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もんぞうteacherの生活と意見

もんぞうは都内某私立大学付属高校国語科教員。
今年度は3年C組担任、バドミントン部顧問

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2001-08-31 新学期準備・秘密の会議。
2001-08-29 合宿セミナー2日目(その1)。
2001-08-29 合宿セミナー2日目(その2)。
2001-08-27 平常出勤。
2001-08-23 ダブルス大会観戦。
2001-08-20 日直。
2001-08-15 部活監督in大宮中学最終日。
2001-08-14 部活監督in大宮中学3日目(靖国参拝問題その1)。
2001-08-14 部活監督in大宮中学3日目(靖国参拝問題その2)。
2001-08-13 部活監督in大宮中学2日目。


2001-08-31 新学期準備・秘密の会議。

昨日は合宿セミナーの閉校式が4:30過ぎには駿河、じゃなくて、終わり、すぐサニぞうで退勤。6:00過ぎには帰宅。食事しながらオクサンと2時間ほど閑談。

合宿セミナーは生徒F君が「古典と現代文がためになった」と言ってくれたので、ちょっと救われました。もんぞう的には2コマの授業で、どうにも納得がいかないのですが(それで「ためになった」と言われてもねぇ…)、満足した生徒がいたことを素直に喜びましょう(うーん、やっぱり納得いかない)。

もんぞうが学校に宿泊しているときに、オクサンはオクサンでもんぞう宅で開いている国語教室の夏期講習後半の部を実施(前半はもんぞうが部活動合宿の期間中)。塾生たちの一部はインターナショナルスクールに通っているので、すでに新学期(というか新年度)が始まってます。

で、その生徒は新しい教科書を手にしてやる気満々なのですが、前半の夏期講習で漢字の勉強を嫌と言うほどやった成果が早くも表れたとのこと。ポルトガル人とのハーフの女の子(中1)は教科書がスラスラ読めてご機嫌だったそうです。

勉強は「分かった」とか「できた」という感覚がやる気に繋がるので、これからのがんばりが期待できますね。「難しい問題で生徒をたたく」とか言って、息巻いている愚かな教員がよくいますが(平均点が低すぎるテストを作ってしまったときの言い訳にもなります)、たたきっぱなしがほとんどで、それは要するにやる気をそぐ名人でしかありません。

ちなみにもんぞうは夏休み中に「分かった」という気持ちが天から降りてこなくて、なんとく物足りない夏休み。少しは自分にインプットしないとホントにアホになってしまいそうで不安で不満。

で、そのままリビングでうとうとしてしまったので、就寝時間不明。寝坊して7:30起床。

今日も出勤。午前中は2学期の準備。出席簿や日直日誌を用意したり。時間があれば、授業の予習をするつもり(ただいまストックゼロ)。午後は秘密の会議。会議が早く終われば、4月から入院している生徒のお見舞いに行きましょう。

総入れ歯、じゃなくて、そういえば、新学期だと言うのに、床屋に行ってません。来週には行けると良いのですが…。

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2001-08-29 合宿セミナー2日目(その1)。

昨日から3年生と一緒に、2泊3日で「合宿セミナー」という名のいわゆる勉強合宿。高校の敷地内にある「修学寮」という宿泊施設を利用しての初めての試み。といっても、前日まで2年生がやっていましたので(その惨憺たる状況はこちら)、食事や入浴などスケジュールの流れは順調。当然ですが、問題は中身。

もんぞう的には勉強合宿は賛成なのですが、運営方法や準備に問題点が多く、立ち上げの段階でそれを指摘しても、大した説明もなく無視される・・・、良く言えば、有耶無耶にされる(「良く」もないな、ははは)ので、この行事を不愉快極まりなく思っています(現在進行形!)。でも、やるからには最高の仕事をするのが信念なので、始まってしまった(正確には「阻止できなかった」)以上、かなり真剣にやってます(まあ、当たり前のこと)。

もんぞうは現代文の講座を担当。実は夏休み前に宿題(センター入試の過去問)を出していたのですが(ね、ちゃんと準備してるでしょ…自慢)、みんなしっかりやってきていて満足(我ながら「満足」のレベルが低いなぁ・・・とほほ)。

実は(「実は」が多いのですが大したことではありません)、3年生のセミナー参加者は全部で6人(!)。さらに文系と理系に分かれて講座を開いているので、もんぞうの現代文受講者は3人(ははは、なぜか可笑しい)。これで宿題をやって来なかったら大したものですが、そういう生徒はいませんでした。ちなみに世界史や物理など、受講者1人(!)の講座も実在します(ホント、為念)。

