himajin top
「猫との日常」他。


目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2006-07-12 第444回 「態度のDV」
2006-07-11 第443回 瓶の中身。
2006-07-09 第442回 自己防衛。
2006-07-04 第441回  う〜む。
2006-06-28 第440回 因縁
2006-06-23 第439回 「あ、三つ前(前世)も夫婦だったですね〜。」 
2006-06-20 第438回 価値観がちがっても一緒に暮らせることもある。
2006-06-20 第437回 「離婚」への道
2006-06-18 第436回 「救世主」2
2006-06-16 第435回 「救世主」


2006-07-12 第444回 「態度のDV」

先日、訪れた霊能者の所に再度行ってきた。

その理由は、前回30分という短い時間で言われた事の中に、確認したい事が有ったから。
離婚すると決めた理由を告げたにも関わらず、
「(夫と)相性は悪くないし(離婚)する必要はないはずだけど」と言われ、そして帰り際に再度「しなくてもいいんじゃない?」と言われた意味を、もっと深く掘り下げて聞きたかったから。

その人が言うには、要するに夫と「結婚」したという私の「人生の設計図」に離婚は無いということだという。
そして、「離婚しなくても、運が上ってくる(それは7月15日からだという)わよ。」ということだと。
が、しかし結婚生活の中で私が一番傷ついてきた夫と姑の「言葉のDV」に対して、私の「態度のDV」が誘発してきたからと言われた。
だから「自分の非を認めて再度、考えなさい」と。

25年間、私が夫と関わってきた中で一番痛感したのは、育ってきた環境の違いによる意識の相違だった。
我が子に接する心、親に接する心、そして妻に接する心。
それは、「愛することに不器用な人」という最初の想いを通り越し、理解できない「諦め」に変わっていった。
そして、それが「この人は結婚する相手を間違ったのではないか」という思いに変わっていった。
でもそれは、我が家には娘しかいないという事に何度も不満を漏らす言葉にも裏付けされたのだけど。

そういう私の「諦め」の思いが「態度のDV」に変わっていったと言われればそれは正解かもしれない。

「夫だけが悪いわけではないのだ」という思いを、忘れていたわけではないというのは「行動が伴わないただの思いこみ」だったのだろう。

「そんなこと言われなくても、解かってたことだよ」と呟きながら、あえて人にそう言われて、ど〜んと自分が嫌になった私は、

「お願いです。応えを貰いたいです。」と
ひとりの帰りの車のなかで呟いていました。

霊能者を三回も訪問した結果、自分が一番知りたくて一番言って欲しい事は本当は何なのかと考えながら。

先頭 表紙

2006-07-11 第443回 瓶の中身。

いつだったか思い出せないけど

前の日記に書いた

「夫婦愛」を 瓶の中の液体に例えた話を もいちど。

その そこそこに入った液体は 日によって量が違ってるって話をもいちど。

わたしの場合、

液体がどんどんどんどん減っていって もう後 数滴しか残ってないって思って

それなのに ある日 突然 量が微かに増えたりして。

それなのに 一瞬で また減ったりして。

僅かに残った液体の名前は 「愛」ではなくて「情」なんだろなと

思ったりして。


今はさ 空っぽ。

何回覗いても空っぽ。からっから。


あ〜あ。

先頭 表紙

新しい瓶には何を詰めますか? / あき ( 2006-07-12 19:31 )
からっからか・・・・・・・・ / ほのぴ〜 ( 2006-07-12 07:08 )

2006-07-09 第442回 自己防衛。

人間の脳を研究している学者とかいう人が言ってた。

人って、苦しいとか悲しいとかの辛い思いをすると、脳が自己防衛を起こし自己表現をする行動に働くんだって。

自己表現、それは芸術という方向にも繋がるってことやね。

芸術家は、不幸と背中合わせの方がより才能を発揮できるってことかもしれんね。

人が苦しかったり悲しかったりすることって、そういう意味でも必要ってことなんだね。

深いね〜。

先頭 表紙

今の自分は「苦しい」という表現はちょっと違う気がする。人生の別れ道の入口でそれぞれの道の向こうをぼーっつと見てるというか…。もちろん、気持ちは逸いでいて波も立ってるんだよ。こうやっていつもぎりぎりまで行動しないで自分を見てる性格なんだよね。 / johanna ( 2006-07-09 12:42 )
あまりに苦しく芸術の方に才能発揮しそう? / ほのぴ〜 ( 2006-07-09 05:25 )

