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rica ふたたび!

ricaは今、アメリカはボストンで生活しております。心機一転、HPもまたリニューアルして立ち上げました(何度目?!)。ボストンと趣味色が濃いページですがよろしければのぞいて見て下さいね。

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目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2004-11-28 ヨーロッパ6日目-1:イタリア(ミラノ、トリノ)
2004-11-27 ヨーロッパ5日目-5:イタリア(ミラノ)
2004-11-27 ヨーロッパ5日目-4:イタリア(ボローニャ、ミラノ) ボローニャでボロネーゼを食べる?
2004-11-27 ヨーロッパ5日目-3:イタリア(ボローニャ) パルメジャーノ・レジャーノ購入?
2004-11-27 ヨーロッパ5日目-2:イタリア(ボローニャ) イタリアの高速で事故!!
2004-11-27 ヨーロッパ5日目-1:イタリア(フィレンツェ)
2004-11-26 ヨーロッパ4日目-4:イタリア(フィレンツェ) エノテカ・ピンキオーリ本店でDinner!その2
2004-11-26 ヨーロッパ4日目-3:イタリア(フィレンツェ) エノテカ・ピンキオーリ本店でDinner!その1
2004-11-26 ヨーロッパ4日目-2:イタリア(ジェノバ&フィレンツェ) ジェノバソースは?!
2004-11-26 ヨーロッパ4日目-1:フランス(モナコ) ヨーロッパをプジョーで走る!


2004-11-28 ヨーロッパ6日目-1:イタリア(ミラノ、トリノ)


この日はミラノ郊外(ジェノバ寄り)のSerravalleという所にあるMcArthur Glen Designer Outletに行く予定だったので、朝からミラノを出発。ホテルの人に「ホテルから高速の乗り口までマラソンでの影響はないよね?」と前夜に確認して「まったく問題ないよ!」と言われていたというのに、いざ出発してみると警察がいたる角に出ていて、なんと目の前でどんどん道を閉鎖しているではないか!うひょ〜、こんなところで目の前を閉鎖されてしまったらマラソンが終わるまで永遠に街から出られなくなる!!どんどん迫りくる「道の閉鎖」(それにともなう渋滞も)を避けながら、なんとか滑りぬけるように高速乗り口へ。いや〜、私達ってどうもマラソン遭遇率が高く、前にフィラデルフィアに行った時とかもちょうどマラソン日だった・・・。

なんとかミラノを抜け出し、いざSerravalleへ。午後からは物凄く混むと聞いていたから朝から行ったというのに、朝からでも十分混んでいて、高速の出口前から渋滞。うう〜ん。でも実はこの渋滞、アウトレットの混雑というよりは料金所の前の道の合流での渋滞だったことが判明。よって道の合流をすぎたらスイスイと行けて駐車場も簡単に止められました。ヨカッタ。

さてここでの目的は「冬のコートを買う」ことで、しかも「長年使える良い物を買う」というのが目的。マックスマーラが入っているってどこかに書いてあったのに、行ってみたら入ってなかったのが残念だったけれど、結局色々と見た結果、D&Gのコートを2着ゲット。1着はちゃんとした時用(こっちはDolce&Gabbanaで、もう1着は普段用のD&G)。いや〜、日本で買うことを考えるとむちゃ安いかも!!Pradaとかも入っていたけれど、特にほしいものが見当たらなかったので何も買わず。っていうかアメリカで生活していると妙にブランド物へのこだわりがなくなってしまって・・・これが日本から来ていたらまた買い物の仕方が全然違ったのかもなぁ。他にはコーヒーメーカーを探したものの、Bodumは入っていたけどあまり可愛いのがなくて残念。う〜ん、置いていないとなるとやたらほしくてたまらなくなるミラノで見た直火式エスプレッソメーカー!

アウトレットモールにもすぐ飽きてしまった私達。「どうする?」と一瞬考えて「ミラノにあったデパート、もしかしたらトリノにもあるかもしれないよね?」なんて言いつつ、ミラノのデパートで買い物をした時のレシートを探す。あった!そこには「La Rinascente」とデパートの名前が書かれていました。さっそくアウトレットのインフォメーションに行って「このデパートってトリノにもある?」と聞いてみたところ「ある」とのことだったので、この日、本当はトリノなんて寄る予定がなかったというのに、急遽予定変更でトリノへと向かったのでした!!う〜ん、こういう好き勝手に変更できる車の旅は本当に最高〜っ♪

さてトリノまで走り、予定外の街なのでもちろん地図がないため(予定してた街でも地図がないのに、予定外があるはずないよね(笑))センターに向かってみる。すぐにセンターに出ることが出来たので、適当に車を止め、目についた高級そうなホテルに飛び込み街の地図をもらってデパートの位置を聞く・・・まるでそこに泊まっているお客さんかのように・・・(図々しい・・・)。

とにかく、これで偶然にもトリノに来てしまったのでホント偶然にしてイタリアの三大工業都市(ジェノバ、ミラノ、トリノ)を制覇する形になったのでした!うう〜ん、工業都市をめぐる旅をする人はあまりいないに違いない・・・(あまり魅力的な響きじゃないもんね(笑))。

