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くららの普通の日常

とりあえず毎日晴れ
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2004-01-20 ちょっくらイタリア旅行 5日目
2004-01-19 ちょっくらイタリア旅行 4日目
2004-01-07 ちょっくらイタリア旅行 3日目
2004-01-05 ちょっくらイタリア旅行 2日目
2004-01-05 2003年11月ちょっくらイタリア旅行の巻 1日目
2004-01-05 ラーメン大会
2003-09-17 オペラを観る
2003-09-13 今夜もライブ
2003-09-10 またまたライブ
2003-09-07 ライブ2つ


2004-01-20 ちょっくらイタリア旅行 5日目


朝は何だか機嫌が悪い。雨も降っていてお出かけしたくない気分なんだけど、今日は主人の友人のフランチェスコがフィレンツェまで車で送って行ってくれると言う。

9時半に待ち合わせの場所には到底間に合うわけもなく、行きたくなくてだだをこね部屋にろう城すること3時間。主人を困らせホテルのオーナーも巻き込み、結局はフランチェスコを4時間待たせ、すったもんだの後、フランチェスコに近くのOttavianoの駅まで迎えに来てもらう。

Ottavianoは昨日のサン・ピエトロの近くの駅だからホテルからすぐなんだけど、タクシーを呼んでしまったので、仕方がない。駅の近くでコーヒーなど飲みながら待つこと30分、フランチェスコは怒りもせず来てくれた。ミラノのコンベンション用に機材を詰め込んだアウディのライトバンの後部座席に乗り込む。

崖っぷちに立つ町、城壁に囲まれた町、遠くに見える教会、ローマを出て窓の外を走る美しい景色を眺めていると、やっぱり車で移動してよかったという気分にはなる。Orvietoを通り過ぎたあたりから風雨がきつくなり前が見えないほどのAuto Stradaを140キロでばんばん飛ばす。

途中で有名なブッテラに立ち寄ってランチを頂く。高速のexitから1分の所にあるこのレストランは旅行者でほぼ満席。後ろの席にはエロスという歌手の元奥様ご一行が食事中。ブッテラはイタリア版ステーキハウスなのに、お肉の焼き方(レア?ミディアム?)なんて聞かれず、当たり前のようにミディアムレアが出てくるらしい。サイドにオーダーした豆料理、軽くオリーブオイルをかけて食べると飛び切り美味しい。

トスカーナのなだらかな丘を見ながらフィレンツェに到着したのが5時。さすがにフィレンツェは寒い。ローマより5度は低く感じる。フランチェスコにどこかの広場で降ろしてもらって、地図を頼りにホテルを探す。道が縦横無尽に交差してわかりにくいことこの上ない。ホテルは妹君が予約しておいてくれたPalazzo Benci。駅前でメディチの礼拝堂の横にあり、Duomoまで5分とかからないし観光名所は徒歩圏内と絶好のロケーション。古いけど掃除は行き届いているし部屋も大きくてバスルームも広いから充分満足。

タオルは大判でリッチな生地というアメリカの生活ゆえか、イタリアに来て以来、薄手のワッフル織のタオルがたよりなくて仕方がない。ココのタオルだけどこれまた薄い。バスタオルというのに生地自体はレストランのナプキンのよう。ま、郷に入れば郷に従えか。

時間がないのでDuomoに急いだけどもう閉館時間で入れてもらえない。クーポラには上がれますよ、300段ちょっとだけど、、、と聞いて、昨日のバチカンのクーポラを思い出して断念する。帰りにリナシェンテのデパートで主人の両親にAlessiのキッチングッズをお土産に買って、夜のPonte Vecchioを見に雨の中を歩く。

遅いランチのせいでお腹も減らず、ホテルの隣にワインバーがあったのでそこで軽くすませる。ワインバーのご主人が若い頃のロバート・デニーロそっくり。ケーキはアプリコットのタルト、何だか出来合いで美味しくなかったような。

ダイヤルアップのインターネットが使えず、フロントに尋ねると近くにインターネット・カフェが3つもある。雨の中、主人はラップトップを抱えてインターネットカフェへ。どうやら彼は、来週ドイツ、イギリスに出張するとかでミーティングのセットアップに忙しい。

フィレンツェのドゥオモの広場でパチリ。端っこは私。

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2004-01-19 ちょっくらイタリア旅行 4日目


朝起きて早速4階にあるブレックファスト・ルームに向かう。エレベーターは旧式で、自分でパタパタと折りたたみ式の二重ドアを開けて、ボタンを押し、4階に到着したまではよかったけど、そのままブレックファスト・ルームに入るや否や、エレベーターのドアを閉めていなかったことを「厳重注意」される。ドアを閉めた状態にしておかないと、動かないという当たり前の事なんだけど、初めて使用する旧式リフトに気を取られてすっかりおざなりにしてしまったのでした。

