2001-10-03 【月が出たら、屋上にあがろう】
2001-10-02 【焼き鳥屋で食べる「鯖」の味】
2001-10-01 【元気出してよ三宅島！それを思いだし出し神津島】
2001-09-30 【元気狩りの翌日は、かなりお疲れオトーさん】
2001-09-29 【古今酒場事情・「元気」】
2001-09-28 【元気釣り、または元気狩りに行こう！】
2001-09-27 【元気はどこじゃ？】
2001-09-26 【電車でごーかデンシャでグーか】
2001-09-25 【緑に埋もれたミドリのワーゲン】
2001-09-24 【我家の檜の階段は10年もの間、海に浮いていた大木だった】

【10月2日（火）】月を撮る　今日はまんまるお月さまがハッキリ見えた。昨晩が十五夜だったが、今日の方がいい月だ。
夜更けに我が家の屋上、星見のテラスに行ってみた。デジカメでどのぐらい写るのか？多分小さくてあまりよく写らないだろうと、テレスコを持ち出し、ようやく月を撮った。三脚にテレスコ、そして液晶アダプターの拡大境つきのをつけてやっとこんなのが撮れました。でもボケボケでやっぱりこんなんじゃ無理。テレスコつけて約800mm望遠に2.5倍デジタルズームです。ぼくの持ってるデジタルカメラとレンズじゃこれが精一杯。ま、腕が未熟といえばそうなのだが。。。酔っぱらって撮ったからなぁ。といいわけを書いておこうっと。
そういえば、○まるという飲み屋さんがあったなぁ。もう一年以上行ってないけど、女将さんは元気だろうか？月にうさぎのマークが可愛いとこで、靴を脱いで上がり細長いカウンターだけの店。不義理してます女将さん。さて撮った月にウサギの姿はいるかどうか？これが赤かったら、ほんとに日の丸構図。がんばれニッポン。ニッポンチャチャチャ。なんのこっちゃ？

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【10月1日（月）】鯖のくんせい　飲み屋さんシリーズになっていくようで怖い。写真など撮れるような店は少ないからである。いつでもどこでもストロボを発光させる度胸はないのである。ここはお客さんが引けたところを見計らって…。暗いので補正しすぎか画像が荒れて申し訳ないが、焼き鳥屋さんである。れっきとした「鳥」の焼き鳥屋さんである。居酒屋といってもいいが、看板は「焼き鳥」なのである。
この店の良さは、女将さんがいい。お年寄りであるが、品があってシャキっとして、気持ちがいいお母さんだ。板さん？（焼き鳥を焼く人を板さんと呼ぶかどうか知らないが）も、すばらしい。角刈りの真っ白な頭の兄さんは、きちっと隅々まできれいに掃除をし、見事なものだ。写真の鍋ややかんを見てもわかるだろう。こげ目ひとつついてはいない。長年使い込まれたカウンターは白木だけれども、長い年月にしみ込んだ味を出している。写真では汚れて見えるがそうではない）焼き鳥のタレや醤油のこぼしたしみが毎日何度か繰り広げていたであろう。しかし磨かれていて、清潔っ！といいたくなるほどなのだ。25年以上も続いた焼き鳥屋さんとは思えないくらいだ。
お客がいい。ここの客層は、年齢層が高いのである。30〜40は若造。50から60前後か、定年間近の人たち（見た目）が多く、それなりの役職についている方とみた。常連さんが多い。いつも見かける常連さんに目であいさつするだけで、お話はほとんどしない。互いの男は孤独を楽しみ、酒と肴を味わい、ひとりぼんやりしているのだ。このぼんやり感がいいのだ。一切の人間関係から離れ、カウンターに座り一人ぼんやりと酒を飲む。人間のうずまく都会には、喧騒から逃れ自分を取り戻す静かな酒場が必要なのだ。それで男は一人でバーや居酒屋ののれんをくぐるのだ。
肴がいい酒もいい。焼き鳥屋さんなのに、魚が食べられるのだ。女将が銚子や北海道から届けてもらう魚は珍味が多い。今日はほたて貝と、鯖とさんまの薫製、あじの南蛮漬け、イカの沖漬けがあった。常連は、この魚を楽しみに来るのだ。毎日、品がかわり、海山の珍味が多い。ぼくが本日注文したのは「鯖のくんせい」である。なかなか食べられないものだ。いわゆるナマリに似た感じだろうか？鯖を薫製にし、それを日本酒でキュっとやる。もうたまらないデス。その日本酒も越後の鶴亀だ。10月の推奨はこの鶴亀なのだそうだ。この酒はぬるめの燗がいい。そろそろ暖かいものが嬉しい。写真に撮れなかったのは、両隣にお客さんがいて、鯖の薫製はほとんど食べ終わって帰る間際だったからである。美味しいのは自分一人でいいのである。読者はがまんも必要なのである。ほら、行きたくなってくるでしょう？ふっふっふ。ぼくは、しんみりとぼんやりと元気釣りをしているのだ。十五夜である
【今日呑んだお酒】ビール1本、越後鶴亀・お銚子3本
【肴】がんもどき、鯖のくんせい、鳥皮2本、若鶏のみそ焼き、お通しは枝豆。