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マイケルさん*私達の服装への拘らなさはある意味スゴイですよ(笑)。デパートはキッチン売り場など雑貨系しかみていないのです・・・が他の衣類とかも沢山入っていてちょっと見たかったかも〜。日本のデパートに近いと思いました(アメリカのものに比べて、ですが)。 / rica ( 2004-12-16 23:50 )
アメリカ人の服装への拘らなさはある意味スゴイですよね... ところで僕もミラノでお土産探しに「リナシャンテ」に入ったことがあります。昔レナウンかどこかが扱っていた「Intermezzo」というブランドの店があって、妙に懐かしくなったことを思い出しました。 / マイケル ( 2004-12-16 18:30 )

2004-11-27 ヨーロッパ5日目-5:イタリア(ミラノ)


そうそうDuomoは外観が凄い!といっても、今は修理中で正面は覆われていた為、見ることが出来なかったの。まぁでも2人とも以前見たことはあったので、修理中だったことを悔やむ思いもまったくなかったなぁ。サイドは見えたし、とにかく細かい扉とかそういった物たちを見ているだけでも素晴らしかったので・・・。

さてDuomoのあとは凱旋門をくぐりGalleriaへ。う〜ん、凄い人・人・人。そう、この冬だというのにミラノは物凄い人で溢れかえっていました。その理由の大きな1つじゃないかな?と思われたのが「マラソン大会」。なんとこの日はミラノマラソンの前日で、ちょうどこのDuomoの広場がゴール地点になっていたのです!うっ、ということはつまり明日の朝、私達がミラノを出る時間帯はマラソンと重なるかも・・・。通行止めとかにはまらないように気をつけなくっちゃ・・・なんて思いながら歩いていたのでした。

Galleriaを超え、スカラ座広場に出て、スカラ座や市庁舎、レオナルド・ダ・ビンチの像など見ながら、Via Monte Napoleone(モンテ・ナポレオーネ通り)へ。ここはミラノの高級店ストリートということで、確かに右も左も高級店がズラリ。しかも、何が凄いってその通りに止まっている車がまた凄い!お店の前につけて止まる車はフェラーリやポルシェばかりで、たまにVWのゴルフ(うちの車・・・)などが来ると「勇気あるな」と思ってしまうほど(笑)、とにかく高級車+高級店の並びでした。お店に入っていく人達も観光客以外はなんだか犬なんて連れちゃってとってもお金があまっているっぽい方達・・・。

通りを抜け、美術館やオメノーニの家などを見てまたGalleriaへ。ミラノ観光はもう十分!ってことで食事にしたかったのだけれど、まだ時間が早かった為、いわゆる「レストラン」は空いていないところが多い。有名人がよく来るというお店に行こうかと思ったのだけれど、ここも開くまでにまだ時間が結構あったので、おなかが空いた私達はGalleria内のカフェで食事となったのでした。しかしこのカフェがなんとも良くって、お店のおじさんは陽気で優しいし、お料理も美味しかった!なんとも家庭的というか・・・雰囲気で美味しかったという感じかな。ランチで食べられなかったボロネーゼをリベンジの気分で食べ、他にもピザやニョッキなどを堪能。さらにはもちろん、ワインも忘れずがぶりと。

いい気分で酔っ払ってホテルまで歩ろうとした途中。デパートを見つけたのでフラリと立ち寄る。偶然に立ち寄ったキッチン用品売り場にてあまりに可愛いイタリアのグッズにはまる!なんといっても、Guzziniが可愛い!さらには前からもたまに日本などでも目にしていたけど興味もわいていなかったAlessiなどもイタリアで沢山のラインを見るとやたら可愛いじゃないの!

夫と感動して、Guzziniのグッズを買い、もう1つほしかった直火式のエスプレッソマシンは悩んだ結果、次の日に行くアウトレットで売っているのではないかということを期待して、この日は買わなかったのでした。直火式のエスプレッソメーカーは上部のコーヒーがたまる部分が陶器で出来ているものがあって、それがむちゃくちゃ可愛かったの!!(メーカー名忘れた)

ホテルに帰った私はそのまま爆睡、夫はちょっと仕事があったので仕事なんてしてから爆睡となったのでした。そうそう、ミラノでは「最後の晩餐」も見たかったのだけれど、これは日程(時間とか)の関係でどうしても開いている時間内に行けそうになかったので、予約もするのをやめていたの。ま、これも昔みてるからいいかな〜ってことで。本当は行きたかったんだけどね・・・。

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2004-11-27 ヨーロッパ5日目-4:イタリア(ボローニャ、ミラノ) ボローニャでボロネーゼを食べる?


ニコニコするおじさんにイタリア語で1kgほしいんだけど・・・と超混雑のお店の中伝える元気もなく300gのチーズを手にお店を後にしたのでした。1kgのチーズとともにウキウキでボストンに帰る予定だったのに・・・ま、でもこのマーケットで地元の人たちとジェスチャーでやりとりしながら手にした300gのチーズはなんとも良い思い出となったのでした。

