2002-06-11 カロライナーデトロイト第3戦
2002-06-04 カップファイナル目前
2002-06-01 Season end
2002-05-31 遅ればせながら…２００１-０２ＮＨＬプレーオフ事情
2002-02-25 そしてシーズンは続く…
2002-02-23 眠れるロシア
2002-02-23 パワー ｖｓ テクニック？
2002-02-20 Swedish Hockey
2002-02-16 フェイスオフ！
2002-02-14 結局…

疲れましたよ、あたしゃ。
生中継だというので午前９時からテレビの前に座ること５時間２０分。

第３ピリオド残り１分半の時点で、カロライナは、２−１とリードしていた。
１ピリで、ヨゼフ・ワシチェク、２ピリでとジェフ・オニールのそれぞれハシェックの肩口を
抜く素晴らしいシュートが決まり、あとはそれを守り抜くだけだった。
それが、１８：４０ぐらいにアイシングで、カロライナ陣地でのフェイスオフ。
このとき、デトロイトが揃えてきたメンバーが、
アイザーマン、シャナハン、ハル、フェドロフ、リドストロム。
これ以上はないという最強メンバー。
嫌な予感がした。
パックが落ちて、デトロイトお得意の華麗なパス回し。
目にもとまらぬ速さで、フェドロフ→リドストロムへと渡り、
リドストロムのスラップショット。
それをゴール前で粘っていた誰かが、かこんとスティックに当てた。
あ、まずい！と思ったときにはすでに遅し。
１８：４６まさかの同点ゴール。
イルベが必死に抗議しているけどもちろん聞き入れられず。
ゴールしたのは誰だ！？と思ったら、ニヤリとした面持ちのブレット・ハルが映し出された。
くそー。
このときのしてやったりというブレット・ハルの顔！
今思い出しても、キーとハンカチを噛んで悔しがりたい気分である。
３ピリ終了まで、ハルは、笑いが止まらないのか始終ニヤニヤしていた。
まあ生まれつきそういう顔でしょうがないのかもしれないが。

結局、カロライナは、このリードを守りきれなかったがために、
第３オーバータイムまで戦うことに。
現地時間でもすでに深夜の１時を過ぎ、子供たちは座席で眠りこけ、
私ももうどっちでもいいから入れてよ、と思い始めた第３ＯＴ、別名第６ピリオド１４：４７に、
ゴールを決めたのは、デトロイトのイゴール・ラリオノフだった。
イルベの前に突進してきて去り際のバックハンドシュートで今日２点目。
こりゃもう仕方ありませんなぁ。
得点力で言えばデトロイトのほうが圧倒的だ。
誰が入れたっておかしくないんだもの。
けど、どっちが入れてもいいからなんて言ってごめんカロライナ。
かなり張り合っていただけに負けて悔しい。
ＯＴはここまで７勝１敗と圧倒的に強かったのだけどね。
やはり老獪なデトロイトに対して詰めが甘かった。

それにしてもラリオノフってすごい。
とても４１歳とは思えない童顔…いやパワーだ。
この人は、旧ソ連がアイスホッケーで無敵の強さを誇っていた最後の時代の選手。
屈指のゲームメイカーであり芸術的で優雅なプレーをするセンターフォワードで、
ロシアの至宝と呼ばれているそうな。
サラエボ、カルガリーで金メダルを取り、ＮＨＬにドラフトされたのが８５年。
そのころはまだ冷戦時代やなんやかやで、実際に北米にやってきたのが８９年。
それから、バンクーバー、サンノゼと渡り歩き、９５年にデトロイトにきて、その才能が爆発。
ロシアンファイブと呼ばれたデトロイトのロシア人の中心となって、デトロイトの２連勝に貢献したのである。
（なーんてうろ覚えだったので資料をチェックしてみた）
そんな人が、４つ目のラインのセンターなんだから、まったくデトロイトの層の厚さにはかなわない。

負けてしまったけれど、私はハリケーンズというチームがかなり好きになった。
若さとスピードと勢い！？にあふれたガッツあるプレーはわかりやすくて気持ちいい。
敵陣にも、相手ディフェンスを勢いで抜いて、あっという間に入っていってしまう。
全然、デトロイトにも当たり負けていない。
ホームでのＯＴ敗戦はこたえたけど、めげすに第４戦も頑張れ！
Go!Canes!

