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「猫との日常」他。


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2008-12-24 主は来ませり。
2008-12-06 やっぱり、諦めそうになったよ、でも。
2008-12-04 アラファイブの奇跡
2008-11-04 人生は勉学か学習か?
2008-10-27 栗拾い
2008-10-24 今月6日間しか働いてない。
2008-10-21 知能犯猫。
2008-10-19 2009カレンダーを買う
2008-10-18 1LDKインテリア額縁編
2008-10-18 無事な日。


2008-12-24 主は来ませり。

仕事を終えた6時過ぎ、教会に向かった。
街に溢れた人を縫って、教会の前の信号に立っていると鐘が鳴り始めた。
駆け足で天主堂前の階段を駆け上がりると、そこにも大勢の人、人、人。
毎年、クリスマスにはカトリック信者の倍程の一般の人がミサにやって来るのだ。

仕方なくいつもは足を踏み入れない2階の席に空を見つけ滑り込み、着席をした。

クリスマスの夜は例年、実家の教会のミサで母と一緒だったが、今年はやっと手にいれた大事な仕事を休むわけにはいかない。

よって、一人のクリスマスになった。

でも、幸せ。

ミサの後半に照明が落ち、全ての人に配られた蝋燭に火が燈った後、ラテン語の聖歌隊の合唱が始まった。
演奏はパイプオルガンとフルート奏者が奏でる美しい音。

手に持つ蝋燭の火を見つめながら、私はこの1年に起こったいろいろな事を思い出していた。
辛かった、苦しかった、悲しかった、情けなかった。
全て解決したわけではない。
が、ふと顔を上げて周りを見ると皆同じように、じっと蝋燭の火を見つめていたよ。
きっと、皆、同じだと思った。
そして、教会の中の何百人の人が同時に手元に燈る蝋燭を見つめる光景は何とも荘厳でありました。

全ての人にメリークリスマス!!!


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ありがとう!今年も若く見られる様に努力しますわ。。 / johanna ( 2008-12-26 13:15 )
メリークリスマス。お誕生日おめでと。 / ほのぴ〜 ( 2008-12-25 18:57 )

2008-12-06 やっぱり、諦めそうになったよ、でも。

無職が続いた日々、
「帰ってくれば?」と何度か母に言われたが、その気にはなれなかった。
「もうちょっと待って」と返事をし続けた。
もうすでに生活苦になり始めていたが、どうしても帰りたくなかった。

毎日ハローワークに行く。
仕事の情報誌を見て電話をする。
登録の派遣会社に何度も連絡をして仕事紹介を頼む。

「否」の結果連絡が続く日々は、
朝から仕事に向かう人々が、どんなに羨ましかったことか。
アパートの前を笑顔で行き交う人をどんなに恨めしく思ったことか。
街に出かける余裕もなく部屋に居てテレビを点けると、景気の悪いニュースばかり。

毎日、毎日ウォーキングシューズを穿き朝も昼も歩き、夕方も歩いた。

歩けない天気の悪い日は「今、死んだとしたら1週間は誰も気付かないな」とか思ったりした。
日によってグラグラグラグラしていた。

が、神様に祈ることだけは続けた。
神様に対して疑問を持つことだけはしなかった。

今の会社で、面接をしてもらっている時に
「もしかして、ここに来るために数十社の会社に落選したのかも…」とチラッと思った。
でも、自信なんて少しもなかった。
会社説明会には相変わらず、私より若いたくさんの求職者が来ていたからね。
でも、採用された。

だから今日も言いたい。
「毎日の労働に感謝」
「諦めないでよかった」

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2008-12-04 アラファイブの奇跡

2ヶ月近く無職でした。
娘の病気は更に酷くなるし、
でも、諦めずに神様に祈り続けました。

娘は今年一杯、休職させることにしました。
そして、
そして、私の仕事が決まりましたあぁぁぁぁぁぁ!!。
30社近くの落選後に奇跡です。

このご時世、採用側も厳しいので、
今回も競争率高かったけど、採用されました(涙)。

派遣ではなくパートです。大手の会社で頑張れば長く働けますとのこと。
社会保険にも加入しました。
ちなみに私の同期はたったの2人で30歳と32歳!
よく受かったわあ(涙)。

今日の私はもちろん「ポジティブ岬」に立ってます。
神様と実家の母に感謝です。

ばんざ〜い!

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2人共ありがとう。ホントにありがとう。採用してくてた会社に感謝を忘れずに頑張るわ。 / johanna ( 2008-12-25 10:43 )
おめでとうございます。わたしも うれしぃ。 / しろうさぎ。 ( 2008-12-05 12:51 )
あ!ねえちゃんだ!よかったね〜〜〜がんばれ〜〜〜 / ほのぴ〜 ( 2008-12-04 21:36 )

2008-11-04 人生は勉学か学習か?