さて続いてはインフォメーションに行って「この辺で美味しいボロネーゼが食べられるお店はどこ?」を確認!英語が通じるインフォメーションで「あっちのあそこにあるお店がいいよ」と聞いて、そのお店に行く。イタリア語しか出来ないおばちゃんが出てきたので「ボロネーゼ?」と頼むと、とりあえず通じる(笑)。本場ボローニャでのボロネーゼを夢見て、待つこと数分。き、きた!!!ワーイ!ついにボロネーゼだ!・・・と。ん?・・・あれ?気のせいかひき肉が入っていないような・・・ボロネーゼってミートソースのことじゃなかったっけ?お肉のまったく入っていないトマト色したパスタを目の前にした夫と私。2人ともパスタを見つめること数秒。どうも納得のいかない私は「も、もしかしてイタリアでボロネーゼっていったらお肉の入ってないソースのことかな?ボローニャのボロネーゼは肉なし!とか?」なんて口走り始める。うう〜ん、しかしやはりどう考えてもこれは違うパスタだ。そう、出てきたのは紛れもないパスタ・ポモドーロ(トマトソース)だったのだ!!お、おばちゃん、なぜボロネーゼとポモドーロを間違える?!しかも私達の発音が悪かったとも思えない・・・なぜなら、オーダーしたあとにおばちゃん、自分でも「オー!ボロネーゼ!」って口にしていたのに・・・。

と、まあ、なぜだか出されたポモドーロをつき返すのも非常に申し訳なかったので、この時点でボロネーゼを諦めておばちゃんの出してくれたポモドーロを食べたのでした。しかしスパゲッティはゆでゆでで、やわらかく、なんともはっきり言うと美味しくなかったなぁ。これはお店の問題だろうけど・・・。それともボローニャのパスタはゆでゆで目?(←また強引に自分に言い訳をしている・・・)。

というわけで「ジェノバでジェノベーゼ」に続いて「ボローニャでボロネーゼ」も達成することが出来ず(笑)、ボローニャを発つことになったのでした。ま、そんなこともあるよね〜(能天気)。さて続いては大都市、ミラノに向けて出発です!!

思ったより早く着けたので夕方前にはもうミラノに入れて、ホテルもすぐ見つかる。ミラノでのホテルはDuomoのある広場のすぐ脇だったので、駐車場代は高かったけれど立地的には非常に便利。なんとホテルの部屋からはDuomoが見えていい感じだし!さっそく車を置いて、歩いてDuomoへ向かいました。

うう〜ん、やっぱりここのDuomoは凄い!凄すぎ!圧倒的!!ミラノは夫も私も昔来たことがあったのだけれど、夫は「こんなに広場が広いと思っていなかった」と言い、私は「広場がこんなに狭いと思っていなかった」と言い、お互いの記憶にあったミラノの情景が修正された模様(笑)。しかし、いつ見てもこのDuomoの外観は本当に凄い!!中に入って、またさらに感動!!うう〜ん、中も凄い!!いや〜、本当に素晴らしかったです。ちなみにDuomoは着工から完成まで約500年かかっているという。そう考えると、やはりバルセロナのサグラダ・ファミリアがまだ工事中というのもなんだか理解できる話。

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2004-11-27 ヨーロッパ5日目-3:イタリア(ボローニャ) パルメジャーノ・レジャーノ購入?


夫がマッジョーレ広場の近くに路駐するといって、怪しい所に駐車。彼いわくここはメーターパーキングだ!という・・・確かに周りの車にはメーターマークのついた紙が置かれている。夫が周りを見渡し「あれじゃない?」と指した先にはなにやらきったない機械のような怪しい物体が。うう〜ん、本当かなぁ?と思い、見てみるとそれが本当にメーターパーキングのチケットを買う機械でした。全てイタリア語だったのだけれど、適当にやってみたらなんとかチケットが買えたので2時間パーキング券を買ってダッシュボードに置く。これで安心してボロネーゼが食べられる!

ボローニャの見所は大体マッジョーレ広場付近に集まっていて、イタリアで残っているのが珍しいというポルティコと呼ばれる柱廊を通り抜けていくと広場に当たるっていう感じ。それに中世の時代には200本以上の塔が建っていたといわれる名残の塔も街のあちこちに建っていて、さらにはいくつかの塔は傾いて「斜塔」になっている!見れなかったピサの斜塔の代わりに(?)ボローニャで斜塔を見れて、なんとももう斜塔は満足(笑)。もちろん規模は小さめだけど。

広場そのものには、サン・ペトローニオ教会という作りかけの状態で残っている教会があって、これは写真でもわかる通り上半分がレンガそのものが出た中途半端な状態で、下半分の方は出来上がってきている。中も完成しているのかしていないのか不明なところが多かったのでした。まったく工事している雰囲気でもなければ、しそうな気配もなかったので、きっとこの教会はこれからもずっとこのままなのかな・・・。それでも中は十分に素敵で、私はこの教会、結構気に入りました。あとで見るミラノのDuomoも凄かったけれど、個人的には内装(というの?中の雰囲気?)は、この教会の方が気に入ったかな。

それに旧ボローニャ大学(これはガリレオなども通った世界最古の大学らしい)などを見たあとに、その広場からつながっている狭い路地に並ぶマーケットへ。ここボローニャはエミリオ・ロマーニャ地方という地方に属していて、この地方はまさに「パルメジャーノ・レジャーノ」なので有名なところ!!う〜ん、パルメジャーノレジャーノなんて大〜好き!というわけで、今回のボローニャでの目的のもう1つ「本場エミリオ・ロマーニャ地方でパルメジャーノレジャーノを買う」を達成するため、マーケットにいざ挑戦して行ったのです。

