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まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

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2017-01-17 ヒトラー最後の代理人 (TheInterrogation) と トッドソロンズの子犬物語 (原題Wienerdog)
2017-01-11 雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(原題Demolition)
2017-01-11 ブラック・ファイル 野心の代償(原題 MISCONDUCT) と 天使にショパンの歌声を(原題 LA PASSION D'AUGUSTINE)
2017-01-10 アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男(原題 DER STAAT GEGEN FRITZ BAUER)
2017-01-06 この世界の片隅に
2017-01-04 君の名は。
2017-01-03 聖杯たちの騎士 (原題knightofcups)
2016-12-30 2016年にスクリーンで観たお気に入りの映画
2016-12-30 2016年12月にスクリーンで見た映画
2016-12-30 ヒトラーの忘れもの(原題 UNDER SANDET)


2017-01-17 ヒトラー最後の代理人 (TheInterrogation) と トッドソロンズの子犬物語 (原題Wienerdog)

ヒューマントラストシネマ渋谷
未体験ゾーンの映画たち

『ヒトラー最後の代理人 (TheInterrogation)』

製作年 2016年
製作国 イスラエル
配給 ファインフィルムズ
監督エレズ・ペリー
脚本エレズ・ペリー
サリ・タージェマン

どちらも無表情で怖いです。
淡々としていて味わい深い。


『トッドソロンズの子犬物語 (原題Wienerdog)』
製作年 2015年
製作国 アメリカ
配給 ファントム・フィルム
監督/脚本トッド・ソロンズ
キャスト
ダニー・デビートシュメルツ
エレン・バースティンナナ
ジュリー・デルピーダイアナ
グレタ・ガーウィグドーン
キーラン・カルキンブランドン
キートン・ナイジェル・クックレミ
トレーシー・レッツダニー
ゾーシャ・マメットゾーイ

ミニチュアダックスが出会う様々な飼い主のお話ね。凄くシュールです。そして結構グロいです。可愛い犬が出て来るからってお子様に見せようとしちゃダメ。犬との触れ合いモノでは無いですからね。
ちょっと良い話もあるけど、どうしようもうもない身勝手な人間たち。ラストまでかなりブラックです。
動物愛護団体から苦情来なかったのかな。
ちょっと 100万回生きたねこ って絵本を思い出したわ。

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2017-01-11 雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(原題Demolition)

『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(原題Demolition) 』

製作年2015年
製作国アメリカ
配給ファントム・フィルム
監督ジャン=マルク・バレ
脚本ブライアン・サイプ
キャスト
デイビス・ミッチェル/ジェイク・ギレンホール
カレン・モレノ/ナオミ・ワッツ
フィル・イーストマン/クリス・クーパー

義父の会社で、与えられた地位で、与えられた仕事を真面目にこなして生きて来たであろうデイビスは、物事に積極的では無く、覇気が無く見えた。
そんな状態で突然妻を失った。
観客は、彼がどんな人か、妻がどんな人か、良く知らないまま突然物語に放り込まれる。

泣くでも叫ぶでも無く、葬儀の日には1人鏡の前で泣く練習をする彼に、この二人に愛情は有ったのだろうか?と思わせる。
クレームと呼ぶには珍妙な手紙を書き始め、この人は、凄く面倒くさいタイプの人なのかな?と思う。
それとも、大事な人を失ったショックから来る奇行なのかな?とも思う。
徐々に奇行は増えて行く。身近な物から始まり色々な物を解体して行く。そして時々ふと妻との思い出がよみがえる。
それは時々滑稽で、何処か哀しい。
そこに関わってくるカレン母子との関わりも理解不能。でも少年との関わりでお互いに奇妙な友情を育む。

何かを探しているのか、何がしたいのか、分からないまま彼を見守っている。
でも、動き出した心で徐々に亡き妻を思い出す回数が増えて行く。
知らなかった妻の秘密。妻の愛。そして、自分の気持ち・・

時間を掛けて、時間を掛けて心が壊れないように。
やっと受け止め、悲しめる時が来るまで、自己防衛本能で心の奥底に悲しみを隠して。
そうとは気付かず、悲しめない自分に苦しんで。

それが分かった時に沸き起こった感情は静かで、だけど感動的で涙を誘う。

悲しみに向き合える時間は人によって違う。心を動かすことも、癒すものも違う。
だけどきっかけが有って良かったね・・
私にも有ったから、凄く良く理解できて、そして良かった・・と思えました。

最後に、良かったら一緒に・・と言う遠慮がちな言葉に、あぁ、この物語の主人公はとても思いやりのある男だったのだ‥と知る。そして、きっと妻の両親も立派に振る舞いながら迷走していたのだと思う。
彼は、妻の両親の心が再び動き出す手助けもしたのだな・・

