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「ざつぶん。」



おたのしみはこれからさ!




稲垣吾郎を応援するページ「ふぁいる56号」 
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目次 (総目次)   [最新の10件を表示]   表紙

2000-09-25 「催眠」 Last Case その5 嵯峨先生再び北の地へ向かう、のこと。
2000-09-24 「催眠」 Last Case その4 嵯峨先生・ムラサキの蝶を思い出す、のこと
2000-09-22 「催眠」 Last Case その3 外山刑事、ついに嵯峨先生にキレる、のこと
2000-09-22 「催眠」 Last Case その2 黒由夏、暴走を始める、のこと
2000-09-22 「催眠」 Last Case その1 倉沢先生 過去を告白するのこと
2000-09-19 「催眠」 Last case 前説
2000-09-18 大阪でもまれる女(予定)
2000-09-18 「ざつぶん」ひま人日記版


2000-09-25 「催眠」 Last Case その5 嵯峨先生再び北の地へ向かう、のこと。

警察の手はようやく由夏の部屋に踏み込んでお仕事らしいお仕事をし始めました。ああ、遅い、遅すぎるぞ、とつっこむのはほどほどに話を先に進めませう。


自分のいた形跡を少しも残さないその部屋はなにも過去をもちたくなかったのではないか、という牟田刑事の言葉どおりに復讐に生きた黒由夏の心象風景のようでした。痛む足をひきずりながらも由夏の残り香を探す嵯峨先生(だからなんであんたが捜査現場にいるのだね、と疑問をもってはいけません〜)の目に飛び込んだのは出会って間もない頃の由夏があなたとのことは忘れたくない、とばかりに撮ったスナップ@占い師嵯峨の姿と・・・三好美術館でふたり見つめた、またいっしょに見よう、と誓った、かの蝶の絵になぞらえた彼女の部屋に飾られた6羽の蝶の標本から一羽の蝶が飛び立っているではありませんか! 本能的に由夏の居場所を悟る嵯峨先生。走り去ろうとする彼を押しとどめる外村刑事はなにかを感じ取り、由夏を追おうとしているのだ、とお得意の刑事のカンでこれまた悟るのでした。でもまたもや嵯峨先生には超甘の外山刑事(うぬう、外山さんもこれまた事件を複雑化させるのに一役買ってるってばってばー)

「先生・・・死んじゃダメだよ」

との言葉で嵯峨先生の旅立ちを見送るのでした。でも最終シーンで北海道警といっしょに三好美術館に現れたところをみると巧みな尾行はつけていたのでしょう・・・ってそーいう情景を匂わせるようなほんの一言一アクションがないのは惜しいですね。でも一から十まで説明&解説されても興ざめなドラマってあるしなあ。さじ加減が難しいところとでも申しましょうか。


時計屋の春日老人とさっちゃんはあいかわらず仲良くけんか中、今度は一人暮らしをしたいさっちゃんVSおじいちゃんのバトルが繰り広げられております。そんな2人に黒由夏との最終決戦を前に別れを告げにきたのか2人を物陰から見つめ、そっと去ろうとする嵯峨先生を見つけたさっちゃんは「一度くらいご飯食べない?」と誘います。じゃあ、ごちそうになろうかな? ほんと? との会話の一瞬の表情にさすがに年の功、なにかを感じ取ったおじいちゃんは、嵯峨先生、うまいもん作って待ってるからね、とあくまでもいつもどおりの様子で声をかけます。「はい」と短く答え微笑む嵯峨先生の顔はなにやら決意のようなもので彩られておりました(ここ、ワタクシの隠れたツボ、嵯峨@稲垣の微妙な微妙な心理描写が微笑みから口元をきゅっとしめた表情にマイナーチェンジをやってのける素晴らしきシーンでございます、うっとり)

