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まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

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2016-12-18 メタルマクベス Metal Macbeth
2016-12-18 ミス・シェパードをお手本に(原題 THE LADY IN THE VAN)
2016-12-15 シークレット・オブ・モンスター(原題 THE CHILDHOOD OF A LEADER) と メン・イン・キャット(原題 NINE LIVES)
2016-12-13 母の残像(原題 LOUDER THAN BOMBS)
2016-12-08 誰のせいでもない(原題Every Thing Will Be Fine)  と 五日物語 ―3つの王国と3人の女―(原題 IL RACCONTO DEI RACCONTI )
2016-12-01 ブルゴーニュで会いましょう(原題 PREMIERS CRUS) と ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気(原題 FREEHELD)
2016-11-30 2016年11月にスクリーンで見た映画
2016-11-30 ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(原題 FANTASTIC BEASTS AND WHERE TO FIND THEM ) と ブルーに生まれついて(原題 BORN TO BE BLUE)
2016-11-27 ガール・オン・ザ・トレイン(原題 THE GIRL ON THE TRAIN)
2016-11-18 マイ・ベスト・フレンド(原題 MISS YOU ALREADY) と マダム・フローレンス! 夢見るふたり(原題 FLORENCE FOSTER JENKINS)


2016-12-18 メタルマクベス Metal Macbeth

東劇 ゲキシネ 劇団☆新感線

メタルマクベス Metal Macbeth

原作 Original W・シェイクスピア
作 Writer 宮藤官九郎
演出 Director いのうえひでのり

出演 Cast 内野聖陽 松 たか子 森山未來 北村有起哉 橋本じゅん 高田聖子 粟根まこと 上條恒彦 他

今更レビューでもないとは思うのですが、お約束なので。

恐らく、劇団☆新感線は好きな人は大好きだし、ダメな人はダメなんだと思います。後、シェイクスピアの世界観がダメな人もダメかも。

でも、親からTVも漫画も禁止され、音楽はクラシック バレエや古典オペラ絵画展や文学で育った私は、当時何故かどハマりしました。もっと若い頃だったらどうだったか分かりませんが。良い頃合だったのかもしれません。
シェイクスピアが描いた人間の弱さや愚かさや脆さや男気や絆が、皮肉られ、時代に関わらずいつでもどこにでも起こりうることとして、シェイクスピアの時代のものとしてでなく、リアルに感じられると思うのです。

不思議なくらいに原作がちゃんと取り入れられ、上手く当てはまる制作の妙。流石です。

そういう訳で、 ヘビーメタル に全く無縁だった私が、この舞台の中でshoutして歌う王専属歌手の冠くん に魅了されました。でも彼が歌う昭和歌謡メドレー?全然知らないんです。でももう良いですとか誰のために歌ったら良いんだ〜とか、可愛いなぁ…と思いまして。
それから、劇団☆新感線の舞台を見るようになったんですけど。ここでは今よりちゃんと演技?しているんですね。今は歌に専念しているので演技はしないのでしょうか?
一緒に行ったアキテルくんは、殺陣を得意として舞台に立っていた人なので劇団☆新感線の舞台のファンなのですが、これは初見で。 冠徹弥さん思いの外ちゃんと出ていた。良かったね。と言っておりました。

彼は jr役の森山未來さんがお気に入りでしたが、私は 北村有起哉さんという方のグレコが好きです。jrとグレコの変わらない信頼関係も好き。

勿論、橋本じゅ さんの木こり顔や高田聖子さんのママっぷりや粟根まことさんのパール王とバンドのドラムの時のギャップも好きです。

で、今回10年前の作品を堪能した後、冠くん役の冠徹弥さんのヘビーメタルバンド THEe冠のliveがありまして、行ってまいりました。実は前日も行っていました。
思い続けて?(いた訳ではないですが)10年。昨年9月にアキテルくんに初めてライブに連れて行って貰って、その後1人で通いつめています。

あの可愛い冠くんも45歳。すっかり貫禄が出て皆の先輩として歌い続けています。素晴らしい声で。
劇団☆新感線の曲も大好きですが、冠さんが歌うTHE冠の曲もすごく味わい深くて、くだらない事でうじうじ悩む質の私は、バサバサ切り捨てられて、目から鱗で、すっきりして、いつも元気をもらっています。あの頃から…もっと前からですけど、ずっと歌い続けていてくださってありがとうございます。これからもずっと歌っていてくれたら嬉しいです。

