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まりんの「徒然日記」

ふりぃのかうんた
ふりぃのかうんた

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2016-07-09 シングストリート未来へのうた
2016-07-07 レジェンド 狂気の美学(原題 LEGEND)
2016-07-06 フラワーショウ!(原題 Dare to be wild)
2016-07-01 アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅(原題 ALICE THROUGH THE LOOKING GLASS) と ブルックリン(原題 BROOKLYN)
2016-07-01 2016年6月にスクリーンで見た映画
2016-07-01 インデペンデンス・デイ:リサージェンス(原題 INDEPENDENCE DAY: RESURGENCE )
2016-06-30 TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ と WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズ(原題 WE ARE YOUR FRIENDS) と ダーク・プレイス(原題DARK PLACES)
2016-06-29 天国からの奇跡(原題 MIRACLES FROM HEAVEN) と トリプル9 裏切りのコード(原題 TRIPLE 9)
2016-06-23 シークレット・アイズ(原題 SECRET IN THEIR EYES)と 帰ってきたヒトラー(原題 ER IST WIEDER DA)と 好きにならずにいられない(原題 FÚSI)
2016-06-21 64-ロクヨン- 後編 と 二ツ星の料理人(原題 BURNT)


2016-07-09 シングストリート未来へのうた

‪#‎舞浜‬ ‪#‎ikspiari‬ で ‪#‎映画‬ ‪#‎cinema‬ ‪#‎movie‬ ‪#‎シングストリート未来へのうた‬ ‪#‎singstreet‬

製作年 2016年
製作国 アイルランド=イギリス=アメリカ
配給 ギャガ(提供 ギャガ=カルチュア・パブリッシャーズ)
監督 /脚本 ジョン・カーニー
キャスト
Conor/ フェルディア・ウォルシュ=ピーロ
Raphina /ルーシー・ボイントン
Brendan /ジャック・レイナー
Penny/ マリア・ドイル・ケネディ
Robert /エイダン・ギレン
Ann /ケリー・ソーントン
Darren /ベン・キャロラン
Eamon /マーク・マッケンナ
Ngig /パーシー・チャンブルカ
Larry/ コナー・ハミルトン
Garry/ カール・ライス
Barry /イアン・ケニー
Brother Baxter /ドン・ウィチャリー

これは、絶対好きだと思ったの。 ‪#‎johncarney‬ 監督だし、兄Brendanの「ロックをやる なら笑われる覚悟をしろ!」と言うセリフから始まる、数々のアドバイスが凄く良い。
私が今大好きなバンドと被る。
彼が壊れ行く家族を守る為に諦めてきたもの、歳の離れた弟妹を守る為にして来た事を思うと凄く胸が痛いの。
だけど、我が身の不幸だけ考えてやりたいことをする自由を持っている弟の青春の悩みにアドバイスし、背中を押してあげる。良いなぁ、お兄ちゃん。
彼のキャラがこの映画をグッと深くしているの。

Conorは不況のせいで悪ガキが吹き溜る様な高校を転校させられ、黒い靴を履かなくてはいけないと言う校則の為に苦しむのだけど。
いじめっ子や片思いや、思い通りに行かない色々な事が、バンドを組む!と決めてから動き出す。
仲間が集まって行く過程も凄く好き。
高校で唯一の黒人だからメンバーに入れたら格好良い。とか、黒人だから楽器出来るでしょ、とか。偏見なんだけど、良い方向に。
それが何だか嬉しかったな。
そして、僕達の事だ・・って加わるメンバーも。何かしたくてこっそりしていてうずうずしてたのは彼だけじゃないのね。
心に浮かんだ歌詞を、曲にしたくて居ても経っても居られずに仲間の元に走る姿や、ギターを片手にあれこれ言いながら作り上げていく姿も凄く良い。
曲作りってこんな感じなのかなぁ‥とワクワクします。

私にはアイルランドとイギリスの長い長い歴史的関係も興味深いのよね。

あの後二人がどうなるかは解らないけど、動くって事に価値があるわよね。
若者の特権。素敵な ‪#‎青春映画‬ です。

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2016-07-07 レジェンド 狂気の美学(原題 LEGEND)

