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目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2004-08-09 クチトンネル潜入!
2004-08-09 日本語講座
2004-08-09 生春巻がある限りこの国が好きだ。
2004-08-09 ベトナム交通事情!!
2004-08-09 ローカルバスに乗る!!
2004-08-09 パンツ屋のあんちゃん。
2004-08-09 軽く危機。
2004-08-09 いい人に出会える旅は良い。
2004-08-09 tired!!!
2004-08-09 ベトナムボーイズと語る夜。


2004-08-09 クチトンネル潜入!

クチに着いた。
森の中をみんなで入って行く。
観光地なので他のツアーの人々もたくさんいた。

ガイドが説明していた。
「ここに印があるだろう?」
地面の小さな金属線を指差した。

私はボーっと聞いていた。

「だからここに地下トンネルがある」

ガイドは私の足元を指差した。

??何にもないぞ。どこだ?

ガイドのおっちゃんはズカズカ近づいてきて枯葉の中から小さな取っ手を探し出した。

なんと!!!

そこがパカッと開いた!!

おおお!
これは気付かないね!!

穴は30cm四方くらい。すごいちっちゃな防空壕だ。
体の大きなアメリカ兵が入って来れなかったってのが良くわかる。

私も入ってみた。
何とか入ったけど、超せま!!
日本人男性も入った。
「これ以上は無理です!!」
彼は腹がつっかえていた。



他の穴から全長70mのトンネルにも入ってみた。
幅は60cmくらい、高さも80cmくらいしかないトンネル。
しゃがまないととても無理。

ううう……

息苦しい。



暑い…






ゴン!
頭をぶつけた。



これは春ちゃんやたくちゃんには無理だろうなあ。
真っ暗で何にも見えなくなるところもある。







見てよこれ!マジで狭いんだって!!!


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2004-08-09 日本語講座

トンネルを出ると射撃場があり、一発1ドルで射撃ができる。
試しに1発買ってみる。

コリアンのタヌキ風オヤジはいかにも成金ふうだった。
一人で8発も買っていた。

「一発あげますよ」

コリアンタヌキは日本語で言い、弾をくれた。
ライフルは撃ったときの反動が凄かった。
マシンガンも持たせてもらったがとにかく重いのなんの。
一人では持てなかった。多分10キロ以上あるんだろうな。

クチトンネル半日ツアーは終わりを迎えていた。

帰りの車の中ではガイドと日本語講座になった。
「オメニカカレテはnice to meet you?」
「おめにかかれて光栄です、だね。」
「オソラクはmaybe?」
おっちゃんは一生懸命ちっちゃいノートに書き込んでいた。
ノートには

mafia=やくざ

と書かれていた。

おっちゃんはゲームを教えてくれた。
「Hを一筆書きで書いてごらん」




………



わかんね!!

おっちゃんはニヤニヤしながら答えを教えてくれた。

「え〜!それずるいじゃんかー!!サーオ!!サーオ!!」
覚えたてのベトナム語を使ってみた。サーオは嘘つきって意味。

「え?!俺が嘘つき!?ははははははははははははは」
何故かすさまじい勢いでウケている…







クチトンネル内。


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2004-08-09 生春巻がある限りこの国が好きだ。

コリアンタヌキ夫婦が話しかけてきた。
一見日本人だ。

「私たちは日本人のカオリさんていう友達がいます。一人で来ているのですか?
じゃあ趣味は旅行ですね、カオリさんもそうです。
家内があなたはとてもきれいだといっています。」

おおもっと言ってくれ!!

オヤジは名刺をくれた。代表取締役と書いてあった。

午後1時、車がデタム通りのキムトラベル前に帰ってきた。
よーし、明日はミトーのメコンデルタ1日ツアーに参加しよう。
また店に入って申し込んできた。


しかしお腹がすいて疲れた…
デタム通りはツーリストが多いので店がたくさんある。
白人がほんとにたくさんいるのだ。
日本人もちらちら。


CD屋に入った。アシャンティのCDが10000D(80円)だ!!!
日本で聴けるかどうかわかんないけどとりあえず買ってみる。
ベトナムのCD及びDVDはほぼ全部海賊版。
スーパーでも堂々と海賊版が売られている。
帰国するとき没収されるかな、って不安だったけど。
日本で再生したらちゃんと聴けました。

カフェに入ってお昼ごはん。
待望のゴイクン(生春巻)を食べるのだ!!!
生春巻とパイナップルシントーを頼んだ。二つで20000D(160円)

うま〜〜〜〜〜〜い!!

むさぼり食ってしまった。
ゴイクン3本一気に無我夢中で食べて、辛いタレで唇がヒリヒリして、しかし感動しながら、旅情も感じつつ、あ、これ生野菜じゃん…やべ、と不安にもなった。

でもおいしいからどうしようもない。


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2004-08-09 ベトナム交通事情!!

