2002-07-03 暴走ガンちゃん
2002-07-03 だー!!!!
2002-07-02 当り年
2002-07-01 傍迷惑
2002-06-28 2002年上半期、あなたの好きな映画はどれですか？？
2002-06-28 予定変更
2002-06-28 単独鑑賞
2002-06-26 この映画が観たい!!
2002-06-26 ぎゃー!!
2002-06-26 99の嘘と１の真実

月曜日の昼休み、ミリから携帯にメールが入った。
『帰りに食事しない？』

ってなわけで、会社終わって、うちの近所のロイホでミリと待ち合わせ。
数年前なら時間どおりに来たことなんてなかった彼女が、ガンちゃんと同居しはじめたおかげで
15分前には必ず来るようになった…恋愛のパワーってすごい。
（あと、人の食ってるもんに手を出さなくなり、映画の最中に喋らなくなった…恋愛のパワー、おそるべし!!）

開口一番、31年つきあってる幼なじみは言う。
ガンのすけは、どーしちゃったの？
…なにが？？

話を聞いて偏頭痛が起きた。

先週末実家に戻り、その帰りに「鬼が来た！」を観に行った。
で、彼はあたしがここ一ヶ月、熱病のように浮かれている『澤田謙也さま』を目にした。

この男、物心ついたころから、何を血迷ったかずぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっとあたしにくっついてまわっている。
（あたし・ミリ・ガンちゃん・はっちゃんの母親同士が親友なので、身内同然のつきあいをしているのでし）
ここ数年は、どういうわけだかひたすらあたしを保護し、守り、世話を焼くことに生きがいを感じている…いい迷惑。

そして今回、またしても血迷った彼は、やってくれました。
朝、ちょっとでかけていき、戻ってきたら、丸坊主。

更に「俺は髭を伸ばす」と宣言し、上半身の筋力増強トレーニングメニューを組み、
大家さんであるミリに「どうやったらドスの聞いた低くて太い声になれるか」と聞いてきたらしい。

呆れたミリが理由を聞いたら、『どんちゃんのためだよ』…あいたたたたたたたたたた

あの男、酒塚猪吉小隊長になろうとしてやがる!!

とにかく事情を説明した。
しょーがない、協力するしかないでしょうね
…をい!!

忘れてた。
ガンちゃんが（うちのパパ同様）あたしのためならなんだってやらかすように、
ミリもまた、ガンちゃんのためならなんだってやらかすやつなんだった。
しかもミリには別れた亭主からふんだくり続けている巨額の財産がある。
…どうしよう。

もしガンちゃんが整形して、謙也さまと同じ顔になり、同じ胸囲を手に入れたとしても、あたしは絶対に恋愛対象になんてしないっての。
たとえ彼が謙也さまより13cm背が高いという点を考慮したとしてもね。

「ほっとけばいいって。ガンのすけは、けいこちゃんのために努力している自分が好きなんだから」
…相談してきたのあんたのほうなのに、アドバイスしてくれてどーすんだか。

やつはいったいどこまで暴走してしまうんだろうか。
勤務先の同僚やお客さんで、彼に本気で惚れてる女性はかなり多いようだ。
常に冷静で、状況判断が的確で、更に底が読めない謎めいた雰囲気がいいらしい。
（ジムに行ったときに、サウナで話し掛けてきた人からの話）

…ただの心配性で過保護の変人だっての、あの馬鹿たれは!!

「羨ましいわぁ。彼にあんなに大事にされて」って言われることがある。
代わります。すぐにでも、是非に!!

