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まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

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2017-03-31 2017年3月に見た映画
2017-03-31 ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命(原題 JACKIE) と ムーンライト(原題 MOONLIGHT)
2017-03-29 未来よ こんにちは(原題 L'AVENIR) と モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由(原題 MON ROI)
2017-03-25 キングコング:髑髏島の巨神(原題 KONG: SKULL ISLAND)
2017-03-25 パッセンジャー(原題 PASSENGERS)
2017-03-23 わたしは、ダニエル・ブレイク(原題 I, DANIEL BLAKE)、おとなの事情(原題 PERFETTI SCONOSCIUTI)、汚れたミルク/あるセールスマンの告発(原題 Tigers)
2017-03-16 モアナと伝説の海(原題 MOANA)
2017-03-16 フレンチ・ラン(原題 BASTILLE DAY) と ラビング 愛という名前のふたり(原題 LOVING)
2017-03-09 スイッチ・オフ(原題 INTO THE FOREST)
2017-03-07 エイミー、エイミー、エイミー!こじらせシングルライフの抜け出し方(原題 TRAINWRECK)


2017-03-31 2017年3月に見た映画

2017年3月に見た映画 19本

 ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命(原題 JACKIE)
◎ムーンライト(原題 MOONLIGHT)
 未来よ こんにちは(原題 L'AVENIR)
 モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由(原題 MON ROI)
 キングコング:髑髏島の巨神(原題 KONG: SKULL ISLAND)
 パッセンジャー(原題 PASSENGERS)
 わたしは、ダニエル・ブレイク(原題 I, DANIEL BLAKE)
○おとなの事情(原題 PERFETTI SCONOSCIUTI)
 汚れたミルク/あるセールスマンの告発(原題 Tigers)
◎モアナと伝説の海(原題 MOANA)
○フレンチ・ラン(原題 BASTILLE DAY)
 ラビング 愛という名前のふたり(原題 LOVING)
○スイッチ・オフ(原題 INTO THE FOREST)
 エイミー、エイミー、エイミー!こじらせシングルライフの抜け出し方(原題 TRAINWRECK)
 アサシン クリード(原題 ASSASIN'S CREED)
 チアーズ!(原題 Bring It On)
 バッドガイズ!!(原題 WAR ON EVERYONE)
 マン・ダウン 戦士の約束(原題 MAN DOWN)
○アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発(原題 EXPERIMENTER)

とても盛り沢山な月でした。
こんなに色々な感情に翻弄された日々は初めてかも。


# 映画 #movie #cinema

先頭 表紙

2017-03-31 ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命(原題 JACKIE) と ムーンライト(原題 MOONLIGHT)

ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命(原題 JACKIE)

製作年 2016年
製作国 アメリカ=チリ=フランス
配給 キノフィルムズ/木下グループ
監督 パブロ・ラライン
脚本 ノア・オッペンハイム
キャスト
Jackie Kennedy/ ナタリー・ポートマン
Bobby Kennedy/ ピーター・サースガード
Nancy Tuckerman /グレタ・ガーウィグ
The Journalist /ビリー・クラダップ
The Priest/ ジョン・ハート

Billy Crudupが出ていた・・それだけで胸が締め付けられた。
彼が演じる記者が、ジャッキーにインタビューして行く。
とても真直ぐに、穏やかに。

健気に気丈に振舞おうとする脆さを、凄く見事に演じているNatalie Portmanは流石。
犯人は兎も角、この映画に悪意は出て来ない。
史実だからではあるだろうけれど、ジョン・F・ケネディと言う一人の愛すべき人間を失い、それぞれの愛、哀しみ、立場で乗り越えていく、哀しみと愛情に包まれている。
死んだ夫に尽くす妻・・凄いな。魅力的な人だったんですね。

それにしても、夫を失ったファーストレディーたちのその後を思うと、切なくなりますね・・

悲しみの闇は消えない。でも闇は薄れる・・本当に。だから人は進んで行ける。


ムーンライト(原題 MOONLIGHT)

製作年 2016年
製作国 アメリカ
配給 ファントム・フィルム 
提供:ファントム・フィルム/カルチャアパブリッシャーズ/朝日新聞社

監督 /脚本 バリー・ジェンキンズ
キャスト
Black/ トレヴァンテ・ローズ
Chiron /アシュトン・サンダース
Little /アレックス・R・ヒバート
Juan/ マハーシャラ・アリ
Paula /ナオミ・ハリス
Kevin/ アンドレ・ホランド

