ったのだろうか‥それとも失っているのか。彼だけ特別なのか‥?
それともただ単に元の凶暴性の為の暴走なのか。

どうなんでしょうね。

父親が幼い娘を守るのは勿論当然と思うのですが、それ以外の一般人が見捨てられるのはどうかと思うわ。
そんなワンマン赦す社会は嫌な未来ね。

低予算らしい映画です。


『オール・アイズ・オン・ミー (原題 ALL EYEZ ON ME)』

製作年 2017年
製作国 アメリカ
配給 パルコ=REGENTS
監督 ベニー・ブーム
脚本 ジェレミー・ハフト 、 エディ・ゴンザレス 、 スティーヴン・バゲトゥーリアン
キャスト
2PAC/ディミートリアス・シップ・ジュニア
ノトーリアスB.I.G./ジャマール・ウーラード
アフェニ・シャクール/ダナイ・グリラ
ジェイダ・ピンケット=スミス/カット・グレアム

ラップは嫌いじゃない。短い言葉で色々な事を表現する感じがポエミーだ。
ピタッとはまると聞いていて気持ちが良い。

だけど、短く言い切るからこそストレートで、喧嘩腰になると辛辣。
わざわざそんなにストレートに敵をあおらなくても‥と思う位。

黒人好きな私は、彼らが不当に扱われるのは辛いし、幸せでいて欲しいと思うのに、黒人の敵が黒人って悲しいわ。

だけどやっぱり、起きた事の真相は闇の中なのね。

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2018-01-24 黒い箱のアリス (原題 BLACK HOLLOW CAGE)  ベロニカとの記憶 (原題 THE SENSE OF AN ENDING)

『黒い箱のアリス (原題 BLACK HOLLOW CAGE)』

製作年 2017年
製作国 スペイン
配給 クロックワークス
監督/脚本 サドラック・ゴンザレス=ペレジョン
キャスト
ロウェナ・マクドネル
ジュリアン・ニコルソン
エデ・リサンデル
マーク・ピゲネル

森の中に大きくて黒い立方体が落ちている。
こんな不条理な世界は結構好き。
何が起きているのかは解らないのだけれど、少女は不機嫌だし、家の作りは住み難そうだし、犬は人語に変換される装置を付けていて意思の疎通が出来ているし。
どうやら、現代よりちょっと科学文化は進んで居そうな感じ。
何が何だか分からなくて、落ち着かないし、うずうずする。

どうやら、起ころうとしている絶望的何かを止めようとしているのだけれど、それは上手くいかなくて。
不機嫌ながら、少女は戦っている。過去の自分と一緒に。大嫌い!と言ったパパを守る為に?

どういう経緯でそれが現れたのか、分からないけれど、二人で挑めば、何をしても好転しなかった未来を変えられるかもしれない。
変えられるのかな・・変わったら良いね‥

出来る事なら、私も変えたいよ。


『ベロニカとの記憶 (原題 THE SENSE OF AN ENDING)』

製作年 2015年
製作国 イギリス
配給 ロングライド
監督 リテーシュ・バトラ
原作 ジュリアン・バーンズ
脚本 ニック・ペイン
キャスト
トニー・ウェブスター/ジム・ブロードベント
ベロニカ・フォード/シャーロット・ランプリング
スージー・ウェブスター/ミシェル・ドッカリー
セーラ・フォード/エミリー・モーティマー
エイドリアン・フィン/ジョー・アルウィン
マーガレット・ウェブスター/ハリエット・ウォルター
若き日のトニー/ビリー・ハウル
若き日のベロニカ/フレイア・メーバー

切ないなぁ‥ベロニカの人生。
彼女がクールなのも、思わせぶりなのも、自分と正反対の母親のせい。
探していたのかもしれない。母親に魅了されずに自分だけを見てくれる相手を。
それを見極めようと慎重になっていたのかもしれない。
帰りの車の中でママを誉められた時、ジョークで返した運転中のパパの横で、無言だった彼女はどんな表情をしていたんだろう。

トニーがどうだったかは分からない。でもエイドリアンはそう言う意味で最悪の相手になった訳で、彼の取った行動は、最後の最後でそうだったのか‥と思うけれど。
歴史の授業の何気ないやり取りのエピソードがとても深く深く意味を持って来る。

