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「猫との日常」他。


目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2006-07-15 第446回 今日からを期待する。
2006-07-13 第445回 それが「応え」ですか?
2006-07-12 第444回 「態度のDV」
2006-07-11 第443回 瓶の中身。
2006-07-09 第442回 自己防衛。
2006-07-04 第441回  う〜む。
2006-06-28 第440回 因縁
2006-06-23 第439回 「あ、三つ前(前世)も夫婦だったですね〜。」 
2006-06-20 第438回 価値観がちがっても一緒に暮らせることもある。
2006-06-20 第437回 「離婚」への道


2006-07-15 第446回 今日からを期待する。

今まで、夫の携帯に触った事は、過去一度だけしかなかった。

ある日、夫が携帯をリビングのソファの上に置きっぱなしにして他の部屋に行ったままの時に、その携帯がコールを始めた。
最初はそのままにしていたが、何度も鳴り続けるので、思わず手に取ってしまったのだ。
だが、夫は携帯をロックしていた。

「…………」

私は、夫が若者みたいに携帯のメールをロックしている事を不審に感じた。
私自身の使い方と同じ感覚ではいけないのかと、そう思った。

ゴルフから帰って来た夫に
「携帯を忘れて行ってたね。大丈夫だったの?」と聞いた。
すると夫は
「何でそんなこと知ってるんだ?」と変な言い訳をした。
明らかに動揺していた。
多分、日頃携帯のメールの送信受信をマメに削除しロックもしてるのに、其れを忘れた上に持ち忘れたことを外出先でずっと気にしていたのだろう。


私はそのメールの画面をいくつか、自分の携帯に写し残しました。
それをパソコンにロードする時、手が震えている自分に気が付きました。

実は娘が時々、私の携帯のカメラで遊んでいるのを知っているのです。
間違っても自分の父親が浮気をしているなんて、知らせたくない。
絶対に気付かせたくない。

今の気持ちを表現してみる。

窓の夏 アスファルトの 蛙かな



なにやってるんだろ。わたし。




今日は近所の神社の夏祭りでした。
浴衣娘をパチリ。


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2006-07-13 第445回 それが「応え」ですか?

7月12日の夜、夫が本社で合同送別会が有るからと単身赴任先から一時戻って来た。
そして今朝は「二次会のゴルフ」とか言って出かけて行った。
夕刻、晩御飯の支度が有るので携帯に電話を入れた。

 ……出ない。
 切ろうとした時、どこからか夫の携帯の着信音が聞こえてくるのに気が付いた。

夫は外出する際に、自分の携帯を持ち忘れて行ってたのだ。
 
 ……どこに置き忘れてるんだろう……。私は、もう一度かけてみた。

夫のベッドの上の脱ぎ捨てたパジャマの下から、コールする音が聞こえてくる…。
「あ」………何気なく携帯を手に取った私は次の瞬間、中を覗いていた。

そしてその中に、明らかに夫に好意を持つ女性からのメッセージを見つけてしまった。

返信マーク付きの其れを。

いくつも、いくつも。

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2006-07-12 第444回 「態度のDV」

先日、訪れた霊能者の所に再度行ってきた。

その理由は、前回30分という短い時間で言われた事の中に、確認したい事が有ったから。
離婚すると決めた理由を告げたにも関わらず、
「(夫と)相性は悪くないし(離婚)する必要はないはずだけど」と言われ、そして帰り際に再度「しなくてもいいんじゃない?」と言われた意味を、もっと深く掘り下げて聞きたかったから。

その人が言うには、要するに夫と「結婚」したという私の「人生の設計図」に離婚は無いということだという。
そして、「離婚しなくても、運が上ってくる(それは7月15日からだという)わよ。」ということだと。
が、しかし結婚生活の中で私が一番傷ついてきた夫と姑の「言葉のDV」に対して、私の「態度のDV」が誘発してきたからと言われた。
だから「自分の非を認めて再度、考えなさい」と。

25年間、私が夫と関わってきた中で一番痛感したのは、育ってきた環境の違いによる意識の相違だった。
我が子に接する心、親に接する心、そして妻に接する心。
それは、「愛することに不器用な人」という最初の想いを通り越し、理解できない「諦め」に変わっていった。
そして、それが「この人は結婚する相手を間違ったのではないか」という思いに変わっていった。
でもそれは、我が家には娘しかいないという事に何度も不満を漏らす言葉にも裏付けされたのだけど。