　注）ところでラリオノフさんは、試合終了後、速攻ホテルに帰って寝て早起きして、ワールドカップの日本vsロシアを見たそうです。やはり母国のサッカーの結果は気になるのだね。ま、寝不足にさせて悪いけどそっちは勝たせてもらったわ。

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明日からスタンレーカップファイナルがはじまる。
カップのゆくえを見届けるといったからには、見届けないとね。
（といいつつ日本戦観戦の前なので、かなりはしょってます。
仕事場の半分くらいの人が早退してます。私もゴングダッシュで帰るぞー）

えーと、結構、カロライナも善戦するんじゃないか？
なんて思ってきている。
というか、かなりケーンズ応援モード。
超ベテランのロン・フランシスを中心に、よくまとまっているという感じがする。
バタグリア−ブリンダモア−コールのＢＢＣラインが頑張ってるのだ。
カロライナは、スター選手こそいないけど（でもロン・フランシスだって、すごい選手だと思うけどね）、
それぞれが自分の仕事をきっちりやって、チームワークに徹してる。

対するデトロイトは…
ってレギュラーシーズンのデータをみて驚いた。
クリス・チェリオスのプラスマイナス４０って何！？
ニコラス・リドストロムの９ゴール５０アシストって何！？
なーんて驚くのは今さらか。
この二人のＤＦが、なんといってもデトロイトの強さだね。
ファーストラインは、シャナハン−アイザーマン−ハル、セカンドラインがフェドロフ？まあ豪華だこと。
ラリオノフも調子を上げてるみたいだし、サードラインにロバタイユとはね。
けど、コロラド戦では、このへんの得点ラインがあまり活躍してなかったな。
それにちょっと年寄りばかりじゃないの？そろそろ息切れがしてくる頃とみた。
とはいってもプレーオフにかけちゃ百戦錬磨の選手ばかり。
９７−９９にかけての優勝メンバーが多く残ってる。
それにコーチが、あのスコティ・ボウマン。
プレーオフで２００勝あげているボウマン。
うーん手強い。

ここはもう、若手のエリック・コールくんの頑張りに賭けるっきゃない。
（23歳とは思えないヒゲ面だが、ちょっとお気に入り）
がんばれ！ジジイどもをやっつけろ！（←失言が多いのはコロラドファンの負け惜しみということでお許しください）
イルベも当たってるようだし、ここは頑張って欲しい。若さで（しつこい）

さて、もうチャイムが鳴ります。
てゆーかこんなの書いてるくらいなら帰ればいいのに（笑）

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午前中にインターネットでスコアチェックして、夢を見てるのかと思った。
本当にアウェイでの第７戦はろくな思い出がないのだが、今回もまたしかり。
それにしてもこのスコアはなんだ？

デトロイト７−０コロラド

なんでこんなことになったかを確かめるには、ビデオを見ないとならないのだが、こんな試合見る気にもならねぇよ、とふてくされ。
ロワの集中力は、第６戦で尽きてしまったようだ。
途中、控えのデビッド・エイビシャーに交代したときにはときすでに遅し。
そして、アバランチのオフェンスもついにハシェックを崩せなかった。

デトロイトは、９７−９８シーズン以来の決勝進出である。
９０年代後半を通して、コロラドとデトロイトは仲が悪かった。
９５−９６のシーズンから、去年まで６年の間、プレーオフで当たること４回。
そのうち３回が、カンファレンスファイナルでの対戦で、相手を下したほうがスタンレーカップファイナルも制している（それも４連勝のsweepで）。
お互いを過剰なくらいライバル視している時期もあった。
流血沙汰の乱闘や、ゴーリー同士がセンターラインで殴りあうなど。
この２チームの対戦となると、しきりにbloodyという形容詞が使われたりした。
もちろんそんな面だけでなく、どちらのチームも、高い技術を持った選手が揃い、実力もリーグの中で抜きん出ていたと思う。

