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朝のメール

再発乳がんを抱えて 
 

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2004-04-02 東北に優勝旗を!!
2004-04-01 食事とガレと映画と
2004-03-28 庭の草取り
2004-03-27 写真が入った!!
2004-03-27 写真を入れたい
2004-03-27 写真を入れたい
2004-03-26 春が来た!!
2004-03-22 「樹木葬」ということ
2004-03-19 にわかサッカーファン
2004-03-17 治療日とその翌日


2004-04-02 東北に優勝旗を!!

選抜高校野球もいよいよ大詰め。準々決勝となった。決勝戦も近い。
私はいつも東北勢を応援している。
今年の選抜では、この東北勢ががんばってベスト8に3校も進出した。
昨日は秋田商の試合があり、活躍を期待したが相手がずっと上手だった。残念ながら7−1で敗れてしまったが、ここまでがんばった彼らに拍手を送った。

あと、2校残っている。東北高校と東海大山形だ。試合は今日の午後1時からで「わくわく」している。2校とも勝ち進んで欲しい。この2校で「決勝戦」ということになったら、選抜高校野球に歴史的な足跡を残す事になるのだ!!

勿論、どちらか1校でもいい。勝ち進んで「優勝旗」を東北に持ってきて欲しい。
私が思う以上に選手たちの思いは強いことだろう。固くならずに持てる力を十分に発揮して欲しい。どんな結果になっても、夢を与えてくれた彼らに拍手を送る!!

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2004-04-01 食事とガレと映画と

29日(月)は治療日だった。先週は休みだったので、血液の状態はよいものと思い込んでいた。検査の結果では白血球の数が少ないとのこと。「治療はやりますよ」と先生。看護師に「うがい、手洗い。感染症に気をつけて」と言われる。

まあ、こんなことには驚かない。よくあることだから。
うがい手洗い励行、人ごみをさける、生ものを食べない、マスクをするなどなど。大人しくしているに限る。
でも、困ったな。翌日のお楽しみはどうしよう?友だちと食事して、映画を観ることにしているのだ!!

少し、考えて「実行」と決める。楽しみたいという気持ちを優先する。怖がっていては何も出来ない。薬剤師の言葉もちょっと後押ししてくれた。「血液が元気になる数値が高いですから、これからよくなりますよ」と。

翌日は、リンパのマッサージの後、友だちとの待ち合わせ場所にいく。11時。お互いに時間厳守。喫茶店でコーヒーを飲みながら楽しくおしゃべり。そのあと、少し早めの昼食。老舗割烹の「お昼の点心、20客限定」を頂く。点心だから、品数はそれなりにあるが量は少なめ。お刺身があった!さて、どうしよう。生ものにご注意なのだから。プリプリの甘エビとマグロ。食べました!!私は食いしん坊なのだ。

時間があったのでデパートに行き、「ガレとドームのアンティーク展」を観る。
ああ、これがガレ!!と感激する。「触ってもいいですよ」と案内の人の言われて恐る恐る触ってみる。作品より先に値段の方に目がいってしまう。2300万円、500万円、50万円などさまざま。20点位は売れていた。

映画は「恋愛適齢期」を観た。ダイアン・キートンが素敵だった。ジャック・ニコルソンもキアヌ・リーブスもよかった。コメデータッチの楽しい作品を久しぶりに観た感じがした。いつもより、若い女性客が多かったのは意外だったが、リーブスを観にきたのかなと思った。

今のところ、体調に変化はない。いつもの副作用はあるが、これは仕方が無い。

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2004-03-28 庭の草取り

春になって庭の雑草が伸びてきたので、草取りを始めた。
朝と夕方に20分ぐらいずつ。気分転換にもなるが、毎日というわけにもいかない。何しろ、抗がん剤の副作用もけっこうキツイものがあるから。体調と相談しながらとなる。
人に頼んでもよいのだが(シルバー人材センターなど)自分で出来ることは、なるべくやりたいと思っている。第一、人にきれいにしてもらった庭を見ても楽しくはないような気がするのだ。

