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光年をサーフ

この夜を支配する独裁者、君の希望こそが君を独裁するのさ!

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2004-12-30 お前はアホか?いや、アホはお前か?
2004-12-29
2004-12-29
2004-12-29
2004-12-29
2004-12-29
2004-12-28 お前はアホか?いや、アホはお前か?
2004-12-27 お前はアホか?いや、アホはお前か?
2004-12-26 お前はアホか?いや、アホはお前か?
2004-12-26 お前はアホか?いや、アホはお前か?


2004-12-30 お前はアホか?いや、アホはお前か?

 多分、ひまじん日記の中で、今月一番日記かいてるのは俺。自信ある。まあ、だからなんやねん、ってはなしやけどね。

 ちょっくら帰省すらぁ。そんでもって、帰ってきたら、もう日記もやめらぁ。馬鹿やろう。

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2004-12-29 1

 雪の降る日は、大音量でブランキージェットシティを聴く事にしている。近所迷惑なんか考えずに、ただひたすら、がんがん聴き続ける。
 そして、少し昔の事を思い出す。
 物事の全てに理由があるように、もちろんこれにも理由がある。俺はその理由について、今まで誰かに説明した事はなかった。するつもりもなかった。これからもずっとそうだろうな、なんて思っていた。
 だけど、今日に限ってどういうわけか、聴いているうちに涙が出てきてしまって、俺はこれを書こうと決めた。
 6年前の事だ。俺はとある大阪市内の居酒屋でバイトをしていた。そのころ俺は19歳で、一言で言うならば、若かった。傲慢で向こう見ずで、自分と意見の合わない人間を見下していた。そして、やたらと一人になりたがっていた。自分は優れた人間だと、勘違いをしていた。
 そして、当たり前のように、バイト先では俺は孤立していた。誰にも話し掛けず、誰からも話し掛けられず、それでも俺は一人黙々と働いていた。
 その当時の俺は、半年事にバイト先を変えていたが、どこの職場でもその状況は変わらなかった。変えようともしない自分がそこにいたのだ。それも当然だろう。ただ、その居酒屋では、一つだけ、他と違うところがあった。それが、ユキだ。
 ノウエユキ。漢字は分からない。そう呼ばれていたし、名前を聞いたとき、そう名乗ったのだから、それが彼女の名前である事は確かだ。今となってはどういう漢字だったのか、なんて瑣末な事はどうでもいい。ただ、俺は彼女とであったのだ。
 と言っても、出会った当初はユキも、俺にとってはバイト先のその他大勢の一人でしかなかった。会話をしたこともなければ、向こうはホール、こっちは厨房と働く場所も違い、目を合わせることすらほとんど皆無だった。

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2004-12-29 2

 会話のきっかけを作ったのは、俺の不注意が起こしたある事故だった。
 男女兼用の狭い物置兼更衣室。仕事が終わってぼんやりとしながらその中に足を踏み入れたその時、バキッ!と何かが割れる音がした。あっと、思って足を引いたところで遅かった。視線を下に落とすと無残にわれた一枚のCDがそこにはあった。ブランキージェットシティ、ロメオの心臓。
 ぐしゃぐしゃになったCDケースのジャケットと、タイトル。それを見た瞬間、なぜか頭がぼおっとして、心が震えた。ロメオの心臓、ロメオの心臓、ロメオの心臓・・・。
 しかし、そのCDの持ち主の声によって、俺はすぐに正気に戻された。
 「あ!!ちょっと、それ私のんちゃうん!?」 
 それはユキのものだった。もちろん、その時俺はまだ彼女の名前がユキだって言う事すらも知らなかった。まだ、顔を知っている他人、でしかなかった。
 俺は、ただひたすら謝った。完全に、百%俺が悪かったのだ。そうする事以外に、何ができただろう。
 何回ごめんと言ったか数え切れないくらいに謝った。ユキは、悪気がなかったのだからしょうがない、と言ってくれた。それでも罪悪感はぬぐいきれず、俺は弁償する、と言った。すると、ユキはこう言った。
 「じゃあ、なんかあんたのお勧めのCD一個貸して〜や。それでええわ。」
 俺はそんなことで良いのか、と少々戸惑いながらも、承諾した。
 それから家路につきながらも、脳裏にはずっとひとつの単語がよぎっていた。
 ロメオの心臓。