　この２チームの対戦では、ホッケーファンの望みうるすべてのものが見られる。
　素晴らしいゴールテンディング、魔法のようなオフェンス、迫力あるチェッキング、
　優れたコーチング、尽きることのない情熱。

とは、このシリーズ開始前のＮＨＬ．ｃｏｍのプレビューだが、まあ６戦まではそのように楽しめたのではないだろうか。
それに、今回のプレーオフでは、フォースバーグも復帰して、９ゴール１７アシストと活躍してくれたのでそれは嬉しかったし。
怪我人も多くリタイアする選手が多い中、２１試合もよくやったよ。
というわけで私のＮＨＬホッケーシーズンはほぼ終りである。
え、カップファイナル？
まあ見るには見るだろうけど、デトロイトの優勝シーンを見届けるのかと思うとね。。。

実家に帰ってサッカーでも見るか・・・
とドイツ−サウジアラビアを見ていたら、再び憂鬱になりました。

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ワールドカップも明日開幕ではありますが、その前にホッケーファンとしては、スタンレーカップのゆくえを見届けなくちゃなりません。
というわけで２００１−０２のＮＨＬプレーオフはどうなっているでしょうか。

どうなっているか、なんて言っておきながら、じつは、イースタンカンファレンスはすでに決着がついております。
意外や意外（失礼）、イースタンの覇者はカロライナ・ハリケーンズでした。トロント・メープルリーフスを４勝２敗で下し、チーム史上初のスタンレーカップ決勝に駒を進めております。
トロントは、多くのけが人を出しながらも、ゴーリー、カーティス・ジョセフの頑張りもあってここまで勝ち抜いてきたのですが、ついにハリケーンズの勢いに押されてしまいました。ケーンズのゴールを守っているのは、ラトビア出身のアルツールス・イルベ。かなり小柄ですが、だからこそ動きやすいというのがあるのでしょうか。とにかく全身をくまなく使って守っているという感じです。飛んだりはねたり（ってはねるのはないか）。

　それにしても、ケーンズのようなチームが勝ちあがってくるのを見ると、優秀なゴーリーという存在がいかに大きいかってことに気づかされます。別にケーンズのオフェンスがどうとかいうことではなく、やはりどんなに攻撃陣が優れていても、強力なゴーリーがいなければ、ハードなプレーオフを勝ち抜くことは難しいということです。

で、ゴーリーといえば、コロラド・アバランチとデトロイト・レッドウィングス。
現在、この２チームが、スタンレーカップ決勝進出をめぐって競り合っています。
土曜日に、泣いても笑っても最後の第７戦。（またかよ！）
余談ですが、Avsは今季プレーオフ、3回目の第7戦を戦います。なんと21試合目。（ほんとようやるわー）
この対戦が、事実上の決勝戦なんていわれてます。
ウィングスは今シーズン５１勝１７敗という脅威の好成績で圧倒的な１位。
続いてアバランチが第２位で、こちらはディフェンディングチャンピオン。
でもって、ウィングスのゴーリーは、バファローから電撃移籍をしてきたドミニク・ハシェック。
（何度も言いますが、長野オリンピックのチェコ金メダルの立役者）
アバランチはもちろんパトリック・ロワ。
（長野ではハシェックに負けています）

ハシェックは、年間最優秀ゴーリーのタイトルを５回、シーズンＭＶＰのタイトルを２回獲得していますが、スタンレーカップはまだ一度も獲ったことがありません。98-99年のバッファロー・セイバーズ時代、一度だけカップファイナルに進出したのですが、そのときはダラス・スターズにカップ獲得を阻まれてしまいました。
一方のロワは、カップ獲得数は実に４回。プレーオフＭＶＰ３回という、まさにプレーオフのために生まれてきたのか！というほどプレーオフに強い男。
なんとしても引退前にスタンレーカップを掲げたいハシェックと、ハシェックにだけはカップを譲りたくない（であろう）ロワの意地と意地のぶつかりあい！
この二人がプレーオフで対決するのは、実は初めてなのです。

