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まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

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2017-01-27 沈黙-サイレンス-(原題 SILENCE)
2017-01-26 アラビアの女王 愛と宿命の日々(原題 QUEEN OF THE DESERT) と マギーズ・プラン −幸せのあとしまつ−(原題 MAGGIE'S PLAN)
2017-01-24 ザ・コンサルタント(原題 THE ACCOUNTANT)
2017-01-19 ダーティー・グランパ(原題 Dirty Grandpa) と ネオンデーモン (原題)The neon demon と スノーデン(原題 SNOWDEN)
2017-01-17 幸せなひとりぼっち(原題 EN MAN SOM HETER OVE )
2017-01-17 ヒトラー最後の代理人 (TheInterrogation) と トッドソロンズの子犬物語 (原題Wienerdog)
2017-01-11 雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(原題Demolition)
2017-01-11 ブラック・ファイル 野心の代償(原題 MISCONDUCT) と 天使にショパンの歌声を(原題 LA PASSION D'AUGUSTINE)
2017-01-10 アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男(原題 DER STAAT GEGEN FRITZ BAUER)
2017-01-06 この世界の片隅に


2017-01-27 沈黙-サイレンス-(原題 SILENCE)

『沈黙-サイレンス-(原題 SILENCE)』

製作年 2016年
製作国 アメリカ
配給 KADOKAWA
監督 マーティン・スコセッシ
脚本 ジェイ・コックス 、 マーティン・スコセッシ
原作 遠藤周作
キャスト
Rodrigues /アンドリュー・ガーフィールド
Ferreira /リーアム・ニーソン
Garrpe/ アダム・ドライバー
Father Valignano/ キーラン・ハインズ
キチジロー /窪塚洋介
通辞/ 浅野忠信
井上筑後守/ イッセー尾形
モキチ/ 塚本晋也

Martin Scorsese流石ですね。
日本が嘘臭くない。原作がしっかりしているお陰かな?ちゃんと日本でした。
オープニングのセミの鳴き声からのタイトルへの流れが見事でした。
エンドクレジットも抜かりないです。

リーアムパパこと、Liam Neesonが渋くて素敵♪
Andrew Garfield、以前来日した時は浮かれた青年でしたけど、悩める神父役良かったです。
Adam Driverもコメディのイメージが強いのですが、良かった。
RodriguesとFerreiraが黙々と仕事をする姿が胸に来ます。

日本の俳優さん達も良かったですよ。通辞の英語は流石でしたし、井上筑後守のタヌキっぷりとか、良かった。

第三代将軍 徳川 家光公の時代ですね。後に鎖国と呼ばれる政策をした。
私の故郷にもキリシタン塚が有ります。子供の頃私が通っていたカトリック教会からそう遠くない所の山の中に。
「父と子と聖霊の御名においてアーメン」って、子供の頃意味も解らずやってました。
でも、あんな信仰心は持てないです。
宗教は救いでもあるけれど、危険でもありますしね・・・

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2017-01-26 アラビアの女王 愛と宿命の日々(原題 QUEEN OF THE DESERT) と マギーズ・プラン −幸せのあとしまつ−(原題 MAGGIE'S PLAN)

『アラビアの女王 愛と宿命の日々(原題 QUEEN OF THE DESERT)』

製作年 2015年
製作国 アメリカ モロッコ
配給 ギャガ・プラス
監督/ 脚本 ヴェルナー・ヘルツォーク
キャスト
ニコール・キッドマン
ジェームズ・フランコ
ダミアン・ルイス
ロバート・パティンソン
ジェイ・アブド

とんでもなく危険で無謀と思える冒険をした女性。
上流階級で育った自信なのでしょうか。常に堂々としていて、ひるまない。
格好良いです。好奇心を抑えられない様は可愛くもある。
Nicole Kidmanははまり役ですね。

