2003-11-22 お散歩
2003-11-10 大きな銀杏の木の下で
2003-11-04 秋の収穫♪
2003-10-21 これはなぁに？
2003-10-12 まろん
2003-09-25 あい
2003-09-25 未整理
2003-08-28 手荷物検査♪
2003-08-25 沖縄、宮古島
2003-08-07 三徳山　投入堂

仕事で行き詰って
自分は一人だと思いこんで
かなりまいっていた。
誰とも会いたくなくて
誰とも話したくなくて
仕事をする元気もなくて
それでも休めなくて。
でも自分の悩みや思いを
みんなに話せたとき
周りの人たちの優しさを
知ることができた。
胸のつかえがとれて
こころが少し楽になった。

いつでも迷いながら
悩みながら考える。
どんな道でもきっと同じ。
自分のこころの弱さがいやで
もっと飄々と淡々と
冷静に強くなりたいと
思ったけど
それはさみらしくないかも。

今日はらんとみんとを連れて
久しぶりにお散歩。
雨上がりの道は寒いけど
気持ちがいい。
二人に見上げられると
とってもうれしくなっちゃう。

先頭 表紙

手をつなぐのはやめた。
つながなくても
わたしにはあなたが
そこにいてくれるのが
わかるから。
大きな大きな銀杏の木の下で
雨模様の空を見上げて
紅葉には少し早かったけど
まだ緑の残る銀杏を
ふたりで見上げて。

その先のことは
誰にもわからない。
来年も銀杏の木は
そこにあるけれど。
樹齢300年のその銀杏の木は
きっとかわらないと
思うけど。

先頭 表紙

さみんちの前の
ほんの小さな庭で
一人前に実をつけた
さみの葡萄です。
薔薇のアーチのすぐ横で
すくすくと育って
うーん。３年目かな？
夫が棚を作ってくれて
小さい実をつけた頃
袋をかぶせて
さみはせっせと水をやり
蟻さんや蜂さんのえさに
なりそうになったけど
それでも秋口にはたくさんの
実をつけてくれました。
桃にブルーベリー
夏みかん、さくらんぼ
グミ、レモン、りんご
みかん、びわ・・・と
たくさんの実のなる木を
植えているのは
さみが食いしん坊だから？
うん。ちょっと酸っぱかったけど
おいしかったよ。
報告が遅くなりました♪

先頭 表紙

わかったらすごい。
さてこれは何でしょう？
秋の味覚なんだけど
栗ではない。
食べたらおいしいけど
そのままでは食べられない。
そうです。これは栃の実ですね♪
お正月の栃餅になります。

ある晴れた秋の一日。
滝を見に行った帰り道
とっても大きな栃の木の下で
自然の恵みをたくさんたくさん
拾いました。
子どもみたいに斜面を登って
あっちにひとつ。
こっちにもひとつ。
拾うたびにsamiはうれしくなって
これから冬眠するクマのように
全部を自分のものにしようと
拾いまくったのでした。
頭の中では森のクマさん♪が
たしかに流れていましたね。
ふと我に返ったとき
振り向いて見た風景が
いつかどこかで見たことのある
なんとなく懐かしい気がしたのは
なぜだったのかな？

先頭 表紙

お休みだったので
お買い物に出かけようと
隣町を車で走っていた。
海沿いの潮風が気持ちのいい
小さな旅館や民宿が並ぶ
通りです。
前方に小さな犬を散歩させている
男の人が見えました。
ついつい習性でどんな犬？と
覗き込むと
すれ違いざまに確認したその犬は
パピヨン。
黒と白の少し小さめの体。
夫と同時に叫びました。
あの子！！！！！
すれ違った車をユーターンさせて
急いで戻ります。
いない。いない。どこ？
ゆっくり歩いている男性を発見。
やはりそうだ。
以前夫の同僚だったFさん。
本当に偶然に我が家のパピを
ペットショップから買って
現在の飼い主となってくれています。
我が家ではキングと呼ばれていた
あの子は、今はマロンとなって
立派に成長してくれていました。
すこーしらん似の顔立ちに
みんとそっくりの長い毛。
とってもきれいなパピヨンでした。
しばらく遊んで携帯で写真を撮って
バイバイ♪って別れたけど
ほんとうに心がほかほかして
ほんとうにうれしくて
ほんとうによかった。
ほんとうにありがとう。
泣きそうになりました。

先頭 表紙

人は人を愛せないのかもしれません。
私は私ではないのかもしれません。
あなたは私が信じている人では
ないのかもしれません。
人は振り返ることで
強くなれるのかもしれません。
あなたはもう既に
私が愛した人ではないのかもしれません。
白い薔薇は本当は赤いのかもしれません。
３秒で切れた電話は
本当は永遠に続くのかもしれません。
私はどこまでいっても私なのかもしれません。
本当は私などいないのかもしれません。
あなたは何をしていますか。
あなたは何を考えていますか。
あなたはどこにいるのですか。
あなたはほんとうは
だれなの。
私はどうしたらいいの。
その答えはたぶんない。

