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パンプキンの手作り日記

息子パパイヤ(小5)と娘キウィ(小3)と赤ちゃん(パイン・1歳)の母の育児日記。
手作り再開はいつのことやら。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2006-10-25 【日常】幼稚園バザーその3
2006-10-23 【子ども】娘のなりたいもの
2006-10-22 【子ども?】昆虫の世界はシビア
2006-10-18 【子ども】来入児検診
2006-10-17 【子ども】キモい話
2006-10-16 【子ども】泡の力
2006-10-14 【子ども】ジェラシー
2006-10-13 【子ども】イタリア式叱り方、失敗
2006-10-06 【子ども】ある事件
2006-10-04 【子ども】音楽一家!?


2006-10-25 【日常】幼稚園バザーその3


こちらは輪投げゲームの景品コーナー。
この景品はすべて、日本各地に引っ越されていったもとここの幼稚園のママや、OGから送られてきた品だそうです。毎年この時期になると送ってくるのだとか。
全体で3クラスしかない(去年は2クラス)小さな幼稚園ならではの、お母さんたちのつながりがあるんだろうなと思いました。

輪投げゲームをするのも景品をもらうのもお母さんたちなんですけどね。(笑)
つまりお母さんたちの親睦会としての位置づけみたいです。
5回連続で入ったら1等賞、4回入ったら2等賞。女の子を持つお母さんたちはなんとしても1等賞のドレス+ティアラ(写真中央)をゲットして帰ろうと真剣そのもの。
でも狙えば狙うほど、手に力が入ってしまうのでした。(笑)

私は2等で、カフェエプロンをもらいました。
あと、ぐりとぐらのぬいぐるみ(手作り)も1等賞の景品でした。これはリュックサックなど小物まですごくよくできている作品で、毎年このOGが3セットずつ送ってきてくださるのだそうです。

さあ、バザーが終わったら、あとはクリスマス会のプレゼント交換用の手作り作品に着手しなくてはっ。^^;

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2006-10-23 【子ども】娘のなりたいもの

娘が「ねえ、ウチ将来なりたいもの、決まったよ。なんだと思う?」と聞いてきた。
「えーと、お花屋さん?お菓子屋さん?ケーキ屋さん?」・・・などとこれまで出てきた職業を言ってみたが、どれも「ちがーう」という。

「答えはねえ・・・アイドルだよ!」

で、でた〜っ^^;

先日、「ねえ、アイドルってなに?」と聞いてきたので、「アイドルはねえ、テレビに出てくる、可愛いお洋服着て歌を歌う人のことだよ」と答えたばかりなのだった。

アイドルになる練習をするらしく、「歌うたうから、聞いてて」といい、「とんぼのメガネ」とか「真っ赤だな」とか「大きい木」など、幼稚園で習った童謡を歌い始める娘。
どうもビミョ〜にアイドルのイメージがずれているみたい。

おかーさん、いわゆる「アイドル」には反対だけど、小鳩くるみちゃんみたいな童謡歌手だったら、いいな〜と思うよ。(ふるっ)

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2006-10-22 【子ども?】昆虫の世界はシビア

息子(小2)のファーブル熱はまだ、続いている。
相変わらず、寝る前は「時間ある!?ねえ、ファーブル昆虫記読める?」と、ねだられる。
ファーブル昆虫記も5冊目に入り、今はクモ、サソリ、カマキリのお話である。

実はこの3つの昆虫(?)には共通点がある。
メスが強いということだ。
クモもサソリもカマキリも、結婚の後、オスはすぐメスにむしゃむしゃ食べられてしまう。卵を産むための栄養になってしまうのである。
カマキリなんぞ、結婚の最中に食われてしまうのである。どれも大して抵抗もしないらしい。そういうものだという運命を受け入れているのか。

昆虫という生き物は、すべてが「子孫を残す」という目的のためにシステム化されているかのようである。実にシビアだ。
人間の世界にあてはめると、これは何かのメタファーになっているのか、と考えてみたが、よくわらかない。(笑)「結婚は人生の墓場」という格言(?)は存在するものの、これは別に男性だけにあてはまることではないし。
(息子はオスのひとりとして、聞いててどんな気分だろう?)

