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「創作と定番、または創作と伝統」

機織りに関するすべてについて修行中

  そして 

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2003-09-21 アカネ染め
2003-09-18 ひとりで染めなさい その2
2003-09-18 ひとりで染めなさい その1
2003-09-04 片羽のときはあや返しはいりません
2003-09-02 整経終了
2003-09-01 さて、整経だ。
2003-08-28 思ってたよりせっかちかもしれない
2003-08-22 アイロンがけと精練
2003-08-15 こんな天気のせいで大盛況。。。
2003-07-23 杼(ひ)


2003-09-21 アカネ染め

どこかに画像があったはずだと思って探したらありました、ありました。
ここに。

このときは4番液だったアカネ、しかし今回は一番液。
もめん祭りでの販売も予定されている。
が、通常4人でやる作業なのにほとんどの人が都合がつかずに
3人で染めることに。

生成のハンカチ20枚と白いハンカチ30枚
染めるのはすべてアカネだけれど
媒染はアルミと銅で半分ずつ

作業は思っていたよりもスムーズで
先輩方から私が工房に入る前の話もたくさん聞けて面白かった。

画像はそのときのハンカチ、1枚購入。
そうと指摘されないと気づかないくらいの汚れがあり半額処分に。。。。
もったいないから、自分で使おう。


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らりほさん: いえいえ。一番液っていうのはアクが多く染める前に手間がかかりますし、色が出過ぎて微妙な雰囲気が出づらいので一番風呂の感覚とはだいぶ違うと思います。でもお風呂も一番風呂よりも二番目の方がお湯が柔らかくなるって言うから似てるところはあるのかな?媒染は家では金属の後始末が大変なのでミョウバンを使いましたが今回のこれはアルミ媒染でした。ミョウバンとアルミなら色はさほど変わらないはずなんですけど。 / キコリ ( 2003-09-25 12:08 )
yooさん: 実際のハンカチはこの画像よりもサーモンピンクに近い色かな?普段使いのハンカチにしてしまいました。(半額だし) / キコリ ( 2003-09-25 12:02 )
ちづぞーさん: 何度染めてもそのたびにいろんな表情を見せてくれます。。。つまり二度と同じには染められないってことなんですけど。。。。。 / キコリ ( 2003-09-25 12:00 )
キコリちゃん。やっぱり。一番液で染めるってのは。気持ちのいいものなのかな? なんとなく「一番風呂」というのを想像してしまった…(^-^; 前の四番液のときの方が。淡くてやわらかい色に見えるな〜。まあキコリちゃんも言ってるように。これは写真の写り具合のせいなんだろうな。 媒染はどちらも同じだったの? って。また。訊いちゃってるな〜。ははは♪ / らりほ ( 2003-09-23 00:41 )
実際はもうちっとピンクっぽいんかな?これはこれで落ち着いてていいけど〜 / yoo ( 2003-09-22 22:41 )
コレでもじゅーぶんきれい♪アカネとはうつくしい色を綾なすのですねぇ。。。 / ちづぞー。感嘆。。。ほぅ。。 ( 2003-09-21 07:32 )
う〜〜〜〜ん。手元のハンカチはもう少し明るい色なんだけどなぁ。。。。↑のは銅媒染みたいに見える / キコリ ( 2003-09-21 01:57 )

2003-09-18 ひとりで染めなさい その2

染め上がった糸は
始めにブツブツに染まってしまった糸を見て血の気が引いた時のことを考えれば
それなりに落ち着いた色に染まっていたけれど
どうにもこうにも凹んでしまって先に進む力が出てこない。

それでも気を取り直しひとつひとつの作業をやっていく間に
だんだん愛着がわいてきた。

そして緯糸の染色
「とにかく染料はきちんと溶かすこと」という1点だけに神経をすり減らす。

赤い染料はなんとかなった。
しかし経糸の染色当日、苦肉の策で加えた黒い染料の量がわからない
始めに入れた量では少なすぎてただの赤に染まってしまった。
さらに無水芒硝を入れると多少色味が変わるし
経糸の紡績糸と緯糸の手紡ぎ糸では染まり方が違う
もうパニックになりそう(涙)