兎に角、どの時代のシャロンも愛おしい・・
俯いて歩く無口な少年。
お前はタフだ。と励ます唯一の友達。
居場所のない不遇な少年に自分を重ね合せる麻薬ディーラーのフアン。
そして彼を常に温かく迎え入れてくれるフアンの恋人テレサの存在。
彼らと一緒にシャロンを見守りたくなる。

成長しても無口で増々居場所を無くして行くシャロンは言えない思いをずっと抱えていたのね。
それでも彼がどうあれ受け入れてくれるフアンとテレサの存在は救いだったはず。
フアンが生きていてくれたら良かったのに・・

束の間味わった幸福と、逆らえないまでも立つなと叫び続けた愛する人の為に起訴せずに貫いた強い思い。

大人になったシャロンは体を鍛え派手に装い、見た目はとても怖い。
もう無口な少年ではない。
だけど、愛するたった一人の人の前では、昔の俯いた少年に戻ってしまう可愛らしさ。
そこで、ある曲を聞いてお前を思い出した・・ってあの曲かけられたら・・何よりも雄弁に語っている選曲よね。
うわ〜って泣けてきた。

人と違う自覚が有るから。蔑まれて来たから。失いたくないから。たった一言いうのに凄く凄く時間がかかり勇気が必要だった。
あの告白は、誰よりも健気で純粋な深い深い愛だった。
誰よりも乙女だわ。可愛くて、抱きしめたくなる。

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2017-03-29 未来よ こんにちは(原題 L'AVENIR) と モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由(原題 MON ROI)

『未来よ こんにちは(原題 L'AVENIR)』

製作年 2016年
製作国 フランス=ドイツ
配給 クレストインターナショナル
監督/脚本 ミア・ハンセン=ラヴ
キャスト
Nathalie Chazeaux /イザベル・ユペール
Heinz /アンドレ・マルコン
Fabien /ロマン・コリンカ
Yvette Lavastre /エディット・スコブ

Isabelle Huppert常日頃から64歳とは思えないなぁ・・と感心している可憐な美しさの彼女に、「40過ぎた女は生ごみよ!」と涙ながらに自虐的に言われると、刺さるわ〜
お互い哲学者として、尊敬しあい夫の浮気にも大人な受け答えが出来る彼女。
しっかりと仕事をしていて、慕われていて、素敵な娘と息子がいて。お金が有る。
若くて情熱的で無謀な青年たちと触れ合いながら、眩しくも感じながら大人な冷静な目でも見ている。
凄く格好良い。そして自由を手に入れた。
そんなに悲観しなくても・・と思うのですけど。

それに、好きな人が出来た。その彼女と暮らす。・・で離婚できちゃうって羨ましい。

『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由(原題 MON ROI)』

製作年 2015年
製作国 フランス
配給 アルバトロス・フィルム=セテラ・インターナショナル
監督 マイウェン
キャスト
トニー/エマニュエル・ベルコ
ジョルジオ/ヴァンサン・カッセル

久し振りに普通の性癖を持つ魅力的なダメ男役のVincent Casselを見た気がします。
ろくでなしなんだけど、憎めない。愛おしく感じてしまう。分かっているのに中々は離れられない、そんな男。
そうね、あんな人に選ばれたら、そりゃあ幸せよね・・

別れても、離れてくれない。未練がましい愛しい男。
面倒だけど、子どもの事を本当に愛している感じは凄く伝わって来た。
怪我をして、入院をして、失った物もあるけれど、楽しい時間を過ごせて、精神的には良かったのよね、きっと。
やっぱり、時の流れが必要な事・・解決してくれることってあるのだと思う。

先頭 表紙

2017-03-25 キングコング:髑髏島の巨神(原題 KONG: SKULL ISLAND)

『キングコング:髑髏島の巨神(原題 KONG: SKULL ISLAND)』

製作年 2017年
製作国 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザース映画
監督 ジョーダン・ヴォート=ロバーツ
脚本 ダン・ギルロイ 、 マックス・ボレンスタイン
キャスト
トム・ヒドルストン
サミュエル・L・ジャクソン
ジョン・グッドマン
ブリー・ラーソン
ジン・ティエン
トビー・ケベル
ジョン・オーティス
コーリー・ホーキンス
ジェイソン・ミッチェル
シェー・ウィガム
トーマス・マン
テリー・ノタリー
MIYAVI
ジョン・C・ライリー