そういう私の「諦め」の思いが「態度のDV」に変わっていったと言われればそれは正解かもしれない。

「夫だけが悪いわけではないのだ」という思いを、忘れていたわけではないというのは「行動が伴わないただの思いこみ」だったのだろう。

「そんなこと言われなくても、解かってたことだよ」と呟きながら、あえて人にそう言われて、ど〜んと自分が嫌になった私は、

「お願いです。応えを貰いたいです。」と
ひとりの帰りの車のなかで呟いていました。

霊能者を三回も訪問した結果、自分が一番知りたくて一番言って欲しい事は本当は何なのかと考えながら。

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2006-07-11 第443回 瓶の中身。

いつだったか思い出せないけど

前の日記に書いた

「夫婦愛」を 瓶の中の液体に例えた話を もいちど。

その そこそこに入った液体は 日によって量が違ってるって話をもいちど。

わたしの場合、

液体がどんどんどんどん減っていって もう後 数滴しか残ってないって思って

それなのに ある日 突然 量が微かに増えたりして。

それなのに 一瞬で また減ったりして。

僅かに残った液体の名前は 「愛」ではなくて「情」なんだろなと

思ったりして。


今はさ 空っぽ。

何回覗いても空っぽ。からっから。


あ〜あ。

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新しい瓶には何を詰めますか? / あき ( 2006-07-12 19:31 )
からっからか・・・・・・・・ / ほのぴ〜 ( 2006-07-12 07:08 )

2006-07-09 第442回 自己防衛。

人間の脳を研究している学者とかいう人が言ってた。

人って、苦しいとか悲しいとかの辛い思いをすると、脳が自己防衛を起こし自己表現をする行動に働くんだって。

自己表現、それは芸術という方向にも繋がるってことやね。

芸術家は、不幸と背中合わせの方がより才能を発揮できるってことかもしれんね。

人が苦しかったり悲しかったりすることって、そういう意味でも必要ってことなんだね。

深いね〜。

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今の自分は「苦しい」という表現はちょっと違う気がする。人生の別れ道の入口でそれぞれの道の向こうをぼーっつと見てるというか…。もちろん、気持ちは逸いでいて波も立ってるんだよ。こうやっていつもぎりぎりまで行動しないで自分を見てる性格なんだよね。 / johanna ( 2006-07-09 12:42 )
あまりに苦しく芸術の方に才能発揮しそう? / ほのぴ〜 ( 2006-07-09 05:25 )

2006-07-04 第441回  う〜む。

あき子殿。

日記を毎日のように読んでくれてるみたいでありがとね。

今日はさ、髪を切りに行ってきたよ。
あ、そうそう、美容師のO君が青山店に戻ってしまったんだよ〜。それで今月号のヘア−関係の本に出てたよ。彼がショートに髪を切ったモデルさんはむちゃくちゃ清楚で服とかアクセサリーとかのスタイリングもすごくよかった。さすがだよね。
彼は男性では私の唯一の話し相手だった。7年の付き合いだからね。すごく別れが淋しかった。そしてやっぱり彼でないと私の髪形は素敵にならないよ。ストレスだよ。

あ、それからね、整形外科病院の美容外科でホクロを取った(これは書いたから知ってるか)それからついでに染みも取ったし脱毛もしたわ。
きっと体だけでも先にさっぱりしたかったんだと自己精神分析(笑)。

それから、今回のことはさ、家族ではまだ次女にしか打ち明けてないんだ。
霊能者が言ってた7月15日以降にしようと思ってるんだ。(弱気?)

今月はもう赴任先から戻るそうだから急がないといけないんだけど、
何だかね、
コーヒーを入れる為にキッチンでお湯を沸かしてたらさ、

「あぁ〜あぁぁぁぁぁぁ、わたし、このキッチンが大好きだわぁぁぁ」とか思ってんの。

5年前にこの家を造る時、どんなだったか話したよね。
思い入れがすごく深い家なのは知ってるよね。

それでも、つい、数日までは「(その思いを)きっぱり捨てて行くわ。しょうがない事だわ。」と決心してたんだよ。
往生際が悪いね。

もう「泊まりに来て」て言えないね。

ごめんね。

最後は隅々までピカピカに磨いて出て行くつもりだから許してね。


「ごめんね〜。ほんとに」………(再笑)。

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2006-06-28 第440回 因縁

とは

(1)〔仏〕 事物を生ぜしめる内的原因である因と外的原因である縁。事物・現象を生滅させる諸原因。また、そのように事物・現象が生滅すること。縁起。

(2)前世から決まっていたとして、そのまま認めざるを得ないこと。宿命。



数匹の猫が思い思いにくつろぐその家の一室のテープルの前に座ったとたんに、霊能者のその人は私にこう言いました。

「ああ、この4年間は辛かったですね。でも、大丈夫。もう明けますよ。七月十五日から

序々に良くなりますよ。
 
 ………それで、ご相談は?」

前回、占てもらった人とはうって変わって優しい印象の人でした。
そして、いきなり真を衝かれた私は「実は……」と話を始めたわけです。

心配する2人の娘が独立できるということは前回と同じでした。でも、夫のことに関して
「何か因縁が有るような気がしてずっと気になっていました。」と私が聞くと、

「あ、三つ前にイタリアで夫婦だったですね〜。」と言われ、絶句してしまいました。

そして
「(三つ前の)前世からのカルマもないし相性は悪くないのよねえ。離婚しなくてもいいと思うんだけど。」と続く言葉に、
「いえ、もう決めたことですから(決心を)変えるつもりはないんです。」と私は応えていました。

