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rica ふたたび!

ricaは今、アメリカはボストンで生活しております。心機一転、HPもまたリニューアルして立ち上げました(何度目?!)。ボストンと趣味色が濃いページですがよろしければのぞいて見て下さいね。

rica@bos

メールアドレスは下記の通りです。

rica.rica@gmail.com


目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2004-11-26 ヨーロッパ4日目-4:イタリア(フィレンツェ) エノテカ・ピンキオーリ本店でDinner!その2
2004-11-26 ヨーロッパ4日目-3:イタリア(フィレンツェ) エノテカ・ピンキオーリ本店でDinner!その1
2004-11-26 ヨーロッパ4日目-2:イタリア(ジェノバ&フィレンツェ) ジェノバソースは?!
2004-11-26 ヨーロッパ4日目-1:フランス(モナコ) ヨーロッパをプジョーで走る!
2004-11-25 ヨーロッパ3日目:フランス(ニース) 
2004-11-24 ヨーロッパ2日目:スペイン(バルセロナ) 2 本場のフラメンコ!!
2004-11-24 ヨーロッパ2日目:スペイン(バルセロナ)1 Sagrada Familiaで感動!
2004-11-23 ヨーロッパ1日目:スペインはバルセロナへ!
2004-11-22 レモングラス
2004-11-18 Lord of the Dance!!!最高!!!


2004-11-26 ヨーロッパ4日目-4:イタリア(フィレンツェ) エノテカ・ピンキオーリ本店でDinner!その2


さて、お食事ももちろん素晴らしく、またサーブしてくれた方々も非常に楽しく親切、かつ気の使い方も完璧で、さすがミシュラン3つ星!って感じでした。レストラン内の雰囲気は、まわりのお客さんが作っているイタリア語、フランス語などの言語が交わる音がBGMになりなんともステキ。私達もソムリエの人と話が盛り上がったり、お店の方々との交流を楽しみながら、イタリア上流社会の紳士・淑女のあつまりのような方々とひと時をすごさせてもらったのでした。最後、隣のテーブルで食事をしていた物凄くお金持ちそうなイタリア人のおじさまが帰る時に私たちに笑顔で挨拶をしていってくれたことで、なんだか「ちょっと認められた?」なんて意味不明に喜んだ私達夫婦・・・はやっぱりただのオノボリ日本人観光客(笑)。

さて、最高のお食事たちの最後には、これまた最高の25種類以上あるチーズが並べられ、もうなんともいえない至福のひと時。デザートも沢山のオマケつきで食べきれない程(全部食べたけど(笑))。

最後、サーブしてくれていたお兄さんが教えてくれたのだけれど、なんと「ピンキオーリ氏が今レストランにいる」ということが私にとって最大の驚きでした。というのも、なんだか勝手にこのエノテカ・ピンキオーリというお店を作った創立者は何十年も前に亡くなっていて、今はその弟子、または子孫がお店を受け継いでいる・・・って思い込んでいたのだけれど、なんと創立者であるピンキオーリ氏は今も健在で、夜な夜なお店に出てくるという。この日もピンキオーリ氏はお店にいて、しっかりとお会いしてきたのでした!白髪ダンディーなステキな紳士でした。ただ「非常に重要なお客様のお相手中」ということで、なんだか超高級階層っぽい方々と交流中であった為、一緒に写真撮って〜という観光客丸出しなことは出来ず。でもお会いできただけでも良い記念となりました。

そう、そして最後にはお土産として「Les Grandes Tables Du Monde 2004」と、ワイン1本を頂いたのでした!ワインはVilla Cafaggio Chianti Classico Riserva 1997。裏にはピンキオーリ氏のサインと日付入り!う〜ん、飲めない(笑)。

ところでこのエノテカ・ピンキオーリ本店でのお食事というのは、実は私の30歳の誕生日お祝いディナーだったのです。誕生日は実際には2日後だったのだけれど、日程的にフィレンツェに来るのはこの日しか無理だったので、ちょっと早いけれどお祝いディナー。いや〜、30歳でミシュラン3つ星のエノテカピンキオーリ本店で幸せなお食事が出来るとは、本当に幸せな30代の始まり!な気がしました。夫に大感謝!!!それにしても、トータルの金額はかなりなものに・・・。今回のヨーロッパ旅行全部の航空券代なんか比べ物にならない程安いくらい(笑)。

