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パンプキンの手作り日記

息子パパイヤ(小5)と娘キウィ(小3)と赤ちゃん(パイン・1歳)の母の育児日記。
手作り再開はいつのことやら。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2007-09-03 【子ども】名作の感想
2007-09-02 【子ども】損得
2007-08-24 【子ども】夏休み終了
2007-08-23 【子ども】夏休みの自由研究
2007-08-22 【イベント】佐渡へ行く
2007-08-21 【イベント】砂金取り
2007-08-12 【子ども】わたしはコレでピアノをやめました
2007-08-11 【子ども】次の習い事
2007-08-10 【子ども】お化け屋敷
2007-08-09 【雑感】童謡の真実


2007-09-03 【子ども】名作の感想

小3になっても息子の読書傾向は相変わらずで、図鑑や科学読み物に加え『トリビアの泉』だの『ギネス世界記録』(年度を変えて、延々と・・・)だのの、「知識たくわえ系」ばかり。

そこでおやすみ前の読み聞かせは、別傾向のものを選択するようにしている(選択権は、母にある)。
最近は、名作ものが多い。
少しはこころの糧になるようなものを、との教育的魂胆である。

「母をたずねて」「名犬ラッシー」「ピノキオ」「ながいながい話」「長靴下のピッピ」「スプーンおばさんシリーズ」「ロビンソン漂流記」「シンドバッドの冒険」「小鹿物語」「あらいぐまラスカル」「アルプスの少女」などなど。
表現のわかりやすさと物語のまとめ方が私好みなので、ここのところポプラ社の世界名作童話全集が続いている(ひそかに全巻制覇を狙っている)。

ポプラ社の『フランダースの犬』は、小さい頃、絵本以外で私が初めて自力で読み通した本でもある。
うちの母は教育ママだったので、ポプラ社の偉人伝シリーズとか、「ああ無常」とか「ペスタロッチ」とか、なんかそんな「こころの栄養になりそうな本」ばかり買ってくれたのだ。

昔懐かしい『フランダースの犬』を読み聞かせていたが、最後は読んでる自分が泣けてきて読めなくなり、子どもたちがびっくりしていた。
「いやあ、悲しいお話だから、つい泣けちゃってね」と涙を拭きながら言い訳。

読み終わったあと息子がぽつんとひとこと。
「ねえ、うちって貧乏?」
「おかず残すくらいなんだから、貧乏じゃないでしょ。本当に貧乏だったら、食べるご飯もないよ」
「・・・貧乏じゃなくてよかった」

え〜っ、そういう感想なのか!?

まあ、めげずに水はやり続けるべし。水をやらないことには、芽は出ないし。^^;

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2007-09-02 【子ども】損得

損得にまつわる2題。

その@
子どもたちは学校へプールカードなるものを持っていく。
毎朝子どもの健康状態を親がチェックし、プール入水を許可する印を押すカードだ。

息子のクラスでは、このカードを忘れても、2回までは担任が家に電話してあげる(プールに入っていいか聞いてあげる)ことになっていた。

もうじき9月になり、プールもあと少しで終わろうという頃、息子が言う。
「今度の木曜、プールカード忘れてく!だってあと一回分電話してもらうのが残ってるんだよ、使わないと損じゃんか!」

・・・???
*  *  *
そのA
赤ちゃんも含め母子4人でお出かけし、バスで帰ってきたときのこと。
(このバスは市街地の同じところをぐるぐる回っている)

息子「ねえ、このバス、どこまで乗っても100円なのにちょっとしか(停留所3つ分しか)乗らないのって損じゃない?
ずっと乗って一周して、○○(停留所の名)で降りようよ!」

・・・っていうか、○○って家からもっと遠い停留所なんですけど。
たくさん歩かなきゃならなくなるのにたくさんバスに乗ったから得してると考える、キミの思考回路が母には理解できん。

日ごろからクーポンとかキャンペーンとかプレゼントとかに弱い息子。
もっている権利はすべて使い尽くさないと損をしたと思ってしまうらしい。
将来うまい話に騙されるんじゃないよ^^;

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2007-08-24 【子ども】夏休み終了

長野では一足お先に、21日から2学期が始まっている。まあ、もう朝晩は半そでじゃ寒いくらいだから妥当かもしれんが。

子どもたちは「あっという間の夏休みだった〜」としぶしぶ、母は「やっと夏休みが終わった・・・」と心中ほくほく。
パインちゃん、ようやくアナタとふたり、ゆっくり過ごせる日々が戻ってきたよ。^^

