himajin top
ネコさんの「宵・酔い日記」


ここは、とある花街の隠れ酒場です。
ひとり静かに酒を呑み、疲れた身体を癒す場所。


Visit My Web Site! 
『ネコ・ひま★NekoHima』


目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2001-08-16 【今日は旧盆・町内の盆踊り。踊り三昧なのである】
2001-08-15 【旧盆Uターンのバスは、果たして今日中に着くのかな】
2001-08-14 【あれほど呑んだビールは何処へいったやら】
2001-08-14 【風流、流しの踊りと地元連】
2001-08-14 【踊りは佳境!/2●画像で お た の し み ください!】
2001-08-14 【踊りは佳境!/1●画像で お た の し み ください!】
2001-08-14 【お礼参り! さ せ て い た だ き ま す !】
2001-08-14 【本番前には腹の底から気合いが入るものである】
2001-08-14 【鮮魚屋のトオルさんは、初対面のぼくに阿波の男と女のことを語るのだ】
2001-08-14 【夜行バスの中は宴会場。徳島めざしてエラヤッチャ酔いヨイ】


2001-08-16 【今日は旧盆・町内の盆踊り。踊り三昧なのである】

【8月16日(木)】踊り三昧? 阿波踊りに続き、盆踊りである。好きだネェ俺も!でも、今日は会社。スタッフが交代で休むので、仕事があったのだ。早めに帰る。町内のお寺の境内で毎年恒例の納涼盆踊りがある。ぼくは、町会の役員もしているので、出なくてはいけない。役目というほどのことはないのだが、ま、町会の行事だから…。そして酒が飲めるから…。(ウソウソ。しっかり立場上、責任を果たすのですよ〜)
この日は涼しかった。いつもなら暑い暑いと言っているけど、この涼しさはなんだろう。スタッフは町会揃いの浴衣といきたいところだが、接待やらなにやらあるのでTシャツだ。オリジナルの町会特製のTシャツを着て、ビールや、音楽や警備などをするのだ。屋台も出て、子供達も年に一度のお祭りなのだ。昨日は子供神輿を10年ぶりぐらいに出したそうだ。こっちも出たかったけど、やっぱり自分が楽しめるところが優先になってしまいますねぇ。。。
盆踊りが終わり、お疲れさまの宴会になる。ほとんどが、おばはんばっかりだ。町内の踊りの会、婦人会とかそんなもんだ。かなり年齢層が高い。10時半頃お開きになり、役員だけで一杯やる。今年も盆踊りが終わった。


先頭 表紙

あざらしさま。当然、ぼくです。毎年、色違いで刷ってくばっています。単価約300円。半纏着て呑むのはいいですね。お尻の下で半纏のすそを踏みつけないのが礼儀ですぞ。 / ネコ@自前半纏あり。 ( 2001-08-28 12:14 )
町会特製Tシャツはネコさんのデザインですか?見てみたいね〜町会の法被で飲むビールがうまいんだよね〜 / あざらし ( 2001-08-27 19:31 )

2001-08-15 【旧盆Uターンのバスは、果たして今日中に着くのかな】

【8月15日(水)】阿波踊り・お礼参り/9 徳島阿波踊りお礼参り行脚ご一同様お疲れさま。やっと阿波踊り日記も終われます。(笑)午前9時、宿を出発。徳島駅でA藤くんを下ろし、クリスを拾い東京へUターンだ。旧盆の帰省ラッシュにぶつかり、果たして何時間かかるかわからない。予定では夜の9時に新宿だ。運転手さんはにも予測がつきにくく、なるべく走りたいのでトイレ休憩を少なくすることになった。
途中、淡路IC・SAで朝食。おみやげを買い出発。このあたりで、ネット仲間に連絡。兵庫県、神戸、大阪に私のネット仲間も多い。バスの中でメールのやりとりしてしばらく遊ぶ。バスは順調に東京をめざした。
静岡からちょっと混雑してきた。疲れて寝る人も多い。無理もない。ぼくも、うとうとして何度か寝る。このバスの一番前に座ったネコさんは、写真のようなかっこうで足を伸ばすことができたのだ。途中から気がついたのだが、これは乗務員が仮眠するための座席で、このように作られていたのだ。ラッキー!!
穴の奧に運転手さんの頭とハンドルが見える。おかげで、身体はとても楽だった。
なんとバスは予定通り、9時ちょっと前に新宿西口につきました。すごいなぁ。ピッタシだ。