草取りをしていると楽しい。発見がある。
雑草もよく見れば、かわいい花を咲かせている。春を待っていたのだ。どうしようかなとちょっと迷うが、引き抜くことになる。種が出来ると、また増えてしまうからだ。鳥が種を運んできたのが育ったのか、小さな木の芽生えを見つけることもある。今は大きく育っているサンショウやヒイラギなどはその仲間だ。

お気に入りの花が種を飛ばせて、思わぬ場所で増えていることもある。ツワブキ、シュウカイドウ、ミヤコワスレなどだ。これらは抜かずに大事に育てる。
人間の勝手さを感じるが仕方がない。
消えてしまった花もあり、変化がないように見えて庭は日々、変化している。

さて、昨日は写真を入れることが出来て大喜びをしたが、写真としてはお粗末だった。これからは、腕前をあげて?いい写真を入れたいと思っている。

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2004-03-27 写真が入った!!

おお!!写真が入っている!!
大満足!!ちょっとドジったけど、また1歩前進した。

前庭の梅の花が咲き始めた。お天気もよかった。
うれしい1日になった。

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2004-03-27 写真を入れたい


前から、この日記に写真を入れたいと思っていた。
どうすれば添付出来るのだろう?

今、試しにやってみているところです。

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2004-03-27 写真を入れたい


前から、この日記に写真を入れたいと思っていた。
どうすれば添付出来るのだろう?

今、試しにやってみているところです。

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2004-03-26 春が来た!!

1昨日、庭師さんが来て冬囲いを取り払った。
竹や縄で縛られながらも木々は春を知り、沈丁花は咲き始めていたし、雪ツバキもワビスケも木瓜もつぼみを膨らませていた。
今年は11年ぶりの暖冬だったので、木々の芽吹きも早い。
4ヶ月ぶりに囲いを取り払われて、枝を伸ばして喜んでいるように見える。

庭はこれからが楽しい。花が咲くし、実も付ける木が何本かある。
梅、杏、ユズ、ボケ,柿などだ。街の中にあって塀に囲まれて窮屈そうにしているが、けなげに花を咲かせ実をつけてくれる。

特に梅は3本もあって、梅仕事の時期は忙しい。
梅干、梅酒、梅サワー、梅ジュースなどその年の梅の量と相談しながら仕込んでいく。梅干は我が家の自慢の1品として大活躍する。なにしろ、無農薬であり、塩も吟味した物を使う。人におあげすると喜んでもらえるのがうれしい。
「今年も梅が漬けられましたよ」というメッセージにもなる。

この梅は3本とも3年不作が続いた。
今年はどうだろうか。
庭師さんが「梅の肌がいいですね」と言っていたので、豊作になるかなあと思っている。

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2004-03-22 「樹木葬」ということ

先日、知人が来ていろいろとおしゃべりをしていた時に、その知人が「ジュモクソウがあるんで、4月に〜〜へいくんですよ」(〜〜はこの人の郷里)と言った。

「ジュモクソウ?」聞きなれない言葉だったので、何のことかと聞き返した。
そうしたら、知人は1枚のハガキを見せてくれた。
「樹木葬」の案内状?だった。

故人の遺骨をお墓に入れず、海や山に散骨してもらいたいと望む人が増えてきていることは、何かで読んだり聞いたりしていたので、すぐに理解できた。
故人が愛した木の根元に遺骨を埋めるのだろうか、木々の茂った山に散骨するのだろうかなど聞いてみたが、その人も初めてのことであり、よくは分からないとのことであった。

故人の本葬は昨年の10月にあり、その時にも〜〜へ行ってきたとのことであったので、お葬式を2回するようなものかなと思った。「樹木葬」の方は平服で簡単にと書いてあったので、法事のように内輪でやるらしい。

実は、私もこの散骨を望んでいる。私は海を朝に夕にながめて育ったので「海」を希望している。乳がんの再発を繰り返している私にとって「死」は常に側にある。
時々、海の底にあるいは浪打際に人の骨とは分からないような色と形になっている「自分」を想像する。