『レジェンド 狂気の美学(原題 LEGEND)』

製作年 2015年
製作国 イギリス フランス
配給 アルバトロス・フィルム(提供 ニューセレクト)
監督/脚本 ブライアン・ヘルゲランド
原作 ジョン・ピアースン
キャスト
レジー・クレイ/ロン・クレイ /トム・ハーディ
アルバート・ドノヒュー /ポール・アンダーソン
レズリー・ペイン デビッド・シューリス
ニッパー・リード /クリストファー・エクルストン
フランシス・シェイ /エミリー・ブラウニング
フランク・シェイ/ コリン・モーガン
チャーリー/ポール・ベタニー

見事な演じ訳ですが、二人とも、怖い。
一見常識派で優しそうなレジーは身近にいるから怖い。
真面目そうで優しそうで仕事が出来て、周囲からの信頼も厚くて。でも自分の物に成ったら豹変する。
誰よりも冷たくなれる。力で支配しようとする。そのくせ、逃がさない。自分の所有物で無くなる事は許さない。
可愛そうなフランシス。折角お母さんが忠告してくれたのに。若い頃って、解らないのよね・・
自由になる方法って他にないのかな・・子供が居ないから選べた道よね。
異常な弟をフォローしながら生きて行くストレスなのかもしれないけど。
ロンは何をしでかすか解らない怖さだけど。変に飾らないで素直だから尚更怖い。
出来の悪い息子の所業に目を向けず溺愛する双子のママも怖いわね。


双子の敵として最初の方に出てくるPaul Bettanyが好きよ♪あのクラスの俳優になっても、こんな役を嬉々として演じている所が♪

Tom Hardy、頼もしい俳優になりましたよね。
でも私はRocknrollaの時のGerry演じるワンツ−に密かに恋するチンピラハンサム・ボブ役が懐かしい・・

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2016-07-06 フラワーショウ!(原題 Dare to be wild)

『フラワーショウ!(原題 Dare to be wild)」

製作年 2015年
製作国 アイルランド
配給 クロックワークス(提供:クロックワークス=東北新社 Presented by スターチャンネル)
監督 /脚本 ヴィヴィアン・デ・コルシィ
キャスト
メアリー・レイノルズ /エマ・グリーンウェル
クリスティ/ トム・ヒューズ
シャーロット“シャー”/ クリスティン・マルツァーノ
マリーゴールド /ジャニー・ディ
ホッグ /アレックス・マックイーン
イヴ /ローナ・クイン
イマド /アラー・サフィ

田舎に産まれ育ったら当たり前に目にしている自然を、命を、都会で産まれ育つと感じずに育つせいか、大袈裟に受け止める人っているよね。
多分、そういう人の方が好きだと思う。
メアリーには野の花が生い茂り虫が飛ぶ自然が当たり前で、クリスティたちにも。
春の野山は命が溢れている。群生するカタクリの花や二輪草の白や紫が、残雪と山桜と共存していた。
でもその美しさは口で言っても伝わらない。
こうして、形にして、伝えた。それは凄い事だと思う。
気取った庭や愛好家たちの鼻を明かしたのも。
才能と熱意がある。無敵ね。

的確な助言や甘やかさないアドバイスをくれる友人が凄すぎるし、ライフワークは面倒くさいけど、ヴァイオリンまで奏でるクリスティ役のTom Hughesが男前すぎでしょ!そりゃあ、皆惚れるでしょ。

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2016-07-01 アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅(原題 ALICE THROUGH THE LOOKING GLASS) と ブルックリン(原題 BROOKLYN)

『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅(原題 ALICE THROUGH THE LOOKING GLASS)』


製作年 2016年
製作国 アメリカ
配給 ウォルト・ディズニー・ジャパン
監督 ジェームズ・ボビン
脚本 リンダ・ウールヴァートン
キャスト
アリス /ミア・ワシコウスカ
マッドハッター/ ジョニー・デップ
白の女王(ミラーナ)/ アン・ハサウェイ
赤の女王(イラスベス)/ ヘレナ・ボナム=カーター
タイム /サシャ・バロン・コーエン
ザニック/ リス・エヴァンス
アブソレム /アラン・リックマン

なんだか、もう、イラスベスが可哀想で・・可愛らしい少女だったのに。
子供って残酷。
皆に嫌われ恐れられる赤の女王が過去に行ってしたい唯一の事があの場面・・・って。
事故を止めるより世界を支配するためのなんかじゃなくて。その小さな嘘を嘘と認めさせることだなんて、健気過ぎる。

