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まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2016-10-13 アイ・ソー・ザ・ライト(原題 I SAW THE LIGHT) と ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ(原題 GENUIS )
2016-10-11 人間の値打ち(原題 IL CAPITALE UMANO)
2016-10-06 イエスタデイ(原題Beatles) と ラスト・ウィッチ・ハンター原題The Last Witch Hunter
2016-10-03 イレブンミニッツ 11minut
2016-09-29 2016年9月にスクリーンで見た映画
2016-09-28 ある天文学者の恋文(原題 LA CORRISPONDENZA)
2016-09-27 トレジャー オトナタチの贈り物。(原題 COMOARA) と 歌声にのった少年(原題Ya Tayr El Tayer)
2016-09-26 ハドソン川の奇跡(原題Sully) と BFG ビッグ・フレンドリー・ジャイアント(原題The BFG)
2016-09-25 白い帽子の女(原題By the Sea)
2016-09-23 太陽のめざめ(原題La tete haute)


2016-10-13 アイ・ソー・ザ・ライト(原題 I SAW THE LIGHT) と ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ(原題 GENUIS )

『アイ・ソー・ザ・ライト(原題 I SAW THE LIGHT)』

製作年 2015年
製作国 アメリカ
配給 カルチャヴィル=ローソン HMV エンタテイメント
監督 マーク・エイブラハム
脚本 マーク・エイブラハム
原作 コリン・エスコット 、 ジョージ・メリット 、 ウィリアム・マキューウェン
キャスト
ハンク・ウィリアムス/ トム・ヒドルストン
オードリー・ウィリアムス/ エリザベス・オルセン
フレッド・ローズ /ブラッドリー・ウィットフォード
リリー・ウィリアムス /チェリー・ジョーンズ
ビリー・ジーン/ マディー・ハッソン
ボビイ・ジェット /レン・シュミット

1950年代後半に“キング・オブ・カントリー”と称されたハンク・ウィリアムスの伝記movie。
こういう歌手や芸術家の伝記物って、総じて主人公が不幸そうで、観ていて辛くなる。
そうで無いと物語として成立しないのかもだけど、今までは痛々しいながらも受け入れていられたのだけれど、日本の現代のアーティストもそうかなぁ‥?と思うと辛い。
歌っている時は幸せそうなのに。
それにしても29歳は早いね・・ファンは辛かったね・・
上映終了後に拍手が起こったんですよ。そして観客も高齢の方が多かった。
きっと、ファンだったんでしょうね・・

Tom Hiddlestonに惹かれて見に来てごめんなさい。でも、彼が出ていなくても見たと思いますけど。


『ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ(原題 GENUIS )』

製作年 2016年
製作国 イギリス
配給 ロングライド(提供:KADOKAWA=ロングライド)
監督 マイケル・グランデージ
脚本 ジョン・ローガン
原作 A・スコット・バーグ
キャスト
Max Perkins /コリン・ファース
Thomas Wolfe /ジュード・ロウ
Aline Bernstein /ニコール・キッドマン
F. Scott Fitzgerald /ガイ・ピアース
Louise Perkins/ ローラ・リニー
Ernest Hemingway /ドミニク・ウェスト

39歳で急逝した天才作家の伝記物。
Thomas Wolfeは、オスカー・ワイルドでJude Lawが演じたアルフレッド・ダグラスみたいです。
作り物の様な端正なお顔立ちですけれど、ここ数年の彼は美しいだけの俳優じゃなくて面白みが有りますよね。
何年か前に来日した時に、名乗った後にペンが必要になった彼に「Mari、ペンを貸して」って(英語で)言われて。
あ〜こういう時のひと手間が、彼がモテる要因なんだろうなぁ‥と思いました。
残念ながら私のタイプでは無いので惚れませんでしたけど。
導くMax役のColin Firthもこう言う指導者的立場凄く似合います。見つめる目が優しいですし。
Nicole Kidmanの美しく、気位が高く、狂気に落ちる役がまた、上手いです。

後は作品をああやってチェックされるハラハラ感。凄く良く解る。神経に来るわ。
言い回しとか、凄く素敵で、編集する前の彼の言葉の数々を読んでみたくなりました。

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2016-10-11 人間の値打ち(原題 IL CAPITALE UMANO)