先頭 表紙

2000-09-24 「催眠」 Last Case その4 嵯峨先生・ムラサキの蝶を思い出す、のこと

さて、その翌日、心身ともに傷ついた嵯峨先生、倉沢先生の病床を訪ねます。

「あなたさえ、由夏の記憶を消さなければ・・・」

「僕はあなたのことをずっと尊敬していました」

「ずっと催眠を信じてきたのに・・・」

「黙ってないでなんとか言えよ!!」

目に涙を浮かべながら倉沢先生に迫る嵯峨先生。潤んだ目と絶叫がたまりませぬ。(ああ、うっとり)そんな嵯峨先生に記憶を消すこと自体は時に人を救うことがある、私はそう信じてやってきた、と倉沢先生は答えます。人の記憶を消すのはいいことと悪いことの両面がある。なんと勝手な物言い。だがしかし、倉沢先生はかつて情緒不安定で自分の元に通院していた嵯峨先生の辛い記憶を消すことで救ったことがあるというのです。いったい倉沢先生は嵯峨先生のどんな記憶を消したというのでしょう・・・にしても少年時代倉沢先生の治療を受けていたというエピソードは、そうですね、序盤くらいでちょろっと2人の会話ででも出しといたほうがよかったと思いまふ。そうすれば、嵯峨先生の↑の絶叫もかなりリアルに感じられるでしょう・・・黒由夏と白由夏の両方の存在を表すような、実は由夏は犯人ではないにしても2つの人格があるのだよ、と視聴者に暗喩的に悟らせる演技プランがあるとなお良しなのですが、状況と展開に応じてラスト着地点が見えなくなる連続ドラマの弊害なのでしょうか・・・でもでも・・・イナガキさん&藤さんの緊迫感あふれる絡みと映像の迫力で見ている間はそんな粗も気付かない、という恐ろしい催眠に徐々にわれわれははまっていくのでした・・・(をい)


「嵯峨先生、あなたにだけは催眠を信じていて欲しいんです」結果的に嵯峨先生にとっては遺言となる倉沢先生の言葉を抱いて、嵯峨先生は白昼の街へ歩を進めます。自分の封印された記憶、ムラサキの蝶を思い出しなさい、蝶・嫌いなの?様様な由夏の言葉が頭をよぎり・・・やがて雑踏の中の現実の父親に抱きかかえられながらむずがって泣くひとりの少女の泣き声でひとつのビジョンにたどり着くこととなります。それは少女のころの由夏との出会いの日・・・嵯峨少年に虐待の事実を打ち明ける由夏、哀しい境遇にただただ泣くことしか出来ないかわいそうなお姫様に王子様は救いの手を差し伸べます。

「そんな家飛び出しちゃえよ」「僕が助けてあげるよ」と。

けれど、おとぎ話の王子様とは程遠く・・・嵯峨少年はただの13歳の少年にすぎませんでした。


「俺は・・・由夏を・・・」


ゆっくりとゆっくりと嵯峨先生は地面へと崩れ落ちていきました。

先頭 表紙

ってひっくり返っている場合じゃないだろ<自分。よこさん、お疲れさまです。今ゴロはごろーと地続きの大地に着いたのかしら。 / サイトー ( 2000-09-26 23:08 )
閉じこめられていた過去を突然思い出して地面に崩れ落ちて行く嵯峨先生。ああ、額に汗が・・拭って差し上げたい・うっとり。そして綺麗な指がお顔に・・・ああ、壊れている私。ばたん。 / サイトー ( 2000-09-26 23:06 )
「ちび敏也」の起用は突然決まったことらしいですネ(TV雑誌で読みましたけど)「ソムリエ」のちび佐竹は可愛かったのになぁとぼやく私に友人は「あの子だってもう育ってるワヨ」と一言。それにしても「ちび由夏」と達矢くんにちょっとやられてたワタクシです。可愛い… / かねちゃん ( 2000-09-24 14:58 )
「ゴロー@森雅之」説、同じことを考えていらっしゃるかたがいらしたなんて…あぁ「有難すぎます!」百万の味方を得た思いです。(つづく) / かねちゃん ( 2000-09-24 14:56 )
それにしても・・・ほんとに少女由夏はあんなに魅惑的でかつて倉沢先生が征服欲をそそられ、桜庭父も幻惑(・・・されてた、とワタクシは思っております)されて身を滅ぼしたのもさもあらんという可憐さ&色っぽさでしたね。・・・されど嵯峨少年はえなりくん似(爆)ビデオ発売時にはCG処理でなんとかならんもんでせうか?(無理) / よこ ( 2000-09-24 11:33 )
あっ!ふくちゃんだ! どんどんつっこんでやってくださーい! このさいだ、盛大に大阪オフやるぜい!!  / よこ ( 2000-09-24 11:30 )
ここの形式、めっちゃ面白い! すっごい好き。よこさんの熱い語りも見れて楽しいわ♪ よこさんが、大阪に来たらとりあえず歓迎オフをやりたいよん♪    あと少年嵯峨ですが、Jr.が起用されない事はありがたいんですが、もう少しなんとかならんかったものか・・・と(^^;)    少女由夏はかわいいのに(笑) / ふくちゃん ( 2000-09-24 09:27 )
で、最初こっぱずかしいばかりであったエンディング、北海道の草原をどこまでもどこまでも走っていく嵯峨と由夏、大きな木の下で楽しげに踊り戯れる2人の姿は、少女由夏の夢見ていた「王子様が自分を助け出して苦しみのない世界で幸せになることができる」という夢だったのかしら・・・と勝手に解釈して涙するワタクシです・・・王子様えなり君似だけど(すまぬ、えなりくん。ドラマ「ホットドッグ」の君が好きだったというマニアックな私に免じて暴言は許してくださひ←ばか) / よこ ( 2000-09-24 01:43 )
少年嵯峨くん役のぼうやに「イナガキゴロー」氏よりも「えなりかずき」くんの面影を見てしまうワタクシ・・・ううぬ、稲田Pよ、ここは画竜点睛を欠きましたな? な? な? / よこ ( 2000-09-24 01:35 )