なぜ挑戦なのか?そう、それはあまりに物凄い人たちがごった返すこのマーケット(の中でも人気の高いチーズ、ハム専門店)は、なんと日本の銀行にあるような順番待ちの番号札を取り、その取った番号の順にやっとオーダーが出来て、さらに支払いはお店の角にあるまるで宝くじでも売っていそうなコーナーで支払うという仕組み。もちろん、このお店で働いている人で英語が出来そうな人なんて誰一人としていません。皆、イタリア語・・・。私達がこの場で使えそうでわかる単語はせいぜいUNO!(なんて使えない・・・)。

とりあえず63番と書かれた番号札を取ったものの、呼ばれるのはイタリア語で自分達が呼ばれたことさえわからない(笑)。でも周りのおばちゃん達の持つ札を盗み見ながらなんとか63番でチーズ購入のチャンスを得る!そしてほしかったパルメザンチーズの中でも最高級品の名前と、そのほしい量「1kg」をしっかりと紙に書きその紙を渡したのです・・・が、その紙を見て納得して物を取りに行ったおじさんったら、何を考えたか1kgと大きく書いてあるのに1切れしか持ってこなかった!うう〜ん、量にしてだいたい300g・・・。

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マイケルさん*え〜っ、そりゃ物凄くショック受けるかも!おじさんも捨てることはないのに、って思っちゃいますよねぇ。まあ毎日それを仕事にしていると感覚もかわってくるのでしょうけど。うちは1kgを期待していたのに300gの小さなカケラを手に、ある意味ショックな、ある意味笑えた体験でした・・・。 / rica ( 2004-12-16 11:26 )
前にスペインのスーパーで生ハムを100グラムお願いしたところ、その場でスライスしてくれたんですが、うまく伝わらなかったようで500グラムくらいのが出てきて、「100グラムって言ったんですけど...」というと、肉屋のおっさん、測りなおした後、残り400グラムをゴミ箱へ(!) 「捨てるくらいならくれー!」と叫びそうになった自分。誰が悪いわけでもないんだけど、物凄く凹みました。 / マイケル ( 2004-12-15 12:13 )

2004-11-27 ヨーロッパ5日目-2:イタリア(ボローニャ) イタリアの高速で事故!!


ぬおおおっ、そう150kmのスピードでカーブを曲がっていたその時!助手席に座っていた私の右目の端に何かが突然入ってきたではないか!「な、何?!」と思う暇もなく私の口からは「危ないっ!」という叫びが!!そう、突然に右側に車が摺り寄ってくる形で、私達の車につっこんできたのです!!うっぎょー!「ぶつかる!」と思ったその瞬間「ばきっ!」というイヤ〜な音が・・・そして車は離れていった・・・のだけれど、あとに残ったのはぐったりした右側のサイドミラー。うう〜ん、どうなったんだ、一体?何が起きたんだ?と、頭の中が真っ白になりつつ、そのまま高速の脇に車を寄せ駐車。もちろん、ぶつかってきた方の車も止まりました。

うちの夫はめらめらと怒りに燃え・・・たのかどうかわからないけど、とりあえず怒鳴りながら後ろの車に文句を言いに行った・・・というのに、そのぶつかった車から出てきたお兄ちゃんは、これまた甘〜いマスクの素敵なイタリアン・・・で、にっこりと笑みをうかべながら、うちの夫に「僕は○○、よろしくね」と握手なんて差し出しているじゃないの!う〜ん、その時点で完全にお兄ちゃんにヤラレタ!って感じ(笑)。いや、でもとにかく、どう考えても事故の状況からしてお兄ちゃんの方が一方的に悪く(勝手にうちの車を見ないでレーンチェンジしてきただけだから)、相手もそれが痛いほどわかっているようなので低姿勢。まあ、ぶちぶち文句いって警察呼んで事故処理しても良かったんだけど、よく車を見てみるとうちのプジョー君は運良くサイドミラーがぱっくりとミラーがはずれて折れただけで、手でぐりぐり直すと直ったし(笑)、傷は擦り傷程度がサイドミラーと右側ボディーについたくらい。これなら保険でカバーされるし・・・。相手のお兄ちゃんの車はミラーはもげ、もっと悲惨なことになっていたのだけれど、相手は自分の過失とわかっているのでもめる気はなさそう。というわけで、とりあえず形上、相手の身元や車の情報をお互いに交換だけしておいて、その場で「じゃ、まったね〜」とおさらばしたのでした(そんなんでいいかい!って感じだけど(笑))。

いや〜、しかしホント、高速で150kmで車と接触してミラーが折れただけですんだなんて、不幸中の超幸い!!一歩間違えていたら大事故になったところです。だって、まわりには他にも150kmでびゅんびゅんと車が走っていたわけだし。他の人もうまくよけてくれたわけで・・・。なんともひやひやした事件でした。

ところでこのミラーとボディーの傷、レンタカー最終日に「この傷、いつつけられたかわからないんだよね〜。誰かにこすられたみたいだけど」なんて、のほほ〜んと言ったら「おー、オッケー。あなた達は保険+エキストラ保険にも入っているから、こんなのカバーされるわよん。ノープロブレム!」みたいな感じで、まったく問題なく終わったのでした。保険に入っていた為、もちろんチャージもまったく無し!いや〜、タイヤに引き続き、こんなに保険を使ったレンタカーは初めてです・・・。

さて、その後は何事もなかったのごとくボローニャに到着。いつものごとく市街の地図を持っていなかった私達は(だから持っていきなさいってば!)、とにかく街のセンター(Centro)のサインを追って市街に向かいます。フィレンツェとは大きく違い、車の速度もゆっくりだし、道を渡る人もゆっくりでなんとも田舎町っていう感じ。同じイタリア人とは思えない運転の違い。

とりあえずマッジョーレ広場が観光の中心ということだったので、街の中心に行けばその広場があるんじゃない?なんて感じで探してみると、広場発見!