人間の値打ち(原題 IL CAPITALE UMANO)

製作年 2013年
製作国 イタリア
配給 シンカ
監督 パオロ・ヴィルズィ
脚本 パオロ・ヴィルズィ 、 フランチェスコ・ブルーニ 、 フランチェスコ・ピッコロ
原作 ステファン・アミドン
キャスト
カルラ/ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ
ディーノ/ファブリッツィオ・ベンティヴォリオ
セレーナ/マティルデ・ジョリ
ジョヴァンニ・ベルナスキ/ファブリツィオ・ジフーニ
ロベルタ/ヴァレリア・ゴリノ

経済格差のある三つの家庭が出てくるのですが、その誰も幸せそうじゃないのが印象的。
幸せになろうと思えばなれるのに、それを手放そうとしているディーノが印象的。
お金持ちのBFが居ても愛が無かったら幸せじゃないって娘は知っているのにね。

結局愛より自分の存在価値より、現状を受け入れて裕福な生活の方を選ぶ人は選ぶし、どんな逆境でも愛を選ぶ人は選ぶし。
まぁ、女性の場合年齢も関係して来るだろうけど。

その人間の値打ちを示す一つ方法。お金に換算する。
それだけで値打ちが決まるなら、私の値打ちはほぼ無いです。ちょっと虚しい。

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2016-10-06 イエスタデイ(原題Beatles) と ラスト・ウィッチ・ハンター原題The Last Witch Hunter

イエスタデイ(原題Beatles)

製作年2014年
製作国ノルウェー
配給マクザム
監督ペーテル・フリント
原作ラーシュ・ソービエ・クリステンセン
脚本アクセル・ヘルステニウス
キャスト
キム/ルイス・ウィリアムズ
セブ /ホーバール・ジャクウィッツ
オラ/ハルボー・シュルツ
グンナー /オレ・ニコライ・ヨルゲンセン
セシリア /スサン・ブーシェ
ニーナ/エッマ・ウェーゲ

Beatlesの曲を聞きながら、4人の男子高校生の甘酸っぱい青春を体感する。
仲間が居て、音楽が有って、家族が居て、それぞれ悩みもあって、女の子が居て。
中々恵まれていると思います。
だけど男の子って解らないわよね。
そこで、そんなのと踊ってたり、屋根に登ったりしている場合じゃないでしょ!行動する所!って思うのに。

そう言えば、以前某バンドでギターを弾いている某氏と、「一つの状況で、男女でこんなに考えて居る事が違う」・・と言う検証の話になったのですが、そこは言って欲しいでしょ!と私が言う場面で、その場面で男は言えないんんだって!と言われ、何で!?って思いました。
だってあんなツンデレの子が、あんなに頑張って行動しているのに?何を悩む?何で好かれてるって分からない?
そこは強気で行ってあげてよ。って途中ハラハラします。
大体、あの幼馴染君はゲイでしょ?カミングアウトはしていないけど、そう言う流れでしょ?

そう言うのが分からないのが男なのか‥?某氏に言わせたらそう言う事なのかな?

後、楽器とスタジオにバンドを目指している少年たち残して立ち去って、触るな!が通用すると思う大人たち、甘いでしょ?
私でもドラム叩いてみたくなる♪楽しそうだったもんねぇ♪

凄く上手な訳じゃ無いけど、一生懸命で、大好きが伝わって来て、健気で、可愛い少年たちでした。


ラスト・ウィッチ・ハンター原題The Last Witch Hunter

製作年2015年
製作国アメリカ
配給プレシディオ
監督ブレック・アイズナー
脚本コリー・グッドマン
キャスト
コールダー/ビン・ディーゼル
37代目ドーラン/イライジャ・ウッド
36代目ドーラン/マイケル・ケイン

過去の、髪も髭もある役のVin Dieselが凄く新鮮でした。普段のイメージが強すぎて。
現代になってちょっとホッとした。そう、これこれ!って。
世界中のあちこちに魔女は人間に混じって存在していて、でも協定が有って悪さはしていない。
そんな世界。
悪い魔女が目覚めるのを阻止するって、それは良く有りそうな設定ですが、悪さをしていない魔女たちの生き様が個性的で中々面白いです。
結構グロいですけどね。