先頭 表紙

みかりんさま。短い足、バレました。トホホ。 / ネコ@短足胴長? ( 2001-08-27 18:39 )
ネコさんの足みっけ〜! / みかりん ( 2001-08-24 22:54 )

2001-08-14 【あれほど呑んだビールは何処へいったやら】

【8月14日(火)23:30〜】阿波踊り・お礼参り/8 11時半、宴会場の居酒屋へ。お店は広くて賑わっている。阿波踊りに参加し、打ちあげで飲んでいるグループも多い。若い人たちが多いのは時間も遅いせいだろう。
ビールが並ぶ。でもコップがなかなか出てこない。まちきれないから、小鉢に注いで飲んでみたら、これがなかなかいけるんである。みんな真似をして飲みはじめる。朝からビールはどのくらい飲んだか見当もつかない。朝方、韓国料理のとき2〜3本、道で2〜3本、踊りの待ち時間に数本、これは回しのみでいつも誰かから回ってくる。
大量のビールが体の中に入ったはずなのに、誰一人としてトイレに駆け込んだという話しはきかない。暑さゆえ、飲むんだけど、みんな汗になって下まで行かないうちに発散してしまうのだ。4時から延々と飲んでいるのに。。。テーブルをかこんでみんな良かった良かったと感激している。みかちゃんパパは、飛び入りで初参加なのだが、この日の感動を、みんなに熱く語るのである。理路整然ととくとくと踊りの良さについて講釈するのであった。
打ちあげの締めは1時半、これからバスで宿に帰る。宿に帰り、速攻で風呂を浴び、くつろいでいると、眠くなってそのまま朝が来てしまった。ああ、宴会のつづきはドジふんだなぁ。。。
出発は9時。まだ時間があるので、散歩する。裏山が一宮城という山城跡があったので一人で登ることにした。延々つづく山道と石段。花はなくシダ類が多い。20分登るとようやく頂上。何も城という雰囲気はなくて、展望のよい広場というかんじだ。徳島市、鳴門市、遥かかなたに淡路島と海もみえる。目に焼き付けて徳島の阿波踊りの記念としよう。バイバイ徳島!そして四国よ。また来る日までさようなら!


先頭 表紙

えむさま、そうですねぇ。どこにお酒がいっちゃうのでしょう?べつばらなんでしょうねぇ。 / ネコ@ビール腹はもうなくなったもんねー ( 2001-08-24 17:24 )
1リットルの水をイッキ飲みするのはキツイけど、ビールだとどんどん飲めますよね。不思議だわ・・。 / えむ ( 2001-08-24 10:17 )

2001-08-14 【風流、流しの踊りと地元連】

【8月14日(火)22:30〜】 阿波踊り・お礼参り/7 演舞場での踊りは終わった。これから街を流して打ち上げだ。我らは今日一日だけで東京に帰るのだ。なごり惜しいけど最後の最後はしっぽり流して踊ろうか。これがまたいい。徳島市の繁華街のちょっと外れたところを流す。肩に力が入らなくて、なかなか粋なのだ。鷹匠町という花町はいい。ネオン街で料亭やらクラブやぼくの大好きな雰囲気が漂っている。踊っている。店の中から色っぽいお姉ぇさんたちが道へ出てくる。そして拍手なんぞもらったら、あ〜た。たまりませんぞ〜。目尻がさがるのである。元気になるのである。心浮き浮きになるのである。来てよかったと思うのである。顔がどうにもしまらなくて、ニヤニヤしちゃうのである。もう東海林さだおのムヒムヒ状態なのである。
我らの連は女性陣が踊りが上手で元気があるのだ。色っぺーし、自慢じゃないがきれいどころも粒揃いなのだ。一番若いのがH絵ちゃんで高校一年生。ママと一緒なのだ。女子大生のM野ちゃんとM山ちゃんは飛び入りである。そしてA倉ちゃん、OLのT野、里M、Y口ちゃんの彼女達は「可憐」というヘッダが名前の上についた千社札を胸につけている。しのB、せいK、なるM、みKちゃんたちは、「美麗」がヘッダだ。外国人のC1ちゃんはじめ、男踊りのI井、I本、みんな若くて美人だよ〜ん。もちろん、他の女性陣もすばらしい。祭りは女性を美しくさせるのだ。
11時頃、大通りの手前にある和楽器屋さんの前に来た。ここが最後の最後になる。そこは徳島の阿波踊りの楽器、笛太鼓、三味線などを売っている店だった。祭りの最中にも拘わらず、人だかりがしていた。我らが通りかると、店の前にいた地元の連の方たちが太鼓、笛、三味線の音を合わせてくれた。一緒に踊ってくれる方も何人かいた。だれも彼もいっしょに乱れ踊りをしはじめる。頭の中は真っ白だ。顔がいい。みんな踊りに夢中である。ほんとにほんとに阿呆なのだ。燃えた、狂った、吠えた!このとき私たちは一緒になった。なんという感動。なんという感激なのだろう…。
とうとう、とうとう終わりの鉦がチャンチャンチャとなった。
手拍子を打ったあとに、「うぉぉぉぉ〜」というものすごい雄叫びとともに拍手が涌いた。どこからともなく拍手と、握手ぜめに興奮した。我が連の仲間は、一同ありがとうございましたと深く深く頭をさげた。