レストランに入ったのは夜8時半前くらいだったというのに、レストランを出たのはなんと夜中の12時半すぎ。でもそんなに長い時間がたったとはまったく思えませんでした。まだまだいても良かったって感じ・・・実際、まわりでお食事している人もまだまだいました。いったいあの飲みまくっている大富豪軍団みたな人たちは何時まで飲み続けるんだろう??さらにはワイン1本が市場に出ている値段の軽く2〜4倍はするのに・・・下世話だけど彼らのお会計を見てみたいものだ・・・。

私達はタクシーでホテルについた瞬間から、時差もあって、すぐに幸せな眠りに陥ったのでした・・・。ぐーぐー。

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みほちゃん*そ〜よ、ミソジよ、ミソジ!何が悪いっていうのよっ(ひらきなおり)。いやいや、あのね、旅行はブルジョワじゃないの。こういう一部の贅沢をのぞいて、あとは貧困に徹して地味に旅行したんだから〜。 / rica ( 2004-12-15 03:27 )
プルーさん*ですね〜。しかし安くて美味しいお店が沢山あるイタリアであれだけの値段を取るお店に集まる人はやっぱり格が違って大富豪オーラが出ていました(現地の人っぽい人が特に)。いや〜、なんとも良かったです♪ / rica ( 2004-12-15 03:26 )
うわ!奥さん誕生日おめでとうございます!こ・・・これで三十j・・・(以下略略略)しかしいいなぁ。ヨーロッパ旅行って、どんな旅行でもブルジョワジーな旅行にうつりますよね・・って奥さんマジでブルジョワな旅行してる・・・。いいなーいいなー。 / みほ ( 2004-12-11 19:53 )
お誕生日だったのね、3星レストランなんて最高。私もパリで星付きレストラン誕生日ディナーしましたが、NYと違って雰囲気ありました。 / プルー ( 2004-12-09 09:28 )

2004-11-26 ヨーロッパ4日目-3:イタリア(フィレンツェ) エノテカ・ピンキオーリ本店でDinner!その1


ぬっふふ〜、フィレンツェに行くとなれば、もちろん行ってくるでしょう「エノテカ・ピンキオーリ本店」!日本のピンキオーリはここのところ評判があまりよろしくないようで、夫の両親なども「特に行かなくてもいい」くらいの批評をしていたのだけれど、本店はなんといってもミシュランの3つ星に返り咲いたわけで、今年の評判は非常に良いみたいで期待できる。

というのもね、行く前に色々とwebを見ていたら、本店のミシュランの星が1つ落ちた辺りの時期に行った人の評判はことごとく悪くて、物凄く不安だったのだけれど、どんどん調べているうちにやっぱり3つ星に返り咲くにはそれだけの理由があるようで今は非常に良いとの結論。せっかくだから、3つ星をキープしている間に行っておきたい。さらには、日本人のHPなどを見ていると「エノテカピンキオーリ本店に行くと「日本人は日本人部屋」みたいなところに押し込められ、日本人だけがいる部屋で食事をすることになる」と書いてあったので、そんなことが絶対に起きないように予約の時点で「そういうことがあるならやめてね」ときちんと伝えておきました。

予約は7時半だったというのに当日、フィレンツェで道に迷ったこともあり、ホテルにチェックインできたのがすでに夜8時すぎ。チェックイン後すぐにレストランに遅れることを電話し、そっこう着替えて(これだけの為にある程度良い格好を持ってきていたの!)タクシーを呼んでもらい飛び乗ったのが、チェックインした5分後くらい(笑)。なんて慌しい!

レストランに入り、席に案内される時にも「オー、ユーアージャパニーズ、バット・フロームUSA〜!」とか言われてイタリア人やフランス人だらけの部屋に案内されたことを考えると「日本人は日本人でまとめる」という行為を、なんの悪びれもなくやっているようでした。実際に日本人女性2人のペアがいたのだけれど、彼女たちは4席くらいしかないテラスに寂しくよけられるようにシーティングされていました(まわりには誰もいないし!なんか寂しい・・・)。何も言わなければきっとあのまわりに座らされたのかなぁ??とりあえずお店の人には「日本人は日本人部屋に入れられるって悪いうわさがあるよ」とは言っておいたけど(笑)。

メニューを渡されたものの全てイタリア語な為、こればかりは全くわからない!そこで、日本人が現れメニューの説明だけしてくれました。が、この方、う〜ん、説明の仕方に熱がないというか「美味しそうに聞こえない」。他のイタリアの人も皆、英語は話せたので(実際メニューの説明以外はすべて彼らイタリア人がやってくれた)彼らに英語でメニューの説明もしてもらえば良かった・・・。まあ、でも詳しく日本語でメニューがわかったので、納得がいくものをオーダーできて良かったかな。