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【9月30日（日）】島のこと　図書館へ行く。途中、フリマをちらっと見る。ほとんど買うものナシ。古着が多くぼくには関係がない。器やカメラなども見たけど家の余った引き出物や、カメラも安物のプラスチックのコンパクトカメラなど。こんなものを2000円もお金出して買うお客も客だ。中古カメラ屋さんで100円から500円も出せば買えるモノなのに…。しかし買ったおとーさんはいい買い物したと喜んでいるようだった。（笑）
お天気もあまりよくない。午後から雨が降りそうだし、早めに帰らなきゃ。ぼくの研究テーマ（大げさ）はずっと、「左と右」と「伊豆諸島」のこと。他には「幕末と明治初期」「江戸時代の歴史」、そして「家紋」とか「どじょう」「酒」「釣り」「考現学」「路上観察」など面白いと思うことはなんでもなのだ。好奇心いっぱいのオヤジなのであります。伊豆諸島なんて語らせたらあーた、酒飲みながらであれば何時間でもお話できますよ。へへへ。
あ、そうだ！ちょうど昨年の今頃、仲間と神津島へ行った。書いてて思い出したのだ。三宅島の雄山が噴火し、まだ島民が帰れないでいる。三宅の友達も何人かいる。その友達を含めネット仲間10数人で神津島へ義援金を届けにいったのだった。わずかなお金だったけど町長にじかに手渡して、「元気出して、がんばってください」と言ったのだ。町長はわざわざと驚いていたが、三宅島出身のわがリーダーは、三宅も大変だけど神津も大変だからと、「がんばれ神津島オフ」と称して仲間をつのったのだった。八丈島、新島、三宅島在住の仲間も参加してくれた。
日中は雨がどしゃぶりだった。雷も鳴り、一時は大雨であった。道は崖くずれであちらこちらズタズタ。もちろん観光などできやしないしそれが目的ではない。ただ神津島に行ってきただけではあったが、それなりに満足した船旅であった。昨年の９月末のことである。がんばれ三宅島！元気出してくれ！昨年の9月末を思い出して…。
（写真は三宅島への観測用に使われていた「かとれあ丸」と、あちこちで見られたちょっとした崖くずれ・2000/09）
●三宅島のホームページ●三宅島「げんき農 場 」だより●三宅島の詳しいサイト●

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【9月29日（土）】朝帰りの朝　夜中といってもかなり朝方に近い頃、家に帰ってバタンＱ。少し寝てからゆっくりの朝御飯。「お酒も遊びも、ほどほどにしましょう。もう若くはないのだから」とママちゃんから小言。「はいはい」…でもさ、最近マジメにやってるでしょ。たま〜にバカ飲みしてもいいじゃん。と腹の中で思う。飲んでも遊んでも、仕事がらみで飲む方が多いので、それにぼくはマジメ一本槍だからママちゃんからそれ以上言われたことはない。外泊もしないし、浮気ももちろんである。（エッヘン）
外が騒がしい。隣接の小学校から聞こえてくる。ちょっと近くまで出かける用事があったので、小学校の前で見たら、元気に綱引きの練習をしていた。何か、競技会があるのであろうか？小学校の外からちょっと見ていた。おっ！元気いいなぁ！！がんばれよ〜！と心の中で思う。今、おとーさんは元気を釣りしまくっているんだぞ〜。今日も一匹釣れたにゃん！よしよしっと。
ごろりとなってビデオを見る。ひまじんで知った、「リトルボイス」を見る。良かった！懐かしい唄も聴けたし満足。一休みしてから、続いて息子が借りてきた「パリ・テキサス」を見る。うとうとしながら見る。これは失踪した女房を探し続けた男が疲れ果てて、弟のところでやっかいになる。そこには自分の息子がいて、その息子と一緒に再度女房を捜す物語である。最後の鏡越しに交わす会話がかなり利いた。1984年カンヌ国際映画祭グランプリ作品。監督ヴィム・ヴェンダース。ギターが渋く印象的であった。ぼくは今日は、お疲れさまだなぁ。早く寝ようっと。