2000-09-22 「催眠」 Last Case その3 外山刑事、ついに嵯峨先生にキレる、のこと

黒由夏は言葉を続けます。


ムラサキの蝶連続殺人事件を起こしたのは私、男なんて皆けだもの、私を虐待した倉沢とみんなおんなじ、私を抱いた男はみんな殺してやったのよ、あなたは見事に期待にこたえてくれた、役目も終わったあなたも死ぬの、だからあなたもこの場所で、1年まえ愛する女を失ったこの場所で殺してあげる。


さあ、ムラサキの蝶を思い出しなさい。あなたの罪を思い出しなさい。


必死に抵抗するも、由夏の「蝶、きらいなの?」のひとことで体中の力が抜ける嵯峨先生、いつしか少女の由夏が少年の嵯峨を追い詰めていく不可思議なイメージ。


のけぞる喉もはだけた白衣もどきどきもの(をい)絶対絶命の嵯峨先生を救ったのはその場にただたたずみなりゆきを見守る桜庭さんと(こら、見とらんで割って入らんか!)達也君の由夏を呼ぶ絶叫でした。思わず反応して姿を現す白由夏。逃げて・・・でないとこれ以上私に近づくとあなたを殺しちゃう・・・せつなく泣き、声を搾り出す由夏に 由夏なんだな!!??と声をかける嵯峨先生。されど由夏はいずこともなく姿を消すのでした・・・結局自宅に戻っただけだけど(にがわらひ)


足の治療をすませた嵯峨先生(すねげもいい、ふとももたまらない)は再び由夏を・・・追おうとしたのですが外山刑事にたしなめられます。動くな、これからは警察にまかせてもらいます、と。


「あんたのその甘さが事件を大きくしたんだ、それがわからないのか!!」
そりゃそうです、コンビニで由夏をナンパした第四の被害者のあんちゃんと由夏が接触があったことを隠したこともありました、由夏は絶対に犯人じゃありませんよ、と根拠のない自信で捜査協力も拒否してきました。せめて由夏にもうひとつの人格があるのでは、と疑いを持った時点で外山さんに協力していれば・・・でも案外外山さんもつっこんだ話をしようとして口をつぐむ嵯峨先生を「ま、いいでしょう・・・でもね、先生(以下略)」と
黙認し、甘やかしてたような気もしますが・・・どうよ?(^^;)


傷心の達也君に桜庭さんは男の子なんだから泣くのやめなさい、と声をかけます。声はかける、でも由夏のように抱きしめてあげたりはしない、桜庭さんの優しさを素直にだせない、だがしかし、白由夏にも負けない優しい女性であるということが垣間見えてよろしゅうございました・・・座り込む姿も妙に色っぽいし・・・いい子だわ(をい)

