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「怠惰放蕩徒然日記」








この方を熱愛しているのは日本でも多分数名だろうなあ…
というわけでジェイソン・フレミング知名度向上草の根運動やってます。



ぐうたらな日常の中で思ったりやらかしてもーたことなんかを書いてます。
文章が変でも不快になっても、お願いだから怒らないでくださいませ。
映画の感想とか、こっちに書いてます。良かったらどうぞ。

あたしにとっての聖地であるさんを応援させていただいております

おまけ頁(自分以外の人が読んでもなんも面白くない、自己満足すぺーす)

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2005-01-04 嫌いなもの
2005-01-01 2004年映画生活のまとめ
2005-01-01 新年の御挨拶 続き
2005-01-01 あけましておめでとうございます
2004-11-07 すっかりごぶさたしております
2004-10-03 だはははははははは
2004-10-03 感覚が狂ってきている
2004-10-03 食事中の人は読まないでください その2
2004-10-03 開戦!!
2004-10-03 開戦!!その2


2005-01-04 嫌いなもの

この話、結構いろんな人に話しているので「もう知ってるよ」って人にはごめんなさい。

最近ってかここ半年くらい、鳥肌立つくらい嫌いなものがある。ものってーか【声】なんだけども。

全然いままで気にならなかったのに、突然その声が嫌いになった。

誰の声かは知らない。でも、あたしの娯楽生活の中では非常に遭遇する機会の多い声。


その声の持主は…予告編のナレーションしてる男性。

映画館で予告が始まると、6割くらいは彼の声だったりする。

なんかね、いやなんですよ。

タイトル読み上げるときにちょっと溜めてるとこが鳥肌たつくらい駄目なんだな。

「そんなん言われたってわかんねーよ」って人が殆どでしょうね、ごめんなさい。


なんかこの声嫌いだなって感じたのは「2046」んときだ。

「にーぜろ  (溜め) よんろく」

この「溜め」に背筋がざわっとした。かなりの不快感。

そして「マイ・ボディガード」で「もう駄目だ、この声真剣に嫌いだ」と確定した。

「まい  (溜め×2) ぼでぃがーど   このこを絶対(溜め)守りぬく」…うぎゃー!!

ふと気がつくと、彼はいろんな予告編のナレーションをしている。

「れでぃ (溜め) じょーかー」
「おぺらざの (溜め) かいじん」
「いんふぁなるあふぇあ むげん(溜め)じょきょく」

「砂と霧の家」では結構な長文をこの調子で読み上げてくれて、「ごめんなさい、あたしが悪かったです、もうやめてください」状態。

うちにあるDVDを観てたら、その予告編でもでくわした。
(友達にDVDをビデオテープにダビってあげる場合、予告編を最初に入れるのがあたしの癖みたいなもんなのだ)

「ともへ ちんぐ  おれたち(溜め) 遠くへきすぎたよ」…ぞわぞわぞわー

うちにあるDVD300枚弱のうち、多分彼の声は100枚くらいに入ってるんぢゃなかろうか。


この人個人に恨みはない。
ただ、どうしても生理的にうけつけないもんがあるんだな。

他の人に聞いても「そおかあ?」って言われるんで、単にあたしが彼の波長とシンクロしてしまえないだけなんだろうけども。

映画館でしか「遭遇」することはないと思っていたんだけどね。
でもね、先月のあたまだったかな、朝、テレビをつけたらいきなり彼の声がしたの。

「れでぃ (溜め) じょーかー」…朝から一気に萎えました。


あたしは予告を観るたびに「この映画,早く始まってくんねーかな」と願うことが多くなった。
公開されたらその声を聞くことはなくなるですものね

ただし、それが終ってもまた別の予告で「彼」とは遭遇することになるんで、あたしの【無間道】はまだまだ続くのでありました。

あたしと映画を観に行ったとき、あたしが予告で突然「うわー」とか言い出したら、それは単に「彼」の声に鳥肌たってるだけなんで、御容赦くださいませ。

今、想像できる「最悪」の事態は、「オペラ座の怪人」あたりのTVCMで、
「泣きましたー」とかいう素人のコメントが入ったうえに「おぺらざの(溜め)かいじん」ってタイトルコールが入るということだな。