困難も多かったでしょうが、認められ迎えられるようになっていき、偉業を成し遂げるまでの物語。


現地の人たちの歌も素敵ですし、冒頭のピアノ曲が砂漠の景色と合って居て印象的でした。
砂漠は魅惑的ですが、過酷ですよね。凄いです。

『マギーズ・プラン −幸せのあとしまつ−(原題 MAGGIE'S PLAN)』

製作年 2015年
製作国 アメリカ
配給 松竹
監督 /脚本 レベッカ・ミラー
キャスト
マギー/グレタ・ガーウィグ
ジョン/イーサン・ホーク
ジョーゼット/ジュリアン・ムーア


これね、一言で言ったら、既婚者と付き合って家庭を壊して結ばれて、飽きて別れたいから奥さんとヨリを戻させるってとんでもない話です。
そりゃあ前妻ジョーゼットも怒るわ。
そしてその計画を知ったらジョンも惨めになるわ。
・・・何ですけど、マギーはどうも憎めないのです。悪意は全くない感じで。
思慮も足りないんですけど。
娘の方がよっぽど大人で。
これって、ジョーゼット側を主役にした話は結構ありそうですが、身勝手な浮気相手が主人公の話は稀かもしれません。
でも普通に考えて、若くて可愛い方が良いですよね。誰だって。

子どもが欲しくて焦るのが49歳・・・って遅くないですか?その年になって産めるのかな?リスク高そうですけど。
そして、マギーの行動は気持ち悪すぎる〜

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2017-01-24 ザ・コンサルタント(原題 THE ACCOUNTANT)

『ザ・コンサルタント(原題 THE ACCOUNTANT)』

製作年 2016年
製作国 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザース映画
監督 ギャヴィン・オコナー
脚本 ビル・ドゥビューク
キャスト
Chris/ ベン・アフレック
Dana /アナ・ケンドリック
Ray King /J・K・シモンズ

良かった!
伏線の張り方が上手いし、その見せ方が上手いし、無駄が無い。
Chrisが何故強いのか、天才的頭脳を持っているのか、あの几帳面な性癖はなぜ?誰に支えられているのか?凄く納得。
特殊なキャラクターの個性が生きて居て、そして優しさを感じます。
重すぎず、軽すぎない。このジャンルにしては脚本がしっかりしているのね。
特に再会のシーン好き。こんな大人に成長して、こんな風に笑うのね・・って嬉しくなったし、ちょっと処刑人を思い出すの。
これは、珍しくシリーズ化を願うわ。

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2017-01-19 ダーティー・グランパ(原題 Dirty Grandpa) と ネオンデーモン (原題)The neon demon と スノーデン(原題 SNOWDEN)

『ダーティー・グランパ(原題 Dirty Grandpa) 』

監督ダン・メイザー
脚本ジョン・M・フィリップス
キャスト
ディック/ロバート・デ・ニーロ
ジェイソン/ザック・エフロン

下品なのもくだらないのもその中に光るものを込めていれば受け入れられるのですが、奇を衒い過ぎて逆に笑えないのが残念。ゲイの黒人青年はcuteでしたけど。

そして Zac Efron が歌った!流石にミュージカル俳優。相変わらず上手いわ♪彼は好みじゃ無いのだけれど、役のチョイスが上手いなぁと思って居た。
これはそうでも無いけど、何でもやれる俳優ね。とは思いました。

『ネオンデーモン (原題)The neon demon』

製作年 2016年
製作国 フランス・アメリカ・デンマーク合作
配給 ギャガ
監督ニコラス・ウィンディング・レフン
脚本ニコラス・ウィンディング・レフン
メアリー・ローズ
ポリー・ステンハム
キャスト
エル・ファニングジェシー
キアヌ・リーブスハンク
カール・グルスマンディーン
クリスティーナ・ヘンドリックスロバータ・ホフマン

怪しい雰囲気。美を追求した若い女性たち。そしてかなりグロいです。
救いようの無い世界。
芸術や勉学やスポーツと同じように美しいのも才能だと思います。そして一番変動的で脆いかも…
大好きな Elle Fanning ちゃんがひたすら怪しく可愛くて私は満足です。