さらにワインリストがなんと分厚い本2冊分もあって(笑)、こんなの選べたもんじゃない!さっそくソムリエに来て頂きご教授いただく・・・と、最初からすすめられたワインたちはなんと一番安いもので1本5万円なり・・・。ちょ、ちょっと高いんじゃないの〜(しかも最低金額がそれですよ!上は天井知らず?)。結局、私達はこの日Testamattaというトスカーナワインを選択。これはなんと初ビンテージに出荷された900本のうち半分をエノテカ・ピンキオーリが買い占め、次の年からは「全部くれ!」と言ったといわれるワインで、ソムリエも「まだボトルが残っていたのは非常にラッキー」と言ってくれた逸品でした。その味といったら、ボトルを開けた時から最後のみ終わるまでの変化が物凄く、まったく違うワインを飲んでいたかのよう。素晴らしかったです。

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2004-11-26 ヨーロッパ4日目-2:イタリア(ジェノバ&フィレンツェ) ジェノバソースは?!


モナコを出る前最後にしたのはやっぱり「モナコGPのコースを走る」こと!!私は街中は怖くて運転できなかったので夫が運転、私はプリントアウトして持っていたコースガイド(どの道をどの時速で走っているかなどが載っている)を手にガイド&ビデオ撮影!スターティンググリッドも良くみれば道に書いてあるし、ゲームで見たようなトンネルを走りぬけ(これが感動!)、さらにそこから待ち受けるは物凄いヘアピンカーブ。すっご〜い!っていう感動の1周でした(実は2.5周くらいしたんだけど)。いや〜、なんともホントに感動。やっぱり同じグランプリでもここモナコは色々な意味で格が違うな〜と実感でした。それにしても、なぜモナコの市街の道でGPをすることになったんだろう?その歴史は??調べてみよ〜っと。

さてモナコをたっぷりと楽しんだあとは、高速で次の国イタリアへと入り目指すはGenovaです。ジェノバは特にこれといってすることはなかったのだけれど、目的は1つで「ジェノバソース(ジェノベーゼ)のパスタを食べる!」ということ(笑)。なんて単純な計画・・・。しかしかなり無謀な私達はジェノバの地図さえ持っていなかったので、間違えてちょっと街の中心手前で高速を降りてしまい、さらには地図がない為に、間違えて降りたという事実にも気づくことさえ出来ず。道に路駐して公園でたむろっていたおばちゃん軍団に道を聞いてみるものの、完全なるイタリア語攻めで、お互いジェスチャーで会話(笑)。とにかく「セントロ(街の中心=センター)はあっち!」ということがわかったことから「今はセンターにいない!」ということもわかり(笑)、一路センターへ。

結局、時間もなくなってきたしランチの場所も地図がなくわからないから、とりあえず目についた大きなモールに入ってみました・・・カフェがあって、そこにジェノベーゼがあることを期待しながら・・・。が、しか〜し!いわゆるフードコートみたな所しかなく、そのなかに美味しそうなパスタ店はいくつかあったもののジェノベーゼはない!うう〜ん、ジェノバの人はジェノベーゼを食べないのか?!それともやっぱりモールだからかなぁ。1店はジェノベーゼが「終了してしまった」とのことで、そこのお兄さんとジェスチャーつきで会話をし盛り上がったたので、そういった体験が出来たことがジェノベーゼの代わりになったかな(笑)。本当にとてもよい人で、4チーズのパスタを目の前で作ってくれました。これが超こってりで美味しかった!!フードコートとは思えないくらい。さらに凄い量だったな・・・。夫はピザを頼んだら巨大ピザをどどーんとくれて、これまたびっくり。ジェノバではアメリカサイズで物が出てきました・・・。

ジェノバで結構時間を使ってしまったので、次に立ち寄る予定だったピサ(あの有名なピサの斜塔があるところ!)に行くのをやめ、予定変更でそのままフィレンツェへ向かう。こうやって簡単に予定変更が出来るのも車の旅の良いところ。

さ〜、フィレンツェではとっても楽しみにしているレストランの予約を7時半から入れているので、確実にその前には着いていなければなりません。急いでフィレンツェへ直行だ〜っ・・・と勢いは良かったのですがやはり問題は「フィレンツェの地図を持っていない」ということで(笑)、案の定フィレンツェの街にはすぐ着いたもののホテルの場所がわからず渋滞に巻き込まれ、さんざんな思いをして1時間ほどフィレンツェの街中をさまよってしまったのでした。最後には適当なホテルに飛び込んで街の地図をもらいました(笑)。やっぱり車の旅をする時には地図はちゃんと持っていきましょう!(当たり前!)。