上映前と後に、冠さんのコメントが流れるんです。ヘドバンやサークル モッシュは心の中でして…とか。最後にもお手を拝借…って #メロイックサイン させたり。楽しすぎる!明日も見に行こうかな…
そして今日は東劇にTHE冠のライブTシャツで行ってしまった…許してね。

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2016-12-18 ミス・シェパードをお手本に(原題 THE LADY IN THE VAN)

ミス・シェパードをお手本に(原題 THE LADY IN THE VAN)

製作年 2015年
製作国 イギリス
配給 ハーク
監督ニコラス・ハイトナー
脚本アラン・ベネット
キャスト
Miss Shepherd /マギー・スミス
Alan Bennett/ アレックス・ジェニングス
Underwood/ ジム・ブロードベント
Mrs Vaughan Williams/ フランシス・デ・ラ・トゥーア
Rufus /ロジャー・アラム


脚本のAlan Bennettの実体験なんですって。凄いです。住民の寛容さに感心します。内心は迷惑そうなのですが、親は子に差別してはいけないと教え、親切に接します。
偽善かもしれませんけど、独特の親近感を持っています。

教養のある女性が何故ホームレスになったのか…その理由はちょっと切ない。どうしたら音楽のない生活ができるのか…と言う切ない訴え。

劇作家の浮世離れした考え方と自己の捉え方も面白い。そして、平凡な母親の寂しい老後との対比。とても見事です。

そして舞台でも同役を演じているMaggie Smith が見事です。

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2016-12-15 シークレット・オブ・モンスター(原題 THE CHILDHOOD OF A LEADER) と メン・イン・キャット(原題 NINE LIVES)

シークレット・オブ・モンスター(原題 THE CHILDHOOD OF A LEADER)

製作年 2015年
製作国 イギリス ハンガリー フランス
配給 配給:REGENTS 提供:日活、REGENTS
監督 ブラディ・コルベット
脚本 ブラディ・コルベット 、 モナ・ファストボルド
キャスト
ベレニス・ベジョ
ステイシー・マーティン
ロバート・パティンソン
リーアム・カニンガム
トム・スウィート

とても裕福な家庭。でもちっとも幸せそうじゃない。
立派な仕事を持つ父親と、厳しい母親。
そんな両親を静かに厳しい目で評価しているかのような少年の視線。
話を聞かずに力ずくで従わせようとした結果なのか・・
でも当時はどこもそうよね?
同じように育てても同じように育ちはしない。やっぱり持って生まれたものがあると思う。

象徴的な意味を持つシーンがふんだんに織り込まれ目が離せない。
終始暗く冷たいイメージ。
そして本当に美しい顔立ち。だからこそ、無表情が怖い。

メン・イン・キャット(原題 NINE LIVES)

製作年 2016年
製作国 フランス 中国
配給 アスミック・エース
監督 バリー・ソネンフェルド
脚本 グウィン・ルーリー 、 マット・R・アレン 、 ケイレブ・ウィルソン 、 ダニエル・アントニアッツィ 、 ベン・シフリン
キャスト
ケヴィン・スペイシー
ジェニファー・ガーナー
マリーナ・ワイズマン
シェリル・ハインズ
クリストファー・ウォーケン
マーク・コンスエロス
ロビー・アメル

Christopher Walken、The Deer Hunterのミステリアスな雰囲気が印象的ですけど、すっかり怪しいおじさん役が板についていますよねぇ。
Hairsprayのパパも似たような感じでした。
個人的にはGod's Armyのガブリエル役の怪演が好きですけど。
兎に角、そんな怪しそうなお店で買っちゃダメ!・・・って思いますけど、案の定です。
傲慢社長な割に、愛娘に健気に愛されていたり、前妻との息子が凄く良い子だったり。
中途半端です。
猫本来の可愛らしさももっと欲しいな。動きがアニメチックすぎて。

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2016-12-13 母の残像(原題 LOUDER THAN BOMBS)

『母の残像(原題 LOUDER THAN BOMBS)』

製作年 2015年
製作国 ノルウェー=フランス=デンマーク=アメリカ
配給 ミッドシップ
監督 ヨアキム・トリアー
脚本 エスキル・フォクト 、 ヨアキム・トリアー
キャスト
ジーン/ガブリエル・バーン
ジョナ/ジェシー・アイゼンバーグ
イザベル/イザベル・ユペール
コンラッド/デヴィン・ドルイド