先頭 表紙

お気に入りからはずして
もうどれくらいの時間が
過ぎていったんだろう。
もう自力では辿り着けない。
そこに戻ろうとは思ってないし
戻れるとも思わない。
未整理のまま放置したこころは
無防備のままでそこに
ころがっている。
今日だけはひとこと
足跡を残そうかと思ったけれど
傷が広がるだけだから
やめておくほうが無難。
そうして知らないふりをして
やっぱり気づかないふりをして
これからも生きていく。
あなたとは別の道を。
言えなかった言葉は
やっぱり言わないほうがいいのかも。

先頭 表紙

みんながさみのこけた話を
待っているみたいなんだけど
残念ながらこけなかったよ。
でも飛行機に乗る前に少し失敗。
着いてからすぐに出れるように
荷物を全部手荷物にしたのが間違いだった。
手荷物検査でさみがまず止められた。
えーーーっ！！と思いながら荷物を
みんなの前で開けるはめに。
にこやかな笑顔で係りの女性が
花火とか入っていませんか？
・・・・・入っています。・・・・・
だって沖縄の夜、みんなで花火をして
遊ぼうと思ったんだもん。
でも何でわかったんだろう？？？
結局取り上げられて大阪空港で一時預かり。
帰りに返してもらうことに。
そのすぐ後息子が。
これは携帯電話ですぐに釈放。
そうしていると今度は娘が。
コードレスヘアアイロンがやばかったらしい。
一生懸命使い方を説明している。
最後はチビさんが。
空港で買ったナイフのキーホルダーが
いけなかったらしい。
でも実はチビさんはそれ以外にも
密かに花火を隠し持っていたのだ。
見つからなくてほっとしていた。
ははは。
結局５人家族のうち４人が止められて
無事通過したのは夫だけ。
それにこりたから
帰りはいらないものは全部宅急便で送って
荷物もしっかりと預けて
最小限の手荷物で乗ったのにもかかわらず
それでも娘は止められた。
なんで？と思っているとバックから
はさみが出てきた。おいおい。
何ではさみが入ってるんだよぉ！！

先頭 表紙

行ってきました。沖縄、宮古島。
家族みんなでいけるのはここしかない。
結局４回目の沖縄です。
本島の人工ビーチはだめ。
日本海のほうがよっぽどきれい。
子ども達もそこで泳ごうとはしなかった。
でも島はいい。ほんとにいい。
石垣島。竹富島。そして今回の宮古島。
水が緑。みどり。ミドリ。
すごく不思議。なんでかわかんない。
砂が珊瑚のかけらの集まりで
すごく白いからなのかもしれないけど
とにかく緑。とってもきれい。
海って本当は緑だったんだ。
一番きれいなところにやっとやっと
たどり着いたんだなって思えた。
泳げないさみでも足の届くところで
そう。すぐそこで、水の中はもう
水族館状態。いるいる、たくさん。
いろんなトロピカルなお魚たち。
家から持ってきたウィンナーを出すと
さみの手をつついて食べにくる。
信じられない！感動♪
そこでさみは時間を忘れて年も忘れて
ただの自然の中のひとつになる。
珊瑚のかけらを拾う。
貝殻を集める。
白い砂をすくう。
そして

そしてさみの無防備な白い肌は
無残にもまっかっかと
なったのでありました。

先頭 表紙

行ってきました。
三徳山　投入堂。
登山事務所で入山手続きをして
輪袈裟をたすきにかけ
そう、精神修行の登山です。
険しいとは聞いていましたが
それは想像を絶する道のりで
いえ、道はないのです。
急な絶壁とも思えるところを
天然のカズラやカツラの
木の根っこを頼りに
自分の力を信じてよじ登る。
帰り道の心配や
下を見ては前には進めない。
大きな岩には１本の鎖が。
それにこころをあずけて
ただ上に前に進むだけです。
気の遠くなるほど昔
そう１３００年も昔役の行者が
法力で岩屋に投入れたとされる
国宝　投入堂はそう簡単には
人間の前にその姿を現さない。
道なき道をとにかく前に進み
たくさんの汗と一緒に
迷いや煩悩を落としてきて
そこではじめて身近に見ることができる。
その前面は断崖に向けての舞台造りで
手に触れようにも近づく道すらない
垂直な崖に浮かぶように建てられている。

大変だったけれど行ってよかった。
乗り越えられない壁はないのかもしれない。
道などなくても歩いていけるのかもしれない。
今と全く同じこころで永遠にいることは
たぶんできないけれど
でもそれまではそれまでの間は
ずっと手をつないで歩いていけたら。
そう思いながら。

先頭 表紙