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MATTの「ハワイアン・パラダイス」

仙台と世田谷で放送していた(仙台は2009年3月末日にハワイ移住のためしばらく休止、世田谷は2005年3月末に終了)のFMハワイアン音楽番組「ハワイアン・パラダイス」の番組内容を中心にいろいろなこぼれ話をご紹介しています。

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2004-07-01 今月のゲスト(世田谷)はハワイのクム・フラであるアンティー・サチにお越しいただきました。
2004-06-27 仙台(第61回)はデニス・カマカヒの特集です。
2004-06-26 世田谷(第12回)は日本のウクレレ奏者たちをご紹介します。
2004-06-26 小さな竹の橋の上?それとも下?
2004-06-20 仙台(第60回)はサンズ・オブ・ハワイの特集です。
2004-06-19 「バリバリの浜辺」は架空の地名です。
2004-06-19 世田谷(第11回)はギャビィ・パヒヌイを中心にお届けします。
2004-06-13 仙台(第59回)はデニス・パヴァオの特集です。
2004-06-12 世田谷(第10回)はパロロの演奏を中心にお届けします。
2004-06-06 仙台(第58回)はノヘラニ・シプリアーノの特集です。


2004-07-01 今月のゲスト(世田谷)はハワイのクム・フラであるアンティー・サチにお越しいただきました。

クム・フラ(フラ指導者)の大御所アンティー・マイキ・アイウ・レイクとミュージシャンでバンドリーダーのカハウアヌ・レイク夫妻の養女であるクム・フラのアンティー・サチが来日したため、スタジオにお越しいただいてフラの歴史に始まってフラに使用する打楽器の製作法や実際の演奏をお願いいたしました。この模様は7月の「ハワイアン・カフェ・コーナー」で5回にわたってお届けいたします。

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2004-06-27 仙台(第61回)はデニス・カマカヒの特集です。

本日放送の仙台(第61回)は前回のサンズ・オブ・ハワイの第二期メンバーとして活躍したデニス・カマカヒおよび彼の息子デイヴィッドの演奏を特集いたします。曲目は1.クリスマス・メモリーズ、2.コケエ、3.アフリーリー、4.ワヒネ・イリケア、5.ウリリ・エ、6.カ・オパエ、7.プア・ホネ、8.イケ・イア・ラダナ、9.パロロ、10.ワイ・オ・ミネハハ、11.レペ・ウラウラ、12.ウィー・ハ・スィング、13.パニニ・プア・ケアの13曲です。

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2004-06-26 世田谷(第12回)は日本のウクレレ奏者たちをご紹介します。

本日放送の世田谷FM第12回は日本のウクレレ奏者をたくさんご紹介いたします。曲目と演奏者は1.おもちゃの兵隊の行進(バッキー白片)2.ハワイアン・マーチ(大橋節夫)3.レイ・ノ・カイウラニ(白石信)4.アダージオ(津田昭治)5.ダニー・ボーイ(ゴンチチ)6.アフター・ザ・パーティー(ガンスス:山口岩男+西川進)7.ウクレレ春の海(ウクレレ・カフェ・カルテット)8.ハワイアン・カウボーイ(平川洌)9.コーヒー・ルンバ(森嘉彦)10.イッツ・オンリー・ア・ペイパー・ムーン(キヨシ小林)11.サテン・ドール(松宮幹彦)の11曲(11人)です。

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2004-06-26 小さな竹の橋の上?それとも下?