私達は歴史を知る事が出来ない。こうだったのではないかと推測するだけ。
皆自分の都合の良いように推測し、語る。
歴史に関わる者として、そこは否定できない。
だからこそ知りたいと思う。

トニーは、ぎりぎり知る事が出来た。
自分の出した手紙が親友に何をしたか。
そしてベロニカの背負った物。遺品を渡さないと決めた彼女の思い。
想像以上にヘビーだったけど。
彼女の絶望を思うと、とても胸が痛い。

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2018-01-23 ルイの9番目の人生 (原題 THE 9TH LIFE OF LOUIS DRAX)   パディントン2(原題 PADDINGTON 2)

『ルイの9番目の人生 (原題 THE 9TH LIFE OF LOUIS DRAX)』

製作年 2015年
製作国 カナダ=イギリス
配給 松竹
監督 アレクサンドル・アジャ
原作 リズ・ジェンセン
脚本 マックス・ミンゲラ
キャスト
ジェイミー・ドーナン
サラ・ガドン
エイダン・ロングワース
オリヴァー・プラット
アーロン・ポール

世の中には、儚げで、健気で、男心を刺激して守ってあげたくなるような女性が居る訳です。無敵だと思うのです。
好きな相手がそういう人に惚れたら、それはもうどうしようもないのです。
だってどんなに頑張っても、たとえそれが仮面で、それを暴いたとしても、その時点で自分は守ってあげたいような女性じゃないんだから。
私の好きなコミックのヒロインが「泣いている方が可哀想だって思うな!」って叫んで戦うのですが、彼女は格好良いけど一途で健気だった・・
異性には中々伝わらないけどね。

兎に角、この映画を見てそんな事を思い出していた。

例え始まりはわざとじゃなくても、そう言う容姿に生まれついて、それに慣れてしまったら、それを最大限利用するようになっても不思議はない。
色々な事が得意な人がいて、その人はそう言う同情を引き出すのが特技なのだとしたら、そしてその技を日々磨いて努力していたら、それは責められないのではないかと思う。

だって、隙無く可愛く。儚げで健気に・・なんて、やれって言っても私は無理だ。
可愛いって、その為に努力を惜しまないから成し遂げられている才能なんだと思うわ。

まぁ、寄って来た異性は兎も角、それ以外の人を巻き込み被害を出しちゃダメだけど。

これは、ファンタジーとかSFとかじゃなくて、そう言う昼メロ的なちょっと怖い話でした。
だけど、作り方が上手い。

目を開けた先に幸せが訪れますように。
良い人に守られていたね‥その人が遺してくれた人に愛されていて良かった・・・


『パディントン2(原題 PADDINGTON 2)』

製作年 2017年
製作国 イギリス=フランス
配給 キノフィルムズ/木下グループ
監督 ポール・キング
原作 マイケル・ボンド
脚本 ポール・キング 、 サイモン・ファーナビー
キャスト
ヒュー・ボネビル
サリー・ホーキンス
ヒュー・グラント
ブレンダン・グリーソン
ベン・ウィショー

ドジだけど運だけは良い、憎めないパディントン。
今回も可愛い♪
Ben Whishawの声もぴったり♪
そしてルーシーおばさんの格好良さに惚れ惚れしますね。
良い子に育てた事からも分かります。

最後は全員Happyってお約束な展開なので安心して見られます。

そう言えばHugh Bonneville演じるブラウンさんの吹き替えは古田新太さんなんですよね・・
まぁ、洋画を吹き替えでは見ないけど。
例え字幕がどうしてそう訳した?って訳でも。

冠さんが吹き替えをしていたとしても、映画は字幕で見ます。・・・後でDVD買って声だけ聞き倒すとは思うけど。

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2018-01-19 ジオストーム (原題 GEOSTORM) はじめてのおもてなし (原題 WILLKOMMEN BEI DEN HARTMANNS)

『ジオストーム (原題 GEOSTORM)』

製作年 2017年
製作国 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザース映画
監督 ディーン・デヴリン
脚本 ディーン・デヴリン 、 ポール・ギヨー
キャスト
Jake Lawson/ジェラルド・バトラー
Max/ジム・スタージェス
Sarah Wilson/アビー・コーニッシュ
Ute Fassbinder/アレクサンドラ・マリア・ララ
Cheng/ダニエル・ウー
Hernandez/エウヘニオ・デルベス
Leonard Dekkom/エド・ハリス
Andrew Palma, President of the U.S.A./アンディ・ガルシア