私は今、『ネガティブ湾』という名の海の岸辺に住んでいる。
夜は月明かりも星明かりも無く、よって暗い海に落ちてしまい波に引きずり込まれそうになるが、必死に岸の岩にしがみつき今のところはかろうじて生きている。
だが指も手の平も血だらけになり、痛くて痛くて涙を流す。

朝になり、神様にお祈りをしに行くもつい
「2人の娘が心身共に毎日健やかに暮らせますように」と祈ってしまい、
たくさん祈ったら神様の怒りをかいそうで
「一日も早く仕事が見つかりますように」という祈りを飲み込んでしまう。

それでも、神様に祈って帰る途中の山道からは『ポジティブ岬』が見えてくる。
そして「この山を越えたらキラキラ光る海が見えるかも」と思えてくる。

単純なのかイマイチ人生学習できてないのか。

【あの日】からもう2年になる。
里に降りたつもりがそうではなかったのか。
爽やかな自由な風にふかれてたつもりがそうではなかったのか。

見えたり隠れたりするポジティブ岬への道は、今日から一体何キロ先なのか?
そうして迷って夜になると又、海に落ちるのか?

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ありがとう、ほのぴちゃん。この後ちょっとお願いしたよ。 / johanna ( 2008-12-25 10:48 )
自分のお願いもしてもいいんじゃないの?これからはちょっとだけ欲張ってお祈りして感謝したっていいじゃないのよ。里におりたんだし。山にはもう帰れないわよ。 / ほのぴ〜 ( 2008-11-04 19:34 )

2008-10-27 栗拾い

母から「家賃代を渡すから取りに来るように」と連絡が有り実家に帰ってました。
独り年金暮らしの母から援助してもらうことを、
「必ず恩返します」と感謝して帰ってきました。

写真は、実家の裏の雑木林に有る栗の木と、それで作った渋皮煮(母手製)です。
母は3`程拾ったそうで、「まだ落ちてるかも」と2人で家の裏側のJRの線路に行きました。栗の木が線路側の斜面に有るからです。でも、猪が食べ散らかした後が有り20個ほどしか収穫できませんでした。
実は、この栗の木の存在に母が気付いたのは今年が始めてだったのです。
樹齢数十年は経ってると思われるような大きな木なのに。

毎年秋になると私が「隣の林に栗の木が有ったよねえ、採っちゃあダメかねえ。」
と聞くと「藪になってるから入らない方がいい。猪も来てるみたいだし。」と、とりあってくれませんでした。
でも栗の木は数本有り、線路側の数本からは毎年たくさんの栗が落下していたようで、それに私の家族は数年間(数十年?)全く気が付いてませんでした。もちろん、家族以外の人も。だって線路上だから。

「来年は猪に渡さないぞ〜。多分、10`以上は収穫できるはず。」と母と誓いあいました。


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きくちゃんがしてくれたことだから。そうそう。私のお気に入りの棚には一緒に写した写真大切にかざっとるよ / ほのぴ〜 ( 2008-10-28 19:49 )
北はもう冬なんやね。最近、北の大地を訪れた時のことを時々思い出すよ。あの時は本当にありがとう。栗は「栗おこわ」も作ってもらいましたし1ヶ月分の食料も持たせてもらいました。感謝感謝です。 / johanna ( 2008-10-28 10:37 )
お母様は母なんだな〜〜〜。栗はおいしかったかい? 熊には鈴とかがいいみたいだけど、猪にはきかないかね?こっちはそろそろ雪よ。今朝出勤気温は2度。 / ほのぴ〜 ( 2008-10-27 19:47 )

2008-10-24 今月6日間しか働いてない。

パート試験を何社受けて何社落ちたのか覚えてない。あ、数字は同じやね。
霊能者の所には行くの止めて、そのお金で面接のための美容院に行ったのに効果なかったか。

そして今日、時間をもてあましたのでワタナベさんに教えてもらった「オーラソーマ」のサイトにいってみた。
微妙に当たってる。
「自然に触れてみて」と出たので夕方、海岸に行ってみた。
去年あたりまでよく行ってた海岸ではなく、近所のヨットハーバーに。自転車で。

ぼーっと水面を見ていると、あちらこちらで魚が跳ねているのに気付いた。
何の魚か、何で跳ねているのかよくわからない。でも、面白くてずっと其れを見ていた。
するとそれぞれ飛び跳ね方が違うのに気付いた。
海老反り型のヤツ、垂直型のヤツ、身体を揺すりながら飛ぶヤツ、etc…。

「あいつら、水族館のオーディションを受けるためにこの入り江で練習をしてるんだろか」
と、マジで思った。

頭がおかしくなったんではないよ。
《今月中に絶対に仕事を見つけてみせるぞ》と思ったんだよぅ。


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2008-10-21 知能犯猫。

イライラして3日程クッキーの遊び相手をしなかった。
「ナーナーナー」と欲求してくるのを無視していた。

結果、ベッドにオシッコされた。

その夜、お風呂に入ろうとして洗面所に行くとボールが2個並べてあった。
ベッドの下の玩具入れからいつの間にか出してたらしい。
侮れないヤツめ。

ベッドカバーと肌掛け布団とシーツとベッドパッドと3日掛かりで洗濯した。

因みにジョンはこの「ベッドにオシッコをする」反抗的態度を数回やりましたが、クッキーは初めてです。
ボールを出して目立つ所に置いて意思表示をするにくい仕業はクッキーらしいです。