あ、すぐは駄目。福岡行きたいから、戻ってからってことでいいなら。

…あたし、ついに一人の男にアタマ丸めさせちゃいました。
どこまで暴走するんだ、あの男は。
やっぱりちょっとつきあい考えようかなぁ…アタマいたい…

先頭 表紙

あんまり『予定変更』ってのは好きではない。
こないだみたいに「KT」試写の前日、「ALI」の試写状が届いて、
しかもそれがウィル・スミスの舞台挨拶があるってんでもない限りは。

ドライブとかでも「あ、なんか、知らない道がある」って脇に入ったりするの嫌いだし、
渋滞してても、絶対裏道とか使わないで、その場で耐えるタイプ。効率悪いんだろうけど。

今週の予定は、今日と明日「鬼が来た！」に連続で行き、金曜から福岡。

…が、急遽今日の予定変更。

今のあたしは「鬼が来た！」を見に行くって予定をたてたら、大概のことで変更しない。
不謹慎な例えだけど、もし今、親分が突然ポックリいったとしても、
葬式の合間に、なんでもいいから理由でっちあげて、新宿武蔵野館に向かうことは疑いもなく言いきれる。
自分でも『常軌を逸したはまりこみ』だってことはすっごーくよく自覚してるんだけど、でも駄目。

だって今週いっぱいだもん。
９月に仙台まで観に行く予定（ってーか、決定!!。I-coちゃんにも逢いたいし♪）とはいえ、
マー・ターサン、トン・ハンチェン、そして愛する酒塚猪吉小隊長にしばらく「逢える」機会がなくなってしまう。
DVDになるかどうかも不安だし。

だから、並大抵の理由では予定変更は有り得ない…はずだった。

「鬼が来た！」は二つの麻袋からはじまった。
そしてあたしの予定変更は、一本の電話からはじまった。

「お義姉さん、明日遊びにいってもいい−？？」…義妹から。

福岡行くんでしょー？？
その前に逢って渡したいもんあるんだー

…ハイ、ワカリマシタ。ヨロシク。
「カラー・オブ・ペイン　野狼」のサム・リーのようなヘタクソな日本語で応えてしまったあたし。

親分がくたばるってことよりも強力な理由が『親分の身内がらみ』。

帰って来てからでいいのにー!!
なにを渡したいっていうんだ。もしかしてゆやさんと彼女は知合いで、手土産でも頼まれるのか？

あー、もー、まぢで泣きたいですよ、あたし。

いいもん。明日、ししょーと行くんだもん。
ししょーが仕事で行けなくなったりしたら、一人でも行くもん。

福岡には『澤田障害』の余韻ひきずったまんま、行くんだもんさ。

…今日はまぁいい。「明日があるから」ってのがあるから、まだそれが救いになっている。
でも、明日。もし明日の予定を狂わされることになったりしたら、悪いがあたしはブチ切れるぞ。

たった一人以外、確実にここを読んでいない、あたしの身内の方々へ。
ってーか、けーすけ（従弟）、連絡網まわしてちょーだい。
なにがあっても今日から来週あけまで倒れたり出産したり死んだりしないようにお願いしますってね。

（あ、まぢで回さないでいいです。ババアが死んだときみたく、また顰蹙かうのやだから）

こればっかりはいくらガンちゃんでも『阻止』はできないだろうからなー。


しかーし、なんでまた義妹は、こんなときにー!!
まさかとは思うけど、親分の嫌がらせか？？
…いやいやいやいや、理不尽でガキでうそつきだけど、こういう嫌がらせは間違いなくしないって断言できるやつだ。

単にあたしが『不運』なだけ。

『なんだよ、そんなくらいで。くっだらねー』って思われたかたも多数いらっしゃるでしょうが、
あたしにとっては、かなりの大事だったりするのです。苦笑しながらでいいですから、哀れに思ってやってくださいませ。

しくしく…

先頭 表紙

今年は、映画好きの人たちにとっては、『豊作』の当たり年なのかもしれない。

とにかくばしばし当り作品が出ている。

大作では「ロード・オブ・ザ・リング」「地獄の黙示録・特別完全版」
娯楽アクションだと「ジェヴォーダンの獣」「少林サッカー」「ブレイド２」
感動系なら「シッピング・ニュース」「海辺の家」「あいあむさむ」「マジェスティック」