何だろうな‥ベテランにお金掛け過ぎたのかな?
物語の軸となる兄弟の弟がイメージに合わない・・と言うか、表情がシリアス向けじゃない。
にやけて居るみたいに見えるの。彼女とのやり取りの時は良いとしても、お兄ちゃんとのやり取りの時に馬鹿にしているように見える。
兄役のGerard Butler真剣なのに。

Gerryは、こういう夫としては落第だけど、良いパパ、良い仕事人な役が増えた。
個人的にはTimelineのインテリマッチョな考古学者Andre Marekが一番好きなので、ちょっと残念。繊細な役も上手いんですよ。

この手の地球終末物は語りつくされた感が有り目新しさは無いし、脚本も甘いと思う。
それぞれの人物像が浮かんでこないしね。
吹き替えとか、日本人の曲起用とかはその穴埋めか?

ただ、メキシコに感謝します。と思わず言ってしまいそうになるのは認めます。



『はじめてのおもてなし (原題 WILLKOMMEN BEI DEN HARTMANNS)』


製作年 2016年
製作国 ドイツ
配給 セテラ・インターナショナル
監督/脚本 サイモン・バーホーベン
キャスト
アンゲリカ・ハートマン/センタ・バーガー
Dr.リヒャルト・ハートマン/ハイナー・ラウターバッハ
フィリップ・ハートマン/フロリアン・ダーヴィト・フィッツ
ゾフィ・ハートマン/パリーナ・ロジンスキ
Dr.タレク・ベルガー/エリヤス・エンバレク
ディアロ・マカプリ/エリック・カボンゴ
Dr.サーシャ・ハインリヒ/ウーヴェ・オクセンクネヒト
ハイケ・ブロジャー/ウルリケ・クリーナー


Eric Kabongoが良いなぁ‥素朴で、純真で。だけど過去は壮絶で、良くここまで汚れなかった物だと感心する。

家族は問題だらけで、それぞれイタい。
特にパパは中年の危機を通り越した年齢で、何に縛られているんだか‥
衰えていく知性と容姿。若い世代に嫉妬し、必死で若ぶり、若い女性に受け入れられる事で、老いを否定しようとしている。パトロン狙いなのに。
ママは老いを受け入れているけれど、慈善事業に走る典型的な有閑マダム。

でも、難民を受け入れる・・と言う決断は上出来だった。家族の為にも。

coolぶりたい少年にあんな凝ったMV作らせるだけあって、挿入する音楽のセンスは秀逸。サントラが欲しい。
ラストの少年のDJも将来有望ね。

先頭 表紙

2018-01-17 5パーセントの奇跡 〜嘘から始まる素敵な人生〜 (原題 MEIN BLIND DATE MIT DEM LEBEN)  ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ! (原題 RENEGADES)

『5パーセントの奇跡 〜嘘から始まる素敵な人生〜 (原題 MEIN BLIND DATE MIT DEM LEBEN)』

製作年 2017年
製作国ドイツ
配給 キノフィルムズ/木下グループ
監督 マルク・ローテムント
脚本 オリヴァー・ツィーゲンバルク 、 ルース・トーマ
キャスト
サリヤ/コスティア・ウルマン
マックス/ヤコブ・マッチェンツ
ラウラ/アンナ・マリア・ミューエ

嘘は良くない・・って言うのは簡単だけど。
気が付いて、協力してくれる人たちの温かさに感動もするけれど。
実際問題、嘘をつかなかったら夢を叶えるチャンスすら与えて貰えなかった・・・と言うのが実情よね。
気が付かなかったんですか?と言い放った自棄になった彼の辛辣さ。

あの視界で、絶望しないでいるだけでも尊敬する。
実話ベースだと言うのが驚きです。

元々優秀だったのでしょうけど、暗記力。度胸。そして何より純粋さを失わなかった。
だけど助けられるだけじゃなくて、マックスにとったら彼との出会いは人生、生き方を変えるものだったんじゃないかな。

少なくとも、情熱と、努力と、人望。サリヤを評価できないような会社や上司じゃぼんくらね。
ちゃんと公平に審査し評価し認める、優しくて厳しい彼らは皆格好良かったな。
日本の企業だったらどうかな。そんな度量の大きい会社、上司は居るのかな?


『ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ! (原題 RENEGADES)』

製作年 2017年
製作国 フランス=ドイツ
配給:アスミック・エース(提供:アスミック・エース、カルチュア・パブリッシャーズ)
監督 スティーヴン・クォーレ
脚本 リュック・ベッソン 、 リチャード・ウェンク
キャスト
マット・バーンズ/サリバン・ステイプルトン
スタントン・ベイカー/チャーリー・ビューリー
ララ・シミッチ/シルヴィア・フークス
ベン・モラン/ジョシュア・ヘンリー
カート・ダッフィー/ディアミッド・マルタ
ジャクソン・ポーター/ディミトリー・レオニダス
ドラゴリュブ・ペトロヴィッチ/クレーメンス・シック
ジム・レイニー/ユエン・ブレムナー
ジェイコブ・レヴィン少将/J・K・シモンズ

これは、安心して見られるヤツ。
リアリティ無くたって、主役は必ず勝的な悲劇は起こらず安心して見られるタイプの映画。
明確に敵がいるからね。悪役は彼らに任せて、全員優秀で、陽気に豪快に、すっきりさせてくれる。

ヘリってあんな動き出来るんだね。
私の中のヘリって、助けに来たはずなのにあっけなく撃ち落される、無力な乗り物のイメージなんだけど。ブラックホークとかね。
それが一番衝撃でした。

先頭 表紙

2018-01-17 シークレット・デイ (原題 EVERY SECRET THING)  (r)adius ラディウス (原題 RADIUS)  ショートウェーブ (原題 SHORTWAVE)

『シークレット・デイ (原題 EVERY SECRET THING)』

製作年 2014年
製作国 アメリカ
配給 ファインフィルムズ
監督 エイミー・バーグ
原作 ローラ・リップマン
脚本 ニコール・ホロフセナー
キャスト
Helen Manning/ダイアン・レイン
Ronnie Fuller/ダコタ・ファニング
Detective Nancy Porter/エリザベス・バンクス
Alice Manning/ダニエル・マクドナルド
Detective Kevin Jones/ネイト・パーカー


あの少女時代の女子の集団。あるよねぇ…と苦々しく思った。はみ出した2人が仲良しだったら救われたんだろうけど。
母親の介入の仕方が、やはりあの頃からちょっと不自然よね。

誰が本当のことを言っているのか、何を見せて何を見せていないのか。分からないまま振り回されながら、そしてやっぱり先入観を持ちながら見ていたんだな…と途中で気がつく。
ソファーを買いたかったあの2人に対する捜査官みたいにね。2人ともちゃんと愛情深い親だった。血の繋がりとか関係なく。
あの容姿だから。あの職業だから。あの過去だから。良く見ると、そんな先入観に溢れている。
だけど。それぞれの親の愛情。舐めてはいけないその思いの強さが、このストーリーのキーね。

読めない、作り込まれた脚本でした。




『(r)adius ラディウス (原題 RADIUS)』

製作年 2017年

製作国 アメリカ

配給 アット エンタテインメント
監督 脚本 キャロライン・ラブレシュ 、 スティーヴ・レナード
キャスト
Liam/ディエゴ・クラテンホフ
Jane/シャーロット・サリヴァン


これはちょっと想像しなかったな。
むしろ記憶が戻らない方が幸せだったかも。まさかそう言う人とは。
旦那様が思いの外良い人で、捨てたれたら可哀想と思ったけど。

襲う人と守る人。何らかの化学的力を浴びて、その性質が作用に影響したのかな?
でも戻りつつある記憶が耐えられなかった彼は、あのまま記憶が戻ったとしたら、元の性癖も取り戻しちゃうのだろうか。
先天的には良い人だったのだろうか‥

どちらにせと、救われるにはあの最後しか無いかもね。




『ショートウェーブ (原題 SHORTWAVE)』

製作年 2016年
製作国 アメリカ
配給 アット エンタテインメント
監督/脚本/ライアン・グレゴリー・フィリップス
キャスト
Isabel/ファニータ・リンジェリン
Josh/クリストバル・タピア・モント
Thomas/カイル・デイヴィス


無機質でハイテクな家と病んだ可愛い奥さまが、なんだかゾクゾクと意味不明で怖いです。
無駄に美しいビジョンと異物の存在感。

完全に一線を超えたやり過ぎの研究手段で、彼に関しては自業自得なんでしょうけど。
とは言え、邪魔をしないで放って置いてくれ。って言うだけにしてはやり過ぎですからね。