あれこれ試行錯誤しながら何とか経糸に近い色までもっていったが
乾いてみたらちょっと赤すぎたかも。。。


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ちづぞーさん: 近々画像アップ予定。お楽しみに〜。 / キコリ ( 2003-09-25 11:56 )
きれいだなー。きれいだなー。きれいだなー。わくわく。 / ちづぞー。((o(^∇^)o))わくわく ( 2003-09-21 07:34 )
らりほさん: そうです、そうです。あれこれと考えているつもりだったのに一番基本の部分で大失敗でした。まさに「何やってんだわたし」 / キコリ ( 2003-09-21 02:03 )
ヘコんで先に進む気力が出てこないっての。なんか。わかるような…。ちょっと違うかもしれないけど。おれの場合は。なんてのか。先に控えている細かいアタリの技術をあれこれ意識するあまりに。今,目の前の基本的なトコで。すっぽりあり得ないミスをやらかしてしまうコトがあるなあ。それこそ。ヘコみます。何やってんだおれ。本末転倒だ〜。元も子もない〜。とか。なんか。そんなこと思い出しました。 / らりほ ( 2003-09-20 22:06 )

2003-09-18 ひとりで染めなさい その1

9月1日  整経
   3日  仮筬
もめん祭りの準備や公民館でのハンカチの茜染めを挟んで
  9日 家でお巻き
   10〜11日に綜絖通し
    11〜12日に筬通し

もめん祭り当日は体験のお客様の織りだし準備が8割
(残りの2割の仕事が指導…かな)

そして17日に経糸を使って試織

先生が工房に出てこられる日曜か月曜に緯糸の染色をしようと相談したところ

「もうひとりで染めてみなさい」


   。。。。悪夢がよみがえる。。。。。

今回の反物は元々のテーマは「赤と黒」
その割合は赤9割に1割の黒になるはずだった
なのになぜ小豆色とピンクになってしまったかと言えば
9割の糸(670g)を染めようとした赤い染料
シリアス レッド 4B 2%(13,4g)が
完全に溶けきれていなかったために
糸に赤いブツブツができてしまったためだった。

もちろん私の初歩的なミスで
13,4gもの染料を溶かすのならば
大きめの器にお湯を入れて丁寧に丁寧に
溶かさなければいけなかったのだ。

苦肉の策で黒い染料(シリアスブラック L)少々をかけ
全体に渋めの色味にすることで染めムラを目立たなくすることに。
残りの1割の糸は黒く染める予定だったが
そうなると全体が黒っぽくなり過ぎてしまうという判断で
急遽 シリアス レッド F3B 2%に変更