あたし個人以外にはどうでもいいしょーもないネタでごめんなさい。

【余談】
彼の「最新作」はデ・ニーロとダコタ・ファニングちゃんの「暗闇のかくれんぼ」。

「まあだだよ」と連呼したあとに【もう (溜め) いいよ】…これはちょっと笑った。
でももう聞かなくてもいいけどもね。

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2005-01-01 2004年映画生活のまとめ

観た本数 136本 作品数 103作品

あたし的 金出した甲斐があったね映画(観た順番 ◎は特に良かったもの)
◎ミスティック・リバー
◎アドルフの画集
グッバイ・レーニン!
ゼブラーマン
CASSHERN
◎KILL BILL vol.2
◎クレヨンしんちゃん 夕陽のカスカベボーイズ
ビッグ・フィッシュ
レディ・キラーズ
シルミド
◎花嫁はギャングスター
カーサ・エスペランサ 赤ちゃんたちの家
◎ラブドガン
キング・アーサー
華氏911
バイオハザードU アポカリプス
ヴィレッジ
◎インファナル・アフェア2 無間序曲
◎珈琲時光
◎SURVIVE STYLE5+
ナイトメア・ビフォア・クリスマス デジタルリマスターバージョン
◎お父さんのバックドロップ
オーバードライヴ
◎モーターサイクル・ダイアリーズ
◎笑の大学
◎ディープ・ブルー
レディ・ジョーカー
SAW
マイ・ボディガード
カンフーハッスル
◎エイリアンvsプレデター

あたし的 金返せ映画(観た順番 ●は特に「うぎゃー」だったもの)

ハリウッド的殺人事件
●ホーンテッド・マンション
ブラザーフッド
スチームボーイ
リディック
LOVERS
NIN×NIN
●トゥー・ブラザーズ
テイキング・ライブス
デビルマン(ただし、「笑かしてくれた」って点では「出した甲斐あり」に入れてもいいかもな)
●僕の彼女を紹介します

うん、まあ、いい映画のほうが多かったから、当たり年だったってことでいいんでしょうね。

さて、今年最初は「カンフーハッスル」…1本目から作品数カウントできないよ。先が思いやられるなあ。

ま、今年も100本あんど100作品ってことで頑張りますです。
頑張ったって誰に誉めてもらえるわけでもないですが、個人的な満足ってことでいいですやね。

30代最後の年も映画で埋めるのか…ま、いいかあ。

最後に。
あたしは「映画マニア」ぢゃありませんですからね。
「マニア」ってのは「TVチャンピオン」の予選に出れるくらいの知識を持っていることってのがあたしの見解で、
あたしにはそんな知識は全然ありませんですから。

いや、最近「マニア」って言われて必死で否定しているもんで。

というわけで、今年最初の日記でした。
2回目はいつになるかわかんないですけどね

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2005-01-01 新年の御挨拶 続き

というわけで、大河はとりあえず観ますですわ。

大河は観るけど、明日の12時間ドラマどうするかなあ
「国盗り物語」は司馬先生の作品の中でも大好きなものの1つだったりします
ランキングつけるとしたら「燃えよ剣」と同率首位くらいでないかなあ

しかし、信長が役立たずやらせたら日本一伊藤英明なんですわねえ。

蝮の道三が北大路さん、渡部篤郎さんの光秀、杉本哲太の細川藤孝、なんて魅力的なキャストなんですけどね、かなり。
特に相島一之さんの足利義昭なんて滅茶苦茶ツボ。
でもなあ、伊藤くんぢゃなあ…

その昔、前田利家を上杉祥三さんが演じてるってだけで「太閤記」を12時間観続けたあたしが、
(坂上忍の「殺生関白」が結構良かったんだ、これ。あと白竜さんの黒田如水が最高だった)
たった一人のために「どうすっかなあ」となっているんだから、年を感じますな。
年のせいか、伊藤くんがそんだけ強力なのか。

まあ、一応ビデオ録画はしておきますが。

リアルタイムで観ないのは、明日から毎年恒例である「旦那の両親との悪夢の温泉旅行」だから。
今年も孫まだか攻撃(しかもアルコールまわっての)がくるんだよな。
具合悪いってことで、部屋にこもってようかな。

というわけで、今年最初の日記はこんなしょうもないことばっかでごめんなさい。

さすがに映画15本分はパソコン貸してくれないでしょうから、このくらいで

あ、これだけはどうしても言いたい
僕の彼女を紹介しますはとんでもないクソ映画でした
キム・スロが出てなかったら、あたし間違いなくスクリーン破いてたな。

あ、そうだ、もう少し交渉して、書くことあったんだ。
というわけで続きます

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2005-01-01 あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いいたします