この前世に関しては、自分に記憶が無いだけに真実なのかどうか分かりません。でも、次女が前世で看護婦だったと言われ、再度驚くことになりました。

「実は娘は今年の二月までは看護学生だったんです。今は休学しています」と私が応えると「お嬢さんはとても看護士に向いていると人から言われてるはずですよ。だから学校に戻りますよ」と。

実は、次女が学校に戻ることを考え始めていること、そして医学に関わる人に「君は自分では気付いてないけど実はとても看護士に向いているよ」と言われたことを、私は後で本人の口から聞きました。

今、私は、自分の気持ちがだんだん決意に変わっている実感が有ります。
でも、その前にクリアしなければいけないことが多すぎて、胸が張り裂けそうです。

(長女にどう話しをしようか……)


長女がまだ小学生の頃、毎週末、家に帰らない夫に見切りをつけ実家に帰ろうとした私は
「ママね、パパとお別れしておばあちゃんとおじいちゃんとこに帰ろうと思ってるんだけどいいかな」と聞いてしまったことが有りました。
すると彼女は悲しい目をして私にこう言いました。
「ダメ、絶対にダメ。パパがいてママがいておばあちゃんがいて家族一緒じゃなきゃダメなんだよ。絶対にダメなんだよ。」


あの時の彼女の大きな目が、ずっとずっと心に有りました。


(解かってくれるよね。きっと)いつかはさ……。


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彼女も大人になっていると思うよ。もし別れることになっても彼女の母親なのは確かなんだし。 / ほのぴ〜 ( 2006-06-28 15:22 )

2006-06-23 第439回 「あ、三つ前(前世)も夫婦だったですね〜。」 

先週の土日に夫が単身赴任先から帰ってきた時に、言い合いになりました。
今までは、そういう時は私が引いて終わりでした。
何年も言葉のDVに苦しんできた私には、どうしてもPTSDが有り、自分の心理状態が続かなくなるのです。
でも「決心」をした私は、今回は引きませんでした。
その挙句、夫は私にこう言いました。

「離婚した方が良さそうだな。」

週が明けた次の火曜日に私は、先日予約をしていた霊能者の所に行きました。

先頭 表紙

↓ダブったΣ( ̄□ ̄;!!  ひとつ消しておいてくださいm(_"_;)m / あき ( 2006-06-26 23:49 )
一生のうち、出会う人は最初から決まっていても、その人とどう関わっていくかは本人次第で、その結果に関わらずいろいろい学ぶためのハードルだって言いますから、どの選択が正解だとか不正解だとかは言えないのでしょうね。 / あき ( 2006-06-26 23:48 )
心のDV、思わず息詰まりましたが、乗り越えられたのですねー。にしても、↓の会話がユーモラス。最後のセリフ、ワンちゃんらしいわぁ。 / denko ( 2006-06-25 17:41 )

2006-06-20 第438回 価値観がちがっても一緒に暮らせることもある。

ある日のあるスーパーの入口付近で。


先頭 表紙

駆け落ちしようで!「無理」ってところが。わたしだったら「うん!」だ!あっはっは〜〜〜ところで・・・・本当にこれ鶏と一緒に? / ほのぴ〜 ( 2006-06-20 21:05 )
はじめまして・・・・だったでしょうか?↓読ませていただき・・私も・・・同じような気持ちで・・。画像なかなかステキな関係ですね。 / まーこ ( 2006-06-20 13:37 )

2006-06-20 第437回 「離婚」への道

をやっと踏み出しました。
決意したのは昨日今日ではないというのに、何故今まで躊躇していたのか。

2人の娘のこととか、そりゃあ人には言えないいろんな理由があります。
でも、私の心の中で「今ではないんだ。」と「今がその時だと思う時がきっと来る。」というわけのわからないものが有ったのです。

この「わけのわからないもの」を感じるようになったのは、いつの頃からかは覚えていませんが、大人になった今でも私を戸惑わせています。

明日、訪ねることになっている人は、もしかしたら其れが何なのかを教えてくれる人かもしれません。


【夫のいない世界に行きたい。姑のいない世界に行きたい。このままでは私は悪魔になってしまう。】

夫と姑と顔を合わせなくてよい毎日は天国でしょうか。

【長女と別れたくない。傍にいてあげたい】

子離れできない親馬鹿でしょうか。

【私が居なくなったら、この家はどうなってしまうのか】

今更、何を考えているのか。


「時期が来た」夜は、自問自答が溢れる悲しい夜です。

先頭 表紙

わたしも離婚届を役所に提出するまでは ずっと自問自答してました。でもどこかで「大丈夫」って声がしてた気がします。「わけのわからないもの」はきちんと導いてくれると 思いますよ。。 / しろうさぎ@無宗教 ( 2006-06-20 14:53 )

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