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2004-11-27 ヨーロッパ5日目-1:イタリア(フィレンツェ)


朝、ピサまで戻って斜塔を見るかどうかちょっと迷ったのだけれど、結局それはやめてフィレンツェを車で観光することに時間を使うと変更。フィレンツェの街は本当に車の運転が大変だというのに、ここを一番車でまわった気がします。まずは丘の上からフィレンツェが見渡せるミケランジェロ広場に行き、街を一望。う〜ん、テレビのスクリーンで見ているような風景!この場所はなかなか素晴らしかった。そして、観光客の溜まり場であるという言葉も正しく、朝一だというのに大型観光バスが来たと思ったら、なんと日本人の団体さん!ど、どこに行っても出会ってしまう日本人団体観光客・・・。「○○さ〜ん、写真撮って!」などという叫び声が沢山聞こえてきたので、この場所をあとにしました。

そして続いてはちょっと道を間違えたことから偶然にステキな城壁に囲まれた石畳の街並みに迷い込みつつフィレンツェの街の真ん中へ。Duomoやヴェッキオ宮などを観光しました。なんといっても大聖堂には感動。こんな立派な大聖堂があるなんて想像もせずに観光していたので、見た時にはかなり驚きました!しかし目の前に長いこと車を止めておくことも出来なかったので、外側からだけ観光して終わり。それでもかなり見ごたえがあり!!っていうか、フィレンツェってなんともあの全体の雰囲気が最高で、石畳から始まり全てが石に囲まれているというか、街全体の色が暗いのもまた趣きがあって、非常に気に入りました。この街は食事だけの為に来たようなものだったのに、ホント思いもかけずとても素敵な街で、今回の旅行のなかでも来て良かった!と思える場所のかなり上位にランク入りする場所となったのでした。ところで石畳の上をずっと走っていると酔います・・・。あとポンテ・ヴェキオって「ヴェキオ橋」って意味だったのね・・・あのジュエリーのポンテヴェキオはここから来ていたのか、と今更ながら納得したり。

そうそう、昨晩気づいたのだけれどなんと私達の可愛いレンタカーであるプジョーくんの右前のタイヤのホイルカバーがなくなっているではないですか!うう〜ん、なんとも見た目がかっこ悪くなったぞ!!ま、でもしかたない。きっと路駐した時などに吹っ飛んで行ったのでしょう(笑)。というのもね、ジェノバなどでもそうだったけれど、路駐する時って例えメーターパーキングみたいなものであっても、なんだか歩道に乗り上げて止めるみたいな場所が多くて、たぶんこの右前のホイルカバーってのも右に乗り上げて車を止めたジェノバで吹っ飛んだのではないかと勝手に想像。いや〜、しかしレンタカー会社のお姉さんに「窓ガラスとタイヤ専用の保険がある」と聞いて「はぁ?」って思ったけど、入っておいて良かった・・・。こういったものもカバーされます(ちなみに普通のCDWだけではカバーされない)。

フィレンツェの街をばっちり堪能したあとは、いざ北に進路をとりボローニャへ!そう、続いてのこの街での目的は「ボローニャでボロネーゼのパスタを食べること!!」・・・ジェノバでジェノベーゼに続いて、またなんとも単純明快(笑)。ランチに食べる本場ボロネーゼを思い浮かべ期待に胸を膨らませつつ、アウトストラーダ(高速)を走りました。この時の運転は夫がしていて、地中海沿岸ほどではないものの道は比較的曲がりくねっていたうえ濃厚な霧が出たりやんだりという状態・・・だけれど、それでも平均だいたい150kmくらいで走っていたわけです。いつもの通り、一番左の飛ばす用車線を気持ちよく150kmで曲がっていたその時!!!ぬおおおお、なんと横から車がつっこんで来たのです!!!高速で!150kmのカーブで!

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2004-11-26 ヨーロッパ4日目-4:イタリア(フィレンツェ) エノテカ・ピンキオーリ本店でDinner!その2


さて、お食事ももちろん素晴らしく、またサーブしてくれた方々も非常に楽しく親切、かつ気の使い方も完璧で、さすがミシュラン3つ星!って感じでした。レストラン内の雰囲気は、まわりのお客さんが作っているイタリア語、フランス語などの言語が交わる音がBGMになりなんともステキ。私達もソムリエの人と話が盛り上がったり、お店の方々との交流を楽しみながら、イタリア上流社会の紳士・淑女のあつまりのような方々とひと時をすごさせてもらったのでした。最後、隣のテーブルで食事をしていた物凄くお金持ちそうなイタリア人のおじさまが帰る時に私たちに笑顔で挨拶をしていってくれたことで、なんだか「ちょっと認められた?」なんて意味不明に喜んだ私達夫婦・・・はやっぱりただのオノボリ日本人観光客(笑)。