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2017-01-11 ブラック・ファイル 野心の代償(原題 MISCONDUCT) と 天使にショパンの歌声を(原題 LA PASSION D'AUGUSTINE)

『ブラック・ファイル 野心の代償(原題 MISCONDUCT)』

製作年 2016年
製作国 アメリカ
配給 松竹メディア事業部(提供:カルチュア・パブリッシャーズ)
監督 シンタロウ・シモサワ
脚本 アダム・メイソン 、 サイモン・ボーイス
キャスト
ベン・ケイヒル /ジョシュ・デュアメル
チャールズ・エイブラムス/ アル・パチーノ
アーサー・デニング/ アンソニー・ホプキンス
The Accountant/ イ・ビョンホン
シャーロット・ケイヒル/アリス・イヴ
エミリー/マリン・アッカーマン

怖い怖い。
自分に自信があって自分が大好きな女が、この世の中で一番怖いかもしれないわね。

ストーリーは良く有るパターンだと思うのですが、エミリーの使い方でサスペンス色が強くなっていますね。

それは兎も角Al PacinoにAnthony Hopkinsですよ。貫禄、存在感凄すぎてJosh Duhamelの(役の上での)小者感が良く伝わります。
男たちにも女たちにも良いように動かされていましたからねぇ。最後まで。


『天使にショパンの歌声を(原題 LA PASSION D'AUGUSTINE)』

製作年 2015年
製作国 カナダ
配給 KADOKAWA
監督 レア・プール
キャスト
セリーヌ・ボニエ
ライサンダー・メナード
ディアーヌ・ラヴァリー
ヴァレリー・ブレイズ
ピエレット・ロビテーユ
マリー・ティフォ
エリザベス・ギャニオン

厳しい規律を持つカトリック修道院が運営する寄宿学校で、時代の流れに戸惑いながら変化を受け入れて行く修道女たちが印象的です。
厳しい中に有る温かさ?頼もしさ?
特にオーギュスティーヌ校長の揺るがなさ。頼もしいですね。大きな人です。

勿論、音楽に溢れていて、クラシックのピアノ演奏がたくさん聞けて、うっとりします。
ジャズ風のバッハも良いですが、やっぱりクラシックは良いですよね。

机を指で叩いて常にピアノの練習を頭の中でしているアリス役のLysandre Menardは“カナダを代表する未来の音楽家30人”のうちの一人に選ばれるピアニストだそうで、作中の演奏も吹き替えなしの彼女自身の演奏です。
舞台挨拶の加藤綾子さんと言うアナウンサー?さんがプロを聞いてホッとしました。と言ったのが印象的でした。

ピアノもそうですが、歌も素晴らしいです。合唱も内気な少女のソロも。
久し振りに素敵なクラシック音楽に触れました。

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2017-01-10 アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男(原題 DER STAAT GEGEN FRITZ BAUER)

『アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男(原題 DER STAAT GEGEN FRITZ BAUER)』

製作年 2015年
製作国 ドイツ
配給 クロックワークス=アルバトロス・フィルム
監督 ラース・クラウメ
脚本 オリヴィエ・グエズ
キャスト
Fritz Bauer /ブルクハルト・クラウスナー
Karl Angermann /ロナルト・ツェアフェルト
Victoria /リリト・シュタンゲンベルク
Paul Gebhardt/ イェルク・シュットアウフ
Ulrich Kreidler /セバスチャン・ブロムベルグ

ナチスドイツがしたことに当時憤っていた人は多かったと思う。
だけど一番憤っていたのは、同じドイツ国民のユダヤ人なのでしょうね。

心の傷が癒えずに、失った人が帰らなくても、日常を取り戻したドイツで、本当にあの悲劇を終わらせる為に戦う動機は復讐ではなく、正義なのね。
毎年何本ものナチスドイツ物の映画が作られ、観ている。
あの壮大な悪夢を語る語り部たちは沢山居て、けれども年老いて亡くなって行く。
語りつくせない、沢山の物語がそれぞれに有った筈なのに。戦中も、そして戦後も。

これはフリッツの戦い。最重要戦犯アドルフ・アイヒマンを捕える為に水面下で戦った彼が居た事を知れて良かった。
コレを見た後、The Eichmann Showを見るとまた格別に感慨深い。
彼の戦いを受け、アイヒマンの世紀の裁判を撮影、公開したTVマン達の戦い。

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2017-01-06 この世界の片隅に

『この世界の片隅に』

製作年 2016年
製作国 日本
配給 東京テアトル
監督 /脚本 片渕須直
原作 こうの史代
キャスト
北條すず(旧姓:浦野) 能年玲奈
黒村径子 尾身美詞
北條周作 細谷佳正
黒村晴美 稲葉菜月
北條円太郎 牛山茂
北條サン 新谷真弓
水原哲 小野大輔
白木リン 岩井七世
浦野すみ 潘めぐみ

