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まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

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2017-01-06 この世界の片隅に
2017-01-04 君の名は。
2017-01-03 聖杯たちの騎士 (原題knightofcups)
2016-12-30 2016年にスクリーンで観たお気に入りの映画
2016-12-30 2016年12月にスクリーンで見た映画
2016-12-30 ヒトラーの忘れもの(原題 UNDER SANDET)
2016-12-29 こころに剣士を(原題 MIEKKAILIJA) と ストーンウォール(原題 STONEWALL)
2016-12-27 ピートと秘密の友達(原題 PETE'S DRAGON)
2016-12-27 MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間(原題 MILES AHEAD) と アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(原題 Eye in the Sky)
2016-12-19 ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(原題 ROGUE ONE: A STAR WARS STORY)


2017-01-06 この世界の片隅に

『この世界の片隅に』

製作年 2016年
製作国 日本
配給 東京テアトル
監督 /脚本 片渕須直
原作 こうの史代
キャスト
北條すず(旧姓:浦野) 能年玲奈
黒村径子 尾身美詞
北條周作 細谷佳正
黒村晴美 稲葉菜月
北條円太郎 牛山茂
北條サン 新谷真弓
水原哲 小野大輔
白木リン 岩井七世
浦野すみ 潘めぐみ

これ、良いよ。と、原作を貸していただいて読んでました。
ほのぼのとした世界観を持つすずの幼少期の記憶。
それは不確かで不思議なのだけれど、大人になったすずに繋がっているのね。
戦争の話はどうしても辛い。そんな生活の中にすずの存在はどこかホッとする。
だけど、そんなすずにも、辛い事は起きて・・
すず、以前のように笑って・・と思う。本当に、良い子だから。

何も考えてないぼんやりした自分のままで死にたかった・・・と泣く姿は辛いね。
正しいと、勝つと信じて頑張って来たのに、騙されたと思うよね・・
何の為の戦いだったのか・・何の為に失ったのか・・
悔やんでも戻らないけど、もう二度と同じ過ちを繰り返さない・・と嘗て日本は誓った筈。
そのことを誇りに日本国民は生きているでしょ?裏切らないでね?

私の祖母の世代なのかなぁ‥
痛々しくて、切なくて、でも負けないで、立ち上がって生き抜いた人たちのお陰で今生きている私たち。
戦争を知らない世代になって行く。忘れちゃいけないのに。

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2017-01-04 君の名は。

『君の名は。』

製作年 2016年
製作国 日本
配給 東宝
監督/脚本/原作 新海誠
キャスト
立花瀧/ 神木隆之介
宮水三葉/ 上白石萌音
勅使河原克彦/ 成田凌
名取早耶香 /悠木碧
藤井司/ 島崎信長
高木真太 /石川界人
宮水四葉 /谷花音
奥寺ミキ/ 長澤まさみ
宮水一葉/ 市原悦子

その昔、耳をすませば にハマったのと同じ感覚かな。
高校生くらいならハマるわよね。
組紐とか景色とかは流石に綺麗。
でもね。やり直せるならやりなしたい事を抱えて生きている人間には、受け入れるのに抵抗がある。
出来るのなら、父の足にすがって死なないでと泣くし、Anton突き飛ばして代わりに轢かれてもいい。
それが出来ない現実を受け入れて生きている。仕方ないのだ・・と自分に言い聞かせて。

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2017-01-03 聖杯たちの騎士 (原題knightofcups)

『聖杯たちの騎士 (原題 Knight of Cups)』


製作年 2015年
製作国 アメリカ
配給 東京テアトル
監督/脚本 テレンス・マリック
キャスト
リック/クリスチャン・ベール
ナンシー/ケイト・ブランシェット
エリザベス/ナタリー・ポートマン
ジョセフ/ブライアン・デネヒー
トニオ/アントニオ・バンデラス
バリー/ウェス・ベントリー
イザベル/イザベル・ルーカス
カレン/テリーサ・パーマー
ヘレン/フリーダ・ピント
デラ/イモージェン・プーツ