誰が描いても、コングはその辺の人間の男より男前です。
孤高の巨神。
身を挺して、弱き者たちを守っている。
相対する人間の主役がTom Hiddlestonですから、まぁ、負けてはいないのですけれども。
そして、予告などでは語られていなかったJohn C. Reillyが演じるハンク・マーロウ。
日本人アーティストMIYAVIが演じる盟友イカリ・グンペイの日本刀と共に戦う姿と、正義感とシカゴ・カブスの今季の成績を気にする野球好きな所が良いですね〜♪
彼に無事、再びカブスの試合を見させてあげたい!と思いながら見ていました。

しかし話はそれだけに納まらず、更に膨らみシリーズ物へと発展するようです。
キングコングは良いですが、他の巨大生物?B級な匂いがしますが、シリーズ通して、Tom Hiddlestonの勇姿が見られるのなら、まぁ‥良いか?

先頭 表紙

2017-03-25 パッセンジャー(原題 PASSENGERS)

『パッセンジャー(原題 PASSENGERS)』

製作年 2016年
製作国 アメリカ
配給 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
監督 モーテン・ティルダム
脚本 ジョン・スペイツ

キャスト
Aurora Lane/ ジェニファー・ローレンス
James Preston /クリス・プラット
Arthur /マイケル・シーン
Gus Mancuso /ローレンス・フィッシュバーン

そう言うことだったのね・・
と知ってしまうと、難しく考えちゃう。
孤独が苦痛なのは勿論解るけど。

マニュアル化の怖さもひしひしと。
されにしたって、安全面への過信が酷いわ。
通信にそんなに日時が掛かるのは問題外よねぇ。
責任者出て来い!じゃすまないものねぇ。

先頭 表紙

2017-03-23 わたしは、ダニエル・ブレイク(原題 I, DANIEL BLAKE)、おとなの事情(原題 PERFETTI SCONOSCIUTI)、汚れたミルク/あるセールスマンの告発(原題 Tigers)

『わたしは、ダニエル・ブレイク(原題 I, DANIEL BLAKE)』

製作年 2016年
製作国 イギリス フランス ベルギー
配給 ロングライド(提供: バップ=ロングライド)
監督 ケン・ローチ
脚本 ポール・ラヴァティ
キャスト
ダニエル・ブレイク/デイヴ・ジョーンズ
ケイティ/ヘイリー・スクワイアーズ

Ken Loach監督の作品は、弱者が受ける理不尽さや、不平等さをもどかしい思いを掻きたてながら描いて居る。

お役所仕事・・って日本だけじゃないのよね。複雑すぎて弱者の味方じゃない制度。
安易に受けようとする人防止の意味合いがあるのかもしれないけれど、切羽詰まった人たちからしたら、本当にもどかしいわよね。

復学の夢を持ちながら子供たちを守るために堕ちて行くケイティが哀しい。
ダニエルは有能で頼もしい。もっと彼を活かす方法が有ったんじゃないかと思う。

ただ、尊厳を持って生きて行きたいのに、貧しい彼ら。支え合って助け合って立ち上がろうとするけど、壁はとても大きくて・・優しさが切なくなる。

『おとなの事情(原題 PERFETTI SCONOSCIUTI)』

製作年 2016年
製作国 イタリア
配給 アンプラグド
監督 パオロ・ジェノベーゼ
脚本 フィリッポ・ボローニャ 、 パオロ・コステッラ 、 パオロ・ジェノベーゼ 、 パオラ・マミーニ 、 ロランド・ラヴェッロ
キャスト
ペペ/ジュゼッペ・バッティストン
ビアンカ/アルバ・ロルヴァケル
レレ/ヴァレリオ・マスタンドレア
エヴァ/カシア・アナ・スムートニアック
コシモ/エドアルド・レオ
ロッコ/マルコ・ジャリーニ
カ―ロッタ/アンナ・フォリエッタ

コレは絶対やっちゃダメなやつ!

