himajin top
パンプキンの手作り日記

息子パパイヤ(小5)と娘キウィ(小3)と赤ちゃん(パイン・1歳)の母の育児日記。
手作り再開はいつのことやら。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2006-11-10 【子ども】テレビが我が家にやってくる!?
2006-11-06 【子ども】ピアノが習いたい
2006-11-05 【子ども】ピカチュウ弁当
2006-11-03 【子ども】自給自足?
2006-11-02 【子ども】空耳
2006-10-27 【日常】幼稚園バザー
2006-10-26 【日常】幼稚園バザーその2(手作り品販売)
2006-10-25 【日常】幼稚園バザーその3
2006-10-23 【子ども】娘のなりたいもの
2006-10-22 【子ども?】昆虫の世界はシビア


2006-11-10 【子ども】テレビが我が家にやってくる!?

・・・いつの時代の話だ、と思われましょうが^^;

現在、我が家にはテレビがない。ここに引っ越してくるとき、壊れたのを捨ててきたんだけど、ちょうど息子が小学校に入学する時期だったので、夜早く寝かせるために生活のリズムができるまでテレビはなくてもいいだろうということで購入しなかったのだ。(小学生の朝は早い。)

なにしろ子どもたちときたら、テレビがついていればもうその前に棒立ちになってしまう。その番組内容がなんであろうが、たとえダイエット番組だろうが(アンタには関係ないだろう!)、流れてくる映像やら面白い会話やらそういうものに夢中になってしまい、「寝る時間だよ」といっても「ちょっと待って」。キレのいいところまではトイレだってその場で駆け足して我慢している有様なのだ。CMだって真剣に見入っていた。テレビってそれなりに視覚に訴えるように作ってあるから、年齢が小さければ小さいなりに、内容がわからないなりに、ぱっぱっと切り替わる刺激的な映像に見入ってしまうんだよね。

だから最初テレビをなくしたのは正解だった。一年坊主なんて緊張しているから、テレビがなければ前の日にちゃんと時間割合わせて、忘れ物がないか確認して、「早く寝ないと明日起きられなくなっちゃう」なんて言いながらそそくさと寝たものだ。近所の1年生は高校生のお姉ちゃんがいて一緒にテレビを見ているので、寝る時間が12時くらいだそう。朝迎えに行くといつも「まだ支度してないんですよ」と言っていた。テレビのなせるワザだと思う。^^;

テレビがない生活って、慣れてくるとこれがなかなかいい感じなのである。
テレビがあれば子どもたちはその前でボーっと過ごしているものを、ないと時間は自分たちで能動的に埋めていかなければならない。絵を描いたり、お話作ったり、本を読んだり、楽器をいじったり、ふたりでごっこ遊びをしたり、お手伝いをしたり、親子で話をしたり・・・。テレビがない1年8ヶ月くらいの間に、こうした活動がとても活発になったと、子どもたちを見ていて思う。
週末におじいちゃんちに見せてもらいに行ったり、週に一度はポケモンビデオをおじいちゃんちで見たりしているものの、家ではまったく平気である。

ここでテレビが来ると、またほとんどの時間がテレビで埋まっちゃうんだろうな〜と思い、ちょっと残念なのであるが。我が家にもテレビを購入しなければならない事情が出てきたのである。延び延びになっていた、おばあちゃんとの同居がいよいよ今月から再開することになったのだ。他に特に楽しみもないお年寄りに、テレビなしというわけにはいかないだろうということで、買うのだけど、ひょっとすると一日中大音量でつけっぱなしになるかもしれないテレビに対し、子どもたちの今のせっかくのペースを崩さないようにするにはどうしたらいいかということを旦那と話し合った。

とにかくテレビはおばあちゃん個人のもの、ということにしてもらい、おばあちゃんの部屋に置いてもらう。子どもたちは自分の見たい番組を週にいくつかだけ決め、それを見せてもらうときだけ、おばあちゃんの部屋に入れてもらう。
まあ実際は、おばあちゃんの部屋に入り浸りになるんだろうけどね。^^;
テレビがなくて見ないのは簡単だけど、あるのにテレビ漬けにならないのはやはりテレビっ子には難しいことだ。
「テレビの他にも楽しいことはいっぱいあるよ。」と言えるには、1年8ヶ月はやや短かったかな・・・。はてさて。