 帰り道、俺はレンタルショップに寄って、そのCDをレンタルしてから、家に帰った。

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2004-12-29 3

 その日から、俺とユキはお互い自分の気に入ったCDを貸しあうようになった。ユキの貸してくれるCDは、ほとんどがブランキージェットシティのものだった。国境線上の蟻、LOVE FLASH FEVER、BANG! 幸せの鐘が鳴り響き僕はただ悲しい振りをするetc、etc・・・。
 俺はと言えば、黒夢だったり、ミッシェルだったり、デリコであったり、いろいろだった。
 ただ、バイト先では二人とも今までどおり一切喋る事はなかった。俺は無口で無愛想な人間で通していたし、ユキにしたってわざわざ俺を選んで会話する必要はなかった。ユキの周りには、いつも誰かがいた。そんな状況を、お互い変えようとはしなかったのだ。
 帰り道でたまたま一緒になった、大阪駅までのほんの数分の時間。その時間だけが、俺とユキの時間の全てだった。ぽつりぽつりと俺は何事か語り、ユキはもう少し口数多く。やがて思い出したかのようにCDを渡し、そして、さよなら。
 2、3ヶ月はそんなことを繰り返しただろうか?季節は、冬真っ只中だった。俺は、ほとんど学校にも行かず、ただ、家でブランキーを聴いていた。ユキの事を想いながら。狂ったように、何百回も、ブランキーをリピートしていた。浅井健一は、空気を切り裂きそうな声で歌っていた。

 君はきっと世界で一番素敵な女の子。

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2004-12-29 4

 そして、次の事件がおきた。いや、事件と言うほど大それた事ではないのかもしれない。世間一般的には。でも、俺にしてみると、それはやっぱり事件だったのだ。
 学校をサボり、何もする事がなく、たまたま一時間ほど早くバイト先に着いた2月のとある日。更衣室で、俺は、見てしまった。見たくもないのに、嫌に印象的に、ギラギラと眼に焼きつく。
 ユキが、男とキスをしていた。
 二人は抱き合っていて、男は俺に背を向けていた。ユキの顔が、見える。はっきりと。目が合った。俺は、すぐさま目を逸らしてしまった。
 邪魔者に気付き、二人は離れた。なんとも気まずい空気がどんよりと漂って、窒息してしまいそうだった。そそくさと俺は着替えて、更衣室を出た。
 後になって、男の方が話し掛けてくる。
 「今日の事、内緒にしといてくれへんか?」
 苦笑いをまじえつつ、恥ずかしげに、その男は言った。
 「大丈夫やって、そんなん絶対言わんから。」
 俺は平静を装ってそう答えた。そう、言えるわけがなかった。誰に、何を、どう言えば良かったのだ?こんなことを?
 その日の帰り道、ウォークマンを聴きながら、俺は一人で歩いていた。今日はユキと一緒に帰りたくはなかった。ぼんやりと、放心状態で歩いていると、ふと右耳のイヤーホンが外れた。ユキだった。
 「何聴いてるん?」
 そう言って、片方の耳にイヤホンをはめるユキ。流れていたのは、ブランキーだった。

 BABY ピースマークを送るぜ この素晴らしい世界に ピースマークを送るぜ

 しばらく無言でその場で立ち止まっていた。俺は聞きたくもないのに、ユキに聞いてみた。つきあってるのか?と。
 「ううん。付き合ってないよ。」ユキはそう答えた。
 それなら、なぜ、と問いただそうとしたが、ユキを見た途端に、言葉は止まった。ユキは泣いていた。俺は何も言えず、歩き出した。ユキはその場で止まったままだった。俺は、何かを言うべきだったんだろう。言わなければならなかったんだろう。でも、そのときの俺は、かけるべき言葉を、何一つ見つける事ができなかった。