先頭 表紙

仙川さま、あまりご無理なさいますと・・・。ぐっと腰を落とすのですよ〜。 / ネコ@練習第一 ( 2001-08-24 17:22 )
ちょっと〜練習してたら〜腰が痛くなりました〜★ ちゃんかちゃんかちゃんか〜♪ あ〜酔いよい酔いよい〜♪ / 仙川亭おき楽 ( 2001-08-23 21:37 )

2001-08-14 【踊りは佳境!/2●画像で お た の し み ください!】

【8月14日(火)21:00〜】阿波踊り・お礼参り/6 徳島燃える。あちこちで熱い熱い踊りが繰り広げられている。徳島総阿呆ン十?百?万人!真ん中は有料演舞場。ここで我らも踊った!!我らの写真がないのが残念である。みんな踊ってたから撮れるわけないつーの!ネコの踊り、ネコ踊りも見せたかったなぁ。。。
下の画像は「れれれの連」といって、コミック系の連である。面白い!れれれのれ!でストップし、ほうきで道を掃き清めるのである。鳴り物もトトンのトン、トトンのトン。で笑いを誘う。あとで聞いたところ、徳島大のサークルなんだそうだ。大学の連も多数来ていた。それも有名大が多い。T大(最高に難しいとされる大学)の連は、もっとも下品で、踊りというよりもなんだかわからない学生のノリであった。一升瓶をかかえ、イッキイッキで日本酒を呑んでいた。W・K(ソーケー大合同)の連もまったく何をやってんの?と、ただただあきれるばかりの参加集団にしか見えなかった。ま、阿呆だからいいか。


先頭 表紙

えりさま、途中下車したかったんですが、なにしろ団体行動なので〜。バスの中でのチャットありがとうございました。 / ネコ@いつでもつながる ( 2001-08-23 18:56 )
LANI さま、燃え尽き症候群というのがあるそうですが、まだまだまだまだ… / ネコ@頭はとけてる ( 2001-08-23 18:54 )
お疲れさまでしたぁ。興奮はまだ冷めていないんですね! / えり ( 2001-08-23 11:30 )
燃えて燃えて灰になっちゃったかと思いました。こういう盛り上がり懐かしいー / LANI ( 2001-08-22 22:11 )
えむさま、こんにちは。そうなんです。全国の有名大学の連も多かったです。東大、京大、慶応、早稲田、お茶の水女子、同志社・…書ききれないほどです。さすが徳島大はひと味違います。徳大だけでもたくさんの連があるようです。 / ネコ@まだチャンカちゃんかと鉦の音がする ( 2001-08-22 12:41 )
全国中から大学生まで参加するんですねぇ。すごいなぁ。祭りの喧騒に酔いながらおいしい酒を飲みたひ・・ / えむ ( 2001-08-22 11:58 )
ちゃんかちゃんか♪ちゃんかちゃんか♪酔いよい酔いよい! / ネコ@朝からなにやっとるんじゃ ( 2001-08-22 11:24 )
は〜い〜♪ 両方とも〜とっても楽しい画像ですよ〜♪ あ〜踊りたい〜よ〜♪ ちゃんかちゃんか〜♪ / 仙川亭おき楽 ( 2001-08-22 01:42 )