先頭 表紙

朝比奈&桜庭に見られる「由夏の手先」的催眠もポイントでしょうか。殿方には必ず死に至る催眠誘導を行い、女性は自分の傀儡として・・・みたいなの。催眠から解けたあとつき物が取れたように登場した白桜庭さん(ほかになんと言えと〜?)は作品の救いではありますが・・・書き込みがたりないのだなあ。矢田ファンやきもき、ストレスがたまる改心ぶりでありました。 / よこ ( 2000-09-23 07:37 )
ふともも&すねげでもうくらくら、ある意味稲Pという方、誰よりもファン心理を知る画面作りをなさっておったのかもしれません...ああ、だまされてるわー。案外しゃちさま’sチャットルームをROMってファンの要望に答えるべく切磋琢磨してらしたりして・・・とって食いやしないから一度入室してみません? とここでよびかけても返事はまずないでせう、口惜しや(わらひ) / よこ ( 2000-09-22 23:35 )
屋上で由香に首を押さえられのけぞる嵯峨先生を見て、「ああ、喉仏がぁ・・・」とよこさんを思ひ出したサイトーでした。それにしてもきゃ!太もも&すね毛の大サービスまで・・・ありがとう、稲P! / サイトー ( 2000-09-22 23:22 )
やはし外山さん激ラブ(ばか)牟田刑事とのコンビもっとみたかった。嵯峨シンパの牟田君ももっと食い込んできたら面白かったかもしらん。ますます癒しホラーから遠くなるのは百も承知ですが(へへへ) / よこ ( 2000-09-22 22:39 )

2000-09-22 「催眠」 Last Case その2 黒由夏、暴走を始める、のこと

黒由夏全開モードは続きます。

泣く子と地頭と達也くんには勝てず...のはずの由夏なのに、おねえちゃん!とすがる達也くんをはねのけ、ずんずんずんずん(ああ、瀬戸さんすまん、妙な表現で)屋上へと向かう黒由夏、追う嵯峨先生&桜庭さん...ちなみに嵯峨先生またもや激走!!←病院の廊下は走るな!!(無粋)このあたりのエレベーターを使った画面構成は秀逸ですねえ・・・最初にサイコサスペンスと銘打っていれば視聴者もよりゲットできたかもしれません、それくらい心理的怖さに優れたお話であったのではないかと・・・おっと蛇足・・・1年前の屋上での惨劇を思い浮かべ、幻の手に腕をとられながらもぐっと気を強く持って屋上へのドアを1年ぶりに開く嵯峨先生でありました(え? 由香が落命したのは警察署からの落下では?とはここでは言わぬが花)


ドアを開けるとあら不思議、夜の闇にまぎれてうずくまる乙女は嵯峨先生が愛してやまない白由夏ではありませんか!! 大丈夫かと声をかける嵯峨先生に「私は2重人格なの?」と聞く由夏「それはまだわからないんだ」とあと40分しか残り時間はないというのにとぼけなことを言ってしまう嵯峨先生(うおお)由夏はいいます。自分の中に自分が入ってくるのが怖い、自分が自分でなくなるのが怖い、あなたは怖くないの? とにかく大丈夫だから病室に帰ろう、と優しく肩に手をかける嵯峨先生を待っていたのは冷たく微笑む妖艶な由夏とざくりと鋭い太ももへのメスの一刺しでした。


「君は...誰だ?」
「私が本当の蒼井由夏よ」


彼女は2重人格ではありませんでした。黒由夏の作り上げたもう一人の自分、それが白由夏だったのですね。由夏の封印された記憶はロストバージンの日を境に徐々に薄皮がはがれるように現れてきたのでございます。性的虐待を続けたあげく彼女の母まであやめた倉沢、そのあと由夏に幾たびか訪れ、去っていく男たち、男なんて皆倉沢と同じ、ちょうど1年前の催眠がらみの連続殺人事件の記事で嵯峨先生の存在を知った由夏はかつて深い遺恨があった(らしい)彼を利用して記憶の奥にある「顔のない男」の顔を鮮明にすべく嵯峨を利用し、同時に彼にも復讐をしてしまおうと一挙両得を考えたのかもしれません。そのために起こしたムラサキの蝶連続殺人事件、事件で疑われた由夏を必死で救うであろう、と底の抜けた性善説&理想主義でフェミニストの嵯峨先生の性格を読みきった巧妙な(とってつけたような理由と思ってはいかーん!!)作戦だったのです。ああ、なんてこったい。

