11年前に南アルプスを縦走した時に出会ったおじさん(元山岳救助隊員)が
「男は黙って仙塩尾根」と言っていた。要はしんどいルートらしい。
スケジュールを確保でき、トレーニングもそれなりにやってきたので、
やっと自分も挑戦する機会ができた。
最終日の行程がかなりきつくてドキドキ。なので予備日を一日設定した。
10:58 広河原バス停に到着
年季の入ったバスで甲府駅から二時間ほど乗車する。
甲府駅の広河原行きバス停は市内を循環するバスと同じバス停で、
たくさんの登山客がバス停を占拠してしまうので地元の人とトラブルになりやすい。
車掌の年季の入ったお姉さま(自分より10歳ぐらい年上の感じ)が山道でも
ずっと運転席の隣で立ちっぱなしでスゲーなと驚く。
若い頃はバスガイドとかやっていたのだろうなと思ったり。いや現役かもな。
11:20 広河原出発
今日は白根御池小屋まで3時間弱の行程。ほどほどの距離で、ほどほどの高度で体を慣らす。
吊り橋を渡って登山道が始まる。橋を渡って、いよいよ来たなとなる。
登山道は樹林帯で木陰なのでいくらか涼しいが急斜面が続くので大変。
日曜日なので下山者が多いようだ。
登山道は上り優先のはずだけど挨拶もせずガンガン下ってくるので、
接触して滑落とか嫌なのでさっさと道を譲る。
道譲っても仲間とお喋りしっぱなしで通り過ぎる人も多い。
注意散漫の人が多いので気を付けて歩こう。事故は下山で多いのだよ。
山小屋泊まりの荷が軽い登山客が多いので、みんな歩くペースが速い。
自分は無理せずボチボチ歩く。
13:17 白根御池小屋
ぼちぼち歩いたつもりだったが40分ほどコースタイムを短縮していた。
先週の歩荷トレーニングの成果かな?
小屋はテント場も完全ネット予約制になった。
受付でスマホで受付表を表示しようとするが圏外だった。。。
南アルプス北部の山小屋とかはネット化が進むが、現地では圏外が多くてネットが使えなく不便。
結局、100人以上いる予約名簿から探して確認してもらう。アナログです。しばしお待ち 下さい。
テント場は池の脇に陣取った。
天候も安定していたのでのんびり過ごそうと二人用のシェルターにした。
とりあえず靴下と登山靴を干すw
テント場から明日登る北岳を望むが雲の中だった。
今日は時間があるのでのんびり過ごす。山の初日は高度順化です。標高2200mで体を慣らす。
冷たい水は水場に行けば南アルプス天然水が無限にあるので、ウイスキーの水割りを飲みつつ読書したり転寝したり。
贅沢な時間だ。
いつの間にかやってきたお隣テントさん達は高校山岳部のようだ。
自分も高2の時に山岳部で北岳にテント担いで来たなと思い出す。
喋りが自分と同じ相模っ子だなと思っていたら、
テントに(神奈川県立)足柄高校とかいてあった。
夕食の支度で小屋前のテーブルに全員移動し静かになった。
それよりも登山サークルの愚痴を延々と電話でしゃべっている兄ちゃんがウザかった。
さっさとサークル辞めてソロで登れよ!と言いたくなる。
暇なのでつい人間観察をしてしまうw
二泊三日の山行なので荷物が少なめなので晩飯にカップラーメンも追加。炭水化物ばかり。
やる事ないので飯を食ったら横になる。
日没前なのに隣のあんちゃんのテントからイビキが聞こえてきた。
うるせーなーと思いつつも、連日猛暑で疲労困憊していたので、
標高2200mあるこのテント場は涼しくて快適で自分もすぐに日没前の19時前には寝落ちした。爆睡。
きっと自分も爆音だったのではw |