2001-08-14 【踊りは佳境!/1●画像で お た の し み ください!】

【8月14日(火)19:30〜】
阿波踊り・お礼参り/5
 何も言うまい!阿波おどりに参加した琉球國祭り太
鼓「エイサー」と、他の連。すごい熱気である。
何も言うまいと思っていたが、言わなきゃ書かなきゃなるまい我らが連のことなのだ。ここですばらしい満足度を味わった。エイサーの後、にわか連が入って、次に私たちの番。ちょっと興奮してきた。無性に興奮してやったるぞ!という気迫がみんなの胸にあった。最初からきれいに丁寧に踊った。本部前の富士山の幕を出すパフォーマンスも決まった!マイクで「なんと富士山が現れました」とアナウンスされる。「東京からきたDD連(仮称ダメダメ連)○○関連の仲間たちです。少人数ながら本部前をきれいな舞を見せて、がんばっています。あ、今、なんでしょう?おや、富士山が出ました!これはすばらしい!すばらしいパフォーマンスです。みなさま、DD連がんばっています。暖かい拍手をおねがいします」・…・みんなの胸の中はジーンときているだろう。感激の一瞬だ。感激を押し殺して黙々と踊る。このまま踊っていたい。時間よ止まれ!止まっていてくれぇ〜。
完璧だった!2回の富士山パフォーマンスも完璧であった。こんなにみごとに決まったのはいままでにないくらいすばらしいできだった!写真があればお披露目したいのだ。しかし、夢中で踊るぼくたちには、写真なんてことよりも、その一瞬の輝きを、その実体を見て欲しいのだ。嬉しい満足感がメンバー全員にあったことだけは記しておかねばなるまい。ここ、満足度200%。徳島にしるす。
終わったあとに、ラジオのインタビューを受けた。我が会長は、胸を張って徳島阿波踊りに来た甲斐を満足度300%となって女性インタビュアーにしゃべっていた。
メンバー全員は、人生の中で忘れられないことの、ひとつになるであろうことだけは確かだろうと思うンである。


先頭 表紙

あざらしさま、ツンッじゃなくて、チャンカチャンカちゃんかちゃんかでしょ! / ネコ@また行きてー! ( 2001-08-23 18:53 )
感動です!この文章を読んでツンッときました ネコ副連長さま〜ありがとう! また一緒に踊りましょ 阿呆として / あざらし ( 2001-08-22 20:59 )

2001-08-14 【お礼参り! さ せ て い た だ き ま す !】

【8月14日(火)18:00〜】阿波踊り・お礼参り/4 いざいざ本番!18時ちょうど、我が連は下の道路で一番はじめに踊るのじゃ!トップを切って踊るのだ!さぁいくぜ!と気合いが入る。ちょっと緊張もするが、ここまで来たのだ。
18時ちょうど、はじまり〜はじまりー!!
ハッ!やっとさー、やっとやっと〜の声がかかり、我らの徳島阿波踊りがはじまったのだ!
(写真は、待機中の我がDD連(ダめでドうしようもない連?と仮名にしとく)、T会長の真剣で緊張した顔。真ん中右は2番手の他の連、下は一番最初に踊ったところ)


先頭 表紙

LANIさま、あっちでも焼酎呑みました。すだちが名産なんでねぇ。いいですよ〜。 / ネコ@すだち買ってくるのわすれた! ( 2001-08-22 11:22 )
みかりん様、興奮します。クーッーと、くるんです。パワーがみなぎるような感じなのだ。 / ネコ@興奮いまだ醒めやらず ( 2001-08-22 11:20 )
まさや〜ん、そう祭りはよかよか。 / ネコ@しばらく祭りがにゃい… ( 2001-08-22 11:17 )
仙川さん、日曜日は祭りですか。ぜひご参加ください。祭りは参加!参加! / ネコ@お祭り男 ( 2001-08-22 11:16 )
あれ?ネコさんどこ?焼酎パワー全開のネコさんは?? / LANI ( 2001-08-21 23:27 )
なんだか興奮しますね!ネコさんのお姿を拝見したかったなあ。。 / みかりん ( 2001-08-21 23:00 )
おお!やはり祭りはよかで御座るな!熱気がつたわるで御座る! / まさや〜ん ( 2001-08-21 22:18 )
踊りた〜い〜♪ 次の日曜日〜参加しようかな〜♪(名古屋の祭り) / 仙川亭おき楽 ( 2001-08-21 20:48 )