先頭 表紙

イナガキゴロウ@森 雅之説はワタクシの知人が力説なさっていました(もちこさま、ごらんになってます〜?) 「催眠」岸田版もそそられますが、岸田氏出演作品中最高のラブロマンス作品「怪奇大作戦@京都買います」などイナガキ版リメイクで観てみたいなあ、との欲もあり(ばか) しかし稲田Pもよもやデパチカのハムに煩悩するファンがいることまでは予想できますまい。ああ、イナガキゴロウ、いっそ二代目ハムの人と呼びませうか?(おいおいおいおい) / よこ ( 2000-09-24 02:07 )
ワタクシずっと「イナガキゴロウよ、森雅之を目指せ!」と思ってたんですが最近は「岸田森というセンも捨てがたいわ…」と思うようになりました。しかし岸田森主演の「催眠」…うーん、見てみたい。その場合由香は誰が…?桜井さんは志村喬?(爆)ところで今日デパ地下食料品街で大きなハムの輪切りを見て「ナマ太もも」を連想して爆発してしまったワタクシ、あぁゴローさんあなたの罪は深い(いや、稲田Pか?) / かねちゃん ( 2000-09-23 22:47 )
そして第一話、どっちが白由夏、そして黒由夏であるか、というのは稲田P言うところの「矛盾」のひとつなんでありましょうか? 嵯峨先生と一夜を共にしたあと「俺たちどっかであったことないか?」との問いにあっさり「ないわ」と答えていたのはうそつきな黒由夏かほんとに記憶の外に存在する白由夏か・・うぬぬ。 / よこ ( 2000-09-23 00:58 )
ええ、かねちゃん、おそらくそのご本です・・・というのは全仕事集の購入のさい「不死蝶」を見かけたワタクシ、今日は全仕事集だけにしとくか、と油断したところ次に書店に行ったらすでにございませんでした。ああ、欲しい本は多少のことは目をつぶり、その場でためらわずゲット、基本ですなあ。映画「催眠」は20ン年前に制作されていれば嵯峨役は岸田さんかなあと夢見がちになるワタクシをお笑いくださいますな。でもなんとなく吾郎さんと岸田氏はテイストが似てると思うのですが、いかに? / よこ ( 2000-09-23 00:50 )
どーぞ「ちゃん」とお呼び下さいませ!「不死蝶」というのは岸田今日子さんの「森ちゃんのこと」(?だっけ)なるエッセイが巻頭に載っているご本のことでせうか。それでしたら書店で見かけて「おぉ、このような本が!」と手にとっては見たものの購入に至らず(やっぱり器小さい)。ところで第1話の由夏登場のところ。第1夜が黒由夏、第2夜が白由夏、なのでせうかね?これはワタクシもずーっと考えておるところなのですが。白由夏は自分が記憶障害だって思ってるわけだから嵯峨くんに「昨日も来たでしょう?」ってゆわれたら「えっ?まさか私昨夜も記憶が?」って動揺するんじゃないかなーと思ったわけです。(第2話であれだけ泣くわわめくわしてるんだから)それがシラッと「今日初めてですよ?」と返すのは。でも黒由夏だとすると「初めてですよ」は真っ赤なウソ。嵯峨先生のハートをがっちりつかむための企み(@一希)になるのかなー。あぁ、長々しく書いてすいません。何てアリ地獄のやうなドラマなの。 / かねちゃん ( 2000-09-23 00:14 )
ここでのポイントは黒由夏は顔のない男のめぼしがある程度ついていて、なおかつ精神的な意味での復讐もかねて倉沢先生の本陣に入り込んできたか否か、ほんとに嵯峨先生を利用するためだけに嵯峨先生の勤務していた病院に通院し始めたのか・・・どっちもご都合主義でせうね・・・ともあれ第一話で最初に嵯峨と出会った由夏が黒由夏とするならば、(初対面でほっぺにちゅー、までしてたな〜)2度目に逢ったときの「夢が昨日かなったけどどんな夢だったのか覚えてないんです」という白由夏の発言は「顔のない男への復讐へのコマが全部そろった」ことへの喜びだったのでしょうか・・・こわ〜。 / よこ ( 2000-09-22 22:37 )

2000-09-22 「催眠」 Last Case その1 倉沢先生 過去を告白するのこと

「顔のない男は私です」とまあ、いきなり最終回直前告白しだす倉沢先生に驚く嵯峨先生と朝比奈先生。さすが藤さん、キャスティングの段階でここに藤竜也が出るという事は、ただものではないだろう、と予想されていただけのことはございます(昔だったら2時間ドラマに岸田森氏が出たらそれだけで「あああ・・・十中八九犯人は彼ね」とみたとたんに犯人がわかっちゃったという笑えないエピソードがございましたがそれに似ておる)おまけに語り口から推察すると...え??? 実の娘@内縁に性的虐待を含めたしうちをなさっていたのでしょうか!? すっかりキレ系キャラが定着した朝比奈先生の絶叫も無理からぬこと、諸悪の根源は倉沢先生の過去の歪んだ愛情表現だったのでございます。



