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ハマエリ
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目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2004-07-17 やっぱあたし一人じゃ無理な街だよな
2004-07-17 ヒロシは「MONEY  IS ALL」と言った。
2004-07-17 インチキインド人だけは写真撮られるの嫌がった。
2004-07-17 インドタイム
2004-07-17 インド考2
2004-07-17 バラナシでマトモな和食が食えるとは!
2004-07-17 インド旅行最大の出会い。
2004-07-17 ケミカルね〜ちゃん。
2004-07-17 死について考える。
2004-07-17 6月23日


2004-07-17 やっぱあたし一人じゃ無理な街だよな

ここは最悪の場所だ」原君がにわかに言った。
「そんなに悪いかなあ。」
「だって僕が知ってるからまともなホテルに泊まれて、下痢しないめしを食えるんだよ。
下痢しない店はこのへんで3つくらいしかないよ。
そういうのを何にも知らないでいきなり一人で来ても絶対どうしようもないでしょ?」
あ〜ほんとにそうだなあ…
「濱田さん1時間外歩いただけでスリに遭ってぼられてんじゃん」

その店で食べた焼きそばはソース味でうまい。
またラッシーを飲む。
ラッシーはもう4杯くらい飲んだなあ。
インド料理はタイ料理よりも口に合う。

今日もリコンファームのために電話屋に行ったけど電話つながらず。
「よ〜し、リコンファームしたってことにしよう!!
もし飛行機乗れなくてもリコンファームしたのにこの野郎ってわめきちらせば何とかなるよ、
それがバラナシだよ!」
とにかく我を通せ!の街バラナシ。
「つーか飛行機乗れなかったら中国とか回って陸路で帰れば?」
勘弁してくれ。




ガンジス川ほとり。


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2004-07-17 ヒロシは「MONEY  IS ALL」と言った。

またぼったくりインド人に会った。(ちなみに彼の名は何故かヒロシだった)

「金なら絶対に払わないよ」
「てめえ、今夜10時にシバに行くからな!!バカヤロウ!(←日本語)」

私では埒が明かないので原君がガバメント・ツーリストオフィスの電話番号や住所を書いた紙を持ってヒロシに話しに行った。

戻ってくると彼は笑いながら
「あいつらにこの紙ちらちら見せながら話したら、その紙はなんだ?ってめっちゃ気にしてたよ。そこに連絡されたら1年間刑務所に行かなきゃいけないんだって自分で言ったよ。あはは」

ヒロシは最後に私のところへ来た。
「お前は明日日本に帰るからいいかもしれないけどお前の友達は大変なことになるぞ!!」
「ソーワット!!」
と言いつつ原君が心配になった。
「大丈夫。あの目はあきらめたインド人の目だった。僕言ったもん。
お前ら今まで何人もの観光客だましてきたんだろ?今回は運が悪かったんだよ、あきらめろって」

つーかヘナを描いた足にハエがたかりまくって嫌だ〜〜〜



路地裏には悪臭を放つゴミが…
きたね〜


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2004-07-17 インチキインド人だけは写真撮られるの嫌がった。

気を取り直して、今日は物シス仲間のためのお土産をいっぱい買うことにした。

市場を歩いているとモッサリした男ときれいなねーちゃんの日本人カップルがやってきて、話しかけられた。
湯船君似のインチキインド人もやってきた。
ねーちゃんは自らインチキインド人に話しかけ「ガンジャいくら?」と聞いている…
ネックレス売りのじいさんもやってきた。
なんかいっぱいインド人が集まってきちゃった。
ねーちゃんとモッサリが写真撮影始めちゃったから写りたがりのインド人が寄ってきたのだ。
謎の人だかりができた。

一段落着くと、ねーちゃんが私にいきなり
「ノードラッグですか?」と聞いた。
む この人は……。
「あんまり興味ないけど嫌ではないかなあ」
「私はインド3回目なんだけど、前にガンジャ100g90ルピーまで値切ったよ。
…てゆうか、いくつですか?」
「もうすぐ24です」
「じゃあタメだね!(私のTシャツを見て)あ、クラブ好きなの?」


昨日会った山男と今日ガンジャやろうという話をしていたので、6時に待ち合わせしてみんなで一緒にやる約束をして一旦2人と別れた。
ホテルに帰り私はまた昼寝。原君はタブラーのレッスンへ。





昼寝三昧!!3時間動いたら3時間寝る、見たいな感じ。


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2004-07-17 インドタイム

6時になった。
几帳面ジャパーニーの私は原君をせかした。

「待ち合わせに遅れちゃだめだよ、相手は日本人だし」
「インド時間てのがあるんだよ。電車12時間乗るとか普通だし。
友達と待ち合わせして5日待つとかもあるよ」
インドと日本では時間軸が違うってのは須藤君も言ってたなあ。

「・・・原君は高校のときいつも遅刻だったよねえ」
「僕それで数学の先生に、なんで遅刻するんだって聞かれて、何が悪いんですか?って聞き返したら激怒されて、そんならそれが許される世界に行ってみろ!!って言われたんだよ。
先生、僕は本当に来ましたよって言いたい。」





ヘナ完成!キモ!!