リジー演じる37代目ドーランが巨大蜘蛛から逃げ惑う姿は、そこで戦うのはフロドじゃなくてサムじゃないとね!・・・と思っちゃいますね。

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2016-10-03 イレブンミニッツ 11minut

前職場でミーティング、同僚とランチ後、 舞浜 ikspiari で 映画 イレブンミニッツ 11minut

製作年2015年
製作国ポーランド・アイルランド合作
配給 コピアポア・フィルム
監督/脚本 イエジー・スコリモフスキ
キャスト
リチャード・ドーマー映画監督
ボイチェフ・メツファルドフスキ夫
パウリナ・ハプコ妻
アンジェイ・ヒラホットドッグ屋の主人
 ダビド・オグロドニクバイク便の男
 ヤン・ノビツキ画家
 ウカシュ・シコラ少年
 イフィ・ウデ犬を連れた女

17:00から17:11までの11分間を色々な人の視点から描いているのですが、う〜んなんでこの映画を撮ろうと思ったんだろう。訴えかけてくるものが無いんですけど。
11分間の中で皆それぞれの生活があって、それぞれが色々な思いをします。
何をしていても、どんな人でも、平等に起こり得ることは起こるってことかな。
空に現れた黒点の存在意義が薄くて残念ですけど。

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2016-09-29 2016年9月にスクリーンで見た映画

2016年9月にスクリーンで見た映画

今月は18本でした。

○ある天文学者の恋文(原題 LA CORRISPONDENZA)
 トレジャー オトナタチの贈り物。(原題 COMOARA)
 歌声にのった少年(原題Ya Tayr El Tayer)
○ ハドソン川の奇跡(原題Sully)
 BFG ビッグ・フレンドリー・ジャイアント(原題The BFG)
 白い帽子の女(原題By the Sea)
 太陽のめざめ(原題La tete haute)
 コロニア(原題 COLONIA)
 エル・クラン(原題 EL CLAN )
☆グリーンルーム原題 GREEN ROOM
 ナイスガイズ!(原題The Nice Guys)
 グッバイ、サマー(原題 MICROBE ET GASOIL)
 スーサイド・スクワッド(原題 SUICIDE SQUAD)
 キング・オブ・エジプト(原題 GODS OF EGYPT)
 アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲(原題 UN+UNE)
 アスファルト(原題 ASPHALTE)
 セルフレス/覚醒した記憶(原題 SELF/LESS)
 グランド・イリュージョン 見破られたトリック(原題 NOW YOU SEE ME 2 )

VBB三回見たり、liveに行ったり、野球観戦に行ったり、一周忌法要で和歌山に行ったりした割に時間作れました。
あ。仕事してないのか・・

今年に入ってからの合計は146本。かなり取りこぼしが有って悲しい・・でもこれ以上時間作れない・・

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2016-09-28 ある天文学者の恋文(原題 LA CORRISPONDENZA)

ある天文学者の恋文(原題 LA CORRISPONDENZA)

製作年 2016年
製作国 イタリア
配給 ギャガ
監督/脚本 ジュゼッペ・トルナトーレ
キャスト
Amy Ryan /オルガ・キュリレンコ
Ed Phoerum /ジェレミー・アイアンズ
Victoria/ ショーナ・マクドナルド
Ottavio /パオロ・カラブレッシ
Angela /アンナ・サヴァ
Mamma di Amy /イリーナ・カラ


亡くなった愛する人から常に手紙やプレゼントが届く・・・このテーマはここ数年良く見る。目新しくはない。
自分が居なくなってしまったらどうなってしまうだろう・・と思わせるほど自分に依存をしている恋人や配偶者を持つ人が多いのかな。
『P.S.アイラブユー』が最高だと思っている。
逆から見たら『死ぬまでにしたい10のこと』。
幼い子供を残して逝く親からしたら当然望むことよね。その子の未来に寄り添って居たいと。
幼く無くても、親の死は辛い。自分の存在意義が揺らぐ。
死に方に依っては更に。
父を失ったエミィの過去の心の傷は相当だと思う。
でも私の物も相当だ。私はあなたの安らぎでは無かったか?と父と自分自身に問いただしながら生きている。