幼馴染の男たち4人と、その妻と恋人が集う食事会でのゲームの末の醜態を、夜の月食と合せて見せる。

ハラハラしながら、飽きれながら、イライラしながら、共感しながら見ていたそれぞれの暴かれる秘密が、ああいうラストに導かれるとは・・上手いとしか言えない。
知らぬが仏・・・
兎に角、友人関係ずたずたにする魔の数時間、無かった事にしたいと誰もが思った筈。
むしろ暴かれたい・・と思った己の秘密も含めて。
このままで良いのか・・知らない方が良いのか・・うんでも、ばれなければ変わらないかな。
それぞれ抱えた悩みと秘密を胸に大人たちは生きているんだ。

『汚れたミルク/あるセールスマンの告発(原題 Tigers)』

製作年 2014年
製作国 インド=フランス=イギリス
配給 ビターズ・エンド
監督 ダニス・タノヴィッチ
脚本 ダニス・タノヴィッチ 、 アンディ・パターソン
キャスト
アヤン/イムラーン・ハーシュミー
ザイナブ/ギータンジャリ
アレックス/ダニー・ヒューストン
ナディーム/カーリド・アブダッラー

日本で普通に暮らしていたら、想像出来ないかも知れない。
粉ミルクが乳児の命を奪うなんて。
私達は、哺乳瓶を衛生的に消毒して、衛生的な水をどこででも得られる。
確かに、それが出来ない人たちに、同じようにミルクを売りつけるのは問題ですね。
そこに考えが及ばなかった・・なんて筈はない。

母乳で育てる・・と言う選択をしていれば失われる事の無かった命を、無理やり粉ミルクを進めて死なせた。
それは、直接的ではないかも知れないけれど、発覚したのちの行動は明らかに問題だと思う。
戦うには敵は大きすぎる。危険を伴う。でも後には引けない。
この映画で、救われる命も有るのかな。
粉ミルクも必要だと思う。でも、正しく使える環境も含めて提供して欲しい。
乳児たちが、痛々しかった・・

先頭 表紙

2017-03-16 モアナと伝説の海(原題 MOANA)

『モアナと伝説の海(原題 MOANA)』

製作年 2016年
製作国 アメリカ
監督 ロン・クレメンツ 、 ジョン・マスカー
脚本 ジャレド・ブッシュ
キャスト
モアナ /アウリィ・カルバーリョ
マウイ/ ドゥエイン・ジョンソン
トゥイ/ テムエラ・モリソン
タラおばあちゃん/ レイチェル・ハウス
シーナ /ニコール・シャージンガー
タマトア/ ジェマイン・クレメント
ヘイヘイ/ アラン・テュディック

心を鷲掴みにされました。
凄く上質な物語。

幼いモアナはとても愛らしい。
そして弱い生き物に対して、優しい心の持ち主。
どうして自分が・・・?って疑問をずっと持っている。

私は原住民文化が好きだから、色々凄くツボ。
タラおばあちゃんは、皆と違う変わった人として自由で居る事が認められている。
アメリカインディアンの道化師ヘヨカみたいな感じね。
そして彼女のパワーアニマルはエイなのね。海の人たちだもん、海の生き物なのが自然よね。

でも、何よりマウイの心が抱きしめたいくらい愛おしい。
自分を大好きで、ヒーローで楽天的に見える。
でも、本当は愛されずに産まれて、強くて、弱い心を持って居る。
彼が神にギフトを授けられてのは、可哀想だからじゃないと思うの。
与えられた力を、彼が人間の為に有効に使う資質があると認められてからよね。
彼は心折れずに人間に尊敬され、愛されるためだけに生きて居る。
彼こそmetalheart鉄の心を持って居る。
強くて優しい。そういう人、好き。

ラストの真実も感動的。
敵は倒すんじゃない。素敵なモアナ。

心が奮えました。
画像もとんでもなくリアルです。うっとりするくらい綺麗・・
取りあえず、サントラ買おう。

先頭 表紙

2017-03-16 フレンチ・ラン(原題 BASTILLE DAY) と ラビング 愛という名前のふたり(原題 LOVING)

『フレンチ・ラン(原題 BASTILLE DAY)』

製作年 2016年
製作国 フランス アメリカ
配給 ギャガ・プラス
監督 ジェームズ・ワトキンス
キャスト
ブライアー/イドリス・エルバ
マイケル/リチャード・マッデン
ゾーエ/シャルロット・ルボン
ラフィ・ベルトラン/ティエリ・ゴダール
カレン・デイカー/ケリー・ライリー

冒頭から度肝を抜きます。
人々の様々な反応が上手いな・・と思わせます。
そして、その後に重要な位置を占める、マイケルの技の存在感のアピール。
ゾーエの視線の先が後から生きてきたり。
伏線の張り方が分かりやすくて、無理なく上手い。
更に、無骨なブライア―の面倒臭い位の正義感。そして、強い。頼もしい。
黒人さんのああいう面が凄く好き。