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2004-07-17 インド考2

「時間にルーズだからインド人てだめなのかなあ」
原君がトイレに入った。トイレは奥まったところにあるが扉がないので音が丸聞こえだ。
彼のうんこプリプリ音を聞きながら会話する。

「いや、ヒンドゥ教が悪いんだよ。ヒンドゥ教は牛食っちゃいけないとかくだらないことを教えて、人騙しちゃいけないとか嘘ついちゃいけないとか道徳的なことを教えないんだよ。つーかヒンドゥの神にブッダ入れちゃったし今度ガンジーも入れるらしいよ。ばかだ」
「インド人ってさあ、時間どうでもいいじゃん?
日本人がどうでもいいことってなんだろね」
「宗教じゃない?」
「なるほど」
「インドって北から征服されてって、強い奴が北に残って弱い奴が南に追いやられたから南のほうがいい人多いよ。アグラとかデリー、バラナシは最悪。
パキスタンほんとに良かったよ。デパートの荷物係に荷物なくされたとき、ガンジャが入ってたって嘘ついたら可哀想だからってくれたよ。服もくれたし。CDプレーヤーとCD50枚合わせて8万5000円って要求したら責任者みたいな人にお前にはもう何もやらんって追い返されたけど。」




沐浴。ガンジス川マジで汚いから片足で勘弁してください!!!


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2004-07-17 バラナシでマトモな和食が食えるとは!

さっきのカップルはやっぱり既に来ていた。
てゆうかカップルじゃなかった。
空港で一緒になって、たまたまルートが一緒だから一緒に行動しているだけらしい。

男がツトムくん(25歳)、女がトモエさんと言った。
二人はデリーからアグラまでの200キロをなんとタクシーで行って、100ドル払ったらしい。

「インドに来て3日目だけどもう3万円くらい使ってるよ」
みんなで「しゃん亭」という日本料理屋に行った。
オーナーの奥さんが日系らしく、ふつーに日本で売っても大丈夫な食べ物が出てきた。

ちゃんとダシを使っているのだ。
・豚キムチ丼
・冷やしそば
・天丼
・カツ丼
などを頼んだ。
各60ルピーくらい。





噛みタバコとかお香買った店のひとたち。
お香はスティックのが10ルピー、粘土みたいのが5ルピーだった!!
激安!!!


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2004-07-17 インド旅行最大の出会い。

トモエさんが「いつもどこのクラブに行くの?」と聞いてきた。
「コードだよ」
「あ〜じゃあアゲアゲだあ〜可愛いねえ〜」
「トモエさんは?」
「アゲハ!ハウス大好きなの!金曜日仕事終わったら一人でも行っちゃう!」

トモエさんは16のときから旅をしているという。
いいなあ〜
強いなあ。

農大出て、結構硬い仕事してるらしいけど日本でもガンジャ吸いながら踊るケミカル姉さんだった!
優しいしきれいだし、何より彼女のオーラが好きだと思った。
タメなのに年上にしか思えない。
もっとこの人を知りたいと思った。



トモエさんは痩せの大食いだった!!(羨)


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2004-07-17 ケミカルね〜ちゃん。

山男も来たので、シバの屋上で早速ガンジャ吸うことになった。
タブラーとギターを聴きながらタバコとまぜたガンジャを5人で回し吸いしていく。

「タバコみたいに吐いちゃだめだよ、煙を飲み込むの」
トモエさんが教えてくれた。
ぼーっとしてタバコがやたら旨くなった。
でも昔食べたキノコの方が全然効いたなあ。

トモエさんが踊りだした。
「ゴア聴きたいのにウォークマンのでんちがきれた〜」

トモエさんが疲れてボーっとしだしたので話しに行った。
「トモエさん大学生のとき水商売やってたでしょ?」
「うん。え?なんで?」
「水商売長くやってて売れっ子だった人には特有の仕草があるんだよ。
会って0.5秒でわかるんだよ」
「へえ… あ、サルが交尾してるよ〜
チューもしてる!ラブラブだぁ〜」

突然花火が上がった。
「あっちのホテルのオーナーの誕生日らしいよ」






ガンジャ中のトモエさんとツトムくん。


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2004-07-17 死について考える。

今度はツトムくんに話しかけた。

「このまえさあ、プノンペンの戦場博物館に行ったんだよ。凄かったよ…」
タイの死体博物館が楽しかった私は食いついた。
「死体とかあるんですか?」
「兵隊の死ぬ間際の写真とかね。ひどいよほんとに。ホーチミンにもあるんだよ。
ベトナムは同じ国同士の戦いだからもっとひどいよ」

よし!次はホーチミンに行こう!!
「そういえばデリーの空港で男の子死んでたよ。カルカッタはもっといっぱい人が道で死んでるって。」


死体のゴロゴロしてるところで生きるってどんな感じだろう。
自分の行く末を知りながら、生きる意欲が沸くのだろうか。
インドから帰って5日後、私は日本で一体の死体を目前にすることになるが、逆に生きる意欲が沸いた。
でもそれはその死が凄く神聖だったからで、放置された死を見たらきっと呆然として、そのあと自分自身からその事実を切り離すんだろうな。





持ってるタバコがガンジャなり。


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2004-07-17 6月23日

早朝雨が降ったらしく、窓から臭い空気が漏れてきた。
うんこと生ゴミが水気を吸ってにおっているのだ。
臭気に起こされる朝。

朝8時半からモスリンの街に行った。
ホテルから10分ほど歩くと明らかに今までいた街とは違う空気に包まれた。
白い服を着た男の人と、社会の教科書で見た真っ黒い衣装を被った女の人が前を歩く。
すれ違ったとき女の人の顔を覗き込んでぎょっとした。
顔か、少なくとも目は布から出ていると思っていたが、顔も目も黒い布の下だ。
顔なし(by千と千尋の神隠し)の顔がないバージョン。
完全防御。

つーかこんなんで本当にモスリンは恋愛結婚なのか?



全身真っ黒モスリンの女性。(隠し撮り)


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