由夏?のシルエットがゆっくりと病室に向かう中、ムラサキの蝶事件の核心にふれようとする嵯峨先生のもとに「蒼井さんが大変です」との報告が。走る走る、10話からなぜか走りっぱなし、カウンセリングルームに向かう嵯峨先生を待つ人は先週由夏と格闘しておったはずの桜庭さんでした。「由夏は私と同じ憎しみで出来た人間でした」とミステリアスな表情で語る桜庭さん(矢田ちゃん、いいっす)その言葉に由夏を再び探しに走り出そうとする嵯峨先生(深夜の病院の廊下を走ってはいけません!!・・・とは蛇足である)を背後からひもで首を締めたのは桜庭さんでした。「ムラサキの蝶は私よ」「ムラサキの蝶を思い出しなさい」「思い出したらあなたも生きてはいられない」といいながら徐々に嵯峨先生を追い詰めていく桜庭さん、ファンのS心を刺激する苦悶の嵯峨先生!!(でかしたぞ!桜庭>をい)抵抗を試みる嵯峨先生でしたが「蝶、きらいなの?」という桜庭さんのひとことに力が抜け、抵抗する意志を失ってしまうのでした(またこれもおいしいおいしい表情である、ごっくん)嵯峨先生危機一髪!! そこを救ったのは当直の婦長さん&ボブの看護婦さんでした(彼女もかわいいぞ>ほんとに蛇足)だがしかし、桜庭さんはまるで自分の行動を覚えていない・・・まさか!と不吉な思いにかられる嵯峨先生。


そしてそのころ・・・倉沢&朝比奈父子のもとに「見たことのない邪悪なもうひとりの由夏」が現れるのだった・・・


「久しぶりね・・・お父さん」


「最愛の娘に殺される気分はどうだった?」と倉沢先生にせまる黒由夏。「どういうこと?」と問う朝比奈先生に「お姉さんは黙ってて」としゃべれず、身動き取れなくなるという催眠をかける由夏(いつ取得したのだ、とか、そんなにかんたんにかかるもんなのか?というつっこみはやっちゃあいかん)「あなたにもう逃げ場所はないの...とどめは私がさしてあげる・・・」と倉沢先生をも催眠へといざなう由夏(だから! つっこんではいけません〜)そこへやってくる嵯峨先生!! 彼もまた黒由夏の存在を知って戦慄するのだった・・・。

先頭 表紙

かねちゃん(さまをつけると読みにくくなりかえって失礼かと、お許しくださいませ)ワタクシも引越し関連のお買い物にまぎれて買ってしまったのです>「全仕事」&CSにて放映の怪奇大作戦を録画したビデオテープを抱えて大阪いりでございます。そうそう、同時期に出版された岸田関係の本はお買いになられました? その名も「不死蝶」岸田氏は蝶のコレクションをなさってたとか...ム...ムラサキの蝶殺人事件と関係が!??...あるはずもなし(おい) / よこ ( 2000-09-22 21:35 )
あぁーよこサマさすがでございますっ!「???」と気になってた部分への指摘。最初に見たとき「2時間ドラマか?」と気にしてしまった私は器が小さいのでせうか・・・ところでワタクシ先日「岸田森全仕事1962〜1983」なる冊子を購入してしまいました。「血を吸う薔薇」も友人にビデオもらってまだ見ていない(汗) / かねちゃん ( 2000-09-22 21:07 )
ところで由夏はいつ催眠の高度な技術を取得しちゃったのでありましょーや・・・涼平君同様、また朝比奈先生が「信頼関係を築きたかったのよ」の理由で催眠誘導の基礎を教えてたら・・・罪よのぉ、宏美(をい) / よこ ( 2000-09-22 06:19 )
実はこの時点で「連続ドラマミステリーもの」のパターン「怒涛の最終回@キーパーソンの説明台詞で過去が語られ、真実が見えてくる」というワンパが行われているのでありますが・・・最終回全般に見られたテンションの高さのせいか作品の勢いのせいかぜんぜん気になりませんでした。やはし、ミステリーものはオチまできっちりプロットが出来ているほうが演じやすいんでしょうね。だがしかし、連ドラというシステムの中では一話放映の時点で最終回の脚本が出来ておる、というのはまれなことなんでしょうなぁ。公式HPでは藤さんも最終回で倉沢先生の過去を知ったようだし・・・むむむ。 / よこ ( 2000-09-22 06:03 )

