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まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

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2017-04-30 2017年4月にスクリーンで見た映画
2017-04-28 はじまりへの旅(captainfantastic) と マイビューティフルガーデン(thisbeautifulfantastic
2017-04-27 スウィート17モンスター(原題 THE EDGE OF SEVENTEEN)
2017-04-25 美女と野獣(原題 BEAUTY AND THE BEAST )
2017-04-19 八重子のハミング
2017-04-14 午後8時の訪問者(原題 LA FILLE INCONNUE) と  マイ ビューティフル ガーデン(原題 THIS BEAUTIFUL FANTASTIC)
2017-04-12 作家、本当のJ.T.リロイ(原題 Author:The JT Leroy Story)  と サラエヴォの銃声(原題 SMRT U SARAJEVU)
2017-04-12 LION/ライオン 25年目のただいま(原題 LION)  と ゴースト・イン・ザ・シェル(原題 Ghost in the Shell)
2017-04-02 はじまりへの旅(原題 CAPTAIN FANTASTIC) と ヨーヨー・マと旅するシルクロード(原題 THE MUSIC OF STRANGERS)
2017-03-31 2017年3月に見た映画


2017-04-30 2017年4月にスクリーンで見た映画

2017年4月にスクリーンで見た映画
11本ですが15回。

 スウィート17モンスター(原題 THE EDGE OF SEVENTEEN)
○美女と野獣(原題 BEAUTY AND THE BEAST )
○八重子のハミング
 午後8時の訪問者(原題 LA FILLE INCONNUE)
○マイ ビューティフル ガーデン(原題 THIS BEAUTIFUL FANTASTIC)×2
 作家、本当のJ.T.リロイ(原題 Author:The JT Leroy Story)
 サラエヴォの銃声(原題 SMRT U SARAJEVU)
○LION/ライオン 25年目のただいま(原題 LION)
 ゴースト・イン・ザ・シェル(原題 Ghost in the Shell)
☆はじまりへの旅(原題 CAPTAIN FANTASTIC)×4
 ヨーヨー・マと旅するシルクロード(原題 THE MUSIC OF STRANGERS)

先頭 表紙

2017-04-28 はじまりへの旅(captainfantastic) と マイビューティフルガーデン(thisbeautifulfantastic

ヒューマントラストシネマ有楽町で映画『はじまりへの旅(captainfantastic)』4回目
キャッシュ一家の個性的な子供達の対比として描かれている妹ファミリーの息子たち。ジャスティンとジャクソン?TVゲームが好きで、ナイキやアディダスが好きではに矯正器具をつけている。ちょっと生意気。親の後ろでこっそり中指を突き立てて得意になっている。普通…の少年たちの役作りが細かいなぁ…と改めて思いました。両親が考えて世界で1つだけの名前を持つボウドヴァンの名前が際立つ。
4回目でも全然飽きない。
そしてもう一本。
シネスイッチ銀座 で『マイビューティフルガーデン(thisbeautifulfantastic)』こちらも2回目。
ルナの物語を語る時のベラが切なくて好き。 前回、素敵な三人の男性に出会って…と思ったけど、彼女を最初に見つけた変わり者の彼も、どう影響を及ぼしたにしろ、感謝する出会いだったはずよね。
jessicabrownfindlay
可愛い♪

先頭 表紙

2017-04-27 スウィート17モンスター(原題 THE EDGE OF SEVENTEEN)

『スウィート17モンスター(原題 THE EDGE OF SEVENTEEN) 』

製作年 2016年
製作国 アメリカ
配給 カルチャヴィル=GEM Partners
監督/脚本 ケリー・フレモン・クレイグ
キャスト
Nadine /ヘイリー・スタインフェルド
Mr. Bruner /ウディ・ハレルソン
Mona /キーラ・セジウィック
Krista /ヘイリー・ルー・リチャードソン
Darian /ブレイク・ジェナー
アーウィン/ヘイデン・ゼトー