昨年末、長いこと頑張ってくれたThinkpadくんがついにクラッシュこいてしまいまして
只今旦那に頼み込んでパソ借りて御挨拶しております

デスクトップを今旦那が作成してくれているとこなんですが、
いかんせん彼は今回もまた2週間しか日本にいない状態でございます。
帰国してる間に出来てくれたらいいんですが、どうなることやら。

というわけで、携帯で連絡とれる方には既に連絡いたしましたが、
あたしと個人的におつきあいがある方で、あたしになんぞありましたら携帯のほうに御連絡いただけたら幸いでございます

新年の挨拶がこれだもんな、ごめんなさい


なんか新年ぽいこと…

あ、今日、カンフーハッスル観て来ました。二回目。
旦那と二人で映画なんて少林サッカーインターナショナル版以来だ…ちゃうしんちーばっか。
少林サッカーほどはちゃめちゃではないものの、あたしはこっちのほうが好きです。
パンフでオーケンが言っていたように「心だけドラゴン」の人にはたまんない作品だろうなあ。

あとはですね…そうそう、大河の「義経」
あたしゃこの時代は大好きですが、好きなのは義経のあんちゃん全成さんと北条義時さんのみ。
義経に関しては「判官贔屓」なんてことは一切ない、「歴史に残る馬鹿」としか見てない奴です。

だからタッキーが義経ってことは、悲運の人って描き方するんだろうなあ、義時さん出番ほとんどねーだろうなあ、と見る気が皆無寸前だったんですわ。

が!!!
観ますよ、これ。
中井貴一さんの頼朝なんて、とんでもなく愉しいぢゃありませんか。
ヒラカンさんの後白河法皇なんてたまりませんですわ。
清盛は渡哲也さんときたもんだ。
他のキャストは誰になるんだろうなあ。
タッキー主演ってことで、いったい「平家きっての美少年」敦盛は誰が?
(昔東山くんの義経では大沢樹生がやってたな)
なすのよいちとか出てくるかな(同上では諸星くんがやってました。哀しいほど下手だった)。
巴御前は??
そうだよ、観ないといかんぞな。

(長くなってきた、暫くまたかけないだろうから続きます)

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2004-11-07 すっかりごぶさたしております

最近めっきり働きものになってしまいました。
どういうわけだか真面目に大忙しで仕事しております。

そしてこれまたどういうわけだか、最近頭に焼きついて離れない言葉があります。

先日観た「SURVIVE STYLE5+」で小泉今日子さんが荒川良々に

頑張るのは当たり前なの。


仕事なんだから、頑張るのは当然なの



…そうなんだよな、頑張って仕事してるって思ってても、仕事なんだから頑張るのは当たり前なんだよな。


あたしのバイブルとも言える本ここまできてそれなりにわかったことに、「がんばれ!」という言葉に言及したものがある。

「がんばれ!」という言葉は、いちおう気にしてはいるけれど、
とりあえずそれはお前の問題であって、自分には直接関係ないことなのよ、
というところをはっきりとさせておくためのアピールであるということ。
だから「がんばれ!」と言われて奮い立つ必要はないのよ、ということ。



まあ、真面目に考えると凹むだけなんですが、

「頑張るのは当たり前なんだわさ。自分の問題なんだから、自分で頑張るしかないんだわさ」

というのが現時点でのあたしの状況でございます。


まあ、どうでもいいことなんだけど、そんなこんなで、こんな感じです。

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2004-10-03 だはははははははは


今日は洋画劇場で「火山高」やってるのだ

あれ?茶のブレンドがカットされてるぞ。
あれ?チャン・リャン(愛するキム・スロさま)登場場面がカットされてるぞ。

でもいいや。この映画大好きなんだもん。

なんかもっかいじっくり観たくなっちゃったな。
明日あたりDVDで見るかなあ。

ホ・ジュノさま登場までまだしばらくあるし、のんびり待つかなあ。

…カットすごいけど、チャン・リャンが「生まれて初めて人前で膝を折る」場面はしないでくださいよ。
あの【一瞬の躊躇】って表情にあたしは永遠の愛を誓ったんですから。

うわー、キム・スロくんが出た!!
というわけで、映画観ます。うひゃー

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うぃーす。おしらせメールありがとでした。でも……見逃した!!(;0;) / みなみ ( 2004-10-04 23:39 )