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プルーさん*今回走ったなかでフィレンツェが一番道路・運転事情が悪かったです!「こんなところ車が入れるの?!」っていうくらい狭い一方通行の石畳の上をかなり荒い運転で飛ばすイタリアンにまざって・・・。レストラン話は日記にアップしました♪♪ / rica ( 2004-12-09 09:02 )
うきゃあ、フィレンツェは一方通行も多くて大変なのに地図なしだなんてすごい。この次はミシェランを持っていってね。予約を入れてたレストランが何か気になる。。 / プルー ( 2004-12-07 12:45 )

2004-11-26 ヨーロッパ4日目-1:フランス(モナコ) ヨーロッパをプジョーで走る!


朝からニースの空港でレンタカー。そう、この日からこの旅の最大の目的である「ヨーロッパをドライブする」が始まるのです!!うう〜ん、楽しみ!国際免許もアメリカのAAAで作成して来ているので準備は万端。事前に予約していたのは車そのもののレンタルと、それに追加でいわゆる一般的な車の保険、それにもう1人の追加ドライバーだけだったのですが、この日の朝カウンターで「窓ガラス&タイヤ専用の保険があるけど入る?」と言われたので、とりあえずそれにも入っておきました。また、普通の保険に加えてさらに免責額がゼロになる保険にも入っておく。窓ガラスとタイヤだけ専門の保険なんて無駄かなぁと思いつつ入ったものの、これがあとからとっても助かる結果になるとはこの時点では夢にも思わず・・・。

借りた車は「プジョー307」のターボディーゼルです!う〜ん、なかなか可愛い!しかも超ラッキーなことに?この車ってばたったの2kmしか走行距離がないというまったくの新車だったの。車内は新車の香りが漂い、本当に綺麗で走る気満々に見えました。ヨーロッパはガソリンが高いとのことだったので、ディーゼルにしたのも正解。もちろん、マニュアル車です。

さっそくプジョーくんに乗り込み、まずは車で15分程しか離れていないモナコへと走ったのでした。ヨーロッパの高速は狭くてだいたい2車線しかないというのに車が速い!130〜170kmくらいが平均時速であって、170kmで走っていてもバックミラーに点が見えたと思ったら次の瞬間には真後ろにポルシェがいてパッシングされたりする。そして道を退くと、そういった速い車はビュビューンッと物凄いスピードでまた点になって消えてゆくのです。しかも地中海沿いを走る高速は物凄く曲がりくねってカーブだらけだというのに・・・。まさにドイツ車など速い車はこういったヨーロッパのカーブの道でスピードを出してこそ、本領発揮なんだと改めて感じました。いや〜、かっこよかった!本気で走りぬくBMWやポルシェを何台も見ては興奮していた毎日。しかし我らがプジョーくんも気合で170km〜200km走行を続け相当速い時間で様々な土地間を移動することが出来ました。

モナコではまず宮殿近くに車を止め、海洋博物館から歩いて大聖堂をまわり宮殿へ。大聖堂ではグレースケリーのお墓などもあり、彼女が好きだったというバラなどが沢山飾ってありました。宮殿はこの時期は衛兵の交代は見れないものの警備として宮殿前にはもちろん立っていて、歩き方なども決まっているらしくなんとも面白かったかな。宮殿まわりの大砲の近くには大砲の玉がつみあげられたオブジェ?などがあり、その先からはモナコの街一面が見渡せてとっても綺麗。

宮殿のあとはグランカジノ近辺に移り駐車。カジノに行ってみると・・・まずはその建物の前にとまっている車たちに驚く。というのも、本当に高級車の中でも普段まったく見ないような車が勢ぞろいしているの。ロールスロイスは当たり前で、その他に見たのはメルセデスのSLR(!!)、それに出たばかりのCLS、またベントレーのコンチネンタルGT!!恐ろしい街だ・・・。

カジノ好きな私としてはグランカジノで是非遊んでみたかったのだけれど、残念ながら2時以降しかオープンしないということで、時間の関係から断念。グランカジノは私の親も遊びに来ていて、ルーレットもヨーロピアン形式で自分でベット出来ずタキシードのお兄さんが代わりにベットするというルールだったとかいう話を聞いていてとっても興味深かったのに・・・。よし、ここもいつかまた戻ってくるぞ!っていうかモナコF1で戻ってきたい(夢のまた夢?)!

