himajin top
まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2016-08-10 ハイ・ライズ(原題 HIGH-RISE) と ロング・トレイル!(原題 A WALK IN THE WOODS)
2016-08-04 ターザン:REBORN(原題 THE LEGEND OF TARZAN)
2016-08-03 X-MEN:アポカリプス(原題 X-MEN: APOCALYPSE)
2016-08-02 ウィ・アー・ザ・ベスト!(原題 Vi är bäst!) と 生きうつしのプリマ(原題 DIE ABHANDENE WELT)
2016-07-30 2016年7月にスクリーンで見た映画
2016-07-29 パーフェクト・ルーム(原題 THE LOFT)
2016-07-28 キンキーブーツ;kinkyboots
2016-07-28 プロヴァンスの休日(原題 AVIS DE MISTRAL)
2016-07-27 トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(原題 TRUMBO) と ヤング・アダルト・ニューヨーク(原題 WHILE WE'RE YOUNG)
2016-07-26 ミモザの島に消えた母(原題 BOOMERANG)


2016-08-10 ハイ・ライズ(原題 HIGH-RISE) と ロング・トレイル!(原題 A WALK IN THE WOODS)

ヒューマントラストシネマ渋谷で映画2本
 
『ハイ・ライズ(原題 HIGH-RISE)』
製作年 2015年
製作国 イギリス
配給 トランスフォーマー
監督 ベン・ウィートリー
脚本 エイミー・ジャンプ
原作 ジェームズ・グラハム・バラード
キャスト
トム・ヒドルストン
ルーク・エヴァンス
ジェレミー・アイアンズ
シエナ・ミラー
エリザベス・モス

かなりcrazyです。
40階建ての無機質で様々な施設も完備された裕福層向けのタワーマンション。
上層階に行くほど階級が上がる。そして産まれる確執。
文明社会に慣れた人間が、電力を失うといかに非力か解ります。
秩序が無くなり、収拾がつかない。中は生々しい廃墟なのに、そこからスーツを着て高級車に乗って仕事に行く人々。
そして逃げ出さずそこに帰ってくる不思議。
「このタワーの最高の調度品」と言われる住人ラング役のTom Hiddlestonの魅力は堪能できます。
同じように男前で売っているLuke Evansの変貌ぶりには目を見はりますが。
更に渋いJeremy Ironsです。女優陣も含めてかなり豪華な俳優陣。
それがこのcrazyさを演じたと思うと驚きです。

かなり冷静に残酷ですし、退廃的なシーンも多いです。後動物愛護団体には見せられません。


『ロング・トレイル!(原題 A WALK IN THE WOODS)』

製作年 2015年
製作国 アメリカ
配給 ツイン
監督 ケン・クワピス
脚本 ビル・ホールダーマン
原作 ビル・ブライソン
キャスト
Bill Bryson /ロバート・レッドフォード
Stephen Katz /ニック・ノルティ
Catherine Bryson/ エマ・トンプソン

アパラチアン・トレイル踏破 この手のストーリー最近多いですね。
文明社会で自分を見失っている人が多いのかな。
嘗ての友と40年ぶりに再会。衰えた体力。募る思い出話。
最後にもう一度一緒に冒険したい・・って気持ちが凄く解る気がします。
兎に角自然は雄大で、博識なビルと歩くのは楽しいだろうなぁ‥と思います。
田舎育ちですから。手つかずの自然の中で産まれ育ちましたから、山歩きは良くしました。父と。
植物にとても詳しかったし、地層とかは専門分野だし。楽しかったな・・
でもあの距離は体力無くて無理ですよ。迷子にもなりそう。
父と一緒だったら良いですけどね。

先頭 表紙

2016-08-04 ターザン:REBORN(原題 THE LEGEND OF TARZAN)

舞浜イクスピアリで『ターザン:REBORN(原題 THE LEGEND OF TARZAN)』


製作年 2016年
製作国 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザース映画
監督 デヴィッド・イェーツ
脚本 アダム・コザド 、 クレイグ・ブリュワー
原作 エドガー・ライズ・バロウズ
キャスト
アレキサンダー・スカルスガルド
マーゴット・ロビー
サミュエル・L・ジャクソン
クリストフ・ヴァルツ


他の作品では感じることあまり無かったのですが、この映画のAlexander Skarsgard、パパのStellan SkarsgArdに良く似てる。
以前来日した時会って居るけどその時には感じなかったから、加齢と共に似てきたのかな?