不幸があって情緒不安定なリックが出会い恋に堕ちる六人の美女たち。急においしい仕事が舞い込みセレブ生活に突入し翻弄されている脚本家なのですけど、惚れっぽいです。で運命の相手を探しているロマンティスト?L.A.らしいおしゃれな生活といえばそのまんまです。全ての男性が羨ましく思うのではないでしょうか。 …THE冠さんの #中三インマイドリームス行ってみたいなLAに で彼が思い描いているL.A.の生活そのままな感じ。
映画の仕事でN.Y.からL.A.に移動した親愛なるCoreyと被るのですが、あんなに弱くないから大丈夫!…と思いたい。

先頭 表紙

2016-12-30 2016年にスクリーンで観たお気に入りの映画

2016年にスクリーンで観た191本の中でもお気に入りの映画

○禁じられた歌声(原題 TIMBUKTU )
○キャロル(原題 CAROL)
○リザとキツネと恋する死者たち
○フランス組曲(原題 SUITE FRANÇAISE )
○ブリッジ・オブ・スパイ(原題 BRIDGE OF SPIES)
○ディーパンの闘い(原題 DHEEPAN)
☆オデッセイ(原題 THE MARTIAN)
○サウルの息子(原題 SAUL FIA)
○ザ・ウォーク(原題The Walk)
○愛しき人生のつくりかた(原題 LES SOUVENIRS)
○最高の花婿(原題 QU'EST-CE QU'ON A FAIT AU BON DIEU?)
○これが私の人生設計(原題 SCUSATE SE ESISTO!)
○リリーのすべて(原題 THE DANISH GIRL)
○レヴェナント:蘇えりし者(原題 THE REVENANT)
☆ゲキ×シネ朧の森に棲む鬼
☆ゲキ×シネ 髑髏城の七人 アオドクロ
○COP CAR/コップ・カー(原題 COP CAR)
○君がくれたグッドライフ(原題 HIN UND WEG)
○殿、利息でござる!
○モヒカン故郷に帰る
☆ゲキ×シネ 蛮幽鬼
○TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ
○ウィー・アー・ユア・フレンズ(原題 WE ARE YOUR FRIENDS)
○プロヴァンスの休日(原題 AVIS DE MISTRAL)
○トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(原題 TRUMBO)
○シングストリート未来へのうた(原題 SING STREET)
○神様の思し召し(原題 SE DIO VUOLE )
○リトル・ボーイ 小さなボクと戦争(原題 Little Boy)
○世界一キライなあなたに(原題 ME BEFORE YOU)
○ハートビート(原題 HIGH STRUNG)
○神のゆらぎ(原題 MIRACULUM )
○ビヘイビア(原題 CONDUCTA)
○ヒップスター(原題 I AM NOT A HIPSTAR)
○エクスポーズ 暗闇の迷宮(原題 DAUGHTER OF GOD)
○奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ(原題 LES HÉRITIERS)
○ ハドソン川の奇跡(原題Sully)
☆グリーンルーム原題 GREEN ROOM
☆ゲキ×シネ「乱鶯(みだれうぐいす)
○われらが背きし者(原題Our Kind of Traitor)
☆スター・トレック BEYOND(原題 STAR TREK BEYOND )
○ある戦争(原題Krigen )
○マイ・ベスト・フレンド(原題 MISS YOU ALREADY)
○シーモアさんと、大人のための人生入門(原題 SEYMOUR: AN INTRODUCTION)
○手紙は憶えている(原題Remember)
○ヒトラーの忘れもの(原題 UNDER SANDET)
○ストーンウォール(原題 STONEWALL)
○ピートと秘密の友達(原題 PETE'S DRAGON)
☆メタルマクベス Metal Macbeth

先頭 表紙

2016-12-30 2016年12月にスクリーンで見た映画

2016年12月にスクリーンで見た映画

17本でした。

○ヒトラーの忘れもの(原題 UNDER SANDET)
 こころに剣士を(原題 MIEKKAILIJA)
○ストーンウォール(原題 STONEWALL)
○ピートと秘密の友達(原題 PETE'S DRAGON)
 MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間(原題 MILES AHEAD)
 アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(原題 Eye in the Sky)
 ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(原題 ROGUE ONE: A STAR WARS STORY)
☆メタルマクベス Metal Macbeth
 ミス・シェパードをお手本に(原題 THE LADY IN THE VAN)
 シークレット・オブ・モンスター(原題 THE CHILDHOOD OF A LEADER)
 メン・イン・キャット(原題 NINE LIVES)
 母の残像(原題 LOUDER THAN BOMBS)
 誰のせいでもない(原題Every Thing Will Be Fine)
 五日物語 ―3つの王国と3人の女―(原題 IL RACCONTO DEI RACCONTI )
 ブルゴーニュで会いましょう(原題 PREMIERS CRUS)
 ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気(原題 FREEHELD)
☆オペラ座の怪人