2001-08-14 【本番前には腹の底から気合いが入るものである】

【8月14日(火)11:00〜16:00】阿波踊り・お礼参り/3 市場を後にして、怪しい集団は徳島の市内をぶらぶらと歩く。途中、ビールの自販器を捜し、立ち止まっていると店のおばちゃんが自転車からちょうど降りてきた。「ビール買うんだったら、ちょっと待ってね」と店の中に入り、なにやら持ってきた。「これ徳島の阿波踊りの時しか売ってないけん、それも4日だけじゃけん、これもっていき」と缶ビールを差し出すのだ。それが下にある阿波踊りの缶ビールの画像である。夜の演舞場の下見をしたり、アイスを食べたりしながら市内の、ほんとに狭い範囲だけど歩いてみる。徳島市の繁華街はひょうたん島といって、中州の島になっている。その中州の橋を渡って外側に出て阿波踊り会館に行く。踊りの基本とか、有名連のビデオを見る。まっちゃんパパが、これを買って教材にしようかなと本気へ考えているようだ。彼は、大学の教授である。スポーツ関係の担当なのでそのリズム感を養うのに、なにかひらめいたらしい。当然買った。私は手拭いを一本。
1時バス集合。宿に向かう。十三番札所のお遍路さん用の宿だから、奇麗とはいえない。が、計画が遅かったため40人も一緒に宿泊できる宿なんて、めっけもんだ。最初は着替えができ、寝るときに雨風をしのげ、シャワーがあればなんでもいいと言う考えだったので、これは善しとしなきゃ。最悪は野宿も考えていたンである。第一、予算がないのである。バス代、宿代、打ち上げ宴会代のコミコミで参加費が一万円ぽっきりなのだ。バス代だけでもこれはオーバーしちゃうんだ。費用のことは太っ腹の会長のポケットマネーからなのだ。すごいンだ。ン十万もポンとこれにつぎ込むのだ。感謝の気持ちを忘れちゃならないのだ。会長ありがとう。(ほんとだよ〜)
現地集合組の6名も到着。「ワッ!」と歓声があがる。北海道の我が連の踊りの名人・A藤くん、鳴り物頭の笛のT沢さんの二人は飛行機で、みかちゃんパパママ、古参のI本、K谷くんは、車で徳島入りだった。最初、鳴り物頭のT沢さんは、仕事の都合で参加できないということだったが、やっぱり阿呆の魔力には勝てないとみえ、急遽昨晩の夜中に切符の手配をして駆けつけてくれた。ありがたいことである。鳴り物は、大太鼓、締め太鼓、鉦、三味線、笛という構成なのだが、笛がないとしまらないのである。ついでに我が連の今回の徳島お礼参り構成メンバーは、高張り提灯1、鳴り物が6名、男踊り21名、女踊り9名の合計37名だった。少ない人数ではあるが、がっばってマス。がんばりマス。楽しみマス。そして騒ぎますぜ!
着替えをして隣の一の宮神社でちょっとリハーサル。いざ本番に向かうのであります。ハッ!やっとさー。気合いがはいる!いくぜ〜!!!
(写真は、旅館の隣の一宮神社での我がDD連、阿波踊り会館の提灯、すばらしきメイクの阿呆・T会長=ありがたくて、後光がさしてくるようです。練習前のスナップと十三番札所大日寺の鉦のひも?である)
四国霊場13番札所「大日寺」(徳島県・徳島市) については、http://www.yonden.co.jp/sikoku/sle/j0sle313.htmに行けば見られます。


