himajin top
MATTの「ハワイアン・パラダイス」

仙台と世田谷で放送していた(仙台は2009年3月末日にハワイ移住のためしばらく休止、世田谷は2005年3月末に終了)のFMハワイアン音楽番組「ハワイアン・パラダイス」の番組内容を中心にいろいろなこぼれ話をご紹介しています。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2004-07-18 仙台(第64回)はオロマナの特集です。
2004-07-17 世田谷(第15回)はライル・リッツとペティー・ブーカの特集です。
2004-07-11 仙台(第63回)はリヴェラ・ファミリーの特集です。
2004-07-10 世田谷(第14回)はナレオの歌を中心にお届けします。
2004-07-04 仙台(第62回)はロイヤル・ガーナーの特集です。
2004-07-03 世田谷(第13回)はジェノア・ケアヴェの歌を中心にお届けします。
2004-07-01 今月のゲスト(世田谷)はハワイのクム・フラであるアンティー・サチにお越しいただきました。
2004-06-27 仙台(第61回)はデニス・カマカヒの特集です。
2004-06-26 世田谷(第12回)は日本のウクレレ奏者たちをご紹介します。
2004-06-26 小さな竹の橋の上?それとも下?


2004-07-18 仙台(第64回)はオロマナの特集です。

本日放送の仙台(第64回)はグループの「オロマナ」を特集してお届けします。曲目は1.クウ・ホメ・オ・カハルウ、2.シーバード、3.クウ・レイ・アワプヒ、4.エ・クウ・スィート・レイ・ポイナ・オレ、5.カナカ・ヴァイヴァイ、6.ザ・ラブライト・イン・ユア・アイズ、7.クウ・プア・イ・パオアカラニ、8.ウォーキング・イン・ザ・クイーンズ・ガーデン、9.ナ・プア・レイ・イリマ、10.エ・マウ・アナ・カ・ハアヘオ、11.テヴェ・テヴェの11曲です。

先頭 表紙

2004-07-17 世田谷(第15回)はライル・リッツとペティー・ブーカの特集です。

本日放送の世田谷FM第15回は女声デュオのペティー・ブーカが歌う「ウクレレ・レイディー」「パイナップル・プリンセス」「カウボーイ・フラ」の3曲と、ジャズ・ウクレレのライル・リッツの演奏する「リッツ・クラッカー」「ルルズ・バック・イン・タウン」「プレイメイツ」「ハウ・アバウト・ユーク?」「レイズ・オブ・ジャズ」「ローズ・ルーム」「クリーン・フロム・ポーターヴィル」「ブルー・ルー」「トリステ」「枯葉」サヴォイでストンプ」「ハワイのわらぶき小屋」の11曲をお届けします。

先頭 表紙

2004-07-11 仙台(第63回)はリヴェラ・ファミリーの特集です。

本日放送の仙台(第63回)はカウアイ島を中心に活躍しているラリー・リヴェラと彼の子供たちの歌を特集いたします。曲目は1.カウアイ・イズ・ラブ、2.アロハ・イッツ・ザ・スピリット・オブ・カウアイ、3.カウアイ・ザ・ラスト・パラダイス、4.ナー・ホークー・オ・カ・ラニ、5.ワイアレアレ、6.プウ・アナフル、7.トゥー・リブ・アズ・ワン、8.ポリアフ、9.ア・パート・オブ・ミー・ア・パート・オブ・ユー、10.イズラエル・カマカヴィヴォオレ、11.カマラニ、12.ザ・ヴァリー・オブ・レインボーズ、13.ビューティフル・カウアイの13曲です。

先頭 表紙

2004-07-10 世田谷(第14回)はナレオの歌を中心にお届けします。

本日放送の世田谷FM第14回は女声トリオのナレオ(ナ・レオ・ピリメハナ)の歌を中心にお届けいたします。ナレオの歌は1.フライング・ウイズ・エンジェル、2.カ・レオ・オ・クウ・レフア、3.ローカル・ボーイズ、4.ワイキキ、5.セイヴィング・フォーエヴァー、6.カハクロア、7.コナ・カイ・オプア、8.ヒロ・フラ、9.クウ・ホメ・オ・ケアウカハ、10.コニ・アウ・イ・カ・ワイの10曲です。

先頭 表紙

2004-07-04 仙台(第62回)はロイヤル・ガーナーの特集です。

本日放送の仙台(第62回)は女性歌手のロイヤル・ガーナーの特集をお届けします。
曲目は1.クウ・イポ、2.エイ・ネイ、3.ハア・フラ、4.モキハナ・ララバイ、5.コケエ、6.マウイ・ワルツ、7.ミリオン・ムーンズ・オーバー・ハワイ、8.ペレ、9.クウレイ・アワプヒ、10.ケ・アロハ、11.プア・オーレナ、12.ホーポエ、13.カイノア、14.アロハ・オエの14曲です。

先頭 表紙

2004-07-03 世田谷(第13回)はジェノア・ケアヴェの歌を中心にお届けします。

本日放送の世田谷FM第13回は女性歌手の大御所ジェノア・ケアヴェの歌を中心にお届けいたします。ジェノアの歌は1.マイレ・スウィング、2.エ・ママ・エ、3.フラ・オ・マキ、4.マウナ・ロア、5.レイ・ナニ、6.ホオナネア、7.アリカ、8.ハワイ・アロハ、9.パウオア・フラ、10.カ・ロアロアの10曲です。