というわけで、そろそろ引退の噂もささやかれるであろう両ゴーリーの戦いぶりはかなり白熱しております。
第１,２戦あたりは、二人ともまだエンジンがかかっていないか？という感じでしたが、３戦目、負けたもののロワはスーパーセーブを連発。４戦目ではそのロワの頑張りにAvsのオフェンスが応えて勝利。５戦目、デトロイトのホームで延長戦を制したアバランチが王手をかけたかと思えば、第６戦は、ハシェックが２−０の完封勝ち。
というわけで両チームとも３勝ずつ重ね、土曜日の最終決戦（現地は金曜日）を待つばかりになっております。
アバランチ、ここのところ第７戦では負けなしなのですが、痛いのがホームアドバンテージがデトロイトにあること。
どっちにころんでもおかしくない試合ではありますが、デトロイトのほうが若干有利でしょうか。

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男子アイスホッケー決勝。
カナダ対アメリカは、カナダがスピードにあふれる自分たちのホッケーをして、５０年ぶりに金メダルをホッケーの母国に持ち帰りました。
すばらしい試合でした。
ゲームの立ち上がりから最後まで、終始カナダのペースだったような気がします。先制点こそ、アメリカに取られたものの、カナダは自分たちのホッケーを捨てなかった。
プロンガーからのパスを「さあ打て！」といわんばかりにカリヤに見送ったルミュー。それをカリヤが見事に決めて同点ゴール！これにはさすがのリクターも反応できず、でした。ルミューのすごさを初めて肌で感じてしまった。この人、最盛期はほんとすごかったんだろうな〜。ルミューとカリヤのコンビは、なんだか、おじさんと甥のようで微笑ましかったし（笑）
それから、勝ち越し点を入れたのは、ジェローム・イギンラ。現在、ＮＨＬレギュラーシーズン、スコアリング・リーダーの威力を発揮しましたね。イギンラは、４点目もマークしました！スピードとガッツに溢れる若々しいプレー。このゴールの直前、スティーブ・アイザーマンがペナルティで箱入りしてたんですが、出てきた直後に、イギンラにすごいパスを通してました。それが結局アシストとなって、イギンラのゴール！
カナダは、ベテランから若者まで初めてチーム一体となってる気がしました。予選リーグからの立ち上がりは、かなりハラハラさせられたけれど、決勝の試合はパーフェクトだったんじゃないでしょうか。とにかく攻撃が早くて、息もつかせぬホッケーをしていました。
アメリカは、ロシア戦でみせたチームの一体感が欠けていたような気がします。カナダのフォワードに追いついてっていませんでした。
でもマイク・リクターとマーティン・ブロデューアの両ゴーリーのセーブは、すごかった。
あー、あと、これだけは書いておかなきゃ！！
ジョー・サキック！コロラド・アバランチの頼れるキャプテンでもある、サキックです！
３点目のパワープレーゴールとなったスラップショットといい、５点目のリストショットといい、すごかった。パックを受け取ってから、ゴールまで速いのなんの！！！もうクラクラしてしまいました。

というわけで、朝っぱらからホッケーの面白さを久々に堪能してしまいました。やっぱり、なんだかんだ言って、一ホッケーファンとしては、マリオ・ルミューの金メダルを見られて嬉しかった、かな。

夢のようなドリーム・トーナメントもようやく終わり。
でも、ＮＨＬerにとっては、これからが現実のはじまり？でしょうか。
それぞれのチームにもどって、今度はスタンレーカップに向けての戦いが始まります。