さて、最高のお食事たちの最後には、これまた最高の25種類以上あるチーズが並べられ、もうなんともいえない至福のひと時。デザートも沢山のオマケつきで食べきれない程(全部食べたけど(笑))。

最後、サーブしてくれていたお兄さんが教えてくれたのだけれど、なんと「ピンキオーリ氏が今レストランにいる」ということが私にとって最大の驚きでした。というのも、なんだか勝手にこのエノテカ・ピンキオーリというお店を作った創立者は何十年も前に亡くなっていて、今はその弟子、または子孫がお店を受け継いでいる・・・って思い込んでいたのだけれど、なんと創立者であるピンキオーリ氏は今も健在で、夜な夜なお店に出てくるという。この日もピンキオーリ氏はお店にいて、しっかりとお会いしてきたのでした!白髪ダンディーなステキな紳士でした。ただ「非常に重要なお客様のお相手中」ということで、なんだか超高級階層っぽい方々と交流中であった為、一緒に写真撮って〜という観光客丸出しなことは出来ず。でもお会いできただけでも良い記念となりました。

そう、そして最後にはお土産として「Les Grandes Tables Du Monde 2004」と、ワイン1本を頂いたのでした!ワインはVilla Cafaggio Chianti Classico Riserva 1997。裏にはピンキオーリ氏のサインと日付入り!う〜ん、飲めない(笑)。

ところでこのエノテカ・ピンキオーリ本店でのお食事というのは、実は私の30歳の誕生日お祝いディナーだったのです。誕生日は実際には2日後だったのだけれど、日程的にフィレンツェに来るのはこの日しか無理だったので、ちょっと早いけれどお祝いディナー。いや〜、30歳でミシュラン3つ星のエノテカピンキオーリ本店で幸せなお食事が出来るとは、本当に幸せな30代の始まり!な気がしました。夫に大感謝!!!それにしても、トータルの金額はかなりなものに・・・。今回のヨーロッパ旅行全部の航空券代なんか比べ物にならない程安いくらい(笑)。

レストランに入ったのは夜8時半前くらいだったというのに、レストランを出たのはなんと夜中の12時半すぎ。でもそんなに長い時間がたったとはまったく思えませんでした。まだまだいても良かったって感じ・・・実際、まわりでお食事している人もまだまだいました。いったいあの飲みまくっている大富豪軍団みたな人たちは何時まで飲み続けるんだろう??さらにはワイン1本が市場に出ている値段の軽く2〜4倍はするのに・・・下世話だけど彼らのお会計を見てみたいものだ・・・。

私達はタクシーでホテルについた瞬間から、時差もあって、すぐに幸せな眠りに陥ったのでした・・・。ぐーぐー。

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みほちゃん*そ〜よ、ミソジよ、ミソジ!何が悪いっていうのよっ(ひらきなおり)。いやいや、あのね、旅行はブルジョワじゃないの。こういう一部の贅沢をのぞいて、あとは貧困に徹して地味に旅行したんだから〜。 / rica ( 2004-12-15 03:27 )
プルーさん*ですね〜。しかし安くて美味しいお店が沢山あるイタリアであれだけの値段を取るお店に集まる人はやっぱり格が違って大富豪オーラが出ていました(現地の人っぽい人が特に)。いや〜、なんとも良かったです♪ / rica ( 2004-12-15 03:26 )
うわ!奥さん誕生日おめでとうございます!こ・・・これで三十j・・・(以下略略略)しかしいいなぁ。ヨーロッパ旅行って、どんな旅行でもブルジョワジーな旅行にうつりますよね・・って奥さんマジでブルジョワな旅行してる・・・。いいなーいいなー。 / みほ ( 2004-12-11 19:53 )
お誕生日だったのね、3星レストランなんて最高。私もパリで星付きレストラン誕生日ディナーしましたが、NYと違って雰囲気ありました。 / プルー ( 2004-12-09 09:28 )

2004-11-26 ヨーロッパ4日目-3:イタリア(フィレンツェ) エノテカ・ピンキオーリ本店でDinner!その1


ぬっふふ〜、フィレンツェに行くとなれば、もちろん行ってくるでしょう「エノテカ・ピンキオーリ本店」!日本のピンキオーリはここのところ評判があまりよろしくないようで、夫の両親なども「特に行かなくてもいい」くらいの批評をしていたのだけれど、本店はなんといってもミシュランの3つ星に返り咲いたわけで、今年の評判は非常に良いみたいで期待できる。

というのもね、行く前に色々とwebを見ていたら、本店のミシュランの星が1つ落ちた辺りの時期に行った人の評判はことごとく悪くて、物凄く不安だったのだけれど、どんどん調べているうちにやっぱり3つ星に返り咲くにはそれだけの理由があるようで今は非常に良いとの結論。せっかくだから、3つ星をキープしている間に行っておきたい。さらには、日本人のHPなどを見ていると「エノテカピンキオーリ本店に行くと「日本人は日本人部屋」みたいなところに押し込められ、日本人だけがいる部屋で食事をすることになる」と書いてあったので、そんなことが絶対に起きないように予約の時点で「そういうことがあるならやめてね」ときちんと伝えておきました。

予約は7時半だったというのに当日、フィレンツェで道に迷ったこともあり、ホテルにチェックインできたのがすでに夜8時すぎ。チェックイン後すぐにレストランに遅れることを電話し、そっこう着替えて(これだけの為にある程度良い格好を持ってきていたの!)タクシーを呼んでもらい飛び乗ったのが、チェックインした5分後くらい(笑)。なんて慌しい!