『スノーデン(原題 SNOWDEN)』

製作年 2016年
製作国 アメリカ=ドイツ=フランス
配給 ショウゲート
監督 オリヴァー・ストーン
脚本 キーラン・フィッツジェラルド 、 オリヴァー・ストーン
原作 アナトリー・クチェレナ 、 ルーク・ハーディング
キャスト
ジョゼフ・ゴードン=レヴィット
シャイリーン・ウッドリー
メリッサ・レオ
ザカリー・クイント
トム・ウィルキンソン
スコット・イーストウッド
リス・エヴァンス
ニコラス・ケイジ

何が起きていたのか、観て貰った方が良く分かって良いと思います。
日本も他人事じゃない・・あの後どう言う対処がされたのか、気になります。そのままだったら怖いわ・・

良く告発しようと思ったし、映画化しようと思ったわね・・
アメリカは協力してくれなくて、どこの国が協力してくれて、どの国がアメリカに習ったか、Oliver Stone監督が詳しく説明してくれました。
そして、正義感から報道した人たちも、スノーデンを匿い逃がした連携も見事でした。

Joseph Gordon-Levittの役作りも凄くて、途中で本人出て来ても一瞬分からない。

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2017-01-17 幸せなひとりぼっち(原題 EN MAN SOM HETER OVE )

『幸せなひとりぼっち(原題 EN MAN SOM HETER OVE )』

製作年 2015年
製作国 スウェーデン
配給 アンプラグド
監督/ 脚本 ハンネス・ホルム
原作 フレドリック・バックマン
キャスト
ロルフ・ラスゴード
バハー・パール
フィリップ・バーグ
アイダ・エングヴォル
カタリナ・ラッソン

気難しくて杓子定規なオーヴェ、私嫌いじゃないな・・
会社の上司だったら面倒くさいけど、間違って居ないし、口だけじゃないし、頼もしいよ?
認めた人間には寛容だし。

でも何より、亡くなった奥様が素晴らしいのよね。
あんな状況で腐らずに前だけ見て生きて行こうとする強さ、優しさ、憧れます。

周囲の住民たちが魅力的だし、あの一角に住みたくなるわ。
そして、猫飼いたい病が加速する。

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2017-01-17 ヒトラー最後の代理人 (TheInterrogation) と トッドソロンズの子犬物語 (原題Wienerdog)

ヒューマントラストシネマ渋谷
未体験ゾーンの映画たち

『ヒトラー最後の代理人 (TheInterrogation)』

製作年 2016年
製作国 イスラエル
配給 ファインフィルムズ
監督エレズ・ペリー
脚本エレズ・ペリー
サリ・タージェマン

どちらも無表情で怖いです。
淡々としていて味わい深い。


『トッドソロンズの子犬物語 (原題Wienerdog)』
製作年 2015年
製作国 アメリカ
配給 ファントム・フィルム
監督/脚本トッド・ソロンズ
キャスト
ダニー・デビートシュメルツ
エレン・バースティンナナ
ジュリー・デルピーダイアナ
グレタ・ガーウィグドーン
キーラン・カルキンブランドン
キートン・ナイジェル・クックレミ
トレーシー・レッツダニー
ゾーシャ・マメットゾーイ

ミニチュアダックスが出会う様々な飼い主のお話ね。凄くシュールです。そして結構グロいです。可愛い犬が出て来るからってお子様に見せようとしちゃダメ。犬との触れ合いモノでは無いですからね。
ちょっと良い話もあるけど、どうしようもうもない身勝手な人間たち。ラストまでかなりブラックです。
動物愛護団体から苦情来なかったのかな。
ちょっと 100万回生きたねこ って絵本を思い出したわ。

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2017-01-11 雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(原題Demolition)

『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(原題Demolition) 』

製作年2015年
製作国アメリカ
配給ファントム・フィルム
監督ジャン=マルク・バレ
脚本ブライアン・サイプ
キャスト
デイビス・ミッチェル/ジェイク・ギレンホール
カレン・モレノ/ナオミ・ワッツ
フィル・イーストマン/クリス・クーパー