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2004-11-25 ヨーロッパ3日目:フランス(ニース) 


朝から空港でチョコレート入りのチュロス&チョコレートクロワッサンで朝食。本当はスペイン人が朝ごはん代わりに飲むというチョコラテを飲みたかったのだけれど、残念ながら空港にはなかったのでコーヒー。チュロスは最高に美味しくって朝から幸せいっぱいでした。

ニースに着いた時もやはり「荷物は次の便で届きます」とのことで、荷物はあとからホテルにお届けに。もう慣れたものだったので逆に荷物を自分達で運ばずにお届けしてもらえるのが嬉しく感じたくらい(笑)。EU内では荷物があとからお届けになるのはかなり頻繁で当たり前のことみたいです。

飛行機自体も多少遅れたことと、そのあと街に出るまで凄い渋滞にはまったことなどから、ニースでの観光時間がほとんどなくなってしまったので、唯一絶対に行きたかったマチス美術館へと向かいました・・・が、マチス美術館の近くまで来たところですでに閉館6時の30分前くらい。そのまま行くと見れても10〜15分ということから、もっと近所にあるシャガール美術館に予定を変更し、そちらに向かった・・・というのになんと改装工事中でお休み!うう〜ん、確かにどこかのHPにシャガール美術館は改装工事中って書いてあったような。しまった〜。というわけで、美術館は行けなかったものの、そのあとは旧市街に出てのんびりと市場のようにひしめき合っているお店の街並みを楽しみました。お肉屋さん、チーズ屋さん、パスタ屋さんなどがぎゅうぎゅうと入っていて、どこを見ても楽しい。アメ横みたい・・・なんてニースに失礼(笑)?

大の「ラビオリ好き」な私としては、街に並べて売られている小さくて、でもチーズが沢山つまっていそうなラビオリたちを見ているうちにどうしてもラビオリが食べたい病に。さっそく裁判所のある広場のカフェでDinnerとなったのでした。ニースで食べたかったのは「ニース風サラダ」!これ、むっちゃくちゃ美味しかった!その大きさ(量の多さ)もさることながら、ドレッシングは単純なのになんとも色々な味がして、特にアンチョビやオリーブが最高!!さらには街で売られているラビオリを調理したものもむっちゃくちゃ美味しいし、コートダジュールのワインをボトルで頼んで、これまた最高に美味しくってもう言い様がないくらい大満足。お店のお姉さんも楽しくて、かたことの英語で一生懸命コミュニケートしてくれました。

最後にはクレープをデザートに1人1枚ずつ・・・頼んだのは良かったのだけれど、これまた物凄く大きなクレープで、はっきり言って食事なしでこのクレープだけでもおなかいっぱいになる!っていう位の量。でもそれもしっかり全ておなかに押し込み(笑)、エスプレッソでしめてホテルに戻ったのでした。そうそう、帰りには街のお店でペストリーをお土産に買って帰ったの。お土産といっても、ホテルに帰ってからの自分達用おやつなんだけどね(笑)。こういう街で手軽に買ったものが全て美味しいのがなんとも最高でした。プロムナードも通ったのだけれど、やっぱりビーチ沿いは夏に来るのが一番だよね。

今までフランスってパリしか行ったことがなくって、夫も私もパリを見てどうもフランスに対する印象が良くなかったの。でも今回のニースで、南仏の方は人が良いし、なんだかとっても親近感のわく感じでのんびりできたし、フランスという国自体を見る目が変わった気がしました。やっぱり、国って1つの街だけじゃ判断できない(当たり前だけど)。南仏の方が我が家にはあっているようです・・・。また夏に来れたらいいな〜。

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2004-11-24 ヨーロッパ2日目:スペイン(バルセロナ) 2 本場のフラメンコ!!


Sagrada Familiaの次はそこから歩いて少しの所にあるSan Pau病院へ。ここはひまじんライターのマイケルさんにもおすすめして頂いたところで、Lluis Domenech i Montaner作。今でも普通に病院として使われているわけなのだけれど、いや〜こんな病院は見たことない!本当に病院として活用されているのかを何度も疑いたくなりました。しかも入り口正面の建物だけかと思っていたら、奥に入れば入るほど深まってステキな風景が待っていたし。やっぱり入院も高いんだろうなぁなんてことも考えつつ。

