4月からBS2で『おしん』の再放送が始まっています。この番組が放映された当時私は小学校3年生くらい。もちろん登校時間に当たっていたので見ることはありませんでした。もっとも今でもNHKの連ドラは見ることはありませんが・・・。
しかし私はどういうわけか『渡る世間は鬼ばかり』が大好き。全てのシリーズは見ていませんがここ数年のシリーズは見ています。そして今年知ったのですがおしん橋田壽賀子さんの作品とのこと。そこでこの番組を見ることにしました。世間的に、おしんは評価が高いモノのわた鬼は賛否両論。同じ作家なのにこうも評価が別れるのは面白い。その差を知りたいと思い4月の2話を除いてビデオに撮ったりして見ています。
いまのところ思ったのは両作品に極端な差がないこと。役者のセリフ回しはもとより、幸せを見たとたんに地獄のどん底に落とされるところなどは一緒。今、おしんは佐賀に夫のある実家に同居していますが、その中での仕打ちはわた鬼の幸楽そのものだな〜って思いますね。
おしんの場合、たまたま彼女の回想録的な作りになっているので人間関係の嫌らしさが薄いのかもしれませんがわた鬼は身内だけですから嫌らしいと思うところが多い。評価が別れるのはその点かなって思っております。
それにしてもおしん、まだ前半戦が終わっていない。1日15分とはいえこれを1年見続けるのは本当に大変だなって思いながら今日もビデオを再生して見ていました。 |