ま、なにはともあれ、おめでとう！カナダ！

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アメリカ対ロシア。
１ピリ、２ピリとも、アメリカがロシアのスピードを押さえているというよりは、ロシアが寝ているような試合展開。アメリカのブレット・ハル、マイク・モダノ、ジョン・ルクレアのファーストラインがものすごくいい動きをしていました。それがロシアのペナルティを誘っていたとも言えるでしょうか。しかもロシアのペナルティキリングときたら！
ペナルティキリングとは、相手のパワープレーで一人少ない状態で戦わなければならない２分間のことを言うのですが、この試合、３つのパワープレーすべてアメリカに決められてしまいました。もともと得意ではないとはいえ、これはあんまりなんじゃ。。。おかげで第２ピリオドが終わった時点で、３−０。
一体、単なる気まぐれなのか、チェコ戦の疲れが残っていたのか、もうさっぱりロシア人のことはわかりませんが、とにかく走りが足りない！全然スピードがない！覇気がない！
なんだ、このままアメリカが勝ち〜？こんな試合じゃ、世界最高のプレーとは言えないよーと歯がゆい思いをしつつ、第３ピリオドへ。
開始１１秒。ロシアのコヴァレフが、意表をつくゴール！
ようやくロシアが目を覚ましました。
立て続けに３分２１秒、マラコフが、ブルーライン近くからものすごいスナップショットで決めます。
この後のパワープレーの猛攻はすごかった！
フェドロフ、ヤシン、サムソノフのスペシャルセット。このサムソノフのシュートが一瞬入ったような気がしたのですが、惜しい！！結局、このパワープレーをものにできなかったのがロシアには痛かった。
３ピリのシュート数１９−１１本でアメリカを上回っていたものの、遅すぎました。
結果、３−２でアメリカが決勝進出。
負けちゃったけど、フェドロフなどはさすが、１ピリでディフェンスを一人で抜いていくとこなんか、すごかったなぁ。ブレのロケットが見られなかったのは残念。何度か試みていたけど、アメリカの守備が良すぎましたね。
もしロシアが１ピリからエンジン全開だったら…！と思わずにはいられませんが、なぜかアイスホッケーってこういうことがあります。ピリオドはさんで全然違うチームに見えたりとか。でもまあ、解説の方がおっしゃっていたように、第３ピリオドまで全力を尽くして戦ったほうが、勝つのは当然といえます。

というわけで、決勝はアメリカーカナダという北米対決になりました。長野のときは東欧対決だったから、その逆ですね。
３位決定戦ロシアーベラルーシもあります。
あと２試合！まだまだリンクの上は熱いぞ。

先頭 表紙

リンクの上で華麗なるスケーティングを競う女たちもいれば、
一方では、小さなパックをめぐって激しく闘志を燃やす女たちもいる。

アイスホッケー女子決勝は、カナダ対アメリカ。長野の決勝と同じカードです。
男子に比べて迫力こそ欠けるけれど、女子のスピードも技術もなかなかの見ものではないでしょうか！？
とくにカナダとアメリカは、女子ホッケー界ではトップクラス。
そういえばディズニーのアイスホッケー映画「マイティダックス」でも、男の子、女の子入り混じってホッケーをしていましたっけ。そうやって、技術の高い男子にくっついて練習していれば、女子の技術もぐんぐん上がっていくものなのでしょう。（まあ、映画のほうは、いかにもアメリカンな子供向け設定なのかもしれませんが）
さて試合は、カナダが点を入れては、アメリカが追うという展開。
カナダが、ブルーライン際でパスを受けて、ゴーリーとone on oneで見事にゴールを決めたかと思えば、アメリカは、ゴール前のふんばりから、スラップショットを角度を変えて放り込むなど、ほんとに気持ちのいいゴールで見ごたえありました。
結局、カナダが逃げ切って、金メダル！
長野の借りを返しました。
果たして男子もこの快挙にあやかれるでしょうか！？
それにしても女子チームのジャージって、どっちもカワイイなぁ。欲しくなっちゃう。