Hailee Steinfeld第74回ゴールデン・グローブ賞コメディ/ミュージカル部門女優賞にノミネートされるだけあって、イタい女の子になりきっていたわね。

17歳の女の子って、ほぼ恋が全てだし。自分が世界の中心だし、自意識過剰だし。

んん〜でも17歳に限らず、不器用な恋をしたら幾つになっても一緒かも。
モナママみたいに。私も人の事言えない。

まだまだ人を見る目は無い。でも見えてきたらちゃんと理解出来る優しい女の子。
ダメダメに見えるママも、心細さと悲しみから抜け出すために必死に戦って居たり、そんなママや妹の為に兄は人知れず色々な事を背負っていたり。
孤独そうな先生が実は温かい人だったり。
皆ヘタクソに一生懸命生きていたね。

自分の17歳の頃何をしていたかなって考えたら、うん。ひたすら野球部で頑張ってた。
卒業して同窓会で実は高校の時好きでした・・・って言われたから、当時言ってよ。って返したら、野球部以外興味中無かったでしょ。って言われて納得したくらい。

そしてやっぱりイタかったんだろうな。皆ね。

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2017-04-25 美女と野獣(原題 BEAUTY AND THE BEAST )

美女と野獣原題 BEAUTY AND THE BEAST

製作年 2017年
製作国 アメリカ
配給 ディズニー
監督 ビル・コンドン
脚本 エヴァン・スピリオトポウロス 、 スティーヴン・チョボスキー
キャスト
ベル/ エマ・ワトソン
野獣 /ダン・スティーヴンス
ガストン /ルーク・エヴァンス
ル・フウ /ジョシュ・ギャッド
モーリス/ ケヴィン・クライン
ルミエール /ユアン・マクレガー
コグスワース /イアン・マッケラン
ポット夫人/ エマ・トンプソン
チップ/ ネイサン・マック
プリュメット/ ググ・バサ=ロー
マダム・ド・ガルドローブ /オードラ・マクドナルド

絵本やアニメで知っている、音楽も何度も聞いているし、兎に角仕事柄凄く良く知っている世界の美女と野獣ですが、泣かされた‥

ベルは、昔の王子を好きにはならないと思うの。ガストンとそんなに変わらない自信過剰な人間。
でも粗野だと思っていた中の、繊細さやユーモアや知性のギャップが好感度を上げた訳でしょ。
でもそれは、その境遇になったから露呈した内面。
更には、彼は一人じゃなく、運命を共にして温かく見守ってくれる召使たちが居て。
彼らの存在が更に王子への好感度を上げているのよね。
何かね、魔女の愛情を感じる。
愚かさを正す為に与えた試練。モーリスやベルが城に辿り着くようにしたのもそうでしょ。

でもそのチャンスはガストンには与えられないの。
同じように自分に無い何かを感じてベルに惹かれた筈なのに、ベルに見て貰えずどんどん暴走して行く。
平民と王子の差なのかしら。
ベルが運命の相手では無かったと言うことなのかな。もしかしたら、そう言う相手に出会えて変われたかもしれないのに、残念ね。

Emma Watsonはハーマイオニーの役のイメージが強すぎるのではないか‥と懸念されていましたが、私はこの役の方がハマっていたと感じました。
お城の窓から庭の野獣を見下ろす姿とか、、少しずつ惹かれて行く戸惑いとか。

お互いの視線を意識しながら、惹かれて行くもしかしたら・・と言う思いとそんなことは‥と言う思いがもう、可愛くてきゅんとしますよね。
ダンスシーンも素敵でした。

野獣が去って行くベルを思って歌う歌詞が、凄く良く分かる。
そして戻ってきたベルの元にボロボロになりながら飛んで行く姿も。

Luke Evans、いつの間にか年を取っていた・・Emmaの相手にはちょっと無理がありそうに見えたわ。
Ian McKellenは似合っていて嬉しい♪

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2017-04-19 八重子のハミング

『八重子のハミング』

製作年 2016年
製作国 日本
配給 アークエンタテインメント
監督/脚本 佐々部清
原作 陽信孝
キャスト
石崎誠吾/ 升毅
石崎八重子/ 高橋洋子
石崎千鶴子 /文音
石崎英二 /中村優一

我が家が、アルツハイマーの祖母を介護していたのは、私が15歳〜20歳までの間の六年間でした。
しかも私は高校を卒業した18歳で家を出ましたから実際発症してから一緒に暮らしていたのは3年です。それでも苦痛な日々でした。
発症からの平均寿命は8年だそうで、それを12年間介護し続けたと思うと、頭が下がります。