2004-10-03 感覚が狂ってきている

4月から自分の仕事の内容が変わったんす。

納品された部品の検査担当になったわけで。

ノギスやマイクロメータやトリモスや工具顕微鏡なんかを使って、微細な世界に身を置いております。

1/1000ミリ単位の測定なんてザラで、許容される誤差値は0.01ミリくらいってのが多い。

そんな世界にいるから、こないだ許容誤差値が0.1ミリっていう部品の図面を見て、あたしはつぶやいた。

随分とでかいね、これは〜


…ふと冷静になって考えた。
日常生活で0.1ミリって、とてつもなく小さいぢゃないですか。
それをでかいと感じるなんて…職業病ってやつになってんのかなあ、たった半年で。


先日、誤差値の範囲が 0 〜 -0.02 って部品があった。
誤差値 -0.024 

「うわ、随分狂ってんなー」

納入業者さんに頼んで手直ししてもらうことになったんだけど。

…ふと現実に戻った。
0.004ミリなんて、水も通らない厚さだもんな。

いやあ、参りました。

そういえば、前の受入業務んときは「重さ」に対する感覚が狂っていたんだっけ。

運送屋さんが持ってくる荷物で、現場に直接持ってってもらうものがある。

で、現場には重さを言う。1トンを超えるとフォークリフトを使わないといけないんで。

け「Nですー。おはよっすー。今日は450kgっす」
現「おー、今日は軽いね」
け「そっすねー。結構軽いかも」


…450kgって軽くないよな、冷静に考えると。

今でも後任の人が重さを連絡しているのを聞くと「ああ、今日は軽いんだな」とか思ってしまう。

重さと幅…日常生活に支障が出てきたらどうしよう。
まあ、大丈夫だとは思うけどね。

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参考のために。紙一枚の厚さが約0.1mm。この厚さを「でかい」と思う自分が… / valkil ( 2004-11-07 16:09 )

2004-10-03 食事中の人は読まないでください その2

ってなわけで、今回もタイトルで警告してありますからねー


前回あたしが「う●こが大好き」とかましてしまったHさんとの低次元な小競り合いは地道に続いている。

先日も彼女は楽しそうに嬉しそうに「う●こ話」をかましていた。
それを聞いていたあたしは露骨に顔に出たらしい。
(だって1/1000ミリの測定してたんですものー)

Hさんは言った

あーら、ごめんなさいねー。Nさんってう●こ嫌いなのに〜


…あ…
もしかして「話」を入れ忘れました?

「いやあ、好きと嫌いしかカテゴリがないんだったら、嫌いのほうに入れておいてくださっていいです」


なによそれー。自分だってするくせにー

「そりゃしますよ、人間ですから。でも好きぢゃないですよ」


やな感じよねー

いや、やな感じでもいいですよ。とりあえず食事前はやめてくださいね。


鬼に逢うては鬼を噛み、仏に逢うては仏を噛む…最近あたしはこんな状態になっている。
いかんなあ。反省してるんですけどもね、どうも駄目ですねえ。

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2004-10-03 開戦!!

…いや、いくらあたしが好戦的でも、意図的に始まったわけぢゃないんですけどね。


えー、ここ暫く派手な、そして低次元なバトルが続いております。

相手は「馬鹿息子」。

長いこと彼女ができなくて(うまくいきかけると駄目になっちゃってってのの繰り返し)嘆いていた「息子」にやっと彼女ができた。
中学校の同窓会で再会した女の子。
みわちゃんというんだけど、小さい頃自分の名前がうまく呼べなくて「みゃー」と言っていたので、今だ呼び名は「みゃー」。

そのみゃーちゃんは小さい頃からずっと「息子」が好きだったらしい。
「息子」の初恋の相手も実はこのみゃ−ちゃんだったそうで。
で、めでたくつきあうことになったのでした。
今は「息子」のマンションで半同棲に近い状態になっている。

単体では悪い子ぢゃないんだよね、このみゃーちゃん。
「息子」も単体では悪い奴ではない。馬鹿だけど。
でもさ、この二人が揃うと、絵に描いたような馬鹿ップルになってしまうんだな。

人前でキスしたりしないだけましなんだけど(そのへんは「息子」の実の母上の躾の賜物ですな。
「それをやりたかったら、生まれ変わって外人さんか動物になってからにしなさい」って言われてるそうだ)
ずーっと手をつないでる。まあいいんだけども。

現役大学生のみゃーちゃんは家庭的な子で、「息子」が仕事に行くときはお弁当作ってあげたりしてるようだ。
確かに料理は上手。クッキーやケーキを作ってくれたことあるんだけど、ほんとにおいしかったからな。
彼女の料理を褒めるのはいいことだ。でもそれは場所選んで欲しいよな。