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2001-08-29 合宿セミナー2日目(その2)。

で、もんぞうの講座は、2泊3日で、昨日90分1コマ、今日90分1コマ。・・・で、全部。2日目の3:45に終わりました。チーン、合掌。

合宿は明日までで、生徒は勉強漬けなのですが(最高に不味そうな漬物だな)、もんぞうは、あとはただひたすらいるだけ。いるだけ。いるだけ・・・食事とおやつが出るので、食べます(やれやれ)。実は(3回目)、セミナーの講師は全員宿泊しければならないのです。実は(4回目)、生徒より教員のほうが多く参加(6人に対して8人)。もちろん別に悪いことではありません(為念)。

夏休み前の担当者会議で、もんぞうが「なぜですか?そういう必要があるとは思えません(そう、「悪くはない」が、「必要も無い」のです)」と、しかるべき地位の人間に質問(「詰問」だな、ははは)すると、「校長の判断ですから」だそうです(なるほど、なるほど)。気に入らないので、さらに「校長の判断はわかりましたが、それで君の判断は?」と、もんぞうは・・・心の中で言いました(弱いなぁ)。

学校内で実施しているので、いくらでも仕事はあって、それはそれで助かりますが、これが学外での合宿だったら、やることないじゃん!!挙句にしかるべき地位の人間が「その分の手当ては別に出しますから」との発言。君が出すんじゃ、ないでしょーに(言葉は正確に)。

手当てが出るのは時間外勤務ですから、当たり前ですが、出せば良いというものでもないでしょう。愚かなことです。なぜなら、お金は使って減れば、いくらでも稼げますが、時間は使えば減るだけです。もちろん「で、いくら出るんですか?」と、しっかり質問しました(ははは)。言うべきことを言うよりも、訊くべきことを訊く方が大切だな。

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2001-08-27 平常出勤。

バドミントンの試合というのは野球やサッカーと違い1日に何試合もするのですが(むしろ1日に1試合しかしないスポーツの方が少ないのかな?)、実は待ち時間疲れで応援したり、引率したりする方も選手と同じくらい大変。大会ではだいたい9:00すぎに始まり、終わるのは4:00ころ(ずっと会場にいます)。ただし、トーナメント形式ですから負ければ解散。

しかし、うちの部は関東大会に出場するくらいの部ですから(自慢)、簡単には負けないし、てゆーか(死語だな)、負けられません。

昨日はダブルス大会最終日。うちの部では、男子のキャプテンと1年生が組んだチームがブロック予選を勝ち上がり、決勝トーナメント進出。男子だけでも東京都で400チームくらいエントリーしているのですが(女子はもっとエントリーしてます)、約1週間かけて行われた大会でベスト4に入り、閉会式で表彰されました。すばらしい!!

で、昨日は結局10:00くらいから4:00すぎまでいて3試合。試合は平均すると1試合30分もかからないですが、そうすると待ち時間は4時間ほど(!)。もんぞうは本を読んだり、うとうとしたり(たまに熟睡)。部員はたいていおしゃべりして大笑いしてます。試験が近いと勉強してます(えらい、えらい)。現在は夏休みも終盤なので、宿題もやってますね。ははは。

今日は平常出勤(8月18日でもんぞうの夏休みはすでに終了してます)。午前中は秘密の仕事と明日から始まる合宿セミナーの準備。午後は秘密の会議の予定。

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2001-08-23 ダブルス大会観戦。

20日からバドミントンの「ダブルス大会」という個人戦が始まっていますが(26日まで)、個人戦なので必ずしも教員の引率は必要なし。それでも公式戦なので「行かねば」と思っていましたが、20日は日直で学校。21日はうちの部員の試合はなし。22日の試合は台風接近で中止・順延。

で、イレギュラーな休暇が発生。21日は本屋に行き、22日は買ってきた本を読みつつ、眠くなれば昼寝(おきらく、ごくらく)。

集中的に村上春樹のエッセイを読み、世の中には全裸で家事をする主婦が相当数存在することを知る(『村上朝日堂はいかにして鍛えられたか』新潮文庫、参照)。

どうやら全裸で家事をすることに合理性はない様子。しかし、全裸でいると全裸でいた者にしか分からない精神的効果があるらしい(その効果を知りたい人は全裸になるしかありませんな、ははは)。