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【9月28日（金）】ニューハーフ　最近はちょっぴり元気がなくなってきて、「元気」を求めて、あっちこっちなんか面白いことないかなぁ〜とそぞろ歩き、飲み屋さんを覗き、モツをかじり、明日の活力にしようと思っているネコさんです。
まず、居酒屋。当たり前のことかもしれないけど、繁盛しているところとそうでないところがハッキリしてる。「宴会なんか少なくなったよ、特に年末、年始なんかひどいものさ」と飲み屋の親父談。これが多い。
スナックなんぞ、もう時代遅れの感さえします。カラオケスナックなど、美しい女性がいて、色気がウリのとこは最悪。ママも老けたしねぇ…。
唄うのはカラオケルームに行った方が安いし、自分達だけで楽しめるしというところでしょうか。かつて、乾きモノだけで、ウイスキーのボトルを出し、若い娘１〜２人おいて、評判ママとなっている時代はもう過ぎた。それなりの特徴がないと客は出向かないンだなぁと思うのであります。
高級クラブ。これは、もうお手上げ。大きなクラブが廃業したり、そこにいた売れっ子ホステスさんから、田舎で別な商売をしてますよ〜との葉書をもらったりして、その衰退ぶりはタクシーの運転手さんからの話でも伺える。
飲み屋で元気なのは、釜系。いわゆるニューハーフの店がやたらと元気がいいです。昔のゲイバーね。これは元気！ま、こういうところは元気が売り物で、面白くなくっちゃいけないところでして、ほんとに元気だ。めちゃ明るく元気いっぱいの感さえしてる。金曜の夜更け、ほんと久しぶりに行ってみたのだった。
ま、その道のことはネコさんも、もう20年以上のおつきあいで、新宿のあちこち出没していましたが、すでにゲイバーのなごりはない。
世代がかわっているのだ。20代前半から、30そこそこの人たちが、接客する。それがまた女性よりも女性らしくみえるし、化粧もうまい。ファッショナブルだし、スタイルも体型もまったく女性としか思えないような方も多い。週末の夜・夜中まで、久しぶりに知人と３人で飲んでいて、勢いづいた。飲んだ勢いで行ってみるか〜と。昨日モツを食って元気（うそ）なので、朝方までつきあってしまったオヤジどもでした。(^_-)　ま、気に入った娘？がいたからかもしれませんが…。(^っ^)
盛り場に行くと、やたらとアジア系のネオンが目につくし、風俗店のネオンも元気はありそうだけど、この前の火事騒ぎもあったしねぇ。ぼくらはそういうところへは縁がない年頃。しかし新宿歌舞伎町はアジア系のパワーがすごいです。
オヤジとしては、いい酒、いい雰囲気、いい客層。そしてなによりも安いということが、私の行く店の最低条件。あまり繁盛しているお店は、私は好きではないが、暇すぎる店というのも考えものである。そこそこにというところがちょうどいい。気に入った店というものは、何か引きつける魅力があるんですね。最近は焼酎バーが多いのだが、あまり毎日だと常連ズラしているようにも見られるのも嫌だし、マスターともある程度距離をおいて、いい関係でいたい。ここらでひとつ飲み屋も浮気をして元気狩りに出かけてみた次第であります。