ファーブル昆虫記は大人が読んでも面白い。昆虫は、人間の到底かなわない、すばらしい知恵をもって生きている。知れば知るほど、その知恵深さに驚かされる。けれども、昆虫はそれを意識しているわけではない。生まれつき本能にプログラミングされているだけだ。どんな精巧な仕事をやってのける昆虫でも、初めの一歩をつまずかせると、その先の仕事をまったく続けることができずに死んでしまう。どんなに命がけで子どもを守る母虫も、子どもを入れ替えても、別の似た物質と取り替えてもまったく気づかない。愛情や優しさでやっているわけではない。昆虫とは、いってみれば精密なロボットなのだ。

よくひどいことをする人間のことを「虫けら以下」と称することがあるが、昆虫記を読むと、ある意味、悪の道に脱線できる能力こそが、人間の特権であるとも感じられる。昆虫に脱線などという「選択肢」はない。プログラミング通り生きるだけなのだ。してみると、悪くもなりうることこそが、人間がロボットでないことの証なのである。虫けらは、決して不良にはなれないのだ。

そう考えると、反抗期もまた、人間特有の過程である。これを通らない人間は大変な大人になると言われる。まあまだ先のことだけど、その時期になったら、ファーブル昆虫記でも思い出しますか。(笑)(「反抗もまた人間であることの証よのう。ほほほ」と悠長に構えられるかも!?」)

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ファーブル昆虫記面白いですよ。私はひそかにファーブル先生みたいな「研究バカ(笑)」も好みですが、家族は大変でしょうね〜。(庭がくもだらけとか、さそりだらけになるし^^;) / パンプキン ( 2006-10-24 12:34 )
すごく勉強になりました。ファーブル昆虫記を読むと上記のようなことがわかるんですか?図鑑に夢中になる男の子、好みだわー。 / フィー子 ( 2006-10-23 17:01 )

2006-10-18 【子ども】来入児検診

娘と、来年小学校に入るための「来入児検診+保護者会」に出席してきた。

娘の入る小学校は、もちろん兄ちゃんのと同じだが、なかなかいいところなのだ。
全校生徒200余名。多すぎもせず、少なすぎもせず。田舎ということもあり自然や地域の人々の協力など環境にも恵まれ、子どもたちは素直で優しく、いい子だと一般に言われている。(確かに子ども会の子どもたちを見てもそう感じる)

もちろん学級崩壊や校内暴力とは無縁である。生徒たちは人の話もきちんと静かにきける。やや、自信がなく自己主張できないところが欠点だそうだが。
登校拒否もひとりもいないんだそうな。

・・・え!?マジっすか!?これを聞いて安心するどころがプレッシャーを感じてしまった私。まあウチの娘は人の話はよく聞けるし暴れたり授業妨害するようなタイプではないが、登校拒否が心配・・・。ウチが第一号になるんじゃなかろうね・・・^^;
でも、第一号になったら、ひとり目だけに手厚くケアしてもらえそう。^^;

以前、小さい頃から保育所に預けられている子どもには、登校拒否の子どもが少ないというデータを見たことがある。だから早いうちから保育所に預けると社会性が身に着くのでは、って早計に結論出してた人もいたけど、・・・でもね、登校拒否って、家庭の居心地がいいことが前提条件だと思うのよね。「家にいるよりは学校行ってた方がマシ」って子は、登校拒否にもなれないわけで。

そりゃ、登校拒否にならないにこしたことはないけれど、別になってもいいんだよ、登校拒否。生きててさえくれれば、いつかそれも思い出話になるよ。・・・なんて昨今の自殺ニュースを聞くにつれ、思ってしまう母なのであった。

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全校生徒数ですが、これは比較の問題で、県下には過疎地が多いので全校生徒10数名なんて学校もちらほらあるのですよ。200名くらいだと、先生が職員会で生徒の名前が出てもすぐ顔が浮かぶくらいの規模(生徒同士もほとんど顔見知りになれる)なんだそうです。 / パンプキン ( 2006-10-24 12:32 )
私の知人の中には、お子さんが(中高生で)登校拒否になったという人が数人いるのですよ。でもお子さんたちはみなその経験も糧にしながらちゃんと素敵な社会人に育っているんです。そういうのを見ると、学校生活もひとつの過程だよね〜と思います。人生お先真っ暗になってまで無理して行かなくても。でも学校が楽しく感じられたらそれが本人にとって何よりでしょうけどね。 / パンプキン ( 2006-10-24 12:30 )
あ、もう1つすみません。全校生徒200名って少なくないんですか?!1学年40人いないってことですよね?現代ではそのくらいがちょうどいい人数なんでしょうか?! / フィー子@第二次ベビーブーマー ( 2006-10-23 17:06 )
最後の3行、ずっしりきました。行きたくないけど、それを親に言えず。その狭間、大人が考える以上に苦しいでしょうね。 / フィー子 ( 2006-10-23 17:04 )