どう表現してあげたら良いか解らない。
親の死に様って、生き様と同じくらい子供に影響与えるから。経験していない人にどう話して良いか。
親の自死は、親に捨てられたような気持ち。自分の存在理由を否定されるような気持ち。
これを受け入れて生きて行くのはかなり難しい。

父子は上手く行っていない。でもそれは、仕事人間で子供とどう接していいか解らない父親とは違う。
戦争写真家として戦地に赴く妻に変わって俳優の仕事を辞め家に入り子供たちを見て来た父親。
側に居て良く知っているからこそ、心配な次男への過保護さは、うん。世間の母親の目線だな。

同性の兄弟って、大体上の子にレールが敷かれるでしょ。大体型にはまった真直ぐな道に進むのが長男でしょ。
アウトローな道に進むのってやっぱり次男。
多少冒険しても、ちゃんと堅実に戻ってくる。頼りにされるし。
そんな長男を持った次男は、同じことをしても認められないって本能で知っているのかな?突拍子もない子に育つ気がする。
長男の性格がそう言うタイプじゃ無ければ次男も変わるのかもだけど。
ウチの兄弟も、次男は幼児の頃から本当に理解できなかった。
でもそれが駄目な訳じゃ無く、嫌な訳じゃ無く。
長男との違いに戸惑いながら理解したいと思いながら心配しながら見守っているのよ。
ジーンパパもそう。
だからと言って頼もしい長男を心配していない訳じゃ無い。
我慢していないか?本当にやりたい事をしているか?心配している。親ってそんなもんだ。

母親の秘密を知って、良い子で生きて来たジョナは動揺する。
弟にするアドヴァイスも、とても正論で優しいけど、そんな常識ぶち破って動いちゃうのがコンラッドの次男らしさ。
そして、自分で動いて色々感じる強さを持っている。
そうじゃ無い兄を尊敬しているし、心配している。

それぞれが手探りでイザベルの生き様を知り、死に様を思う。静かに傷付き受け入れながら。
少しずつ寄り添いながら。バランスのとれたよい父子関係だと思うわ。

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2016-12-08 誰のせいでもない(原題Every Thing Will Be Fine)  と 五日物語 ―3つの王国と3人の女―(原題 IL RACCONTO DEI RACCONTI )

『誰のせいでもない(原題Every Thing Will Be Fine)』

製作年 2015年
製作国 ドイツ=カナダ=フランス=スウェーデン=ノルウェー
配給 トランスフォーマー
監督 ヴィム・ヴェンダース
脚本 ビョルン・オラフ・ヨハンセン
キャスト
トマス/ジェームズ・フランコ
ケイト/シャルロット・ゲンズブール
アン/マリ=ジョゼ・クローズ
サラ/レイチェル・マクアダムス

この映画、どうしてメインが3D上映なんだろう・・と思いながら観たのですが、成程・・
とんでもなく映像美に力を入れていますね。
雪のシーンもそうですが、草原のシーン、川沿いの木立を幼い女の子と歩くシーン、庭のシーン、特にラストね。
凄い映像美に思い入れを持って作っている。
個人的に暗闇の中で、電話先の相手が戻ってくるのを待っているシーンの美しさにやられました。
James Francoは画になる。
冷たく感じるくらい冷静な感じとか、でも、少年少女たちには意外と気さくで心を砕いている所とか。
好感持てる。
少年が、彼に依存してしまう気持ちは解る。あの出来事を共有している安心感。
ストーカー化するのってほんの些細な均等の崩れよね。
気を付けよう。


『五日物語 ―3つの王国と3人の女―(原題 IL RACCONTO DEI RACCONTI )』

製作年 2015年
製作国 イタリア=フランス
配給 東北新社=STAR CHANNEL MOVIES
監督 マッテオ・ガローネ
脚本 エドゥアルド・アルビナティ 、 ウーゴ・キーティ 、 マッテオ・ガローネ 、 マッシモ・ガウディオソ
原作 ジャンバティスタ・バジーレ
キャスト
Queen of Longtrellis /サルマ・ハエック
King of Strongcliff/ ヴァンサン・カッセル
King of Highhills/ トビー・ジョーンズ
King of Longtrellis /ジョン・C・ライリー
Imma/ シャーリー・ヘンダーソン
Dora/ ヘイリー・カーミッシェル
Violet /ベベ・ケイヴ
Young Dora/ ステイシー・マーティン