『ラビング 愛という名前のふたり(原題 LOVING)』

製作年 2016年
製作国 イギリス=アメリカ
配給 ギャガ(提供:ギャガ=カルチュア・パブリッシャーズ)
監督 /脚本 ジェフ・ニコルズ
キャスト
リチャード/ ジョエル・エドガートン
ミルドレッド /ルース・ネッガ
ブルックス保安官 /マートン・ソーカス
バーナード・コーエン /ニック・クロール
ガーネット/ テリー・アブニー
レイモンド /アラーノ・ミラー
フィリップ・ハーシュコプ/ ジョン・ベース
グレイ・ビレット /マイケル・シャノン

実話の映画化です。
異人種間の結婚・・挑んだ彼らは度胸がありますね。
時代的に、後押しがあった幸運は有りますが、そこに行くまでの恐怖は大きかったでしょうね。
長い付き合いの果ての結婚だそうですが、ずっと変わらず、相手を思いやれる優しさを持って居る事に驚愕だわ。
そう言う夫婦もいるのか・・障害があったからこその絆なのかな・・
別れれば解決・・と軽口をたたく友人。
隠れて非難する職場の仲間の誰か。
この結婚は間違いだ・・と言う母親。
責める妻の姉。
家族を大切にする黒人だからこその部分はある。
受け入れてくれる人の方が少ない。
それでも結婚するのが当然だった彼ら。
うん。強いわ・・
普段無愛想でな頼もしく男らしいのに、二人の時は甘えてくる九州男児みたいな所が魅力なのかな・・?

先頭 表紙

2017-03-09 スイッチ・オフ(原題 INTO THE FOREST)

『スイッチ・オフ(原題 INTO THE FOREST)』

製作年 2015年
製作国 カナダ
配給 ツイン
監督/脚本 パトリシア・ロゼマ
キャスト
Nell /エレン・ペイジ
Eva /エヴァン・レイチェル・ウッド

SF小説『森へ−少女ネルの日記』の映画化です。
山の中でも生活に困らない程便利な世の中。荷物は届くし、ネットで繋がっている。
だからこそ、それが絶たれた時の人々の変貌が恐ろしい。
映し出されるのは、ほぼ、山の中の姉妹の生活だけなので、町がどうなっているか解らないのがまた恐ろしいのですが、病気が蔓延し、暴徒がいる。
そして、善良だった人も豹変する。誰も信じられなくなる。
それはViggoのThe Roadのようね。

オーディションに向けて、試験に向けて、と日常を過ごそうとする姉妹が、何の為に?が分からなくなってくる。
でもそこに縋りつく。
何が有ったのかどうなるのか分からない日々は辛いわよねぇ・・
でも、二人で良かった・・

きっと、ダンスの為に色々な事を諦めて生きてきたであろうEvaの運命は哀し過ぎる。
彼女は強くなった。結果的に良かったなんて言わないで欲しい。




未体験ゾーンの映画たち2017

先頭 表紙

2017-03-07 エイミー、エイミー、エイミー!こじらせシングルライフの抜け出し方(原題 TRAINWRECK)

『エイミー、エイミー、エイミー!こじらせシングルライフの抜け出し方(原題 TRAINWRECK) 』

製作年 2015年
製作国 アメリカ
配給 インターフィルム(配給協力:コピアポア・フィルム)
監督 ジャド・アパトウ
脚本 エイミー・シューマー
キャスト
エイミー/ エイミー・シューマー
アーロン /ビル・ヘイダー
スティーヴン/ ジョン・シナ
ゴードン/ コリン・クイン
ダイアナ /ティルダ・スウィントン
キム/ ブリー・ラーソン
レブロン・ジェームズ/本人 /レブロン・ジェイムズ

酷い邦題ですよね。そのまんま原題のTRAINWRECKな邦題ですよ。
スラングなので、ちょうど当てはまる和訳が見つからなかったのかもしれませんが・・

かなり赤裸々なヒロインです。
ヒロインだけじゃなく、他のキャラも相当ですけど。
かなり癖のあるエイミーですが、凄くモテます。本音で話す所が魅力なのかな?
なかなか居ないですもんね。言いにくいことを言ってくれる人。

父親の発言がトラウマになっていると言うことですが、回避依存症みたいです。

かなりお下品で、失笑させてくれながら父親ネタに弱い私は泣かされもしました。
最後はエイミーを可愛いと思ってしまうのが不思議ですね。

先頭 表紙


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