むやみに藪をつついちゃダメってことです。

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2018-01-15 希望のかなた (原題 TOIVON TUOLLA PUOLEN)

『希望のかなた (原題 TOIVON TUOLLA PUOLEN)』

製作年 2017年
製作国 フィンランド
配給 ユーロスペース
監督/脚本/アキ・カウリスマキ
キャスト
カーリド/シェルワン・ハジ
ヴィクストロム/サカリ・クオスマネン
カラムニウス/イルッカ・コイヴラ
ニルヒネン/ヤンネ・ヒューティアイネン
ミルヤ/ヌップ・コイブ

映画好きの日本人にとって、フィンランドのヘルシンキと言えば、思い浮かぶのはかもめ食堂ではないかな?
景気は良くなく、人々は堅苦しく、凄く感情が読みにくい。
でも、悪い人な訳ではないのだと言う事は変わった。
堅実なのかと思えば、そうでもない。
少なくとも、料理は試食してから出すべきだと思うわ、私。
まぁ、あの日本食がジョークとして用意できるくらいに日本の事はリサーチしてあるのでしょうけど。

そして街に音楽が溢れている。
そこが素敵。
制作者の音楽への愛も感じられる。演奏シーンのギターの弦のアップとか、故郷の楽器と故郷の歌とか。

果たして希望は有ったのか。
彼に希望を与えたのは、国でも政府でも無く、出会った人たちね。
報酬じゃない。心意気で動ける人たちが居て。仲間意識が有って。

取りあえず、早く店に行って。きっと何とかなるから。って思うの。
現状は悲惨だけど、だからこそ、何とかなっちゃう。そんなお気楽な希望が有って良いと思うのです。

先頭 表紙

2018-01-12 キングスマン:ゴールデン・サークル (原題 KINGSMAN: THE GOLDEN CIRCLE)

『キングスマン:ゴールデン・サークル (原題 KINGSMAN: THE GOLDEN CIRCLE)』

製作年 2017年

製作国 イギリス

配給 20世紀フォックス映画

監督 マシュー・ヴォーン
原作 マーク・ミラー /デイヴ・ギボンズ

脚本 ジェーン・ゴールドマン /マシュー・ヴォーン
キャスト
Gary 'Eggsy' Unwin/タロン・エガートン
Harry Hart/コリン・ファース
Poppy/ジュリアン・ムーア
Merlin/マーク・ストロング
Agent Tequila/チャニング・テイタム
Agent Champagne/ジェフ・ブリッジス
Ginger/ハル・ベリー
Elton John/エルトン・ジョン

最高の仕立てのスーツを着て頭を撫でつけても、紳士になる訳じゃないんだな‥
やっぱり一朝一夕では立ち居振る舞いは身に付かない。
最後にレディの為に椅子をひくシーンはスマートにやって欲しかったなぁ。
まぁ、そんな背伸びをした不器用さが彼の持ち味でしょうか。

アーサー王物語では魔術師マーリンが好きなんです。
Mark Strongは格別好きでは無いですが、今回の役は素晴らしくて、マーリンの名に恥じない。満足です。

それと同時に、日本人も大好きな「Take Me Home, Country Roads」がとても生きていました。
朗々と歌う声がまた素敵なんです。あんなシチュエーションなのに。格好良すぎですね。

狂気のビッグママのJulianne Mooreは流石〜
田舎町の魅力的で優しいママを演じてるかの様な微笑みで出て来る言葉は恐ろしい。
勿論して居る事も。どこまでも爽やかに。
絶対関わり合いたくない人。

忘れちゃいけないのが本人役で出ているElton Johnよね。
あんな場面でコンサートの券を二枚〜に受けたわ。誰と行く気?役の中では同行者居なくない?
リアル社会の話かしら?って思っちゃう。

相変わらず明るくグロくサービス精神に富んだ映画です。
あんなカーチェイスと言うか車の機能?見た事無いし。
恋人がプリンセスってなんて夢のある設定。
今後はそうそう活動させる訳にかないんじゃない?と思いましたけど、今回活躍の場が今一つで勿体なかったChanning Tatumの出番はどうやら次回作に有りそうですよ。

軽くてお馬鹿でもちゃんと練り込んで作っている娯楽作もたまには良いわよね。

先頭 表紙


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