2004-03-03 頭が煮える
2004-03-01 バイトの初出勤！
2004-02-21 The Triplets of Belleville(Les Triplettes de Belleville)の映画を観る
2004-02-18 H&Hのベーグル
2004-02-16 La BreaのCampanileでランチ
2004-02-14 オスカーのトロフィー
2004-02-13 スピーチ上手
2004-02-13 JiRaffeのレモンスフレ
2004-02-12 ファイト！お〜〜！
2004-02-10 お花のケーキが焼けました

朝は９時半から１０時の間に行けばいいので、お弁当を作ってから渋滞が終わった頃のフリーウェーで気楽に出勤です。

翻訳なので、じーっと一人でスクリーンを相手に考える事ばかり。おかげで脳味噌はボイルされて思考回路停止でロックされてしまうこともしばしば。メッセージが来ても瞬時に返答できないほど頭は日本語で煮えてます。話し掛けられても「はいはい」とか「そーですねー」とか相手にはあやしい日本人に映っているんでしょうかね。

在宅勤務の時にはお茶を入れたり、適当に散歩したりできたけど、オフィスではせいぜいカフェテリアかトイレが関の山。あまり頻繁にその辺りをうろうろし過ぎたようで、お掃除に常駐しているおじさんに外の空気を吸いに引っ張り出されて一緒に体操しちゃったりします。

コーヒーはStarbucksが入っていて、その他にもココアやフレーバーコーヒーの甘めの物もマシーンで無料供給されています。おかげでお腹はちゃっぷんちゃっぷん、でもやめられませ〜ん。

上司はとってもナイスな３０代半ばの男性です。メディア・マネージャーという肩書き通り、服装はカジュアル、ヒップな感じ。オーディオの会社なのでミュージシャンが多く、彼もその一人、うちの近くのパブに行った時、週末のライブで絶叫してたの見たことあるんです。

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短期間ですが、バイトを始めました。
オーディオメーカーのホームページの翻訳です。コネコネコネでゲットしたお仕事。
今日は初出勤、アメリカらしくキュービクルにデスクが用意されていて、コンピューター、電話、キャビネットちゃんと揃えてくれてありました。家で使っているPCよりずっと早いし、デスクスペースは広々して快適♪早速メールアドレスと電話の内線番号を頂いて一人前の気分です。

新しい事を始めるのって疲れるけど、わくわく興奮気味です。毎日のようにお友達に会ったりケーキが焼くのが日常だっただけに、自分の時間がなくなるのは寂しいし、家事も手抜きになるのは仕方ないとして、問題はエクササイズをする時間がなかなか取れない事、夕方には疲れちゃうし朝は苦手だし。太らないように気をつけなくっちゃね。

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ロスでは少し悪天候が続いています。今日は雨の中、日系のスーパーマーケットをはしごして食料品を買い込みました。お友達に勧められて、初めて無洗米を購入したんです。早速、晩御飯に炊いてみましたが、わりといけますね。ひと手間省けるからその分味も落ちるなんてえらい間違い！何だか得した気分です♪

The Triplets of Bellevilleはフレンチのアニメーションです。かなり古風な雰囲気でダイアローグがほとんどありません。ディズニーや日本のアニメとはひと味違って、ディテールにこだわるフレンチのチャーミングな映像が楽しかったです。

Yahooの解説を読んで、おばあさんが誘拐された孫を探しに行くという子供向けのストーリーだと思っていたら大間違い。ＮＹの風刺、グロテスクでダークな場面も多く、かなり風変わりで、ストーリーにも映像にも思わず引き込まれて目が離せないアニメーションでした。

アカデミー賞にもノミネートされていますが、上映している映画館も少ないんですね。今夜、主人と二人で行ったのはRialtoというシアターです。1920年代に建設された建物で、スパニッシュ・バロック風の当時のままのインテリア、ランプなどがとてもステキなんですよ。

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ニューヨークで生まれ育った主人は、朝食と言えばベーグル。特にbagel with lox&cream cheeseは彼のステープル(曰くa chewy bagel, a schmear of cream cheese and a layer of Nova Scotia lox)。ロスに移り住んでからというものまともなベーグルに巡り合えず、フラストレーションはたまるばかり。有名な店は片っ端から試してみましたが、結局どれも気に入らず、「こんなのはただのbreakfast rollsだ！」と言いながらも会社の近くのGoldsteinか家の近所のNoah's New York Bagelsで週末はｖ我慢しています。

先日お泊りに来てくれた主人の友人はやはりニューヨークの出身。今はサン・フランシスコに住んでいますがロスのベーグルはサンフランシスコよりひどい！！と嘆いて、ニューヨークからＨ＆Ｈベーグルをお取り寄せしてプレゼントしてくれました。

sesame, pumpernickel, poppy seeds, cinnamon&raisin, blueberry, bialy,当たり前ですがやっぱり美味しいです。

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お客様の滞在が一日延長になったので、La Breaまで車を走らせてランチしました。

CampanileはMed/Californian料理で、評判の良いレストランです。隣にLa Brea Bakeryを併設していて、焼きたてのパンも頂けます。ロスのパンは総じて評判が悪いのですが、La Brea Bakery本店のパンは数少ない美味しい店の一つです。種類も豊富だし美味しいと思えるペーストリーが多く、色々な珍しいチーズや少しながらグルメ食品も取り扱っています。

ランチの後はサンタ・モニカの家具屋さん巡りをしました。お家に帰って来たらセッションがスタート。主人はサクソフォン、友人はキーボード、二人共プロですが、友人のキーボードはあまりの美しい演奏にドキドキするほど。