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2003-09-04 片羽のときはあや返しはいりません

9月13日に真岡もめん祭りが開かれる。

私たち7期生も木綿製品販売班、実演説明班、藍染め体験班、機織り体験班
それぞれのグループに入って準備が始まった。

私は機織り体験班にはいることになり
体験用の糸を機にかける作業をすることに。

体験用の卓上機も基本的な仕組みは私たちが使っている高機(たかはた)と同じだけれど
機に糸をかける作業は普段の作業とは少し違う。

使用糸はC10/2で前もって藍で染めておいたもの
筬密度は1cmに4本のスリットで
丸羽で15cmの幅に織るために整経は120本

整経が済んだ糸はまず仮筬
仮筬のあとあや返しをして筬をかまちにセット
高機とは逆の方向から綜絖を通し
お巻きも逆の方向から・・・

5日に普段の体験用の卓上機の機かけもしてみたが
「片羽だからあや返しはいらないよ」という言葉の意味を理解するのに
数分かかってしまった。

ひとつの作業を覚えたと思ったけれど
ちょっと違うだけなのにもうついていけない。。。

あや返し。。。あぁ、精進精進。

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ちづぞーさん: 引っ越しが済むまで織れないと思うとなおさら愛が深まってきています。 / キコリ ( 2003-09-25 11:54 )
最後に愛が勝ちそーですね。古ッ! / ちづぞー。こんちはです。(^^) ( 2003-09-20 10:23 )
yooさん: そうなんです。まさか道具箱にいつも計算機が入ってて糸量や染料の計算をしょっちゅうやることになるとは、機織りを志した頃には夢にも思っていませんでした。 / キコリ@一緒に泣いてくださってありがと… ( 2003-09-20 02:08 )
らりほさん: えーっと。つまり「赤と黒」は次回以降に回されたということです。はい。  そして今回の作品のテーマは「巻き返し」とか「諦めない・投げ出さない」とかになるのではないでしょうか。。。。 / キコリ@愛着わいてきたけど ( 2003-09-20 02:04 )
理数系の世界ぢゃ・・(T.T) / yoo ( 2003-09-16 20:42 )
キコリちゃん。遅くなっちゃったけど。「グラデーション」の織り上がり。おめでとう♪ 今回の「グラデ」の作品は,最初から順を追って見ていたので。かなりよくわかりました♪ って言っても。かなりスカタンなコトを言ったりしたんだけど♪ ↓の写真。13メートルのグラデは正に圧巻です! この巾,そして長さに。ひとつひとつの打ち込みがあるのだという実感が。少しは持てるようになったかな。 そしてまた。新たな作品への息吹が始動したんだね。「赤と黒」──今回の作品の見所というかキモは何?  / らりほ ( 2003-09-14 22:47 )

2003-09-02 整経終了

最初の頃は3日がかりだった整経
今回は色数も少なかったので一日で終了。

1052本が直径2cm弱の太さになって
16mの長さの三つ編みになっています。


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わたしは中島みゆきだとおもうです。はい。(^^) / ちづぞー。(^^)ノ””” ( 2003-09-21 07:37 )
yooさん: そうねぇ。ちょっと中尾彬のイメージではないかも。じゃ誰?と言われても難しいけど / キコリ@織り上がりまでには考えてみます。 ( 2003-09-20 01:55 )
ガクさん: 重さ約700g長さ16m30cmですからねぇ。。。。首に巻くのはたぶん大変なんじゃないかと(笑) / キコリ ( 2003-09-20 01:53 )
Ka^kaさん: 家で作業することはほとんどないのですが、工房は少し前まで藍色のほこりだらけだったのに今は小豆色のほこりがたまり始めました。 / キコリ ( 2003-09-20 01:51 )
ruiさん: 私、なにかに祟られてるんでしょうか。。。。。。糸に?いやそんな(滂沱) / キコリ ( 2003-09-20 01:49 )
日下万里さん: 上に書きましたが、苦肉の策で染めた糸のためイメージは全然出来ていません。楽しみなような恐いような。。。。 / キコリ ( 2003-09-20 01:47 )
彬にはちと派手? / yoo ( 2003-09-03 23:08 )
中尾彬氏が首にしてるやつみたいです。 / ガク on charge ( 2003-09-03 22:55 )
うひょ〜ん。これはもしかして、ほこりのない・広い部屋が必要なのでは? / Ka~ka ( 2003-09-03 21:28 )
もののけ姫にでてくるたたり神(?)にちょっと見えました / rui ( 2003-09-02 20:15 )
これからどういう作品に仕上がるのか……想像もつきません。製作者の中ではイメージが出来上がっているのでしょうね。 / 日下万里 ( 2003-09-02 01:57 )