そして明日は、いよいよ男子アイスホッケー準決勝。
アメリカ対ロシア
カナダ対ベラルーシ

特に、アメリカvsロシアは、この大会、一番の大勝負といってもいんじゃないでしょーか！
長野では、銀メダルのロシアですが、あのときは、パーフェクトなチーム編成とは言えませんでした。
ですが、今回は、望みうるかぎり最高のメンバーです。
特に目を引くフォワード（まあ、わかりやすく上手いフォワード？）といえば、
１０番パベル・ブレ、９１番セルゲイ・フェドロフ、７９番アレクセイ・ヤシンあたり？
ブレのブルーラインでパックを受けとってからゴールに突進するまでの速さは見もの。
さすがロシアンロケットと呼ばれる男。フリーになってゴーリーとの対決になれば、ほぼ確実にゴールを決めます。フェドロフは、美しいスケーティングに高い技術をもったセンター。それにオールスターではスラップショット計測でナンバーワンを記録してました。うなるようなプレーを見せてくれることは確実です。
対するアメリカは、とにかくパワーあふれるホッケースタイル。いかにロシアのカウンターをを押さえるかってとこでしょうが、あんまり強力なボディチェックは、反則とらちゃうので、その辺の加減が難しそうです。
現在ゴールポイントリーダーは、アメリカのジョン・ルクレア。典型的なパワー・フォワードですね。
個人的には、コロラド・アバランチから出てるってことで、クリス・ドゥルーリーという選手の活躍を願ってます。彼は、なかなか優秀なのにイマイチ地味め。（大学選手権ではボストン大を優勝に導いてるし、ＮＨＬの新人王も獲ってるし、スタンレーカップも取ってるのにねぇ）アバランチでは、決勝点ランク一位じゃなかったかな。プレッシャーに強くていいとこで決める選手です。
そういえば今回、アメリカの試合見てないな…。実家にビデオを撮りに行かなきゃ。

何でもロシアがボイコットするだの選手団を引き上げるだのってニュースをチラリと見ましたが（その気持ちわからないでもないけどね）、せっかく世界の超一流選手の活躍が見られるゲーム。
とにかくフェアプレーの精神で、悔いのないように、素晴らしい試合になることを祈ってます。
ドキドキするようなプレー見せてくれ！

先頭 表紙

頭の薄い選手が多いスウェーデンが妙に気になるこの頃です(まだ若いのに！）
やっぱりあのヘルメットって蒸れるんだろうなぁなんてことは置いといて。

なんとスウェーデンは私の予想を嬉しいかたちで裏切ってくれて、3戦全勝でＡグループ１位通過です。
カナダとの試合を録画で見たのですが、１ピリでは、キャプテン、サンディーン（スンディンともいう）のスラップショットにしびれ、２ピリでは、4点目をマークしたZetterberg（NHLではまだプレーしていない期待の若手のようですね）のパスにしびれ、３ピリはゴーリー、トミー・サロのナイスセーブにしびれました。
この試合のスウェーデンはなんかすごいチームでした。
解説によると、今回のスウェーデンは、ディフェンスも積極的に攻撃に加わるという超攻撃的ホッケーなのだそうです。ディフェンスの得点というと、遠めから打つ強力なスラップショットが持ち味だったりするのですが、スウェーデンのＤＦ陣は華麗に（は言い過ぎか）パス回しをしてまるでＦＷのように攻撃に加わります。
それにしても、カナダは何度も得点チャンスがあったのに、まるでゴールに嫌われていたかのようでした。ポストにあたることしばしば。惜しい！！それから、やっぱりカリヤの動きは良いですね！小さいのに大柄な人たちに全然負けていません！がんばれ、カリヤ！

あとチェコｖｓスウェーデンも途中まで見たのですが、両チームともチャンスがあれば、ブルーラインを二つぐんと超えるロングパスを出してきます。これはNHLでは２ラインパスといって反則なのですが、オリンピックではＯＫです。マッツ・サンディーンのｖｓカナダの1点目もこのパスから決まったものでした。