ホテル・ダフネのブレックファスト・ルームは明るく爽やかなモダン・イタリアン。朝食にはクロワッサン、チョコレートのパウンドケーキ、ヨーグルト、りんごなど盛りだくさんのバッフェ・スタイルでお手伝いの人がジュースやカプチーノを運んで来てくれる。快適。

このホテルの利点は地下鉄の駅の上にあるというだけでなく、電話は部屋にないかわりに携帯電話を貸してくれる。海外通話も安いし、道に迷ったり、困った時にはホテルかホテルのオーナーにスピードダイアルできる。超極楽。おかげで、妹君からしょっちゅう所在確認の電話が入り、その度に名所案内が聞けてラッキー。

地下鉄に乗ってVaticanへ。昼近くなので予想された混雑はなく、すんなり入館できて早速、古代芸術鑑賞。ガイドブックに従って「ラオコーン」「ヘルメス」などの彫刻群のあとラファエロの間を通り過ぎて、お目当てのシスティーナ礼拝堂に到着。壮観な天井画に圧倒されしばし我を忘れる。歩き回って空腹に耐えかねて美術館内のカフェでスナックを食べ、郵便局でオキマリのバチカンからの絵葉書を出し外に出る。

なんとサン・ピエトロ大聖堂まで塀の外をぐるりと歩いて10分。大聖堂の中はまるで美術館、ミケランジェロのピエタ像や彫刻を鑑賞して、クーポラに登る決意を固め、エレベーターに続いて階段を200段以上えっちらおっちら一番上に辿り着いた頃には足はがくがく。バチカン市国の、市庁舎や美しい広場が一望できる。その後は地下の法王のお墓を見学。彫刻された石棺が並ぶ。

サンタンジェロ城に行く気力は失せ、そのまま地下鉄でスペイン広場まで戻りCaffe Grecoでコーヒータイム。1760年創業という古く美しいカフェでケーキも美味しいけど17ユーロは高い気がする。そこらのバールなら5ユーロくらいな物。

とりあえずVia Condottiのブランドショップを見学してからホテルに戻る。ディナーは妹君がIl Moccolettoに連れて行ってくれた。グリル料理が美味しい店で、自慢のフォッカッチャを食べ、3人で色々な種類のお肉のミックスグリルやサラダをいただいた。何を食べても美味しくてヘルシー。

サン・ピエトロ大聖堂の一番上からパチリ。

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2004-01-07 ちょっくらイタリア旅行 3日目


朝、ホテルをチェックアウトしてメトロの駅の近くにあるホテルまで荷物をころがしながら歩いて向かう。スーツケースのホイールがコブルストーンの間をうまく動かず、しかも雨まで降ってきて、主人が大きな荷物を両脇に抱えて走る走る。。。こんなにパワーある人だったのって実感する。

今日から2日間滞在するホテルはアメリカ人の奥さんとイタリア人の旦那さまの経営のB&B。ワイヤレスのインターネットが使える!と主人はおおはしゃぎ。お部屋はモダンなイタリアンで快適。隣にピザ屋があって主人は早速ピザのランチ。空腹に、背に腹は替えられずピザ生地に生ハムとマッシュポテトをはさんだサンドイッチを食べてみる。ピザ嫌いの私でも美味しいと感じる。

早速メトロの駅に行く。自動販売機のチケットがなかなか上手く買えず、そう言えば妹君が売店で買った方がいいよと言ってたことを思い出す。自販機にお金を飲み込まれるから、、とか。ようやく買えて、メトロで移動してコロッセオに。雨が一層強くなり、コロッセオの前でトルコ人のお兄ちゃんたちが売ってる傘を2つで5ユーロに値切って買う。

コロッセオは壮観。「グラディエーター」を思い出しながら最上階をぐるりと回って見学。道をはさんだ向かいにあるフォロ・ロマーノに移動。世界最古の植物園を見て、遺跡の間を散歩して階段を上がり、美術館の前で雨宿り。ピアッツァ・ベネッチアにある建物はまるでウェディングケーキみたいって妹君の彼氏が言ってたっけ。まさにその通り。再びメトロのコロッセオ駅まで遺跡の間を歩く。どこもかしこも遺跡ばかり。

夜は主人の友人のフランチェスコが奥さんのクラウディアと一緒にディナー。妹君の運転でローマ郊外のレストランへ移動。ローマ市内を出た途端いきなり閑散とした田舎の風景の中にクラシックなレストラン登場。またまたローマ料理で、これでもかというくらい食べさせられる。パスタは嫌いだけど、カルボナーラのあまりの美味しさに感激。ラム肉も柔らかくて美味しかったなぁ。フランチェスコ君、葉巻はいかんだろ。煙がアンティパストのビュッフェの上をうろうろ。。。