兎に角、落ち着いた役が多いアレクが、英国貴族役も素敵ですが、野生に戻ってからの惜しげもなく肉体美をさらしたターザン姿、素敵です。
ただのジャングルの王の帰還では無く、野生動物の習性に従って・・と言う部分が好き。
そしてやっぱり現地の部族の人たちが私は好きだなぁ。懐が大きくて、潔くて・
説得のシーンはもっと魅せて欲しかったけど、その後の襲撃シーンに力を入れたかな。
あのシーンはジェラシックワールド思い出しました。

先頭 表紙

q63BL5 / JimmiXS ( 2016-08-13 04:11 )
FfkYs0 / JimmiXS ( 2016-08-07 08:35 )

2016-08-03 X-MEN:アポカリプス(原題 X-MEN: APOCALYPSE)

仕事後『X-MEN:アポカリプス(原題 X-MEN: APOCALYPSE)』

製作年 2016年
製作国 アメリカ
配給 20世紀フォックス映画
監督 ブライアン・シンガー
脚本 サイモン・キンバーグ
キャスト
エクゼビア /ジェームズ・マカヴォイ
マグニート/ マイケル・ファスベンダー
ミステーク/ ジェニファー・ローレンス
アポカリプス /オスカー・アイザック
ビースト/ ニコラス・ホルト
Moira MacTaggert/ ローズ・バーン
Psylocke/ オリヴィア・マン
Quicksilver /エバン・ピーターズ
Nightcrawler /コディ・スミット=マクフィー
Jean Grey/ ソフィー・ターナー
Cyclops/ タイ・シェリダン
Havok /ルーカス・ティル

やっぱりX-MENシリーズはBryan Singer監督ですね!未来へ繋がるキャラクターたちの作り方が上手い!
そして知らなかった真実が出てきたり、この時からそうだったのね・・と感じるシーンも。嬉しいですね。

兎に角、過酷な運命のマグニートに同情を禁じ得ない・・
それでも消え去りはしない彼の中にある善の気持ちの崇高さに涙。
こうやって着かず離れず一緒に過ごして来たら、切り離せないですよね・・
勿論総てを受け止めようとするプロフェッサーは素敵です。James McAvoyさん素敵♪
そしてあの方最強。

公開前なので多くは語れませんが。

最後にこのシリーズお約束の特典シーンも有りますので、お楽しみに。

先頭 表紙

2016-08-02 ウィ・アー・ザ・ベスト!(原題 Vi är bäst!) と 生きうつしのプリマ(原題 DIE ABHANDENE WELT)

新宿シネマカリテのカリコレ作品『ウィ・アー・ザ・ベスト!(原題 Vi är bäst!)』

製作年 2013年
製作国 スウェーデン
配給 ロングライド
監督 /脚本 ルーカス・ムーディソン
原作 ココ・ムーディソン
キャスト
ミーラ・バルクハンマル
ミーラ・グロシーン
リーヴ・ルモイン

「パンクは死んでない」が合言葉。
モヒカンとベリーショートのヘアにボーイッシュな服装で、パンク音楽好きで反逆的に自由に生きる12,3歳の女の子2人がちょっとした嫌がらせでバンドを組む宣言をして、本当に組んじゃう物語なんですけど、この子たちが可愛い。
楽器は全く出来ないど素人なんですけど、コードって何?状態の彼女たちが仲間に引き込んだクラシックギターの名手で1個上の女の子。
彼女が凄く良い。
真面目なカトリックでいつも一人。だけど、野次を飛ばされながら毎年学校の発表会で一人ギターを弾き語る。
ある意味強靭な精神の持ち主で、格好良い。
彼女が加わって、めちゃくちゃだった2人がそれなりに楽器が弾けるようになるし、彼女が二人に説明してくれるから、同じく音楽素人のこっちも勉強になるの。
キュートで可愛くて自由で無鉄砲で若いって無敵!って思えます。本人たちは色々悩みもあるし傷付いているんですけどね。