ロシアｖｓアメリカなども面白い試合だったようですね。(残念ながらこれは録画に失敗してしまった。見たかったよー）
スコア表によれば、ロシアは、セルゲイ・フェドロフ、パベル・ブレ（そーいえばこの二人でアンナ・クルニコワを取り合ってたな。なんてミーハーな発言してみたり）、アメリカは、キース・カチャック、ブレット・ハルという、両チームとも、この人たちが入れなきゃでしょう！という役者が、パワープレーをきっちり決めたようですね。

で、負けたらもう後のない決勝リーグが明日から始まります。
スウェーデン　-　ベラルーシ
フィンランド　-　カナダ
アメリカ　-　ドイツ
チェコ　-　ロシア

観客席にいる人↓この帽子ほしい。

先頭 表紙

いま、スウェーデンのキャプテン、マッツ・サンディーンがゴールを決めました！
（その前にカナダのロブ・ブレイクに決められたけど）
カナダのゴーリー、カーティス・ジョセフ（あだなはクージョ）とマッツはトロント・メープルリーフスではチームメイトですね。
うーん、いつもは仲間のチームメイト同士がどんな戦いをするのかも見逃せません！

とにかくリンクの上に立ってる選手が、どれもこれも倒れそうなくらいすごい選手ばかりです。
彼らのリンクに立ってる姿を見るだけでも価値がありますよ！
さあ、アイスホッケーを見たことのないみなさんも今すぐテレビをつけましょう！（笑）
ってきっとみんな寝てるよな。

かくゆう私。実は今日と明日、オペラの本番があるので、ほとんど見られません。
というわけでこれから出かけます。ビデオセットして。

とにかく、後味悪くないように（笑）怪我しないように、すばらしいプレーを見せてほしいですね。
それにしてもスウェーデン人のパックさばきってやっぱりすごくない！？（ってかなり贔屓目）

先頭 表紙

スロヴァキア敗退。スイス敗退。早くも予想が外れてます（笑）
予選リーグ突破は、ドイツ、ベラルーシでした。（ベラルーシは長野でも突破してましたね）
そういえば、nhl.comの、どこが予選突破するか？という投票ではドイツが１位だったな。
スロヴァキアでしょう、と思っていた私は、NHLのシーズンが、２／１４まで休みに入らないことを忘れていました。
NHL選手の活躍に頼ってる国は、かなり厳しいことになってしまいました。
オリンピック予選３試合のうち１試合だけ許可…なんて言われてもねぇ。そういう意味で、ドイツもベラルーシも、まあ若干NHL選手はいますが、チームとしてのまとまりがあってモチベーションも高めやすかったのかもしれません。
まだ試合を見ていないのでなんともいえないですけど（ＢＳ１が観られないので実家の録画に頼っているんだけど。ちゃんと撮れてるか不安だぁ・・・）
でもスイスのゴーリー、エイビシャーくんは３試合すべて参加できたのになぁ。だいじょうぶかいな。

あとやっぱり、NHLとIIHF（国際アイスホッケー連盟）のルールの違いに対応するのは、なかなか大変そうです。
多くの人がチェコやロシアを優勝候補に上げてるのは、それも理由かもしれません。
国際規格リンクのほうが、広いんですよね。
４メートルちかくも幅広になってるのですが、それだけで、ゴーリーとディフェンスの仕事はとっても大変です。
フォワードだってたくさん走らないといけません。年寄りFWの多いカナダなどにはツライ？逆に、個人技に優れたチェコやロシアの選手の活躍は見ものでしょう！
あとオフサイドなどの重要なルールもいくつか違っていたりします。
ペナルティもオリンピックのほうが厳しいです。
そんなこんなで、カナダ、アメリカにとっては、ＩＩＨＦルールにうまく適応できるか？ってところが勝負の鍵かもしれません。まあ、それ以外の国でも長く北米でプレーしている選手にとっては、大変さは同じといえるので、ハンデとまではいかないでしょうけどね。

というわけで、決勝リーグ組み分け。
Ｃグループ：カナダ、チェコ、ドイツ、スウェーデン
Ｄグループ：ベラルーシ、フィンランド、ロシア、アメリカ

２／１５（金）から、日本だと１６日朝ですね。
いよいよ決勝リーグ開始です。

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