先頭 表紙

2016-12-30 ヒトラーの忘れもの(原題 UNDER SANDET)

『ヒトラーの忘れもの(原題 UNDER SANDET)』

製作年 2015年
製作国 デンマーク ドイツ
配給 キノフィルムズ
監督 /脚本 マーチン・ピータ・サンフリト
キャスト
Sgt. Carl Rasmussen /ローラン・モラー
Lt. Ebbe Jensen /ミケル・ボー・フォルスガード
Sebastian Schumann /ルイス・ホフマン
Helmut Morbach /ジョエル・バズマン
Ernst Lessner/ エーミール・ベルトン
Werner Lessner /オスカー・ベルトン

とても残酷です。哀しくなる。
第二次世界大戦直後です。そりゃあ、誰もがナチスドイツを憎んでいたでしょう。
戦犯たちは掴まる前に自害し、上層部は名前を変えて逃げ、敵地に残され捕虜となった少年たちが・・
戦場に出た事も無い、訓練をちょっとした程度の少年たちが、その後始末を押し付けられ地雷を探し撤去する過酷な任務を与えられたのです。
この少年たちも、戦争は続いて居たら残忍な党員になっていたのかも知れません。
でも、少年たちをドイツ人だからと冷遇し食事も与えず閉じ込めて、虐めるデンマーク軍の兵士たちは何が違うのでしょうか。
虐げて良い相手が居たら、どこまでも残忍になれる。その人間性が行った戦争では無かったのか・・

葛藤し、変わって行く軍曹ラスムスンが救いです。
どの子にも無事を祈っている親が居る筈です。どの子も無事に親に返してあげて欲しい・・そう思いながら見守っていました。

ちょっと衝撃的でしたね。

先頭 表紙

2016-12-29 こころに剣士を(原題 MIEKKAILIJA) と ストーンウォール(原題 STONEWALL)

『心に剣士を(原題 MIEKKAILIJA)』

製作年 2015年
製作国 フィンランド=エストニア=ドイツ
配給 東北新社=STAR CHANNEL MOVIES
監督 クラウス・ハロ
脚本 アナ・ヘイナマー
キャスト
エンデル/ マルト・アヴァンディ
Kadri /ウルスラ・ラタセップ
祖父/レムビト・ウルフサク
マルタ/ リーサ・コッペル
ヤーン /ヨーナス・コッフ

ナチスとスターリンに翻弄されるなんて、エストニアは本当に災難だったのね。
とても過酷な環境で育ちながら、子どもたちは逞しい。夢見る気持ちを失って居ない。
そんな彼らに教えるフェンシングの技術を持っているエンデルが格好良い。
自分が頑張ってきた何かが、他の誰かの生きる手助けになるって素敵よね。
エンデルもだけれど、子どもたちも寡黙で感情をそんなには現さないけれど、だからこそ、喜んでいる姿が感動的。裏切りたくない気持ちにさせる。
騒ぐわけでなく、わらわらとエンゲルの周りに集まって行く姿が素敵でした。

『ストーンウォール(原題 STONEWALL)』

製作年 2015年
製作国 アメリカ
配給 アット エンタテインメント
監督 ローランド・エメリッヒ
脚本 ジョン・ロビン・ベイツ
キャスト
Danny Winters /ジェレミー・アーヴァイン
Trevor /ジョナサン・リース・マイヤーズ
Ray / Ramona/ ジョニー・ボーシャン
Joe Altman /カール・グルスマン
Orphan Annie /ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ
Phoebe /ジョーイ・キング
Ed Murphy/ ロン・パールマン