そして、地味系の作品は、これがもう大当たり。
通常なら名前も知られずに埋もれていきそうな作品に、物凄いパワーがある。

昨年は『山の郵便配達』『蝶の舌』『ドッグ・ショウ！』『メメント』がそうだった。
（メメント観たのは今年だけどね、あたし）

今年は現時点で『あたしの人生最高の映画』と言い切っている【鬼が来た！】をはじめとして、
「友へ　チング」（いやー、参りましたね。鮮烈でした）
「レイン」（クレヨンしんちゃん観るまでは、今年一番の号泣映画だった）
「セッション９」（いやー。ぞくぞくしました。こういう怖さって好き）
「es」（後味悪いです。もやもやします。でもすごい作品です）
「ミスタールーキー」（ちょっとメジャーかな。でもこれめちゃくちゃ後味良かった）
そして「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」。

何年かに一本でいいから、こういう作品と出会えたらラッキー!!ってクラスの映画がざくざく出て来る。

…すっげーなー。いやいやいやいや。
自他ともに認める映画好きのあたしとしては、嬉しくてしかたない。
だってまだ今年は半分くらいしか過ぎてないんだわね。なのにこれですもの。

残り半分が全部『模倣犯』みたいなクソ映画だったとしても、多分年間通算したらプラスで終われるかもしれない。

さてさてさてさて、下半期はどんな作品が出て来るんだろうか。
マット・デイモンが元CIAエージェントっていう作品があったっけな。
あのジミー大西くんが、アクション・カーチェイスですって。
彼はこういう組織では、どう考えてもデスクワークの人ではないのかな？

まぁ、「チャリエン」で、あのいかにも運動神経があたしと同レベルのドリュー・バリモアをそこそこに動かしてみせた
「ワイヤー＆CG」ってもんがあれば大丈夫だろうとは思うけど。

この映画は、そのあたりに興味があって、それで是非観てみたいかな、と。

今チェック入れてる単館系は「金魚のしずく」「笑う蛙」、そして「悪魔の毒々モンスター　新世紀絶叫版」「ゴースト・オブ・マーズ」。
毒々モンスターなんて、何年ぶりだろうなー。うぷぷー

あ、「月のひつじ」は是非観たい。
サム・ニール主演の、感動作品らしい。

…うん、下半期もやっぱり楽しみだ♪
映画好きの皆さんには、いいおしらせかな（大袈裟だってーの）

先頭 表紙

待たされるのが嫌いだから、人を待たせることをしない」同様、
「映画観てるの邪魔されるの大嫌いだから、人の邪魔をしない」のが鉄則のあたしですが、
やってもーたです。非常に傍迷惑なことを。

土曜日、新宿武蔵野館で「鬼が来た！」を鑑賞。
普通６回目ったら、飽きてもよさそうなもんだ。でも、やっぱり画面にどっぷり浸り倒すあたし。

戦に敗れて、疲れて帰って来た隊長に「ああああああ…あふー…抱きしめてあげたひ!!」と思い、『澤田障害』起こす。
そして、リウ老が「人を斬る前に、そのバック転とかは必要なのか？」と思うようなパフォーマンスを始めた。

ぐう

…うわ!!

そういえば、前の晩にテリヤキバーガーを四分の一個、カロリーメイト２本、チキン１個（ちっこいの）、たこ焼一個を食って以来
12時間以上…ってーか、21時間も珈琲以外のものを口にしてないな、あたし。


うわ、やばい。
ガンちゃんが即座に持っていたコーラを寄越す。

ぐうぅぅぅぅ

…うわー、中途半端にものが入ったもんだから胃が騒ぎ出した!!
必死で胃を抑え、ジャケットを巻きつけ、音を隠そうとするあたし。

ガンちゃんが突然外に出ていった。
…たのむから、おいてかないでくれって。うわー!!

ぎゅるるるるるる
…うわー!!
外に出た方がいいんだろうか。
でも、もうすぐ謙也さまが出て来るー!!