先頭 表紙

2001-08-14 【鮮魚屋のトオルさんは、初対面のぼくに阿波の男と女のことを語るのだ】

【8月14日(火)】阿波踊り・お礼参り/2 午前9時、全員お風呂につかり仮眠をしていよいよ徳島入り。まず演舞場で踊るために、市役所の隣にある受付に並ぶ。この順番をとるのに苦労するのだ。せっかく徳島まで来たのだから有料の演舞場で踊りたい。ほとんどが徹夜で並んでいるとも言う。並んでいると、地元の威勢のいいお兄さんがすぐ前にいて譲るという。聞いてみると、「まずここじゃ無理だぜよ。せいぜい4番目ぐらいじゃないとダメだ。有名連が間に入るからまず無理だぜよ」という。「そんなぁ〜」と市の担当者に、そこをなんとかと拝み倒す。「東京からはるばるきたんですよ〜。踊らせてくださいよ〜」と言うがまったくダメ。他のところは、やっと1つだけ40番目で順番が確保できた。やった!やったと喜ぶ。
威勢のいいお兄さん達は、親切にも有料でないけど超穴場があることを教えてくれた。「ここはいいぜよ。有料演舞場よりも地元の連中が見に来るから、通好みかな?」なんて言っていたので、そこでまず踊ることにした。カッコいいお兄さんたちであった。ありがとう!!
朝飯がまだだったので、自由行動。3時間の間に朝と昼飯を食う。市場方面にぶらぶらと歩く。中州総合水産市場というところがあって、かまぼこや海産物などを製造販売しているブロックを見付ける。かまぼこをほおばり、しらすを口にし、缶ビールを呑みながらブラブラと歩く。一軒、鮮魚屋さんがあった。外から覗いていると、中に入れと手招きしている。朝からビールを呑んでるのだ。我々グループは隣の韓国料理屋さんにちゃっかり入り、ビールを呑んでいる。まだ開店前だというのに。
連長と2人でこのトオルさんと話しながら魚の話を聞く。そのうち目の前の鮪が目に入った。安い!幅約20センチ、高さと奥行きが10センチのサクが1200円だ。東京であれば、4倍はするだろう。隣の連中はビールを呑み、サービスのキムチで一杯やっている。「1000円でいいよ!」とトオルさんは言った。ぼくは「買い!切ってくれる?」「ダメ、ここはそういう魚屋じゃないから、まな板貸すから自分でやんな」と…。それでシブシブ連長が切ったのであります。見かねて包丁を連長から取り返し切ってくれた。刺身の大盛りができたのであります。隣に持っていって、みんなで宴会。刺身は大人気で食べ応えがありました。
韓国料理屋さんは、開店前で大変迷惑そう。しかし開店3日目ということもあって、ニコニコして我らを暖かく見守ってくれていた。徳島の人はいい人多いね。
そのうち開店時間になり、てんやわんやになりはじめる。ぼくたちだけの貸し切り状態だ。「ビールしかないの?真露ないの?おーいK林、酒屋で真露買ってこいよ〜」と、もうなんでも持ち込むつもりだ。先ほど買ったハンペンやかまぼこ、焼きちくわ、しらす、揚げ物などで飲み始めてたのだ。悪いから、チジミ、キムチ、石焼きビビンパなど食って、腹の足しにした。
ぼくは裏の川沿いで、トオルさんとお話しして呑んでいた。カミさんもキレイだねというと、「いやぁ、外づらいいけど、ウチじゃ大変なんだよ」と尻に敷かれている様子だ。阿波の男と女、阿波商人の汚さなど語るのだ。「ははは。何で初対面のぼくに、こんな話すんの?」と言うと、ビールの入っているジョッキをカチンとぼくのグラスにぶつけてきた。いい男じゃ!あとで、名刺をもらい、そこを後にする頃には、ぼくたちは親しい友達みたいになっていた。トオルさん、バイバイです。(写真はトオルさん。街を歩く怪しいグループ。他は街のオブジェ)
(つづく)


先頭 表紙

まさや〜ん、なんたって、営業中の朝から呑んでいる人だもの。 / ネコ@営業中はあまり呑まないよ ( 2001-08-21 13:30 )
みかりんさま、トオルさんの熱い目はぱっちりしてて、可愛いかったですよ。小さかったけど光ってた。 / ネコ@目がどうも濁っていそうだなぁ。 ( 2001-08-21 13:28 )
トオルさんのよか飲みっぷりが分かるで御座るよ!よか酒とよか仲間に乾杯 / まさや〜ん ( 2001-08-21 00:16 )
トオルさんの熱い目を見たかったな〜!同じ四国でありながら・・阿波踊りには行ったことがないのだ。。 / みかりん@今日はありがとう! ( 2001-08-20 22:26 )