フォロ・ロマーノでパチリ

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いらっしゃいませ、全然更新してなくてすみません。街中の遺跡には圧倒されますよ!是非是非、お訪ねくださいませ。ご飯の量はたいして多くなかったかも。 / くらら ( 2004-01-21 03:39 )
こちらでははじめまして!この遺跡写真を見てイタリアに行きたくなりました(^^無造作に転がっている石柱?に歴史を感じました。ご飯もおいしそうで…量は多そうですが; / たまご ( 2004-01-14 00:35 )

2004-01-05 ちょっくらイタリア旅行 2日目


小さなホテルのわりに朝食は悪くない。
ジュースにフルーツ、ヨーグルト、デニッシュ類、カプチーノ等々お好みで。

観光するぞと意気込んで、昨日妹君にもらった地図を片手に出発。ローマは小さいからどこでも徒歩圏内と言う妹君の言葉を頼りに、まずはアメリカ大使館の横を通って、バルベリーニ広場を抜けてスペイン広場まで坂道を歩く。階段を降りてオードリ・ヘップバーンの映画を思い出し、そのままお買い物のメッカ、コンドッティ通りへ。日曜日なのでおめあてのショップはクローズド。

妹君のカップルと待ち合わせのポポロ広場に向かい、時間があったのでポポロ広場わきの双子教会見学。ミサの途中、失礼しました。

日曜日のランチは開いてるレストランが少ないからと妹君が予約してくれたレストランでピザのランチ。ピザは嫌いなので私はお野菜のグリル。トレビゾの焼いたのがちょっと苦くて癖になりそう。 

妹君と別れてショッピングがてらトレビの泉まで散策し歩いてホテルに帰る。どーでもいいけど観光客の多さには参る。

せっかくローマに来たんだからと妹君はオペラ座の良い席を2つ取ってくれてあった。オペラはフランチェスカ・ダ・リミニ(リミニという港町のフランチェスカのお話)、何だかよくわからなかったしインターミッションの3回目にさて終わりかと外に出ようとしたら、あと1幕残っている事が判明。劇が終わったかどうかもわからない田舎モノの私たち。トホホ

オペラ座まで妹君に迎えに来てもらい、ホテルの近くのローマ料理店でディナー。

ポポロ広場でパチリ

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2004-01-05 2003年11月ちょっくらイタリア旅行の巻 1日目


ミュンヘンの空港を経て主人と二人でローマに到着。お迎えの妹君は30分遅れで到着なり。イタリアの空港なのに荷物がすぐに出て来た!と主人感激。空港でとりあえずはテレフォンカードをゲット。

ダビンチ空港から市内へ入った途端に広がる遺跡の数々に圧倒され、日本大使館の近くのホテルにチェックイン。

11月末というのにローマはたいして寒くなく、軽いコートでOK。妹君が彼氏と二人でお迎えに来てくれて、4人でトレステベレに向かう。車の間を縫うように走る妹君のドライビング・テクニックには圧倒されっ放し。日本で一度も運転したことがなかったくせに、今ではフィアットをブイブイ言わせてる。

夜の9時半というのにものすごい人の波をかきわけ、慣れないコブルストーンの石畳に足をとられながらもレストランに到着。

まず一日目ということで定番料理から、前菜に生ハムの盛り合わせ、パスタをファーストコースに、野菜のグリルと仔牛肉をメインに頂いて、ティラミスでしめくくり。

コーヒーはと聞かれて、カプチーノと答えたら「田舎モノ」とたしなめられ、妹君、勝手にマキアートを注文してくれる。どうやらカプチーノは朝食用らしい。そんなこと知る由もない私たちはやっぱり田舎モノ。アメリカも西海岸の本場田舎モノ。

トレステベレの細く入りくんだ道を散策しながら噴水を見たりして帰途につく。しっかしびっくりしたのはパーキング。小さな車が道端にびっちり、二重駐車三重駐車、果ては角にまで止めて平気のへいっちゃら。

トレステベレでパチリ

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2004-01-05 ラーメン大会

味噌ラーメンのパーティにおよばれしました。
総勢、32人のお客様、いくら日本より広いカリフォルニアのアパートとは言え行楽列車状態。飲めや歌え、PS2太鼓大会つきの大宴会!