過去に捕らわれ笑わなくなったマッドハッタ―。でもそれは死んだ父にこだわって生きるアリスにも言える事で・・我が身にも当てはまる。
過去は代えられない。そこから何以下を学ぶのだ・・それは真理で。
分かっている。分かって居るけど、でもなかなか受け入れられるものじゃない。
アリスのように受け入れる為の冒険が用意されている訳じゃ無いからね。

『ブルックリン(原題 BROOKLYN)』

製作年 2015年
製作国 アイルランド イギリス カナダ
配給 20世紀フォックス映画
監督 ジョン・クロウリィ
脚本 ニック・ホーンビィ
原作 コルム・トビーン
キャスト
エイリシュ/シアーシャ・ローナン
トニー/エモリー・コーエン
ジム/ドーナル・グリーソン
神父/ジム・ブロードベント

この映画を観ていて、職場の人と1人暮らしの話をしていて感じた違和感を思い出した。
東京で産まれ育ち、家を出て部屋を借りて暮らす一人暮らしと、私達故郷を出て都会でする一人暮らしは違う。
それは、故郷を遠く離れ異国で暮らすエイリシュ達に近い物なのだと気が付いた。
故郷を捨てる。たまに帰ったとしても、延長上では無い別の所に自分の人生がある。
ウチは進学するために皆高校を卒業したら島を出るから、船で旅立つ。だから余計に重ねて見てしまう。

同郷の人たちが支え合う生活が何だか温かい。入国時のアドバイスを代々伝えて行ったり、皆で真剣に水着を考えたりとか。世代を超えて。微笑ましいわね。

迷うよね。悩むよね。都会での生活と、故郷に戻っての生活と。どっちが幸せか。どっちが自分の人生か。
エイリシュの選択が正しいかどうかは、すぐに解る物じゃない。トニーがどう変わるかもわからないし。
いつか後悔するかもしれない。あの時こうして居たら・・って。
でもそれは仕方がない。
今、居たい場所を選んだのだから。

・・私は自分の選択を後悔しているけどねぇ。

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2016-07-01 2016年6月にスクリーンで見た映画

2016年6月にスクリーンで見た映画は18本。
 インデペンデンス・デイ:リサージェンス(原題 INDEPENDENCE DAY: RESURGENCE )
○TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ
○WE ウィー・アー・ユア・フレンズ(原題 WE ARE YOUR FRIENDS)
 ダーク・プレイス(原題DARK PLACES)
 天国からの奇跡(原題 MIRACLES FROM HEAVEN)
 トリプル9 裏切りのコード(原題 TRIPLE 9)
 シークレット・アイズ(原題 SECRET IN THEIR EYES)
 帰ってきたヒトラー(原題 ER IST WIEDER DA)
 好きにならずにいられない(原題 FÚSI)
 64-ロクヨン- 後編
 二ツ星の料理人(原題 BURNT)
 マネーモンスター(原題 MONEY MONSTER)
 植物図鑑 運命の恋、ひろいました
○ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出(原題 A ROYAL NIGHT OUT)
 サウスポー(原題 SOUTHPAW)
 デッドプール(原題 DEADPOOL)
 エンド・オブ・キングダム(原題 LONDON HAS FALLEN)
 スノーホワイト/氷の王国(原題 THE HUNTSMAN WINTER'S WAR)

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2016-07-01 インデペンデンス・デイ:リサージェンス(原題 INDEPENDENCE DAY: RESURGENCE )

仕事後、『インデペンデンス・デイ:リサージェンス(原題 INDEPENDENCE DAY: RESURGENCE )』特別試写会へ。

製作年 2016年
製作国 アメリカ
配給 20世紀フォックス映画
監督 ローランド・エメリッヒ
脚本 ニコラス・ライト 、 ジェームズ・ウッズ 、 ディーン・デヴリン 、 ローランド・エメリッヒ 、 ジェームズ・ヴァンダービルト
キャスト
Jake Morrison /リアム・ヘムズワース
David Levinson /ジェフ・ゴールドブラム
Thomas Whitmore /ビル・プルマン
Patricia Whitmore /マイカ・モンロー
Charlie Mirror /トラヴィス・トープ
General Adams /ウィリアム・フィクナー
Catherine Marceaux/ シャルロット・ゲンズブール
Julius Levinson /ジャド・ハーシュ
Dylan Hiller /ジェシー・アッシャー

エイリアンの襲来から20年後の地球。
嘗て活躍した彼らも、その子供の代も、活躍します。
そこはポイントですよね。

凄く高度な技術を持ちながら、どうしてエイリアンの形状はああも原始的なのでしょうね?といつも思っていました。
想像を絶する巨大な宇宙船。絶望的に見えるのですけどそれに負けない彼らは頼もしい。
そして美しい球体。
公開前なのであまり語れませんけど、迫力あります。

