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middle-Xの「夢紀行」

うたかたの夢いっとき

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2002-03-06 俗世を離れて思うこと。
2002-03-03 沖縄が遠ざかる
2002-02-28 独り異国の地


2002-03-06 俗世を離れて思うこと。


ちょうど2年前の今日、六連島(むつれじま)という下関の離島にいました。

島の総人口約150人、1時間半くらいの散歩で島を一周できてしまう小さな島。
なんで、こんな離島にいたかというと、俗世を絶ちたかったから。
・・・というわけではなく、副業(?)の撮影のためだったのです。

本土と島を繋ぐ渡船「六連丸」は一日4便のみ。
朝7時に出る船を逃すと、次の本土行きは12:30の船。
だから、島の人たちはすごい早起きです。
寝坊してしまった朝は、学校も仕事も休んでしまうという大らかさ。
私がここに住んでいたら、毎日がお休み間違いないでしょう。

あまりの便の少なさに、下関の小さな漁港から地元の漁船に乗せてもらいましたが、3月と言えども、漁港・海峡の寒さは凄まじいの一言に尽きます。
島に辿り着くまでの30分間、関門海峡で命絶えるのか、人生儚かったなぁ・・・など様々な思いが過りました。
なんとか島に着いたものの、船酔い、かつ荒波をかぶりまくっていた全身は、寒いなんてモンじゃありません。
まさに凍死体験ってとこでした。

島に降り立って、びっくり仰天!
殆どの人が学校も仕事もお休みして、島あげての大歓迎。
暖かい歓迎と多大なる協力のおかげで、辛いはずの撮影も順調に終了。
帰りがけに「また来てくんしゃいね〜!」との大勢のお見送りに笑顔で手を振り返しましたが、
「ごめんなさい。多分、二度と来ません」と心の中で呟いてしまいました。

ただ、こういう空間にいると、人間性も生活習慣もまるで違ってくると実感。
島民すべてが家族のようなもの。
遊ぶ場所もないから、規則正しい生活満喫=健康体。
都会に住む人にとって不便と思うことも、裏を返せば羨ましいことも盛り沢山。

島の人達のお陰でひととき穏やかな気持ちホクホク。
しっかし!その暖かい穏やかな気持ちもつかの間。
翌日から、また過酷な日々が待ち受けていました。
自ら変わらなきゃ、現実なんて、そんなもん?!

See ya!

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「しがらみ」が無かったら、多分自分の居場所が分からなくなってしまうのでしょう。旅の直後は何故か、人生真面目に考えてしまいます。 / middle-X ( 2002-03-10 03:03 )
旅先の思いがけない経験や出会いに衝撃を受けて、ある日突然人生観が変わることもあるだろうけれど、大抵は日常生活に戻ればまたいつもの「しがらみ」に囲まれるのですよね。でも、家族だったり、仕事だったり、その「しがらみ」こそ自分がそこにいるという存在感の証明でもあります。旅はそんなことを考えるいい機会ですね。 / なみまる ( 2002-03-06 22:36 )

2002-03-03 沖縄が遠ざかる


明日から行くはずだった沖縄・名護city。
そう、「はずだった」のです。

暖かい南の島。
透き通る緑の海。
国内でありながら、異国の島。

たまには、ボーッと何も考えたくなかった。
大好きな飛行機にも乗りたかった。

ああ、また一つちっちゃな夢が破れてしまいました。
それにしても、仕事を突っ込んだクライアント様、
「キャンセル料、払って下さい!」って、ホントは言いたかったの(泣)。

See ya!

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★なみまる様★ お誕生日おめでとうございます!1年1年輝きを増してきますように。 さて、今頃は光り輝く太陽の下、海辺で飲み放題、食べ放題のはずでした。目的も果たせずに、またしても極貧生活になってしまいました。 / middle-X ( 2002-03-05 23:52 )
えぇ゛?!そんな、前日キャンセルだなんて、あまりに悲しいですね。仕事のギャラ上乗せしたい気分ですね。 / なみまる ( 2002-03-03 23:44 )

2002-02-28 独り異国の地


物心ついた時から、放浪癖があったみたいなのです。
放浪っていっても、これがなかなか新しい発見があって面白いもの。

今回新たにひまじんになって、今までの彷徨い旅や夢の旅など、ひまにまかせてちょっとづつ綴ってみようかなという気になりました。

まずは、【フロリダ生活篇その1】

Miamiからちょっと北にあるFort Lauderdaleという小さな町。
Fort Lauderdale Hollywood Airportという大胆過ぎるネーミングとは打って変わって北九州空港みたいな淋しい空港。(←ごめんなさい。/北九州空港)
ここに飛び降りたのが、夜の9時半。
最終便だったため、空港内には人気が殆どなく、未知の異国でいささか不安な生活の幕開け。

タクシードライバーに滞在先を言っても、伝わらない。
Oh,my God!早くも言葉の障害か?!
メモに走り書きして見せたら、何とか分かってもらえたが、彼はコロンビア人でここには英語を勉強しに来ているバイトドライバーだったらしい。

英語が話せないタクシードライバー。
バイトもOKなタクシードライバー。
やはり、何でもありなのか?このアメリカっちゅう国は?

これなら、小心者かつお調子者の自分もここでやっていけるのでは?と、何気な不安が一気に払拭されつつ、転寝をしたタクシーの中でした。

こうやって、重い荷物を引き摺り続けた孤独人生@フロリダが始まりました。
続きは、また後日。

See ya!

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★なみまる様★ 初めまして(笑)。ラテン系の血が流れる陽気な現地の人の渦の中に紛れて日本人独りって浮くんですよねぇ。マイアミはホント面白い所です。 / middle-X ( 2002-03-05 23:47 )
おぉ!マイアミ!なつかしい!その昔、アメリカキャンプ旅行の旅第二段の出発地(集合場所)がマイアミで一人でとぼとぼやってきた思い出があります。 / なみまる ( 2002-03-03 23:42 )

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