彼はしばらくして戻って来た。
差し出したのは、ちゃんと剥いてあるスニッカーズ。

…ナミダが出た。
チョコレートって、こんなにおいしかったっけ。
ピーナッツって、こんなに香ばしくてうまかったか？

最近、ほんとうに「食」に対しては『小さな幸せとありがたみ』ってやつを身に染みて感じている。

そして、やっぱすげーな、スニッカーズ。
「おなかがすいたらスニッカーズ」っていう謳い文句は伊達ぢゃない。
あんだけ唄いまくってた腹の虫、一気に眠りに就いてくれたもん。

おかげで、酒塚小隊長登場!!の場面以降の『澤田障害連続発病タイム』はどっぷり浸れましたわ。


映画が終わって一服。
ガンちゃんが妙に嬉しそうだ。
「やっぱりどんちゃんは俺がいないと駄目だなー」…あいたたたたたたた。

確かに朝から実家に帰ったりでお世話になってるし、映画の最中も、彼がいなかったらどえらいことになっていた。

「ありがと、ガンちゃんのおかげ。助かった」とお礼を一応言う。

「まったく、どんちゃんはなー。俺がついてなかったらどうなっちゃうんだろーなー」
…別に。なにも変わらないと思うさ。
亭主もあなたも「いてくれたほうが人生は面白いし便利だけど、別にいなくても支障なく楽しく人生送っていける」ってスタンスでしかないもん。

なんてことも言えない。疲れてるし、送ってもらえないで「電車で帰れ」って言われるのやだから。

「そだねー。ガンちゃんいてくれて、ほんとうに助かってるしねー」…嘘はついてないから、アリだよな。


なにはともあれ、6月29日、新宿武蔵野館。
19：00〜の回で「鬼が来た！」をご鑑賞だった皆様、ほんとうにご迷惑をおかけいたしました。
満席だったから、かなり多くの人に迷惑を…

この場を借りて、お詫びさせていただきたいと思います。
本当に申訳ありませんでした。

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2002年上半期、あなたの好きな映画はどれですか？？

ってなわけで、↑↑↑で投票を開始いたしました。
もし良かったら遊んでいってくださいませ。

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今日は「謙也さま詣で」の予定だったけど、
会社の子にチケット貰った「Unloved」って映画が、なんと今日まで。

…うん、こっちも観たかったから、今日はこっちにしよう。

だから、明日は絶対に観ないと。
実家から無事に脱出できるかどうか、19時までに新宿に行けるかどうか、
ガンちゃんの手腕に全部かかってます。

昼休みに電話して、彼をおだて倒しておかないと。

彼の「局部的な」騎士道精神に訴えることができれば、だいじょうぶ。

『どんちゃんがこんなにまでして俺に頼っている!!』

こう思わせることができたら、きっと彼は絶妙な手腕を発揮してくれるはず。

【けいこちゃん、ガンちゃんのこと「過保護」だっていっつも怒ってるけど、
自分に都合がいい場合は徹底的にその「過保護」を利用するよねー】

って、ミリぞーは苦笑する…なんか問題でも？？

そう、あたしは「ロイヤル・テネンバウム」並みの【世界一自分勝手な女】なのぢゃ。
あたしは利用できるもんはなんでも利用するさ。友達でも、親や身内の人間でも、心の底から愛してる人間でさえもね。
そのかわり、相手があたしを利用しても、怒らないし。
ってーか、あたしに利用価値があるって思えないけど、もしあるなら嬉しいしな♪

しかし、仲村トオルをスクリーンで観るなんて、「ビーバップハイスクール」以来の気がする。
謙也さまは明日まで我慢。

まぁ、今日の映画がもしハズレだったら、「うぎゃー!!」ってなるかもしれないけど、
明日の謙也さまと、トン・ハンチェンの姿で帳消しにできることは保証されてるから大丈夫。

さて、予定は決まった。あとはクソ犬「くう」、玄関のランチュウ、そしてパパの
【愛する娘がやっと帰って来たんだ。おとーさんはじっくりしみじみ夜通し話をしたいぞ】攻撃に対する心構えをするだけだな。
…帰りたくないなぁ。
…ふぅ。

でも、昔の彼氏から貰った手紙とかがママの手に渡ることを考えると、やっぱり帰らないといけませんな…しくしく

先頭 表紙

先日書いた、なにかにつけて「H」と結び付けるMさんとの会話。
先週水曜、社内某所にて。

M「今日の御予定は？」
け「新宿に映画っす」
M「デート？」
け「一人でですよ」
M「またまたまたまたー」
け「は？」
M「一人で映画観る人なんているはずないぢゃん。デートでしょ。隠さなくていいのに」