元居候の実家は小料理屋をやっている。
1ヶ月くらい前に、そこに食事に行った(あたし酒飲めないからね)。
この店の板前さんは、「岡星さん」と呼ばれている。「美味しんぼ」の岡星さんに似てるんだ、ほんとに。
で、自分の料理にすんごくこだわりを持っている。「ひとくふう必ずね」が口癖。

そこで「息子コンビ」はやらかした。
いつでもどこでも「はい、あ〜ん」…千円やるからよそでやれよ。

「あーんして、みゃー」
「あーん…おいしい〜」
「だろ?でもみゃーの料理の方がもっとずっとおいしいよーん」

…岡星さん、露骨に嫌な顔。そりゃそうだわな。
元居候が厨房に入り必死にフォローしたらしく、ことなきを得たけど,
【流血沙汰になっても不思議じゃなかったよ。あの人プライド高いから】…あの傍若無人な元居候が慌てるんだから相当やばかったらしい。

「息子」の親友マコちゃんは、10年近く付き合っている彼女がいる。
親友であり恋人であるって感じの理想的なカップルだったりする。
その彼女があたしに言った

「あの二人と出かけるのは、あと三ヶ月くらいしてからでないと駄目ですねえ」

…そっか、あたしより一緒にでかける回数多いんだろうからねえ。そりゃしんどいなあ。


とにかくその日の帰りはあたしが説教することもなかった。だって元居候がガンガン言ったから。
おかげでこの二人は現在疎遠になりつつある。

「うちの板前さんはプロだぞ」
「確かにそうだけど、みゃーの料理は本当にうまいんだからしょーがないだろ」
「だとしてもメシ屋でそーゆーこと言うな」
「おまえ、ひがんでんだろ」

…あー、もう、馬鹿!!


というわけで続きます。

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2004-10-03 開戦!!その2

そしてあたしはこの馬鹿ップルと映画を観に行くことになった。
一人で行く予定だったんだけどもね、「インファナル・アフェア2」。
でも、第一部を観たみゃーちゃんが、是非観たいと言うので&(どういうわけだか)一緒に行きたいと言うので。
まあ、三回目だからいいかなと。しかも「息子」の奢りだってーから。

さあ、開戦です。元居候の店の話は「前フリ」だったんです、長かったんですけど。


みゃーちゃんは緊張していた。
最初に会ったときは釘が打てるバナナの状態でがっちがちになっていた。
マコちゃん・元居候・むっちゃん(我家の食客軍団)とかが
「たけちゃんの家族より、あのねーさんに気に入られることが大事だから。
あのねーさんに嫌われたらもう駄目だと思ったほうがいいからさ」って面白がって煽ったから。

あたしはべつに息子とは一適も血がつながっていない、薄い親族関係だからさ。
(うちの亭主の妹のダンナさんの甥ッ子。あたしは彼の実の叔父の義理の姉になります…この説明でわかります?)
だから付き合おうが駆け落ちしようが心中しようが、そんなん知ったこっちゃないんだわ。

だいたい昼から呼び出されてガッチガチに固まった彼女と二人にされて(「息子」は新車(バイク)の点検で彼女おいて行ってしまった)
そんでなくても不機嫌だったのにな。

とにかくこのときの会話が不満足なものだったようで、みゃーちゃんは「おばさんに気に入られる」ことを目標にしたらしい。
いいんだけどな、そんなことは。

とりあえずMOVIXさいたま。
やな予感したんだよね、予告の時点でもしゃべくり倒しまくりで。
「2046」の予告でひゃいひゃい騒ぐ。トニー・レオンがお好きらしいです。まあ奇声発するのは人のこと言えないけどもね。

でもまあ本編始まったらきっと…

(20分後)

うるっさいなあ、死ねよ、まったく

…無意識に出ちゃったんです。ほんとです。

ポップコーンを「食べます?」とか言ってきたり、「クッキー焼いて来たんです」ってガサガサやりだすし、
それでもあたしは真ん中に座った「息子」をつっついて注意を促したんですわ。

でもずーっと喋ってる。エディソン・チャンを観て「この人、アンディ・ラウですよね」
…はい、第1章でアンディ・ラウがやってた人の若い頃ですね。

かわいいんだけどね、確かに。「わがまま王子様」って感じがツボだしな。
でもさ、映画観るときにはじっくりゆっくり静かにみせてね。後ろの席の人が凄くやな顔してるよ。
前の席の人も何度も振り向いてるしね。

(続きます)

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