先頭 表紙

なかった時は平気だったのに、持ってしまうとそれなしではいられないってものってありますよね。慣れって怖いです。(全自動洗濯機とか^^;)できるだけシンプルに暮らしたいと思っているのですが、難しいですね〜。 / パンプキン ( 2006-11-13 08:38 )
ごもっともです。人間「慣れ」ですよね。 / フィー子 ( 2006-11-12 20:09 )
それ、あるかもしれませんね(笑)私の場合は、やっとお酒をやめたばかりの元アル中が、目の前でお酒を飲まれるのにおびえてる、というレベルでしょうか^^;テレビがあると生活がコントロールされて、困ってしまうというのは、実は私なのかもしれません。見てもいないテレビの垂れ流しは嫌いなんですけどね。 / パンプキン ( 2006-11-12 09:45 )
わたしもテレビっ子ですから、最初はテレビがついていない状態に耐えられなかったですが、消してみると今度はテレビの音が耳障り・・・なんて思いました。これって、タバコをやめた夫や父がタバコの臭いを毛嫌いするのと同じでしょうか?(笑) / おたか ( 2006-11-11 22:46 )
私たちはテレビっ子世代ですからね〜。かく言う私もテレビなしは平気だけど、ついていると見入ってしまうひとりなんです。^^;旦那もサッカー好きだけど、どのみち帰りが遅いからテレビ見る時間がないんでどっちでもいいみたい。食事中にテレビつけてると、子どもなんて何食べてるかもわからなくて後で「今日ご飯食べたっけ?」なんて言いますよ。老人じゃないんだから。^^; / パンプキン ( 2006-11-11 17:36 )
我が家で一番テレビを除去されると困るのはきっと、夫です。とくに見たくもない様子なのに、つけてるからチャンネルきりかえてばかりで、こちらがイライラするんです。この頃やっと食事中だけは消してくれるようになりました。すごい進歩なんです。 / おたか ( 2006-11-11 17:26 )

2006-11-06 【子ども】ピアノが習いたい

娘(年長)がある日突然、「ピアノが習いたい」と言い出した。

9月の小学校の音楽会以来、我が家の音楽ブームはまだ続いており、娘はいつの間にか「猫ふんじゃった」とかそういう類の(初心者でも弾ける)曲は弾けるようになった。幼稚園にはピアノを習っている子がいて、さすがにそういう子はピアノが上手で、それを聴いて自分もうまくなりたい、という思いが沸いてきたらしい。

はて、どうしよう。^^;
うちは親主導では習い事をさせない主義だったのだが、本人がやりたいとなれば、ちょっと考えないといけないかな。

ピアノを習うには、家にピアノがないと困る。まあ私自身ピアノを習っていたので実家にあるにはあるので(電子ピアノ。本物は昔売っちゃった)、これから買う家よりは敷居が低いが、もってきたところで置き場所が大変。バイオリンみたいな、場所とらない楽器にすればいいのにと思うのだが、「どうしてもピアノ」なのだそう。(バイオリンのコンサートなんか連れてってないから、そっちに憧れようもないよな〜^^;)

しかしピアノがあるだけで家のレイアウトは非常に圧迫されることは間違いないので(笑)やってすぐ飽きられても困る。このやる気が本物かどうか、様子を見た方がいいんじゃないかと旦那などは言う。
「習いたい」といってもすぐには習わせず、さらに憧れを募らせるという作戦。トランペットに憧れた少年が、いつまでも楽器屋さんのウインドウを眺め、「ああ、あのトランペットにさわれたら。あの音が鳴らせたら。」と思いを募らせる日々をある程度過ごした後にやっと楽器を手にしたときの感動、みたいな。(笑)

娘は左利きなんだけど、普通ピアノは右手が旋律だよね。大丈夫なのかな?それも申し込む段になったら聞いてみよう。

息子は相変わらず誰かの指導を受けるのは嫌なようだが、やはり音楽に凝っており、クリスマスにスネアドラムが欲しいなどと言い出した。「その次は学校で使っているような、大きいシンバルが欲しい」・・・ドラムにシンバルって・・・聴かされる家族の立場は・・・^^;
高学年になったら、金管バンドにでも入って(息子の小学校にあるブラスバンドのこと)、学校のお金で買った楽器で思う存分ドラムやシンバルをやってくれ、と思うのだが・・・果たして。

先頭 表紙

そうですよね〜、もっと小さい楽器がいいですよね。幼稚園とかで先生が弾くのはピアノだし、どうもその辺がネックじゃないかという気がしますよ。今後現代の住宅事情を考えてフルートとかバイオリンでお歌の伴奏をしてほしいですね。(無茶?) / パンプキン ( 2006-11-08 17:36 )
うわー、そうか年長さんくらいになると自ら言ってくるんですね。私も同じくうちにピアノは置けないので、バイオリンに憧れてくれないかなーと願ってます。もっと小さな楽器とか。住宅事情のなせるわざですね(^^ゞ。 / フィー子 ( 2006-11-08 10:21 )