そのままバルセロナを歩くことにして、観光バスには戻らず次の目的地グエル公園まで歩きました。坂道だし結構な距離があったものの、もっと庶民的な病院を通ったり、かなり一般市民の生活に密着した場面(学校のお迎え、おばちゃんの立ち話、凄い路駐etc.)などを見ることが出来たので歩いて正解。でもグエル公園についた時にはヘトヘトで、さっきSagrada Familiaを上り下りしたこともあって足は最強にガクガク。でもそんな中やっと出会えたグエル公園内にいるトカゲ?を見たら疲れも飛びました。なんとも可愛くって、このトカゲ以外にもその近くにある建物などはお菓子の家っていう感じで、メルヘンチック(に私には見えた)。

基本的には歩いてまわる観光はこのくらいにして、あとは観光バスの中からガイドの説明つきでその他の場所をまわることにしました。それにしてもこの観光バスの人って凄くって6ヶ国語?でガイドをしてくれる!永遠にぺらぺらと1つの説明を6回続けて6つの違う言葉で説明してくれるんだけど、不思議とやっぱり知っている英語しか耳に入ってこないから、どこからが他の言葉なのかはよくわからないけれど、英語の説明だけは聞こえてくる・・・。

バスの中からその他のガウディの建築物やオリンピック公園、それにパレスではちょっと降りたりして、Plaza Catalunyaまで戻ってくる形で到着。ピカソ美術館にも行きたかったのだけれど、ちょっと時間的に無理そうだったので諦めていったんホテルへ。Air Franceから荷物が届いているかが不安だったのだけれどちゃんと届いていたので一安心!やるじゃない!荷物の確認をして、すぐにまたホテルを出て、いざスペイン村へ。そう、この日の夜は事前から予約してあったスペイン村内にある「El Tablao de Carmen」で本場のフラメンコを見ながらのお食事だったのだ!

お食事はコースなので決まった中からの選択。とりあえず前菜に生ハムメロンを頼んでみたのだけれど、その大きさに驚き!っていうかね、本当に巨大メロンを1/4に切ったその1/4が出てきて、その上には絨毯のようにびっちり敷き詰めた大きな生ハムがビロビロと。うう〜ん、日本で出される生ハムメロンのあの高級感はどこに?!って感じでした。あんな巨大なのを1人で食べていいんだろうか?って躊躇したくらい(笑)。むっちゃ飲みやすく美味いサングリアを飲みつつ、フラメンコを堪能。いや〜、フラメンコは凄かった!物凄い迫力で、フラメンコが踊られている間は食事の手もとまって口をぽか〜んと開けてみちゃうくらいの勢い(笑)。本気で凄い迫力でした。面白かった!!!ダンサーは5〜6人いて、その他ギターや歌の人が4〜5人?それにしても、フラメンコって男性も踊るのね。なんだかフラメンコ=女性ってイメージが強かったので、男性が激しく踊るフラメンコはこれまた新鮮でよかったのでした。

フラメンコが終わってお店を出たのが夜中の1時近く。精神的には楽しくて大満足で最高!・・・だったんだけれど、体力的にはかなりヘトヘトだったのでそのままホテルに直行してシャワーをあびて爆睡!

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マイケルさん*バルセロナ、すっご〜く良かったです!あの街は本当に建築物が好きな人にはたまらないでしょうね。どれもこれも「可愛さ(愛嬌?)」がある気がしました。しかし観光客が来る病院ってのも、運営としては大変でしょうね?? / rica ( 2004-12-06 23:09 )
サン・パウ病院、気に入られたようですね。ホントは1時間くらいかかるガイドツアーに参加すると普段見れないようなところも見れるんですよ(さすがに病室とかオペ室とかはないですが)。それにしても初日からハードなスケジュールですね! / マイケル ( 2004-12-06 10:18 )

2004-11-24 ヨーロッパ2日目:スペイン(バルセロナ)1 Sagrada Familiaで感動!


時差がある為、バルセロナに降り立ったのはすでに24日。空港についてバゲージクレームで荷物を待ってみたものの、いっこうに出てくる気配がない。うう〜ん、荷物が出てこないという体験は初めてだ!いきなりのことで「このまま旅行中ずっと荷物がなかったらどうしよう?」と心配したのだけれど、カウンターのお姉さんいわく「次の便で着くからホテルに届けます」とのこと。

とりあえずスーツケースがなくて身軽な状態で空港から都心に出られることになったので、ある意味ラッキー?身軽なままバルセロナ市内のホテルに向かいました。ホテルはRamblas St.という、街で一番人が集まるといわれている通りにあり、またPlaza Catalunyaという観光バスの出発地点などがある大きな広場からもすぐだったので非常に便利でした。