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2016-06-30 TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ と WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズ(原題 WE ARE YOUR FRIENDS) と ダーク・プレイス(原題DARK PLACES)

『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』
製作年 2016年
配給 東宝 アスミック・エース
監督 /脚本 宮藤官九郎
キャスト
キラーK /長瀬智也
関大助/ 神木隆之介
手塚ひろ美/ 森川葵
COZY /桐谷健太
邪子/ 清野菜名
えんま校長 /古田新太
ひろ美(20年後)/ 宮沢りえ

学芸会のような緩いセットの中で行われるドラマが、無駄だらけのようでまったく無駄の無いつながりを持ちながら展開されて行く。
まったくの脇役かと思わせておいたキャラの使い方とか、ありそうな日常の織り交ぜ方でリアリティを出すタイミングとか、生存者1名の刷り込みとかね。
高校生にとって授業とか試験はそれこそ地獄ですよね。それが存在するリアリティ♪
私は音楽に詳しくはないので凄いな〜と感心しながらドラム対決とかベース対決とか見てましたけど、実際演奏する方たちから見たらもっと色々感じる所が有るんでしょうね。ちょっと羨ましい。
個人的には閻魔様がちゃんと分かっている奴おるやん♪・・・ってうっとりするシーン。

『WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズ(原題 WE ARE YOUR FRIENDS)』
製作年 2015年
製作国 アメリカ フランス イギリス
配給 REGENTS(提供:パルコ ハピネット)
監督 マックス・ジョセフ
脚本 マックス・ジョセフ 、 ミーガン・オッペンハイマー
原作 リチャード・シルバーマン
キャスト
コール/ ザック・エフロン
ソフィー /エミリー・ラタコウスキー
ジェームズ /ウェス・ベントリー

DJって、凄い!私侮っていたわ。
PCを使って、色々なアレンジを加えて最高の音に仕上げていくその可能性は無限で、全てを試そうと思ったら途方もない時間と労力が必要で・・
自分に合った世界を見つけて他を切り捨てる勇気を持つべきなのよね。ひとまずは。
なのにPCの外、日常の世界に満ちている全ての音が、無音までもが音源だったらその可能性は壮大過ぎて途方に暮れる。
若者を導く絶頂期を超えたカリスマDJが居て、行く末に苦悩する若者たちが居て。
同じ方向を見て一緒に進んでいた筈なのに、ずれていく。楽しかった子供時代が終わりを迎えて行く。
色々なジャンルで語られてきた物語なのに、DJって題材のお陰かな。凄く興味深かった。そして歌って踊れるハンサムな高校生だったZac Efron、良い俳優に成長していますよね。
最後のDJシーンは鳥肌立ちました。

『ダーク・プレイス(原題DARK PLACES)』
製作年 2015年
製作国 イギリス フランス アメリカ
配給 ファントム・フィルム(提供:カルチュア・パブリッシャーズ=ファントム・フィルム)
監督 ジル・パケ=ブレネール
脚本 /原作 ギリアン・フリン
キャスト
リビー・デイ/ シャーリーズ・セロン
ライル/ ニコラス・ホルト
若き日のディオンドラ/ クロエ・グレース・モレッツ
ベン・デイ(兄)/ コリー・ストール
若き日のベン/ タイ・シェリダン

可哀想なリビーは、生き辛かったでしょうね。
大人になっても自立できない位の悲劇。自分の血を恨んでいるし。
確かに少年時代のベンは浮いていて。年長の妹たちには奇異に見えただろうけど。
悪魔崇拝、ヘビメタ好きが=不審者と言われる。時代?田舎町?のせいなのかな。
今だったら中二病って言うかな?大なり小なり多くの人が通る道だと思うけど。
Mads Mikkelsenの『偽りなき者(Jagten)』を思い出した。
子供は無邪気に嘘をつく。あの日二つの嘘があって、責めずに黙し続けたお兄さんは凄いな。

先頭 表紙

2016-06-29 天国からの奇跡(原題 MIRACLES FROM HEAVEN) と トリプル9 裏切りのコード(原題 TRIPLE 9)