恵比寿に移動してガーデンシネマで

『生きうつしのプリマ(原題 DIE ABHANDENE WELT)』
製作年 2015年
製作国 ドイツ
配給 ギャガ
監督/脚本 マルガレーテ・フォン・トロッタ
キャスト
ゾフィ/カッチャ・リーマン
カタリーナ/バルバラ・スコヴァ

世の中には知らないでそっとして置いた方が良い事ってあると思うの。
コレって調べて誰か得をした?
ゾフィ父娘は知って良い事なんて無かったと思うのに、パパはどうしてそんなに調べたがったのかな。
藪をつつかなければ蛇は出ないのに。
カタリーナも知らずに居れば、心安らかに母を送り出せたのに。
結局答えは最初からあって、そうとは知らされずに苦労して裏付けをさせられたのね・・
何かすっきりしないな・・
そしてドイツの俳優って年齢が良く解らない。

先頭 表紙

2016-07-30 2016年7月にスクリーンで見た映画

2016年7月にスクリーンで見た映画
15本でした。


 パーフェクト・ルーム(原題 THE LOFT)
○プロヴァンスの休日(原題 AVIS DE MISTRAL)
○トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(原題 TRUMBO)
 ヤング・アダルト・ニューヨーク(原題 WHILE WE'RE YOUNG)
 ミモザの島に消えた母(原題 BOOMERANG)
 裸足の季節(原題 Mustang)
 教授のおかしな妄想殺人(原題 IRRATIONAL MAN)
 疑惑のチャンピオン(原題 THE PROGRAM)
 ペレ 伝説の誕生(原題 PELÉ: BIRTH OF A LEGEND)
○シングストリート未来へのうた(原題 SING STREET)
 レジェンド 狂気の美学(原題 LEGEND)
 フラワーショウ!(原題 Dare to be wild)
 アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅(原題 ALICE THROUGH THE LOOKING GLASS)
 ブルックリン(原題 BROOKLYN)
☆TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ 2回目

具合悪くて寝込んだのが痛かったな・・
ミュージカル「キンキーブーツ」も見に行ったし。
野球も阪神タイガースだけじゃなくて高校野球の都大会や横浜の選手に会ったり、充実していました。
冠徹弥さんには2回会えた♪嬉しい♪

だけど心身共にまだ元気では無いです。

先頭 表紙

2016-07-29 パーフェクト・ルーム(原題 THE LOFT)

『パーフェクト・ルーム(原題 THE LOFT)』

製作年 2014年
製作国 アメリカ
配給 カルチュア・パブリッシャーズ
監督 エリク・ヴァン・ローイ
キャスト
ビンセント/カール・アーバン
クリス/ジェームズ・マースデン
ルーク/ウェントワース・ミラー

男の人は隠れ家が好きよね?
女は隠さないでお披露目したくなるからね。

親友5人で高級な隠れ家を所有して、それぞれが欲望のままに使うのだけれど、誰が一番ヤバいのかしら?それは最後まで解らない。
事象が行きつ戻りつしながら、捜査を加えながら真実に近付いて行くのですけど、見事なまでに、身勝手よね。
自分は人妻とも不倫するのに自分の奥さんの不倫は許せないとか、平気で女性に暴力をふるうくせに、妹を傷付けることは許さないとか。
聖人君子の顔をして、君がしているのも不倫だからね?とか。
見ていてドキッとした人は程々に・・が賢明ですね。

でも、こう言う格好良い悪い男なKarl Urbanは珍しい。凄く見応え有る。
彼も年取りませんねぇ。年々良い男になる。
本人は凄く紳士で優しいです。私のつたない英語を辛抱強く一生懸命聞こうとしてくれる。
James Marsdenもアメージング・ハイウェイ60
Interstate 60: Episodes of the Road の時から注目していますが、まだ会った事が無いのです。会ってみたい俳優の一人です。
良い俳優です。

先頭 表紙

2016-07-28 キンキーブーツ;kinkyboots

‎小池徹平くんファンの友人と 、‪ミュージカルファンと数名で‪キンキーブーツ‪‎kinkybootsを見に‪‎新国立劇場へ。
私はミュージカルも好きですが‪‎映画のキンキーブーツが大好きなんです。
なので来日公演を楽しみにしていたのですが、待ち切れないので、見に来ました。
‪三浦春馬‬ さんは‪‎劇団新感線で明智新九郎を演じていたので知っているし、徹平くんは友人がファンなのと、彼の名前が私の難解な苗字に含まれているので、どういう字を書くのですか?と聞かれた時に小池徹平くんの徹…というふうに利用させていただいていました。
今は‪‎冠徹弥さんの徹です!と答えます。通じない場合は検索してください・・・と。