これ、良いよ。と、原作を貸していただいて読んでました。
ほのぼのとした世界観を持つすずの幼少期の記憶。
それは不確かで不思議なのだけれど、大人になったすずに繋がっているのね。
戦争の話はどうしても辛い。そんな生活の中にすずの存在はどこかホッとする。
だけど、そんなすずにも、辛い事は起きて・・
すず、以前のように笑って・・と思う。本当に、良い子だから。

何も考えてないぼんやりした自分のままで死にたかった・・・と泣く姿は辛いね。
正しいと、勝つと信じて頑張って来たのに、騙されたと思うよね・・
何の為の戦いだったのか・・何の為に失ったのか・・
悔やんでも戻らないけど、もう二度と同じ過ちを繰り返さない・・と嘗て日本は誓った筈。
そのことを誇りに日本国民は生きているでしょ?裏切らないでね?

私の祖母の世代なのかなぁ‥
痛々しくて、切なくて、でも負けないで、立ち上がって生き抜いた人たちのお陰で今生きている私たち。
戦争を知らない世代になって行く。忘れちゃいけないのに。

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2017-01-04 君の名は。

『君の名は。』

製作年 2016年
製作国 日本
配給 東宝
監督/脚本/原作 新海誠
キャスト
立花瀧/ 神木隆之介
宮水三葉/ 上白石萌音
勅使河原克彦/ 成田凌
名取早耶香 /悠木碧
藤井司/ 島崎信長
高木真太 /石川界人
宮水四葉 /谷花音
奥寺ミキ/ 長澤まさみ
宮水一葉/ 市原悦子

その昔、耳をすませば にハマったのと同じ感覚かな。
高校生くらいならハマるわよね。
組紐とか景色とかは流石に綺麗。
でもね。やり直せるならやりなしたい事を抱えて生きている人間には、受け入れるのに抵抗がある。
出来るのなら、父の足にすがって死なないでと泣くし、Anton突き飛ばして代わりに轢かれてもいい。
それが出来ない現実を受け入れて生きている。仕方ないのだ・・と自分に言い聞かせて。

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2017-01-03 聖杯たちの騎士 (原題knightofcups)

『聖杯たちの騎士 (原題 Knight of Cups)』


製作年 2015年
製作国 アメリカ
配給 東京テアトル
監督/脚本 テレンス・マリック
キャスト
リック/クリスチャン・ベール
ナンシー/ケイト・ブランシェット
エリザベス/ナタリー・ポートマン
ジョセフ/ブライアン・デネヒー
トニオ/アントニオ・バンデラス
バリー/ウェス・ベントリー
イザベル/イザベル・ルーカス
カレン/テリーサ・パーマー
ヘレン/フリーダ・ピント
デラ/イモージェン・プーツ

不幸があって情緒不安定なリックが出会い恋に堕ちる六人の美女たち。急においしい仕事が舞い込みセレブ生活に突入し翻弄されている脚本家なのですけど、惚れっぽいです。で運命の相手を探しているロマンティスト?L.A.らしいおしゃれな生活といえばそのまんまです。全ての男性が羨ましく思うのではないでしょうか。 …THE冠さんの #中三インマイドリームス行ってみたいなLAに で彼が思い描いているL.A.の生活そのままな感じ。
映画の仕事でN.Y.からL.A.に移動した親愛なるCoreyと被るのですが、あんなに弱くないから大丈夫!…と思いたい。

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2016-12-30 2016年にスクリーンで観たお気に入りの映画