2006-11-05 【子ども】ピカチュウ弁当


子どもたちはたまに、「クラスのだれそれちゃんがピカチュウ弁当をもってきた」などと報告しに来る。

「へー。そりゃすごいね」などと聞き流していたのだが、どうも私に作ってもらいたいらしく、「ピカチュウ弁当って簡単だよ。チキンライスに卵をのせてね、耳と目はのりで、ほっぺがケチャップで・・・」などと見てきた弁当について詳しく解説する。

「あーわかったよ、作りゃいいんでしょ作りゃ」(←おいおい。心の声です。)と思い、さっそく作ってみた。

作っている最中に娘が起きてくる。「あっ見ーちゃった。ピカチュウ弁当だ!!」とはしゃいでいる。口をケチャップで描こうとしたら変になってしまう。
娘が不満そうな顔をしている。

「はいはい、作り直しね」キッチンペーパーでケチャップを拭き取り、再挑戦。^^;

なんとか娘も満足のピカチュウの顔ができました。
耳の間にはほうれん草のおひたしが入ります。

しかし・・・しかしだね、お弁当箱の蓋をあけたとき、このままの顔でピカチュウ君が現れるかが問題なのだよ。
目や鼻が蓋にくっついて、ケチャップがのびてて・・・なんてことになったら。^^;

娘は「そーっと歩くから」というのだが、お昼の時間、お友達を呼んで「ねえねえ、今日のあたしのお弁当見せてあげる?」なんて言って、「じゃーん!」なんて蓋をあけてみせたら、血まみれ(ケチャップまみれ)ホラー顔のピカチュウが出てきたらどうしよう^^;

あーだからキャラ顔のお弁当は困るのよ。
無事にお昼の時間が過ぎますように。どきどき。

先頭 表紙

案の定、片目が蓋にくっついて、ケチャップがとれていたそうです^^;こっちから聞くまであまり多くを語りませんでした・・・^^;(ラップをかけときゃよかったのか!?) / パンプキン ( 2006-11-08 17:37 )
で、どうだったんですか?お昼には? / フィー子 ( 2006-11-08 10:20 )

2006-11-03 【子ども】自給自足?

親の私が言うのもナンだが、うちの子どもたちはヒジョ〜に仲がよい。
おそらく近所の子どもがみな学童に通っていて、他に遊び相手がいないことも一役かっているのだろう。
おそらく最近私の体調が悪く寝込んでいて、相手ができなかったこともあるのだろう。
とにかく遊びのときはいつもお話を作って、ふたりだけの世界を作り上げている。もはや誰も入っていけない。(恥ずかしいらしく、近寄ると「しっしっ」とされる)

で、あるとき夕食の時間、こんなことを聞かれた。
娘「ねえ、同じ名前(苗字のこと)の人とは結婚できないの?」

え?たまたま同じ苗字だったら結婚できるけど、同じ家族の人とは結婚できないよ、というと

娘「なんだ〜、ダメなんだって」(互いに顔を見合わせて、がっかりした様子)

そういえば前の幼稚園で、男女の双子ちゃんのママが言ってたっけ。男女の双子だと婚期が遅れると言われたそう。お互いの人間関係で満たされてしまうので、他の異性なんか必要じゃなくなるらしい。(笑)

なんかウチも近いものがありますけど・・・人間関係の自給自足っていうんですか・・・^^;本当に楽しそうですから、ふたりとも。

フツー男の子といえば「将来ぼくはお母さんと結婚する!」なんて可愛いことを言ってくれるものだけど、さすがに33歳年上の母ははじめから対象外らしい。(わびしっ、笑)

先頭 表紙

ケンカばかりよりはいいかもですね・・(ケンカもたまにしますが)。他の子とも遊んでほしいとか、親の欲は尽きないのですが。高学年になって学童の男の子たちが地域に帰ってきたら、兄妹関係はどう変化していくのだろうと思います。^^; / パンプキン ( 2006-11-06 09:53 )
とってもいいことですね!! / フィー子 ( 2006-11-04 23:28 )

2006-11-02 【子ども】空耳

娘が、「ゲド戦記」の歌を歌っている。

「こ〜ころ、うなぎにたとえよう〜♪」

う・・・うなぎですか^^;