この物語の逝く恋人は天文学者。とてつもなくロマンティスト。
お金持ちだし。仕掛ける事が大きい。

恋人にだけじゃなく、幼い息子にもメッセージを残しているのだけれど、恋人と同じ年の娘にはどうかな。何も残して居ない気がする。酷いな。
彼の婚姻関係がどういう状態だったのかは解らないけど、離婚が成立していないのだとしたら、どんなに真実の恋と言われても卑怯にしか思えない。
そこが残念。

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2016-09-27 トレジャー オトナタチの贈り物。(原題 COMOARA) と 歌声にのった少年(原題Ya Tayr El Tayer)

トレジャー オトナタチの贈り物。(原題 COMOARA)

製作年 2015年
製作国 ルーマニア=フランス
配給 ファインフィルムズ
監督/脚本 コルネリュ・ポルンボユ
キャスト
コスティ/ クジン・トマ
アドリアン /アドリアン・プルカレスク
コルネル /コルネリュ・コズメイ

冒頭からビックリなんですけど、友人でも無い、ただ同じアパートの住民だと言う程度の顔見知りに持ちかける話ですか‥?
最初の話は断ったのに、漠然とした次の話にはつい乗ってしまうのは男のロマンからなのでしょうか?
お国柄かな・・?

思いがけず始まった宝探し。
でも話を聞けば意外と有り得るかも・・な曽祖父の過去。探索も地道で意外と堅実・・
鍵師も警官も何となくワクワクしている。
出てきたものは男のロマンと言うより、かなり現実的なお宝で、でも上手く行き過ぎな位有り難い展開じゃない?と思うのを、その次のコスティの行動でうん、有りだよね。と頷きたくなるラスト。
こう言う話も、夢が有って良い。地味だけど。

歌声にのった少年(原題Ya Tayr El Tayer)

製作年2015年
製作国パレスチナ
配給アルバトロス・フィルム
監督/脚本ハニ・アブ=アサド
キャスト
タウフィーク・バルホーム
ナディーン・ラバキー
ムハンマド・アッサーフ

産まれる国や環境は選べないけれど、子どもたちはどこの国でもどんな境遇でも変わらず夢を見るのね。
例え故郷を奪われても、がれきの街で暮らしていても。
そして、どこの国でも歌がある。歌を楽しめる。それって良いですよね。

アメリカンアイドルのエジプト版な番組が有るのね〜そりゃあ、皆さん目指すわよね。
実話の映画化ですから、感動的です。

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2016-09-26 ハドソン川の奇跡(原題Sully) と BFG ビッグ・フレンドリー・ジャイアント(原題The BFG)

『ハドソン川の奇跡(原題Sully) 』

製作年2016年
製作国アメリカ
配給ワーナー・ブラザース映画
監督クリント・イーストウッド
原作チェズレイ・サレンバーガージェフリー・ザスロー
脚本トッド・コマーニキ
キャスト
チェズレイ・“サリー”・サレンバーガー /トム・ハンクス
ジェフ・スカルズ/アーロン・エッカート
ローリー・サレンバーガー/ローラ・リニー

2009年にN.Y.で実際に有った事故の話です。
コレはとても善良な映画。
悪は無い。
人々の善意の話です。
善良過ぎてつまらないと思う人が居るかもしれませんけど。
そのぐらいの偉業と称える映画なのでしょう。
色々な普通の人、誰かの家族155名が乗り合わせた国内線の飛行機。
最悪のトラブルで、155名全員が無事生還したと言う奇跡。
エンジンが2基とも停止して、それでも冷静に行動した機長と副機長。
それでも調査を受ける義務がある。そこは凄く口惜しいのですけど、でもそれ以上の結果が待っていますから。
そう言う結果を生んだ行動だったのですから、素直に称賛しましょう。