今回、息子には休み帳と日記の他に「自由研究」という大物が課されていた。
これは3年生から課せられているものなのだ。
これを終わらせたのが、当初の予想通り、休みの最終日。
ホントに学校のことを忘れていたんだね。^^;

自由研究のまとめの紙は、学校に取りに行くことになっている。
休みの最終日に紙を取りに来た息子を見て先生は少なからず驚いたようだった。
「パパイヤ君、大丈夫?がんばってね」
(母による翻訳:「パパイヤ君、今日は休み最終日だよ?これからやるっていうの?終わるのかな?まあせいぜいがんばるんだよ^^;」)
そして、隣のクラスにも今日紙を取りにきた子がいる、という情報を与えて慰めて(?)くれた。
よ、よかったね、仲間がいて。^^;

あちこちのブログを拝見するに、よその学校では結構「読書感想文」というものが出されているらしいが、ウチの学校にはない。
なくてよかったよ。とっても筆不精な息子だから(それ以前の問題だが)。

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おお、朝顔。どこの1年生もやってるんですね。うちは観察日記じゃなくて咲いた花の数を数え、その数だけ朝顔の絵の色を塗るのと、草木染?でした。観察日記、確かにのびきってしまうと何も書くことないですよね・・・。うちは夏休み中に枯らしてしまい、休み明けに学校へ持っていくのが恥ずかしかったです^^;生き物(?)は大変ですね・・・。 / パンプキン ( 2007-08-27 23:57 )
こんにちは。うちの子も宿題たくさん出ました。あと一つ、残っているのは「朝顔の観察日記」ですが、「花が咲く」いがいに変化がなく、種を採取するはずがおばあちゃんがそうとは知らずに花をもいでいたものだから、それもできていません。もう、諦めています。。。 / おたか ( 2007-08-25 10:32 )

2007-08-23 【子ども】夏休みの自由研究

というわけで、息子の自由研究だ。これ、ほっといてもできるのかな?と思いきや、「おかあさんといっしょにやらなきゃ、できっこない」とはじめから丸投げの息子。おいおい。

学校で各自テーマだけは決めてきてあるものの、研究のノウハウについては学校側から何の指導もなかったようだ。これじゃ何から手をつけていいかわからないわな。

しかしとりあえず本人の意向を尊重しようと、あれこれ探ってみる。
「で?テーマは何にしたの?」
「ボールのはずみ方!」(なんじゃそりゃ)
「それの、何を調べたいの?」
出てきた答えが壮大すぎて、めまいがする。(笑)(もちろん、本人はそれを調べる「方法」までは考えちゃいない。しかももう時間ないし。)
そこで、そのうち一番シンプルなひとつに絞らせる。
つまり、土、草、アスファルト、砂利の上でのボールのはずむ高さの違いを調べるというものだ。

次に、実験する上で大切なことを、あらかじめ息子に伝授(私の感覚で、だけど)。
@条件の違いによる結果の出方を調べたい場合、その他の条件は必ず同じにすること。
A測定方法もみな同じになるようにする。測定は3回くらいやって、かけ離れた数字は捨てること。
B実験する前に、結果の予想と、その理由(仮説)を考えておくこと(それを確かめるために実験をするのだ)。
C実験の後、予想と違っていたら(または実験の最中に新しいことがわかったら)、別の仮説を立ててみること。
Dその仮説を確かめられるような条件を考え、さらに実験すること。

「じゃあ、それを調べるには、どうすればいい?」などと誘導しながら進める。
まあ、年相応にまとまったんじゃないかと思う。

次はまとめの紙に書く。
もう書くことは決まっているし、頭ではわかっているのに、どうしても息子は書き出せない。
筋道を立てて考えることと、考えを文章にまとめることのふたつをいっぺんにすることが、息子にはまだ無理みたいだった。

そこでここでも誘導尋問。
「で?それはどうしてだと思う?お母さんにしゃべってみて」などと聞いて自由に話させると、私に話すことはできる。話し終わった時点で
「んじゃ、それ書いて」
こうして、ひとつひとつ私に言わせた後に書かせることにより、なんとか最後までまとめることができた。学校ではグラフを習っていて使いたがったので、棒グラフも入れた。

なんとか形になった。しかしこれが毎年続くのか。娘が3年になったらひと夏に自由研究ふたつか。・・・来年からは自力でやって、翌年は娘にもアドバイスできるようになってくださいよ。^^;;;

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2007-08-22 【イベント】佐渡へ行く


今年の夏休みの一大イベントは、佐渡旅行だった(日帰りだけど)。

この夏の中越地震で、上越および佐渡の観光業界は打撃を受けたと思う。そこで「通常通りやってますよ〜」というパンフレットが長野の小学校に配布されたのである。
そのパンフを見て、
「佐渡に行きたい〜!カーフェリーに乗りたい〜!」
と騒いだ旅行好きの息子。