三つの物語で構成されているので一概に言えないのですが、基本、女の性から生まれた歪んだ欲求の代償です。
子供が欲しい女王の物語は、死体に目もくれず目的の物を持ち帰るくらい思い込んじゃう物なのかな・・?
息子を溺愛し、去られ嫉妬に狂い怪物となる母親の姿は、今でも有りそうね。
ちょっと可愛そうでした。
美声の老婆の物語は、Vincent Cassel好色な王様の役が似合い過ぎ。
老婆度胸有り過ぎ。
束の間でも17、8歳の頃に戻れるなら、私も行きたい場所あるわよ。
でも、ちゃんと年相応に身の丈にあった生き方をしていた二人を不幸にしたのは王様の我儘な欲求なのにね。
コレも哀しいわよねぇ・・
父王の思い付きでオーガの嫁にされた王女の物語は、オーガが可愛そう。彼も身の丈に合わない物を望んで不幸になるんだけど、扱いは乱暴だけど、王女を大事にはしているわよね。
ちゃんと飼いならしたら可愛いと思うの。忠実な僕で。
逞しい王女も嫌いじゃないけど。
後の民話、おとぎ話に多大な影響を与えていると言う五日物語。本当にダークで子供に見せられないおとぎ話ね。
人間の欲求は昔も今も変わらないのよね。

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2016-12-01 ブルゴーニュで会いましょう(原題 PREMIERS CRUS) と ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気(原題 FREEHELD)

『ブルゴーニュで会いましょう(原題 PREMIERS CRUS)』

製作年 2015年
製作国 フランス
配給 クロックワークス アルバトロス・フィルム
監督 ジェロール・ル・メール
脚本 レミ・ブザンソン 、 ヴァネッサ・ポルタル 、 ジェロール・ル・メール
キャスト
ジェラール・ランヴァン
ジャリル・レスペール
アリス・タグリオーニ
ローラ・スメット

映像は凄く魅力的でした。果てしない葡萄畑、瑞々しい葡萄、ワイナリー、働く人々、そして料理。

・・・なのですが、一言でいえば、上手く行き過ぎ。
田舎が嫌で家を飛び出した息子が、評論家として成功して、稼業の危機を救う為に帰郷して主導権握ってワイン作りを行う。
頑張って守って来た人たちがそんなにあっさり受け入れられる?
恋も仕事もあんなに思い通りじゃ人生楽しくないでしょ。・・・と思いました。

『ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気(原題 FREEHELD)』

製作年 2015年
製作国 アメリカ
配給 松竹
監督 ピーター・ソレット
脚本 ロン・ナイスワーナー
キャスト
ジュリアン・ムーア
エレン・ペイジ
マイケル・シャノン
スティーヴ・カレル


同性愛者だという事を隠し、肩身の狭い思いで生きて来たローレルは、妙齢なのに、凄く奥手で可愛らしい。
大分年下のステイシーの方が、余裕が有ってリードしている感じ。
置かれている立場もあるのでしょうけど。
だけど何だか、歳の差関係無くパートナーとなれる二人が微笑ましくて、羨ましく思えました。
どちらも相手を守ろうとしている。

個人を見ないお役所仕事がもどかしいし、体面気にして動かない同僚たちが腹立たしい。
ゲイでいけない?誰も愛せないより全然良いと思うわ。
そもそも同性愛って古代からあって、異性だと世継ぎ問題が起きるから、愛人は同性で・・って言う王家も有ったのよ。
生産性が無いから?常に存在していた物を少数だからとタブーと言う定義を決めたのも人間よね。その定義がそもそも間違っていたら?
誰が責任取れるの?
人種差別とか、身分制度とか、男女差別とか、そう言う物と同じように、人間が自分の手で変えて行くしかないでしょ。
四の五の言わずに話を聞け!と私は思います。

パートナーの為に戦ったけど、それは沢山のゲイカップルの未来を変えた。
もう、ボロボロに泣きました。
Steve Carellって、こう言うしつこくてウザい役ぴったり。だけど真面目な顔してfunnyで頼もしい。

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2016-11-30 2016年11月にスクリーンで見た映画