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2004-12-29 5

 その二日後、雪が降った。と言っても、積もるほどの雪ではない。バイトに行くため、家を出た俺は、その降り注ぐ雪を見て、決めた。好きだ、と言おうと。ふられてもかまわない。ただ、気持ちを伝えたかった。
 バイト先に行く。しかし、確かにその日、入っているはずのユキは、いつまで経っても来なかった。店長が携帯に電話しても、繋がらないらしい。今までこんな事はなかったようで、困惑していた。病気か何かだろう、とその日は落ち着いたのだが、次の日も、その次の日も、ユキは来なかった。
 三度空振りして、しょげ落ちる心を奮い立たせて、今日こそは、とバイト先に向かった。そろそろ来るだろう、と。
 バイト先に着くと、嫌な胸騒ぎがした。何かが、決定的におかしかった。その胸騒ぎは、いつになく神妙な顔つきの店長がみんなを呼び集めて話をはじめたときに、最高潮になった。
 何かがおかしい。そして、店長は、静かに言った。「実は、ノウエさんが、3日前に亡くなりました。」
 それから後の事は、覚えていない。何一つ、完全に覚えていない。何も聞こえなかったし、何も見えなかった。俺は、何も言わず、そのバイト先を後にした。何度も電話がかかってきてたようだが、わからなかった。
 どこをどう歩いたのか、何をしていたのか、まるでわからない。終点の奈良駅で、駅員に肩を叩かれ、終電に乗って八尾に帰ったところから、記憶がうっすらと戻りつつある。
 ユキが死んだ。信じられなかった。信じたくもなかった。あの雪の日に、ユキはもうこの世にいなかったなんて。信じたくなかった。

 家に帰り、CDをかける。ブランキージェットシティ。ロメオの心臓。

 彼女の事が好きなのは 赤いタンバリンを上手に打つから

 そのCDを聴き終わると、俺は泣いた。一晩中泣いた。このまま体中の水分を全てなくならせて、消えてしまえばいいのに、と思った。しかし、次の日の朝が来た。そして、その次の日、その次の日。朝は延々やってきた。
 そして、俺は今日もここで生きている。
 時々思い出す。でも、ブランキーは聴かない。こんな雪の降る夜に、俺はブランキーを聴く。

 ああ いつの日にかみんな何処かに 消えてしまう気がする
 ああ 伝えなくちゃ素直なその気持ちを 今すぐ

 ユキに捧ぐ


 はい、ドッキリで〜す。

 あ、一応言っとくけど、これ全部嘘で〜す。最初はもっとしょぼかったけど、やってるうちにエスカレートして、本格的に嘘つきました〜。こんなしょうもない嘘のために3時間費やした。アホか俺は。

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2004-12-28 お前はアホか?いや、アホはお前か?

 いえ〜い!めっちゃ眠い!今2時!わ〜。うんこ。

 台無しにしようのコーナー!いえ〜い!

 未発表の手塚治虫の作品の原作を、漫☆画太郎にわたす。

 最高の環境で育てた、超高級乳牛の搾りたての乳で、ミルメークを作る。

 結婚式に、西川のりおを招待する。

 わ〜、眠い。誰か続きやって。もう寝る。続きやった奴は殺す。どないやねん。

 なんで、最後にこの一言をいれてしまうんやろうな〜・・・。ま、いっか。というわけで、もうこれ見たやつ全員殺す〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!おやすみ。

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2004-12-27 お前はアホか?いや、アホはお前か?

 あなた〜に聞きたきことぞある〜 今す〜ぐ聞きたきことぞある〜 だ〜から野〜越え山越えて〜 あなた〜に聞きたきことぞある〜 ふう〜、ちょっと楽するか。 時に〜は〜牛車にゆられ〜て あなた〜に聞きたきことぞある 牛若! 牛若! 何奴!? 元気ハツラツゥ〜? オフコースなり! オロナミンC♪

 M−1観戦の副産物。サン!サン!サンキュー!!

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2004-12-26 お前はアホか?いや、アホはお前か?

 一番目 おもしろ〜い。これはおもろいっす。やばい。優勝。

 2番目 一本目おもろすぎ。あかん。駄目や。最後どうなるか。

 3番目 おもろいけど、オールザッツで見た。一本目が凄すぎた。

 結果は見えた。優勝アンタッチャブル。というわけで、ありがとうございました。

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2004-12-26 お前はアホか?いや、アホはお前か?

 今になってね、なぜこんなことやってんのか?と思ってるよ。アホか、俺は。いやまあ、とりあえずまとめとして、笑い飯落ちた。でも、驚きはない。ネタのできダケで言うたら妥当。南海キャンディーズがここまで面白かったのは意外。

 アンタッチャブルは安定して面白いね。やっぱり。麒麟をはじめてみたときは衝撃的に面白かった。今回どうなるか。ああ〜、何だかんだいうて楽しみやってんな〜。テンション上がってるんや。

 さあ、どうなるか?

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