2006-10-17 【子ども】キモい話

娘(年長)が「ねえ、キモい話、教えてあげる?」という。
何?と聞くと、
「Aくんは、Bちゃんのことが好きなのね。でも、BちゃんはAくんのことが嫌いなの。
それでね、Aくん、Bちゃんのトイレについて来たんだって。ね、キモいでしょ?」

おおお、娘の口からそんな恋愛関係(?)の話が。
でもこの手の話を「キモい」と一言で片付けているところに、興味はあるけど恥ずかしいという、子供らしい照れが伺えますな。
(ポケモンの登場人物の中でも、きれいなおねーさんが大好きな「タケシ」のことをいつもキモいキモいと言っているのである)

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2006-10-16 【子ども】泡の力

我が家では、お風呂掃除は相変わらず息子(小2)の分担になっている。
文句たらたらではあるが、今のところ頼めばやってくれる。

お風呂掃除では、洗剤をスプレーで浴槽に吹き付け、スポンジでゴシゴシこすり、シャワーで流し、お風呂釜の中もシャワーできれいにするという手順になっている。

ところがある日、「ねえ、スポンジでこすらなくてもいいんじゃない?」と言い出した。
なぬ?もう手抜きか?と思って「なんで?」と聞くと、洗剤の表示を指差した。そこには

「泡の力でこすらず落とす」という宣伝文句が。
「泡の力があるんだから、こすらなくても汚れが落ちるんじゃない?」というわけだ。

こすらずにきれいになるとも思えんので、即座に却下したが、なかなかいい目のつけどころだ。^^;

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2006-10-14 【子ども】ジェラシー

娘(年長)は、兄ちゃんの小学校が休みの日は、必ず自分も便乗して幼稚園を休む。
確かによく遊ぶ兄妹ではあるが、帰ってからもずっと一緒に遊んでいるのに、そんなに一緒にいたいのか!?と思っていたら、どうもそうじゃないらしい。

兄ちゃんが小学校を休んで私とふたり、家にいる。
その状況が耐えがたいらしいのだ。(笑)
ふたりで、どこかいいところへ行くのではないか。
「キウィちゃんには内緒だよ。」と何か内緒で、おいしいものでも食べるのではないか。
そう考えると、気が気ではないらしい。
それくらいなら、自分がずる休みして家にいて、ふたりきりでいいところへ行かないよう、監視しているつもりなのだった。

いや〜、女の子ですなあ。
(結局雨の日で、大好きな縄飛びもできず、「家の中で縄飛びしちゃだめ」と怒られてつまんない一日だったようだけど。「幼稚園行けばよかったのに」と何度言われたことか、笑)

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ああ、もしかしたら第二子的性格というものかもしれませんね。そういえば保育園時代、娘は帰ってくるとゴミ箱をあさり、兄ちゃんの食べたおやつと園で出されたおやつのどちらが豪華だったかをイチイチ確認しておりました。食い気でしょうか・・・^^; / パンプキン ( 2006-10-17 17:49 )
女の子だからなのか、二人目だからなのか、性格なのか、すごくそういうことに敏感な子いますね。友達のママのバッグに何が入ってるかとか、ママたちはどこでお茶してたの?何を食べたの?ってやたらと聞いてくる子、いますよ(笑)。 / フィー子 ( 2006-10-16 17:17 )

2006-10-13 【子ども】イタリア式叱り方、失敗

昔から日本ではよく、悪いことすると家の外に出されて、ごめんなさい、もうしませんと言うまで家の中に入れてもらえない、という叱り方があった。
今じゃ治安が悪くて、小さい子供だけ家の外に出しておくなんてこと、とてもできないけど。

イタリアでも事情は同じらしく、先日ラジオで、「イタリアでは治安が悪いため、子供が悪いことするとお母さんが家を出て行く」というのをやっていた。家を出て行くお母さんを、子供たちが泣きながら「ごめんなさい、もうしないから、いかないで〜」と呼び止めるのだそうだ。