2000-09-19 「催眠」 Last case 前説

ああ、ずっとレビューがほったらかしになっていた「催眠」テレビシリーズも、はや最終回を迎えました。


まあ、数字の話はいいやね(い...いいのか?)多忙を言い訳にしながらも迷走する物語、迷走する嵯峨先生のキャラクターを目の前に「こ..これは最終回まで見終わってから感想は書き込むべぇ、うん、そうすべぇ」とタイマンこいていたわけですが...結果オーライ、最終回はとんでもなくすばらしゅうございました。


これだよこれ!!これが見たかったのだよ、催眠療法もそれに携わる若き医師たちの葛藤と苦闘の物語もいいし、迷路に入り込んだままなすすべなく救いを待つ子供たちとの交流もいい。自分の中の破壊願望を満たすべく狂気の世界に入った男たちもいいさ、でも...でも私が見たかったのは劇場版にあった「少々の矛盾は跳ねのけてみせる作品のパワー」...前半の脚本ってやつが松岡原作をかなり意識した部分があったように思うのですが、その部分の一輪車ネタに代表されるような地に足をつけた手堅さが暴走にストップをかけていたのではありますまいか。癒しのホラーというよくわからんキャッチフレーズに縛られていたことが作品のいい意味での暴走を止めていたのではありますまいか、と思う次第です。


1話はとりあえず置いといて(松岡版と映画版のバランスが一番うまくとれていたメディアミックスの理想的な形と思ってますんで)2〜10話までで私が魅力的だな、と感じたエピソードはレイプされかけた涼平くんを流血させたあと、いきなり現れ、涼平くんと関係(うお)する黒由夏(3話)由夏を尾行中、ふと我に返り、壊れたサンダルに気付き自虐の笑いを見せる嵯峨先生(4話)とか、由夏に催眠を使って卑劣な行為に出る狩辺の狂気(5話)とか、それを受けてとりつかれたように狩辺先生を殴る嵯峨先生(5話)ムラサキの蝶を前に自嘲の笑い声を上げる嵯峨先生(5話)ピンをはねのけて飛ぶ蝶のようにするりと落下する涼平くん(7話)とか白バラを散らしての狂気の朝比奈先生とか(同7話)すごいぞ宇梶さん!と舌を巻く狂気のどんぞこの狩辺先生(8話)父・倉沢をがけから落とす催眠暗示の中の朝比奈先生の凄惨な美しさ(9話)とか桜庭さんの由夏に対するコンプレックスぶくみの復讐心とか、地下での由夏VS桜庭さんのシルエットでのみ表現される「由夏もまた催眠を操れるのではないか!!??」と思わせる格闘シーン(10話)とか...あらあらまあまあ、共同テレビここにあり、というエピソードばかりでございます。個人的な感覚でいえば5話にぶちきれ嵯峨先生をターニングポイントに(6話はちょっとたるかったけどな...でも査問会の嵯峨先生の押さえた怒りと慇懃さはスキ。土下座はいまいちかな)徐々に映画版のオマージュめいて来てからが特に面白かった。(原作版引用の目玉、一輪車エピソードはああいう形でもってくるならかなり疑問。私はみきちゃんのパートは物語前半の「催眠とはこういう使い方もできるんだよ」的な入門エピソードに使われると思っていたのでした。みきちゃんパートを引っ張りすぎたばっかりに物語の流れが潤滑でなかったのかもしれない)ともあれ、これだけ山積みになった謎をどっから手をつけて納得いく最終回にするのだ、という期待と不安で胸いっぱいに、最終回9月17日日曜午後9時、私はテレビの前に文字通り正座して放映を待ちましたとさ...(その1に続く)

先頭 表紙

5話のラストは特に感じられますね>かねちゃんさま いろんな人との共演が血肉になって成長しつづけているあたりがたまらん魅力かもしれぬ、イナガギゴロー。 / よこ ( 2000-09-21 06:04 )
昨日・今日と最終回ゆっくり見なおしてうおぉぉぉ、と叫んでます。ところで嵯峨先生(特に第1回と第5回のラストの笑い)に「魚住新児」の影を見てしまったのは間違いでしょうか? / かねちゃん ( 2000-09-20 23:46 )
TERESAさんはじめまして〜。でも一番心にずしんと来るのは最終回...ああ、あのシーンもこのシーンも涙ぼろぼろ... / よこ ( 2000-09-20 21:27 )
中でも印象的なのは、嵯峨先生の全カット(笑)朝比奈先生の狂乱、涼平君の最期・・・。ああっ、とまらない〜。 / TERESA ( 2000-09-20 20:51 )
はじめまして、私も吾郎様のファンです。催眠も全編見ましたよ〜。この日記も、そうそう、そうだよそうだよと思いながら、読ませていただきました。(つづく) / TERESA ( 2000-09-20 20:48 )