私の夫は全くの常識人であり、「散骨」などは考えもつかない人だ。
それでも、私は1つだけ「約束」してもらっていることがある。

それは、私が死んだら「骨の1かけら」を「海」にながしてほしいということ。
夫は「いいよ」と言ってくれるのだが・・・・・

それにしても、散骨するにはそれなりの手続きが必要らしい。
骨の1かけらでは、どうなのだろうか。

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2004-03-19 にわかサッカーファン

日本サッカーがアテネオリンピック出場を決めた!!

サッカーのルールはまだよく分からないが、試合はよく観る。まず、国歌を聴く。
誰が歌うのか、どんなふうに歌うのか興味がある。この場面はみのがしたくない。
2時間もテレビの前に居続けることは難しい。ちょっと離れたすきに点が入りやすい?こんな時は損をしたと思う。

2002年のワールド大会がきっかけで、よく観るようになった。
我が県にも大きなスタジアムが出来て、いくつかの試合が行われた。外国の選手もサポーターも来て国際色にあふれた。選手の名前を覚え、国の所在地を地図で調べたりした。にわかサッカーファンになったのだ。
しかし、興味は対外国との試合のみで、J1、J2にはあまり興味がなく試合もほとんど観なかったのだ。

ところが!!
ところがである!!我が県のチームがなんと悲願のJ1に昇格したのだ!!
そして、私はますますの「にわかサッカーファン」となったのだ。

我が県のスタジアムは美しい形をしている。名前もいい。
明日、ここで16時、キックオフ。第1戦は惜しくも敗れた。明日はホームでの試合だから選手たちも張り切っているだろう。あまり、固くならずにのびのびとプレーしてほしい。

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2004-03-17 治療日とその翌日

15日(月)は治療日だった。
午前9時半過ぎには病院に着き、受付をして化学病棟に行く。採血と看護師の問診がすむと、割り当てられた部屋に行く。毎回、ちょっと緊張する。どんな人と同室かなと・・・・顔見知りだったり、初対面だったりいろいろだ。(4人部屋)
にぎやかに話がはずむこともあり、静かに読書することもある。
全体にみんな明るい。病気や家庭のことなど、けっこう深刻なことでもさらっと話してびっくりさせられることもしばしば。

抗がん剤の点滴は午後からとなる。大体4時間ぐらいかかる。熟睡する人、爆睡?する人もいる。私は眠ることはほとんどない。少しうつらうつらする程度。看護師が何回か様子を見に来るが、特に気分が悪くなったりすることはない。
長いようで短いような不思議な時間だ。その日は病院に1泊する。

さて、翌日は多忙だ?
9時頃には病院を出る。せっかく出かけてきたんだから(我が県の中心都市)といろいろ計画する。映画、ショッピング、マッサージ、食事、展覧会などなど。時間と体に相談して決める。友だちと一緒だったり、夫と一緒だったりするが、昨日は1人だった。1人もいい。

まず、マッサージに行く。エステではなく、体のリンパ液の流れをよくするためのマッサージで定期的に通っている。
専門のセラピストに1時間余りマッサージをしてもらう。会話も楽しい。心身ともにリラックスできる貴重な時間だ。

次に本屋に寄り、前から読みたいと思っていた本を買った。「千の風になって」薄い詩の本だが、内容はたっぷりと重い。
喫茶店に入り、コーヒーを飲む。私はよく1人で喫茶店に入る。コーヒーがすきというよりは喫茶店の雰囲気がすきなのだ。だから、好みの喫茶店は少ない。

デパートに行く。トウトバックを1つ買う。オレンジ色で白い縁取りがしてあってなんだか元気が出そうな感じがしたのだ。洋服に合わせるの難しそうだが、もっぱら病院用になるのだから明るいほうがいい。

その後、軽くお昼を食べ、帰宅した。
いつもより早めの帰宅で、ちょっともったいない気がした次第。

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