2006-07-04 第441回  う〜む。

あき子殿。

日記を毎日のように読んでくれてるみたいでありがとね。

今日はさ、髪を切りに行ってきたよ。
あ、そうそう、美容師のO君が青山店に戻ってしまったんだよ〜。それで今月号のヘア−関係の本に出てたよ。彼がショートに髪を切ったモデルさんはむちゃくちゃ清楚で服とかアクセサリーとかのスタイリングもすごくよかった。さすがだよね。
彼は男性では私の唯一の話し相手だった。7年の付き合いだからね。すごく別れが淋しかった。そしてやっぱり彼でないと私の髪形は素敵にならないよ。ストレスだよ。

あ、それからね、整形外科病院の美容外科でホクロを取った(これは書いたから知ってるか)それからついでに染みも取ったし脱毛もしたわ。
きっと体だけでも先にさっぱりしたかったんだと自己精神分析(笑)。

それから、今回のことはさ、家族ではまだ次女にしか打ち明けてないんだ。
霊能者が言ってた7月15日以降にしようと思ってるんだ。(弱気?)

今月はもう赴任先から戻るそうだから急がないといけないんだけど、
何だかね、
コーヒーを入れる為にキッチンでお湯を沸かしてたらさ、

「あぁ〜あぁぁぁぁぁぁ、わたし、このキッチンが大好きだわぁぁぁ」とか思ってんの。

5年前にこの家を造る時、どんなだったか話したよね。
思い入れがすごく深い家なのは知ってるよね。

それでも、つい、数日までは「(その思いを)きっぱり捨てて行くわ。しょうがない事だわ。」と決心してたんだよ。
往生際が悪いね。

もう「泊まりに来て」て言えないね。

ごめんね。

最後は隅々までピカピカに磨いて出て行くつもりだから許してね。


「ごめんね〜。ほんとに」………(再笑)。

先頭 表紙

2006-06-28 第440回 因縁

とは

(1)〔仏〕 事物を生ぜしめる内的原因である因と外的原因である縁。事物・現象を生滅させる諸原因。また、そのように事物・現象が生滅すること。縁起。

(2)前世から決まっていたとして、そのまま認めざるを得ないこと。宿命。



数匹の猫が思い思いにくつろぐその家の一室のテープルの前に座ったとたんに、霊能者のその人は私にこう言いました。

「ああ、この4年間は辛かったですね。でも、大丈夫。もう明けますよ。七月十五日から

序々に良くなりますよ。
 
 ………それで、ご相談は?」

前回、占てもらった人とはうって変わって優しい印象の人でした。
そして、いきなり真を衝かれた私は「実は……」と話を始めたわけです。

心配する2人の娘が独立できるということは前回と同じでした。でも、夫のことに関して
「何か因縁が有るような気がしてずっと気になっていました。」と私が聞くと、

「あ、三つ前にイタリアで夫婦だったですね〜。」と言われ、絶句してしまいました。

そして
「(三つ前の)前世からのカルマもないし相性は悪くないのよねえ。離婚しなくてもいいと思うんだけど。」と続く言葉に、
「いえ、もう決めたことですから(決心を)変えるつもりはないんです。」と私は応えていました。

この前世に関しては、自分に記憶が無いだけに真実なのかどうか分かりません。でも、次女が前世で看護婦だったと言われ、再度驚くことになりました。

「実は娘は今年の二月までは看護学生だったんです。今は休学しています」と私が応えると「お嬢さんはとても看護士に向いていると人から言われてるはずですよ。だから学校に戻りますよ」と。

実は、次女が学校に戻ることを考え始めていること、そして医学に関わる人に「君は自分では気付いてないけど実はとても看護士に向いているよ」と言われたことを、私は後で本人の口から聞きました。

今、私は、自分の気持ちがだんだん決意に変わっている実感が有ります。
でも、その前にクリアしなければいけないことが多すぎて、胸が張り裂けそうです。

(長女にどう話しをしようか……)


長女がまだ小学生の頃、毎週末、家に帰らない夫に見切りをつけ実家に帰ろうとした私は
「ママね、パパとお別れしておばあちゃんとおじいちゃんとこに帰ろうと思ってるんだけどいいかな」と聞いてしまったことが有りました。
すると彼女は悲しい目をして私にこう言いました。
「ダメ、絶対にダメ。パパがいてママがいておばあちゃんがいて家族一緒じゃなきゃダメなんだよ。絶対にダメなんだよ。」