先頭 表紙

2006-10-27 【日常】幼稚園バザー


娘が今行ってる幼稚園の、幼稚園バザーがありました。ここのバザーは、通常保育の日に、幼稚園の一室だけを使って園のお母さんだけが集まって行う、まさに「ママのためのバザー」なのです。
娘が最初に通ったR幼稚園の、「園児と地域の人たちのために行うバザー」とはそこが大きく違うところでした。
役員さんが、「一般のお客さんを呼ぶともー大変だから」と言ってました。

そうだよね、R幼稚園は対外的にやるから大変だったよね。(笑)園児もいるから、お金も現金のところと、園児が使えるお金もどき(金券)のところと、それから外部の人が来て数量がわからないから食べ物の前売り券など3種類も作ったりしたけど、ここのバザーは現金のみでOK。きのこ汁は作ったけど、お店の調理パンの事前注文とるだけで、カレーとかやきそばなど昼食も作らなくていいし。ママたちの手作り出品作品と、有志が集まって作ったお菓子販売のみの簡単なバザーでした。

園児は、別の日に別の場所で、お母さんたちが作ったリサイクルおもちゃ(万華鏡、コマ、輪ゴムギター(笑)、パチンコ、紙ビーズネックレスなど)を自分で作ったお金でひとり一点お買い物ごっこするだけでした。

「こ、こういうのもアリだったのかっ」というのが正直な感想。でも、R幼稚園は、子どもたちにとっても心に残る楽しいイベントだったもんね。ところ変わればバザーも変わるな、と思いました。
写真はお菓子売り場。

先頭 表紙

ああ、Tくんも年長さんともなるともうお友達と遊んでて手が離れるんですね〜。でも来年は一般市民として顔出せるんじゃ?(笑)そろそろランドセルのダイレクトメールとかが届く季節ですね。 / パンプキン ( 2006-10-30 07:47 )
先日R幼稚園のバザーも無事終了。子供も年長でお友達とはじけて遊んでるし、私はお友達のママとの〜んびり。今までで一番楽チンのイベントでありました。これが最後のバザーだと思うと淋しかった。これから園行事は卒園に向けてまっしぐら。はぁ〜 / たたら ( 2006-10-29 19:39 )

2006-10-26 【日常】幼稚園バザーその2(手作り品販売)


写真は手作り品販売の一角、バッグコーナー。
バーゲンセールに長けたママによい品をたくさんとられてしまわないように(笑)「ひとり一点買いタイム」というのをまず最初に設けてありました。一点買いシールというのをひとり一枚もらって、最初に「これとっぴ!」をします。(笑)
私は、どこぞのママが手作りした、アンティーク調の飾り棚に目をつけており(1000円ですよ!)前日のお手伝いの時から家に帰ってサイズを測って「あそこにとりつけて、上にグリーンを・・・」などともくろんでいたのに、先生たちが前日に一足早く一点買いができるので、すでに目玉商品はみなとられていました。(^^;
なので娘にビーズで作ったティアラをゲット。
サザエさんで見るようなバーゲンの雰囲気(自分は行ったことないけど)を味わいました。(笑)

私のハンバーガーセットは1000円の値札がついてました。手作り品の中では1000円の値付けが最高だったので、(飾り棚でさえ1000円なのだから)「同じ値段でいいんかいな!?売れ残ったらどうしよう!?」と心配でした。(前の幼稚園だったら300円か500円だったよね)まあ自分の出品作はわが子のようなものなので(笑)みんなひそかに自分の作品が売れ残ることを恐れていたような。
でも売れていたのでほっ。^^;

先頭 表紙

2006-10-25 【日常】幼稚園バザーその3


こちらは輪投げゲームの景品コーナー。
この景品はすべて、日本各地に引っ越されていったもとここの幼稚園のママや、OGから送られてきた品だそうです。毎年この時期になると送ってくるのだとか。
全体で3クラスしかない(去年は2クラス)小さな幼稚園ならではの、お母さんたちのつながりがあるんだろうなと思いました。

輪投げゲームをするのも景品をもらうのもお母さんたちなんですけどね。(笑)
つまりお母さんたちの親睦会としての位置づけみたいです。
5回連続で入ったら1等賞、4回入ったら2等賞。女の子を持つお母さんたちはなんとしても1等賞のドレス+ティアラ(写真中央)をゲットして帰ろうと真剣そのもの。
でも狙えば狙うほど、手に力が入ってしまうのでした。(笑)