義父の会社で、与えられた地位で、与えられた仕事を真面目にこなして生きて来たであろうデイビスは、物事に積極的では無く、覇気が無く見えた。
そんな状態で突然妻を失った。
観客は、彼がどんな人か、妻がどんな人か、良く知らないまま突然物語に放り込まれる。

泣くでも叫ぶでも無く、葬儀の日には1人鏡の前で泣く練習をする彼に、この二人に愛情は有ったのだろうか?と思わせる。
クレームと呼ぶには珍妙な手紙を書き始め、この人は、凄く面倒くさいタイプの人なのかな?と思う。
それとも、大事な人を失ったショックから来る奇行なのかな?とも思う。
徐々に奇行は増えて行く。身近な物から始まり色々な物を解体して行く。そして時々ふと妻との思い出がよみがえる。
それは時々滑稽で、何処か哀しい。
そこに関わってくるカレン母子との関わりも理解不能。でも少年との関わりでお互いに奇妙な友情を育む。

何かを探しているのか、何がしたいのか、分からないまま彼を見守っている。
でも、動き出した心で徐々に亡き妻を思い出す回数が増えて行く。
知らなかった妻の秘密。妻の愛。そして、自分の気持ち・・

時間を掛けて、時間を掛けて心が壊れないように。
やっと受け止め、悲しめる時が来るまで、自己防衛本能で心の奥底に悲しみを隠して。
そうとは気付かず、悲しめない自分に苦しんで。

それが分かった時に沸き起こった感情は静かで、だけど感動的で涙を誘う。

悲しみに向き合える時間は人によって違う。心を動かすことも、癒すものも違う。
だけどきっかけが有って良かったね・・
私にも有ったから、凄く良く理解できて、そして良かった・・と思えました。

最後に、良かったら一緒に・・と言う遠慮がちな言葉に、あぁ、この物語の主人公はとても思いやりのある男だったのだ‥と知る。そして、きっと妻の両親も立派に振る舞いながら迷走していたのだと思う。
彼は、妻の両親の心が再び動き出す手助けもしたのだな・・

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2017-01-11 ブラック・ファイル 野心の代償(原題 MISCONDUCT) と 天使にショパンの歌声を(原題 LA PASSION D'AUGUSTINE)

『ブラック・ファイル 野心の代償(原題 MISCONDUCT)』

製作年 2016年
製作国 アメリカ
配給 松竹メディア事業部(提供:カルチュア・パブリッシャーズ)
監督 シンタロウ・シモサワ
脚本 アダム・メイソン 、 サイモン・ボーイス
キャスト
ベン・ケイヒル /ジョシュ・デュアメル
チャールズ・エイブラムス/ アル・パチーノ
アーサー・デニング/ アンソニー・ホプキンス
The Accountant/ イ・ビョンホン
シャーロット・ケイヒル/アリス・イヴ
エミリー/マリン・アッカーマン

怖い怖い。
自分に自信があって自分が大好きな女が、この世の中で一番怖いかもしれないわね。

ストーリーは良く有るパターンだと思うのですが、エミリーの使い方でサスペンス色が強くなっていますね。

それは兎も角Al PacinoにAnthony Hopkinsですよ。貫禄、存在感凄すぎてJosh Duhamelの(役の上での)小者感が良く伝わります。
男たちにも女たちにも良いように動かされていましたからねぇ。最後まで。


『天使にショパンの歌声を(原題 LA PASSION D'AUGUSTINE)』

製作年 2015年
製作国 カナダ
配給 KADOKAWA
監督 レア・プール
キャスト
セリーヌ・ボニエ
ライサンダー・メナード
ディアーヌ・ラヴァリー
ヴァレリー・ブレイズ
ピエレット・ロビテーユ
マリー・ティフォ
エリザベス・ギャニオン

厳しい規律を持つカトリック修道院が運営する寄宿学校で、時代の流れに戸惑いながら変化を受け入れて行く修道女たちが印象的です。
厳しい中に有る温かさ?頼もしさ?
特にオーギュスティーヌ校長の揺るがなさ。頼もしいですね。大きな人です。

