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目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2004-07-17 牛はここでは神様です。
2004-07-17 バラナシいいとこなんじゃない?
2004-07-17 屋上最高!!
2004-07-17 とりあえずガンジスにはいっとかないと。
2004-07-17 写真だとかわいいんだけどね…
2004-07-17 ガンジス河に浮かぶ死体
2004-07-17 市場は戦場です。
2004-07-17 わさび1
2004-07-17 インド考1
2004-07-17 6月21日


2004-07-17 牛はここでは神様です。

私の持ってきた醤油2本、鏡月、わさび、ねりわさび、神道の本を見て原君は本当に喜んでいた。
「すげえまじで!!」
自分が持ってきてって言ってたのに。
本当に重かった…

すると25歳くらいの日本人の男の人がやってきた。
「こんにちは〜お友達ですか?」
と言いながら彼は私の持ってきたものを見て喜んだ。
「これで日本食の店やりましょう!!」
と彼、大沢さんはすぐさま言った。
「でもこのホテルのオーナーがコックのライセンス持ってないから警察来るたびにワイロ渡さなきゃいけないって」
「でもこの差し入れの分元取りたいじゃないっすか!!」
よくわかんないけど熱い人だった。


「バラナシで何がしたいの?」
と聞かれ
「沐浴かな」
と適当に答えた。





市場の風景。
臭いのなんの。
牛はゴミ食って生きてます。


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2004-07-17 バラナシいいとこなんじゃない?

そのうち原君がギターを弾き始めたので、長渕のガンジス歌ってくれよ!!
と頼んでみた。
原君がギターを弾き大沢さんが歌い始めた。暗い歌だ。
でも歌聴いただけならバラナシはいい場所だと思うかも。
てゆうかその歌聴いてバラナシ来ちゃった人いっぱいいるらしい。
うんことハエがいっぱいだよって歌詞入れてみればよかったのに。

ホテルの屋上は風が気持ちよくてウキウキした。町並みも日本と全然ちがうし。
いい町じゃんよう。
原君が「わざわざ寺とか行かなくても町全体が遺跡みたいなもんだ」と言った。

3人で軽く自分の生い立ちなどを紹介しあった。
大沢さんは実は28歳で仕事(営業)を辞めて1ヶ月インドに来たらしい。
原君は「高校がほんとにつまんなかった。」と言った。
「濱田さん今東京にいるんでしょ?
よくあんなところで生きていけるね。僕無理だよ」





屋上からガンジス川が見えます。
地元の人はガンガーって言います。


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2004-07-17 屋上最高!!

彼の東京嫌い理論はこうだ。
「東京の人たちは自分で何も悪いことをしていないと思い込んでぼったくる」
まず、町に出るだけですぐ金がかかる。電車とか。
コンビニで添加物とかいっぱい入った有害なものをコンビニの店員は悪気なく売っている。
全部ぼったくりだ。
インド人とかはわかっててぼったくってるからまだいい。と。
これが彼の東京嫌い理論。

さて、屋上にはオサルサンがたくさんいました。
めっちゃ遊んでた。
屋上に水がたまってて、近くに棒があって、サルが棒に上ってびよんびよんってして、ぼちゃって水たまりにダイブしてた。
びよ〜ん ぼちゃ。
びよ〜ん ぼちゃ。
びよ〜ん(空中でじたばたして)ぼちゃ。
びよ〜ん ぼちゃ。いて!親指いて!
サルは自分の親指を見つめ、去った。




屋上はサルの楽園。
サルは凶暴で近づくと危険。


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2004-07-17 とりあえずガンジスにはいっとかないと。

大沢さんはパワフルな関西人で、私が超短期旅行者だと知るとバラナシツアーを考えてくれた。
「じゃー今日はガンガーをボートで渡りますか!」
3人でガンジス河沿いを歩くとボートの客引きがいっぱい来た。

それにしてもバラナシはうんこの町だ。
遺跡のような町並みはウシとイヌとウンコばかり。人もうじゃうじゃいる。
デジカメで川沿いの写真いっぱい撮ってたらインド人はみんな見てきた。





う うしだ。。。
どきどき。


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2004-07-17 写真だとかわいいんだけどね…

交渉してボートには3人でRs70で乗ることになった。

私が写真を撮っているとインドのチビッコたちがいっぱい集まってきて「撮って撮って」とせがんできた。
いつの間にかチビッコは10人ぐらいになり、しょうがないからみんな撮ってやる。
撮り終えたら

「バクシーシイイ!!」

大合唱。
ピュアなジャパニーズのミーはあげたほうがいいのかな、と財布を出そうとした。
すると大沢さんが
「絶対にあげてはいけません!!!!!」と私を止めた。

その中で一番年長の子供が
「インドの子供はいっつもいっつもバクシーシって言ってるけどあげる必要ないんだよ」
こいつは知能犯ぽい。
何故かインディアンチルドレンも3人乗っけてボートが出発。ボート屋のおっちゃんの子でもないようだが…

ガンジス河ほとりの火葬場の3箇所から煙が出ているのが見える。
「火葬場を撮ってはいけない」
はバラナシ常識だが、ボートのオヤジは「撮っても大丈夫だ」と言う。
「100ルピー払えば大丈夫!!」
インドの聖地は金次第らしい。

それから、川沿いに歩いてって火葬場に行くとインドのチンピラにからまれて「100ルピー払え!!」って脅されるらしいから近づかないほうがいいという。バラナシ知識。





あ〜あ、こんなに集まって来ちゃった…


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2004-07-17 ガンジス河に浮かぶ死体

つーかインディアンチルドレン!
ガンジスの水をごくごく飲んでるよ!!