ふっくら厚めのチャーシューにもやしと白ネギたっぷり。ゆで卵も半分入って、少々甘めの味噌スープは最後の一滴まで捨て難いものでした。

それにしても日本人の20代、30代前半の若者が多く集まったこと。自己主張が強くて、人脈作りに長けていそう、目立ちたがりの語学留学組もしくは、大学編入組って女の子達が大半。あ〜、そのパワー、分けて欲しいものだわ。

主催のゴッドマザーご家族さま、お疲れ様でした。
美味しかったですよー。

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2003-09-17 オペラを観る

好きな作曲家は数え上げればきりがないけど、中でも
ベルリオーズはかなり大好きな方。
先日観たオペラはHector Berliozの
"La Damnation de Faust"、指揮者はKent Nagano
でした(彼は3年前からLAオペラの常任指揮者)。
Kent Naganoだから音楽は間違いなく素晴らしくて、
うっとり。Faust役のテノールの歌声は引き込まれる
ほどすごかったー。

セット、演出、コスチュームなど全てがかなり
クリエーティブというか前衛的というか、
ちょっとびっくりだったけど全体的にはとっても
楽しかったです。主人はいつもの如く途中で
こっくりさんしてました。

Kent Naganoは以前にイギリス、マンチェスターの
Hale管弦楽団を指揮していた時、日本で素晴らしい
演奏を披露してくれて震えるほど感動した記憶が
あるのですが、その時もBerliozでした。
相性が良いのかしらね。

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ゆーさん、真賀さん、みなみん。さん、覚えていてくれて有難う。ずぼら更新ですみません。 / ヒマすぎてくらくら ( 2004-01-06 12:37 )
お久しぶりです。ひまじんを開いたら、懐かしいお名前が…!朝からとっても嬉しい気分です。 ここを訪れる楽しみがまた増えました、ありがとう!未ログインでごめんなさい。  / ゆー@覚えてるかな…? ( 2003-10-02 10:15 )
おかえりなさいませ!お待ちしておりましたっ!最近ログインしていなかったので ひまーくを見ていなかったのです... 音楽を楽しんでいらっしゃるのですね。相変わらず素敵です! / 真賀砂州子 ( 2003-10-02 10:03 )
思い出したかも知れません。確か海外にお住まいでしたよね?違っていたらごめんなさい。。。 / みなみん。 ( 2003-09-21 22:49 )

2003-09-13 今夜もライブ

昨夜は近くのOld Towne Pubのライブへお友達と
繰り出しました。中も外も超満員で、座る場所は
勿論なく、人に触れないように歩くのは到底無理な
混雑ぶりで、小さなパブはローカルバンドに大賑わい!!

主人の会社の人達が出演していたので、たいして
期待もしていなかったけど、えらく人気があるの
にはでびっくり。ブルースっぽいロックであまり
好きな音楽ではなかったけど、雰囲気は楽しかったので、
よしとしましょう。

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みなみん。さん、お久しぶりです!HNは同じですが、ものぐさ病でずっと開店休業でした。またちょろっと書いてみようかな、なんて。 / くらら ( 2003-09-18 16:09 )
以前は違うHNでやっていらしたのよね。。どなただか分らなくてゴメンナサイ。。。m(_ _)m / みなみん。 ( 2003-09-18 11:08 )

2003-09-10 またまたライブ

平日の夜というのにBrazil系のジャズを聴く人達で
The Baked Potatoは超満員。Sandro Albertの
ギターを中心にクインテットは大盛り上がりを見せて
くれました。

Sandroはギター演奏だけでなく曲も書いていて、
これまたノリノリで素晴らしいチューン。
フルートもいい味を出していました。勿論、
主人の友人でドラマーのTomはうますぎ!!
他のジャズファンのお友達と一緒に
「こんな上手なのって久しぶりだねー」と
大満足な夜でした。

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2003-09-07 ライブ2つ

普段、音楽は車の中だけ。しかもラジオで
クラシックを聴くくらいなもの。若い頃ほど
CDをかけなくなりました。

でもコンサートは別。上手なアーティストの
演奏を生で聴くのは大好き。会場の空気のバイブや
温度に匂い、人々の興奮からアーティストの感情
まですべてが一体となって心に残ります。

昨夜は久しぶりにコンサートが2つ、ラテンとジャズ。

9時からのLa Ve LeeはFreddie Ravel。彼の
コンサートは2度目で、本当にノリの良い楽しい
ラテン系ジャズ。良かった〜〜。

11時からBaked Potatoでジャズ。ちょっと
アドバンスな感じで、ちょっと私には重いかも。
ミュージシャン志望と思われる若い男性陣が
体を揺らせてノリノリでした。

どちらのコンサートも上手でしたが、特にFreddy
と一緒に演奏したBrandon Fieldのサックスは
ものすごかった〜〜。Baked Potatoのピアノの
Mitchはこれまたすごい上手かったけど。

大音響の中、どこでもいつでも寝れる主人が寝息を
立てていたのにはびっくり。遅い時間だったから
仕方ありませんが、笑えます。

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