「まあ、スポンサーは父さんだから、父さんに聞いてみれば?」と言ったら、連れてってくれることになった。
同じく旅行好きのおばあちゃんも同行。私とパインちゃんはお留守番だ。

まあ旅行はさほど好きでもないし、三度の飯を作らなくてもよいので、パインちゃんとのんびり、母にとっても骨休めの一日となった。

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2007-08-21 【イベント】砂金取り


現地からツアーに参加したのだけど、目玉はやはり「砂金取り体験」らしい。
私は行ってないのでわからないのだけど、この写真が砂金取り体験の現場だという。
なかなか難しくて、各自2〜3粒(←砂粒の大きさですよ)を持ち帰ってきた。

幼少の頃から金を掘り出すことに憧れていた息子は、多少のロマンを味わえたのではなかろうか。

おみやげは、「小判チョコレート」。
金ぴかの包み紙(ホイル)に包まれた成金感覚たっぷりの小判型のチョコレートだ。
どうせ自分たちが食べたいから買ってきたのであろう。
食べた後の包み紙は娘が大事にとっておいて、のばして、中に厚紙を入れて再現していた。

来年は、家族全員でどこかに行けるといいね〜。

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2007-08-12 【子ども】わたしはコレでピアノをやめました

書き忘れていたが、娘は4月一杯でピアノをやめてしまった。
たった3ヶ月だった。みじかっ。(笑)

原因はまあいくつか考えられる。
キウィは音符が読めないのだが、これまで読めるようなフリをして、お手本を耳で覚えて弾いてきた。そろそろそれが通用しなくなってきたのだ。音符を読むのは難しいからやりたくないし、それで嫌になってきたらしい。

音符を読むというのは字の読み書きよりもっと高度な知的活動であるから、園児や小学校低学年の子には負担が大きい。(シュタイナーによれば、発達段階に見合った活動ではない。)それでピアノが嫌になる子も多いのだろうと思う。
まあ、20世紀の大音楽家(?)ビートルズだって音符が読めなかったというから(コードのみで)、音符が読めなきゃ音楽ができないということはない。小さい子相手には楽譜抜きで教える教授法があってもよかろうと思うのだが、現実問題としては無理な話だ。

ところが小3くらいになると知的発達が追いついてくるから音符を読むのがさほど苦にならなくなる。
実はピアノを習っていない息子の方が、音符に非常に興味を持ち、いつの間にか読めるようになってしまった。それでどんどん独学で練習してうまくなり(音符が読めるので私が練習についている必要はない)、娘のやっている教本の次のそのまた次までマスターしてしまったのである。

1年と3年の発達の差は大きいのだ。習ってもない人に先を越されるのが、娘には面白くなかろうというのは想像できる。兄妹とはやっかいなものよ。
それでもピアノが本当に好きならやめないだろうから、所詮「ピアノを弾くのが好き」よりも「ピアノがうまい自分に憧れる」くらいだったのだろう。そして自分はこの分野ではモノにならないとみるや、急速に興味が衰えたものとみえる。

ま、習い事をさせる秘訣は「本人が嫌になったらいつでもやめさせてやる覚悟があること」だと松田道雄先生ものたまっておられるから、あっさりやめさせることにした。先生によれば、習い事は「お金のかかる遊び」なのである。
「せっかくここまでがんばったのに」とか「これまで払った月謝が」とか「先生がお気の毒」とか考え出すといけない。今の年齢での習い事で「続けることに意義がある」などというのは「昨日は将来花屋になりたいと言ったのに今日はケーキ屋なの、ひとつの夢を持続させなさい」というのと同じくらい意味のないことなのだ。

息子のドラムはまだ続いている。だが、子どもの習い事で熱くならないようにせねばっ。

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ポラリスさんご無沙汰してます。おふたりのお嬢様が音楽好きになったら楽しいですねぇ。確かに、楽譜に忠実に指を動かす訓練をすることと、豊かな音楽性を育むこととは、けっこう別物みたいですね。 / パンプキン ( 2007-08-20 01:03 )
フィー子さん、そうそう、その辺の見極めが難しいですよね。うちの場合はちょうど赤ちゃんが産まれたのでそれを理由に2ヶ月ほど「休学」しました。その間まったくピアノに触らず、気持ちが変わらなかったのでやめさせました。またやりたくなったら再開すればいいかな、と思います。(可能性低そうだけど) / パンプキン ( 2007-08-20 00:59 )
娘(3歳)は鍵盤が好きなのでピアノでも習わせようかと思っている親バカの妻がいます。私の場合は楽譜からキーボードに入ったから、楽譜の読めないうちはまだまだと思いつつ、楽譜から入ったから上手くならないのかもと納得です / ポラリス ( 2007-08-14 01:13 )
ほぅ、そうなんだあ。嫌だとちょっとでも言ったらやめさせてしまっていいんですか?それともその日の気分くらいだったらしらっと流してしまっていいのかしら。難しいところだなあと思っていたところです。 / フィー子 ( 2007-08-13 19:36 )