まずはホテルの人に聞いたRamblas St.にあるレストランでパエリアやスペイン風オムレツを堪能。そう、スペインでの目標の1つに「本場のパエリアを食べる」があったので、まずは1つ目的達成!う〜ん、美味しかった〜っ。さらに食事のあとはRamblasを少し歩いてから、ゴシック地区と言われる辺りを観光。ゴシック地区で路地に入ると、まさにディズニーランドなどのテーマパークに紛れ込んだみたいで、本当にこれが昔の時代からあるものだとは思えないくらいの情景。こういった昔からの建造物、町並みを再現したのがテーマパークだというのに、本物を見ても「テーマパークみたい!」としか思えない私はどうしたものか・・・。大聖堂などを見学したのち、Plaza Catalunyaから観光用2階建てバス(NYCなどにあるのと同じシステムで、3つのルートをバスが走っており、チケットを買うと1日または2日乗り放題となって、好きなところで乗り降りできる)に乗りガウディの作品(ビル)などを見ながらSagrada Familiaへ。

バルセロナに行くならここだけは絶対に見なければ!と思っていたSagrada Familia。バスを降り、近くからその建物が見えた時から、もうなんだか全身で感動!!これほど凄い建造物は初めて見るかもしれない。昔、ミラノのDuomoを見た時も凄く驚いたけれど、このSagrada Familiaはまったく次元が違う。想像を超えているというか、もう言葉にならないくらい凄すぎ。しかも、何が凄いって「まだ完成していない」ということ。作りかけで、中では彫刻家や建築職人さんなどが働いている。完成までは100〜200年かかるというし。言ってみれば、ヨーロッパの各地にある素晴らしい教会なども「完成まで500年かかった」とか書いてるものがあるでしょう?ここSagrada Familiaはそういった物の「完成する間の200年目を見た」といった感じで、これはもう本当にまた死ぬ前に来て完成にどのくらい近づいたかを見たいと思わせるものでした。絶対にまたおばあさんになったら来るぞ!!

上まで上れるというのでエレベーターに行ってみたら、なんと止まっている(修理中?)!しかたがないので、隣の開いている階段から上ってみたものの、これがもうすっごい大変。かなり狭い階段を延々と上り続ける。でも、途中途中から見える外の景色は素晴らしく、また外に見えるSagrada Familiaの一部の彫刻などが素晴らしく、飽きることなく頂点へ。上までのぼりつめ、大満足して地上まで降りてきたのはいいけど、もう足がガクガク。しかも、ふと横を見るとなんともう1つのエレベーターが動いてるではないか!!しまった・・・。ま、でも足で上ったというのも、とても良い思い出(と、言いつつ実はこのあと旅行中最初の3日は筋肉痛だった・・・)。

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2004-11-23 ヨーロッパ1日目:スペインはバルセロナへ!


アメリカは毎年11月の最後の木曜日がサンクスギビングという感謝祭に入る為、日本でいうお正月みたいな感じで皆それぞれ実家などに里帰りし、家族そろってお食事をしたりします。そのサンクスギビング・ウィークのお休みに入る為、我が家はヨーロッパに旅行に出ることにしました!というのも、毎年冬はお休みのたびにビザの更新などの関係で日本に帰らなければならなかったから、ず〜っと日本に帰ってばかりだったの。でも今年はアメリカにいられる!っていうことでお休みを日本に帰らないで有効に使える初めての年なので、気合を入れて旅行計画です・・・といっても、いつもよりちょっと早い計画だっただけで、実際には行く日程のそんなに前から準備してないんだけど・・・ま、いつもは思いつきで1週間前とかに計画(航空券を買うところから!)していたから、それよりはましかな?

今回の旅は南仏を中心に3カ国をまわる1週間の旅で、私達の中での今回の旅の目的えは大きく2つ「初!ヨーロッパを車でまわる」&「美味しいお食事をする」でした。ヨーロッパは行ったことは何度かあるものの、現地で車を運転したことは一度もなかったのでこれは大きな体験になりそうです。よって、観光地でいわゆる観光もするけれど、基本的には車でしかまわれない、見れないようなヨーロッパを見れたらいいなぁというのが最大のゴール。

さてこの日は夜、ボストンを出発。Air Franceで、国際線だってわかっていたのに空港に着いたのがフライトの1時間前を切っていた為「隣同士の席がありません」といわれて、いきなりがっくりか・・・と思いきや「だから、ビジネスクラスにしてあげたよ♪」というむっちゃくちゃ嬉しい返答が!!!Air Franceでビジネスクラスだったら、お食事はもちろんフレンチ!う〜ん、期待できる!ってわけで、本当に幸先の良い出発となったのでした。