2000-09-18 大阪でもまれる女(予定)

どうもごぶさたでございます。よこでございます。
年一の稲垣吾郎連ドラシーズンに更新滞った理由、それは「転勤」
10月1日から大阪でもまれる女になる予定でございます。
とりあえずこの目の前の山とつまれたビデオと切抜きの山を梱包せねば・・・。


日曜劇場「催眠」の感想はまたのちほど。一言でいうと最終回、稲垣吾郎と
いう役者に力技で寄り切られてしまったっつーことでございますかしら。
いやあ、感服!! 一人の役者の圧倒的なパワーの前には多少の矛盾も
ふきとばすものがあるのだわ。すげえぞ、稲垣吾郎!!


おっと、ではまたあとで・・・片付けが一段落ついたら感想アップします。
ごそごそごそ←ダンボールを組み立てておる(わらひ)

先頭 表紙

私の好みの方のつっこみを残しといたでー!!>サイトーさん 現在じゃりン子チエで大阪弁勉強ちゅうなり。 / よこ ( 2000-09-21 08:26 )
ご・ごめんなさひ。送信失敗したかと思って2回も書きこんじまったです。来週からは関西弁のよこさまかしら、楽しみ。 / サイトー ( 2000-09-21 07:42 )
あっ!サイトーさんだ(嬉)「なちゅらるうえーぶ」な「ももげ」(激爆)も愛しひ。大人になったわねー、吾郎さんも、と感慨ひとしお・・・(をい) / よこ ( 2000-09-21 06:07 )
まあ、よこさま、嬉しいコーナーが・・・私も「おひげ」も「すねげ」も「生太もも」も大好き。 / サイトー ( 2000-09-20 23:19 )
ワタクシの反応、走り去る由夏を追うことかなわずうずくまる嵯峨先生の直後の「なまふとともあっぷ」に「うぉ!!」と声をあげたきりかたまってしまいました。「催眠」制作に携わった多くの人々に、見たことのない稲垣吾郎をありがとうと拝みたい心境です。なお、ワタクシ「ひげ」も「すねげ」も好き(おい) / よこ ( 2000-09-19 21:26 )
失敗した。よこさん's感想一言だけ聞きたし!最終回の「生太もも」どうです?TLCのわきげ以来の衝撃だったんすけども。 / かねちゃん ( 2000-09-19 21:21 )
ありがとうございまふー 大阪で舞台と単館映画見れるんだからよー! と目の前ににんじんぶらさげて梱包継続ちゅうっす>SWINさん 結局嵯峨先生らぶ!な感想で終わりそうな予感もしますががんばりまふ>かねちゃんさん あいたたたた・・・でんじゃらすだいありー放置状態のことでしょうか?(ひやあせ)>さつきさん こっちもがんばりまふ・・・といいつづけてもう1年弱・・・反省。 / よこ ( 2000-09-19 06:05 )
「でんじゃらすだいありー」の二の前は踏まないように。 / さつき ( 2000-09-18 23:11 )
感想アップ待ってますー。よこさんの感想読みたひ。 / かねちゃん ( 2000-09-18 20:58 )
大阪でも頑張ってね〜。 / SWIM ( 2000-09-18 20:44 )
いうまでもなく切り抜き&ビデオは吾郎さんのものがメインでございます・・・増殖したのぉ。ほれぼれ(荷造りしろ、自分) / よこ ( 2000-09-18 10:55 )

2000-09-18 「ざつぶん」ひま人日記版

とりあえずスタート!!

先頭 表紙

つっこみの仕方は「つっこみ」のところをクリック、つっこみウインドウが開きます。そこにつっこみとハンドルを明記、ぽちっとつっこんでください。一般常識からみてどうかな?というつっこみは削除することもございます、なにごともよしなに。 / よこ ( 2000-09-18 10:54 )
今回のざつぶんはこのようにつっこみができます。私もボケ返します(爆) / よこ ( 2000-09-18 09:59 )

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