アルツハイマーを患った祖母の事を思い出すと浮かんでくるのは、私が高校に入学したばかりの春の日。
芝生の庭で家族と過ごしているとやって来たおじさんに「おばあちゃんに聞いたけど、バレー部に入ったんだって?」と言われ入ってない私はびっくりしました。
それが最初でした。石崎誠吾が病室で感じたあの感覚です。


この夫婦は田舎の町の教員と言うことで、そこが父と重なります。
退職して市長に請われて、この市長の元でならやらなければ・・と教育長になる所まで同じ。
でもそれはもっと後の話で、祖母を介護している頃父はまだ教員で、母も仕事をしていたので祖母は昼間は家に一人でいて。
それまでもそうだったけど、妹が一番一緒にいたのだと思う。
家の中は台所以外自由に行き来できたけれど、玄関や窓は二重ロックをしていました。家に閉じ込めている・・と非難されたりもしました。
私は、毎日部活で帰りが遅かったから。帰宅部の兄よりも接する時間は少なかった。
それでも遅くに帰宅すると、行方不明になって居たり小火を出して消防車が来て居たり・・と色々な事が有った。

だから、こんな優しい介護が有るのか・・と衝撃でした。
夫だけじゃなく、娘も、孫も、教え子も。皆なんて優しい・・
介護は耐える事でしかなかったから、本当にショックでした。
もっと、優しく出来たら良かった・・
家を出て、たまに帰郷して会うと、穏やかな気持ちで接する事が出来て、彼女が歩きたいがままに歩かせて後ろをついて歩いたり・・・そう言う時間を持てたことが唯一の救いかな。

逝く時も、歳だから仕方ない・・じゃ無くこんなに悼んで貰えるなんて、本当に幸せね。

今公開しているジャッキー/ファーストレディ 最後の使命(原題 JACKIE)と言う映画が有る。
Kennedy大統領が暗殺された後、彼を風化させず国民の記憶に立派な姿で残す為に奮闘したJackie Kennedyの話ですが、この映画を見て、石崎誠吾さんは八重子さんを尊厳ある人間として人々の記憶に残したのだなぁ・・と葬式のシーンで思ったのです。

夫婦ってこういう物なのだなぁ‥私はそんな覚悟が無かったから失敗したのかなぁ。

こんな優しい介護が有るという事を世の中に知らしめることは必要だと思います。
いつか自分も‥と心にたまるストレスを少しは軽く出来るかも。
それが出来たら、もしかしたら、父も死なずにいたかもしれない・・
だから、八重子さんを公演に連れ歩いた作者を責める気持ちになりません。
そうなってもなお愛されている八重子さんの姿は救いです。

苦難の末映画化してくれた監督にも感謝します。
多分、皆必死に出来る介護をしているのだと思う。
ウチも、そうだったと思う。最後には母は仕事を辞めて疲れ切っていたし‥
多くの方に理解されますように・・

先頭 表紙

2017-04-14 午後8時の訪問者(原題 LA FILLE INCONNUE) と  マイ ビューティフル ガーデン(原題 THIS BEAUTIFUL FANTASTIC)

『午後8時の訪問者(原題 LA FILLE INCONNUE) 』

製作年 2016年
製作国 ベルギー=フランス
配給 ビターズ・エンド 提供:ビターズ・エンド、KADOKAWA、WOWOW
監督 ジャン=ピエール・ダルデンヌ 、 リュック・ダルデンヌ
キャスト
Jenny Davin /アデル・エネル
Le père de Bryan /ジェレミー・レニエ
Le fils Lambert/ オリヴィエ・グルメ
Le docteur Riga /ファブリツィオ・ロンジョーネ
Lucas /トマ・ドレ
Le grutier du chantier/ モルガン・マリンヌ

街の診療所には色々な患者が来る。往診もするし。
それを抱える若くて可愛い女医さんが、たった一人で仕事している姿を見ると、確かに物騒だなぁ‥と思うのですが、施錠されているのね。

彼女は凄く無表情で良いドクターで良い後輩で先輩なのだけれど、感情が読みにくい。
だから映画自体凄く淡々としている。
サスペンスを見ているって感覚ではないな・・
かなりデンジャラスなんですけどね。
でも彼女が凄く頼もしい信頼出来る女医だってことは分かった。