で、先日、娘がまた幼稚園ずる休みするというので(兄ちゃんがお休みの日)、まだその原因がジェラシーにあることに気づかなかった私は、なんとしても娘を幼稚園に行かせようと試みた。
だって、その前日だって休んだのだ。(振り替え休日)また休んだら、週に2日しか幼稚園に行かないことになってしまう。

「今日は休んじゃダメ。具合悪くないなら、行きなさい」と厳しめに言って、お弁当を作って支度して、さあ行くぞという段になったのに、娘はテコでも動かない。
業を煮やした私はふと先日のラジオ放送のことを思い出し、「ずる休みばかりするなら、お母さん、出て行くからね!」とプチ家出をしてみた。(笑)

とりあえず家を出たその後で園バスに連絡をしに行き、それから子供たちだけで探しに出てきて事故に遭うといけないのですぐ家に戻り、家の近くを見つからないようにウロウロ。
しかし一向に後追いする気配なし。
しばらく影をひそめていたが、しびれを切らしてそっと帰宅してみると、兄妹できゃーきゃー笑いながら遊んでいる声が。
とほほ、全然効き目なかったか。外で寒い思いしただけ無駄だった・・・。

そのまま2階にあがってフテ寝をしていると、やがてわらわらと子供たちが近寄ってきて母にたわむれ始める。娘は私の心を察してか、ご機嫌とりを盛んにする。(女の子である)

どうやら、「本気で出て行くわよ!」という気迫がないとダメなのね。「じき帰ってくるさ〜」とたかをくくっていたようだ。

子供を脅す方法(笑)は昔からいろいろあるけど、私の記憶にあるのは、母が針を飲むマネをしたこと。「そんなにケンカするなら、お母さん針飲んじゃうよ!」(今思うと脈絡はないが)と言って、ゴクンと飲むマネをし、「あいたたた」と演技した母。
私たち兄妹は「おかーさんが死んじゃう!」とわーわー泣きながらごめんなさいしたものだ。まあ脅す方法が叱り方としてどうかとか、これは行き過ぎだったんじゃないかとか今は思うけど、何を言っても聞かない私たちにはこのくらいしないとダメだったのかも。

叱るのはいつの時代も、なかなか難しい・・・。

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「針飲み」はかなりのインパクトですよ〜。生真面目そうなZZ子ちゃんには使う機会が巡ってこないのではないでせうか。(笑) / パンプキン ( 2006-10-17 17:50 )
うわー、その手、つかわせてもらおっ♪針飲むなんて言ったらすっごいびびりそうです〜 / フィー子 ( 2006-10-16 17:16 )

2006-10-06 【子ども】ある事件

娘(年長)が、お友達のお母さんに、「おうちに遊びに来て」と誘われた。
私がずっと仕事をしていて、娘のクラスのお母さんたちと付き合いがなかったため、お友達のおうちにお呼ばれするのは初めてのことだ。もう嬉しくて嬉しくて舞い上がってしまった娘。(兄ちゃんが幼稚園のときは、よく兄ちゃんのお友達のうちに遊びに行っていたもんね)
前日はハイになっており、何度も「こんにちは、お邪魔します」のあいさつを自主的にリハーサルしていた。(笑)

夕方お迎えにゆくと、マンション住まいのその子の家にはとにかくおもちゃがたくさん。夢のような時間を過ごしていたようだった。家に帰ってきた後、テーブルに、娘に買ってやった覚えのない、見知らぬおもちゃ(ハート型のビーズ)があるのに気がついた。
「これ、どうしたの?お友達にもらったの?」
娘は黙ったまま、答えない。
母は怪しいとピンときた。「お母さんに本当のことを言って。」
娘は、「秘密。」とずっと言い渋っていたが、とうとう「お母さん、怒らない?」と聞いてきた。

そこで、お母さんの小さい頃のお話をした。
私は小さい頃、お友達の家に行って、ほしいおもちゃがあったので、黙ってポケットに入れてもって帰ってしまったことがあった。お母さんと一緒に、そのお宅に謝りに行った。そのことはずっと忘れない記憶として残っている。
だから、悪いことしてしまったら、ちゃんと正直に言って、謝りにいかなくちゃいけない。そして、もう二度と、しなければいいんだ、ということを言って、娘はようやく重たい口を開いた。