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【9月27日（木）】もつ焼き屋の話　お酒は、その雰囲気でもうまく感じるものですね。無性に豚モツを食べたくなった。豚モツは、なかなかいい店に出会えなくなってきて、おいしい豚モツを食いたい、食いたい、モツや〜、モツや〜、美味しいモツ屋〜とずっと思っていました。ぼくが昔から好きだった店は、昨年の末、つまり20世紀をもって店じまいしてしまったのです。そのことを少し。
ぶっきらぼうなオヤジと話ができるようになったのは、通いはじめて5〜6回目を過ぎた頃だった。初めて行ったときは、シロと、レバとハツを３本づつ。と頼んだのだが、しらんぷりを決め込まれ、返事もしてくれなかった。…トホホ。
最初に２本出てきた。なんでぇ?３本頼んだのにぃ〜と思っていた。しかしそのとき、オヤジはある行為をして、それからおもむろに焼けたシロを皿においたのだ。なんと、皿を暖めていたではないか。うっ。このオヤジなかなかやるな。と即座に思った。オヤジを見ると、またしらんぷりしている。俺のあと１本のシロはどうしたのだぁ？。チューハイを飲みのみそんなことを考えてシロを食べ終わった頃、そっとあと１本がでてきたのだ。それを食べている頃、レバが新しい暖めた皿でまた２本乗っているではないか。ふふーん。そうだったのか。そうだったのかぁ〜。納得！
そのときからこのオヤジを好きになった。オヤジの優しさを感じたのである。暖かいものを冷めないうちに食べさせたい。その心づかいが嬉しかった。それから常連になるのは言うまでもなかった。話ができるようになったとき、そのことを聞いてみた。「うん。皿を暖めるのはタダだしな！何も経費がかからなくて、炭の熱さを手に感じてよ、焼き物から目も離さないようになるしなぁ」と言うのだった。
この写真は、引っ越してからみつけたもつ焼き屋さん。ここもぼくの知っている範囲での、もつ焼き屋さんのno２.にランクされたところ。先代の気難しいおやじが亡くなって2代目。ぼくと同世代でこれまた気難しいが、馴染みになるにつけ仲良くなった。やっぱりモツは美味しい。チューハイを飲み、モツをかじり、熱い火を見ているとこの雰囲気もいいのである。元気釣り成功！そして本日の元気狩り満足度90点以上！満腹度も100％であった。明日の朝は、果たして元気出るか？うししし！
【今日呑んだお酒】ビール1本、チューハイ4杯
【肴】シロ3本、タン3本、子袋2本、レバ2本、鴨ねぎ1本、テッポー1本、ピートロ1本、ガツ刺（にんにくだれ）、お通しはおから。

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【9月26日（水）】腹の底から大笑い　ぼくは前から落語が大好きで、国立演芸場の名人会などママちゃんとよく行っていた。結婚以来の数少ない共通な趣味？でもあるのだ。テープも多い。ママちゃんは、ラジオの落語番組をこまめにとっておいてくれる。その数もそうとうになった。夜寝るときに落語を聴きながら眠りにつくことも多いンです。
数年前だろうか、小さな寄席や飲み屋で噺をきく機会があり、とてもよかった。最近はメールで一人会や勉強会など、本人からそして席亭である飲み屋のオヤジからの案内も来るようになった。元気を求めてなんかないかなぁと思っていたら、「落語」に出会ったのだった。かつての名人に憧れて、そして育った若手が、これから活躍しそうな気配を感じていた。古典もいい。新作もいいのだ。新人若手会とかの案内もある。二つ目から聴いている噺家が真打ちになるということは嬉しいものだ。
すでに真打披露宴もはじまっている。今年はある飲み屋で月例をしている6人のうち4人が真打ちになった。至上最強の10人の真打披露という中で、「三遊亭窓樹」窓樹改め三遊亭萬窓・「三遊亭新潟」新潟改め三遊亭白鳥・「柳家三太楼」・「入船亭扇治」の4人がある飲み屋で聴いた噺家だった。聴いていて、勢いがあるのだ。やはりこういう二つ目から真打ちになるときって、小さなところでも大事に一生懸命やってきた結果であると思うと嬉しい。元気もいいし、はつらつとしている。
寄席もそうだだけど、小さなところもいい。飲み屋主催のところも、あちこちでやっている。ぼくの友人も席亭となって小さな定席をもっていた。今はちょっとやめているが、そんなところへ出かけるのもまたいいものであった。横目家助平横目家助平改め柳家一琴もそこではじめて聴いた。
真打ちじゃなくて、若手の勉強会や二ツ目が元気があるのだ。この手の催しだと、自分の噺をじっくり時間をかけて、お客さんの反応をみながらやれるわけで、即・反応が出るので勉強になるわけである。噺をきいて、終わってからその噺家と直接会って話をしたり、呑んだりできる楽しみもあるのだ。噺家はこれもめあてのひとつ。演者の噺を、家に帰ってから同じ題の名人のテープをきいて一人ニヤニヤして寝ることも楽しみだ。なにしろ笑うということがストレスを解消してくれるのだ。腹の底から涙が出るくらい大笑いしてごらんなさい。これはあ〜た、かなり健康にもよいですよ。
元気とはちょっと違うかもしれないけど、自分の元気を何かに求めないと、ストレスがたまってしまい私はダメなのだ。しばらくこれもいいだろう。元気って、あっちからやってくるものでなくて、自分から何か行動を起こさないと元気が出ないのである。だからぼくは、この「ひまじん日記」も書いているのであります。皆さん、どんな元気と出会いましたか？画像はぼくの「ぽち袋」。本物は表に自分のマークと落款、そして裏に名前とあだな「ネコ」なんぞも入っているお気に入りなのである。