2016年11月にスクリーンで見た映画は16本

○ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(原題 FANTASTIC BEASTS AND WHERE TO FIND THEM )
 ブルーに生まれついて(原題 BORN TO BE BLUE)
 ガール・オン・ザ・トレイン(原題 THE GIRL ON THE TRAIN)
○マイ・ベスト・フレンド(原題 MISS YOU ALREADY)
 マダム・フローレンス! 夢見るふたり(原題 FLORENCE FOSTER JENKINS)
○シーモアさんと、大人のための人生入門(原題 SEYMOUR: AN INTRODUCTION)
 ジャック・リーチャー NEVER GO BACK(原題 JACK REACHER: NEVER GO BACK)
☆君が生きた証(原題 RUDDERLESS)
 ジュリエッタ(原題 SILENCIO)
 エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に(原題 EVERYBODY WANTS SOME!! )
 コンカッション(原題Concussion)
 92歳のパリジェンヌ(原題La derniere lecon)
○手紙は憶えている(原題Remember)
 胸騒ぎのシチリア(原題A Bigger Splash)
 ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期(原題 BRIDGET JONES'S BABY)
 インフェルノ(原題 INFERNO)

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2016-11-30 ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(原題 FANTASTIC BEASTS AND WHERE TO FIND THEM ) と ブルーに生まれついて(原題 BORN TO BE BLUE)

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(原題 FANTASTIC BEASTS AND WHERE TO FIND THEM )』

製作年 2016年
製作国 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザース映画
監督 デヴィッド・イェーツ
脚本 J・K・ローリング
キャスト
ニュート・スキャマンダー /エディ・レッドメイン
ティナ・ゴールドスタイン/キャサリン・ウォーターストン
ジェイコブ・コワルスキー /ダン・フォグラー
クイニー・ゴールドスタイン /アリソン・スドル
クリーデンス・ベアボーン/エズラ・ミラー
メアリー・ルー・ベアボーン/サマンサ・モートン
パーシバル・グレイブス/コリン・ファレル

これはもう、四の五の言わずに観るしかないでよ?
J・K・ローリングの世界。
ニュート・スキャマンダーの頼もしいのかそうじゃ無いのか分からない憎めないキャラ。
ノーマジながら勇気ある行動を見せる冴えない男のジェイコブ・コワルスキーも魅力的。
でもなにより凄く可愛くて魅力的ながら、人の心が読めてしまう為に、凄く繊細で人を外見では無く内面で見るクイニーが好きです。
動物たちもそれぞれ魅力的ですし、ゴブリンや屋敷しもべたちがNYらしく生きていて新鮮。

そしてColin Farrellを捨て駒に使う豪快さ。

隠し玉があるとは聞いていたのですが、良くあんな人の出演を隠していたなぁ。
ギャラ高いだろうし、客寄せにもさせずに。まぁ、続き物だから次からの宣伝材料にするのかな?そんな材料無くても一話は売れる!;つて自信の表れかな?
撮影中も編集中もPR中も洩れなかったって、凄いわ。


『ブルーに生まれついて(原題 BORN TO BE BLUE)』

製作年 2015年
製作国 アメリカ=カナダ=イギリス
配給 ポニーキャニオン
監督/脚本 ロバート・バドロー
キャスト
Chet Baker /イーサン・ホーク
Jane / Elaine /カーメン・エジョーゴ
Dick Bock /カラム・キース・レニー
Chesney Baker Sr. /スティーヴン・マクハティ
Vera Baker/ ジャネット・レイン・グリーン
Danny Friedman /ダン・レット
Miles Davis /ケダー・ブラウン
Dizzy Gillespie/ ケヴィン・ハンカード

これしかない・・って言う物がある人は凄いと思う。
もう無理・・と言われながら、それでもステージに立てる演奏法を身に付けた彼の執念?諦めない才能?
凄いわ。
だから、最後の選択はね、そうなのかなって思う。
その直前の彼女の選択が無かったら、もしかしたら変わっていたかもね?
でも、芸術家って・・特に音楽家って、麻薬に溺れる人多い物ねぇ。

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2016-11-27 ガール・オン・ザ・トレイン(原題 THE GIRL ON THE TRAIN)

ガール・オン・ザ・トレイン(原題 THE GIRL ON THE TRAIN)

製作年 2016年
製作国 アメリカ
配給 東宝東和
監督 テイト・テイラー
脚本 エリン・クレシダ・ウィルソン
原作 ポーラ・ホーキンズ
キャスト
Rachel Watson /エミリー・ブラント
Anna Watson /レベッカ・フェルグソン
Megan Hipwell/ ヘイリー・ベネット
Tom Watson /ジャスティン・セロー
Scott Hipwell /ルーク・エヴァンス