あの時の彼女の大きな目が、ずっとずっと心に有りました。


(解かってくれるよね。きっと)いつかはさ……。


先頭 表紙

彼女も大人になっていると思うよ。もし別れることになっても彼女の母親なのは確かなんだし。 / ほのぴ〜 ( 2006-06-28 15:22 )

2006-06-23 第439回 「あ、三つ前(前世)も夫婦だったですね〜。」 

先週の土日に夫が単身赴任先から帰ってきた時に、言い合いになりました。
今までは、そういう時は私が引いて終わりでした。
何年も言葉のDVに苦しんできた私には、どうしてもPTSDが有り、自分の心理状態が続かなくなるのです。
でも「決心」をした私は、今回は引きませんでした。
その挙句、夫は私にこう言いました。

「離婚した方が良さそうだな。」

週が明けた次の火曜日に私は、先日予約をしていた霊能者の所に行きました。

先頭 表紙

↓ダブったΣ( ̄□ ̄;!!  ひとつ消しておいてくださいm(_"_;)m / あき ( 2006-06-26 23:49 )
一生のうち、出会う人は最初から決まっていても、その人とどう関わっていくかは本人次第で、その結果に関わらずいろいろい学ぶためのハードルだって言いますから、どの選択が正解だとか不正解だとかは言えないのでしょうね。 / あき ( 2006-06-26 23:48 )
心のDV、思わず息詰まりましたが、乗り越えられたのですねー。にしても、↓の会話がユーモラス。最後のセリフ、ワンちゃんらしいわぁ。 / denko ( 2006-06-25 17:41 )

2006-06-20 第438回 価値観がちがっても一緒に暮らせることもある。

ある日のあるスーパーの入口付近で。


先頭 表紙

駆け落ちしようで!「無理」ってところが。わたしだったら「うん!」だ!あっはっは〜〜〜ところで・・・・本当にこれ鶏と一緒に? / ほのぴ〜 ( 2006-06-20 21:05 )
はじめまして・・・・だったでしょうか?↓読ませていただき・・私も・・・同じような気持ちで・・。画像なかなかステキな関係ですね。 / まーこ ( 2006-06-20 13:37 )

2006-06-20 第437回 「離婚」への道

をやっと踏み出しました。
決意したのは昨日今日ではないというのに、何故今まで躊躇していたのか。

2人の娘のこととか、そりゃあ人には言えないいろんな理由があります。
でも、私の心の中で「今ではないんだ。」と「今がその時だと思う時がきっと来る。」というわけのわからないものが有ったのです。

この「わけのわからないもの」を感じるようになったのは、いつの頃からかは覚えていませんが、大人になった今でも私を戸惑わせています。

明日、訪ねることになっている人は、もしかしたら其れが何なのかを教えてくれる人かもしれません。


【夫のいない世界に行きたい。姑のいない世界に行きたい。このままでは私は悪魔になってしまう。】

夫と姑と顔を合わせなくてよい毎日は天国でしょうか。

【長女と別れたくない。傍にいてあげたい】

子離れできない親馬鹿でしょうか。

【私が居なくなったら、この家はどうなってしまうのか】

今更、何を考えているのか。


「時期が来た」夜は、自問自答が溢れる悲しい夜です。

先頭 表紙

わたしも離婚届を役所に提出するまでは ずっと自問自答してました。でもどこかで「大丈夫」って声がしてた気がします。「わけのわからないもの」はきちんと導いてくれると 思いますよ。。 / しろうさぎ@無宗教 ( 2006-06-20 14:53 )

2006-06-18 第436回 「救世主」2

その黒い服を着た女の人の座る部屋には、呪文を書いた大きなボードの前に水晶の玉ではなく黒いモバイルが有りました。そして彼女は私の書いたアンケート用紙を見ながらパチパチとキーを叩くのです。

(心霊って聞いてたんだけどなぁ…)

数秒間、面食らった私ですが受け付けのおばさんが「時間制限が…」と言っていたのを思い出し「ご相談をどうぞ」という彼女に向かって
「夫との(夫以外に居ないけど)離婚の事で…」と話を始めたのです。