2001-08-14 【夜行バスの中は宴会場。徳島めざしてエラヤッチャ酔いヨイ】

【8月13日(月)】阿波踊り・お礼参り/1 新宿を出発した我らDD連・徳島阿波踊りお礼参り行脚ご一同様は、まずビールで再会を記念し乾杯!今回は、36名の連になった。現地集合組6名。そのためバスの座席には余裕があり、ゆったりして快適な旅であった。ビールもワインもちゃんと冷えているし、どんどん前の座席からツマミとともにまわってくる。なんたって、この連中は騒ぐことが大好きな人間の集まりだから、ワイワイガヤガヤ。あっちへウロウロ、こっちで乾杯するのである。(2001-07-30 【祭・第3弾●祭りの後の宴会は、阿呆が裸になって踊り出す】参照)
今回は外国人の参加は4名。ブラッドリー、ジェローム、クリス、シーワン の4人。うち女性が一人である。ブラッドリーとシーワンちゃんは、もうベテランで毎年この連に参加している。5年目になる。ブラッドリー我が連の人気者。お茶目で明るくパワフルで踊っていても観客の注目の的だ。それぞれが呑みながら徳島の阿波踊りへの期待を熱く語るのだ。夜がふけ、何度かの休憩をはさみ、バスの中は暗くなってくると眠る人も多かった。
まだ暗いうちにバスは停車した。「ここはどこ?」と聞いてみると、淡路島であった。淡路IC・SAに降りたのは朝の4時半頃である。トイレ休憩と鳴門の健康ランドの入場が6時ということもあり、少々休憩。見晴らしのよいところへ出てみると、明石海峡大橋が見えた。海は凪。ライトアップがすばらしい。カメラをバスの中においてきたため、写真に撮れず、残念。橋げたを支える支間長1,991mは世界一の長さだそうだ。
http://www.hsba.go.jp/1kan/に行ってお楽しみください。

さて、一路淡路島を縦断。途中の千枚田に感動する。だんだんになった棚田の稲を見て、サムライを思い出しました。昔、明治の初期にここ淡路島の洲本城代家老の稲田氏は徳島藩からの独立運動をした罰に、北海道へ移住命令が出たことで有名であります。その武士は稲田家臣団とも言われ、仙台藩一門、亘理(わたり)伊達家と同じく、当時の北海道開拓には、このような明治政府にたてついた武士がかかわっていたのであります。当然、会津藩はもちろんのことでありますなぁ。
阪神・淡路大震災の淡路島に稲田家臣団を、そして有珠山の噴火に仙台藩移住の武士が開拓した伊達市などが、脳裏をかすめたのであります。淡路島のサムライたちは、北海道開拓にこれからの夢を託したのでありますね。三宅島が噴火したとき、島好き歴史好きなネコさんは、有珠山と伊達家の関係や稲田家臣団のこともそのときに覚えたのであります。勉強家でしょ!エッヘン。
バスは鳴門海峡を渡る。鳴門の渦潮は進行方向左だけしか見えなくて、ちょっとだけ渦を巻いていた。これも写真に撮れず。鳴門市に入り、6時からの早朝割り引きの風呂で汗を流すことになった。この健康ランドは混雑していて、団体さんは予約しないと入れてもらえず、ちょっとトラブル。バカな!電話でそんなこと言ってなかったでしょ!と掛け合うが、ダメダメ一点張りである。そこで作戦変更。各自、3〜4名一塊りで個人を装い、団体を解除して密かに関所をくぐるのであった。この分割作戦はまんまと成功し、全員長旅の疲れと汗を洗いおとし、徳島の阿波踊りのために身を清めたのであります。(つづく)


先頭 表紙

仙川さんもそーだったんですか。あまり飲み過ぎると、と、といれがぁ〜 / ネコ@バスの旅もいいなぁ〜。 ( 2001-08-20 18:14 )
えむさん、やっぱり酒呑みはそうなっちゃうね。オフ残念でしたなぁ。オメメはもういいんですか? / ネコ@もうこんな時間だ。 ( 2001-08-20 18:12 )
バスに乗ったら〜宴会はおきまり事項〜♪ ビ〜ルをノメノメ〜どんどんと〜♪ / 仙川亭おき楽 ( 2001-08-20 18:05 )
おおお、バス飲酒楽しそう!!私はよく新幹線で「居酒屋☆ひかり」を開店してました。ワインとかばかすか飲んで名古屋に着く頃には酒くさい息をぷはーと吐いてます。おほほ。 / えむ ( 2001-08-20 17:34 )

[次の10件を表示] (総目次)