私は2等で、カフェエプロンをもらいました。
あと、ぐりとぐらのぬいぐるみ(手作り)も1等賞の景品でした。これはリュックサックなど小物まですごくよくできている作品で、毎年このOGが3セットずつ送ってきてくださるのだそうです。

さあ、バザーが終わったら、あとはクリスマス会のプレゼント交換用の手作り作品に着手しなくてはっ。^^;

先頭 表紙

2006-10-23 【子ども】娘のなりたいもの

娘が「ねえ、ウチ将来なりたいもの、決まったよ。なんだと思う?」と聞いてきた。
「えーと、お花屋さん?お菓子屋さん?ケーキ屋さん?」・・・などとこれまで出てきた職業を言ってみたが、どれも「ちがーう」という。

「答えはねえ・・・アイドルだよ!」

で、でた〜っ^^;

先日、「ねえ、アイドルってなに?」と聞いてきたので、「アイドルはねえ、テレビに出てくる、可愛いお洋服着て歌を歌う人のことだよ」と答えたばかりなのだった。

アイドルになる練習をするらしく、「歌うたうから、聞いてて」といい、「とんぼのメガネ」とか「真っ赤だな」とか「大きい木」など、幼稚園で習った童謡を歌い始める娘。
どうもビミョ〜にアイドルのイメージがずれているみたい。

おかーさん、いわゆる「アイドル」には反対だけど、小鳩くるみちゃんみたいな童謡歌手だったら、いいな〜と思うよ。(ふるっ)

先頭 表紙

2006-10-22 【子ども?】昆虫の世界はシビア

息子(小2)のファーブル熱はまだ、続いている。
相変わらず、寝る前は「時間ある!?ねえ、ファーブル昆虫記読める?」と、ねだられる。
ファーブル昆虫記も5冊目に入り、今はクモ、サソリ、カマキリのお話である。

実はこの3つの昆虫(?)には共通点がある。
メスが強いということだ。
クモもサソリもカマキリも、結婚の後、オスはすぐメスにむしゃむしゃ食べられてしまう。卵を産むための栄養になってしまうのである。
カマキリなんぞ、結婚の最中に食われてしまうのである。どれも大して抵抗もしないらしい。そういうものだという運命を受け入れているのか。

昆虫という生き物は、すべてが「子孫を残す」という目的のためにシステム化されているかのようである。実にシビアだ。
人間の世界にあてはめると、これは何かのメタファーになっているのか、と考えてみたが、よくわらかない。(笑)「結婚は人生の墓場」という格言(?)は存在するものの、これは別に男性だけにあてはまることではないし。
(息子はオスのひとりとして、聞いててどんな気分だろう?)

ファーブル昆虫記は大人が読んでも面白い。昆虫は、人間の到底かなわない、すばらしい知恵をもって生きている。知れば知るほど、その知恵深さに驚かされる。けれども、昆虫はそれを意識しているわけではない。生まれつき本能にプログラミングされているだけだ。どんな精巧な仕事をやってのける昆虫でも、初めの一歩をつまずかせると、その先の仕事をまったく続けることができずに死んでしまう。どんなに命がけで子どもを守る母虫も、子どもを入れ替えても、別の似た物質と取り替えてもまったく気づかない。愛情や優しさでやっているわけではない。昆虫とは、いってみれば精密なロボットなのだ。

よくひどいことをする人間のことを「虫けら以下」と称することがあるが、昆虫記を読むと、ある意味、悪の道に脱線できる能力こそが、人間の特権であるとも感じられる。昆虫に脱線などという「選択肢」はない。プログラミング通り生きるだけなのだ。してみると、悪くもなりうることこそが、人間がロボットでないことの証なのである。虫けらは、決して不良にはなれないのだ。

そう考えると、反抗期もまた、人間特有の過程である。これを通らない人間は大変な大人になると言われる。まあまだ先のことだけど、その時期になったら、ファーブル昆虫記でも思い出しますか。(笑)(「反抗もまた人間であることの証よのう。ほほほ」と悠長に構えられるかも!?」)

先頭 表紙

ファーブル昆虫記面白いですよ。私はひそかにファーブル先生みたいな「研究バカ(笑)」も好みですが、家族は大変でしょうね〜。(庭がくもだらけとか、さそりだらけになるし^^;) / パンプキン ( 2006-10-24 12:34 )
すごく勉強になりました。ファーブル昆虫記を読むと上記のようなことがわかるんですか?図鑑に夢中になる男の子、好みだわー。 / フィー子 ( 2006-10-23 17:01 )

[次の10件を表示] (総目次)