2003-09-01 さて、整経だ。

今回の作品は「赤と黒」



のはずだった。。。。。


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ruiさん: 糸が巻かれている木枠は私たちにとっては道具ですが芸術家の方には違う見え方になるみたいで、オブジェのような作品や電灯などに変身したりしています。。。。そして実はこの向こうは廊下でして、ここにおいたら家族じゅうに蹴飛ばされてしまうのです。 / キコリ ( 2003-09-20 01:42 )
ちづぞーさん: イマ風かどうかはイマヒトツわからないまま機にかかりました。試織してみたんだけどそれでもまだよくわかりません / キコリ@立ち直ったのかもわからない。。。 ( 2003-09-20 01:38 )
なんだかオブジェみたい。畳とふすまと相性がいいのかも。このままおいておきたいくらい。 / rui ( 2003-09-02 20:14 )
深いむらさきに輝くほど色味の強いピンクが効くかなぁ、と。 / ちづぞー。(^^) ( 2003-09-02 04:10 )
ガクさん: いえいえ、9割が赤で残りの1割が黒になる予定でした。。。。。そうです、鮮やかなピンクの方が黒になるはずだったのです(汗) / キコリ ( 2003-09-02 00:53 )
ちづぞーさん: エクセル使って縞割をしてみましたが今ひとつピンとこないんです。。。イマ風になるのでしょうか / キコリ ( 2003-09-02 00:50 )
鮮やかなピンクですね。こっちが「赤」のわけだったんでしょうか? / ガク on charge ( 2003-09-01 22:52 )
ちょっとイマ風なできあがりになりそうですね♪(^^) / ちづぞー。変化がたのしみ♪ ( 2003-09-01 08:35 )

2003-08-28 思ってたよりせっかちかもしれない

娘の幼稚園の同級生、萌琴ちゃん母子に誘われて
娘が裂き織りを体験することになった。

数日前に予約をしたときに
「研修もしたことだし、キコリさん指導してみますか?」と
先生は言ってくださったけれど
娘も様子を見ながら他にふたりの指導なんて
まだちょっと無理な気がしたので
他の方に指導をお願いする。

卓上機でも仕組みは私たちが普段使っている高機(たかはた)と同じだけれど
足で踏み木を踏み換えて綜絖を上下させるのではなく
機の上にあるハンドルを操作することで綜絖を上下させる。

板杼を使って緯糸を入れ
筬を使ってギューッと打ち込み
ハンドルを操作して綜絖の上下を替えて
もう一度筬で打ち込む。
この作業の繰り返しで織っていく。

ガタイのいい萌琴ちゃんは打ち込みが結構きついが
娘は私の織っている様子が印象に残っているのか
片手で筬を打ち込もうとするので
どうしてもグサグサした感じに織れてしまう。
綜絖を替えたあとに筬を打ち込むのも忘れるし。。。

「待って」と何度声をかけても
どんどん先へ先へと織り進めようとする娘
いつも遊んでいる様子などを見てると
結構慎重派だと思っていたのだが案外。。。

で、できあがった作品


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娘さんは夏休みをめいっぱい楽しまれたんでしょうか?そんな感じがするです。はい。(^^) / ちづぞーいいないいな♪ ( 2003-09-01 08:38 )

2003-08-22 アイロンがけと精練

やっと織り終わった。
機からおろした時点では13m60cm

水洗してまたアイロンがけ
今回は5時間もアイロンがけをしている時間がとれなかったので
途中、ちょっと干してみた。
天日に干して乾きすぎると
アイロンがけがさらに大変になってしまうので
ほんのちょっとだけ。