最近、食べ過ぎているので夕食は軽めに。色々な野菜のグリル、フレッシュサラダ、海老のオーブン焼き、それにLa Brea Bakeryで買って来たヤギのペコリーノ・チーズやセサミ・バゲット。デザートには洋ナシの赤ワイン煮を作りました。

写真はCampanileでパチリ

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受賞して持って帰ってくれたので、記念にパチリ。

意外にずっしり重くて、びっくり。29日にオンエアだと言ってました。29日はコダックシアターで授賞式があるので、またこの人ロスに来るとか。

タキシードの前がはずれていますけど、夜中で疲れているので許してやってください。

バレンタインは何と言う事無く過ぎていきました。

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昨年、何を勘違いしたのか、大学で"Speech 1"のクラスを取ってみました。勿論、外国人は一人だけ。必修科目らしく真剣な授業で、4ヶ月の間にスピーチが6回。回を重ねるたびに長く内容の濃いスピーチになり、最後にはヘロヘロ〜〜。人前に立つだけであがって何も言えないのに、必死のパッチで目の前に並ぶカボチャを数えながら頭の中に覚えている事をはき出したものです。

アメリカ人はみんな子供の頃からスピーチに慣れているのか？と言えば、日本人に比べるとはるかに態度は立派だしプレゼンテーションも上手い、でも中には本当に緊張の余り泣き出しそうな人もちらほら。

人前に立つと普段以上の力を発揮する人たちがいますが、うちの主人も今日来ているお客さんも、私の妹もその種類に属します。自分ではシャイだと自己申告しているけれど、決してそうではなく、舞台に立つその緊張感を楽しみ、パーフェクトに自分を演じる事に命をかけます。スピーチと言っても準備はするけど、決して原稿を作るわけではなく、その場の雰囲気を読み取って観客の質、年齢、背景、などに合わせて反応を見ながら言葉を選んで話せる人たち。

妹は大学の先生だし、主人とお客さんも昔はミュージシャン（David Bowie, Billy Joel, Village People、色々と共演していたらしい）。人前に立つ職業というのは自信も必要だろうけど、その自信の裏づけの為に努力を惜しまず、どんな質問をされても上手く答えたり笑わせたりできるように普段から訓練しているのだと思います。実際に普段の会話でも人を惹きつけるトピックを常に用意していて、会話をリードするのが上手です。

うちのお客さん、本当に嬉しそうにスピーチの準備。アルマーニのタキシードがクローゼットに掛けてありました。明日のスピーチは頑張ってちょ。でも、月末のアカデミー賞の時にはうちには絶対に泊めてやんないからね。

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お客さんは予定通りの時間にご到着、奥さんは調子が悪くなったとかで彼一人でした。ちょっとラッキー。朝から働き詰めの私はお腹が減りすぎて倒れる寸前、3人で予約してあったサンタモニカのJiRaffeレストランへ車を飛ばしました。

JiRaffeはお気に入りのカリフォルニア/フレンチのレストランで、ここ数年何度も通っているけど、今まで一度もハズレなしのお料理ばかり、それにデザートは格別！

バレンタインの前日なので、今日のデザートにはメニュー以外にチョコレートのデザート2種類が追加でしたが、もう先週からチョコを嫌と言うほど食べていたので、今夜はレモンスフレを頂きました。外側は少しクランチーな感じで中からトローリとさわやかなレモンのクリームが出てきて、これがまた本当に美味しかった事。レモンのジェラートにフレッシュ・ラズベリー、ラズベリー・ソース添えでした。あぁ幸せ。

お客さんは一昨日ロンドンから帰って来たばかりで時差ぼけ中ですが、明日はアカデミーの受賞のスピーチをするとかで、もう部屋にこもって構想を練っているみたいです。おとなしいお客さんでよかった。

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という事で、ここ2−3日は主人と喧嘩中です。

明日から主人の友人ご夫婦が泊りに来るのですが、3週間前に私は絶対いやだとお願いしたにもかかわらず、うちの狭いアパートに2泊3日滞在予定らしいんです。

親戚が来るとか、学生がお金が無くて泊めて欲しいとか言うのなら仕方ないけど、４０をとっくに過ぎた大人で、しかも出張だそうで、それならいつも通り会社のお金でホテルに泊ればいいのに、よりによってうちに泊りたいんですって？？？

何でこの狭いアパートで合宿したいのか、どーしてもわかりません。私にとってそんなに親しくないアメリカ人がうちで2泊3日、気を遣って疲れるのは目に見えてるし考えただけでクラクラします。普通だったらこちらが気を遣う以前に、泊る本人達が気を遣って疲れるだろうけど、彼らは気にしないの？？狭い所に泊るよりホテルの方が居心地がいいはずなのに、わざわざ何でメーワクかけにくるわけ？？

今月末のアカデミー賞のSci-Tech Award部門だけはうちの近所のRitz Carltonでバレンタインに行われるので、その受賞に来るんだけど、じゃあ、何でリッツに泊らないの？ヒルトンもシェラトンも近所にあるんだから、と言うと、ホテルがもうとれない、今更断れないとか、勝手な理由をつけてくるし、じゃあ、何にもしてあげないからね！と言うと、メイドも執事も小間使いも自分がやりますと宣言する。

やれるもんならやってみろー、本当に朝ご飯も作ってやんないからね！！ずーっとふて寝しててやる！メーワクなのよ！！！（かなり怒っている）

とっても憂鬱、ブルーな気分ですが、とにかく明日は飛行機が飛ばないことを祈ります。

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デイジー、サンフラワー、ローズの3種類のお花のケーキです。

昨日Williams-Sonomaで買ったケーキ型を早速試してみました。一度に6個かわいいお花が焼けるんです。中はブルーベリーがとろ〜り、美味しいですよ♪

↓のハートのケーキと併せて、バレンタイン・デーにぴったり☆

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