…なんで？

あたしは誰かと観るのも好きだけど、一人で映画観るのも好きだ。
特に最近どっぷり漬かっている『鬼が来た!!』（今日もまた行くの、これで６回目…なにやってんだか）は、
人に薦めていいもんかよくわからない映画だから、一人で行くようにしている。

この作品に関しては、薦めて一緒に行く相手を選ぶのがすっごーく難しい。
なんたって【日本人が観るには非常にイタイ映画】だから。
夢のあるハッピーエンドが好きな人にはまず絶対に駄目。
シニカルな笑いがすきぢゃない人にも駄目。 「運命の皮肉」に対する自嘲的な笑いを許容できない人も駄目。

幸い、ひつじちゃんもみはるちゃんも「良い映画だった」って言ってくれたからいいけど、
『あたし、こーゆー映画、駄目!!後味悪い!!』
『あんたが絶賛するから期待してたのにー。あー、めちゃくちゃ気分わるっ!!』
なんて連れにボロクソに言われてる人を上映後の一服のときに毎回何人か必ず見掛ける。

こういうとき、「一人でよかったなー」ってしみじみ思ったりするのだ。

気に入ってもらえなかったら、それはそれでいやだけど、
本当は気に入ってないのに、あたしに気を使って「おもしろかったね」なんて言われるのも、もっとやだ。

だから、自分が大好きな映画は、人を誘うのが恐いんだ。
自分が「ここは美味!!」って思っている店に人を連れていくのが恐いのと同じ感覚かなぁ。

一人だと、終わって感想をリアルタイムで語ることができなくて、それが寂しいっちゃ寂しいけど、
でも完全に自分のペースでいけるし、『あ、もう一本なんか観ようかな』って突然思い立っても大丈夫。

「一人のほうが好き。一人の方がいい」なんて言ってるわけでは全然ない。そりゃ誰かと一緒に観たほうが楽しいですよ。
でも、「一人で観るのも好き」ってことで。

これはMさんだけでなく、「一人で映画見に行く」っていうと『えー??!!よく一人で観れるよね』って言われることが最近多々あるので
この場を借りて説明させていただくことにしました。

余談ですが、「鬼が来た！」の感想はこっちにアップしてます。
これで少しはこの映画のすごさが伝われば…あたしの文章力では無理だな。

たった一人でも、これで興味をもってくれて、観てくれて、そしてもし気に入ってもらうことができたなら、
それに勝る幸福は、今のあたしにはないっす。

でも、人に薦めるような勇気はないので、あたしは「推薦」はいたしません。
だからもし観て、気に入らなくても、それであたしを責めないでやってくださいませ。

けいこ＠現在そういう女性に責められて嘆いている女、でした。

先頭 表紙

実家に戻り、パパのワンマントークショー＆納戸漁り＆証拠隠滅せんといかんって思うと、鬱になってきた。

気分を変えなくては。
今晩【澤田障害】を起こしにいくってのに、こういう気分では…
ってーか、あの映画観るのに、最初からベクトル下に向けてたら、あとが大変だ。

掛甲台布団ウォリアーズ（この映画に出てくる、非常に笑える秘密暗殺部隊）を思い出して…。

そういえば、今、めっちゃくちゃ観たい映画があったんだ。
それは「ぼのぼの　クモモの木のこと」


予告を観た瞬間「うひゃー!!」って声が出た。
さわってごらん、ぼのぼのだよ

…うわ、うわ、ふわふわぢゃないかー!!
毛がちゃんとあるー!!
さ、さ、さ、さ、さわりたひー!!

シマリスくんが「なぐらりるー!!」って…!!
アライグマくんが「でげ!!」ってシマリスくんをキックしてるしー!!
スナドリネコさんが「それは秘密です」ってー!!（森本レオの声がまた良い!!）

内容的にかなり涙腺に来そうだし、是非観なくては!!