先頭 表紙

2004-07-01 今月のゲスト(世田谷)はハワイのクム・フラであるアンティー・サチにお越しいただきました。

クム・フラ(フラ指導者)の大御所アンティー・マイキ・アイウ・レイクとミュージシャンでバンドリーダーのカハウアヌ・レイク夫妻の養女であるクム・フラのアンティー・サチが来日したため、スタジオにお越しいただいてフラの歴史に始まってフラに使用する打楽器の製作法や実際の演奏をお願いいたしました。この模様は7月の「ハワイアン・カフェ・コーナー」で5回にわたってお届けいたします。

先頭 表紙

2004-06-27 仙台(第61回)はデニス・カマカヒの特集です。

本日放送の仙台(第61回)は前回のサンズ・オブ・ハワイの第二期メンバーとして活躍したデニス・カマカヒおよび彼の息子デイヴィッドの演奏を特集いたします。曲目は1.クリスマス・メモリーズ、2.コケエ、3.アフリーリー、4.ワヒネ・イリケア、5.ウリリ・エ、6.カ・オパエ、7.プア・ホネ、8.イケ・イア・ラダナ、9.パロロ、10.ワイ・オ・ミネハハ、11.レペ・ウラウラ、12.ウィー・ハ・スィング、13.パニニ・プア・ケアの13曲です。

先頭 表紙

2004-06-26 世田谷(第12回)は日本のウクレレ奏者たちをご紹介します。

本日放送の世田谷FM第12回は日本のウクレレ奏者をたくさんご紹介いたします。曲目と演奏者は1.おもちゃの兵隊の行進(バッキー白片)2.ハワイアン・マーチ(大橋節夫)3.レイ・ノ・カイウラニ(白石信)4.アダージオ(津田昭治)5.ダニー・ボーイ(ゴンチチ)6.アフター・ザ・パーティー(ガンスス:山口岩男+西川進)7.ウクレレ春の海(ウクレレ・カフェ・カルテット)8.ハワイアン・カウボーイ(平川洌)9.コーヒー・ルンバ(森嘉彦)10.イッツ・オンリー・ア・ペイパー・ムーン(キヨシ小林)11.サテン・ドール(松宮幹彦)の11曲(11人)です。

先頭 表紙

2004-06-26 小さな竹の橋の上?それとも下?

「On A Little Bamboo Bridge」という曲も先週の「On The Beach At Bali-Bali(バリバリの浜辺で)」とほぼ同じ時期(1937年)にティン・パン・アレイ(先週記事参照)で作られた曲です。当時ニューヨークで活躍していたアンディー・イオーナ楽団の演奏とジャズ歌手のルイ・アームストロング(サッチモ)の歌で大ヒットをしました。この曲もハワイではほとんど知られず、直接日本に入ってきました。サッチモの歌う曲に感動したディック・ミネがバッキー白片の伴奏でうたったのが日本では最初と思われますが、とくに門田ゆたかの訳詞(作詞)がすばらしい日本語であったために日本でも大ヒットしました。
オリジナル曲の歌詞は「ハワイの空の下、カルア川に架かる小さな竹の橋の上で貴女に恋をしてしまった。私たちはふたりだけの楽園をみつけたのだ。水辺には銀色のさざなみが寄せ、水に映る貴女の姿がいつまでも私のものと言っているようだ。貴女にに巡り逢ったことで私の夢が実現した。」となっています。
ここでカルア川というのはハワイに存在しない川ですが、「カルア」という単語がニューヨークの人たちにとっては「ハワイらしい」雰囲気をもつ単語のようで、地名や人名としてたくさんの唄に登場しています。
この原詞に対して門田ゆたか(東京行進曲をはじめたくさんの作詞をした有名な作詞家)が書いた詞は「小さな橋よ竹の橋の下、川の水に流れていく。あの日の夢も楽しい思い出も、川の水に流れていく。長い歳も月も水面(みなも)を彩り、やがては消えて行く赤いバラのはなびら・・・」と、水面に浮かんだ華やかなバラのはなびらも時の経つにつれて消えてしまう。という非常によく考えられた歌詞でした。
ところがディック・ミネの歌を耳から聴いたある有名なバンド・リーダー、スチール奏者、歌手のかたがこの曲をご自分のレパートリーに採りこんだのです。ところが「川の水に流れていく」はおかしい、「川の水が・・・」が正しいじゃないか!となおしてしまい、さらには「みなも」という言葉を知らなかったのか「水面を彩り」の部分は「皆もう色とりどり」と変えたのですが、字余りになったのでやがて「色とりどり」となってしまいました。そしてクレジットにはその方が「作詞」したことになってしまいました。まあ門田ゆたかの歌詞を変えてしまったので「作詞」は間違いではないかもしれませんが、長いことその「作詞」に従ってうたう人がたくさん現れたのは残念なことでした。
ところで「カルア川」は存在しない、と書きましたが、私はフィクションであることを承知でこの川を探したことがありました。まず原詞が「waters of Kalua」とあるのでカルアという地名で川や滝のあるところを探したところ、オアフ島のパロロ谷にそれらしき場所がありました。ちょうどあのイズラエル・カマカヴィヴォオレが9歳ごろまで住んでいた地域のそばでした。現地に出かけて見ると、さすがに「竹の橋」はなかったのですが、それらしき水辺もあるので、その場所が「小さな竹の橋のあった場所」と勝手に認定いたしました。探してみるとそれらしき場所があるものですね。

先頭 表紙


[次の10件を表示] (総目次)