ヒューマントラストシネマ渋谷で2本。
『天国からの奇跡(原題 MIRACLES FROM HEAVEN)』

製作年 2016年
製作国 アメリカ
配給 ソニー・ピクチャーズ
監督 パトリシア・リヘン
脚本 ランディ・ブラウン
原作 クリスティ・ビーム
キャスト
クリスティ・ビーム /ジェニファー・ガーナー
アナ/カイリー・ロジャース
アンジェラ/クイーン・ラティファ

宗教観が強いので、嫌いな人には押しつけがましく感じるかもしれない。
でもそれを抜きにしても、強い家族愛の物語。
美男美女の両親と可愛くて良い子の子供たち。出来過ぎかもね?
でも、重い病気を持つ同士だから友達になれたり、死にたいと泣いたり、看病に疲れたり、残された家族が淋しさに負けそうになったり、残された子供たちが我慢を強いられたり。
我が子が重い病気にかかった時、きっと誰もがそう言う行動に出るだろうし、奇跡を願う。
そんな時にされた親切が心に響く。
アナの幸運が誰にでも起きるものじゃないから、奇跡なのよね。
病気の時にそんな物があるって気休めは欲しくないかも知れないけれど。
でも、ずっと泣きながら観ました。
Queen Latifah格好良い!

『トリプル9 裏切りのコード(原題 TRIPLE 9)』

製作年 2016年
製作国 アメリカ
配給 プレシディオ
監督 ジョン・ヒルコート
脚本 マット・クック
キャスト
クリス・アレン /ケイシー・アフレック
マイケル・アトウッド/ キウェテル・イジョフォー
マーカス・ベルモント /アンソニー・マッキー
ゲイブ・ウェルチ/ アーロン・ポール
フランコ・ロドリゲス/ クリフトン・コリンズ・JR
ラッセル・ウェルチ /ノーマン・リーダス
ミシェル・アレン /テリーサ・パーマー
エレナ・ヴラスロフ /ガル・ギャドット
ジェフリー・アレン/ ウディ・ハレルソン
イリーナ・ヴラスロフ/ ケイト・ウィンスレット

「999」を発動する事態を作り出す為に練られたストーリーという感じですね。
ロシアン・マフィアも警官もどっちもどっちね。悪ぶって居ながら最後の一線を越えられないマーカス役のAnthony Mackieの苦悩する感じが良い。
Norman Reedusが演じるウェルチは皆のお兄さんみたいな感じ。
彼がああなってから仲間が壊れて行ったわね。

先頭 表紙

2016-06-23 シークレット・アイズ(原題 SECRET IN THEIR EYES)と 帰ってきたヒトラー(原題 ER IST WIEDER DA)と 好きにならずにいられない(原題 FÚSI)

『シークレット・アイズ(原題 SECRET IN THEIR EYES)』

製作年 2015年
製作国 アメリカ
配給 キノフィルムズ
監督/脚本 ビリー・レイ
キャスト
レイ・カステン/キウェテル・イジョフォー
クレア・スローン/ニコール・キッドマン
ジェス・コブ/ジュリア・ロバーツ
シーファート/マイケル・ケリー

2010年に公開されたアルゼンチン映画『瞳の奥の秘密』をベースに製作された映画。
その顛末ほどの衝撃は無いのですが、これは化粧っ気も無く傷ついた母親役を演じたJulia Robertsが良いです。

『帰ってきたヒトラー(原題 ER IST WIEDER DA)』

製作年 2015年
製作国 ドイツ
配給 ギャガ
監督 デヴィッド・ヴェンド  
脚本 デヴィッド・ヴェンド 、 ミッツィ・マイヤー
原作 ティムール・ベルメシュ
キャスト
アドルフ・ヒトラー /オリヴァー・マスッチ
フランツィスカ・クレマイヤー/ フランツィシカ・ウルフ
カッチャ・ベリーニ /カッチャ・リーマン
ファビアン・ザヴァツキ /ファビアン・ブッシュ

かなり思い切った題材です。笑えるけど、笑えない。
コミカルなようで、かなりブラック。
そして、現代にタイムトリップしても臆さないヒトラーの人となりが凄い。
言葉を濁さない強烈なキャラクターは、色々な問題を抱えた現代にこそむしろ必要かもしれない。
方向を間違わなければ。
現代に感化されても、本質は変わらない。
何だかファビアンだけが気の毒ねぇ。最後までブラックか・・