2016年にスクリーンで観た191本の中でもお気に入りの映画

○禁じられた歌声(原題 TIMBUKTU )
○キャロル(原題 CAROL)
○リザとキツネと恋する死者たち
○フランス組曲(原題 SUITE FRANÇAISE )
○ブリッジ・オブ・スパイ(原題 BRIDGE OF SPIES)
○ディーパンの闘い(原題 DHEEPAN)
☆オデッセイ(原題 THE MARTIAN)
○サウルの息子(原題 SAUL FIA)
○ザ・ウォーク(原題The Walk)
○愛しき人生のつくりかた(原題 LES SOUVENIRS)
○最高の花婿(原題 QU'EST-CE QU'ON A FAIT AU BON DIEU?)
○これが私の人生設計(原題 SCUSATE SE ESISTO!)
○リリーのすべて(原題 THE DANISH GIRL)
○レヴェナント:蘇えりし者(原題 THE REVENANT)
☆ゲキ×シネ朧の森に棲む鬼
☆ゲキ×シネ 髑髏城の七人 アオドクロ
○COP CAR/コップ・カー(原題 COP CAR)
○君がくれたグッドライフ(原題 HIN UND WEG)
○殿、利息でござる!
○モヒカン故郷に帰る
☆ゲキ×シネ 蛮幽鬼
○TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ
○ウィー・アー・ユア・フレンズ(原題 WE ARE YOUR FRIENDS)
○プロヴァンスの休日(原題 AVIS DE MISTRAL)
○トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(原題 TRUMBO)
○シングストリート未来へのうた(原題 SING STREET)
○神様の思し召し(原題 SE DIO VUOLE )
○リトル・ボーイ 小さなボクと戦争(原題 Little Boy)
○世界一キライなあなたに(原題 ME BEFORE YOU)
○ハートビート(原題 HIGH STRUNG)
○神のゆらぎ(原題 MIRACULUM )
○ビヘイビア(原題 CONDUCTA)
○ヒップスター(原題 I AM NOT A HIPSTAR)
○エクスポーズ 暗闇の迷宮(原題 DAUGHTER OF GOD)
○奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ(原題 LES HÉRITIERS)
○ ハドソン川の奇跡(原題Sully)
☆グリーンルーム原題 GREEN ROOM
☆ゲキ×シネ「乱鶯(みだれうぐいす)
○われらが背きし者(原題Our Kind of Traitor)
☆スター・トレック BEYOND(原題 STAR TREK BEYOND )
○ある戦争(原題Krigen )
○マイ・ベスト・フレンド(原題 MISS YOU ALREADY)
○シーモアさんと、大人のための人生入門(原題 SEYMOUR: AN INTRODUCTION)
○手紙は憶えている(原題Remember)
○ヒトラーの忘れもの(原題 UNDER SANDET)
○ストーンウォール(原題 STONEWALL)
○ピートと秘密の友達(原題 PETE'S DRAGON)
☆メタルマクベス Metal Macbeth

先頭 表紙

2016-12-30 2016年12月にスクリーンで見た映画

2016年12月にスクリーンで見た映画

17本でした。

○ヒトラーの忘れもの(原題 UNDER SANDET)
 こころに剣士を(原題 MIEKKAILIJA)
○ストーンウォール(原題 STONEWALL)
○ピートと秘密の友達(原題 PETE'S DRAGON)
 MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間(原題 MILES AHEAD)
 アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(原題 Eye in the Sky)
 ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(原題 ROGUE ONE: A STAR WARS STORY)
☆メタルマクベス Metal Macbeth
 ミス・シェパードをお手本に(原題 THE LADY IN THE VAN)
 シークレット・オブ・モンスター(原題 THE CHILDHOOD OF A LEADER)
 メン・イン・キャット(原題 NINE LIVES)
 母の残像(原題 LOUDER THAN BOMBS)
 誰のせいでもない(原題Every Thing Will Be Fine)
 五日物語 ―3つの王国と3人の女―(原題 IL RACCONTO DEI RACCONTI )
 ブルゴーニュで会いましょう(原題 PREMIERS CRUS)
 ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気(原題 FREEHELD)
☆オペラ座の怪人

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2016-12-30 ヒトラーの忘れもの(原題 UNDER SANDET)

『ヒトラーの忘れもの(原題 UNDER SANDET)』

製作年 2015年
製作国 デンマーク ドイツ
配給 キノフィルムズ
監督 /脚本 マーチン・ピータ・サンフリト
キャスト
Sgt. Carl Rasmussen /ローラン・モラー
Lt. Ebbe Jensen /ミケル・ボー・フォルスガード
Sebastian Schumann /ルイス・ホフマン
Helmut Morbach /ジョエル・バズマン
Ernst Lessner/ エーミール・ベルトン
Werner Lessner /オスカー・ベルトン

とても残酷です。哀しくなる。
第二次世界大戦直後です。そりゃあ、誰もがナチスドイツを憎んでいたでしょう。
戦犯たちは掴まる前に自害し、上層部は名前を変えて逃げ、敵地に残され捕虜となった少年たちが・・
戦場に出た事も無い、訓練をちょっとした程度の少年たちが、その後始末を押し付けられ地雷を探し撤去する過酷な任務を与えられたのです。
この少年たちも、戦争は続いて居たら残忍な党員になっていたのかも知れません。
でも、少年たちをドイツ人だからと冷遇し食事も与えず閉じ込めて、虐めるデンマーク軍の兵士たちは何が違うのでしょうか。
虐げて良い相手が居たら、どこまでも残忍になれる。その人間性が行った戦争では無かったのか・・

葛藤し、変わって行く軍曹ラスムスンが救いです。
どの子にも無事を祈っている親が居る筈です。どの子も無事に親に返してあげて欲しい・・そう思いながら見守っていました。

ちょっと衝撃的でしたね。

先頭 表紙


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