勿論、音楽に溢れていて、クラシックのピアノ演奏がたくさん聞けて、うっとりします。
ジャズ風のバッハも良いですが、やっぱりクラシックは良いですよね。

机を指で叩いて常にピアノの練習を頭の中でしているアリス役のLysandre Menardは“カナダを代表する未来の音楽家30人”のうちの一人に選ばれるピアニストだそうで、作中の演奏も吹き替えなしの彼女自身の演奏です。
舞台挨拶の加藤綾子さんと言うアナウンサー?さんがプロを聞いてホッとしました。と言ったのが印象的でした。

ピアノもそうですが、歌も素晴らしいです。合唱も内気な少女のソロも。
久し振りに素敵なクラシック音楽に触れました。

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2017-01-10 アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男(原題 DER STAAT GEGEN FRITZ BAUER)

『アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男(原題 DER STAAT GEGEN FRITZ BAUER)』

製作年 2015年
製作国 ドイツ
配給 クロックワークス=アルバトロス・フィルム
監督 ラース・クラウメ
脚本 オリヴィエ・グエズ
キャスト
Fritz Bauer /ブルクハルト・クラウスナー
Karl Angermann /ロナルト・ツェアフェルト
Victoria /リリト・シュタンゲンベルク
Paul Gebhardt/ イェルク・シュットアウフ
Ulrich Kreidler /セバスチャン・ブロムベルグ

ナチスドイツがしたことに当時憤っていた人は多かったと思う。
だけど一番憤っていたのは、同じドイツ国民のユダヤ人なのでしょうね。

心の傷が癒えずに、失った人が帰らなくても、日常を取り戻したドイツで、本当にあの悲劇を終わらせる為に戦う動機は復讐ではなく、正義なのね。
毎年何本ものナチスドイツ物の映画が作られ、観ている。
あの壮大な悪夢を語る語り部たちは沢山居て、けれども年老いて亡くなって行く。
語りつくせない、沢山の物語がそれぞれに有った筈なのに。戦中も、そして戦後も。

これはフリッツの戦い。最重要戦犯アドルフ・アイヒマンを捕える為に水面下で戦った彼が居た事を知れて良かった。
コレを見た後、The Eichmann Showを見るとまた格別に感慨深い。
彼の戦いを受け、アイヒマンの世紀の裁判を撮影、公開したTVマン達の戦い。

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2017-01-06 この世界の片隅に

『この世界の片隅に』

製作年 2016年
製作国 日本
配給 東京テアトル
監督 /脚本 片渕須直
原作 こうの史代
キャスト
北條すず(旧姓:浦野) 能年玲奈
黒村径子 尾身美詞
北條周作 細谷佳正
黒村晴美 稲葉菜月
北條円太郎 牛山茂
北條サン 新谷真弓
水原哲 小野大輔
白木リン 岩井七世
浦野すみ 潘めぐみ

これ、良いよ。と、原作を貸していただいて読んでました。
ほのぼのとした世界観を持つすずの幼少期の記憶。
それは不確かで不思議なのだけれど、大人になったすずに繋がっているのね。
戦争の話はどうしても辛い。そんな生活の中にすずの存在はどこかホッとする。
だけど、そんなすずにも、辛い事は起きて・・
すず、以前のように笑って・・と思う。本当に、良い子だから。

何も考えてないぼんやりした自分のままで死にたかった・・・と泣く姿は辛いね。
正しいと、勝つと信じて頑張って来たのに、騙されたと思うよね・・
何の為の戦いだったのか・・何の為に失ったのか・・
悔やんでも戻らないけど、もう二度と同じ過ちを繰り返さない・・と嘗て日本は誓った筈。
そのことを誇りに日本国民は生きているでしょ?裏切らないでね?

私の祖母の世代なのかなぁ‥
痛々しくて、切なくて、でも負けないで、立ち上がって生き抜いた人たちのお陰で今生きている私たち。
戦争を知らない世代になって行く。忘れちゃいけないのに。

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