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【9月25日（火）】通勤時間を考える　三連休が終わった。振り替えで仕事の方もいらっしゃるでしょう。お疲れさまです。ネタがないので、通勤電車と時間のことなんぞ。
ぼくの通勤時間は約1時間10分〜15分ぐらいかなぁ。まず家からゆっくり歩いて徒歩７分。そこから私鉄で２つ乗る。約５分。乗り換えて１つ目で降りる。約5分。これは始発で座っていくためである。朝のラッシュは嫌なのだ。越してからいろいろ考えてみた。通勤快速とか、グリーン車とか。しかしぼくの乗る駅からグリーン車でもほとんど座れないのだ。立ってグリーン料金750円+電車賃380円=1130円はもったいないのだ。グリーンは定期券では乗れない。必ず乗車券がいるのだ。たまにはギュウギュウ詰めが嫌なので利用はするが…。で、身体に一番楽な方法と、電車の中で本を読む時間をつくることにしたのだ。そこから約37分。降りてからのろのろ歩いて7分で会社につく。
7+5+5+37+7=61分。乗り換えの時間を入れて約1時間10分というところだろうか。朝、8時半に家を出る。8:38の私鉄（写真一番上と真ん中）、8:51の乗り次ぎ、9:02始発電車（下）で9:39最寄りの駅につく。とぼとぼと朝の街を歩いて事務所につくのが9:50頃だ。かなりゆっくり歩く。キョロキョロしながらなのだ。電車に乗っている時間は60分として、行き帰り2時間。ぼくの一日は22時間しかないことになる。都内に通勤する平均的なサラリーマンの通勤時間はこんなもんかなぁ。
一年365日。土日と祝祭日休みだとすると、一ヶ月20日で一年約240日。240日×24時間=5760時間。そのうち通勤にかかる時間は2時間×240日=480時間。なんと一年のうち20日間も電車に乗っていることになるのだなぁ…。
仕事は10時から6時までの8時間。残業はほとんどしないけど、なんだかんだと夜の7〜8時頃まで事務所にいる。10時間も会社にいるのだ。22-10=12時間が自分のために使える時間。睡眠はもちろんとる。ふだんは12時半ごろに床につき、朝6時40分頃起きる。6時間ちょっとの睡眠時間だ。ま、こんなもんでしょう。とすると、一日6時間しか自分の時間がにゃーいのである。しかしまてよ？6時間も自分の時間は使っているのだろうか？考えてみるのも時間を有効に使うためには必要か。みなさん、その自分の時間、何してます？あ、ひまじんやってる。ごもっともごもっとも（笑）。そんじゃ、電車や通勤時間は何してますか？車やバイク通勤の方は神経つかいますよね。お気をつけあそべ。