アイロンがけをしながら
次回作のために経糸750gと緯糸550gを精練
次は久しぶりに化学染めに挑戦
復習しておかなくちゃ


先頭 表紙

Ka^kaさん: 約13メートルのアイロンがけは結構きつい作業です。でも明日からは夏休みもやっと終わるので昼休みに自宅に戻らなくてすむのが嬉しいわ〜。 / キコリ ( 2003-09-01 01:30 )
ガクさん: ありがとうございます、立ち直りました。明日から気合いを入れてまた始めるぞ。 / キコリ ( 2003-09-01 01:28 )
やりましたねぇ・・・でも、アイロンがけってそんなに時間がかかるのね。。。 / Ka~ka ( 2003-08-30 22:19 )
早く立ち直ってくださいね〜。涼しくなったので遊び始めましたよ〜。 / ガク on charge ( 2003-08-29 21:54 )
ビバビさん: ありがとうございます。次の作品がもう始まったのですが信じられない大失敗をしてしまいまして。。。。。立ち直ってからアップしたいと思います。(涙) / キコリ ( 2003-08-29 00:52 )
蹴り子さん: ありがとうございます。えーっと、たぶん本物にかなり近い色だと思います。以前に比べてわかめのように端がペラペラしてしまうゆがみはちょっとだけ少なくなってきたようです。 / キコリ ( 2003-08-29 00:50 )
織り終わったのですね。おめでとうございます。やっぱりグラデーションがすごくきれいですね。そしておつかれさま。 / ビバビ ( 2003-08-23 04:15 )
実物はもっときれいな色なのでしょうね。織りあがりおめでとう♪ / 蹴り子 ( 2003-08-22 22:40 )

2003-08-15 こんな天気のせいで大盛況。。。

楽しみにしていた方とのデートが
タイミングがずれたために約2分になってしまい
それでもここまで来て顔を出さないのもどうかと工房に行ったら
朝から体験希望の方が次々にいらして
機の空く間がないほどらしい。。。。

せっかく来たのだからと手伝いを申し出てみたところ
結局帰れたのは夕方5時過ぎ。。。。

どうやらお盆休みの旅行でプールや海に行く予定だったのに
この陽気で計画変更を余儀なくされたケースが多かったようだ。

私としては思いがけなく体験用の経糸の整経ができて
いい勉強になった。
私が整経した糸でお客様が体験すると思うと
緊張する作業ではあったが。。。

それまで息を止めるようにして
怖い顔で話もせずにコースターを織っていたお客様が
織りあがったとたん深いため息をついて、
しばらくしてから「楽しいですね」と言ってくださったのがとても嬉しかった

先頭 表紙

Ka^kaさん: あわわわわ。書き方が不十分でした。おばさんではなく「おじさん」だったのです。だから余計に怖い顔から「楽しい」の言葉が出てきてびっくりだったのです。 / キコリ ( 2003-08-17 01:05 )
蹴り子さん: ええ、私にとっても嬉しい2分でした。蹴り子さんと私の「始めの2分」ですよね。 / キコリ ( 2003-08-17 01:02 )
ビバビさん: 残念でしたけど、初めましてのご挨拶と遅くなってごめんなさいのお詫びと、それからきっとまたお会いしましょうの約束の三つだけは出来ました。 / キコリ ( 2003-08-17 00:59 )
ちづぞーさん 私にとってはたった2分のデートの方が実は大切だったりします。もちろん、体験のお手伝いが出来たこともとてもいい経験だったのですが。。。 / キコリ ( 2003-08-17 00:57 )
なんとなくおばさんの気持ちがわかるような。。。息もできないほど集中しちゃったのかも。。。 / Ka~ka ( 2003-08-16 23:05 )
たった2分でごめんね。でも私には嬉しい2分でした。 / 蹴り子 ( 2003-08-16 15:51 )
2分で何ができるかな・・・ せっかくのデート、残念でしたね / ビバビ ( 2003-08-16 06:13 )
最後の4行に、キコリさんのきょういちにちが、凝縮されていますね。(^^) / ちづぞー。(^^) ( 2003-08-16 01:47 )

2003-07-23 杼(ひ)