一息ついて、まだ午後2時。
よし、ローカルバスに乗ってみよう!!
と思い立つ。近くにバス停があるはずだ。

さて、今回の旅で私はとにかく歩き回った。間違いなく毎日5キロ以上歩いた。

ホーチミンは地図があれば市内どこへでも行けると思う。
ホーチミンは道が広い。
あんまり徒歩の人いないのに歩道も広い。
道が交差するところには必ず通り名が書いてあるから迷わない。

バイクタクシーのあんちゃんは人差し指を立てて
「ヘロー!!」
って声掛けてくるけどノー!って一言で簡単に引き下がる。

ただ、ホーチミンの道路はすさまじい勢いでバイクが走っていて危なくてしょうがない。
車より圧倒的にバイクが多い。
道路を渡るのが大変。
横断歩道関係ないし、信号無視も普通。徒歩の人のために止まるやつはいない。

最初は「一体この道路はどうやって渡るのだ…」
としばし頭を抱えた。
不思議なことにベトナミーズはそんな道をスルスルとバイクの波の間をかいくぐって優雅に渡っていってしまうのだ。

2日経つとやっと私はわかってきた。
道はバイクが来ようとシクロが来ようと牛が来ようと(来ないけど)ニヤニヤ薄笑いを浮かべながら堂々と渡るのが一番なのだ。

しかし夜になるとそのニヤニヤも多分バイク人には見えないので危険倍増。







バイクにうなされる夜もあった...


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2004-08-09 ローカルバスに乗る!!

バス停に行きチョロン行きのバスに乗った。

チョロンはチャイナタウンだ。
チョロンまでは約30分、2000D(16円)
バスの中には車掌風のおねえさんがいて、彼女にお金を払う。
そうするとチケットの半券をくれます。

チョロンはチャイナタウンといえども中国人がいっぱいいる訳でもなく横浜中華街みたいな中華料理専門街でもない。

華僑がいっぱい住んでるらしいけど、あたしから見たらただの問屋街だった。

ここにビンタイ市場というものがある。
ベンタイン市場みたいに屋根がついているので雨が降っても安心。

ここで買ったもの。(問屋街なのでまとめ買いが基本)
爪切り10個 17000D(135円)お土産用に。
牛肉の干物?と毒々しい色のペンギンのお菓子 8000D(64円)
パンツ10枚セット 50000D(400円)






拙者が乗ったバスなり。


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2004-08-09 パンツ屋のあんちゃん。

パンツ屋のお兄ちゃんは絶対にまけてくれようとしなかった。

けどわたしはどうしてもパンツが欲しかったのだ。
言い値で買ってしまった。

そこにどっかのおばちゃんが来た。
パンツ屋のお兄ちゃん二人がおばちゃんにどうやら

「この日本人はパンツ10枚5万Dで買ったよ、バカだなあ」

と言っている気がした。
そこでおばちゃんに
「このパンツ、高い?」と聞いた。
「ダッグワ〜(高いね)」
とおばちゃんは言った。

「ダッグワ?ダッグワ!ダッグワ!」プンスカプン!
と私は
アヒル化しつつおにいちゃん二人を攻めた。

「うひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ…」

と二人は笑った。


それからみんなで写真を撮り、この人たちは全然英語がわからないので(ここ観光地なのに)英語わかるおばちゃんまで連れてきた。
おばちゃんは浮かれてキャッキャッしながらお兄ちゃんに無理やりあたしに「I LOVE YOU」と言わせている…
「Me,too」
と笑って言ったらおばちゃんはその意味がわからず英語できる人のところまで行って
「Me,too」ってどういう意味――??って聞いてるのだ。


バカだなあ。






ベトナム女性はなかなかエロい顔をしている。


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2004-08-09 軽く危機。

ビンタイ市場は広くて何でもある。

食器、食材、造花、衣類、日用品、海鮮類、香辛料、線香、文房具、偽ブランド…
コナングッズもあった。

ここには日本人は全然いなかった。白人はたまにいた。
市内の中心部から5キロほど離れているからかもしれない。
チョロンはスリや引ったくりが多いと書いてあったけど、安全です。無責任に言うけど。


ビンタイ市場内を散々うろうろして、入ってきたところとは別の出口から出た。

そしたらなんか凄いローカルな場所に出てしまった。
舗装されていない道のところどころに近所のワルガキ風がたまってこっちを見てにやついている……

さっきまで不良外人風に肩で風を切ってチンタラ歩いていたのに突然超弱気のへっぴり腰になってしまった!!!


やばいやばいやばいやばいよ!!

いつ腕をとられて路地裏の隅っこに連れてかれて金品を奪われるかわからん!!!
頭の中で警報が鳴った。

しかしだ。
こういうときは逆にこっちから近づけばいいのだ。多分。
「バス停はどこですか?」とワルガキに尋ねまくる。

しかしみんな英語わかんないらしい!