2007-08-11 【子ども】次の習い事

で、7月から娘は次の習い事をはじめた。
な、なんと、フラワーアレンジメント、「生け花」である。

公民館でやっている子どもの生け花教室で、年12回、月謝は400円(←ケタひとつ間違えてませんよ)。花代のみで、あとの講師のみなさんはボランティアだ。
娘と仲のよい友達が始めたのだけど、知っている子がいないので、お誘いを受けたのだ。

娘は花が好きなので喜んでいる。日ごろもよく摘んできてリースにしたり押し花にしたり、いろいろ自分で飾り付けているからだ。

一方私としては、これまでずっと花とは縁遠く、名前もよく知らないので、草花の名前を覚えられるのがいいな〜と思った。毎回ノートにスケッチして名前を書いておく。

前回は夏の生け花で、スターチスとひまわりとフェニックス、今回は七夕の生け花で、グロリオーサとれんぎょうとぎぼし。
ま、生け花の良し悪しもわからんシロートだけど、月1回だし、安いし(笑)、これなら続けられそうかな?

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もう、月謝の安さに惚れ込んでしまいました。(笑)剣山に刺すだけじゃなくて、リースとかブーケとかもやってくれたらいいなあと思います。(←生け花じゃないって) / パンプキン ( 2007-08-20 01:06 )
激安ですね!!驚きました。お花が好きな子には嬉しいでしょうねえ。うちもいつか知ったらやりたいと言い出しそうです。 / フィー子 ( 2007-08-13 19:37 )

2007-08-10 【子ども】お化け屋敷

夏休みに、子どもたちはダンナにお化け屋敷に連れていってもらった。

「え〜、大丈夫なの?怖いんじゃないの〜?」とからかうと
「ぜ〜んぜん怖くなんかないよ。だって、あれニセモノだもん!人間がやってるんだよ。手をつかんできたら、キックしてやる!」(←おいおい、アルバイトのお兄さんをいじめちゃいかんよ)などと強がっていた子どもたちであるが。

入って、2〜3分も経たないうちに、ふたりとも「リタイヤ〜!」と絶叫したらしい。(笑)
特に小心な息子は、「もうあんなところこりごりだ!二度と入らない!」と心底怖がっており、その日はトイレも付き添いが必要だった。

へ〜、中高生も入ったりするからそれなりに怖い演出になっているんだな。
それにしても、まだまだ可愛いもんだ、と思った出来事でした。

しかし入ってすぐ出されたダンナは、お金がもったいなかったと言っていた。5分以内にリタイアした場合は2割引とか、ないのかね?(ないない)

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2007-08-09 【雑感】童謡の真実


最近、パインちゃんによく童謡を歌っている。
歌詞がうろおぼえなので歌詞カードのついたCDを買ったのだけど、そこで衝撃の事実が発覚。

「夕焼け小焼けのあかとんぼ」の歌に「おわれてみたのはいつのひか」というフレーズがある。
私は40年もの間、これは赤とんぼの気持ちで、「子どもたちに追われてやった(子どもたちが自分を追いかけるのを楽しんでいるので、まあちょっと追っかけられてみてやったよ)」という意味なんだとずっと思い込んでいたのである。

歌詞カードには「負われてみたのはいつの日か」と書かれていた。
ぬわんと、これは人間の子どもの気持ちで、お母さん(か誰か)の背中におんぶして赤とんぼを見た、という意味だったのだ!
ぐわ〜ん。

でも、童謡って、そういうのありがちだよね。ね?
うさぎがおいしいとまでは思わなかったけど。
(子どもの頃歌ってて、いまだに歌詞がよくわからんというのは結構ある。「あおげば尊し」の「今こそわかれめ」はもちろん、長いこと「分かれ目」のことだと思ってました^^;)

写真はインパクト大な写真その2。
コンパスで描いたような丸顔である。
この表情には、「ゴロニャ〜ン」というセリフがよく似合う。(笑)

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