飛行機では最高のひと時をすごせました。おフランス(パリ)行きAir Franceのビジネスクラスに乗っているまわりの人は、なんだか俳優みたいな人が多く、ちょっとだけお話した男性なんかもすっごくかっこいいの!本当に俳優では?ってくらい貫禄&落ち着きがあるのに、とっても甘いフェイス&声で、これまた言うことがキザなの。キザっていうか、いちいちの言い回しがかっこいいというか(英語ね)。いや〜、そんな人たちに交じってしっかりアペタイザーからメイン、ワインにチーズとすべて堪能できるものは堪能(笑)。機内食だというのにアペタイザーのサーモン、それにチーズの中でもブルーチーズなんて最高に美味しかったのでした。

パリには朝ついて、飛行機を乗り換えスペインはバルセロナへ。バルセロナがこの旅行の最初に訪れるの街となります。スペインは行ったことあるけれどバルセロナは初めてなので楽しみ!

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2004-11-22 レモングラス

お友達3名+お子さんでベトナム料理のレモングラスにてランチ。この日、私にとって初体験だったのは生春巻きをその場で巻いて食べたということかな。家でライスペーパーを買ってきて生春巻きを作ったことはあったのだけれど、お店で北京ダックのようにその場で巻いて食べるということをしたことがなかった&できるってしらなかったから、今回、教えてもらってその場で巻いて食べるという体験はなかなか楽しかったのでした。だってね、ライスペーパーを水(お湯)で戻すところから自分でやるわけで・・・なんかそういうのって、皆でおしゃべりしながらその場で作って食べると何でも楽しいよね。その他にも1つこの日は嬉しい出来事があって、なんともハッピー。

さて、明日からはサンクスギビングのお休みにかけて旅行に出ます。丸々1週間行ってきます!楽しみだ〜!!

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2004-11-18 Lord of the Dance!!!最高!!!


観てきました、Lord of the Dance!!Michael Flatley演出であるこのショー、見たかったの!とにかく観たくって、11月27〜28日にボストンに来ることがわかっていたから、チケットを取る気満々でいたのに急遽、その期間は旅行に行くことを決定してしまったので、泣く泣くチケットを取ることをあきらめていたのだ・・・。でも・・・やっぱりどうしても諦めきれなくなって、色々と調べていたところ、なんとボストンに来る前に、ロードアイランド州はプロビデンスで3日間公演しているではないですか!うおおお、プロビデンスって我が家からたったの1時間くらいで着いちゃうところなので、そりゃそれだったら、そこまで観に行くよ!ってわけで、RI州の公演のチケットを取っていたのです。

さっそくこの日は夕方から車を走らせプロビデンスに。ラッキーなことに会場のすぐ目の前の路上駐車が空いて車を止められたことからも幸先が良いことを暗示していたかのごとく、ショーは始まったその数秒後からもう口をぽか〜んって開けちゃうほど感動的だったのでした。いや〜、何が感動的って、ストーリーとかじゃなくて、そのダンス!すご〜い!としかいいようがないっ。いわゆるアイリッシュ版タップダンスなんだけど(私に言わせるとこんな説明しか出来ない・・・)、これがね、物凄いの。個人でするのも凄いし、団体でするのはもっと凄い。本気で楽しかった最高のショーでした。

面白かった!と思える最大の理由はすばらしいダンスなわけなのだけれど、さらにもう1つ面白かった!と思わせてもらえるその理由としては、「なんだかちょっとカッコ悪いから」っていうのもある(笑)。いやね、このアイリッシュのダンスってタップダンスなのだけれど、上半身は動かさないって物なので、その動きは滑稽だし、動いたとしても何だかポーズがちょっとかっこ悪い。さらに、ストーリーも言いたいことはわかるのだけれど、全体的に意味不明で、出てくる小物ややることなすことちょっとずつカッコ悪いの(笑)。それがまた面白くて、でもダンスは凄くて・・・とにかく、楽しめることは間違いないショーです!これは本当に観ておいてよかった。ラスベガスでは定期的にやっているようなので、次にラスベガスに行ったらラスベガスでも観てみよ〜っと。

写真はプロビデンスのパフォーミングアートセンター。なかなか立派でした。思った以上に大きかったし!

11月27〜28日にボストンにいる方は、是非観に行ってみては??まだチケットとれるかな??

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