「On A Little Bamboo Bridge」という曲も先週の「On The Beach At Bali-Bali(バリバリの浜辺で)」とほぼ同じ時期(1937年)にティン・パン・アレイ(先週記事参照)で作られた曲です。当時ニューヨークで活躍していたアンディー・イオーナ楽団の演奏とジャズ歌手のルイ・アームストロング(サッチモ)の歌で大ヒットをしました。この曲もハワイではほとんど知られず、直接日本に入ってきました。サッチモの歌う曲に感動したディック・ミネがバッキー白片の伴奏でうたったのが日本では最初と思われますが、とくに門田ゆたかの訳詞(作詞)がすばらしい日本語であったために日本でも大ヒットしました。
オリジナル曲の歌詞は「ハワイの空の下、カルア川に架かる小さな竹の橋の上で貴女に恋をしてしまった。私たちはふたりだけの楽園をみつけたのだ。水辺には銀色のさざなみが寄せ、水に映る貴女の姿がいつまでも私のものと言っているようだ。貴女にに巡り逢ったことで私の夢が実現した。」となっています。
ここでカルア川というのはハワイに存在しない川ですが、「カルア」という単語がニューヨークの人たちにとっては「ハワイらしい」雰囲気をもつ単語のようで、地名や人名としてたくさんの唄に登場しています。
この原詞に対して門田ゆたか(東京行進曲をはじめたくさんの作詞をした有名な作詞家)が書いた詞は「小さな橋よ竹の橋の下、川の水に流れていく。あの日の夢も楽しい思い出も、川の水に流れていく。長い歳も月も水面(みなも)を彩り、やがては消えて行く赤いバラのはなびら・・・」と、水面に浮かんだ華やかなバラのはなびらも時の経つにつれて消えてしまう。という非常によく考えられた歌詞でした。
ところがディック・ミネの歌を耳から聴いたある有名なバンド・リーダー、スチール奏者、歌手のかたがこの曲をご自分のレパートリーに採りこんだのです。ところが「川の水に流れていく」はおかしい、「川の水が・・・」が正しいじゃないか!となおしてしまい、さらには「みなも」という言葉を知らなかったのか「水面を彩り」の部分は「皆もう色とりどり」と変えたのですが、字余りになったのでやがて「色とりどり」となってしまいました。そしてクレジットにはその方が「作詞」したことになってしまいました。まあ門田ゆたかの歌詞を変えてしまったので「作詞」は間違いではないかもしれませんが、長いことその「作詞」に従ってうたう人がたくさん現れたのは残念なことでした。
ところで「カルア川」は存在しない、と書きましたが、私はフィクションであることを承知でこの川を探したことがありました。まず原詞が「waters of Kalua」とあるのでカルアという地名で川や滝のあるところを探したところ、オアフ島のパロロ谷にそれらしき場所がありました。ちょうどあのイズラエル・カマカヴィヴォオレが9歳ごろまで住んでいた地域のそばでした。現地に出かけて見ると、さすがに「竹の橋」はなかったのですが、それらしき水辺もあるので、その場所が「小さな竹の橋のあった場所」と勝手に認定いたしました。探してみるとそれらしき場所があるものですね。

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2004-06-20 仙台(第60回)はサンズ・オブ・ハワイの特集です。

本日放送の仙台(第60回)はエディー・カマエとギャビー・パヒヌイを中心に結成されたグループ「サンズ・オブ・ハワイ」の特集です。曲目は1.ヘエイア、2.パウオア・リコ・カ・レフア、3.アマ・アマ、4.プア・ククイ、5.サノエ、6.マイレ・ラウ・リイリイ、7.カナカ・ヴァイヴァイ、8.マウナ・アラニ、9.ワイキキ・フラ、10.ハノハノ・ハワイ、11.マヌ・カパルル、12.モーニング・デュー、13.エ・キッス・カーウア、14.ワヒネ・イリケア、15.プア・ホネ、16.フアラーライ、17.エ・ヒヒヴァイ、18.コケエの18曲です。

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2004-06-19 「バリバリの浜辺」は架空の地名です。

原タイトル「On The Beach At Bali-Bali」というこの曲は日本だけで有名なハワイアン曲のひとつです。原曲は1936年に米国で作られたのですが、ちょっとこの時代の音楽業界についてご紹介しておきましょう。現在の音楽業界はCDやDVDの出版で稼いでいますが、当時の音楽業界の稼ぎの中心は「楽譜の出版」でした。ひとたびその出版社の楽譜による音楽がヒットをすると、莫大な収入が期待できるのです。そのためたくさんの出版社はそれぞれ専属の作曲家を擁し、ヒット曲を狙って次々に出版を重ねていったのです。特にニューヨークに音楽出版社が軒を並べている通りがあり、この通りのことをTin Pan Alleyすなわちフライパンを叩いたように賑やかな通りと呼ばれていて、この通りから(この通りにある出版社から)たくさんのヒット曲が誕生しました。
特に、当時アメリカ東海岸からは遥か離れていたハワイは文字通り「夢の国」であったためにハワイに関する曲が山のように誕生したのです。おなじみの「小さな竹の橋」もそのひとつです。
ところでこの曲「バリバリの浜辺で」は厳密にはハワイを歌った曲ではないのです。ご存じのようにハワイには「B]という文字はありません。ただニューヨークの人たちにとってはそんなことはどうでもよいことで、インドネシアの「Bali島」やミュージカル「南太平洋」の「Bali Hai」(これも架空の地名)のように「Bali」という単語に限りなく南国情緒を感じたのでしょう。
この曲の歌詞には「ハワイ」という単語は一度も登場しません。概略紹介しますと:「ボクがハニーにどこで出会ったか知りたいだろう?ジュネーブでも日本でもない場所で、キミはバカバカしいと思うかもしれないが、ボクたちの恋物語はそこからはじまったんだよ。それはバリバリの浜辺だったんだ。彼女が金色に輝く砂浜で夢見ているのを見つけたんだ。そう、すぐにふたりは腕を組む仲になったんだよ。浜辺を一緒に歩きながら彼女は私にキスをして「わたしはあなたのものよ」と言ったんだ。そして彼女はキャロライン(ウィスコンシン州の有名な町の名前)から来たと言っていた。・・・」と、まだまだ続くのです。
この曲の日本語歌詞は残念ながら「作者不明」ですが、なかなか的を射た詞になっている感じですし、この歌詞のおかげで日本では(日本のみで)大変ポピュラーになりました。最初に触れたようにこの曲をハワイで歌うミュージシャンはいないようです。もちろん日本人のリクエストで歌うことはあるでしょうが。