「今年から来年にかけて離婚しますね」
「ご主人は仕事を辞めて帰ってきますよ」
「最初、ご主人は抵抗しますが、あなたの意思の固さに最後は承諾します」
「はい、離婚できます(キッパリ)」

その女性の言う言葉に、私は頭を殴られたようなショックを何度も受けました。
当たっていたかといわれると、解かり易く言えば

【当たっていた】30%
【当たっていたかも】30%
【当たっていないような気がする】20%
【よく判らない】20%

て感じかなぁ。

一番痛かったのは娘のことに関するお言葉です。
「子供というのは親を見て育つといいますが、親の態度より心を見るのです。親の心が中途半端だから娘さんは始めたことを途中で止めてしまうようなことをしてしまうのです」

……………これは長女の大学中退と次女の休学のことなのか?

「お嬢さんは将来、2人共独立できますが、それはあなたの行動が大切です。今、離婚しないとそれを阻んでしまいます。ご主人が会社を辞めて帰ってきた時が時期ですから一日でも早くした方がいいです」
「(今、離婚しないと)次は六年後になりますね。」「六年も我慢できますか?」

そしてそんなやり取りの後、「チリチリチリ」と時間切れのタイマーが鳴りました。

「ありがとうございました」と首うなだれて帰ろうとする私に
その人は「一日でも早い方がいいです。」と再度私に言いました。

この時点では、夫が会社を辞める為の書類を提出するとは聞いてませんでした。

それから家に帰った私は、夫に電話を入れました。
夫は「ああ、辞めるよ。」と言いました。
私は「辞めることはあなたが決めることだけど、でも、その後はどうするのか何か考えたの?」と聞きました。
すると夫は「え?何も考えてないけど。」とぶっきらぼうに応えたのです。

その瞬間、さっきのあの女の人が「ホラ」と言って私の肩をどん!と押したような気がしました。

先頭 表紙

親を見て育つ・・っていうけど・・・・少しはあるとおもうけど、わたしからしたら、関係ないけど・・・ / ほのぴ〜 ( 2006-06-18 21:00 )

2006-06-16 第435回 「救世主」

「あの〜もしもし?」
「はい〇△×▲◇◎。」(よく聞き取れなかった)
「??あの〜?」
「はい担当は誰をご希望ですか?」
「は?あ、あの●●さんて方…」
「●●ですね。本日は二時半と四時半と六時半が空いていますが。」
「あ、……じゃあ、四時半でお願いします」

電話を切った私は、「〇△×▲◇◎」という聞き取れなかった部分に対して不安を感じてしまいました。

実は占てもらおうと決めていた相手は、その日に予約が取れず、友達から聞いた別の人をあたってみたのです。そして先に電話をした方は、占い師本人が直接応対してくれていたのです。

が、思い立ったが吉日(ならいいなと思い)数時間後私は、街の路地の奥のエレベータもない細長〜いビルの階段を上って行きました。

そして四階まで上がった所で黒い看板に白字で「救世主」と書いてあるドアを見つけたのです。

(……まるで魔女の館……)

私は少し胡散くささを感じたものの、受け付けにいたおばさんに「四時半に予約した者ですが」といい相場よりちょっと高い料金を前払いしました。
予約時間より早かったこともあり、おばさんは私にソファにかけて待つように言いました。
古いつくりに見えたビルの中のその待合室も、年季の入った様相でした。
そして「高収入専門のタウン誌」とかいう雑誌が無造作に置いてありました。

数分後、黒い服をきた女の人がソファの前を通り、私を見ました。
そして微笑みかけながら目の前のドアを開けて入っていきました。その時間、ほんの数秒。
ほんとに魔女だったのかもしれません。(なことないでです)

受け付けのおばさんに「時間ですのでお入りください」と言われた私は、ドキドキしながらドアを開けました。

そして第431回で書いた言葉を言われたのです。

先頭 表紙

ほのぴちゃん、昼休みからもうかれこれ三時間だよ。風邪ひくがな。 / johanna ( 2006-06-16 16:39 )
話はまったく違うんですがパンツが。。。いまだあげれず / 匿名希望のほのぴ ( 2006-06-16 15:21 )
そして そしてどうなったのぉ〜〜〜〜〜 / ほのぴ〜 ( 2006-06-16 11:51 )

[次の10件を表示] (総目次)