レストランに入り、席に案内される時にも「オー、ユーアージャパニーズ、バット・フロームUSA〜!」とか言われてイタリア人やフランス人だらけの部屋に案内されたことを考えると「日本人は日本人でまとめる」という行為を、なんの悪びれもなくやっているようでした。実際に日本人女性2人のペアがいたのだけれど、彼女たちは4席くらいしかないテラスに寂しくよけられるようにシーティングされていました(まわりには誰もいないし!なんか寂しい・・・)。何も言わなければきっとあのまわりに座らされたのかなぁ??とりあえずお店の人には「日本人は日本人部屋に入れられるって悪いうわさがあるよ」とは言っておいたけど(笑)。

メニューを渡されたものの全てイタリア語な為、こればかりは全くわからない!そこで、日本人が現れメニューの説明だけしてくれました。が、この方、う〜ん、説明の仕方に熱がないというか「美味しそうに聞こえない」。他のイタリアの人も皆、英語は話せたので(実際メニューの説明以外はすべて彼らイタリア人がやってくれた)彼らに英語でメニューの説明もしてもらえば良かった・・・。まあ、でも詳しく日本語でメニューがわかったので、納得がいくものをオーダーできて良かったかな。

さらにワインリストがなんと分厚い本2冊分もあって(笑)、こんなの選べたもんじゃない!さっそくソムリエに来て頂きご教授いただく・・・と、最初からすすめられたワインたちはなんと一番安いもので1本5万円なり・・・。ちょ、ちょっと高いんじゃないの〜(しかも最低金額がそれですよ!上は天井知らず?)。結局、私達はこの日Testamattaというトスカーナワインを選択。これはなんと初ビンテージに出荷された900本のうち半分をエノテカ・ピンキオーリが買い占め、次の年からは「全部くれ!」と言ったといわれるワインで、ソムリエも「まだボトルが残っていたのは非常にラッキー」と言ってくれた逸品でした。その味といったら、ボトルを開けた時から最後のみ終わるまでの変化が物凄く、まったく違うワインを飲んでいたかのよう。素晴らしかったです。

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2004-11-26 ヨーロッパ4日目-2:イタリア(ジェノバ&フィレンツェ) ジェノバソースは?!


モナコを出る前最後にしたのはやっぱり「モナコGPのコースを走る」こと!!私は街中は怖くて運転できなかったので夫が運転、私はプリントアウトして持っていたコースガイド(どの道をどの時速で走っているかなどが載っている)を手にガイド&ビデオ撮影!スターティンググリッドも良くみれば道に書いてあるし、ゲームで見たようなトンネルを走りぬけ(これが感動!)、さらにそこから待ち受けるは物凄いヘアピンカーブ。すっご〜い!っていう感動の1周でした(実は2.5周くらいしたんだけど)。いや〜、なんともホントに感動。やっぱり同じグランプリでもここモナコは色々な意味で格が違うな〜と実感でした。それにしても、なぜモナコの市街の道でGPをすることになったんだろう?その歴史は??調べてみよ〜っと。

さてモナコをたっぷりと楽しんだあとは、高速で次の国イタリアへと入り目指すはGenovaです。ジェノバは特にこれといってすることはなかったのだけれど、目的は1つで「ジェノバソース(ジェノベーゼ)のパスタを食べる!」ということ(笑)。なんて単純な計画・・・。しかしかなり無謀な私達はジェノバの地図さえ持っていなかったので、間違えてちょっと街の中心手前で高速を降りてしまい、さらには地図がない為に、間違えて降りたという事実にも気づくことさえ出来ず。道に路駐して公園でたむろっていたおばちゃん軍団に道を聞いてみるものの、完全なるイタリア語攻めで、お互いジェスチャーで会話(笑)。とにかく「セントロ(街の中心=センター)はあっち!」ということがわかったことから「今はセンターにいない!」ということもわかり(笑)、一路センターへ。

結局、時間もなくなってきたしランチの場所も地図がなくわからないから、とりあえず目についた大きなモールに入ってみました・・・カフェがあって、そこにジェノベーゼがあることを期待しながら・・・。が、しか〜し!いわゆるフードコートみたな所しかなく、そのなかに美味しそうなパスタ店はいくつかあったもののジェノベーゼはない!うう〜ん、ジェノバの人はジェノベーゼを食べないのか?!それともやっぱりモールだからかなぁ。1店はジェノベーゼが「終了してしまった」とのことで、そこのお兄さんとジェスチャーつきで会話をし盛り上がったたので、そういった体験が出来たことがジェノベーゼの代わりになったかな(笑)。本当にとてもよい人で、4チーズのパスタを目の前で作ってくれました。これが超こってりで美味しかった!!フードコートとは思えないくらい。さらに凄い量だったな・・・。夫はピザを頼んだら巨大ピザをどどーんとくれて、これまたびっくり。ジェノバではアメリカサイズで物が出てきました・・・。