最初に事故の結果が明らかになっている中での回想なのですが、それでもハラハラします。

それにしても、鳥最強。あれでエンジン停止するってやっぱり飛行機は怖いです。

『BFG ビッグ・フレンドリー・ジャイアント(原題The BFG)』

製作年2016年
製作国アメリカ
配給ディズニー
監督スティーブン・スピルバーグ
原作ロアルド・ダール
脚本メリッサ・マシスン
キャスト
BFG /マーク・ライランス
ソフィー/ルビー・バーンヒル
女王/ペネロープ・ウィルトン
メアリー/レベッカ・ホール
ティブス/レイフ・スポール

ファンタジーなのに、英国王室や英軍がヘリで戦う現代との融合が凄く奇妙な感じです。

そして英国王室、女王、懐深くて臨機応変で凄いです。
巨人はトロルみたいですね。その中でBFGはかなり変り種です。
メガネのヒロインも結構珍しいと思うのですが、少女ソフィー中々可愛いです。

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2016-09-25 白い帽子の女(原題By the Sea)

白い帽子の女(原題By the Sea)


製作年2015年
製作国アメリカ
配給ビターズ・エンド、パルコ
監督/脚本 アンジェリーナ・ジョリー・ピット
キャスト
ヴァネッサ /アンジェリーナ・ジョリー・ピット
ローランド /ブラッド・ピット
レア/メラニー・ロラン
フランソワ /メルビル・プポー
ミシェル/ニエル・アレストリュプ
パトリス/リシャール・ボーランジェ

かなり厄介な女ですね。ヴァネッサは。
自分が美しくて、特別で、幸せで居る事が当然だと理解している。
優しくもなれるし、とてつもなく残酷にもなれる。その的確な方法も知っている。
そして、美しさ故に許される事も。

本当に、どこを取っても美しい。
少女のように儚げだったり、perfectに着飾った時には誰よりも堂々と人目を引く。
メイクが崩れ、パンダ目になっても尚。

そんな彼女だからこそ、望んだモノが得られない事が許せない。
そこから崩れ落ちた自分の幸せが受け入れられない。
リセットしたい。その権利がある。でも、思い知る。どんな人間にも平等に訪れる加齢が例外なく自分にも有る事を。
新婚で輝いている隣の部屋の二人。
豊かさでも美しさでも勝っていても、あの怖いもの知らずな無邪気さ、輝きは取り戻せない事。
それ故の葛藤ね。壊してしまいたい。でも輝きを取り戻せないならこの関係で元の美しさを取り戻す方がマシ。
でもそれが出来ない心の傷。

正直、私の立場で彼女の苦しみをどうこう言う事は出来ないのですが、その苦しみが大したことない物だとは思いませんけど、そういう人、沢山居るのよね。私の身近にも居る。
だけど、そこまでなっている?皆苦しんで、前に進んでないかな?
勿論悔しいし、辛いし、って思いをしてだと思うけど。
支えてくれる旦那様も居るのに。
そこまで醜悪になれるものか。
・・と思いながら、そんなヴァネッサが嫌いではない。
むしろ、正論で彼女を離さないローランドの気持ちが重くて怖い。
そんな二人を見事に演じたアンジ―とブラピは凄い。
けど、離婚騒動の真っただ中の二人の姿が重なって見えたな。

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2016-09-23 太陽のめざめ(原題La tete haute)

太陽のめざめ(原題La tete haute)

製作年2015年
製作国フランス
配給アルバトロス・フィルム、セテラ・インターナショナル
監督/脚本エマニュエル・ベルコ
キャスト
ブラック・フローランス判事/カトリーヌ・ドヌーブ
ドフェランド・マロニー/ロッド・パラ
ヤン /ブノワ・マジメル
マロニーの母親 /サラ・フォレスティエ
テス/ディアーヌ・ルーセル

威厳と貫禄たっぷりの厳しい判事があの麗しいCatherine Deneuveだと思うと加齢って凄いな〜と感心しますが、お顔だけじゃなく良い女優だったと言うことよね。

マロニーがああなのは、産まれ持ったものなのか、あの母親だからなのか。
でもママが大好きで会いたいと泣くし、守ろうとしているし、心を開く相手もいる。

本当に彼が変われたかどうかは、解らないけど。家族愛は有るんじゃないかな。
うん、でも、17歳。軽率だよ?

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