本当のこというと、実際の私はもっとワルかった。その後も、懲りなかったのか、また別のお友達のおもちゃを持ってきてしまった。「どうしたの?」と聞かれ、答えられなかった娘とは違い、「友達にもらった」と即座にウソをついた。「どの友達?お母さんが聞いてみるから」といわれ、次々にウソを重ねた。あれは苦しい思い出だった。一度ウソをつくと、そのウソを隠すために、もっとたくさんのウソをつかなければならない。収集がつかなくなる。その苦しさ。「もうウソなんかつくのはやめよう」「人のものを黙ってもってくるのもやめよう」と「正直は最善の策」という悟り(笑)に入ったのは、小学校1年生くらいの頃だったと記憶している。

私の母はすごく真面目で固い人だったから、きっとかなりショックで、悩んだであろうことは想像に難くない。今思うと気の毒である。私は、自分も同じことをしていたから、まだ手遅れじゃないと思える。(だってその後盗癖はなくなったから)何も問題が起こらないこと、失敗しないことがすばらしいわけじゃなくて、そこから何を学ぶかが大事なのだ。誰もが、生まれつきしっかりした倫理観を持っているわけじゃないのだから。それは、学習しなければならないものだ。

「一緒に謝りに行こう」というと、娘は「恥ずかしい」と嫌そうだった。それはそうだろう。でも、ここが大事。この恥ずかしさ、後味の悪さを忘れないためにも、うやむやにしてしまってはいけない。雨の日、ダンナの車に乗せてもらって、謝りに行ってきた。留守だったら、手紙ですまさず、何度でも行くつもりだったので、在宅でよかった。
お友達のママは、突然のことに当惑した感じだったが、「また遊びに来てね」と気持ちよく言ってくださった。

帰り道、「ちゃんと言えた」と娘は嬉しそうだった。
種はまいた。あと親にできるのは、祈ることだけだ。
このことが、娘の心に、きちんと残りますように・・・。

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自分が体験したことに関しては、案外落ち着いて子供にも向き合えるものですね。私、高校時代は「クソ」がつくほど真面目だったので、子供がその年代になった頃が怖いですぅ・・・^^; / パンプキン ( 2006-10-07 15:07 )
お母様がとても冷静ですね。お友達のうちに行く前に凄く凄く嬉しくてワクワクしてる娘さんの様子、とっても可愛いです。いろんな経験ができましたね。 / フィー子 ( 2006-10-06 17:17 )

2006-10-04 【子ども】音楽一家!?

子どもたちの間では、今「音楽」が大ブームである。
というのも、先日息子の小学校で音楽会があったばかりだからだ。

音楽会自体はとてもすばらしいもので、子どもたちは終わってからも興奮冷めやらず、ダンナが独身時代使っていたキーボード、私が小中学校で使っていたソプラノリコーダー・アルトリコーダーを発掘してきて、「5分ずつだよっ」とケンカし合い、奪い合いながら夢中になって演奏している。

ま、ピアノも何にも習わせていない子どもたちのことだから、「ド」「レ」「ミ」と書いた小さい紙切れをセロテープで鍵盤に貼って、私が言う通り弾いてみるだけのことだが。そしてリコーダーは指使いを教えたがうまく穴を指でふさぐことができずきちんとした音階が吹けないので、リズムに合わせてテキトーに「ぴっぴっ」と吹き鳴らして、演奏しているつもりになっているだけ。(笑)

「ピアノ習いたい?」と聞くと「いい。」と即座に断るふたり。
3本指くらいで弾いているので指が足りなくて弾きにくそうだと思い、指使いを教えてやろうとすると「いい。オレの好きにやりたい」。
人から指図されることの嫌いな子どもたちは、上達しなさそうな生徒の典型である。(笑)

でもま、それで本人たちがそれでいいのだから、いいのだ。
習い始めちゃうと、音楽って、好きだけじゃない、何か別のものになっちゃう場合が多いからね。楽しけりゃいいのだ、確かにそれが音楽の本質。

週末には、家族で演奏会をやろうと言い出す子どもたち。
リコーダーはお母さん(結局子どもたちはマスターできず)、キーボードは息子、娘はシンバル、お父さんはマラカス・・・(おもちゃのシンバルとマラカスは、もともと家にあった)・・・などと割り振られ、「子犬のマーチ」や「キッズソーラン」(いずれも息子が音楽会でやったもの。これなら弾ける)をやろうという。

おお、まるで音楽一家みたいではないか。バイオリンもチェロもないけどね。(笑)
音楽っていい趣味だと思うよ。寂しいとき、悲しいときの心のよりどころになるしね。これからもずっと音楽が好きでいてほしいな。

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