ジェノバで結構時間を使ってしまったので、次に立ち寄る予定だったピサ(あの有名なピサの斜塔があるところ!)に行くのをやめ、予定変更でそのままフィレンツェへ向かう。こうやって簡単に予定変更が出来るのも車の旅の良いところ。

さ〜、フィレンツェではとっても楽しみにしているレストランの予約を7時半から入れているので、確実にその前には着いていなければなりません。急いでフィレンツェへ直行だ〜っ・・・と勢いは良かったのですがやはり問題は「フィレンツェの地図を持っていない」ということで(笑)、案の定フィレンツェの街にはすぐ着いたもののホテルの場所がわからず渋滞に巻き込まれ、さんざんな思いをして1時間ほどフィレンツェの街中をさまよってしまったのでした。最後には適当なホテルに飛び込んで街の地図をもらいました(笑)。やっぱり車の旅をする時には地図はちゃんと持っていきましょう!(当たり前!)。

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プルーさん*今回走ったなかでフィレンツェが一番道路・運転事情が悪かったです!「こんなところ車が入れるの?!」っていうくらい狭い一方通行の石畳の上をかなり荒い運転で飛ばすイタリアンにまざって・・・。レストラン話は日記にアップしました♪♪ / rica ( 2004-12-09 09:02 )
うきゃあ、フィレンツェは一方通行も多くて大変なのに地図なしだなんてすごい。この次はミシェランを持っていってね。予約を入れてたレストランが何か気になる。。 / プルー ( 2004-12-07 12:45 )

2004-11-26 ヨーロッパ4日目-1:フランス(モナコ) ヨーロッパをプジョーで走る!


朝からニースの空港でレンタカー。そう、この日からこの旅の最大の目的である「ヨーロッパをドライブする」が始まるのです!!うう〜ん、楽しみ!国際免許もアメリカのAAAで作成して来ているので準備は万端。事前に予約していたのは車そのもののレンタルと、それに追加でいわゆる一般的な車の保険、それにもう1人の追加ドライバーだけだったのですが、この日の朝カウンターで「窓ガラス&タイヤ専用の保険があるけど入る?」と言われたので、とりあえずそれにも入っておきました。また、普通の保険に加えてさらに免責額がゼロになる保険にも入っておく。窓ガラスとタイヤだけ専門の保険なんて無駄かなぁと思いつつ入ったものの、これがあとからとっても助かる結果になるとはこの時点では夢にも思わず・・・。

借りた車は「プジョー307」のターボディーゼルです!う〜ん、なかなか可愛い!しかも超ラッキーなことに?この車ってばたったの2kmしか走行距離がないというまったくの新車だったの。車内は新車の香りが漂い、本当に綺麗で走る気満々に見えました。ヨーロッパはガソリンが高いとのことだったので、ディーゼルにしたのも正解。もちろん、マニュアル車です。

さっそくプジョーくんに乗り込み、まずは車で15分程しか離れていないモナコへと走ったのでした。ヨーロッパの高速は狭くてだいたい2車線しかないというのに車が速い!130〜170kmくらいが平均時速であって、170kmで走っていてもバックミラーに点が見えたと思ったら次の瞬間には真後ろにポルシェがいてパッシングされたりする。そして道を退くと、そういった速い車はビュビューンッと物凄いスピードでまた点になって消えてゆくのです。しかも地中海沿いを走る高速は物凄く曲がりくねってカーブだらけだというのに・・・。まさにドイツ車など速い車はこういったヨーロッパのカーブの道でスピードを出してこそ、本領発揮なんだと改めて感じました。いや〜、かっこよかった!本気で走りぬくBMWやポルシェを何台も見ては興奮していた毎日。しかし我らがプジョーくんも気合で170km〜200km走行を続け相当速い時間で様々な土地間を移動することが出来ました。

モナコではまず宮殿近くに車を止め、海洋博物館から歩いて大聖堂をまわり宮殿へ。大聖堂ではグレースケリーのお墓などもあり、彼女が好きだったというバラなどが沢山飾ってありました。宮殿はこの時期は衛兵の交代は見れないものの警備として宮殿前にはもちろん立っていて、歩き方なども決まっているらしくなんとも面白かったかな。宮殿まわりの大砲の近くには大砲の玉がつみあげられたオブジェ?などがあり、その先からはモナコの街一面が見渡せてとっても綺麗。

宮殿のあとはグランカジノ近辺に移り駐車。カジノに行ってみると・・・まずはその建物の前にとまっている車たちに驚く。というのも、本当に高級車の中でも普段まったく見ないような車が勢ぞろいしているの。ロールスロイスは当たり前で、その他に見たのはメルセデスのSLR(!!)、それに出たばかりのCLS、またベントレーのコンチネンタルGT!!恐ろしい街だ・・・。

カジノ好きな私としてはグランカジノで是非遊んでみたかったのだけれど、残念ながら2時以降しかオープンしないということで、時間の関係から断念。グランカジノは私の親も遊びに来ていて、ルーレットもヨーロピアン形式で自分でベット出来ずタキシードのお兄さんが代わりにベットするというルールだったとかいう話を聞いていてとっても興味深かったのに・・・。よし、ここもいつかまた戻ってくるぞ!っていうかモナコF1で戻ってきたい(夢のまた夢?)!

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