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2004-06-19 世田谷(第11回)はギャビィ・パヒヌイを中心にお届けします。

本日放送の世田谷FM第11回は、スラック・キー・ギターの神様とも言われているギャビィ・パヒヌイの演奏を中心に、その前後にはダイアナ・アキの歌をお楽しみいただきます。ギャビィの演奏曲目は1.カイマナ・ヒラ(まだアンディー・カミングスのグループにいたころの演奏で彼はスチールギターを弾いています)2.ヒイラヴェ、3.ワイ・オ・ケ・アニアニ、4.アレコキ、5.カナナカ、6.ヘエイア、7.ハノハノ・ハワイ、8.カ・マカニ・カーイリ・アロハ、9.レイ・ナニ、10.モアニ・ケ・アラ、11.ポー・マヒナの11曲です。

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2004-06-13 仙台(第59回)はデニス・パヴァオの特集です。

本日(59回)の仙台は男性歌手デニス・パヴァオの特集です。曲目は1.Aloha Ia O Wai`anae (これだけはHui Ohahaの演奏)、2.Kaimuki Hula, 3.Ho`okipa Paka, 4.Mi Nei, 5.Puna Ku`u Aloha, 6.Makee Ailana, 7.Lahela Ku`u Poki, 8.Kipukai, 9.Pauoa Liko Ka Lehua, 10.`Ekolu Mea Nui, 11.My Yellow Ginger Lei, 12.Kainoa, 13.He Aloha No `O Honolulu, 14.Sophisticated Hulaの14曲です。

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2004-06-12 世田谷(第10回)はパロロの演奏を中心にお届けします。

本日放送の世田谷FM第10回はウクレレのトロイ・フェルナンデスを中心としたトリオ「パロロ」の演奏を特集でお届けします。そしてその前後には女性歌手のモアナ・チャンの歌もお楽しみいただきます。パロロの演奏曲目は1.パロロ(この曲だけはカアウ・クレイター・ボーイズの演奏)、2.マオリ・ブラウン・アイズ、3.アフリリ、4.パニニ・プア・ケア、5.ヘ・ハワイ・アウ、6.ワイ・フイ・オ・ケ・アニアニ、7.ヒイラヴェ、8.ア・オイア、9.ラブ・ソング・オブ・カルア、10.イ・カ・ポー・メ・ケ・アオ、11.ナニ・ワイメアの11曲です。

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2004-06-06 仙台(第58回)はノヘラニ・シプリアーノの特集です。

本日放送の第58回はコンテンポラリーの女性歌手ノヘラニ・シプリアーノ(通称ノヘ)の特集をお送りいたします。曲目は1.South Sea Island Magic, 2.Moon Of Manakoora, 3.Lihue, 4.You Are So Beautiful, 5.Across The Sea, 6.Haole Hula, 7.Hui Hou O Kapiolani, 8.Hawaii, My Enchanted Island, 9.Ka Makani kaili Aloha, 10.Anuenue, 11.Wisdom Of A Child, 12.Back In Love, 13.Blue Hawaiian Christmas, 14.Rudorf, The Red-Nosed Reindeerの14曲です。

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