対岸近くにはドザエモン浮いてるっちゅうねん!!
顔は布で覆われてるけど死体そのまんまです。
その他、白骨化したあばら骨も浮いていました。
原君と大沢さんは欝な顔して見たくね〜〜って目をそむけた。
私は目を凝らしてよく見た。

大沢さん「俺19のときに友達が水死したんだよね」

えっ

「川で遊んでたらいつの間にか友達いなくなって、3日後に浮いてきて俺が発見した。
膨れ上がってて、鼻もげてて、物にしか見えなかった。友達とは思えなかった。」

……

「怪物だった」

知能犯くさいインドの子は10歳くらいに見えたが、実は15歳だと言った。
インド人若く見える。
「インドの子はねえ、運動も水泳もやらないからだよ、だから発育悪いんだ」
その子は言ったけど、日本人で15歳の子を10歳に見間違えることなんてありえないよな…



この子15歳に見える?
お世辞はやたら上手かったけど・・・


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2004-07-17 市場は戦場です。

日本食を作ろうと言うことになり、市場に3人で行って野菜を見た。

野菜を買うのは戦闘だった!!
毎回交渉するのが大変!!

買ったもの。Rs1(1ルピー)は2.5円
卵2つでRs2
キャベツ1個Rs10
玉ねぎ1KgでRs6
なす1個Rs3
その他バナナとか。

バナナを買ったとき。
「6本くれ」と言うと、
インド人は房になったバナナから5本切り落とし袋に入れ、、「あ」と空を指差した。
そして腐ったバナナを1本その袋に入れた。
私は全然気づかなかったけど原君はすぐに気付いて文句を言った。

卵を買ったとき。
原君の友達のインチキインド人(湯舟君に似ていた)が卵屋へ案内してくれて、何か卵屋とごにょごにょ話して、マージンの話をしていた。明らかに。後でやっぱりぼられたことに気付いた私たちは彼と卵屋に文句言った。けど「ナンノコッチャ」と返されて終了。

つーかぼられたっつっても日本円にして2円くらい。
別にいいじゃんもう。。。
と私は思うのだが旅人の友人は妥協できないところらしい。



玉ねぎ量り売りま〜す


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2004-07-17 わさび1

どこに行ってもインド人に
「ジャパーニー!」
と呼ばれるのだが、市場では「ジャパン!」と呼びながら客引きするヤカラがいた。
ムカついて無視してたら足に水かけられた。
それも無視したら原君に
「なんで怒んないんだよ、日本人は戦わないよな」
と、日本人扱いされた。

夜は大沢さんが滞在するシッタゲストハウスに行く。
と思ったら突然スコールが!!!
びしょびしょになりながら、ぐじゃぐじゃウンコを踏みながら真っ暗い川沿いを走る。
ここは1泊150ルピーでシバよりちょっと高いだけあってきれい。
屋上でチャーハンを頼み、醤油、練り生姜、わさびなどを勝手にまぜたら素晴らしく旨くなった!
インド人に「ジャパニーズチリソース」と言いながらわさびを食わす。
食った瞬間もだえてた。
これほんとうけるよ。




インド人は写りたがりが多い。
額の3本線はシバ派(ヒンドゥの神の一人)の証。


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2004-07-17 インド考1

バラナシの夜。
原君インドを語る。

「インドってさあ、ドラクエっぽいよ。
夜は犬が凶暴になって通せんぼするから通れなくなる道とかあるし、インド人は雑魚キャラみたいなもん。」

「夜7時から8時は停電なんだけど適当なんだよそれも。
8時から9時だったりするし。政府が決めたんだけど」

「韓国人の女の人は強いよ。いきなり戦闘モードになってすごい値切りに走るよ」

「バラナシは外に出るとインド人同士でもだましあうようなめちゃくちゃな場所で、僕が外に出たくなくなって欝になるこの気持ちがわかるか!」

「パキスタンはめっちゃ平和でいいところ。日本では超危険みたくいわれてるけどそういうのは情報が全部ヨーロッパとかアメリカとかから回ってきちゃうからだ。」

「どうして濱田さんは就職なんかして旅をしないの?」
......

「じゃあ原君は就職もしないで30歳とかになったらどうするの?」


何年たっても相手の考えを理解できないという確固たる認識があるから丁度良い距離で友情を築けるのでしょう。



インドの定食、ターリー


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2004-07-17 6月21日

シングルベッドを二つ並べた寝床の上で体が痒くて起きた。
虫に起こされる朝。
虫がいっぱいベッドの上を這い上がってきた。

隣で原君も起きた。
昨夜に引き続き語りに入った。
「カップルはお互い好きってありえないよ」
と彼は突然言った。
「僕好きだなって思う人に告ったけど10日でだめになった。
誰かを好きになりたくて告白してきたタイの子と2年付き合ったけど好きになれなかった。」

だからってそういう結論に達するのはただの恋愛下手なのでは。
と突っ込んだら彼はフフフと笑った。

「マナリ(インド北部の町)はめっちゃいいところだった!
ヒッピーがいっぱいいるんだよ。
日本人のヒッピーは元ヤンキーだよ。
ヤンキーがヒッピーになって、ベジタリアンになって、イライラしなくなって落ち着くからそれにびっくりして悟った気になるんだよ。
で、先輩の真似してドレッドになるんだよ。
ヒッピーは自由なはずなのに「先輩」とか上下関係があるんだよ。
マリファナいっぱい吸える奴が偉いとか物をなるべく持たない奴ほど偉いとか、火を起こせる奴が偉いとか。
カリスマヒッピーってのまでいる。
マナリのガンジャは質がいいよ。
バラナシは質が悪いからここでやる気しない。」




サルに起こされる朝もあると言う。


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