『マイ ビューティフル ガーデン(原題 THIS BEAUTIFUL FANTASTIC)』

製作年 2016年
製作国 イギリス
配給 ココロヲ・動かす・映画社○(配給協力:クレストインターナショナル
監督 /脚本 サイモン・アバウド
キャスト
ベラ・ブラウン// ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ
アルフィー・スティーヴンソン /トム・ウィルキンソン
ヴァーノン /アンドリュー・スコット
ビリー・トランター /ジェレミー・アーヴァイン
ミス・ブランブル /アンナ・チャンセラー
ミリー /アイリーン・デイヴィス

とっても魅力的な三人三様の男性たちが変わり者だけど、凄く可愛いベラの前に現れる。
生い立ちは複雑だけど、憎めない子だもの。
色とりどりの庭は美しいし、それぞれの、植物、料理、発明、絵本って拘りの物も魅力的。

途中ちょっとハラハラしますけど、凄く素敵なそんな夢物語有っても良いわよね。

先頭 表紙

2017-04-12 作家、本当のJ.T.リロイ(原題 Author:The JT Leroy Story)  と サラエヴォの銃声(原題 SMRT U SARAJEVU)

『作家、本当のJ.T.リロイ(原題 Author:The JT Leroy Story)』

製作年 2016年
製作国 アメリカ
配給 アップリンク
監督 ジェフ・フォイヤージーグ
脚本 ジェフ・フォイヤージーグ
キャスト ローラ・アルバート

作家やタレントが架空の設定でイメージ作りするのって良く有る事だと思うのですけど・・・
作品が特異で素晴らしい表現力を持っているのは事実で、私『サラ、いつわりの祈り』『エレファント』観ましたけど、凄く独特ですよね。
問題は、作者自体を売り物にしたことかな?
ファッション業界や音楽業界までその名前で手を広げて。

色々な人がこの作家に影響を受け、熱狂的に支持した。
複雑な過去を持ち、複雑な肉体を持ち、複雑な性癖を持ち、複雑な内面を持っている、弱々しい美少年。
売名に利用された・・・と怒り出す団体はそりゃあいるかもね。
実際は普通に結婚して子供も産んだ女性だったのだから。
内面の複雑さは知らないけど。

でも彼女、綺麗になった。それだけは言えるわね。


『サラエヴォの銃声(原題 SMRT U SARAJEVU)』

製作年 2016年
製作国 フランス=ボスニア・ヘルツェゴビナ
配給 ビターズ・エンド
監督 /脚本 ダニス・タノヴィッチ
キャスト
ジャック/ ジャック・ヴェベール
ラミヤ/ スネジャナ・ヴィドヴィッチ
オメル/ イズディン・バイロヴィッチ
ヴェドラナ /ヴェドラナ・セクサン

未だに民族間の恨みを熱く論争する姿を見ていると、明治維新は遠くなったなぁ‥と思う。
会津若松に行った時に、私が歴史好きと知った郷土料理のお店の女将さんが、以前夫婦連れのお客に「どこからいらしたの?」と聞いたら、凄く言いにくそうに、口ごもった後、「鹿児島です。ごめんなさい!」って言うから、「遠すぎて恨みも無いわよ。それよりそれまで親交深かったのにあっさり新政府に寝返った伊達藩の方が許せない」と答えたのよ〜と話してくれた。
あぁ、そりゃあ言い辛かったよね。って応えたけど、自分が住んでいる所が元何藩で、明治維新でどちら側に着いたのか、日本人は意識して生きているかな?
軍人には何藩出身者が多くて、警察上官は何藩出身者が占めているかとか。
勿論高知の人は坂本竜馬好きだろうし。鹿児島の人は西郷隆盛推しだろうけど、中には新撰組きゃあ♪っていう人もいるだろうし、白虎隊可哀想・・って人もいるよね?
そしてこの辺の話ちんぷんかんぷんな人もいるんだろうなぁ。
日本でもあんなに暗殺合戦の死闘が繰りひろげられた過去が有るのに、今は何とも平和よねぇ。

民族と藩じゃ重みが違うのかな・・
とにかく熱く論争し、銃を片手に何をすべきか・・と言っているだけの青年に降りかかった悲劇も、真面目に働いてきたホテルの女性に降りかかった不幸も、本当に理不尽。
格式高い立派なホテルだろうに。泥舟のようね。