1969年に起きた実際の事件“ストーンウォ−ルの反乱”の映画化です。

大胆に陽気に暮らしながら、一人ぼっちで傷ついて居るRayが凄く好きです。
綺麗で、とてもチャーミング。Jonny Beauchamp今作が長編映画デビューです。
強くて弱くて優しくて、どうしようもなく愛おしい人ですが、感謝し、大事に思いながら愛せない Danny。
その理由が故郷に有って、その純粋な思いが切なくてまた泣けるのです。
仲間たちもボロボロで薄汚れていて傷ついて居て脆くてでも熱くて。
皆諦めていて、自分たちが底辺だと理解している。
そんな彼らを蔑んで何をしてもいいと思うのがまともな人間だと言うなら、私はまともじゃなくて良い。
立ち上がって、手を取り合って前に進みだした彼ら彼女らはとても格好良い。

そしてDannyの妹の存在が凄く良い。
学校で何を言われようと、兄の味方だという姿勢を崩さない強い女の子。
私は子供のころ近所にそう言う友達がいたから、その子がとても優しい良い子だったから、ゲイを差別する気持ちを持たずに生きて来られた。
その子は大人になって死を選んでしまったけど・・
だけど、ささやかだけど、その子が私に残した差別をしない心を、その子が生きていた証として大切に持って居たいの。
泣きました。そして笑いました。

先頭 表紙

2016-12-27 ピートと秘密の友達(原題 PETE'S DRAGON)

『ピートと秘密の友達(原題 PETE'S DRAGON)』

製作年 2016年
製作国 アメリカ
配給 ディズニー
監督 デヴィッド・ロウリー
脚本 デヴィッド・ロウリー 、 トビー・ハルブルックス
キャスト
グレース /ブライス・ダラス・ハワード
ピート/ オークス・フェグリー
ジャック /ウェス・ベントレー
ギャヴィン/ カール・アーバン
ナタリー /ウーナ・ローレンス
ミーチャム /ロバート・レッドフォード

思いの外良かった。
少年ピートの愛らしさ、エリオットの賢さ、二人の友情と言う王道的部分も勿論良いけど、ミーチャムとグレース父娘が良い。
嘗てドラゴンに出会い、魅了され、ドラゴンに選ばれなかった父と、幼い頃森に住むことを夢見、森を守りながら森に選ばれなかった娘。
その二人が森に住み、ドラゴンに選ばれた少年の為に協力し、守ろうとする。
その姿は、夢を叶える事が出来ずに諦めた大人が、頑張る子供たちの夢を守り後押ししているようで、凄く感動的でした。
特にミーチャムがトラックのドアを開けて現れるシーンね。
嘗て唯一ドラゴンに出会った彼のエピソードが凄く生きていますよね。

そして久しぶりにwildなKarl Urbanはやっぱり素敵。最初嫌な人かと思われたけど、ちゃんと森でピートを守るし、弟を必死で助けようとするし。
スタートレックのドクター役も良いけど、頼もしいカール・アーバンも好きです♪

最初にピートが久し振りの文明社会で興味を示すのが音楽ですが、それらのカントリーな曲も素敵♪

先頭 表紙

2016-12-27 MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間(原題 MILES AHEAD) と アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(原題 Eye in the Sky)

『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間(原題 MILES AHEAD)』

製作年 2015年
製作国 アメリカ
配給 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
監督 ドン・チードル
脚本 スティーブン・ベイグルマン 、 ドン・チードル
キャスト
マイルス・デイヴィス /ドン・チードル
デイヴ・ブレイデン/ ユアン・マクレガー
フランシス・テイラー /エマヤツィ・コーリナルディ
ジュニア/ キース・スタンフィールド

私は黒人が大好きです。彼らの身体能力や音感や声量は素晴らしくて、惚れ惚れします。
Don Cheadle主演の『Hotel Rwanda』は私の人生を変えた映画の一つと言っても過言ではないのですが、彼はどちらかと言うといつもちょっと頼りない役が多くて。
今回のMILES役は今までにない彼ですね。監督としてもですが。
そして、初々しいジュニア役のKeith Stanfieldって、『ショートターム SHORT TERM 12』のマーカスなんですね!通りで初々しくて可愛いはずだわ。