どちらかと言うと、凛とした知的な雰囲気の役が多いEmily Bluntが壊れて崩れ落ちそうなアル中の女性を演じている。
危なげで信用できない。周囲の皆がそう思っている。
過去の騒動から。
そして二つの幸せな家庭。強かな金髪美女妻たち。
sexyでhandsomeな旦那様。素敵な家。
だけどそんなの外から見る程良い物じゃない・・
それが良く解る。
最低の男なんて外から見たら解らない。電車で時々一緒になる平々凡々なおじさんが、意外と紳士だったり。
レイチェルは、実は別れられてluckyだったのよ。さっさと立ち直って先に進んだ方が良いわ。
中々解放してくれない男も居るんだから。

何を信じて良いのかわからないまま話は進み、守ろうと戦おうとする強さに感動し、男の横暴さには悔しさしかない。

そんな中、謎の分析医役のÉdgar Ramírez。途中一瞬母国語で話すんですけど、彼が母国語を話すシーンはいつのsexyで大好きです。
今回も素敵でした♪

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2016-11-18 マイ・ベスト・フレンド(原題 MISS YOU ALREADY) と マダム・フローレンス! 夢見るふたり(原題 FLORENCE FOSTER JENKINS)

マイ・ベスト・フレンド(原題 MISS YOU ALREADY)

製作年 2015年
製作国 イギリス
配給 ショウゲート(提供 博報堂DYミュージック&ピクチャーズ=テレビ東京)
監督 キャサリン・ハードウィック
脚本 モーウェナ・バンクス
キャスト
Jess /ドリュー・バリモア
Milly /トニ・コレット
Kit /ドミニク・クーパー
Jago /パディ・コンシダイン
Jill the Wigmaker /フランシス・デ・ラ・トゥーア
Miranda /ジャクリーン・ビセット
Ace/ タイソン・リッター

Drew BarrymoreもToni Colletteも大好きな女優です。
Toniはどちらかと言うと真面目で堅物な役が多かった気がしますが、ミリーは凄く自由奔放。
でも素敵な旦那様と可愛い子供たちが居て、親友の為にも尽力して、仕事もバリバリこなす。
凄く凄く格好良い女性。
そんな彼女が癌になる。
女の親友って、素敵だけど時に重い。
環境や立場が変わると付き合う相手も興味を持つ事柄も変わるから。難しいよね・・
ジェスとミリーもそう。すれ違う。誰よりも大事だけど、だからこそ取り返しのつかない喧嘩もする。
私にも5歳から今でも付き合っている幼馴染が居るけど、幼稚園から高校まで一緒の学校だったけど、彼女はいつも決して親友じゃ無かった。
親友は別にいた。
色々な事を一緒に体験したけど。
それでも、付き合いが続いている唯一の昔馴染みかな。
女友達って、その位の温度が良いのかもしれない。

勿論凄く泣いた。
直らないと解って居ても、不安でお酒におぼれても、幼い子供たちの為に最後まで戦ったミリーはやっぱり格好良い。
昨今の流行りの尊厳死に真っ向から戦いを挑むような映画。
うん。そう言う生き方も尊敬する。私には無理だけど。
2人がヨークシャー・ムーアへの旅行で喧嘩別れして帰路に着く時に流れる曲が素敵。

だけど、私は平原綾香さんと言う方を知らないし、彼女の事も歌もどうこう言うつもりはないのですが、洋画のエンディングを日本人の歌にに差し替えるのは止めて欲しい。
最後まで、作られたまま見せて下さい。


マダム・フローレンス! 夢見るふたり(原題 FLORENCE FOSTER JENKINS)

製作年 2016年
製作国 イギリス
配給 ギャガ
監督 スティーヴン・フリアーズ
脚本 ニコラス・マーティン
キャスト
Florence Foster Jenkins/ メリル・ストリープ
St Clair Bayfield/ ヒュー・グラント
Cosme McMoon /サイモン・ヘルバーグ
Kathleen /レベッカ・フェルグソン
Agnes Stark/ ニナ・アリアンダ

偉大なるマルグリット(原題 MARGUERITE) のモデルになったマダム・フローレンスの実話物です。
社交界の華のマダム・フローレンスをMeryl Streepがとても繊細に可愛らしく演じています。
正直、私も音痴の部類なので辛い。でもMeryl Streep自身は歌える人なので、それが垣間見えましたね。
凄く不思議な愛の形で、決して幸せな人生を送って来た訳では無い彼女が幸せそうにしている姿はとても守ってあげたくなりますね。
そういう人たちに支えられて、幸せですね。

先頭 表紙


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