ではなぜ、全裸で家事をするのかというと、落ち着いて全裸になれる時間帯(?)が家族の者が出払った、掃除などの家事をこなす時間になるということのよう。つまり、一人になれる時間ですね。露出狂ではないのでしょうから、他人には(身内にも)見られたくないのでしょう(なるほど、納得)。考えてみれば当たり前ですが、家事をするのが目的ではないということが分かり、ホッとしました(なんのこっちゃ!)。

ただし、突然の来客が天敵(集金や届け物を含む)とのこと(まあ、そうでしょうね)。アメリカでは全裸でいるところを押し込まれ、レイプされた人も出ているとのこと(まったく、笑い事ではありません)。

しかし、全裸でいる快感は、レイプされるかもしれないというリスクに勝るのでしょう(謎)。いや、あるいはカーテンを締め切って家事をするのか? いや、カーテンを締め切ってしまったら、意味はないのか? 「この気持ちは誰にも分からないっ!!」という感じで、謎は深まるばかり。

でも、なんとなく、平日の昼間にビールを飲む高揚感に似てるかも。悪いことではないのだけれど「いけないこと」をしている感覚。「昼間にビール」の場合、リスクが少ない分、快感も少ないのでしょうが・・・。うーん、やっぱり、違うかな? 「風呂上りにタオルを巻かずにウロウロする」のとも違うよなぁ・・・。

今日はダブルス大会を観戦に都立調布南高校へ。

それにしても今日も全裸で家事をする主婦が世界にたくさんいるのでしょうか?(いや、夏休みで子供がうちにいるために、全裸になれず、ストレスが溜まっているかも!!)。

果たしてうちのオクサンは今日の午前中・・・。うーん、謎は深まるばかり。

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2001-08-20 日直。

旅行をするときに観光にするか、休暇にするかと訊かれたら、最近は休暇。より快適に休暇を過ごすためにお金をかけるのが信条ですが、この上ない贅沢で、どうもうしろめたい気持ちがぬぐえないのも事実(結局、小市民なわけです)。

人間はいったい何のためにお金を稼ぐのか?あるいは何のために働くのか?

もんぞう的にはお金を稼ぐために仕事をしているわけではないので(そうなったら転職します)、つまらなそうに(「辛そうに」ではなく)仕事をしている人を見ると、せつない感じ(しかし実際には「つまらん仕事」がほとんど)。教員は信念でする仕事ですが、まあ、うちの学校にも「いったい何のために学校の先生をやっているのだろう」という間抜けでばちあたりな教員がいます。やれやれ。

で、16・17・18日と休みが取れたのですが、先週の5連休と合わせると8日間ですから、この夏休みはずいぶん休みが取れた感じ(休暇ですから、実際の日数よりも、感覚的な「休んだ感じ」の方が重要)。

で、3日間は都内某所に潜伏してバカンス(良い響きだなぁ♪)。コンサートに行ったり、映画を観たり・・・。オクサンが「銀座のデパ地下に行きたーい!!」ということで、三越のデパ地下をうろうろしたり・・・。あとはホテルでゴロゴロ。昼間からビールを飲み、昼寝ばかりしてました。ははは。

映画は「千と千尋の神隠し」を観ましたが、オクサン曰く「冷麺の感動には遠く及ばない」とのこと(浅草橋まで食べに行ったあと映画鑑賞)。もんぞうの評価は、映像的には「もののけ姫」、サウンド的には「魔女の宅急便」、ストーリー的には「ナウシカ」の方が数段上という印象でしたが、宮崎監督の倫理観に心底敬服。宮崎駿はその倫理性ゆえに映画作りをやめないと予想します(無責任発言)。つまり彼も「金を稼ぐために仕事をしているわけではない」ということ(なんのこっちゃ)。

昨日は有楽町の東京フォーラムで東京都の私立学校の合同説明会があって、10:00〜4:00まで相談を受けっぱなし。来場者数は4万人だそうです(もちろん主催者側の発表)。

今日は日直(という名の電話番)で、30分ほど中学生の学校見学の案内をした以外、1日中職員室でデスクワーク。

明日は台風が接近しているので、お休み(・・・だったら、良いな)。

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2001-08-15 部活監督in大宮中学最終日。

12日から4日間連続でサニぞうで出勤。日ごとに道が空いてきて、東京の時間が徐々にゆったりとしてくるのを実感。

なかでも今日は特に車が少なくて、第三京浜では視界に動いているものがなくなることもしばしば。道がまっすぐだったりすると、自分がどのくらいの速度で移動しているのか意識しにくくなるほど。風景も単調だと走っているのに止まってしまったかのような感覚に襲われ、それが非日常的な無重力感覚で秀逸(無重力状態を体験したことはありませんが・・・)。