で、ローラは元々黒人の役なんです。
三浦さん苦労されたと思います。
でも自分のローラにしていたと思います。
ダンスや演技は素晴らしかったと思います。
歌はもっとどすの利いた声でお願いしたかったけど、それは私の好みなので…
徹平くんはこんなにできる子だと思わなかった!というくらいはまっていましたね。
面白かったです。来日公演がさらに楽しみになりました。

先頭 表紙

2016-07-28 プロヴァンスの休日(原題 AVIS DE MISTRAL)

プロヴァンスの休日(原題 AVIS DE MISTRAL)

製作年 2014年
製作国 フランス
配給 インターフィルム
監督 ローズ・ボッシュ
脚本 ローズ・ボッシュ
キャスト
ポール/ ジャン・レノ
イレーネ /アンナ・ガリエナ
マガリ/ オーレ・アッティカ
レア /クロエ・ジャネット
アドリアン/ ユーゴ・デシウ
エリー/ ユーゴ・オーフレー
ローレット/ シャルロット・ド・テュルケーム
テオ/ ルーカス・ペリシエ

素敵すぎてやられました。冒頭がSimon & Garfunkelのサウンドオブサイレンス The Sound of Silence と列車で寝落ちしている少年で。
その少年が可愛くて。だけどすぐには分からない。その選曲に深い意味があった。
そしてその後の展開の中で、常に天使に存在する少年。凄く良い。彼が祖父の手を握った時の感動ったら。
本人もはっとした顔をして平静を装うんだけど、心の中の凍った部分が一瞬でひび割られた瞬間だと思う。
他にも懐かしい曲が沢山かかります。

パリから来た頭でっかちで今時の兄妹と南フランスの長閑な田舎町。どこまでも続くオリーブ農園。
不便で不愉快な事も多いけど、どこを取っても、限りなくオシャレ。
独特の感性でオシャレなレアが母親の娘時代の洋服を着る姿も皮いけど、祖母のファッションも素敵なの。
干してある洗濯物まで画になる。
バイクでツーリングが趣味のヒッピーだった祖父母の、若い頃の写真も凄く素敵だし。
嘗てウッドストックで出会った老いた仲間たち。彼らがたき火を囲んでギターを弾きながら語り合ったり歌ったりする姿も、何て素敵なの!
もうずっとうっとりしていました。

そして恋多き国よね。そう言う要素に満ちている。
兄妹の初恋も一筋縄ではいかない。

取りあえず、私はフランス人男性は知り合いにも居るけど友達には良いけど彼にはしたくない・・だけど、フランスで会ったらまた別なのかもね。

今までで一番の夏休み。そうだよね〜キラキラしてただろうね。

先頭 表紙

2016-07-27 トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(原題 TRUMBO) と ヤング・アダルト・ニューヨーク(原題 WHILE WE'RE YOUNG)

『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(原題 TRUMBO)』

製作年 2015年
製作国 アメリカ
配給 東北新社 Presented by スターチャンネル
監督 ジェイ・ローチ
脚本 ジョン・マクナマラ
原作 ブルース・クック
キャスト
ダルトン・トランボ/ブライアン・クランストン
クレオ・トランボ/ダイアン・レイン
ニコラ・トランボ/エル・ファニング
ヘッダ・ホッパー/ヘレン・ミレン
アーレン・ハード/ルイス C.K.
ジョン・ウェイン/デヴィッド・ジェームズ・エリオット
カーク・ダグラス/ディーン・オゴーマン

兎に角、映画好きには切なくも嬉しい作品です。
赤狩りに合いながら、屈せず、脚本を書き続けたTrumboとその仲間たち。
その制作秘話や懐かしい名作が流れるのです。
俳優や監督、配給会社、知っている名前が沢山出て来ます。
社会が、映画界が、悲惨な理不尽な目に合うのですが、何より嬉しいのは、そんな権力や弾圧の中で、書き続けた脚本家、負けずに良い脚本を求めた監督、俳優が居て、そしてそれを待ち望んでいた映画ファンが居て。
だから、それらの映画が埋もれず残って居ることが、映画ファンとしては凄く嬉しい。
辛くて、暗いお話です。
でも凄く魅力的です。もう一度、それらの作品を噛みしめてじっくり見たくなりあmすね。