先頭 表紙

2017-04-12 LION/ライオン 25年目のただいま(原題 LION)  と ゴースト・イン・ザ・シェル(原題 Ghost in the Shell)

『LION/ライオン 25年目のただいま(原題 LION)』

製作年 2016年
製作国 オーストラリア
配給 ギャガ(提供:ギャガ、テレビ東京)
監督 ガース・デイビス
脚本 ルーク・デイヴィス
原作 サルー・ブライアリー
キャスト
サルー /デーヴ・パテル
ルーシー/ ルーニー・マーラ
ジョン/ デヴィッド・ウェンハム
スー /ニコール・キッドマン
サルー/(幼少期) サニー・パワール
グドゥ/ アビシェーク・バラト

あの結末は予想しなかった…多くは語れないのですけど、泣きました。そうだったのか・・って。

事実は小説より奇なり truth is stranger than fiction .なのです。

自意識過剰の困った幼い弟なのですが、兎に角可愛い・・一生懸命。
そして素敵なお兄ちゃんの存在。勿論、もどかしい、幼い記憶の中で美化されてはいるのでしょう。でも、確かにかけがえのない存在だったのだろうな・・
弟にとっての兄って、特別なんだろうな・・The Deep End of the Oceanでも記憶のキーはお兄ちゃんの存在だった。

幼い頃の記憶がどの位残っているか・・考えると、私は5歳の時に引っ越しているので、結構判別付けやすい。
本当に朧げだけど、時々印象的に残っている記憶が有る。
あまり意味の無さそうな事だったりするのに、どうして残っているのか不明だったり。
そして不意に現れたりもする。

彼が、ぴんときたあの感じ、凄く解る。
私も5歳まで過ごした街に行って散策してみたくなった。

ママの選択した人生も、それに同意したパパの人生も、凄く意味深い。
そう言う人生もあるのか・・と感心した。
勿論裕福だから出来る事でもあるけど、インドのあの状況からしたら、どんな家庭でもマシかもしれない・・と思える。
あの状況じゃ・・・本当に彼はラッキーだったんだな・・


『ゴースト・イン・ザ・シェル(原題 Ghost in the Shell) 』

製作年 2017年
製作国 アメリカ
配給 東和ピクチャーズ
監督 ルパート・サンダース
脚本 ウィリアム・ウィーラー
原作 士郎正宗
キャスト
少佐 /スカーレット・ヨハンソン
バトー /ピルー・アスベック
クゼ(笑い男)/ マイケル・ピット
荒巻/ 北野武
オウレイ博士 /ジュリエット・ビノシュ

原作のコミックもアニメも知らないので洋画として観ました。
Scarlett Johanssonはこう言う役適任ですねぇ。
雑食女優。そして上手い。

世界観はもう、うるさくて煩わしくて、私あの世界じゃ生きて行けないわ。って思います。
便利でしょうけど、プライバシーは無いし。
そんな中でも信頼に足る仲間がいて、信念が有って生きて行ける強さは羨ましい。

先頭 表紙

2017-04-02 はじまりへの旅(原題 CAPTAIN FANTASTIC) と ヨーヨー・マと旅するシルクロード(原題 THE MUSIC OF STRANGERS)

『はじまりへの旅(原題 CAPTAIN FANTASTIC)』

製作年 2016年
製作国 アメリカ
配給 松竹
監督 マット・ロス
キャスト
ヴィゴ・モーテンセン
ジョージ・マッケイ
フランク・ランジェラ

はじまりへの旅でviggoが演じたベンは、すごく変わった教育方針を持っているけど、彼が今まで演じて来た役が現代に居たら…と思わせる、ある意味viggoらしい役でした。
薪を囲み、viggoがギターを弾いてくれる毎日なんて素敵。そして子供達が各々の楽器で続くのも。
椅子を叩いてリズムを刻めば、皆がそれに合わせて演奏を重ねていく。
この映画を見た後長男ボウドヴァンくんが好きな音楽を聞かれて答えていたヨーヨーマの、ドキュメンタリー映画を見たのですが、同じように演奏をするシーンが有って、ちょっと感動しました。