今朝の東京はうす曇りで、全体にモノトーンな感じ。その無機質的な空気が、かるい眩暈ような感覚を呼んで、眉村卓の小説のようなテイスト。NHK少年ドラマシリーズを思い出しました(ナレーションは城達也)。どうか次元ジプシーになりませんように(眉村卓なぞの転校生」より、高校生には古すぎて意味不明でしょう、ははは)。

もちろんこのがらがら状態はセンチメンタルな空想で、いつもどおり信号は点滅しているし、ガソリンスタンドもスーパーもコンビニも営業中。今朝は吉野屋で280円牛丼を生卵と味噌汁(インスタントの「あさげ」っぽくてお気に入り)を食べましたし、電気も水も使えると言うことは、ほとんどの人はいつもどおり働いているということ。田舎のおじいちゃん、おばあちゃんも大活躍でしょう。ただしラジオのDJ(パーソナリティ?ナビゲーター?それともMC?)はテンション低め(気のせいだな、ははは)。

バドミントン部も営業中。9:00から5:00まで。明日はお休み。もんぞうも明日から3日間休暇。バカンスに出る予定なので、このあいだ購入したノートPCのメビぞうが機能すれば日記もUP出来ますが、さてさて、うまくいくでしょうか?

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2001-08-14 部活監督in大宮中学3日目(靖国参拝問題その1)。

ニュース番組はある国の首相が戦犯を祀った神社に参拝したことで大盛り上がり。参拝が良いか悪いかは、あとで考えるとして、それに不快感を感じる人がいることは間違いないらしい(それもかなり大勢)。まあ、メディアは交通渋滞のニュースしかないお盆に、格好の話題ができて、愚かにも大喜びでしょう(もんぞうも日記で話題にしていますが・・・、ははは)。

アジアの近隣諸国が反発することは当然ですが(すべきと思います)、欧米諸国の反応に興味深いものがあります(明後日くらいの日記で紹介しようかな)。

一番不快感を表している国に成立した宗教の開祖の言葉に「己の欲せざること人に施すことなかれ」とあります。例は最悪ですが、広島と長崎に原爆を投下した戦闘機と操縦士のモニュメントがアメリカにあって(実際にはあるのかな?)、アメリカ大統領の出席のもと、8月6日と9日と15日に戦勝記念式典が行われたら、日本人として(世界市民としても)不快でなければ、神経がどうかしているでしょう。

そういう感情的な問題として、日本の政治的な代表という立場ある人間として(首相にそれ以上の価値は全くありませんが)、参拝は間違い(ご本人のおっしゃるように、それは公人か私人かという問題ではありませんね)。

さて、政治的な問題としては、まず、現在の首相は自民党の総裁で、自民党は選挙の支援団体として、長年にわたり戦没者遺族会にたいへんお世話になっていますから、問題なければ毎日のように靖国神社に参拝しないとバチが当たりますよ。ははは。

参拝しない(出来ない)歴代総理は、その意味で「のみ」不義理な輩で軽蔑すべき人間。首相がいろいろ殊勝なことを言っても(「追悼の誠を捧げる」とか「戦没者に敬意と感謝を表する」とかね)、選挙で票をもっらっている以上、打算になってしまう

次に、外交問題。政府の試算で3ヶ月間日本の外交は完全にストップそうです。ある民間の試算では6ヶ月以上はストップ。もとに戻るのに数年はかかり、来年も参拝するならば、見通しが立たないそうです。もんぞうはよく分かりませんが、けっこう楽観的で(マスコミと政治家が騒いでいるだけでしょう)、外交問題は中国の出方しだいでどうにでも転ぶのではないかな?