『ヤング・アダルト・ニューヨーク(原題 WHILE WE'RE YOUNG)』

製作年 2014年
製作国 アメリカ
配給 キノフィルムズ
監督 /脚本 ノア・バームバック
キャスト
Josh/ ベン・スティラー
Cornelia/ ナオミ・ワッツ
Jamie/ アダム・ドライバー
Darby /アマンダ・サイフリッド
Leslie Breitbart /チャールズ・グローディン
Fletcher/ アダム・ホロヴィッツ

44歳。突っ走って来て、ふと気づく。もう若くない・・って。そう言う世代よね。
転機だけど、良い方に・・と言う訳じゃ無い。何かを諦めたり、急に何かをしなきゃ・・と焦ったり。

いつまでも完成させられないドキュメンタリー映画の監督の夫ジョシュと、割り切っていた筈なのに、友人の妊娠出産に動揺する妻コーネリア。
女性の場合、出産と言う選択をするかしないかの瀬戸際でもある。
身体の変調もあるし。
更年期の事を第二の思春期と呼んで失笑を買うって事象が有ったけど、言いたい事は解る。
このままじゃいけない、こんな筈じゃなかった・・・って焦り出すから、一番不倫、離婚に走りがちの世代らしいわ。困ったわね。
知らず知らずの内に歳を取り、衰えて、20代の自由で図々しくて型破りな人たちが脅威で、眩しくて、歳を取ったと思い知らされて、そして・・うん。羨ましくなる。
慕われて、それに応えようとして、大人になる。
支えたり、譲ったり、導いたり。それが出来るような道を歩んで来れて居たら良いよね。
そう言う大人は格好良い。
でもそうで無いと、動揺する。分かる気がする。
そのもう一個上の世代まで行くと、コーネリアのパパなんて、また格好良いんですけどね。
あんな風に成れたら良いですけどねぇ。

加齢を受け入れるのはなかなか難しい。でも受け入れないのは痛々しい。気を付けよう・・
意外と深いのよ。

先頭 表紙

2016-07-26 ミモザの島に消えた母(原題 BOOMERANG)

『ミモザの島に消えた母(原題 BOOMERANG)』

製作年 2015年
製作国 フランス
配給 ファントム・フィルム
監督 フランソワ・ファヴラ
脚本 フランソワ・ファヴラ
脚本協力 エマニュエル・クールコル
原作 タチアナ・ド・ロネ
キャスト
ローラン・ラフィット
メラニー・ロラン
オドレイ・ダナ
ウラジミール・ヨルダノフ
ビュル・オジエ
アンヌ・ロワレ

とても美しい西フランスが舞台。
あの道を走るのは勇気がいるわね。

親の死が子供にもたらす影響は計り知れないね。
それが、明瞭な理由からでないと尚更。

でも父が隠したのはやっぱり子供たちの為だったと思うのよ。
祖母はどうか解らないけど。孫を失いたくなかったのかな。

父の死にざまを知らされて、私は未だ迷走している。知らされなかったらどうだったんだろう・・やっぱり納得出来ずに知りたいと思ったと思う。
それで多くの人を傷つけたんじゃないかな。
でも、我家も孫たちには父の・・彼らにとっての祖父の死因を話して居ない。
今のところ聞かれたことはないけど、聞かれたらどうするだろう・・話すのかな・・
大きい子たちは通常の死因じゃないと言うことは感づいているかもしれなけど。

彼が叱られ疎まれても、知ろうとした行動が間違っているとは思わない。彼らにとっては母親の事だし、30年経っているし、誰かを傷付けたとしても知る権利を唯一持っていると思う。

誉められたことじゃないけど、救いを求める状況を作った側にも責任があるし状況を知りながら放置していた罪もある。
何とも言えない結末だな・・やりきれない。

せめてあの娘が幸せに生きられたら良いなぁ‥と思っちゃう。時代が変わってもやっぱり差別は有るもんねぇ。

先頭 表紙


[次の10件を表示] (総目次)