ジュニアに銃を突きつけながら演奏のアドバイスをしたり、いつの間にか味方になって助けたり、マイルズの音を拾って演奏したり、会話がコードだったり。
何か、音楽の世界に生きている人間だけに通じる言語?同じ楽器を演奏する者だけに有る絆?なのかな・・
それを疎外感を感じながらでも眩しそうに嬉しそうに、見守る記者デイヴ役のEwan McGregorも凄く良かったです。

演奏は素敵。でも彼は他のミュージシャンや芸術家と一緒で結婚には向かないわね。
問答無用で連行される黒人への人種差別がまかり通る時代に、あれだけ人々を熱狂させていた黒人。凄いですね。

『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(原題 Eye in the Sky)』

製作年 2015年
製作国 イギリス
配給 ファントム・フィルム(提供:ファントム・フィルム=ハピネット)
監督 ギャヴィン・フッド
脚本 ガイ・ヒブバード
キャスト
Colonel Katherine Powell /ヘレン・ミレン
Steve Watts /アーロン・ポール
James Willett /イアン・グレン
Carrie Gershon /フィービー・フォックス
Angela Northman /モニカ・ドラン
Lieutenant General Frank Benson/ アラン・リックマン


邦題の通り、安全な場所から将校たちが無人偵察機から攻撃を行うと言う戦争の形。
だけど、現地に一人潜んで身体をはっている現地のスタッフも居るんです。無人機にミサイルを発射させるためのボタンを押す兵士もいるんです。
それぞれに葛藤があり、緊張を強いられる。
戦争を知っていて、何が起こるかを良く知っているからこそ、攻撃をしたい将校たちの障害となるのはその行為が自分の地位を脅かしはしないか、責任を問われはしないか?と保身を考える人たち。
そして、モラリスト。無責任にGOを出す責任者。
罪の無い一人の少女の命か、自爆テロによって失う可能性のある80人余の命か。
数で言えばテロを止めるべきだろうけど、その一人の少女も誰かの大切な娘で。その命を奪うのはテロリストではなく自分たち。
それはとても難しい選択なのはわかる。

だけど、彼らは決して恥ずべき作戦を強行する訳じゃ無い。沢山の命を救う英断を行ったのだ。
そう最後に納得させるフランク・ベンソン中将の説得力ある発言。モラリストをねじ伏せる迫力。
彼は彼で動揺し、ねだられた人形を買って帰る姿の作戦前と作戦後の思いの違いが凄く伝わってくる。
改めて故Alan Rickmanの存在感を突きつけられる作品でした。

だけどこれは戦争なので、どちらが正しいとは言えない。
そしてモラリストの存在もまた不可欠なのです。

先頭 表紙

2016-12-19 ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(原題 ROGUE ONE: A STAR WARS STORY)

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(原題 ROGUE ONE: A STAR WARS STORY)』

製作年 2016年
製作国 アメリカ
配給 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
監督 ギャレス・エドワーズ
脚本 クリス・ワイツ 、 トニー・ギルロイ
キャスト
Jyn Erso /フェリシティ・ジョーンズ
Captain Cassian Andor/ ディエゴ・ルナ
Saw Gerrera /フォレスト・ウィテカー
Galen Erso/ マッツ・ミケルセン
Chirrut Imwe /ドニー・イェン
Director Orson Krennic /ベン・メンデルソン
Baze Malbus /チアン・ウェン
K-2SO /アラン・テュディック
Bodhi Rook /リズ・アーメッド
Darth Vader/ (voice) ジェームズ・アール・ジョーンズ


昔から、SWの異星人たちが怖くて・・ちゃんと見ていないので周囲みたいに騒げないのですが、単品としても観られるように作っています。
勿論、過去作のファンなら更に嬉しい名前やシーンやあれこれが有るのですけど。

戦争映画ですよね。壮大な宇宙戦争。
コレを楽しいと言うのは気が引ける。大変な時代に産まれて、生きている。
子供たちが生きる為に選択肢の無い世界で頑張っていて、あんな時代が未来に来て欲しくはないと思う。
頑張った。ジンもキャシアンも仲間たちも頑張った。
でも、自分の作った兵器で娘が死ぬなんて、嫌だ。希望の為に我が子の命を捧げるなんて、間違ってる。
宗教戦争みたいだわ。
凄く悲しかった。

先頭 表紙

grpPz / Barnypok ( 2017-01-02 09:58 )

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