あるいは、すでに中国とは話がついた上で、参拝したのかもしれません。で、中国は政府として表面的に猛反発する。それくらいの外交交渉をできる外務官僚と首相ブレーンがいれば、良いのですが・・・。

その他の政治的問題もあるでしょうが、どうでもよい政争レベルの問題しか思いつきません(例えば政治家2世議員同士の世襲された愚かな対立とか・・・福田・田中・中川・阿倍などなど)。

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2001-08-14 部活監督in大宮中学3日目(靖国参拝問題その2)。

歴史的倫理的な問題としては(歴史と倫理は分けられないなぁ・・・というのが最近のもんぞうの立場)、あらゆる意味で未来に遺恨を残すような真似はすべきではありませんね(環境問題とか教育問題でも同じですが・・・)。

日本の戦中の指導者は戦後の日本国民に償いきれない罪を償う責任を負わせましたが、同じ意味でアジアの近隣諸国と和解できないような遺恨を未来に残さないで欲しいですね。つまり、アジアの近隣諸国に対してこれ以上、マイナスの責任を負わせないで欲しい。

さて、もんぞう的に1番不可解なのは、わりとシンプルで、靖国「神社」なこと。首相が参拝したのは靖国「」ではありません。亡くなった方々を葬るのが「お寺」神として祀り、崇めるのが「神社」。つまり、A級戦犯=日本の戦中の指導者」は、靖国「神社」に祀られているから神様。A級戦犯を神様として祀った神社を首相が参拝したら、考える余地無く、アジアの近隣諸国にケンカを売っているとしか言えないでしょう(テポドンを靖国神社めがけて打ち込まれないか、たいへん心配)。なぜなら、亡くなった方をお参りに行っているのではなく、神様を拝みに行っているのですから・・・やれやれ。ゆえに参拝は間違い。

今日は9:00〜5:00まで大宮中学をお借りして部活。明日も同じ。あさってから3日お休み

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2001-08-13 部活監督in大宮中学2日目。

うちのバドミントン部は男子と女子がありますが、練習は一緒。合宿も一緒。でも、公式戦は男女混合で団体戦を行うことはありませんし、個人戦も男女は別(つまり男女一緒に練習する理由は「今までそうやってきた」以外には見当たらない)。ちなみに、男女どちらかに公式戦があると、自分たちの試合が組まれていなくても必ず応援に行くのが、うちの部の「伝統」という名の「」(どんな世界にもそういう不条理なものはあります)。

仮に練習が別でも、応援はした方が良いと思っていましたが、この男女一緒の練習がどうも納得いかなくて、果たしてメリットはあるのだろうか?と思っていました。

実際、うちの高校でも男女混合で活動している部は少なくて、水泳・陸上部は一緒ですが、テニスやバスケやバレーは男女に分かれていて、まったく別の部。水泳・陸上が基本的に個人競技であること考えると、やはりうちのバドミントン部は例外的。ほかの学校はどうなのでしょう?(ご意見募集)

メリットというのは何を目的とするかによって変わってしまうものマスカラ、じゃなくて、ですから、絶対的なものではありませんが(かといって、相対的でもありませんが・・・)、まあ、何かしらメリットがあるから一緒に練習しているのだろうと、4ヶ月間観察してました(今年からバドミントン部の顧問)。

実質的には、一般的に女子のレベルアップに良いというような気もしますが、これは自分より強い人とやるとうまくなるというのと同じこと。女子の強い人とやれば男子だってうまくなるわけで、男女混合で練習することに実質的なメリットもデメリットもないでしょう。つまり、実質的には一緒でも一緒でなくとも同じ。

さて、精神的にはどうかというと、おそらくここに、ケースバイケースでメリットもデメリットも出てくるのでしょう。

結論的には、男子が男らしくなる(しかし、女子はそれほど女らしくなるとは言えない感じ。それでも女子だけでいるよりは女の子らしいかも知れません)。

もんぞうはかつて男女別学の学校で女子クラスの授業を受け持ったときに、「いくらなんでもねぇ・・・やれやれ」という言動を何度も見ましたが、女子生徒は集団になると、なぜか不快なほどルーズ。そして、わざと(?)下品な態度をとりますね(まあ、もんぞうが、からかわれていたとも言えます)。

さて、男子が男らしく女子が女らしくなるのが、メリットなのかデメリットなのかは、みなさんの宿題にしましょう。もちろん「男らしさ」「女らしさ」の条件も宿題の範疇(この色分け自体がすでに誘導尋問気味)。参考文献:『論座』9月号、香山リカ限りなく希釈される若者たちの『性』」。

ところてん、じゃなくて、ところで、うちの部の男女は良い意味で(「良い意味」って何だ?)、仲良し(じゃあ「悪い意味」って何だ?)。

今日も大宮中学をお借りして、10:00〜2:00まで練習。明日も大宮中学をお借りして、部活。

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