キャッシュ一家の母親の葬り方が、凄く理想的。古代の葬り方。
流石にあれは無理でも、私の遺灰は土に埋めないで撒いて欲しい。本当は故郷能の海が良いけど、許可とか面倒なら、私が所有しいている故郷の森で良い。
ベンの愛情深い言葉も、子供達の歌も素敵。美しい。
あれ、ガンズ・アンド・ローゼズ のスウィート・チャイルド・オブ・マン。シェリル・クロウバージョンですって。
そしてviggoも歌っていた!久しぶりに彼の歌聞いたわ〜素敵


ママのを死を、隠さず、言葉にして、悲しみ、恨み、受け入れている。凄く、強さが必要な受け入れ方。
親に自死されると辛い。捨てられた気持ちになる。自分の今までを否定された気もする。
でも彼らはちゃんと愛されて居たと受け止めている。凄いな・・
ウチは父の死を、彼の孫たちに説明できなかった。だからベンの妹夫婦の気持ちも解るのよね。
大切な人の死を経て、何よりも、子どもたちにただ生きていてくれと願う気持ちが凄くリアルで泣いたわ。


加齢は誰にでも平等に訪れる筈なのに、60歳目前で更に魅力を増すviggoって何なの。肉体。無駄のない動き。不平等だわ…
髭を剃った後なんて溜息が出た。オーバーザ・ムーンやインディアンランナーの頃から全く衰えていない美貌。
空港を颯爽と歩く姿は誰よりも魅力的でした。

サンタクロースの誕生日を祝うか…のくだりが好き。
いやいやいや…あなたアルウィンの祝わないの?レゴラス・グリーンリーフの誕生日も祝うでしょ〜?って。

サントラ欲しいな。聴く時間無いかもだけど欲しいな…買おう。


『ヨーヨー・マと旅するシルクロード(原題 THE MUSIC OF STRANGERS)』

製作年 2015年
製作国 アメリカ
配給 コムストック・グループ(配給協力:東京テアトル)
監督 モーガン・ネヴィル
キャスト
ヨーヨー・マ
ジョン・ウィリアムズ
タン・ドゥン
カイハン・カルホル
梅崎康二郎
キナーン・アズメ
ボビー・マクファーリン
ウー・マン
クリスティーナ・パト
ウー・タン

この映画の前に『はじまりへの旅』を見たら、長男ボウドヴァンくんが好きな音楽を聞かれて○○のヨーヨー・マ版も良い・・って答えていて、何だか嬉しかった。

多種な楽器の、音楽の、融合。
様々な背景を持つ色々な国の奏者たち。日本人もいますが、凄く恵まれているんですよね。彼らに比べたら・・
始めるまでの苦悩や、続けて行くうちに起こる問題や、負の感情は写さない。
そんな訳ないはずだけど、辛い背景は淡々と語り、皆、それでも前向きに、仲間も尊重し、音楽を楽しんでいる。

音楽で会話している。それが凄く美しくて、感動的でした。

先頭 表紙

2017-03-31 2017年3月に見た映画

2017年3月に見た映画 19本

 ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命(原題 JACKIE)
◎ムーンライト(原題 MOONLIGHT)
 未来よ こんにちは(原題 L'AVENIR)
 モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由(原題 MON ROI)
 キングコング:髑髏島の巨神(原題 KONG: SKULL ISLAND)
 パッセンジャー(原題 PASSENGERS)
 わたしは、ダニエル・ブレイク(原題 I, DANIEL BLAKE)
○おとなの事情(原題 PERFETTI SCONOSCIUTI)
 汚れたミルク/あるセールスマンの告発(原題 Tigers)
◎モアナと伝説の海(原題 MOANA)
○フレンチ・ラン(原題 BASTILLE DAY)
 ラビング 愛という名前のふたり(原題 LOVING)
○スイッチ・オフ(原題 INTO THE FOREST)
 エイミー、エイミー、エイミー!こじらせシングルライフの抜け出し方(原題 TRAINWRECK)
 アサシン クリード(原題 ASSASIN'S CREED)
 チアーズ!(原題 Bring It On)
 バッドガイズ!!(原題 WAR ON EVERYONE)
 マン・ダウン 戦士の約束(原題 MAN DOWN)
○アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発(原題 EXPERIMENTER)

とても盛り沢山な月でした。
こんなに色々な感情に翻弄された日々は初めてかも。


# 映画 #movie #cinema

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