6月19日の日記でらりほさんからご質問をいただきました杼ですが
素材は「樫」であることが判明しました。
製作してらっしゃるご本人に直接伺ってきました。

機もそうですが
狂いの少ないものが望ましいわけですから
固い材質の木を使うことが多いようです。
樫のほかには柿、椿、枇杷、黄楊(つげ)などが使われます。

黒檀の杼なども見せていただきました。
それは記念品として作られた物だったのですが
重くて黒檀の杼で織っていたら腱鞘炎になりそう。。。。。。

先頭 表紙

ちづぞーさん: そういうことでしたか。私にとっては見慣れている風景ですけど確かに“色”の中に生きてるのかもしれません / キコリ ( 2003-08-09 08:32 )
いいえ。ソンなことは。(^^)かせ、や、機織機に糸を通す作業、織りの瞬間。。。すべてが。 / ちづぞー。どうもです。(^^) ( 2003-08-06 14:38 )
ちづぞーさん: 色の洪水?そうですか?ここのところ藍と草木染めばかりなので地味な色合いが多いと思うんですけど… / キコリ@ようこそおいでくださいました。 ( 2003-08-06 13:06 )
ビバビさん: 木刀が枇杷ですか。。。。これまた初めて知りました。枇杷と言えばおいしく食べるか染めるものと思ってた。 / キコリ ( 2003-08-06 13:05 )
此処は、色の洪水ですね。(^^) / ちづぞー。はじめましてです。(^^) ( 2003-08-05 02:41 )
個人的に木刀が枇杷っていうのがおもしろいです。昔家においてあったような。 / ビバビ ( 2003-08-04 05:02 )
V.アシベ さん: 私はゴルフのウッドが柿なんて初めて知りました。黄楊の櫛は持ってるんですけど / キコリ ( 2003-07-29 01:23 )
らりほさん: ですが、いろいろ調べていただいたのを見ると面白いね。どうもありがとうございました。そうなると枇杷染めはやってみたことがあるけれど、椿や樫、柿。黄楊なんかでも染めてみたくなるわぁ / キコリ ( 2003-07-29 01:20 )
らりほさん: ちょうど仲間で研修をかねて製作してらっしゃる方のところへ伺ったときに、ほかの道具やら機を見せていただく機会があって杼のことを思い出したのであって、わざわざ行ったわけではないのです。杼についてもいろんな話が聞けてとても勉強になりました。 / キコリ ( 2003-07-29 01:16 )
↓う〜ん。なるほど。勉強になります。ゴルフのウッドはパーシモン(柿)っていうのは知ってました。 / V.アシベ@恥ずかしながら帰って来ました。 ( 2003-07-27 14:00 )
で。いつも訊いてばかりで申し訳ないので。これらの木材が。他にどんな用途に使われているのか。ちょっと調べてみました。 ◆樫…車輪・車軸・敷居の溝(摩耗防止) ◆柿…ゴルフヘッド ◆椿…ソロバンの玉・バイオリンの糸巻き ◆枇杷(ビワ)…木刀 ◆黄楊(ツゲ)…櫛・印鑑・将棋の駒  う〜ん。知ってるのもあったけど。意外なのもあったりしたぞコレ。まあでも。古くから「固さや丈夫さ」が必要なものに利用されてきたんだなあ。ってコトで。杼=樫っていうの。なるほどと納得しました♪  / らりほ ( 2003-07-27 07:42 )
キコリちゃん。ありがとう♪ なるほど。樫なあ。そりゃ固くて丈夫だ。しかも重さもよさげだし。うん。やっぱり適した材料が選ばれてるんだな。あ。黒檀なあ。そりゃ重いだろうなあ。ははは。ま。記念品として作られたものだから。そういうのもアリなんだな。それにしても。杼をつくってる方に直接訊いてきてもらったとは。またまた申し訳ありませんでした。 / らりほ ( 2003-07-27 07:42 )
V.アシベ さん: うわぁ。。。それは残念でした。らぶらぶなV.アシベ さんと奥さまに時計がやきもちを焼いたのかもね。 / キコリ ( 2003-07-27 01:06 )
時計は昨日とまってしまってたらしく、時計屋さんが直しちゃいました。クスン。日付、一周させちゃいました。 / V.アシベ@函館より愛をこめて ( 2003-07-25 00:21 )

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