『好きにならずにいられない(原題 FÚSI)』

製作年 2015年
製作国 アイスランド デンマーク
配給 マジックアワー
監督 ダーグル・カウリ
キャスト
フーシ /グンナル・ヨンソン
シェヴン /リムル・クリスチャンスドッティル
モルドゥル/ シガージョン・キャルタンソン
フィヨラ/ マーグレット・ヘルガ・ヨハンスドッティル

優しいフーシ・・と好評を得ているそうですが、優しいのとは違うんじゃないかしら。
勿論優しくなくはない。
彼は何でも器用に出来る。趣味もある。趣味仲間もいる。自分の世界を持っている。静かに断固とした主義がある。
だから、職場の同僚がくだらない悪戯を仕掛けてきても、興味が無いからどうでも良い。やり過ごせばいい。だから怒りもしない。
群れて上から見ている彼らの方が、相手にされていないのよ。疑われても気にしない。
ポリシーを侵されたらちゃんと怒れる人だから。

皆がフーシに惚れると言うけれど、シェヴンは惚れていないのよねぇ。
あんな弱った時に、全てを受け入れて尽くしてくれる人が居たら、そりゃあ嬉しいし寄り掛かりたくなる。
好意は持つ。でも、惚れるのはまた別でしょ。彼女にとっては守護天使みたいよね。
束の間恋愛気分を味わって。この先もフーシは多分一人でも困らない。
何でも出来て尽くしてくれるから、ダメな女には引っかかりそうだけど。また捨てられそう・・そういう時にしょうがないねぇ・・ってハグして慰めてあげる友達にはなりたいな。
でも少なくともヘビメタ好きのフーシにリクエストを聞かれて、「最後のヘビーメタル」「帰ってきたヘビーメタル」辺りをリクエストしてしまいそうな私じゃ次に発展しないでしょうねぇ。


ただ、慣れない女の人に動揺して圧倒される姿が、Antonが演じる青年みたいだな・・って思いました。

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2016-06-21 64-ロクヨン- 後編 と 二ツ星の料理人(原題 BURNT)

『64-ロクヨン- 後編』

製作年 2016年
製作国 日本
配給 東宝

監督 瀬々敬久
脚本 瀬々敬久 、 久松真一
原作 横山秀夫
キャスト
三上義信 佐藤浩市
諏訪 綾野剛
美雲 榮倉奈々
三上美那子 夏川結衣
目崎正人 緒形直人
二渡真治 仲村トオル
幸田一樹 吉岡秀隆
秋川 瑛太
雨宮芳男 永瀬正敏
松岡勝俊 三浦友和

携帯やパソコンの普及で、事件も捜査もあり方が変わった・・と言う中で、希少な公衆電話のBOXでプッシュボタンが擦り切れるまで掛け続ける執念。
その位の狂気を持っていないと、辛さを乗り越えられないのかも知れないわね。
暴力的ではなく、精神的な復讐をしようとしたのかな・・?
良いかどうかは別として、事件の事を忘れずに居て、共感してくれる人が居た事は救いだったんだろうな。
でも、復讐しようとする人たちも痛々しくて。
不幸しか生まなくても、動かずにはいられない・・って事はあると思う。
明治初期まで「仇討」は認められて居た訳だし。
偶然とはいえ、一番応える形での終焉。酷だけれど・・良かった!と言えないのは辛いけど。
腹立たしかった記者クラブの面々が東京組から蔑まれるのを見ると、仕事の上での戦いなんだな〜厳しいわ。

『二ツ星の料理人(原題 BURNT)』

製作年 2016年
製作国 アメリカ
配給 KADOKAWA
監督 ジョン・ウェルズ
脚本 スティーヴン・ナイト
キャスト
アダム・ジョーンズ/ブラッドリー・クーパー
エレーヌ/シエナ・ミラー
ミシェル/オマール・シー
トニー/ダニエル・ブリュール

厨房の中でのシェフの絶対政権は変わらないけど、料理の手順は変わるのよねぇ。
凝り固まった頭では新しい発想の料理に辿り着けないから、柔軟性は必要なのでしょうね。

一皿一皿がビックリするほど高いのでしょうけど、素材や拘りにその価値があるのでしょうねぇ。

孤独のようで、実は良い仲間に恵まれていますね。思いがけない展開も有りましたけど。
あんな殺伐とした環境でも、逃げ出さないで成長する人は成長する。
やっぱり、これ!って言う思いが有る人は強いのよね。

でも恋愛要素は要らないかな。トニーの片思いと過去の娘だけで充分よ。

先頭 表紙


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