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【9月24日（月）】何もしないでのんびりと　三連休最後の日。のんびり〜♪まったり〜♪と〜、と。誰かさんを気取る（笑）。買った本を読む。落語を聴く。昼寝する。至福じゃ〜♪。急に寒く？涼しくなったので、体調がちょっと思わしくないのである。風邪気味なのかなぁ？だるくて、腰が重いし…。
腹巻きを出してする。ぼくは、冷え症だから寒いのは嫌なのだ。汗が出ているときの方が調子がいい。できれば暖かい所で過ごしたいのだ。暑いのは気にならないのである。
午後遅く、ちょっと散歩に出る。デジカメを持って花でも撮ろうかと思うのだが、今は花が咲いていない時期なのだろう。ろくな花が咲いていない。枯れているもの、しぼんでいるもの。盛りが過ぎたのだなあと思う。春の一斉に咲き乱れる時期は、みごとに花・花・花だったのに…。でも今は秋。咲く花も限られて、町内一周しても、きれいな花はあまりお目にかからなかった。葉っぱばかりである。ぼくの被写体を見つける眼力がないのだが。で、こんなもの。
こんな風景もぼくの近所にはあるのです。畑やヤブ、そして雑木林や手入れの行き届いてない丘がまだまだ多い町。空き地も多い。そして緑も多いのだ。人目につかない道路脇に新興住宅地の悲劇を見る。乗り捨てか？フォルクスワーゲンもこうなっちゃ形無し。ポイ捨てはやめようね。しかし、なぜか緑が妙にマッチング。そういえば、通勤電車の中吊り広告にこんなコピーが目に入った。「緑に囲まれた○○の街並み　○○駅徒歩7分　○○不動産」囲まれ過ぎだってば！

ps/●ポイ捨てと不法投棄●ぼくら町会の役員が先頭に立って、こういうゴミのを始末することになるのである。毎年、年末になると町内に不法投棄されたゴミを一斉に片づけることになっている。多分盗難であろう放置自転車・バイク・車、家電品、おびただしい量の建設廃材、解体されたいろいろなモノ、明らかに地元からのゴミではない。他から捨てにくるのだ。それもかなり悪質な業者らしい。解体業者らしき形跡もある。トラックで運んでザーですよ。その始末に毎年3〜40人の人手と、市の協力を得ることになる。そしてこんなことは、何もならない多くの労力が必要になるのだ。一昨年、その量はトラック７台分以上（昨年は３台分）あった。悲しいことである。心の痛みはないのだろうか？今年、町会は市の環境美化モデル地区に指定された。そのモデル地区の代償が立て看板３枚である。ポイ捨ても多い。そして標語を書いた立て札をたてた。「ポイ捨ては　あなたの心も　捨てること」この立て看板がゴミにならないことを祈る。

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【9月23日（日）】日曜日・彼岸の中日・墓参り　ママちゃんと墓参りに行く。今年で３回忌になった義父の墓は、チャリンコで15分ぐらいの市営の霊園である。農道を通っていくのでチャリが便利。墓は義母が文字を書いて墓碑に彫ってもらった。なかなかいい字である。「心華」（しんげ）と彫ってあって、落款もある。黒御影の石にしっかりと刻みつけられていて風格があるのだ。義母は、俳句をやれば夢中になり、市の句会で何度も選ばれて、新聞にいつも出ていた。それが句から書に変わってきた。書も二年前からハマっていて、昨年などは、展覧会にも出品するまでになっている。なかなか張り切っているモダンバーさんなのだ。
郷土の踊りにも週一通い、普段の日はボランティア活動にも顔を出したりしている元気な人だ。昨日は義兄と兄嫁さんが来て一緒に墓参りをしたので、今日は、ぼくたち夫婦だけで行くことになった。義父が好きだった「おはぎ」を買う。ものすごく大きい「おはぎ」だ。帰りにママちゃんの実家に寄って「おはぎ」を義父の仏壇に置いて帰る。家で食べたときは、ひとつは食べられなかった。半分でもうお腹いっぱいになるぐらいの大きさなのであった。酒飲みは、やっぱり甘党には弱いのか？
写真の階段は、義父からもらった檜でつくったものだ。尾州檜である。末口60センチ、長さ6メートルの丸太である。義父は木場（後に新木場）で製材業を営んでいた。遷宮のとき、自分用になにかに使えないかと１本落札して、10年ぐらい新木場の貯木場の海に浮いていたものだ。それをぼくが貰った。家を建てたとき、まるまるその一本で階段をつくったのだ。親父を踏み台にして子供と孫がそれ以上の人間になる。という意味も踏まえて、「階段にしたい」と言ったら、とても喜んでくれた話のわかる親父だった。
ぼくにとって、この階段はこの家で一番好きな、とても大切な思い入れのある階段なのである。墓参りして、夜には義母とそんなことも思い出して語って飲んだ。日曜日の夜は、毎週バーさんと晩酌する日なのだ。今日は鍋である。お彼岸の中日・秋分の日ふける。書いたついでだ、えい！見せちゃえネコさんち。

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