新宿武蔵野館には、スナドリさんのでっかいぬいぐるみが置いてある（こないだはアライグマくんだった）。
このスナドリさん、すっごく欲しいぞ。たまらんぞ。

撮影禁止だから、お見せできなくて残念。
ちょっとこないだ、ひつじちゃんと騒いでしまった。

ひつじちゃんは「スナドリさんの声はもうちょっと低い声がいいなぁ」って。
【声に自信あり】の澤田謙也小隊長とかいいかも。

あ、でも、あのドスの聞いた深くて太い声は、アライグマおやぢかヒグマの親分を是非やっていただきたいなぁ。

とにかく、観るぞ。
今日、武蔵野館の年間会員になってくる予定だから
（年会費5000円で、一年間いつでも1000円で映画観れるんだってー。これはお得!!
ここって、単館系の作品もやるから、かなりおいしい。チラシの種類も豊富で、サンドイッチも美味。
生ハム・ルッコラ・ゴーダチーズのサンドがお気に入りなのぢゃ）
ここの映画館で観るんだもんね。

あ、そうか、今日もぼのちゃんの予告が観れるな。

おーっし、ベクトルが上に向いて来たぞ。
この状態をなんとか20:30まで維持できれば、あとは【澤田障害】に心置きなく陥ることができるってもんです。

今晩新宿方面に出かけられる方は、「三愛」のビル近くに寄られない方がよろしいかと。
椎間板ヘルニアをわずらっているのに、更に腰が砕けさせ、顔がへろった危ない女がうろついてますから。

ときに、ぼのぼのが公開されたら、どなたかごいっしょしませんですかい？？

先頭 表紙

ここ数年、ずーっと入退院を繰り返してるうちのママ。
今は入院してるから、おとなしくしてるかと思って安心してた。

パパから電話が昨夜かかってきた。
【あ、おかーさん月曜に一時退院でうちに帰ってくるんだよ】…そーっすか。

【そーいえばおとーさんさ、納戸整理したらおまえの古い手紙を見つけてな】…手紙??!!

【いや、おまえ、嫌いな男から貰ったラブレターを捨ててただろう。
将来なんかの記念になるかと思って、おとーさん取っておいたんだー】…なんでまたそんなことをー!!

【おかーさんに話したら、是非読みたいって楽しみにしててなー】…おーまいがー!!

血がつながっていてもいなくても、自分以外の人間の日記や手紙は読んでもいいもんだと思い込んでいる。
それをコピーしたり、内容を周囲に言いふらすことも自分だけは許されると思っている。
そのくせ自分がやられると激怒する…要は、母親でなければ絶対近づきになりたくないタイプの女だったりする。

ママの手に入ったら、何されるかわかんない。
くれた相手とまだ付合いがある場合があったりするから、その相手になんか言うかもしれない。

しかも短絡思考だから、「手紙をもらった→つきあってた→Hした」って絶対なるだろう。
それをうちの姑さんに「うちのけいこが昔つきあってた男からの手紙がでてきましてねー」って電話で話すことは疑いがない。
なんせ、あたしにいやがらせするためなら、あの人は手段を選ばない。
過保護で心配性、常軌を逸した私生活への干渉からあたしが逃げ出し、さらに「もうあたしに構うな」ってほざかれたもんだから
それまでの【愛情（らしきもの）】が【憎悪と憤怒】になってるから。

「あたしが死んでも、けいこにだけは連絡しないで。けいこに葬式こられたら、死んでも死にきれない」とまで言われてるそーな
（「おかーさんはこんなこといってるけど、おとーさんがなんとかするから心配するな」ってパパがたれこんだ）

け「パパ、お願いだから、その手紙、焼き捨ててくれない？」
パ「だったら、週末にでも取りに来たらどうだ？」

…おーまいがー!!