  

  猫ってやつは………猫ってやつは…………。


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↑どうやったらこんなに、きれ〜いに置けるの?たまげたわ。 / johanna ( 2008-10-21 23:32 )

2008-10-19 2009カレンダーを買う

娘の上司に挨拶に行こうと思い、18日に職場に電話をすると「土日は休日を取っています」との交換女性の返事だった。
しかたなく《月曜日まで待とう》と思っていると、「持ってきて欲しい物が有る」と娘から電話が来た。
すぐさま車で寮まで走った。
最近は節約の為に使わないようにしていた高速道路に乗った。

寮に到着し、娘はドアを開けてくれたけど、その顔は悲しくなるほどに小さくなっていた。
「体調はどう?」と聞くと、「明日から職場復帰する」と娘は言った。
ベランダに制服が洗濯物に混じって風に揺れているのが見えた。
会話はそれだけで、届け物を渡すと娘はすぐにドアを閉めた。

帰りの車の中、いつもの大声を出しての気合が入れられなかった。
「目にワイパー欲しいわ」とひとりごちた。


娘と私は今、どこに立っているのだろう。

その場所から時間は進んでいるのか。立ち止まったままなのか。
それとも後戻りしているのか。

今のわたし達親子の足元に有るものは何なのだろう。
答えがわからない。


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そうですね。ありがとう。また、泣きました。 / johanna ( 2008-10-24 23:49 )
離れたいけど離れると不安で だけど距離を置きたくて でも側にいてほしくて。。そうやって葛藤して 確かなものにするしかないのかなと わたしは思ってます。こどもが小さい頃 なんでこんなことするの?って時に 思ったんです。こいつ ひとの愛情試してるな?って。。上のクッキーちゃんもそう。たぶん 確認したいんですよね。いつも。。それは 大好きな大切なひとだからだと思います。。前に進んでますよ。。確実に。。そこ 信じましょ。。 / しろうさぎ。 ( 2008-10-22 09:34 )

2008-10-18 1LDKインテリア額縁編

気分を変えようと昨日から部屋の模様替えをしている。
LDKの部屋に有る洋服掛けを、ベッドルームに移動しようと思い立ったが、
その後の家具の位置の全体的バランスの結論が出ない。

家具を移動するとなると、壁に掛けてある額縁も移動しなくてはならない。
私の部屋に有る額縁アートは7個。

そのうちの一番のお気に入りが4年前にコンランショップのバーゲンで買ったこれ↓です。
携帯で撮った写真を入れようと思って手に入れたけど、今現在は「樋口一葉」のポスターが入ってます。
ちなみにバーゲン価格は7割引きで1万円しました!!!

おそるべしコンラン卿であります。


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2008-10-18 無事な日。

昨日、娘が言っていた職場の上司からの電話がなかったのでこちらから架けてみた。
電話に出た女性の上司に挨拶と、お礼と、お詫びを伝えると
相手は9月末からの娘の様子と、入院するまでのやりとりを話してくれた。

私の知らない事実があった。
ひとつは私がとんでもない母親になっていたこと。
ふたつめは私に入院を隠そうとしていたこと。
みっつめは11日以降「明日から出勤します」と連絡が有るにもかかわらず、当日になると「出勤できません」の連続だということ。
よっつめもあるけど…省略。これが一番ショックだったから。

あれから「ほっといて」のメール返信が、娘の無事を確認するたったひとつのツールで、
実家の母親の「いいから様子を見に行きなさい」と度々の電話にも関わらず何も出来ずにいた。
が、意を決して寮まで行ってそしてドアの前に手作りシチューと炊きたて新米ご飯タッパー8個を置いてきた。
その後「ありがとう」だけのメールが届いてほっとした。

実は、上司への連絡はこちらの都合時間だったせいで「すみません、今から避難訓練が有るのでこちらから後で架けなおします」と中途半端なまま途切れてしまった。
だが、架け直しはこなかった。

実は電話の向こうの上司のひと言が忘れられない。

「私達の間では、お母さんは娘を苦しめるとんでもない母親になってたんですよぅ」

愕然とした。(日々愕然ばかりだけど)
私が悪者になっているということではない。

「私達の間?」職場であなた達は何を言ってるの?

娘が仕事を休んで迷惑を掛けているのは上司だけではない。
同じ職場の人達が、娘が休んでいる事に対して疑問を持つのは当然だろう。
だが、その理由を直属の上司とその管理職しか知らないと思っていた。

「私達の間?」………それってあり?なの?

電話をしてこちらを名乗った時、その上司の間の抜けた喋り様が今でも耳に残る。
一瞬、ちがう人が出たのかと思った。

明日、もう一度電話をして「直接、お詫びに覗います」と伝えようと思う。

直接上司に会うべきだから。

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