ちょっと広い道に出たので客引きしてきたバイクタクシーのおじさんに道を聞いた。
地図を見せて聞いてたら他のバイクタクシーのおじさんたちも集まってきた。
しかしこいつらも全員使えなかった。
ベトナム人は地図が苦手らしい。

なのに地図を見たがる。教えたがる。混乱させないでくれ〜


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2004-08-09 いい人に出会える旅は良い。

やっとバス乗り場発見!!!
そしてバスが来た!!

乗ってる人に「サイゴン(ホーチミン市内中心部)に行きますか?」と聞いた。

でもそいつがまた英語のわかんないおっさんだった。

ぎゃあぎゃあわめいていると後ろからいきなりグイッと腕を引っ張られた。
アオザイを着た美しいベトナミーガールだった。
「こっちよ」
次のバスが来た。

「あれに乗るのよ」
彼女もサイゴンに行くのかと思ったら乗らずに去っていった。

なんていい人だ!!!

喜びつつさっき1700D(13円)で買ったドデカいフランスパンをバスの中でパクパク食べる。

まだお腹がすいていたので結構清潔そうな店に入る。
ブンティットナムという、フォーの上にナンプラー味の牛肉が乗った、けど麺の汁がないという微妙な食べ物とパパイヤシントーを食す。
何故かオシボリ代1000Dもとられ、全部で24000D(197円)





フランスパン、普通にうまいしデカいし安いよ!!


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2004-08-09 tired!!!

あああ〜〜〜疲れた疲れた…今日もよく動いた…

と思いつつ足裏マッサージ屋発見。
疲れた日本人はヨヨヨとマッサージ屋になだれ込んで行った。

なんか綺麗なお店だった。
疲れたケチ日本人は1時間18000Dの足裏マッサージを15500D(1200円)にまけさせた。

マッサージのベトナムギャルは私の足をバチンバチンとたたき、腕もバシバシたたき、肩もベチベチたたいた。
その投げやりな感じがまたよかったね。

マッサージが終わって店の外に出るとベンタイン市場周辺にはナイトマーケットが出始めていた。
私のホテルがもっと街なかにあって、連れがいたらいろいろ見たかったけど、夜の一人歩きは怖いから突っ走って帰ることにした。
一生懸命走ってたら軽く青年に笑われた。


夜は怖いといいつつ、ホテルに帰ったら何もすることがない。
ここにいても何にも思い出はできない。
外に出ればなにかが起こる。必ず。
まだ7時じゃないか!
また外に出た。





キムトラベル前。


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2004-08-09 ベトナムボーイズと語る夜。

近所の小さな食べ物屋が外に小さなテーブルや椅子を出して、地元の人々がそこで酒などを飲んでいた。

私は店でオレンジジュースを買い椅子に座って、隣にいた2人の若いベトナム人にこぼれるジャパニーズスマイルで(笑)話しかけた。

なんかいい人っぽいぞ!!
二人の足元にはビールのビンが3,4本転がっていた。
テーブルの上にはおつまみのハマグリやナッツなどが並んでいて、すすめてくれた。

二人の名前はアーとグレイ。年はタメだった。
アーは顔がインド系、グレイは日本人に近かった。
グレイはおしゃれなメガネをかけていた。

互いに片言の英語でいろいろ話した。
どこからきたのか、
何日いるのか、
これからどこへ行くのか
兄弟はいるのか…

グレイのほうが英語がうまく、加えて私の好みだったので(笑)つい会話はそっちに偏っていった。

「ベトナムは、ホーチミンはどう?」
「凄いいいところだね!だけど私このバイクの大群は嫌だなあ。道路渡るのが大変だよ」
「そうだね、これはベトナムの大きな社会問題だよ」
「バイクってみんな持ってるけど高いんじゃないの?」
「日本や韓国のは高いよ。だけど中国製のは凄く安いんだ。」
「グレイは他の国に行きたいとか思わないの?カンボジアとかタイとかさ。近いじゃん」
「う〜ん…ベトナム人は友達や家族がそこにいないと外国に出るのは凄く大変なんだよ。
ビザ取るのも時間がかかる。行きたいとは思わないね。
君は何の仕事してるの?学生?」
「エンジニアだよ。カメラ作ってる。」
「僕もエンジニアだ。電話関係だよ。月にいくらくらい稼いでるの?」
「1800ドル(適当)かなあ」
「へー。僕らは月100ドルだよ…」

途中私たちの所に何人も物売りが来た。子供や身体障害者。
そういうのは外国人のところばかりにくるのかと思っていたけどベトナム人にもたかるし、ベトナム人もうざそうだ。


「そうそう、今日クチトンネルに行ってきたんだよ!!
あのねえ、めっちゃ入り口の穴が小さくてー、こんなんなって入って、うわ!!せま!!!せま〜〜い!!ぎゃー!とかってやったんだよ!!」
二人の前で穴にはまってる演技に熱中したあたしはいつのまにか日本語だったけど、そんな私に二人はやさしい目をしてうなずいてくれた。




ホーチミンの町並み。


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