だって、実家、「空（くう）」がいるんだよね。玄関に陣取ってるんだよな。
あの、あたしを馬鹿にしてる、でっかい雑種の馬鹿犬。
犬が嫌いな娘のために、母親が飼うことにした【愛情の証】。

しかも玄関の水槽には「ランチュウ」と「でめきん」がいるんだよな・
金魚が大嫌いなあたしのために、母親が飼うことにした【愛情の証】。

さくっと行ってさくっと帰ってくることもできないだろう。
あたしを溺愛してるパパが、さくっと帰してくれるはずもない。親分は週末は休日出勤だ。

「…ガンちゃん、お願いだから助けて」
鬱陶しいとか疲れるとかアタマ痛いとか、日頃散々言ってるくせに、利用できるときは利用する、極悪な女、それがあたし。

「安心して、どんちゃん。おじさんの相手は俺がするから。それと、ちゃんと日帰りで戻れるようになんか考えるよ」
さすがガンちゃん、頼りになるねー

「だってどんちゃんが困ってるんだから、俺はなんでもするよ」…ちょろい奴だな。
なにはともあれ、土曜は実家。

あー、「鬼が来た！」行こうかと思ってたのに。
今日と金曜に観るからいいんぢゃないかって気もするけど、でも来週いっぱいまでなんだもん。
ガンちゃんに【19時からの上映に間に合うように帰りたい】って【指令】を出したから、間に合うかな。

先頭 表紙

うちの親分は、年中嘘ばっかついてる。
嘘ってーか作り話ってーか。

無断外泊して帰って来た翌日
【宇宙人に攫われて、やっと今逃げ出して来た】
【ドームの巨人−中日戦、延長590回で、どうしても帰れなかった】

…いつもこんなんばっか。
だから聞き流せばいいんだけど、時々本当のことが混ざってるから、これが異常にタチ悪い。

【明日、うちのかーちゃんが遊びにくるってさ】…必死で大掃除。
一晩かかって掃除して、翌日必死で料理も作った。

【だーめだって、信用したらー】…どーすんだよ、この作った食事!!
【ボクしらなーい。騙されたチミが悪いんだよーん】…殺人ってのは罪になるんですよね。残念。

これが数回続いたあとに
【明日、うちのかーちゃんくるよー】…あー、そーですか
【ほんとだってー】…はいはい、あたし眠いから寝るね。

翌日、義母から電話かかってくる。
「今日、お昼くらいにそっちにつくようにしますね」…おーまいがー!!
必死で飛び起きて、掃除開始。

ぼくは嘘はついてませーん　
…そうですね、信じなかったあたしが悪いんですね。

「友達がくる」「美和（義妹）がくる」バージョンでやられたことも年中ある。他にも多々、こんなことがいっぱい。
こんなのが８年も繰り返されているから、あたしは親分の言うことを、それがどんなに馬鹿げた嘘に聞こえたりしても
全面的に疑うってことができなくなってしまった。

埼玉県所沢駅から登山鉄道に乗った場所にあるという「ケロリン村」、
スイスの「一部」にいるという、チワワの顔をしたセントバーナード「チワワバーナード」（体がチワワバージョンもあるらしい）、
佐賀では【澤田障害】は極刑に処されるという話…

通常で考えたら、あるはずねーよ!!ってのは確実なんだけど、
「もしかしたら…」って不安がアタマの端っこに必ずある。

もし本当だったら、親分に死ぬほど馬鹿にされるだろう。
そして「だから僕はなんにも嘘はついてないぢゃないか」って言われてしまう。
…やだな、それー。

99の嘘と１の真実
この「１の真実」が、親分の最強の武器だったりするわけで。

…うちの夫婦、女房が亭主の手綱握って尻に敷いてるって思ってる人がいたら、それは大きな間違いってことをここに説明させていただきます。

そういえば、「奢るよ」と連れ出されて、喜んで食ってたら「本気にしたの？」と会計直前に言われることも年中。
これに関してはまだ本当に奢ってもらったことはない。
…んー、これの「真実」が出るのを待つ。それだけを楽しみにしていよう。

【優しそうなダンナさんだよねー。真面目そうだし】って、今日も職場の人に言われた。
その正体は、ゆやさんに言われたように【理不尽が服を着て歩いている男】なのだ。

だからお願い、誰かもってって。
…あ、あたしが三億当ててからでいいですから。

先頭 表紙